JP2002276225A - 引き戸用補助錠 - Google Patents
引き戸用補助錠Info
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Abstract
して可動部を離反動作させることで、引き戸に固定さ
れ、操作体を他方向に操作して固定部に対して可動部を
接近動作させることで、前記固定が解除されるように構
成した引き戸用補助錠において、防犯効果を高め得るよ
うに考慮する。 【解決手段】 操作体6を一方向及び他方向のいずれの
方向にも操作不能にロックするロック手段7を設け、こ
のロック手段7によるロックを解除することで、操作体
6が一方向及び他方向のいずれの方向にも操作可能とさ
れていることを特徴とする引き戸用補助錠。
Description
の、建物の開口部に設けられる引き違い戸等の引き戸
に、施錠用として取り付けられるクレセント錠等とは別
に、補助的に使用される引き戸用補助錠に関するもので
ある。
られる建具として、例えば、引き違い戸(引き違いサッ
シュ)があり、この引き違い戸は、召し合わせ部に設け
られたクレセント錠によって施錠可能とされているが、
このクレセント錠だけでは防犯上不安な場合、窓用空調
機を取り付ける場合、又は、戸を少し開けた状態にして
おきたい場合等において、例えば、外側の戸と、戸枠と
の間で固定することで、外側の戸を戸枠側に固定すると
共に、内側の戸の開動作を規制するようにした補助錠が
ある。
た固定側係止片と、この固定側係止片に対向配置される
と共に、固定側係止片に対して近接離反動作するように
ケース本体に移動自在に支持された可動係止片と、この
可動係止片を移動させるべく回転操作される操作ツマミ
とを備え、固定側係止片を、引き戸の外側の戸の上部又
は下部に接当させると共に、可動係止片を、戸枠の、外
側の戸に対向する立壁面に対向するように配置し、この
状態で操作ツマミを一方向に回転操作して固定側係止片
に対して可動係止片を離反動作させることにより、固定
側係止片で外側の戸を押圧すると共に、可動係止片で戸
枠の立壁面を押圧して、これら戸と戸枠との間で固定さ
れるようにし、これにより、外側の戸を固定すると共
に、内側の戸の開動作を規制するようにし、一方、操作
ツマミを他方向に回転操作して固定側係止片に対して可
動係止片を接近動作させることで、前記固定が解除され
るようにした補助錠がある。
ては、戸のガラスが破壊されると、外部から操作ツマミ
を操作できるので、防犯上問題がある。本発明は、上述
のような実状に鑑みてなされたもので、補助錠を取り付
ける場合には、操作体を一方向及び他方向のいずれの方
向にも操作可能とし、補助錠を取り付けた後には、操作
体を一方向及び他方向のいずれの方向にも操作不能にロ
ックするようにすることで、防犯効果を高めるようにし
た引き戸用補助錠を提供するものである。
達成するために、次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、操作体を一方向に操作して固定部に対して可動部を
離反動作させることで、引き戸に固定され、操作体を他
方向に操作して固定部に対して可動部を接近動作させる
ことで、前記固定が解除されるように構成した引き戸用
補助錠において、前記操作体を一方向及び他方向のいず
れの方向にも操作不能にロックするロック手段が設けら
れ、このロック手段によるロックを解除することで、操
作体が一方向及び他方向のいずれの方向にも操作可能と
されていることを特徴とする。
る係合歯車と、該歯車に噛合して操作体を一方向及び他
方向のいずれの方向にも操作不能とする一対のストッパ
片と、各ストッパ片を歯車に噛み合う方向に付勢する付
勢手段と、ストッパ片を前記歯車に対して係脱操作する
ロックカムと、このロックカムを操作するカム操作部材
とを備えて構成されているのがよい。また、ロック手段
の、係合歯車と、一対のストッパ片と、付勢手段と、ロ
ックカムとはケース本体内に収納され、カム操作部材は
ケース本体に対して離脱可能で且つケース本体の外側か
らロックカムに係脱自在に係合可能に構成されているの
がよい。
にロックするロック位置と、操作体の操作を許容するロ
ック解除位置とに位置変更自在とされ、カム操作部材
は、前記各位置に保持可能とされているのがよい。ま
た、カム操作部材は、ロック位置にて、ケース本体に形
成した挿通孔を介してロックカムに形成した嵌合孔に嵌
合する嵌合部を備え、この嵌合部には、円柱状本体部か
ら径方向に突出する突出部が設けられ、この突出部が、
カム操作部材のロック解除位置にて、ケース本体の背面
側に係合して、カム操作部材が抜け止めされるように構
成されているのがよい。
に基づいて説明する。図面は、スチールサッシュ、アル
ミサッシュ、木製サッシュ等の引き戸に使用される補助
錠1の一実施形態を示している。この補助錠1は、例え
ば、ステンレス鋼又はアルミ合金等の金属材料、又は、
プラスチック等によって形成されており、固定側係止片
(固定部)3が一体的に設けられたケース本体2と、前
記固定側係止片3に対向する可動係止片(可動部)4を
有し且つ固定側係止片3に対して可動係止片4が近接離
反動作するように本体ケース2に移動自在(摺動自在)
に装着された移動体5と、固定側係止片3に対して可動
係止片4を近接離反動作させるために移動体5を移動さ
せる操作体6と、移動体5(可動係止片4)の移動を規
制するロック手段7と、ケース本体2の背面側に着脱可
能に取り付けられる蓋体8とから主構成されている。
4には、ゴム等からなるキャップ9が外嵌されている。
前記ケース本体2は、図1〜図13に示すように、正面
視略長方形の正面壁2aの、ケース長手方向両端側及び
左右方向(図3の左右方向)両端側の縁部から背面側に
側壁2b,2c,2d,2eを延出させることで、背面
側を開放状として形成されており、このケース本体2の
背面側は前記蓋体8によって閉塞されている。
2bを、背面側へ延出させることで前記固定側係止片3
が、ケース本体2に一体形成されている。また、正面壁
2aの、左右方向略中央部でケース長手方向他端側寄り
には、嵌装孔11が貫通形成されていると共に、この正
面壁2aの、嵌装孔11と、ケース本体2の長手方向他
端側の側壁2cとの間には、左右方向略中央に位置する
挿通孔12が貫通形成されている。また、正面壁2aの
背面には、挿通孔12に対応する位置に、円形の凹部1
3が形成されている。
他端側には、前記挿通孔12の周辺に一段低くした段差
部14が形成され、この段差部14近傍の、ケース本体
2の左右方向一側には、「フリー」の文字が表示され、
他側には、「ロック」の文字が表示されている。また、
正面壁2aの背面側には、4箇所に取付台座15が設け
られ、そのうち3箇所の取付台座15には蓋嵌着突起1
6が設けられ、1箇所には、ねじ孔50が形成されてい
る。
片3と嵌装孔11の間には、ケース長手方向一端側から
他端側に延びる2条のガイドリブ17が背面側に突出状
に設けられている。また、正面壁2aの背面側の、挿通
孔12よりも他端側壁2c寄りには、左右一対の支軸孔
18が設けられ、この左右各支軸孔18から左右方向外
方寄りに、後述するコイルバネ19を装着するバネ装着
部20が形成されている。前記移動体5は、図7及び図
20に示すように、正面視略長方形で背面側にその長手
方向ほぼ中央に位置して、前記可動係止片4が背面側に
突出状に形成されている。
対側の面)に、その左右方向略中央に位置してかつ長手
方向に一定の間隔(ピッチ)で弧状の歯21が突設さ
れ、後述の螺旋カム10が係合するようになっている。
また、移動体5は、その長手方向が、ケース本体2の長
手方向に一致するようにケース本体2内に収納されてい
て、可動係止片4が固定側係止片3に対向状に配置され
ると共に、歯21は左右のガイドリブ17間に位置して
いて、ガイドリブ17によって長手方向に移動自在にガ
イドされるようになっている。
片3とは反対側の端縁には、切り欠き22が設けられて
いる。前記操作体6は、図7及び図17〜図19に示す
ように、正面が閉塞状とされ背面が開放状とされた円筒
形本体部の外周部に、係合歯24aを全周に亘って多数
形成してなる係合歯車24を備えており、係合歯車24
が操作体6と一体回転するように構成されている。この
係合歯車24の背面側には、全周に亘って径方向外方に
突出する鍔23が設けられており、この鍔23及び係合
歯車24の背面側には、前記螺旋カム10が設けられて
いる。
から一体的に突設されたツマミ部6aを備えており、操
作体6は、このツマミ部6aが嵌装孔11から正面側に
突出するように、ケース本体2に装着されており、係合
歯車24の正面側外周部に形成された嵌合段部25が嵌
装孔11の縁部に係合することで、操作体6の正面側へ
の抜け止めがなされていると共に、操作体6が左右に回
転自在に支持されている。そして、ツマミ部6aを把持
して操作体6を回転させることにより、螺旋カム10
が、移動体5の歯21間に挿入して係合し、これによっ
て移動体5が長手方向に移動するようになっており、操
作体6を左右一方向に回転操作すると固定側係止片3に
対して可動係止片4が離反動作し、操作体6を左右他方
向に回転操作すると固定側係止片3に対して可動係止片
4が接近動作するようになっている。
歯車24を一体に備えたものを例示したが、操作体とし
てのツマミ部を係合歯車とは別体に形成し、該操作体を
係合歯車に取り付けるようにしてもよい。前記ロック手
段7は、図1、図2、図3、図7に示すように、前記係
合歯車24と、該歯車24に噛合する左右一対のストッ
パ片26L,26Rと、左右各ストッパ片26L,26
Rを前記歯車24に噛み合う方向に常時付勢する付勢手
段であるコイルバネ19と、ストッパ片26L,26R
を前記歯車24に対して係脱操作するロックカム27
と、このロックカム27を操作するカム操作部材28と
により主構成されている。
に、レバー式切り換えスイッチ型で、その操作レバー部
29の先端部背面に、嵌合軸部30が直交状に(背面側
に突出状に)形成されている。この嵌合軸部30は、そ
の基部30aが円柱形とされ、先端側が基部と同径の円
柱状本体部から径方向に突出した突出部47を有する嵌
合部30bとされ、前記ケース本体2の挿通孔12に挿
脱自在に挿通可能とされている。前記ロックカム27
は、図22にも示すように、円柱部31と、この円柱部
31の正面側寄りに位置して径方向外方に張り出された
カム本体32と、円柱部31の背面側に同心状に設けら
れた軸部33とから主構成されている。
部13に軸心回りに回動自在に内嵌され、軸部33は、
蓋体8に形成された支持孔45に軸心回りに回動自在に
挿通されている。また、円柱部31には、正面側から軸
心方向に嵌合孔34が形成されており、前記カム操作部
材28の嵌合部30bを、ケース本体の挿通孔12を介
して、嵌合孔34に嵌合させることで、カム操作部材2
8の、嵌合軸部30軸心回りの揺動操作によってロック
カム27が、円柱部31の軸心回りに回動操作されるよ
うに構成されている。
嵌合孔34は、略一致する形状に形成されている。カム
本体32の外周面には、円弧状の一対のカム面32a,
32bと、このカム面32a,32bの間に位置する平
坦面からなる一対の係止面32c,32dとが形成され
ている。なお、一対の係止面32c,32dは、それら
の延長面が交差するように形成されている。
3及び図24に示すように、その基端部の正面側及び背
面側には、同一軸心上に、軸部36,37が設けられ、
正面側の軸部36は、ケース本体2の支持孔18に軸心
回りに回動自在に嵌合され、背面側の軸部37は、蓋体
8に形成された支持孔46に軸心回りに回動自在に嵌合
されており、これによって、先端側が係合歯車24に対
して近接離反自在となるように、ストッパ片26L,2
6Rが揺動自在に支持されている。また、左右各ストッ
パ片26L,26Rの先端側には、係合歯車24の係合
歯24a間に係合する係合部38が設けられると共に、
該係合部38の側面に側面バネ保持部39が設けられて
いる。
のバネ保持部39と、ケース本体2のバネ装着部20と
の間に介在されたコイルバネ19の付勢力は、左右各ス
トッパ片26L,26Rを、その係合部38が係合歯車
24の係合歯24a間に係合する方向に付勢しており、
左右各ストッパ片26L,26Rの係合部38が係合歯
車24の係合歯24a間に係合することで、図1に示す
ように、係合歯車24の軸心回りの回動が規制され、操
作体6が左右一方向及び他方向のいずれの方向にも回動
操作不能にロックされるようになっている。
片26L,26Rは、ロックカム27の係止面32c,
32dに接当しており、カム操作部材28は、図3に示
すように、ロックの表示文字側寄りに(ロック位置に)
位置しており、この位置で、カム操作部材28の嵌合部
30bがロックカム27の嵌合孔34及びケース本体2
の挿通孔12から抜脱可能とされ、この嵌合部30bを
引き抜くことにより、操作体6の前記ロックが解除でき
ないようになっている。また、前記ロック位置から、カ
ム操作部材28をフリーの表示文字側(ロック解除位
置)に揺動操作すると、図2に示すように、一方のカム
面32aが右側のストッパ片26Rを押動し、他方のカ
ム面32bが左側のストッパ片26Lを押動し、これに
よって、左右のストッパ片26L,26Rが、その係合
部38が係合歯車24の係合歯24a間から離脱するよ
うに、コイルバネ19の付勢力に抗して揺動し、操作体
6の前記ロックが解除され、操作体6が左右一方向及び
他方向のいずれの方向にも回動操作可能となる。
びロック解除位置において、自己保持可能とされ、ロッ
クカムの操作と、操作体6の回動操作とが、片手で行え
るようになっている。また、カム操作部材28をロック
解除位置にすると、嵌合部30bの、円柱状本体部から
径方向に突出した突出部47が、ケース本体2の背面
側、すなわち凹部13の底部に係合して、嵌合部30b
の、嵌合孔34及び挿通孔12からの抜脱が不能とさ
れ、カム操作部材28が抜けないようになっている。
すように、長手方向がケース本体2に一致する略長方形
の平板からなり、その中央部よりも若干一端(固定側係
止片3側)寄りに位置して、長方形状の窓40が開口さ
れており、この窓40から可動係止片4が、移動体5の
移動方向に移動可能に突出している。また、窓40の周
囲は板厚が薄くされて嵌合凹部41とされ、前記移動体
5を蓋長手方向に摺動案内させる互いに対向しかつ平行
な左右の案内部42が形成されている。
即ち、前記固定側係止片3側端からその他端側近傍にま
で延び、他端側には幅方向中央部に位置して操作体6の
傾きを防止する突起43が内側(正面側)に向かって突
設されている。また、前記蓋体8には、左右方向両側に
前記案内部42の外側に位置して、前記ケース本体2の
嵌着突起16、及び、ネジ孔50に螺合されるネジが挿
通される取付孔44が設けられ、前記突起43の他端側
に前記支持孔45が設けられ、さらに、該支持孔45の
他端側に端縁まで切り欠かれた前記支持孔46(この孔
46は真円であっても良い)が設けられており、該支持
孔46から左右方向外端寄りに前記ケース本体2のバネ
装着部20に挿入状とされて、コイルバネ19のバネ装
着部20からの離脱を規制する突部47が設けられてい
る。
前記移動体5、操作体6、及びカム操作部材28を除く
ロック手段7を組み込んだ後、ケース本体2の嵌着突起
16を前記取付孔44に嵌合させ、該嵌着突起16を叩
いて膨らせカシメ固定すると共に、ネジ孔50にネジを
螺合する。なお、この蓋体8のケース本体2への固着
は、分解可能とすることができる。前記構成の実施の形
態において、前記補助錠1を使用して引き戸を戸枠側に
固定する場合、先ず、カム操作部材28をロック解除位
置に位置させておき、操作体6を回動操作して、可動係
止片4を固定側係止片3側に接近するように移動させ、
両係止片3、4の相対間隔を縮めておく。
し、次いで、固定側係止片3を外側の戸の上部又は下部
に接当させると共に、可動係止片4を、戸枠の、外側の
戸に対向する立壁面に対向するように配置し、この状態
で操作体6を回動操作して、可動係止片4を固定側係止
片3から離反する方向に移動させて、これら係止片3,
4の相対間隔を広げる。すると、固定側係止片3で外側
の戸を押圧すると共に、可動係止片3で戸枠の立壁面を
押圧し、これら戸と戸枠との間で補助錠1が固定され
る。
位置させると、前述したように、操作体6が左右いずれ
の方向にも回動しないようにロックされ、この状態で
は、外側の戸は、レールの一側面に押圧されて開閉動作
が不能とされ、一方、内側の戸は、補助錠1が邪魔物と
なって、開き動作ができない。ロックした後は、カム操
作部材28を抜いておくことにより、引き戸の内側から
はもとより、ガラスを割って、引き戸の外側から補助錠
1を外すことはできない。
ム操作部材26の嵌合部30bをケース本体2の挿通孔
12からロックカム27の嵌合34に挿入した後、カム
操作部材26をロック解除位置に合わせることで、操作
体6の回動操作が可能となり、可動係止片4を固定側係
止片3側に移動させ、それらの間隔を縮めて、補助錠1
の固定を解除することができる。なお、前記使用例で
は、補助錠1は、引き違い戸の、外側の戸と、戸枠との
間で固定するようにしているが、片引き戸にあっては、
補助錠1は、壁と戸枠との間、又は、戸枠の対向する立
壁面間で固定される。
6に替えて、押しボタンスイッチ方式、スライドスイッ
チ方式とすることができる。また、前記移動体5の歯2
1のピッチは,これを小さくすることで、螺旋カム10
による締め付けを強力にすることができ、緩んで簡単に
外れるのを確実に防止できる。本発明は、上記実施形態
に限定されるものではない。
を一方向に操作して固定部に対して可動部を離反動作さ
せることで、引き戸に固定され、操作体を他方向に操作
して固定部に対して可動部を接近動作させることで、前
記固定が解除されるように構成した引き戸用補助錠にお
いて、前記操作体を一方向及び他方向のいずれの方向に
も操作不能にロックするロック手段が設けられ、このロ
ック手段によるロックを解除することで、操作体が一方
向及び他方向のいずれの方向にも操作可能とされている
ので、補助錠を取り付けた後、ロック手段によって操作
体をロックすることにより、防犯効果を高め得る。
る係合歯車と、該歯車に噛合して操作体を一方向及び他
方向のいずれの方向にも操作不能とする一対のストッパ
片と、各ストッパ片を歯車に噛み合う方向に付勢する付
勢手段と、ストッパ片を前記歯車に対して係脱操作する
ロックカムと、このロックカムを操作するカム操作部材
とを備えて構成し、このロック手段の、係合歯車と、一
対のストッパ片と、付勢手段と、ロックカムとはケース
本体内に収納され、カム操作部材はケース本体に対して
離脱可能で且つケース本体の外側からロックカムに係脱
自在に係合可能に構成されていることにより、補助錠を
取り付けた後、操作体をロックし、さらにカム操作部材
を取り外すことにより、ガラスを割って外部から操作体
を操作しようとしても不可能であり、防犯効果を確実に
することができる。
にロックするロック位置と、操作体の操作を許容するロ
ック解除位置とに位置変更自在とされ、カム操作部材
は、前記各位置に保持可能とされていることにより、補
助錠の、取り付け・取り外しを、片手で操作でき、便利
である。また、カム操作部材は、ロック位置にて、ケー
ス本体に形成した挿通孔を介してロックカムに形成した
嵌合孔に嵌合する嵌合部を備え、この嵌合部には、円柱
状本体部から径方向に突出する突出部が設けられ、この
突出部が、カム操作部材のロック解除位置にて、ケース
本体の背面側に係合して、カム操作部材が抜け止めされ
るように構成されていることにより、カム操作部材を取
り外した後は、ロックカムを容易には操作できず、防犯
効果を、さらに確実にすることができる。
面図である。
部の背面図である。
動体の側面図である。
(b)はカム操作部材の背面図である。
はロックカムの側面図である。
(b)は左側ストッパ片の側面図であり、(c)は左側
ストッパ片の背面図である。
(b)は右側ストッパ片の側面図であり、(c)は右側
ストッパ片の背面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 操作体を一方向に操作して固定部に対し
て可動部を離反動作させることで、引き戸に固定され、
操作体を他方向に操作して固定部に対して可動部を接近
動作させることで、前記固定が解除されるように構成し
た引き戸用補助錠において、 前記操作体を一方向及び他方向のいずれの方向にも操作
不能にロックするロック手段が設けられ、このロック手
段によるロックを解除することで、操作体が一方向及び
他方向のいずれの方向にも操作可能とされていることを
特徴とする引き戸用補助錠。 - 【請求項2】 ロック手段は、操作体と一体回転する
係合歯車と、該歯車に噛合して操作体を一方向及び他方
向のいずれの方向にも操作不能とする一対のストッパ片
と、各ストッパ片を歯車に噛み合う方向に付勢する付勢
手段と、ストッパ片を前記歯車に対して係脱操作するロ
ックカムと、このロックカムを操作するカム操作部材と
を備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記
載の引き戸用補助錠。 - 【請求項3】 ロック手段の、係合歯車と、一対のスト
ッパ片と、付勢手段と、ロックカムとはケース本体内に
収納され、カム操作部材はケース本体に対して離脱可能
で且つケース本体の外側からロックカムに係脱自在に係
合可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記
載の引き戸用補助錠。 - 【請求項4】 カム操作部材は、操作体を操作不能にロ
ックするロック位置と、操作体の操作を許容するロック
解除位置とに位置変更自在とされ、カム操作部材は、前
記各位置に保持可能とされていることを特徴とする請求
項2又は3に記載の引き戸用補助錠。 - 【請求項5】 カム操作部材は、ロック位置にて、ケー
ス本体に形成した挿通孔を介してロックカムに形成した
嵌合孔に嵌合する嵌合部を備え、この嵌合部には、円柱
状本体部から径方向に突出する突出部が設けられ、この
突出部が、カム操作部材のロック解除位置にて、ケース
本体の背面側に係合して、カム操作部材が抜け止めされ
るように構成されていることを特徴とする請求項2〜4
のいずれかに記載の引き戸用補助錠。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106726056A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-05-31 | 上海长海医院 | 一种正骨分骨器 |
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2001
- 2001-03-19 JP JP2001079281A patent/JP3874616B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN106726056B (zh) * | 2016-12-22 | 2023-04-18 | 上海长海医院 | 一种正骨分骨器 |
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JP3874616B2 (ja) | 2007-01-31 |
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