JP2002273933A - 画像形成方法及び装置 - Google Patents

画像形成方法及び装置

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JP2002273933A
JP2002273933A JP2001074998A JP2001074998A JP2002273933A JP 2002273933 A JP2002273933 A JP 2002273933A JP 2001074998 A JP2001074998 A JP 2001074998A JP 2001074998 A JP2001074998 A JP 2001074998A JP 2002273933 A JP2002273933 A JP 2002273933A
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light
semiconductor laser
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JP2001074998A
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Hidetoshi Ema
秀利 江間
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の分布以上に急峻な露光エネルギー
分布を生成することによって、安定的に高画質画像を
得、更にトナー付着量の誤差を低減させる画像形成方法
及び装置を提供すること。 【解決手段】 入力された画像変調信号に基づいて半導
体レーザを変調し、該変調された半導体レーザの光で感
光体を走査し、感光体に対向し、所定の位置において走
査光を検出し、検出信号に基づいた所定タイミングで感
光体を走査して画像変調信号に応じた静電潜像を形成す
る際に、画像変調信号中の一ラインにおける一画素位置
の半導体レーザを変調する画素データを、ライン列上で
その一ラインの前後の二ラインにおける同じ一画素位置
のデータに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にレーザプリン
タ、デジタル複写機、及びレーザファックスなどにおけ
る光源として用いられる半導体レーザの光出力を制御及
び変調する画像形成装置に関し、特に、レーザ光の分布
以上に急峻な露光エネルギー分布を生成することによっ
てトナー付着量の誤差を低減させる画像形成方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図22を用いて、従来の画像形成装置に
ついて説明する。図22において、ポリゴンミラー22
01が回転することによって半導体レーザユニット22
02から出力されたレーザ光は、ポリゴンミラー220
1によってスキャンされ走査レンズ2203を介して感
光体2204と露光し、静電潜像を形成する。
【0003】又、半導体レーザユニット2202は、画
像処理ユニット2205によって生成された画像データ
と位相同期回路2206によって位相が設定された画像
クロックとに従って、半導体レーザの発光時間をコント
ロールすることにより、感光体2204上の静電潜像を
コントロールする。
【0004】又、位相同期回路2206は、クロック生
成回路2207によって生成された黒億をポリゴンミラ
ー2201によってスキャンされた半導体レーザの光を
検出するフォトディテクタ2208に同期した位相に設
定する。
【0005】このように構成された画像形成装置は、ド
ットを生成する画素に応じて半導体レーザのON/OF
F制御を実施し、露光エネルギーによって感光体表面電
位を低下させ、この感光体表面電位の低下量に従ってト
ナー付着量をコントロールすることにより画像を生成す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像形成装置において、上記感光体表面電位分布は、
露光する半導体レーザ光がガウス分布となるように設定
されており、結果として露光エネルギー分布はレーザ光
のガウス分布に応じたガウス分布となる。
【0007】ここで、書き込み画素密度が増大してくる
と、1画素サイズと同程度のガウス分布となるレーザ光
で書き込まざるをえなくなる。ガウス分布を狭くすると
レーザ光の焦点深度などの問題により十分に狭くするこ
とができなくなってくるため、露光エネルギー分布は1
画素サイズに比較してなだらかな分布となり、トナー付
着における誤差が増大する。
【0008】上記課題を解決する方法として、特開平5
−300346号公報に開示された方法がある。この方
法は、レーザビームをパルス幅変調して画像記録を行う
レーザプリンタにおいて、画像再現性を向上させること
を目的としてものであるが、パルス幅変調により露光エ
ネルギー分布を生成すると露光ビーム分布以上に急峻な
露光エネルギー分布を生成できなくなりドット再現性が
劣化するという問題を生じる。
【0009】又、特開平7−1761号公報に開示され
た方法は、高品質のグレイスケール出力を得ることを目
的としてものであり、感光ドラムへのレーザビームを所
定シーケンスでパルス化すると共にパルス幅変調する。
この方法は、ドラムに与えられるトナーの量はレーザ光
の照射レベルに比例するので、ドラムのピークセル領域
へのレーザ光の時間間隔を制御することによって、プリ
ント媒体へのトナーの寸法を変え、レーザ光を変調する
ことによって、比例されるドットの寸法を正確に制御
し、連続的なシューディング、ハーフトーンを発生させ
るものである。
【0010】しかしながら、上記方法においては、露光
エネルギー分布にほぼ比例してトナーは付着するが、露
光エネルギー分布がなだらかであると付着トナー量に誤
差が発生しやすくなりドット再現性が劣化し、粒状性
(S/N比)に欠けた画像を生じることとなる。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
為されたものであり、レーザ光の分布以上に急峻な露光
エネルギー分布を生成することによってトナー付着量の
誤差を低減させる画像形成方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
画像形成方法は、入力された画像変調信号に基づいて半
導体レーザを変調し、該変調された半導体レーザの光で
感光体を走査する走査工程と、前記感光体に対向し、所
定の位置において前記走査手段からの走査光を検出する
走査光検出工程とを有し、前記走査光検出工程によって
得られた検出信号に基づいた所定タイミングで前記感光
体を走査して前記画像変調信号に応じた静電潜像を形成
する画像形成方法であって、前記画像変調信号中の一ラ
インにおける一画素位置の半導体レーザを変調する画素
データを、ライン列上で前記一ラインの前後の二ライン
における前記一画素位置のデータに変換する方法を採
る。
【0013】この方法によれば、隣接するラインの画素
位置を露光する光パルスにより形成したことによって、
副走査方向の露光エネルギー分布を急峻なものとするこ
とができるため、安定的に高画質画像を得ることができ
る。
【0014】又、レーザ光の分布以上に急峻な露光エネ
ルギー分布を生成することができるため、トナー付着量
の誤差を低減させることができる。
【0015】本発明の請求項2に係る画像形成方法は、
請求項1に係る画像形成方法において、1画素を1画素
幅より細い2以上のパルス列に変換する方法を採る。
【0016】この方法によれば、主走査方向に対しても
光パルスを細いパルスと組み合わせることによって、副
走査方向のみならず主走査方向にも露光エネルギー分布
を急峻にすることができ、安定的に高画質画像を得るこ
とができる。
【0017】本発明の請求項3に係る画像形成方法は、
請求項2に係る方法において、1画素をON/OFFす
る信号に対して前記光パルスを対応させる方法を採る。
【0018】この方法によれば、1画素をON/OFF
する信号に対して光パルスを対応させることによって画
像データ信号のビット数を低減でき、よって低コストで
露光エネルギー分布を急峻にすることができ、安定的に
高画質画像を得ることができる。
【0019】本発明の請求項4に係る画像形成方法は、
請求項2又は3に係る方法において、前記光パルスの光
強度を、1画素全体を露光する場合の光強度よりも大き
くする方法を採る。
【0020】この方法によれば、光パルスの光強度を、
1画素全体を露光する場合の光強度よりも大きくするこ
とによって、より細いパルスで安定的に高画質画像を得
ることができる。
【0021】本発明の請求項5に係る画像形成方法は、
請求項2乃至4のいずれか一に係る方法において、前記
光パルスは画素の中心に対し左右対称な光パルスである
方法を採る。
【0022】この方法によれば、光パルスは画素の中心
に対し左右対称な光パルスとするため、簡単な構成によ
り露光エネルギー分布を急峻にすることができ、安定的
に高画質画像を得ることができる。
【0023】本発明の請求項6に係る画像形成方法は、
請求項2乃至5のいずれか一に係る方法において、前記
パルス列への変換はルックアップテーブルを用いて行わ
れる方法を採る。
【0024】この方法によれば、変調パルス列をルック
アップテーブルによって生成するため、画素密度が変わ
った場合等に再プログラミングによって最適な変調パタ
ーンに変更することができ、適用範囲を広げることがで
きる。
【0025】本発明の請求項7に係る画像形成方法は、
請求項6に係る方法において、画素開始時に、前記ルッ
クアップテーブルの出力をシフトレジスタの初期値とし
てロードし、前記画素データの単位となるクロックサイ
クルの2倍以上のクロックを生成し、前記生成されたク
ロックによって前記シフトレジスタを動作させる方法を
採る。
【0026】この方法によれば、変調パルス列の処理を
画素クロックの2倍以上の周波数で動作するシフトレジ
スタで処理するため、精度良い変調パルス列を生成で
き、高速で高精度な画像形成が実現できる。
【0027】本発明の請求項8に係る画像形成装置は、
入力された画像変調信号に基づいて半導体レーザを変調
し、該変調された半導体レーザの光で感光体を走査する
走査手段と、前記感光体に対向し、所定の位置において
前記走査手段からの走査光を検出する走査光検出手段と
を有し、前記走査光検出手段からの検出信号に基づいた
所定タイミングで前記感光体を走査して前記画像変調信
号に応じた静電潜像を形成する画像形成装置において、
前記画像変調信号中の一ラインにおける一画素位置の半
導体レーザを変調する画素データを、ライン列上で前記
一ラインの前後の二ラインにおける前記一画素位置のデ
ータに変換する画素データ変換手段を更に有する構成を
採る。
【0028】この構成によれば、隣接するラインの画素
位置を露光する光パルスにより形成したことによって、
副走査方向の露光エネルギー分布を急峻なものとするこ
とができるため、安定的に高画質画像を得ることができ
る。
【0029】又、レーザ光の分布以上に急峻な露光エネ
ルギー分布を生成することができるため、トナー付着量
の誤差を低減させることができる。
【0030】本発明の請求項9に係る画像形成装置は、
請求項8に係る装置において、1画素を1画素幅より細
い2以上のパルス列に変換するパルス列変換手段を更に
有する構成を採る。
【0031】この構成によれば、主走査方向に対しても
光パルスを細いパルスと組み合わせることによって、副
走査方向のみならず主走査方向にも露光エネルギー分布
を急峻にすることができ、安定的に高画質画像を得るこ
とができる。
【0032】本発明の請求項10に係る画像形成装置
は、請求項9に係る装置において、前記半導体レーザを
制御する半導体レーザ制御手段と、前記パルス列に従っ
て前記半導体レーザを変調する変調信号出力手段とを更
に有し、前記半導体レーザ制御手段と前記変調信号出力
手段とは同一チップ内に設けられる構成を採る。
【0033】この構成によれば、画素データ変換手段と
半導体レーザ制御回路とを同一IC内に組込んだことに
より高速化でき、又、低コストで安定的に高画質な画像
が得られる。
【0034】本発明の請求項11に係る画像形成装置
は、請求項9又は10に係る装置において、1画素をO
N/OFFする信号に対して前記光パルスを対応させる
構成を採る。
【0035】この構成によれば、1画素をON/OFF
する信号に対して光パルスを対応させることによって画
像データ信号のビット数を低減でき、よって低コストで
露光エネルギー分布を急峻にすることができ、安定的に
高画質画像を得ることができる。
【0036】本発明の請求項12に係る画像形成装置
は、請求項9乃至11のいずれか一に係る装置におい
て、前記光パルスの光強度を、1画素全体を露光する場
合の光強度よりも大きくする構成を採る。
【0037】この構成によれば、光パルスの光強度を、
1画素全体を露光する場合の光強度よりも大きくするこ
とによって、より細いパルスで安定的に高画質画像を得
ることができる。
【0038】本発明の請求項13に係る画像形成装置
は、請求項9乃至12のいずれか一に係る装置におい
て、前記光パルスは画素の中心に対し左右対称な光パル
スである構成を採る。
【0039】この構成によれば、光パルスは画素の中心
に対し左右対称な光パルスとするため、簡単な構成によ
り露光エネルギー分布を急峻にすることができ、安定的
に高画質画像を得ることができる。
【0040】本発明の請求項14に係る画像形成装置
は、請求項9乃至13のいずれか一に係る装置におい
て、前記パルス列変換手段はルックアップテーブルによ
って構成される構成を採る。
【0041】この構成によれば、変調パルス列をルック
アップテーブルによって生成するため、画素密度が変わ
った場合等に再プログラミングによって最適な変調パタ
ーンに変更することができ、適用範囲を広げることがで
きる。
【0042】本発明の請求項15に係る画像形成装置
は、請求項14に係る装置において、シフトレジスタを
更に有し、画素開始時に、前記ルックアップテーブルの
出力を前記シフトレジスタの初期値としてロードし、前
記画素データの単位となるクロックサイクルの2倍以上
のクロックを生成するクロック生成手段と、前記クロッ
ク生成手段の出力クロックによって前記シフトレジスタ
を動作させる構成を採る。
【0043】この構成によれば、変調パルス列を画素ク
ロックの2倍以上の周波数で動作するシフトレジスタで
構成するため、精度良い変調パルス列を生成でき、高速
で高精度な画像形成が実現できる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施の形態について説明する。
【0045】(実施の形態1)以下、図1乃至8を用い
て、本発明に係る実施の形態1について説明する。図1
(a)において、がこれまでの光変調パルスの例であ
る。半導体レーザ光をコリメートレンズにて平行光にし
た後、走査光学系を経て感光体面上で結像させる光学系
において、ビームプロファイルがガウス分布をしている
場合の露光エネルギー分布をに示す。
【0046】他方、本発明に係る光パルスは、のよう
なパターンにて露光した場合の同一光学系による露光エ
ネルギー分布を示す。
【0047】図1(b)は、従来の変調光パルス幅を狭
くした場合であり、これに対応するように本発明では光
の変調パターンを変化させた場合に対応する露光エネル
ギー分布である。
【0048】以上のパルス幅を順次変化させた場合の従
来例が図2(a)であり、本発明の変調パターンによっ
て変化させた場合の露光エネルギー分布が図2(b)で
ある。
【0049】図2(b)の光変調パターンは、図1
(a)及び(b)ののような左右対称の細い第一の光
パルス列と中心で光らせる第二のパルスとの組み合わせ
である。
【0050】又、細いパルスの光強度は、画素全体を露
光する場合に比べ、本実施形態の場合では約8倍の光強
度となっている。
【0051】第一のパルスの間隔は、露光エネルギー分
布を補足する場合には狭くし、太くする場合には太く
し、且つこの場合には第二のパルスにより露光エネルギ
ー分布の中心での低下を抑制するようにしている。
【0052】以上の図から分かるように、本発明の光パ
ルスによって露光することにより、約20%程度光ビー
ム径が細くなった場合に近い急峻な露光エネルギー分布
を得ることができる。
【0053】このように、本実施形態によれば、感光体
表面電位分布がビーム径をより補足した場合と同じよう
な表面電位分布が得られることになるため、粒状性(S
/N比)の良好な画像を得ることができる。
【0054】又、ここでは、本実施形態に係るレーザビ
ーム変調に関して、走査光学系について説明したが、レ
ーザ光が照射される対象物が回転しているようなもの、
例えば光ディスク、においても有効な方法となる。
【0055】又、本実施形態では、1画素サイズを可変
するような場合の光変調パターンを提示しているが、1
画素を2値変調するような場合(1画素をON/OF
F)には、画素の両端において短時間光パルスを出力す
るようにしてもよい。
【0056】更に、光パルスの強度を可変できるように
しておき、出力する光パルスパターンに応じて光パルス
強度を変化させれば、最適な露光エネルギー分布が得ら
れるようにすることができる。
【0057】上記説明は、主走査方向について述べた
が、副走査方向についても同様のレーザビームプロファ
イルをしており、上記と同様の結果となる。
【0058】但し、この場合には主走査方法と異なり、
連続的に光の点灯・消灯を制御することはできないの
で、ライン毎に点灯・消灯を制御することになる。この
ような場合の光の変調パターンは、図3に示すように、
変換前は主走査ラインに沿った画像データであるが、こ
の画像データから前のラインと次のラインでの点灯・消
灯信号に変換する。この一例を図4に示す。
【0059】図4の場合、対象とするライン数を「N」
とした場合、「N−1」ライン及び「N+1」ラインの
対応するところで点灯し、対象とするライン「N」では
消灯するデータに変換している。又、図5においては、
主走査方向と副走査方向とを組み合わせた光パルスパタ
ーンデータに変換することによって、主走査方向のみな
らず、副走査方向においても、従来のような光パターン
と比較して露光エネルギー分布を急峻にすることがで
き、レーザビーム径を細くしたときと同様の効果を得る
ことができる。
【0060】図6は、上記光パルス列を生成するための
変調データ生成に関する実施形態を示す。以下、図6を
用いて、動作を説明する。
【0061】クロック(Clock)は、画像データを
転送するクロックであり、画像データに基づいてルック
アップテーブル(Look−up−table;LU
T)601に基づいて変調パルス列に対応するデータに
変換して、ロード(Load)信号に応じてシフトレジ
スタ(Shift−Register)602にロード
される。
【0062】一方、クロックを8倍にするPLL−LO
OPを、位相検知器(Phase−Detector)
603、ループフィルタ(Loop−filter)6
04、電圧制御発振器(Voltage Contro
l Oscillator;VCO)605、及び1/
8処理器606によって8倍の周波数のVCLKを生成
し、VCLKに従って変調データ(Modulatio
n Data)を出力する。
【0063】このようにして、図1(b)のの光パル
スは、図7(a)に示すようなデータによって生成さ
れ、又、図1(a)のの光パルスは図7(b)のよう
なデータによって生成される。
【0064】又、ここでは、画像データをLUT601
に基づいて変換する構成を採ることにより、LUT60
1の内容を変更することのみによって、レーザ走査光学
系が変化した場合にも、同一回路によって、図1(a)
及び(b)のような光パルスを自由に選択できるように
している。
【0065】このような構成を採ることにより、自由度
の高い光変調パルスを生成することができる。又、本構
成による光パルス生成によって、粒状性が良好な画像を
得ることができる。
【0066】本実施形態では、光パルス列を再設定でき
るような構成としたが、書き込み密度などが決まってい
る場合には決まった光パルスパターンを出力するように
した方が回路規模が小さくなり、低コスト化を実現でき
る。
【0067】更に、LUTのビット数を増やすことによ
って光パルスの強度をも再設定できるようにしておくこ
とによって、より高精度に露光エネルギー分布を生成す
ることが可能となる。
【0068】図8は、図6に示されたパルス変調ユニッ
トからのデータに応じて半導体レーザを制御・変調する
ための制御回路を示している。以下、図8を用いて、動
作を説明する。
【0069】図8の制御回路によって、光出力P0の場
合、半導体レーザ(LD)の光を受光する受光素子(P
D)の出力電流により発生する電圧(REXTを介して
光起電流が電圧に変換される)をXPD端子において検
出し、VCONT電圧と比較・制御し、制御結果がXC
H端子に接続されている保持キャパシタ1(Hold−
Capacitor1)に保持される。又、光出力がP
1の場合には、同様に制御され、保持キャパシタ2に保
持される。
【0070】光出力は、P1とP0との間の電圧に対し
て直線であることを仮定して(実際に、半導体レーザの
I−L特性により、この直線性は精度よく成立する)、
他段階に変調される。
【0071】変調データをDnとした場合(VCLKの
速度で変化するデータ)半導体レーザ駆動電流Inと
し、保持キャパシタ1及び2の電圧をそれぞれV1及び
V2とし、更にP1=P0/2とすると、 In={(V0−V1)×Dn+V1}/RE となる。ここではDn=−1〜1となるように制御回路
801と変調信号発生回路802とに設定している。
【0072】このようにして、パルス変調ユニット80
3からの出力データに従って、半導体レーザの光パルス
パターンを生成することができ、図1(a)及び(b)
における露光エネルギー分布を生成することが比較的容
易に可能となり、粒状性の良好な画像を得ることができ
る。
【0073】(実施の形態2)以下、図9を用いて、本
発明の実施の形態2に係る画像形成方法及び装置につい
て説明する。実施の形態1、特に図6においては、画素
クロックの8倍になる周波数VCLKを画素クロックか
ら生成する構成を示したが、通常、画素クロック自身も
基準クロックから生成され、レーザの発信波長によって
光学系の色収差による露光位置ずれが発生しやすくなる
ため、画素クロックを微調できる画素クロック生成回路
が要求される。
【0074】本実施形態は、上記画素クロック生成回路
を省く構成とし、同時にVCLK生成と画素クロック生
成とを実現した実施形態である。以下、図9を用いて、
動作を説明する。
【0075】基準クロックと、VCLKをプログラム可
能カウンタ(Programmable−Counte
r)901によりN分周した結果とを比較する位相周波
数比較回路902と、位相周波数比較回路902によっ
て得られた比較結果をフィルタするループフィルタ(L
oop−Filter)903と、ループフィルタ90
3の出力電圧に基づいて発進周波数が変化するVCO9
04と、を有するPLL−LOOPによってVCLKを
生成する。
【0076】又、プログラム可能カウンタ901の分周
比Nは、外部から分周比設定により設定される。このよ
うにしてVCLKを生成し、VCLKと位相同期パルス
とを用いて、1/8分周回路905にデータ「0」をロ
ードすることによって、位相同期パルスに位相同期した
画素クロックをVCLKの1/8の周波数で生成する。
【0077】又、同様のタイミングで予め設定された位
相データをロードして画素クロックとの位相差を持った
内部クロックを生成する1/8分周回路906を有して
いる。
【0078】この1/8分周回路906は、画素クロッ
クが遅い場合、若しくは画像データを転送するまでの時
間遅れが問題とならない場合には不必要となる。しかし
ながら、画素クロックの周波数が高い場合には本出力に
同期させた外部からの画像データを取り込むときの本画
素クロック出力から画像データ入力までの遅延時間が問
題となって正しくデータを取り込むことができなくな
る。このような場合には、本実施形態のように予め設定
された位相データに基づいて画像データ取り込みクロッ
クの位相を、出力画素クロックに対し可変にしておくこ
とで回避できる。
【0079】更に、本実施形態では、位相セット(Ph
ase−Set)信号によって、1/8分周回路のカウ
ント(分周)をEnable/Disableできるよ
うになっている。これは、本実施形態の場合には、位相
セット信号の立ち上がりエッジをVCLKで捉え、VC
LKの1クロックサイクル分カウント(分周)動作を停
止させるようになっている。このようにすることによ
り、画素クロック及び内部クロックの位相を1/8クロ
ック刻みで遅らせることができる。
【0080】1/8クロックサイクルの位相遅れ量を1
走査期間中に決められた間隔(若しくは決められた間隔
に近い)で実行することにより1走査期間での画素クロ
ックの周波数を等価的に微調できることになる。
【0081】これは、PLL−LOOPにて設定可能な
周波数可変ステップをより細かく設定できることと等価
である。実際的にPLL−LOOPの周波数可変ステッ
プを細かく設定しようとすれば、プログラム可能カウン
タの分周設定範囲を広く取り、且つ、基準クロックを低
くする若しくはVCLKを高くすることでも可能ではあ
るが、基準クロックを低くすることはVCLKの周波数
変動が基準クロックサイクルでしか検出することができ
なくなり、VCOの発振周波数安定化が大きな技術課題
になってしまう。他方、VCLKを高くすることは、V
CO発振周波数を高くしなければならず、これも技術的
課題となる。
【0082】本発明によれば、VCOの発振周波数を高
くできればそれを上回ったステップで、又、VCOを安
定化できればそれを上回るステップで、周波数設定が可
能となる。また、位相セット信号による位相遅れを生成
する1/8クロックサイクルの間半導体レーザを発光し
ないようにしておくことによって、露光エネルギー量の
不連続性を解消できる。
【0083】又、位相セット信号を半導体レーザが発光
しないときに設定してもよい。更に、走査毎に少しずら
した位置で設定してもよい。このようなタイミングで位
相遅れ量を変化させることによって、出力画像に影響な
く画素クロック位相を変更できる。
【0084】又、位相セット信号を走査の開始タイミン
グのみ走査毎に一定刻みで増加もしくは現象するように
(例えば、1/8→2/8→3/8→4/8→5/8→
6/8→7/8→0)変化させることにより、各1/8
クロックサイクルにおける画素の位置を制御することが
できる。このようにすることにより、画像出力のスクリ
ーン角を微調することにより高画質画像を得ることがで
きる。
【0085】このように、本実施形態によれば、画素ク
ロックを微調する画素クロック生成回路を別途持つ必要
がなくなり、PLL回路のジッタが2重に蓄積されるこ
とを回避できる。又、構成が簡素化され、コストも下が
る。
【0086】(実施の形態3)以下、図10及び11を
用いて、本発明の実施の形態3に係る画像形成方法及び
装置について説明する。図10は、Nカウンタ1001
を内部に有し、N−カウント毎に位相セット信号を自動
的に生成し、1/8画素クロック位相を遅らせるように
構成した例を示す。
【0087】本実施例の場合には、1/8クロックの時
間光パルスを出力しないようにしている。このようにし
ても、図1(a)のように露光エネルギー分布が不連続
になることはない。半導体レーザのビーム径に対し充分
短い時間のみ光を消しているため、又、画素の区切りの
タイミングであるためである。
【0088】なお、Nカウンタのカウント値Nの値は、
シリアルデータにより設定可能となっている。これによ
って、PLL−LOOPでは設定できない刻みの周波数
をシリアルデータにより設定できるようになるため、等
価的に周波数刻みを細かく設定できるようになる。
【0089】図11は、画素クロックに対して内部クロ
ックの位相を位相データに応じて動作するタイミング図
である。上から、VCLK,同期パルス、ロード信号、
画素クロック、画像データ、リセット2信号となってい
る。又、図11の動作は、位相検出セット信号が「L」
のときのみ動作する構成としている。このようにするこ
とにより位相検出セット信号が「L」のときには常に同
期パルスが有効となり内部クロックと画像データとの位
相関係がコントロールされるようになる。一方、位相検
出セット信号を電源投入の最初のタイミングのみ「L」
とすることによって、初期設定された位相差を維持する
こともできる。
【0090】このように、本実施形態によれば、より細
かい周波数刻みを設定できる。
【0091】(実施の形態4)以下、図12及び13を
用いて、本発明の実施の形態4に係る画像形成方法及び
装置について説明する。図12は、図6の場合と対比し
て、LUTのビット数を低減した場合の方法を示してお
り、1画素の中心を基準に左右独立なパルスを選択でき
るようになっている。
【0092】又、シフトレジスタの代わりに、VCLK
を8分周するときの8位相のパルス(図13に示す)を
選択する選択テーブルを設定することにより任意の位置
にパルスを生成する生成方法を示したものである。
【0093】これにより、図6よりも選択可能なパルス
列範囲は狭くなるが、LUTの回路規模が小さくなるた
め、低コストで図1(b)及び図3(b)のような光パ
ルスを得ることができる。
【0094】このように、本実施形態によれば、低コス
ト化を実現できる。
【0095】(実施の形態5)以下、図14を用いて、
本発明の実施の形態5に係る画像形成方法及び装置につ
いて説明する。図14は、光出力強度のピーク値と半導
体レーザのバイアス電流とを制御した場合の、カソード
がコモンとなっている半導体レーザに対する回路構成例
を示す。図中、誤差アンプ1によって、半導体レーザの
光出力を受光素子(PD)で検出し、検出された結果を
電圧変換して基準電圧と比較し、制御値を保持キャパシ
タ1に保持する制御を行う。
【0096】本実施形態では、VCC−80mVの電圧
となるようにRE端子電圧を制御するように誤差アンプ
2の制御結果を保持キャパシタ2にて保持している。
【0097】なお、誤差アンプ1の制御タイミングは、
半導体レーザを発光させるLDON信号がアクティブな
とき、一定時間遅れて制御させている。
【0098】又、誤差アンプ2は、半導体レーザを消灯
したときのバイアス電流が一定値となるように、LDO
N信号が非アクティブのとき、一定時間遅れて制御する
ようにしている。
【0099】このように、LDON信号から一定時間遅
れて制御を開始するようにすることによって、半導体レ
ーザの光出力から受光素子の受光電流を得、この受光電
流を電圧に変換し、誤差アンプ1に信号の伝送における
遅れ時間による誤差が発生しないようにしている。又、
バイアス電流の制御タイミングにおいても同様である。
【0100】更に、半導体レーザをバイポーラトランジ
スタのエミッタに接続することによって、バイポーラト
ランジスタのベース電圧をできる限り遅れが発生しない
ように半導体レーザに伝える構成となっている。
【0101】従って、本実施形態では、半導体レーザの
端子間電圧を所定電圧にすることによって、所定の光出
力を得る構成となっている。これによって、半導体レー
ザを高速に変調することができる。
【0102】(実施の形態6)以下、図15を用いて、
本発明の実施の形態6に係る画像形成方法及び装置につ
いて説明する。図15は、実施の形態5に係る構成と同
様の構成を有し、但しアノードコモンの半導体レーザを
使用した場合の回路構成を示す。本実施形態は、図14
と比較して、半導体レーザをトランジスタのコレクタに
接続している。
【0103】これにより、カソードコモンの半導体レー
ザとほぼ同じ回路で実現できる。この結果アノードコモ
ン半導体レーザとカソードコモン半導体レーザとを同一
ICで使用可能にすることが実現できる。
【0104】(実施の形態7)以下、図16を用いて、
本発明の実施の形態7に係る画像形成方法及び装置につ
いて説明する。図16は、半導体レーザを制御するタイ
ミングを生成するために、LDON信号が「H」のとき
にはC1を急速充電し、LDONが「L」のときにはコ
ンデンサの容量を一定電流で放電させることによって、
細いパルス列が来たときには制御しないようにする。
【0105】これによって、単純な遅延回路と論理回路
とを組み合わせた構成と比較し、狭いパルス列について
は制御値を保持することになり、制御精度が向上する。
【0106】(実施の形態8)以下、図17を用いて、
本発明の実施の形態8に係る画像形成方法及び装置につ
いて説明する。図14及び15に示すような半導体レー
ザの接続を実施した場合、半導体レーザの光を検出する
受光素子の端子電圧は、アノードコモンの場合にはGN
Dを基準に変化し、カソードコモンの場合にはVCCを
基準に変化する。この性質を利用すると、受光素子の端
子電圧がVCC/2以下の場合にはアノードコモンの半
導体レーザが接続されており、そうでない場合にはカソ
ードコモンの半導体レーザが接続されていると判別する
ことができる。これを回路的に実現した構成を図17に
示す。
【0107】これにより、接続されているのがアノード
コモン半導体レーザであるかカソードコモン半導体レー
ザであるかを自動的に判別し得るため、図14及び15
に係る制御方向を変えることができ、アノードコモン半
導体レーザとカソードコモン半導体レーザとの両方に対
し同一回路(IC)を使用することができる。
【0108】(実施の形態9)以下、図18を用いて、
本発明の実施の形態9に係る画像形成方法及び装置につ
いて説明する。図18は、これまでの記載してきた実施
形態をまとめ1チップICとして実現した場合の実施形
態を示す。又、本実施形態では、画素クロック周波数は
同一の周波数であり、同期信号は2種類によって独立に
制御することができ、又、半導体レーザを制御・変調す
る回路部は2チャンネル有している。
【0109】図18において、基準電源部1801は、
本IC全体の基準電源供給回路であり、その他の回路ブ
ロックへ基準電源を供給する。位相検知器1802,V
CO1803,クロック駆動器1804,及び11ビッ
トプログラム可能カウンタ1805によってPLL−L
OOPが構成され、レジスタ1806に設定された12
ビットのデータのうち下位1ビットがクロック駆動器1
804の出力クロックVCLKの位相をπ遅らせるよう
に設定され、上位11ビットがプログラム可能カウンタ
1805の分周比を設定している。
【0110】このようにして、CLKの周波数は、F−
REF×N/2(N:12ビットデータ)となってい
る。Aリセットパルス生成器及びBリセットパルス生成
器は、DETP1,DETP2それぞれに同期して、A
reset及びBresetと共に、CLKの正転・反
転かを選択されたACLK及びBCLK、を出力する。
A分割器駆動器,B分割器駆動器は、ACLK,BCL
K,Areset,及びBresetに従って4分周さ
れ、ADETP,BDETPに同期した画素クロックA
PCLK及びBPCLKを出力する。
【0111】又、図4のタイミングチャートに示された
ようなADPhase,BDPhaseの立ち上がりエ
ッジに従って、画素クロックを1/8位相遅延させるこ
とができるようになっている。
【0112】この結果、ライン走査毎に、画素クロック
の開始位置を1/8クロックサイクル遅延制御すること
ができる。又、1ラインの走査期間中、M回立ち上がり
エッジを与えることによって、画素クロック周波数をF
CLK×N/(N+M/8)に等価的に変更することが
できるようになる。
【0113】更に、図4のタイミングチャートに示され
たようなALDMASK及びBLDMASK信号を生成
することによって、画素クロックを1/8クロックサイ
クル遅延させ、タイミングでは半導体レーザを強制的に
OFFにするようにして、画像濃度が急激に変化しない
ようにしている。
【0114】本実施形態では、自動的に半導体レーザを
消灯させるようにしているが、予め画像データから1/
8濃度減らしておくことによって、強制的に消灯させる
必要はない。画像データから予め1/8減らしておく場
合には、MaskEN信号をHighにすることによっ
てLDMASK信号を無効化する。
【0115】(実施の形態10)以下、図19を用い
て、本発明の実施の形態10に係る画像形成方法及び装
置について説明する。図19は、図18に示す実施の形
態9に係る構成と同様の構成を有し、但し予め決められ
た規則に従って光変調パルスを生成する場合の構成を示
す。
【0116】本実施形態により、予め決められた規則に
従って光変調パルスを生成することも可能である。
【0117】(実施の形態11)以下、図20を用い
て、本発明の実施の形態11に係る画像形成方法及び装
置について説明する。図20は、シリアルインターフェ
ース(I/F)2001からコードエリアにプログラム
コードを書き込むことによって、画像データの有効書き
込み期間、電子写真プロセス制御のための濃度パターン
生成、孤立点ドットの検出、及びそれに応じた画像デー
タ変換処理を実施するユニットを構成して、実施の形態
10に係る内容を実現した構成である。
【0118】なお、図20において、ALU2002
は、クロック生成器2003の出力クロック(画素クロ
ックの8倍)にて動作を実行している。又、プログラム
コードは、同期信号毎に所定のプログラムカウント値に
なるように制御されている。
【0119】以上のように、転送されてきた画像データ
を出力する場合の処理を施すALU2002は、最終結
果をLDコントローラ2004に転送し、LDコントロ
ーラ2004は、このデータに従って半導体レーザを変
調する。
【0120】なお、図中、速度変換RAM2005は、
本ICへ転送されるクロックと書き込みクロックとの速
度差を吸収するためのバッファメモリとなっている。
【0121】(実施の形態12)以下、図21を用い
て、本発明の実施の形態12に係る画像形成方法及び装
置について説明する。図21は、図20に示す実施の形
態11に係る構成を、ALU2002は、演算結果をシ
フトレジスタに1画素分の光変調パターンに相当するデ
ータパターンをクロック生成器2003の8クロックサ
イクルに1回書き込み、シフトレジスタは、クロック生
成器2003のクロックに従って、LDコントローラ2
004へ変調データを転送する構成として実現した例を
示す。
【0122】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1に係る画像形成方法によれば、安定的に高画質画像を
得ることができる。又、トナー付着量の誤差を低減させ
ることができる。
【0123】又、本発明の請求項2及び3に係る画像形
成方法によれば、安定的に高画質画像を得ることができ
る。
【0124】又、本発明の請求項4に係る画像形成方法
によれば、より細いパルスで安定的に高画質画像を得る
ことができる。
【0125】又、本発明の請求項5に係る画像形成方法
によれば、安定的に高画質画像を得ることができる。
【0126】又、本発明の請求項6に係る画像形成方法
によれば、幅広い画素密度に適用範囲を広げることがで
きる。
【0127】又、本発明の請求項7に係る画像形成方法
によれば、精度良い変調パルス列を生成でき、高速で高
精度な画像形成が実現できる。
【0128】又、本発明の請求項8に係る画像形成装置
によれば、安定的に高画質画像を得ることができる。
又、トナー付着量の誤差を低減させることができる。
【0129】又、本発明の請求項9に係る画像形成装置
によれば、安定的に高画質画像を得ることができる。
【0130】又、本発明の請求項10に係る画像形成装
置によれば、処理を高速化することできる。又、低コス
トで安定的に高画質な画像が得られる。
【0131】又、本発明の請求項11に係る画像形成装
置によれば、安定的に高画質画像を得ることができる。
【0132】又、本発明の請求項12に係る画像形成装
置によれば、より細いパルスで安定的に高画質画像を得
ることができる。
【0133】又、本発明の請求項13に係る画像形成装
置によれば、安定的に高画質画像を得ることができる。
【0134】又、本発明の請求項14に係る画像形成装
置によれば、幅広い画素密度に適用範囲を広げることが
できる。
【0135】更に、本発明の請求項15に係る画像形成
装置によれば、精度良い変調パルス列を生成でき、高速
で高精度な画像形成が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光変調パルスを表すグラフである。
【図2】露光エネルギー分布を表すグラフである。
【図3】画像データ変換の一例を示す模式図である。
【図4】本発明に係る画像データ変換のタイミングチャ
ートを示す図である。
【図5】画像データ変換の一例を示す模式図である。
【図6】本発明に係るパルス変調ユニットの概略構成を
示す図である。
【図7】画像データの一例を示す模式図である。
【図8】本発明に係る半導体レーザ制御ユニットの概略
構成を示す図である。
【図9】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す図
である。
【図10】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す
図である。
【図11】本発明に係る画像形成装置の動作タイミング
チャートを示す図である。
【図12】本発明に係るパルス生成のための選択テーブ
ルの一例を示す図である。
【図13】本発明に係る画像形成装置の動作タイミング
チャートを示す図である。
【図14】本発明に係るカソードコモン半導体レーザ用
画像形成装置の回路構成を示す図である。
【図15】本発明に係るアノードコモン半導体レーザ用
画像形成装置の回路構成を示す図である。
【図16】本発明に係る画像形成装置の回路構成を示す
図である。
【図17】本発明に係る画像形成装置の回路構成を示す
図である。
【図18】本発明に係る画像形成装置を1チップにまと
めた場合のICの回路構成を示す図である。
【図19】本発明に係る画像形成装置を1チップにまと
めた場合のICの回路構成を示す図である。
【図20】本発明に係る画像形成装置の回路構成を示す
図である。
【図21】本発明に係る画像形成装置の回路構成を示す
図である。
【図22】従来の画像形成装置の回路構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
601 ルックアップテーブル 602 シフトレジスタ 603 位相検知器 604 ループフィルタ 605 VCO 606 1/8 801 制御回路 802 変調信号発生回路 803 パルス変調ユニット 901 プログラム可能カウンタ 902 位相周波数比較回路 903 ループフィルタ 904 VCO 905 1/8分周回路 906 1/8分周回路 907 レジスタ 908 ロードパルス生成器 1001 Nカウンタ 1002 位相検出回路 1801 基準電源部 1802 位相検知器 1803 VCO 1804 クロック駆動器 1805 プログラム可能カウンタ 1806 レジスタ 2001 シリアルインターフェース(I/F) 2002 ALU 2003 クロック生成器 2004 LDコントローラ 2005 速度変換RAM 2006 プログラムカウンタ 2007 作業エリア 2101 シフトレジスタ 2101 レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/29 Fターム(参考) 2C362 AA03 AA22 AA29 AA33 AA55 AA57 AA63 CB07 CB37 2H076 AB05 AB12 AB31 AB67 AB73 AB76 DA31 5C072 AA03 BA15 HA02 HA13 HB02 HB06 HB08 UA11 UA16 UA20 XA01 5C074 AA05 BB03 BB26 CC26 DD07 DD08 DD16 EE02 EE06 HH02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像変調信号に基づいて半導
    体レーザを変調し、該変調された半導体レーザの光で感
    光体を走査する走査工程と、 前記感光体に対向し、所定の位置において前記走査手段
    からの走査光を検出する走査光検出工程とを有し、 前記走査光検出工程によって得られた検出信号に基づい
    た所定タイミングで前記感光体を走査して前記画像変調
    信号に応じた静電潜像を形成する画像形成方法であっ
    て、 前記画像変調信号中の一ラインにおける一画素位置の半
    導体レーザを変調する画素データを、ライン列上で前記
    一ラインの前後の二ラインにおける前記一画素位置のデ
    ータに変換することを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成方法であって、 1画素を1画素幅より細い2以上のパルス列に変換する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成方法であって、 1画素をON/OFFする信号に対して前記光パルスを
    対応させることを特徴とする画像形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の画像形成方法であ
    って、 前記光パルスの光強度を、1画素全体を露光する場合の
    光強度よりも大きくすることを特徴とする画像形成方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか一記載の画像
    形成方法であって、 前記光パルスは画素の中心に対し左右対称な光パルスで
    あることを特徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれか一記載の画像
    形成方法であって、 前記パルス列への変換はルックアップテーブルを用いて
    行われることを特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像形成方法であって、 画素開始時に、前記ルックアップテーブルの出力をシフ
    トレジスタの初期値としてロードし、前記画素データの
    単位となるクロックサイクルの2倍以上のクロックを生
    成し、 前記生成されたクロックによって前記シフトレジスタを
    動作させることを特徴とする画像形成方法。
  8. 【請求項8】 入力された画像変調信号に基づいて半導
    体レーザを変調し、該変調された半導体レーザの光で感
    光体を走査する走査手段と、 前記感光体に対向し、所定の位置において前記走査手段
    からの走査光を検出する走査光検出手段とを有し、 前記走査光検出手段からの検出信号に基づいた所定タイ
    ミングで前記感光体を走査して前記画像変調信号に応じ
    た静電潜像を形成する画像形成装置において、 前記画像変調信号中の一ラインにおける一画素位置の半
    導体レーザを変調する画素データを、ライン列上で前記
    一ラインの前後の二ラインにおける前記一画素位置のデ
    ータに変換する画素データ変換手段を更に有することを
    特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の画像形成装置であって、 1画素を1画素幅より細い2以上のパルス列に変換する
    パルス列変換手段を更に有することを特徴とする画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像形成装置であっ
    て、 前記半導体レーザを制御する半導体レーザ制御手段と、 前記パルス列に従って前記半導体レーザを変調する変調
    信号出力手段とを更に有し、 前記半導体レーザ制御手段と前記変調信号出力手段とは
    同一チップ内に設けられることを特徴とする画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載の画像形成装置
    であって、 1画素をON/OFFする信号に対して前記光パルスを
    対応させることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれか一記載の
    画像形成装置であって、 前記光パルスの光強度を、1画素全体を露光する場合の
    光強度よりも大きくすることを特徴とする画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至12のいずれか一記載の
    画像形成装置であって、 前記光パルスは画素の中心に対し左右対称な光パルスで
    あることを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項9乃至13のいずれか一記載の
    画像形成装置であって、 前記パルス列変換手段はルックアップテーブルによって
    構成されることを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の画像形成装置であっ
    て、 シフトレジスタを更に有し、 画素開始時に、前記ルックアップテーブルの出力を前記
    シフトレジスタの初期値としてロードし、前記画素デー
    タの単位となるクロックサイクルの2倍以上のクロック
    を生成するクロック生成手段と、 前記クロック生成手段の出力クロックによって前記シフ
    トレジスタを動作させることを特徴とする画像形成装
    置。
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