JP2002273972A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2002273972A
JP2002273972A JP2001081441A JP2001081441A JP2002273972A JP 2002273972 A JP2002273972 A JP 2002273972A JP 2001081441 A JP2001081441 A JP 2001081441A JP 2001081441 A JP2001081441 A JP 2001081441A JP 2002273972 A JP2002273972 A JP 2002273972A
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Eiichiro Toyoshima
英一郎 豊嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷媒体の種類に応じて最適な画像形成プロセ
スを実行する。 【解決手段】制御部51は、印刷用媒体1に設けられた
メモリ1に記録された用紙種類やサイズといったパラメ
ータをアンテナ2により遠隔的に読み取り、例えば用紙
の種類に応じてトナー像を定着させるための定着速度を
補正するなど、最適なプロセスとなるにように画像形成
プロセスを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷媒体に画像を
形成する画像形成装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例として、多色画像形成装置の構造
と印刷媒体の紙種パラメータの検出方法とを、その作用
とともに図13〜図16を参照して説明する。
【0003】図13は、従来の画像形成装置の断面図で
ある。像担持体100上に光学ユニット107により各
色毎に形成された潜像は各色現像器Dy、Dc,Dm,
Dkにより現像像化され、転写ベルト103の外周上に
複数回転写されて、多色画像が形成される。ここで、転
写ベルト103上に高圧を印加し、トナーを転写ベルト
103上に転写している。次に、給紙カセット101ま
たは給紙トレー106から給紙された印刷媒体記録紙1
02は、図13に示す紙パスにより搬送され、転写ベル
ト103から多色画像を再転写される。
【0004】その後、印刷媒体102は、搬送ローラ1
11により搬送され、定着ユニット104で定着され、
排紙部109に排出される。ここで、各色現像器は、そ
の両端に回転支軸を有し、各々が該軸を中心に回転可能
に現像器機構部110に保持され、各現像器は現像器選
択のための回転がなされる。また、112は転写ベルト
103上のトナーを清掃するクリーニングユニット、1
13は像担持体100からの廃トナーを保持するための
廃トナーユニット、114は、紙パス上の印刷媒体10
2の種類を検知する紙種検知部であり、発光部120
と、受光部121を含んでいる。
【0005】図14は従来例装置の画像形成、印刷媒体
搬送、および紙種検知に関係する制御系のブロック図で
ある。なお、同図は画像形成、印刷媒体搬送、紙種検知
に関係する制御のみを示したもので、その他の制御は示
していない。10は画像形成装置本体を示す。21は、
コントローラ3よりプリント開始指示信号(S4)およ
び画像データ(S5)および印字パラメータ設定指示信
号(S9)を受け取り、印刷媒体搬送および画像形成、
紙種検知制御を行うための制御部であり、4は本画像形
成装置10へ信号S8により画像データを送出するホス
トコンピュータであり、3は本画像形成装置10内にあ
り、ホストコンピュータより送出された画像データを展
開するコントローラで、展開した画像データをS4、S
5および、S9により、制御部21に送出する。
【0006】また、制御部21は、コントローラ3に対
し、各色画像データの同期を行う画像形成同期信号S6
を送出する。また、制御部21は、コントローラ3に対
し、エンジン状態がプリント開始可能である状態を示す
信号S7を送出する。
【0007】印刷媒体搬送制御部22は、制御部21よ
り信号S10によって送られた印刷媒体搬送信号により
モータ23を駆動し印刷媒体搬送の制御を行い、モータ
23は印刷媒体を搬送するためのローラ等25を機械的
に駆動する。
【0008】107は、制御部21より信号S11によ
って送られたスキャナ駆動信号によりスキャナの回転を
行い、レーザ光を像担持体100に対し発光し、像担持
体100上に画像を形成する光学ユニットである。11
4はOHT(オーバーヘッドプロジェクタ用透過媒体)
か普通紙かの別を検知する紙種検知部であり、制御部2
1は、信号S34により紙種検知部114内の発光部1
20により記録紙102に対して光を照射する。一方受
光部121は、記録紙102からの反射光を検知し、そ
の信号をS35により制御部21に送出する。
【0009】次に、記録紙パスに近接して設けられた紙
種検知部114の構成について、図15により説明す
る。図15において、紙種検知部114は、照射光を射
出する発光素子120、および、発光素子120から印
刷媒体102に射出され反射された光S33を受光する
受光素子121を備えており、発光素子120からの光
を受光素子121でモニタしている。そして、受光素子
121からは制御部21へ受光出力S35が電圧値に変
換されて出力されている。上記のような構成において、
制御部21は印刷媒体102に発光素子120から光を
照射し、その反射光のレベルを検出し、あらかじめ決め
られた検出レベルとの差異をもとに印刷媒体102が、
普通紙であるか、OHTであるか判断している。制御部
21は、印刷媒体の紙種を判断した結果によって、印刷
媒体102に印加する高圧条件を変更し、画像形成を行
い、さらに定着部105における印刷媒体102の搬送
速度を変更し、トナーの定着性を調整する。
【0010】図16は、従来例の4色印字1枚を行う場
合の制御部21の動作を示すフローチャートである。こ
のフローチャートを説明する。コントローラ3からの印
字指示信号S4を待つ(S201)。印字指示信号S4
を受け取ると、スキャナ107の回転を開始し(S20
2)、紙搬送のためのモータの駆動を開始する(S20
3)。その後、紙搬送路上の紙種検知部114の検出結
果を読み取り(S204)、印刷媒体の紙種を判断する
(S205)。OHTと判断した場合、S209に行
き、それ以外の紙種の場合、S206に行く。S209
では、OHT用の画像形成パラメータを決定し、画像形
成動作を行い(S210)、OHTの定着性を向上させ
るため、低速搬送速度で定着を行い(S211)、S2
12に行く。S206では、普通印刷媒体用の画像形成
パラメータを決定し、画像形成動作を行い(S20
7)、通常搬送速度で定着を行い(S208)、S21
2に行く。S212では、画像形成が終了したのち、モ
ータ、スキャナを停止し、再びS201に戻る。
【0011】以上のようにして印刷媒体が普通紙かOH
Tか判定し、画像形成のプロセスを判定結果に応じて変
更することで、印刷媒体の種類に応じた画像形成を実現
していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
において制御部21は、印刷媒体搬送中に印刷媒体の種
類を紙種検知部114によって読み取ることにより、O
HTと普通記録紙、それぞれの画像形成パラメータを決
定していた。
【0013】しかしながら、この紙種検知部114は調
整が難しいため、OHTと普通記録紙を区別することし
かできない。そのため、多様な種類のOHTおよび、特
殊な普通記録紙における最適な画像形成パラメータが選
定できず、形成画像の安定性が不十分であった。また、
画像形成装置内の紙粉やトナーにより、光学センサの検
知精度が低くなることがあり、普通記録紙とOHTを誤
検知する場合もあった。さらに、印刷媒体が、画像形成
パラメータへの影響が大きいグロス紙であるかどうかの
判断や、印刷媒体の厚さと重さを検知することは非常に
難しかった。
【0014】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、印刷媒体に非接触で読み取り可能なメモリを付し、
そのメモリに詳細な紙種等の画像形成のためのパラメー
タを格納しておき、そのパラメータを読み出して、その
パラメータ値に応じて画像形成することで、良好な画像
形成を行うことができる画像形成装置及びその制御方法
を提供することを目的とする。
【0015】さらに、印刷媒体に付されたメモリの内容
を読むことで印刷媒体の有無も検知することができ、印
刷媒体用のセンサを別途必要としない画像形成装置及び
その制御方法を提供することを目的とする。
【0016】また、印刷媒体メモリの内容を画像形成前
に読み取り、画像形成動作を制限することにより、印刷
媒体の紙詰まりの発生を押さえることを可能とした画像
形成装置及びその制御方法を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のような構成から成る。
【0018】印刷媒体上に画像を形成する画像形成装置
であって、印刷媒体に設けられた記憶手段に記憶された
画像形成パラメータを読み取る読み取り手段と、前記画
像形成パラメータに基づいて、前記印刷媒体上に画像を
形成する画像形成手段とを備える。
【0019】さらに好ましくは、前記読み取り手段は、
前記印刷記憶手段から前記画像形成パラメータを非接触
で読み取る。
【0020】さらに好ましくは、前記記憶手段は不揮発
性メモリであり、前記読み取り手段は非接触の状態で前
記不揮発性メモリの内容を読み取ることができる。
【0021】さらに好ましくは、前記読み取り手段は、
前記不揮発性メモリに対して、非接触の状態で電力を供
給する。
【0022】さらに好ましくは、前記画像形成パラメー
タは、印刷媒体の種類、印刷媒体の長さ、印刷媒体の
幅、印刷媒体の重さ、印刷媒体の厚さ、印刷媒体の抵抗
値の少なくともいずれかを含む。
【0023】さらに好ましくは。前記画像形成手段は、
前記読み取り手段により前記画像形成パラメータが読み
取れなかった場合、印刷媒体が供給されていないものと
判定する。
【0024】さらに好ましくは、前記読み取り手段によ
り読み取られた前記画像形成パラメータの値が所定範囲
外の場合には、前記画像形成手段は画像形成動作を行わ
ない。
【0025】さらに好ましくは、前記画像形成手段は、
前記画像形成パラメータに含まれる印刷媒体の種類に応
じて印刷媒体上の画像の定着速度を補正する。
【0026】さらに好ましくは、前記画像形成手段によ
り画像形成が行われる環境パラメータを獲得する検知手
段を更に備え、前記画像形成手段は、検知した環境パラ
メータに応じて前記画像形成パラメータを補正する。
【0027】さらに好ましくは、前記画像形成手段によ
り画像形成が行われる環境パラメータを獲得する検知手
段を更に備え、前記画像形成手段は、検知した環境パラ
メータに応じて前記印刷用媒体上の画像を定着させる定
着速度を補正する。
【0028】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明の
第1の実施形態を図面に参照して詳細に説明する。な
お、図13ないし図16に示した従来例との共通個所に
は同一番号を付して説明を省略する。
【0029】本発明の第1の実施形態は、電源が不要で
非接触読み出し可能な不揮発性のメモリ(以下、印刷媒
体メモリとする)を印刷媒体に取り付けておく。この印
刷媒体メモリは、画像形成パラメータとして、紙種と紙
抵抗値とを保持している。印刷媒体メモリの内容は、印
刷媒体を製造するときに特性を測定して値を書き込まれ
る。画像形成装置は給紙動作中に印刷媒体メモリの内容
を読み取り、読み取った内容を解析し、紙種と紙抵抗値
を判断する。この紙種情報により、定着部搬送速度を決
定し、紙抵抗値により、画像形成パラメータ(主に画像
転写時の高圧設定値)を決定するものである。
【0030】図1は、第1実施形態の画像形成、印刷媒
体搬送、および紙種検知に関係する、プリンタ10内の
制御系のブロック図である。なお、同図は画像形成、印
刷媒体搬送、紙種検知に関係する制御のみを示したもの
で、その他の制御は示していない。
【0031】ここで、コントローラ3は、ホストコンピ
ュータ4から受信した印刷データS8を基に画像データ
を生成し、ビデオ信号S5として、同期信号や制御信号
S9、印刷開始を指示する信号S4を制御部51に送信
するとともに、制御部51から状態を示す信号S7,S
9を受信する。
【0032】制御部51は、受信したビデオ信号や同期
信号に基づいて、記録紙搬送制御部22を制御して(信
号S10)搬送系のモータ23を駆動し、そのモータ2
3により搬送部のローラ等25を駆動する。また、搬送
された記録紙が所定の記録位置に達したなら、光学ユニ
ット107にビデオ信号S11を送り、ビデオ信号で変
調されたレーザビームを発信すると共に、ビデオ信号を
ラスタライン上で操作するための回転多面鏡を走査速度
に応じた速度で回転させる。そのレーザビームにより感
光ドラム100が走査され、静電潜像が形成された後、
トナー現像、熱定着というプロセスを経て画像が印刷媒
体上に固定される。
【0033】その画像形成プロセスにおいて、制御部5
1は、画像形成、記録紙媒体搬送とともに、紙種検知を
行う。52は、印刷媒体メモリ50と信号を送受信する
変復調部であり、2はアンテナ、1は印刷媒体、50は
印刷媒体1に配置された印刷媒体メモリである。制御部
51は、信号S36、S37により変復調部52および
アンテナ2を経由し、印刷媒体メモリ50の内容を読み
取る。制御部51は、読み込んだ内容に応じて、後述す
る手順で画像形成プロセスを制御する。
【0034】次に、印刷媒体に近接して設けられたアン
テナ2と、印刷媒体1の位置関係と構成について、図2
により説明する。図2において、アンテナ2は、印刷媒
体の搬送径路上において印刷媒体メモリ50に対して非
接触で電力の供給やデータの読み取りが可能となる位置
に配置され、非接触の状態で印刷媒体メモリ50に対し
電力供給を行うと同時に情報の送受信を行う。印刷媒体
メモリ50は、印刷媒体1上に配置され、かつ画像形成
装置が画像を形成する範囲の外に配置されている。
【0035】次に、画像形成装置中のアンテナ2の配置
を図3により示す。アンテナ2は、給紙カセット101
および、給紙トレー106共通の印刷媒体の搬送路上に
設けられている。ここで、制御部51は、印刷媒体1搬
送中に印刷媒体メモリ50の内容を読み取り、紙種およ
び、紙抵抗値を検知し、画像形成パラメータを変更す
る。たとえば、紙種がOHTの場合は、定着搬送速度を低
速にし、定着性を向上させ、透過性向上のために、定着
温度を最適な範囲に調整する。さらに画像を転写するた
めの高圧設定値をOHTに最適な値とする。
【0036】図4に本実施形態の4色印字1枚を行う場
合の制御部51の動作を示すフローチャートを示す。
【0037】コントローラ3からの印字指示信号S4を
待つ(S101)。印字指示信号S4を受け取ると、ス
キャナ107の回転を開始し(S102)、紙搬送のた
めのモータの駆動を開始する(S103)。その後、印
刷媒体搬送路上の印刷媒体メモリ50の内容を読み取り
(S104)、印刷媒体の紙種を判断する(S10
5)。ここで普通紙と判断した場合S106に進み、普
通紙でないと判断した場合S109に進む。S209で
OHTと判断した場合にはS110に行く。それ以外の
紙種の場合にはここではグロス紙と判定してS113に
行く。
【0038】S113では、読み取った紙抵抗値をもと
に画像形成パラメータを決定し、画像形成動作を行い
(S114)、グロス紙の定着性を向上させるため低速
搬送速度1で定着を行い(S115)、S116に行
く。
【0039】S110では、読み取った紙抵抗値を元に
画像形成パラメータを決定し、画像形成動作を行い(S
111)、OHTの定着性を向上させるため低速搬送速
度2で定着を行い(S112)、S116に行く。
【0040】S106では、普通印刷媒体用の画像形成
パラメータを決定し、画像形成動作を行い(S10
7)、通常搬送速度で定着を行い(S108)、S11
6に行く。
【0041】S116では、画像形成が終了したのち、
モータ、スキャナを停止し、再びS101に戻る。
【0042】<制御部と印刷媒体メモリ間の通信>ここ
で、制御部51と、印刷媒体メモリ50間のワイヤレス
で通信の詳細を述べる。
【0043】制御部51から出力された信号はシリアル
信号に変換された後に変復調部52にて変調され、アン
テナ2を介して印刷媒体メモリ50に伝送される。
【0044】図5は、変復調部52のブロック図であ
る。同図において、制御部51は、クロック信号(以下
「SCK信号」という)221と、データ出力信号(以下
「DO」という)222と、データ入力信号(以下「DI」
という)223と、印刷媒体メモリ50を制御する電磁
波の発信を指示する信号(以下「RFON」という)220
を、次段のパラレル−シリアル変換部(以下P-S変換部
という)213に送出する。
【0045】P-S変換部213は、制御部51からの出
力信号を、調歩同期信号、つまりスタートビット(ST)
とストップビット(SP)を付加してシリアル信号231
に変換する。シリアル信号231は、ASK部214に入
力されデジタル振幅変調(ASK:Amplitude Shift Keyin
g)信号212となる。ASK部214は、所定の搬送波
(又はキャリア)と称する正弦波を発振する発振部21
5(発振周波数:f1kHz)とアナログスイッチ部216
で構成される。発振部215は、制御部51から送出さ
れる発振イネーブル信号1004(OSC_EN)が『HIGH』
で発振、『LOW』で発振停止となる。
【0046】復調部219には、後述する印刷媒体メモ
リ50からのAKS変調されたDO信号が入力され、入力さ
れたASK信号が復調されて、その復調された信号は波形
整形部218でデジタル信号に変換されて、制御部51
に入力される。
【0047】図7は、印刷媒体メモリ50のブロック図
である。同図において、前述したアンテナ2から送出し
たASK信号212を、電磁波受信手段としての受信コイ
ル235が電磁誘導により受信し、復調部237と電源
生成部242に送られる。ここで、受信コイル235と
コンデンサ236とで共振回路を構成し、所定周波数
(f1kHz)の電磁波のみ復調部237と電源生成部24
2に送出する役割を果たしている。電源生成部242
は、整流回路と+3V以上にならないためのクランプ回
路とで構成されて、ASK信号212で受信コイル235
が励起されることにより発生する交流電圧を整流して、
+3Vの電源を生成する。復調部237は、ASK信号2
12を復調して、その復調した信号249を波形整形部
238でデジタル信号250に変換する。そして、次段
のS-P変換部239で、スタートビットとストップビッ
トを含んだシリアル信号から、SCK信号259とDI信号
260(EEPROM240のデータ入力ピンDIに入力される)
を生成する。
【0048】EEPROM240は、読み出しモードの際は、
データ出力ピンDOから信号261を送出するが、その出
力信号261は、S-P変換部239をへて信号253と
してASK部244に入力されて、ASK変調された信号25
6に変換される。ASK部244は発振部245とアナロ
グスイッチ246とで構成される。なお、ASK部244
の発振部245の発振周波数(f2kHz)は、図5の発振
部215の周波数とは異なるものを使用する。
【0049】なお、読み出しモード/書き込みモードと
いったモードは、制御部51からデータ信号とは別途出
力される書き込み信号や読み出し信号等により指定する
こともできる。その場合には、EEPROM240は指定され
たモードに従って読み出し/書き込みを行うことにな
る。
【0050】EEPROM240に格納する内容の例を図7に
示す。同図に示すように、EEPROM240は、読み出し専
用の領域(512ビット)を有し、この領域にはユニット
印刷媒体の種類262、印刷媒体の長さ263、印刷媒
体の幅264、印刷媒体の重さ265、印刷媒体の厚み
266、印刷媒体の抵抗値267が含まれる。
【0051】以上の構成及び手順により、本実施形態の
画像形成装置は、搬送径路途中にある印刷媒体のメモリ
から、その内容である印刷媒体の種類や紙抵抗値を基に
定着速度を変更し、熱定着の時間の長短を媒体及び紙抵
抗値に応じて変えている。それにより、印刷媒体の誤認
を防止でき、実際に使用されている印刷媒体に適した画
像形成プロセスが確実に選択・実行される。
【0052】
【第2実施形態】以下、本発明の第2の実施形態を図面
に参照して詳細に説明する。従来例および第1実施形態
との共通個所には、同一番号を付して、説明を省略す
る。
【0053】本発明の第2の実施形態は、印刷媒体メモ
リを利用し、紙有無検知を行い、画像形成動作を行わな
くするものである。画像形成装置は画像形成動作を行う
前に、印刷媒体メモリの内容を読み取り、読み取れなか
った場合、画像形成動作を禁止する。
【0054】図8は第2実施形態の画像形成、印刷媒体
搬送、および紙種検知に関係する制御系のブロック図で
ある。なお、同図は画像形成、印刷媒体搬送、紙種検知
に関係する制御のみを示したもので、その他の制御は示
していない。ここで、制御部54は、画像形成、記録紙
媒体搬送、紙種検知を行う。52は、印刷媒体メモリ5
0と信号を送受信する変復調部であり、55、56はア
ンテナ、制御部54は、アンテナ切り替え手段57およ
びアンテナ55、56を経由し、印刷媒体メモリ50の
内容を読み取る。
【0055】本実施形態の画像形成装置中のアンテナ5
5および56の配置を図9により示す。アンテナ55
は、給紙カセット101の内部に配置され、アンテナ5
6は給紙トレー106近傍に配置されている。ここで、
制御部54は、印刷媒体1が搬送開始する前に印刷媒体
メモリ50の内容を読み取る。ここで、内容が読み取れ
なかった場合、印刷媒体無しとし、画像形成動作を行わ
ない。読み取った場合には、第1実施形態と同様の手順
の処理を行う。
【0056】図10に本実施形態の制御部54の動作を
示すフローチャートを示す。コントローラ3からの印字
指示信号S4を待つ(S141)。印字指示信号S4を
受け取ると、印刷媒体メモリ50の内容を読み取り(S
142)、読み取り成功の判定を行い(S143)、読
み取りが成功した場合、S144に行き、失敗した場
合、紙無しとして画像形成動作を終了する。
【0057】次にスキャナ107の回転を開始し(S1
44)、紙搬送のためのモータの駆動を開始する(S1
45)。S142で読み取った印刷媒体50の内容が普
通紙と判断した場合(S146−Y)、S147に行
き、普通紙でないと判断した場合S150に進む。S1
50でOHTと判断した場合、S151に行く。それ以
外の紙種の場合、S154に行く。この場合ここではグ
ロス紙として扱われる。
【0058】S154では、読み取った紙抵抗値をもと
に、画像形成パラメータを決定し、画像形成動作を行い
(S155)、グロスの定着性を向上させるため、低速
搬送速度1で定着を行い(S156)、S157に行
く。
【0059】S151では、読み取った紙抵抗値を元に
画像形成パラメータを決定し、画像形成動作を行い(S
152)、OHTの定着性を向上させるため、低速搬送
速度2で定着を行い(S153)、S157に行く。
【0060】S147では、普通印刷媒体用の画像形成
パラメータを決定し、画像形成動作を行い(S14
8)、通常搬送速度で定着を行い(S149)、S15
7に行く。S157では、画像形成が終了したのち、モ
ータ、スキャナを停止し、再びS141に戻る。
【0061】以上の構成及び手順により、本実施形態の
画像形成装置は、給紙部付近に配置された読取り部によ
り印刷媒体のメモリからその内容の読取りを試み、すべ
ての読取り部により読みとれなければ、印刷媒体は載置
されていないものとして印刷処理を終了する。
【0062】また、読みとれた場合にはその内容である
印刷媒体の種類や紙抵抗値を基に定着速度を変更し、熱
定着の時間の長短を媒体及び紙抵抗値に応じて変えてい
る。それにより、印刷媒体の誤認を防止でき、実際に使
用されている印刷媒体に適した画像形成プロセスが確実
に選択・実行される。
【0063】このように、印刷媒体の有無も判定できる
ために、そのためのセンサも不要であり、また誤検出を
防止することもできる。
【0064】
【第3実施形態】以下、本発明の第3の実施形態を図面
に参照して詳細に説明する。従来例および第1実施形態
および第2実施形態との共通個所には、同一番号を付し
て、説明を省略する。
【0065】本発明の第3の実施形態は、印刷媒体メモ
リを利用し、給紙動作を行う前に紙サイズおよび、紙の
種類、紙の厚さ、紙の重量を検出し、画像形成不可能な
紙がセットされた場合、警告を報知するかあるいは、画
像形成動作を行わないものである。画像形成装置は給紙
動作を行う前に、印刷媒体メモリの内容を読み取り、読
み取った内容を解析し、この内容により、紙搬送動作に
制限をかけるものである。
【0066】第3実施形態のブロック図およびアンテナ
の配置は第2実施形態と同一であり、制御部の動作のみ
異なる。第2実施形態の制御部54が本実施形態の制御
部59に相当する。
【0067】本実施形態の制御部59は、メモリから読
み取ったパラメータに基づいて、供給されている印刷媒
体のパラメータ、例えば印刷媒体の種類や厚み等が、画
像形成装置(プリンタ)10で取り扱い可能な所定の範
囲の外であるかどうかチェックする。取り扱い可能な範
囲外の値を持つ画像形成パラメータの場合、画像の保証
ができないことをコントローラ3経由でユーザに報知
し、あらかじめ制御部59内に持っているデフォルトの
画像形成パラメータにより、画像形成動作を行う。
【0068】図11に本実施形態の制御部54の動作を
示すフローチャートを示す。
【0069】制御部51は、コントローラ3からの印字
指示信号S4を待つ(S161)。印字指示信号S4を
受け取ると、印刷媒体メモリ50の内容を読み取り(S
162)、読み取った値が所定の範囲内にあるか判定し
(S163)、所定範囲内にあると、S164に行き、
所定範囲外でなかった場合、S165に行く。S165
では、画像の保証ができない事をコントローラ3経由で
ユーザに報知する。ユーザは印刷を継続するか否かを指
定し、継続の場合には164ヘ進み、継続でなければそ
のまま処理は中止される。
【0070】印刷を行う場合にはスキャナ107の回転
を開始し(S164)、紙搬送のためのモータの駆動を
開始する(S166)。S162で読み取った印刷媒体
50の内容が普通紙と判断した場合(S167)、S1
68に行き、そうでなければS171に進み、S171
でOHTと判断した場合、S172に行く。それ以外の
紙種の場合、S175に行く。
【0071】S175では、読み取った紙抵抗値をもと
に、画像形成パラメータを決定し、画像形成動作を行い
(S176)、グロスの定着性を向上させるため、低速
搬送速度1で定着を行い(S177)、S178に行
く。
【0072】S172では、読み取った紙抵抗値を元に
画像形成パラメータを決定し、画像形成動作を行い(S
173)、OHTの定着性を向上させるため、低速搬送
速度2で定着を行い(S174)、S178に行く。
【0073】S168では、普通印刷媒体用の画像形成
パラメータを決定し、画像形成動作を行い(S16
9)、通常搬送速度で定着を行い(S170)、S17
8に行く。S178では、画像形成が終了したのち、モ
ータ、スキャナを停止し、再びS161に戻る。
【0074】本実施形態では、印刷媒体50の値が所定
範囲外の値となった場合、警告を出すのみで、画像形成
動作は継続していた。しかし、各画像形成パラメータ
が、所定の範囲外にあるとき、画像形成動作を行わなく
してもよい。たとえば、紙種が、特殊なOHTシートで
あると判断した場合、印刷媒体が、定着部に巻き付く可
能性があり、画像形成装置にダメージを与えることがあ
る。また、印刷媒体の厚さあるいは、重さが、所定の範
囲内に無い場合、印刷媒体の紙詰まりが発生する確率が
非常に高くなるなど、画像形成装置本体の故障が発生す
る可能性がある場合である。
【0075】以上の構成及び手順により、印刷媒体の材
質等を示すパラメータを媒体のメモリから読み取り、印
刷に不適な媒体を識別してそてに対する印刷を行うので
あれば、警告を発したり、あるいは印刷そのものを中止
することができる。
【0076】
【第4実施形態】以下、本発明の第4の実施形態を図面
に参照して詳細に説明する。第1実施形態との共通個所
には、同一番号を付して、説明を省略する。
【0077】本発明の第4の実施形態は、印刷媒体メモ
リを利用し、給紙動作を行う前に紙サイズおよび、紙の
種類、紙の厚さ、紙の重量を検出し、それに応じた画像
形成を行うと共に、画像形成装置内に設けた温度や湿度
を検出する環境センサにより測定した環境パラメータも
勘案して、画像形成に最適なプロセスを選び、画像を形
成する。
【0078】以下、図面を参照して本発明の第4の実施
形態を詳細に説明する。従来例および第1実施形態およ
び第2実施形態および第3実施形態との共通箇所には、
同一番号を付して、説明を省略する。
【0079】本発明の第4の実施形態は、記録媒体メモ
リから画像形成パラメータを読み出すとともに、温度、
湿度を検知する環境センサと画像形成措置本体に取り付
け、読み出した画像形成パラメータに対し補正すること
により、より高画質な画像を形成するものである。
【0080】第4実施形態のブロック図を図17として
示す。この構成はほぼ第1実施形態と同一であるが、制
御部51に、装置本体内の温度や湿度を測定するための
環境センサ61を有する点で異なる。制御部の動作は、
この環境センサ61により環境パラメータを検知し、画
像形成プロセスを検知した環境パラメータにより変える
点で第1の実施形態と異なる。第1実施形態の制御部5
1が本実施形態の制御部60に相当する。制御部60
は、給紙動作中に、記録媒体メモリの内容を読み取り、
読み取った内容を解析し、紙種と紙抵抗値を判断し、さ
らに、環境センサ61から画像形成装置内の温度および
湿度を検出し、信号制御部60へ、S40により温度
を、S41により湿度の情報を送出する。ここで、制御
部60は、紙種情報を基に、温度により補正を行った定
着部搬送速度を決定し、紙種情報を基に、湿度または絶
対湿度により補正を行った紙抵抗値により画像形成パラ
メータ(主に画像転写時の高圧設定値)を決定する。た
とえば、環境センサ51aの値が、高温高湿を示してい
た場合、紙種情報を元に基本の転写高圧設定値を決定し
た後、転写性向上のため、さらに転写高圧値を上げる。
また、環境センサ61の値が低温低湿を示していた場
合、紙種情報を元に基本の転写高圧設定値を決定した
後、トナーの転写性を調整するため、転写高圧値を下
げ、さらに定着性確保のため、定着温度を上げる。
【0081】図12に本実施形態の4色印字1枚を行う
場合の制御部60の動作を示すフローチャートを示す。
【0082】まずコントローラ3からの印字指示信号S
4を持つ(S181)。印字指示信号S4を受け取る
と、スキャナ107の回転を開始し(S182)、紙搬
送のためのモータの駆動を開始する(S183)。次に
環境センサ61から温度および湿度を検出し、検出値を
保持する(S184)。
【0083】その後、記録媒体搬送ロ上の記録媒体メモ
リ50の内容を読み取り(S185)、記録媒体の紙種
を判断する(S186)。ここで普通紙と判断した場
合、S187に行き、それ以外の紙種の場合、S190
に行く。S190でOHTと判断した場合、S191に
行き、それ以外の紙種の場合、S194に行く。
【0084】S194では、読み取った紙抵抗値に環境
センサで検出した湿度値の補正を行い、画像形成パラメ
ータを決定する。次に画像形成動作を行い(S19
5)、グロス紙の低速搬送速度1に環境センサで読み取
った温度を補正した速度で定着を行い(S196)、S
197に行く。
【0085】S191では、読み取った紙抵抗値に環境
センサで検出した湿度の補正を行い、画像形成パラメー
タを決定する。次に画像形成動作を行い(S192)、
OHTの低速搬送速度2に環境センサで読み取った温度
を補正した速度で定着を行い(S193)、S197に
行く。
【0086】S187では、読み取った紙抵抗値に環境
センサで検出した湿度値の補正を行い、普通記録媒体用
の画像形成パラメータを決定する。次に画像形成動作を
行い(S188)、通常搬送速度に環境センサで読み取
った温度を補正した速度で定着を行い(S189)、S
197に行く。S197では、画像形成が終了したの
ち、スキャナを停止し、再びS181に戻る。
【0087】本実施例により、より高画質な画像を得る
ことが可能となる。
【0088】ここで、湿度による紙抵抗値の補正は、例
えば紙抵抗値が湿度により変化する程度を表化して、あ
るいは湿度をパラメータとする関数として実験的に蓄積
しておき、その表あるいは関数により紙抵抗値を補正す
ればよい。また、定着速度を環境温度により補正する際
には、これも、例えば定着に要する必要十分な時間を、
実験的に、環境温度の関数として表化し、あるいは関数
化して蓄積しておき、その表あるいは関数により定着速
度を補正すればよい。
【0089】以上のように、環境センサにより検知した
環境に応じて画像形成プロセスやそのパラメータを変更
することで、上述した実施形態の効果に加えて、環境変
化により形成される画像の質が左右されず、安定した画
像形成が可能となる。
【0090】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0091】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。すなわち、図示されたフローチャートの手順をコン
ピュータに供給する。この場合、記憶媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピ
ュータが読み出したプログラムコードを実行することに
より、前述した実施形態の機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)など
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれ
る。
【0092】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0093】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、印
刷媒体に非接触で読み取り可能なメモリを搭載すること
により、光学式の紙種センサを取り除くことが可能とな
る。
【0094】さらに正確な紙種の検知と、最適な画像形
成パラメータにより、良好な画像形成を行う事ができ
る。
【0095】また、アンテナ2を給紙口毎に配置するこ
とにより印刷媒体有無センサを取り除くことも可能とな
る。
【0096】また、印刷媒体メモリの内容を画像形成前
に読み取り、画像形成動作を制限することにより、印刷
媒体の紙詰まりの発生を押さえることが可能となる。
【0097】また、環境センサにより検知した環境に応
じて画像形成プロセスやそのパラメータを変更すること
で、環境変化により形成される画像の質が左右されず、
安定した画像形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の画像形成装置のブロック図であ
る。
【図2】第1実施形態の印刷媒体と印刷媒体メモリとア
ンテナの配置を示した図である。
【図3】第1実施形態の画像形成装置の断面図である。
【図4】第1実施形態の制御部51のフローチャートで
ある。
【図5】第1実施形態の変復調部のブロック図である。
【図6】第1実施形態の印刷媒体メモリのブロック図で
ある。
【図7】第1実施形態の印刷媒体メモリの内容を示した
図である。
【図8】第2実施形態の画像形成装置のブロック図であ
る。
【図9】第2実施形態の画像形成装置中のアンテナ55
及び56の配置を示す図である。
【図10】第2実施形態の制御部54のフローチャート
である。
【図11】第3実施形態の制御部59のフローチャート
である。
【図12】第4実施形態の制御部のフローチャートであ
る。
【図13】従来例の画像形成装置の断面図である。
【図14】従来例の画像形成装置のブロック図である。
【図15】従来例のOHT検知方法を示した図である。
【図16】従来例の制御部21のフローチャートであ
る。
【図17】第4実施形態の画像形成装置のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 印刷媒体 3 コントローラ 4 ホストコンピュータ 10 画像形成装置 22 記録紙搬送制御部 21、51、54、59、60 装置印字動作を行う制
御部 50 印刷媒体メモリ 100 像担持体 101 給紙カセット 102 記録紙紙パス 104 定着ユニット 106 給紙トレー 107 光学ユニット(スキャナ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/20 109 G03G 15/20 109 21/14 21/00 372 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AR01 AS13 HK07 2C087 AA03 AA09 AA14 AB05 AC08 BB10 DA18 2C187 AC07 AD03 AG11 DB08 2H027 DA12 DA13 DC02 DC19 DE04 EA03 EA20 EC06 EC20 ED25 EE03 EE04 EF09 2H033 AA02 AA47 BB37 CA08 CA16 CA17 CA36

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体上に画像を形成する画像形成装
    置であって、 印刷媒体に設けられた記憶手段に記憶された画像形成パ
    ラメータを読み取る読み取り手段と、 前記画像形成パラメータに基づいて、前記印刷媒体上に
    画像を形成する画像形成手段とを備えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記読み取り手段は、前記印刷記憶手段
    から前記画像形成パラメータを非接触で読み取ることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は不揮発性メモリであり、
    前記読み取り手段は非接触の状態で前記不揮発性メモリ
    の内容を読み取ることができることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記読み取り手段は、前記不揮発性メモ
    リに対して、非接触の状態で電力を供給することを特徴
    とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成パラメータは、印刷媒体の
    種類、印刷媒体の長さ、印刷媒体の幅、印刷媒体の重
    さ、印刷媒体の厚さ、印刷媒体の抵抗値の少なくともい
    ずれかを含むことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は、前記読み取り手段
    により前記画像形成パラメータが読み取れなかった場
    合、印刷媒体が供給されていないものと判定することを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記読み取り手段により読み取られた前
    記画像形成パラメータの値が所定範囲外の場合には、前
    記画像形成手段は画像形成動作を行わないことを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成手段は、前記画像形成パラ
    メータに含まれる印刷媒体の種類に応じて印刷媒体上の
    画像の定着速度を補正することを特徴とする請求項5に
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成手段により画像形成が行わ
    れる環境パラメータを獲得する検知手段を更に備え、前
    記画像形成手段は、検知した環境パラメータに応じて前
    記画像形成パラメータを補正することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成手段により画像形成が行
    われる環境パラメータを獲得する検知手段を更に備え、
    前記画像形成手段は、検知した環境パラメータに応じて
    前記印刷用媒体上の画像を定着させる定着速度を補正す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 印刷媒体上に画像を形成する画像形成
    装置の制御方法であって、 印刷媒体に設けられた記憶手段に記憶された画像形成パ
    ラメータを読み取る読み取り工程と、 前記画像形成パラメータに基づいて、前記印刷媒体上に
    画像を形成する画像形成工程とを備えることを特徴とす
    る画像形成装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記読み取り工程は、前記印刷記憶手
    段から前記画像形成パラメータを非接触で読み取ること
    を特徴とする請求項11に記載の画像形成装置の制御方
    法。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段は不揮発性メモリであ
    り、前記読み取り工程は非接触の状態で前記不揮発性メ
    モリの内容を読み取ることができることを特徴とする請
    求項11又は12に記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記読み取り工程は、前記不揮発性メ
    モリに対して、非接触の状態で電力を供給することを特
    徴とする請求項13記載の画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記画像形成パラメータは、印刷媒体
    の種類、印刷媒体の長さ、印刷媒体の幅、印刷媒体の重
    さ、印刷媒体の厚さ、印刷媒体の抵抗値の少なくともい
    ずれかを含むことを特徴とする請求項11ないし14の
    いずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記画像形成工程は、前記読み取り工
    程により前記画像形成パラメータが読み取れなかった場
    合、印刷媒体が供給されていないものと判定することを
    特徴とする請求項11ないし15のいずれか1項に記載
    の画像形成装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記読み取り工程により読み取られた
    前記画像形成パラメータの値が所定範囲外の場合には、
    前記画像形成工程は画像形成動作を行わないことを特徴
    とする請求項11ないし16のいずれか1項に記載の画
    像形成装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記画像形成工程は、前記画像形成パ
    ラメータに含まれる印刷媒体の種類に応じて印刷媒体上
    の画像の定着速度を補正することを特徴とする請求項1
    5に記載の画像形成装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記画像形成工程により画像形成が行
    われる環境パラメータを獲得する検知工程を更に備え、
    前記画像形成工程は、検知した環境パラメータに応じて
    前記画像形成パラメータを補正することを特徴とする請
    求項11に記載の画像形成装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記画像形成工程により画像形成が行
    われる環境パラメータを獲得する検知工程を更に備え、
    前記画像形成工程は、検知した環境パラメータに応じて
    前記印刷用媒体上の画像を定着させる定着速度を補正す
    ることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置の
    制御方法。
  21. 【請求項21】 請求項11乃至20のいずれか1項に
    記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータにより実
    現するためのコンピュータプログラムを格納するコンピ
    ュータ可読の記憶媒体。
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