JP2002275961A - 配管の立ち上げ支持具 - Google Patents

配管の立ち上げ支持具

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JP2002275961A
JP2002275961A JP2001072416A JP2001072416A JP2002275961A JP 2002275961 A JP2002275961 A JP 2002275961A JP 2001072416 A JP2001072416 A JP 2001072416A JP 2001072416 A JP2001072416 A JP 2001072416A JP 2002275961 A JP2002275961 A JP 2002275961A
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branch pipe
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floor
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JP2001072416A
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Takamasa Maruyama
高正 圓山
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続箇所を可及的に少なくして各水回り設備
の水栓と分岐管とを簡単に接続するとともに、その接続
部の点検を容易に行なう。 【解決手段】 水回り設備の背面板に固定されるカバー
取付板2にカバー3を装着して形成された管状体が床に
支持材6を介して保持されるとともに、カバー取付板2
に継手一体型止水栓を保持するサドル4が設けられ、ま
た、カバー取付板2およびカバー3からなる管状体の上
端部に中穴5aを有するキャップ5が嵌合されている。
そして、カバー取付板2およびカバー3からなる管状体
の内部空間に床下から立ち上げられた分岐管が挿通さ
れ、分岐管の先端に接続された継手一体型止水栓がサド
ル4に保持される。また、継手一体型止水栓に接続され
た可撓性配管がキャップ5の中穴5aを通して水回り設
備の水栓に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管の立ち上げ支
持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅においては、先分岐工法ある
いはヘッダー工法を用いて給水分岐管や給湯分岐管をそ
れぞれ土間コンクリート上を這うように巡らせ、各水回
り設備の水栓に接続するようにしている。例えば、洗面
化粧台10においては、図6に示すように、継手111
を設けたユニット取り出し金具11を洗面化粧台10の
背面板101近傍の床Fにビスで固定し、土間コンクリ
ートD上に敷設された給水分岐管12Aおよび給湯分岐
管12Bを立ち上げてその先端を床F下において各継手
111に接続するとともに、床F上において各ユニット
取り出し金具11に金属製配管13を接続して立ち上
げ、さらに、金属製配管13の先端に止水栓14を接続
するとともに、止水栓14と洗面用水栓15とを可撓性
配管16を介して接続するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、継手111を設けたユニット取出金具11を
床Fに固定し、分岐管12A,12Bを継手111にそ
れぞれ接続する一方、ユニット取出金具11に金属製配
管13を接続するとともに、金属製配管13に止水栓1
4を接続し、さらに、止水栓14に可撓性配管16を接
続してその他端を洗面用水栓15に接続することから、
継手111と分岐管12A,12Bとの接続部が床F下
に位置することになり、継手111と分岐管12A,1
2Bとの接続部からの漏水の点検が困難になるという欠
点があった。また、接続箇所が多くなることから、その
分漏水の可能性が大きくなるとともに、作業性が低下
し、コストがかさむといういう問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、接続箇所を可及的に少なくして各水回
り設備の水栓と分岐管とを簡単に接続することができる
とともに、接続部の点検を容易に行なうことのできる配
管の立ち上げ支持具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水回り設備の
背面板に固定されたカバー取付板にカバーを装着して形
成された管状体が床に支持材を介して保持されるととも
に、カバー取付板には、継手一体型止水栓を保持するサ
ドルが設けられ、また、カバー取付板およびカバーから
なる管状体の上端部に中穴を有するキャップが嵌合され
てなり、カバー取付板およびカバーからなる管状体の内
部空間に、床下から立ち上げられた分岐管が挿通される
とともに、該分岐管の先端に接続された継手一体型止水
栓がサドルに保持され、また、継手一体型止水栓に接続
された可撓性配管が、キャップの中穴から導出されて水
回り設備の水栓に接続されていることを特徴とするもの
である。
【0006】この発明によれば、分岐管と可撓性配管と
を継手一体型止水栓に接続すればよいことから、接続箇
所が削減され、漏水の可能性を減少させることができる
とともに、短時間に作業を行なうことができ、コストを
削減することができる。また、カバーをカバー取付板か
ら取り外せば、継手一体型止水栓に対する分岐管と可撓
性配管との接続箇所が露出し、床から点検作業を行なう
ことができる。さらに、水回り設備の背面板に固定され
たカバー取付板およびカバーからなる管状体によって分
岐管および継手一体型止水栓が露出することなく包囲さ
れることから、分岐管および継手一体型止水栓を保護し
て美観を向上させることができ、また、水回り設備にお
ける下方収納空間を確保することができる。
【0007】この発明において、前記カバーには、継手
一体型止水栓の開閉操作用レバーを差し込む挿入口が形
成されていると、カバーを取り外すことなく水回り設備
の水栓に水やお湯を供給し、あるいは供給を遮断するこ
とができる。
【0008】また、本発明は、水回り設備の背面板近傍
の床に、2個のガイドを装着して形成された管状体がス
リットリングおよび内ネジキャップからなる支持材を介
して保持されるとともに、一方のガイドには、継手一体
型止水栓を保持するサドルが設けられ、また、2個のガ
イドからなる管状体の上端部に中穴を有するキャップが
嵌合されてなり、2個のガイドからなる管状体の内部空
間に、床下から立ち上げられた分岐管が挿通されるとと
もに、該分岐管の先端に接続された継手一体型止水栓が
サドルを介して保持され、また、継手一体型止水栓に接
続された可撓性配管が、キャップの中穴を通して導出さ
れて水栓金具に接続されていることを特徴とするもので
ある。
【0009】この発明によれば、分岐管と可撓性配管と
を継手一体型止水栓に接続すればよいことから、接続箇
所が削減され、漏水の可能性を減少させることができる
とともに、短時間に作業を行なうことができ、コストを
削減することができる。また、ガイドを取り外せば、継
手一体型止水栓に対する分岐管と可撓性配管との接続箇
所が露出し、床から点検作業を行なうことができる。さ
らに、水回り設備の背面板近傍に設けられた2個のガイ
ドからなる管状体によって分岐管および継手一体型止水
栓が露出することなく包囲されることから、分岐管およ
び継手一体型止水栓を保護して美観を向上させることが
でき、また、水回り設備における下方収納空間を確保す
ることができる。
【0010】この発明において、前記他方のガイドに
は、継手一体型止水栓の開閉操作用レバーを差し込む挿
入口が形成されていると、ガイドを取り外すことなく水
回り設備の水栓に水やお湯を供給し、あるいは供給を遮
断することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の配管の立ち上げ支
持具の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0012】図1および図2には、本発明の配管の立ち
上げ支持具1の一実施形態が示されている。
【0013】この立ち上げ支持具1は、カバー取付板2
と、カバー取付板2に装着されたカバー3と、カバー取
付板2に設けられたサドル4と、カバー取付板2にカバ
ー3が装着されて形成される略半円管状体Xの上面開口
を閉鎖するキャップ5と、カバー取付板2およびカバー
3からなる略半円管状体Xを床Fに固定する支持材6
と、から構成されている。
【0014】カバー取付板2は、平板部21および該平
板部21の左右端縁にそれぞれ上下方向に延びる立ち上
げ片22を有して断面略コ字状に形成され、立ち上げ片
22には、内方に向けて突出する嵌合凹部22aが形成
されている。
【0015】カバー3は、断面略半円状に湾曲され、そ
の先端部近傍の内面側には、内方に突出する嵌合凸部3
aが上下方向に延設されている。そして、カバー3を前
述したカバー取付板2に押し込むことにより、嵌合凸部
3aがカバー取付板2の嵌合凹部22aに嵌め込まれ、
カバー3がカバー取付板2に装着されて略半円管状体X
が形成される。
【0016】なお、カバー3の上端部近傍には、後述す
る継手一体型止水栓17(図3参照)の開閉操作用レバ
ー171を差し込むことのできる挿入口3bが形成され
ている。
【0017】サドル4は、装着部41および略C字状の
保持部42を連結部43で連結して一体に形成され、装
着部41を、カバー取付板2の平板部21の前面と立ち
上げ片22の嵌合凹部22aとで区画される空間に押し
込むことにより、取り付けられる。また、サドル4の保
持部42は、継手一体型止水栓17を保持できる大きさ
に設定されている。
【0018】キャップ5は、カバー取付板2にカバー3
を装着して形成される略半円管状体Xの上端部外周面に
嵌合されてその上端開口を閉鎖する。そして、キャップ
5の略中心部には、可撓性配管16を挿通可能な内径の
中穴5aが形成されている。
【0019】支持材6は、カバー3の外周面に沿うよう
に形成された湾曲部61および該湾曲部61の下端縁か
ら外方に延設されたフランジ部62を一体に有し、カバ
ー3を湾曲部61で挟み込んでフランジ部62を床Fに
載置し、ビス止めされる。
【0020】次に、このように構成された配管の立ち上
げ支持具1を用いて洗面化粧台10の水栓15と、給水
給湯分岐管12A,12Bを接続する要領について図3
に基づいて説明する。
【0021】ここで、洗面化粧台10の背面板101近
傍の床Fに、カバー取付板2にカバー3を装着して形成
される略半円管状体Xの外周面形状に対応して、2個の
分岐管用挿通穴fa,faを予め形成しておく。
【0022】まず、床Fに形成された各挿通穴faにカ
バー取付板2の下端部を挿入し、カバー取付板2を洗面
化粧台10の背面板101にビスあるいは接着剤を介し
て固定する。
【0023】一方、可撓性配管16の一端を洗面化粧台
10の水栓15に接続し、その他端部をキャップ5の中
穴5aに挿通させた後、継手一体型止水栓17に接続す
る。そして、継手一体型止水栓17をサドル4の保持部
42に保持させた後、サドル4の装着部41をカバー取
付板2の平板部21と立ち上げ片22の嵌合凹部22a
との間に嵌め込み、カバー3に形成された挿入口3bが
対向する位置まで押し下げておく。次いで、給水分岐管
12Aおよび給湯分岐管12Bを床下から立ち上げて床
Fの各挿通穴fa,faを通して床F上に引き出した
後、それらの先端をそれぞれ継手一体型止水栓17に接
続する。
【0024】次いで、カバー3を持ち込み、カバー取付
板2に押し付けてその嵌合凹部22aに嵌合凸部3aを
嵌め込んだ後、カバー3を嵌合凹部22aに沿って押し
下げてその上端縁をカバー取付板2の上端縁に合せ、略
半円管状体Xを形成する。そして、支持材6の湾曲部6
1をカバー3の外周面に添わせて締め付けるとともに、
フランジ部62を床Fに載置し、ビス止めする。この
後、キャップ5をカバー取付板2とカバー3からなる略
半円管状体Xの上端外周面に嵌め込んでその上端開口を
閉鎖するとともに、カバー3の挿入口3bを通してレバ
ー171を継手一体型止水栓17に取り付ける。したが
って、レバー171を介して継手一体型止水栓17を開
放操作すれば、水またはお湯が洗面化粧台10に供給可
能となる。
【0025】この結果、給水分岐管12Aおよび給湯分
岐管12Bと可撓性配管16とを継手一体型止水栓17
に接続すればよいことから、接続箇所が削減され、漏水
の可能性を減少させることができるとともに、短時間に
作業を行なうことができ、コストを削減することができ
る。また、カバー3をカバー取付板2から取り外せば、
継手一体型止水栓17に対する給水分岐管12Aおよび
給湯分岐管12Bと可撓性配管16との接続箇所が露出
し、床Fから点検作業を行なうことができる。さらに、
洗面化粧台10の背面板101に固定されたカバー取付
板2およびカバー3からなる略半円管状体Xによって給
水分岐管12A、給湯分岐管12Bおよび継手一体型止
水栓17が露出することなく包囲されることから、給水
分岐管12A、給湯分岐管12Bおよび継手一体型止水
栓17を保護して美観を向上させることができ、また、
洗面化粧台10における下方収納空間を確保することが
できる。
【0026】なお、給水分岐管12Aおよび給湯分岐管
12Bには、架橋ポリエチレン管やポリブデン管などの
可撓性樹脂管が採用されており、その表面には保温機能
を有する発泡ポリエチレンなどからなる保護材121
(図3参照)が被覆されている。
【0027】一方、図4および図5には、本発明の配管
の立ち上げ支持具1の他の実施形態が示されている。
【0028】この実施形態の立ち上げ支持具1は、それ
ぞれ半円状に湾曲された2個のガイド7A,7Bと、一
方のガイド7Aに装着されたサドル4Aと、2個のガイ
ド7A,7Bを嵌め込んで形成される円管状体Yの上面
開口を閉鎖するキャップ5Aと、2個のガイド7A,7
Bを嵌め込んで形成される円管状体Yを床Fに固定可能
な支持材8と、から構成されている。
【0029】各ガイド7A,7Bは、半円状に湾曲さ
れ、一方のガイド7の左右一端面には、上下方向に延び
る嵌合凹部7aが形成され、左右他端面には、前述の嵌
合凹部7aに対応して上下方向に延びる嵌合凸部7bが
形成されている。したがって、ガイド7A,7Bを対向
させて押し込むことにより、それぞれ嵌合凹部7aと嵌
合凸部7bが嵌合して円管状体Yを形成することができ
る。また、各ガイド7A,7Bの内周面には、適宜な間
隔をおいて内方に突出する2条のリブ7cが上下方向に
延設されており、これらの2条のリブ7c間にサドル4
Aを装着することができる。
【0030】なお、他方のガイド7Bの上端部近傍に
は、継手一体型止水栓17の開閉操作用レバー171を
差し込むことのできる挿入口7dが形成されている。
【0031】サドル4Aは、円弧状の装着部44および
略C字状の保持部42を連結部43で連結して一体に形
成され、ガイド7の2条のリブ7c間に装着部44を押
し込むことにより装着される。
【0032】キャップ5Aは、2個のガイド7A,7B
を組み合わせて形成される円管状体Yの上端部外周面に
嵌合されて上端開口を閉鎖する。そして、キャップ5の
略中心部には、可撓性配管16を挿通可能な内径の中穴
5aが形成されている。
【0033】支持材8は、2個のガイド7A,7Bから
形成される円管状体Yの外径に対応する内径を有すると
ともに、外周面に雄ねじが形成されたスリットリング8
1と、スリットリング81の雄ねじに螺合可能なテーパ
ー雌ねじが形成された内ネジキャップ82と、からな
り、スリットリング81は、その下端縁から外方に延設
されたフランジ811を一体に備えている。したがっ
て、スリットリング81のフランジ811を床Fに載置
してビス止めした後、内ネジキャップ82のテーパー雌
ねじをスリットリング81の雄ねじにねじ込むことによ
り、スリットリング81の内径が縮径するように締め付
けることができる。
【0034】次に、このように構成された配管の立ち上
げ支持具1を用いて洗面化粧台10の水栓15と、給水
分岐管12Aおよび給湯分岐管12Bを接続する要領に
ついて説明する。
【0035】ここで、床Fには、洗面化粧台10の背面
板101近傍において、ガイド7A,7Bから形成され
た円管状体Yの外径に対応する分岐管12A,12Bの
挿通穴が予め形成されている。
【0036】まず、床Fに形成された各挿通穴に臨んで
スリットリング81を載置し、ビス止めするとともに、
内ネジキャップ82をスリットリング81に軽くねじ込
み、仮止めする。また、可撓性配管16の一端を洗面化
粧台10の水栓15に接続し、その他端部をキャップ5
Aの中穴5aに挿通させた後、継手一体型止水栓17に
接続する。
【0037】一方、給水分岐管12Aおよび給湯分岐管
12Bを床下から立ち上げて床Fの各挿通穴を通して床
F上に引き出した後、それらの先端をそれぞれ継手一体
型止水栓17に接続する。そして、一方のガイド7Aの
2条のリブ7c間にサドル4Aの装着部44を押し込
み、ガイド7Aにサドル4Aを装着した後、サドル4A
の保持部42に継手一体型止水栓17を保持させる。次
いで、他方のガイド7Bを一方のガイド7Aに押し込
み、ガイド7A,7Bによって円管状体Yを形成した
後、円管状体をスリットリング81に挿入する。そし
て、内ネジキャップ82をスリットリング81にねじ込
めば、内ネジキャップ82のテーパー雌ねじがスリット
リング81を縮径させ、スリットリング81がガイド7
A,7Bからなる円管状体Yを強固に締め付けて抜け出
さないように保持する。そして、キャップ5Aをガイド
7A,7Bからなる円管状体Yの上端外周面に嵌め込ん
で上端開口を閉鎖するとともに、他方のガイド7Bの挿
入口7dを通してレバー171を継手一体型止水栓17
に取り付ける。したがって、レバー171を介して継手
一体型止水栓17を開放操作すれば、水またはお湯が洗
面化粧台10に供給可能となる。
【0038】この結果、給水分岐管12Aおよび給湯分
岐管12Bと可撓性配管16とを継手一体型止水栓17
に接続すればよいことから、接続箇所が削減され、漏水
の可能性を減少させることができるとともに、短時間に
作業を行なうことができ、コストを削減することができ
る。また、内ネジキャップ82を緩めてガイド7A,7
Bからなる円管状体Yを引き上げ、一方のガイド7Aか
ら他方のガイド7Bを取り外せば、継手一体型止水栓1
7に対する給水分岐管12Aおよび給湯分岐管12Bと
可撓性配管16との接続箇所が露出し、床Fから点検作
業を行なうことができる。さらに、洗面化粧台10の背
面板101近傍に設けられた2個のガイド7A,7Bか
らなる円管状体Yによって給水分岐管12A、給湯分岐
管12Bおよび継手一体型止水栓17が露出することな
く包囲されることから、給水分岐管12A、給湯分岐管
12Bおよび継手一体型止水栓17を保護して美観を向
上させることができ、また、洗面化粧台10における下
方収納空間を確保することができる。
【0039】なお、前述した実施形態においては、本発
明の配管の立ち上げ支持具1を洗面化粧台10に設けた
場合を説明したが、その他の水回り設備、例えば、台所
の流しなどに適用してもよく、その設置位置を限定する
ものではない。
【0040】また、給水分岐管12Aおよび給湯分岐管
12Bにそれぞれ対応して配管の立ち上げ支持具1を設
けた場合を説明したが、1個の配管の立ち上げ支持具1
に給水分岐管12Aおよび給湯分岐管12Bを配設する
ようにしてもよい。この場合の立ち上げ支持具1は、2
本の分岐管12A,12Bを挿通することのできる大き
さに形成される。
【0041】さらに、カバー取付板2およびカバー3か
らなる管状体Xは、半円状に限らず任意の形状に形成し
てもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、分岐管と
可撓性配管とを継手一体型止水栓に接続すればよいこと
から、接続箇所が削減され、漏水の可能性を減少させる
ことができるとともに、短時間に作業を行なうことがで
き、コストを削減することができる。また、床から継手
一体型止水栓に対する分岐管と可撓性配管との接続箇所
の点検作業を行なうことができる。さらに、管状体によ
って分岐管および継手一体型止水栓が露出することなく
包囲されることから、分岐管および継手一体型止水栓を
保護して美観を向上させることができ、また、水回り設
備における下方収納空間を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管の立ち上げ支持具の一実施形態を
示す斜視図である。
【図2】図1の配管の立ち上げ支持具の分解斜視図であ
る。
【図3】図1の配管立ち上げ支持具を用いて洗面化粧台
の水栓に給水分岐管および給湯分岐管を接続した状態を
示す説明図である。
【図4】本発明の配管の立ち上げ支持具の他の実施形態
を示す斜視図である。
【図5】図4の配管の立ち上げ支持具の分解斜視図であ
る。
【図6】従来の洗面化粧台の水栓に対する給水分岐管お
よび給湯分岐管の接続状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 立ち上げ支持具 2 カバー取付板 3 カバー 3b 挿入口 4,4A サドル 5,5A キャップ 6,8 支持材 7A,7B ガイド 7d 挿入口 10 洗面化粧台 101 背面板 12A 給水分岐管 12B 給湯分岐管 15 水栓 16 可撓性配管 17 継手一体型止水栓 171 レバー F 床 X,Y 管状体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水回り設備の背面板に固定されたカバー
    取付板にカバーを装着して形成された管状体が床に支持
    材を介して保持されるとともに、カバー取付板には、継
    手一体型止水栓を保持するサドルが設けられ、また、カ
    バー取付板およびカバーからなる管状体の上端部に中穴
    を有するキャップが嵌合されてなり、カバー取付板およ
    びカバーからなる管状体の内部空間に、床下から立ち上
    げられた分岐管が挿通されるとともに、該分岐管の先端
    に接続された継手一体型止水栓がサドルに保持され、ま
    た、継手一体型止水栓に接続された可撓性配管が、キャ
    ップの中穴から導出されて水回り設備の水栓に接続され
    ていることを特徴とする配管の立ち上げ支持具。
  2. 【請求項2】 前記カバーには、継手一体型止水栓の開
    閉操作用レバーを差し込む挿入口が形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の配管の立ち上げ支持具。
  3. 【請求項3】 水回り設備の背面板近傍の床に、2個の
    ガイドを装着して形成された管状体がスリットリングお
    よび内ネジキャップからなる支持材を介して保持される
    とともに、一方のガイドには、継手一体型止水栓を保持
    するサドルが設けられ、また、2個のガイドからなる管
    状体の上端部に中穴を有するキャップが嵌合されてな
    り、2個のガイドからなる管状体の内部空間に、床下か
    ら立ち上げられた分岐管が挿通されるとともに、該分岐
    管の先端に接続された継手一体型止水栓がサドルを介し
    て保持され、また、継手一体型止水栓に接続された可撓
    性配管が、キャップの中穴を通して導出されて水栓金具
    に接続されていることを特徴とする配管の立ち上げ支持
    具。
  4. 【請求項4】 前記他方のガイドには、継手一体型止水
    栓の開閉操作用レバーを差し込む挿入口が形成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の配管の立ち上げ支持
    具。
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