JP2002272966A - 遊技演出制御方式 - Google Patents

遊技演出制御方式

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JP2002272966A
JP2002272966A JP2001078086A JP2001078086A JP2002272966A JP 2002272966 A JP2002272966 A JP 2002272966A JP 2001078086 A JP2001078086 A JP 2001078086A JP 2001078086 A JP2001078086 A JP 2001078086A JP 2002272966 A JP2002272966 A JP 2002272966A
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Masafumi Mineno
雅史 峰野
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Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1回の図柄変動の終了時点を遊技者が確実に
認識可能にし、遊技者が遊技に飽きるのを回避し且つ遊
技者に「リーチ状態」および「大当り状態」等の期待感
を予告可能な遊技演出制御方式を提供すること。 【解決手段】 遊技機10は、図柄表示装置12、ランプ表
示装置14、音声制御装置16および主制御装置18を備え
る。図柄表示装置12は、複数の背景画像30〜36を用意
し、主制御装置18による遊技球が始動領域24を通過、一
定の遊技時間経過、遊技機が特定状態となる、またはそ
の可能性が高くなる等の所定契機に応じて図柄表示装置
12の背景画像30〜36を種々の順序または方式で切替え選
択表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、特に
遊技球を使用して遊技するパチンコ機等の遊技機の遊技
演出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機は、遊技盤の遊技
領域に遊技球を打ち込んで遊技する。図6は、典型的な
遊技機の遊技盤の正面図を示す。この遊技機の遊技盤20
の遊技領域は、略円形である。この遊技盤20内には、ガ
イドレール21、カラー液晶表示パネル等により形成され
た図柄表示装置22、複数の入賞口23、始動領域24、大入
賞口25、センターケースランプ26、サイドランプ27、前
面に複雑な幾何学模様に打ち込まれた多数の釘28および
アウト口29を有する。
【0003】遊技球発射装置(図示せず)から発射され
た遊技球は、ガイドレール21を介して遊技領域内に打ち
込まれ、釘28等に反発されながら複雑な経路で遊技領域
内を流下する。遊技球が何れかの入賞口23に入賞する
と、賞球払出装置(図示せず)から遊技者に対して予め
決められた個数の賞球が払い出される。一方、遊技球が
始動領域24を通過すると、乱数値の抽選結果に基づい
て、図柄表示装置22の複数(例えば3個)の図柄表示領
域に表示される表示図柄、例えば「0」〜「9」の数字
を変動させ、一定時間後に順次停止して確定表示図柄を
演出表示する。この確定表示図柄が、「000」、「1
11」、…、「999」のような揃った「大当り図柄」
の場合には、遊技機は「大当り状態」となり、大入賞口
25を一定時間開放する。この大入賞口25は、横方向に広
い受け口を有するので、遊技領域を流下する遊技球の大
部分が入賞可能になり、遊技者に有利な遊技状態とな
る。図柄表示装置22は、遊技者の関心を惹くように遊技
盤20の中央部に配置される。また、この図柄表示装置22
は、遊技盤20の相当大きな部分を占める大面積であるの
で、背景画像を表示している。なお、入賞口23または大
入賞口25に入賞しなかった外れ遊技球は、アウト口29か
ら機外へ移送される。
【0004】上述のような遊技者の注意を惹く図柄表示
装置22の表示図柄は、遊技球が始動領域を通過すると変
動を開始する。しかし、発射された遊技球が始動領域24
を通過する確率は比較的低い。そこで、遊技球が通過す
ると、直ちに「大当り状態」か否かを決定せず、図柄表
示装置22の表示図柄を変動させて演出表示して遊技者の
関心を持続させる。一般に、一度変動を開始した表示図
柄は、仮停止後に1回以上の再度変動(または再変動)
を経て確定表示図柄を表示する。この図柄表示装置によ
る遊技の演出表示中に次に始動領域を通過した遊技球が
あると、この表示図柄が確定後に次の演出表示を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機にあって
は、上述のような一度遊技球が始動領域24を通過した後
に何時図柄表示装置22の演出表示が終了し、また何時次
の図柄変動が開始したかを判別するのが困難であるとい
う課題があった。換言すると、1回の図柄変動で表示図
柄が何時完全に停止(確定)表示されたかが分かり難い
という課題があった。また、遊技機が連続して多数回
「外れ状態」となると、遊技者が遊技に飽きてくるとい
う課題があった。
【0006】本発明は、従来の遊技機の上述した課題を
解決するために考えられたものであり、1回の図柄変動
の終了時点が確実に判断可能であり、且つ遊技者が遊技
に飽きるの回避可能な遊技演出制御方式を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技演出制御方
式は、液晶表示パネル等の図柄表示装置を備え、遊技機
の遊技状態に応じて複数の表示図柄を変動表示して遊技
を演出する制御方式であって、図柄表示装置の表示図柄
とともに表示される背景画像を複数個用意し、遊技機の
所定契機毎に複数の背景画像から選択された背景画像の
もとで図柄の変動が開始されるものである。ここで、選
択された背景画像のもとで図柄の変動が開始されると
は、選択された背景画像を表示すると同時に図柄の変動
が開始しても、または選択された背景画像を表示してか
ら図柄の変動を開始してもよい。
【0008】また、本発明の遊技演出制御方式の好適な
実施形態によると、複数の背景画像に応じて複数の効果
音を発生する音声発生装置を設け、背景画像の選択に応
じて効果音を切替える。複数の背景画像に応じて複数の
ランプ点滅パターンを用意し、背景画像の選択に応じて
ランプ点滅パターンを切替える。背景画像の切替え順序
は、予め決められている。背景画像の切替え順序は、予
め決められた通常切替え順序と、遊技機が特定遊技状態
となったとき通常切替え順序と異なる特定切替え順序と
を有する。背景画像を切替える所定契機として、遊技球
が始動領域を通過して表示図柄の変動の終了時点または
遊技機の「外れ状態」が連続して所定回数に達した時点
とする。また、複数の背景画像は、多面体の隣接面の画
像を、遊技者が視認可能な速度で切替える。さらに、背
景画像、効果音およびランプの点滅パターンの組み合わ
せの調和状態に応じて、遊技者の利益に差を付与する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による遊技演出制御
方式の好適な実施形態の構成および動作を、添付図面を
参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明による遊技演出制御方式を
適用する遊技機の主要部を示す概略構成を示すブロック
図である。遊技機10は、図柄表示装置12、ランプ表示装
置14、音声制御装置16、スピーカ17および主制御装置18
を備えている。ここで、図柄表示装置12は、図6に示す
カラー液晶表示パネルによる図柄表示装置22に対応す
る。ランプ表示装置14は、図6に示すセンターケースラ
ンプ26およびサイドランプ27に対応する。スピーカ17
は、図6に示す遊技盤20の上部両側等に配置され、遊技
機の遊技状態に応じて効果音またはメロディーを出力す
る。主制御装置18は、CPU(中央処理装置)であっ
て、遊技機の遊技状態に応じて、各センサなどからの検
出信号に基づいて図柄表示装置12、ランプ表示装置14お
よび音声制御装置16等を制御する。
【0011】本発明の特徴とするところは、後述のよう
な図柄表示装置12が複数の背景画像データを有すること
である。これら複数の背景画像は、例えばROM(読み
出し専用メモリ)等の半導体メモリに記憶されており、
遊技機10の遊技状態に応じて主制御装置18からの制御信
号により切替え選択されて図柄表示装置12に表示され
る。好ましくは、ランプ表示装置14および音声制御装置
16も、図柄表示装置12の背景画像に相応しい複数種類の
ランプ点滅パターンおよび効果音が用意され、同様に主
制御装置18からの制御信号により切替え選択される。
【0012】次に、図2は、図1に示す遊技機10を制御
する本発明による遊技演出制御方式である背景制御の基
本動作を説明するフローチャートである。最初は、第1
背景が選択される(ステップS1)。ここで、「第1背
景」とは、図1に示す図柄表示装置12が第1背景画像を
表示し、ランプ表示装置14および音声制御装置16がそれ
ぞれ第1背景画像に相応しい表示(光)および効果音
(音響)を演出することである。次に、所定契機が起き
たか否かを判断する(ステップS2)。また、「所定契
機」とは、遊技機の予め決められた状態の生起であり、
例えば遊技球が始動領域24を通過し、図柄表示装置22の
表示図柄の1回の変動の終了時点である。
【0013】所定契機が起きた場合(ステップS2:
Y)には、第2背景が選択表示される(ステップS
3)。ここで、第2背景とは、上述した第1背景と十分
識別可能な第2背景画像およびそれに相応しいランプ表
示および効果音である。一方、上述した所定契機が起き
なかった場合(ステップS2:N)には、ステップS1
へ戻り、第1背景を表示し続ける。第2背景を選択(ス
テップS3)の後に、所定契機が再度起きたか否か判断
する(ステップS4)。所定契機が起きた場合(ステッ
プS4:Y)には、上述したステップS1に戻り、再度
第1背景を選択表示する。所定契機が起きない場合(ス
テップS4:N)には、ステップS3に戻り、第2背景
のままである。ここで、ステップS4の所定契機も、上
述の場合と同様に、始動領域24を遊技球が通過すること
による1回の図柄変動の終了であっても良い。なお、こ
の特定例では、背景画像(およびランプ表示と効果音)
を第1および第2の2種類用意したが、必ずしも2種類
に限定されず、3種類以上の複数であっても良い。ま
た、第1背景から第2背景への切替えに際し、背景画像
を短時間消して表示図柄のみを表示しても良い。
【0014】ここで、「背景画像」とは、必ずしも静止
画像に限定されず、動画およびスクロール変動画像も含
み、図柄表示装置の表示画面全体に表示される画像に限
定されず、表示図柄と共にその表示領域とは別の領域に
表示される図柄も含む。「複数種類」とは、単に色調の
みの相違、時間・季節の変化による相違またはエンドレ
ス動画の開始点による相違のものは含まない。また、
「所定契機」とは、1回の表示図柄変動の終了、「外れ
状態」が連続して所定回数に達したとき、遊技機が「リ
ーチ状態」または「大当り状態」となったとき等の予め
決められた状態の発生である。さらに、「背景画像の切
替え」とは、1つの背景画像から他の背景画像に瞬間的
に切替える場合に限定されず、1つの背景画像から他の
背景画像に連続的に変化させるワイプ、スクロール、フ
ェード等をも含むものとする。
【0015】次に、図3(A)〜(D)は、本発明によ
る遊技演出制御方式の第1実施形態を示す図柄表示装置
の各種表示態様を示す。図3(A)は、図柄表示装置22
に第1背景画像30および変動中の表示図柄が表示されて
いる状態を示す。変動(スクロール)中の表示図柄は高
速であり、肉眼で視認困難であるので、それぞれ矢印
(↓)40により表示している。図3(B)は、図柄表示
装置22に第1背景画像30および確定(停止)表示された
第1〜第3表示図柄41〜43として「123」が表示され
ている状態を示す。ここで、第1背景画像30は、「山と
小川」の背景画像である。従って、この場合にスピーカ
17からは例えば「ヨーデル」等の効果音が出力されるの
が好ましい。確定表示図柄が「123」の場合には、全
ての表示図柄41〜43が不一致であるので、「外れ状態」
であり、図6に示す大入賞口25は開放しない。
【0016】図3(C)は、図柄表示装置22の背景画像
が第2背景画像32に切替えられ、変動中の表示図柄(矢
印)40を示す。なお、背景画像30、32の切替と図柄41〜
43の変動開始は、同時でもよく、または背景画像32への
切替後に図柄41〜43の変動が開始してもよい。一方、図
3(D)は、図柄表示装置22の背景が第2背景画像32
で、第1〜第3表示図柄41〜43が「345」で確定表示
されている状態を示す。ここで、第2背景画像32は、
「海」または「海辺」であり、第1背景画像30と全く異
なるので、遊技者は背景画像の変化を確実に認識するこ
とが可能である。また、この背景画像の第1背景画像30
から第2背景画像32への変化を一層確実に認識するよう
にするため、スピーカ17から出力される音声(効果音)
を、例えば「ハワイアンミュージック」に変更する。同
様に、センターケースランプ26およびサイドランプ27の
照明も、第2背景画像32に相応しいものに切替えるのが
好ましい。
【0017】上述のように図柄表示装置22の背景画像を
(関連するランプ表示および効果音と共にまたは単独
で)第1背景画像30から第2背景画像32に、またはその
逆に、例えば1回の表示図柄の変動が終了する毎に切替
え選択する。これにより、遊技者は、図柄表示装置22の
表示画面の変化から確実に図柄変動の開始/終了を認識
可能である。なお、図3(B)の第1背景画像30から図
3(C)の第2背景画像32および第2背景画像32から第
1背景画像30への背景画像の変化過渡期間に、背景画像
30または32を短時間完全に消去して表示図柄40〜43のみ
を表示するのが好ましい。
【0018】次に、図4(A)〜(E)を参照して、本
発明による遊技演出制御方式の第2実施形態による図柄
表示装置の各種表示態様を示す。図4(A)は上述した
図3(B)と同様であり、遊技球が始動領域24を通過す
ると、図柄表示装置22は第1背景画像(山)30を表示し
且つ表示図柄41〜43が変動し(変動状態は図3(A)に
示すので省略)、図4(A)のような表示図柄41〜43が
「123」で確定表示される。この表示図柄「123」
では、遊技機は「外れ状態」である。一方、図4(B)
は、例えば図4(A)の状態から遊技球が始動領域24を
通過し、図3(D)に対応するような、図柄表示装置22
の背景図柄として第2背景画像(海)32が、また表示図
柄41〜43として「456」が確定表示されている。この
とき、遊技機は「外れ状態」である。
【0019】さらに、図4(C)は、図4(B)の状態
から遊技球が始動領域24を通過した状態である。このと
き、図柄表示装置22には第3背景画像(川)34が表示さ
れ、表示図柄41〜43として「789」が確定表示され、
遊技機は「外れ状態」である。次に、図4(C)の状態
で遊技球が始動領域24を通過すると、図4(D)の状態
となる。図4(D)は、図柄表示装置22には第4背景画
像(都会)36と表示図柄41〜43として「012」が確定
表示されている。この状態でも、遊技機は「外れ状態」
である。このように、本発明の第2実施形態では、所定
契機として遊技機の始動領域24を遊技球が通過する毎
に、背景画像を第1〜第4背景画像30〜36、すなわち
「山」→「海」→「川」→「都会」へと4種類の背景画
像に予め決められた通常切替え順序で順次切替え表示さ
れる。
【0020】一方、上述した図4(C)の状態で、第1
表示図柄41と第2表示図柄42とが一致する「リーチ状
態」または全ての表示図柄41〜43が一致する「大当り状
態」となる可能性が高いことが期待できる場合には、図
4(E)に示す状態に移行する。図4(E)では、図柄
表示装置22に背景画像として第2背景画像32が表示さ
れ、表示図柄41〜43として「777」が確定表示されて
いる。この状態では、全ての表示図柄41〜43が一致
しているので、遊技機は「大当り状態」である。すなわ
ち、このように遊技者に有利な状態が期待できる(特定
状態の)場合には、背景画像30〜36を第1背景画像
「山」30→第2背景画像「海」32→第3背景画像「川」
34→第4背景画像「都会」36→第1背景画像「山」30…
の通常切替え順序でなく、例えば「山」→「海」→
「川」→「海」のような、通常切替え順序と異なる特定
切替え順序とする。そこで、遊技者は、単に背景画像30
〜36変化のみならずその変化順序にも注目することとな
り、遊技者の図柄表示装置22への関心を持続させること
が可能になる。なお、この背景画像30〜36の選択順序の
変更は、上述した「リーチ状態」または「大当り状態」
の予告のみならず、別の契機、一定遊技時間(例えば3
0分)経過毎または遊技機の「外れ状態」が所定回数に
達した時点で行っても良い。
【0021】次に、図5(A)〜(D)は、本発明によ
る遊技演出制御方式の第3実施形態の各種図柄表示態様
を示す。この実施形態へは、複数の背景画像の変化させ
方を特徴とする。例えば立方体などの多面体の隣接(ま
たは連続した複数)面に第1背景画像(山)30、その右
隣りに第2背景画像(海)32、さらに右隣りに第3背景
画像(都会)34、…のような複数の背景画像を用意し、
所定契機の発生毎にそれぞれの背景画像を順次選択表示
するよう構成している。図5(A)では、図柄表示装置
22に第1背景画像(山)30および第2背景図柄(海)32
の一部と変動中の表示図柄40とが表示されている。図5
(B)には、背景図柄は図5(A)と同じであるが、表
示図柄41〜43が「123」で確定表示されている「外れ
状態」である。図5(C)では、背景図柄が第1背景図
柄(山)30から第2背景図柄(海)32に変化中の状態を
示す。また、図5(D)は、背景画像が第1背景画像
(山)30から第2背景画像32に変化した後に第1〜第3
表示図柄41〜43が変動を開始した状態を示す。この状態
では、第3背景画像34も部分的に表示されている。ここ
で、背景画像の切替えに応じて視覚的(ランプ表示)お
よび聴覚的(音声)背景もそれぞれ切替えること上述の
とおりである。また、音声およびランプの点滅パターン
は、ランダムに組み合わせ可能である。その際に、全体
としての調和の取れた組み合わせであるか否かにより利
益差を付けることも可能である。例えば、調和が取れて
いるときに、遊技機が「大当り」になると、+αの利益
が付与されるように構成する。
【0022】上述のような構成することにより、次の契
機で背景画像の切替え状態が認識可能であると共に切替
え表示される背景画像が予測可能になる。なお、上述の
場合には複数の背景画像が、例えば立方体の側面に設け
られ、これら背景図柄を順次一定方向に切替え選択して
表示する場合を説明した。しかし、背景図柄は、上面お
よび底面にも設けられ、例えば立方体の回転方向を変更
して、上述した第2実施形態のような遊技機の「リーチ
状態」または「大当り状態」の発生可能性を予知しても
良い。また、背景画像は、1つの背景画像から他の背景
画像に完全に切替えることなく、例えば図5(C)に示
すような、第1背景画像30と第2背景画像32を任意割合
で表示し、例えば「リーチ状態」または「大当り状態」
の発生可能性(確率)をこれら背景図柄の表示割合によ
り予知させても良い。
【0023】以上、本発明による遊技演出制御方式の好
適な実施形態を詳述した。しかし、これら実施形態は、
本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するも
のではない。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用
途に応じて種々の変形変更が可能である。例えば、上述
した「山」、「海」、「川」および「都会」等の背景図
柄を、相互に識別が容易である種々の「花」、「植
物」、「動物」および「建物」等にしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から理解されるような、本発
明による遊技演出制御方式によると、次のような実用上
の顕著な効果を奏することができる。先ず、遊技球が始
動領域を通過することによる表示図柄の変動の開始/終
了時点を遊技者に確実に知らせることが可能である。そ
の理由は、複数の遊技球が始動領域を通過して図柄表示
装置の表示図柄を順次変動させる場合には、図柄表示装
置の背景画像を切替え表示可能であるからである。
【0025】また、遊技機の「リーチ状態」または「大
当り状態」等の遊技者に有利な状態の可能性を表示して
遊技者に期待感を持たせることが可能である。その理由
は、複数の背景画像用意し、その切替え順序を通常の順
序と異なる順序に切替え、または複数の背景画像の一部
分を異なる割合で表示することにより、上述のような付
加情報の表示が可能であるためである。
【0026】さらに、遊技者が遊技に興ざめするのを回
避または軽減が期待可能である。その理由は、従来の図
柄表示装置では、背景が予め決められており、遊技状態
に応じて変化することはなかったが、本発明では背景画
像がランプ表示および効果音と共に所定契機毎に複数に
切替え、遊技者の関心を図柄表示装置等に持続的に惹き
つけるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊技演出制御方式を適用する遊技
機の主要部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による遊技演出制御方式の背景制御の基
本動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明による遊技演出制御方式の第1実施形態
の各種図柄表示態様を示す。
【図4】本発明による遊技演出制御方式の第2実施形態
の各種図柄表示態様を示す。
【図5】本発明による遊技演出制御方式の第3実施形態
の各種図柄表示態様を示す。
【図6】本発明の遊技演出制御方式が適用可能な典型的
な遊技機の遊技盤の正面図である。
【符号の説明】
10 遊技機 12、22 図柄表示装置 14 ランプ表示装置 16 音声制御装置 17 スピーカ 18 主制御装置 20 遊技盤 24 始動領域 25 大入賞口 30〜36 背景画像 41〜43 表示図柄

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネル等の図柄表示装置を備
    え、遊技機の遊技状態に応じて複数の表示図柄を変動表
    示して遊技を演出する遊技演出制御方式において、 前記図柄表示装置の前記表示図柄と共に表示される背景
    画像を複数個用意し、前記遊技機の所定契機毎に前記複
    数の背景画像から選択された背景画像のもとで図柄の変
    動が開始されることを特徴とする遊技演出制御方式。
  2. 【請求項2】 前記複数の背景画像に応じて複数の効果
    音を発生する音声発生装置を設け、前記背景画像の選択
    に応じて前記効果音を切替えることを特徴とする請求項
    1に記載の遊技演出制御方式。
  3. 【請求項3】 前記複数の背景画像に応じて複数のラン
    プ点滅パターンを用意し、前記背景画像の選択に応じて
    前記ランプ点滅パターンを切替えることを特徴とする請
    求項1または2に記載の遊技演出制御方式。
  4. 【請求項4】 前記背景画像の切替え順序は、予め決め
    られていることを特徴とする請求項1、2または3に記
    載の遊技演出制御方式。
  5. 【請求項5】 前記背景画像の切替え順序は、予め決め
    られた通常切替え順序と、前記遊技機が特定状態となる
    とき前記通常切替え順序と異なる特定切替え順序とを有
    することを特徴とする請求項1、2または3に記載の遊
    技演出制御方式。
  6. 【請求項6】 前記所定契機として、遊技球が前記始動
    領域を通過して前記表示図柄の変動の終了時点とするこ
    とを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の遊技
    演出制御方式。
  7. 【請求項7】 前記所定契機として、前記遊技機の「外
    れ状態」が連続して所定回数に達した時点とすることを
    特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の遊技演出
    制御方式。
  8. 【請求項8】 前記複数の背景画像は、多面体の隣接面
    の画像を、遊技者が視認可能な速度で切替えることを特
    徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の遊技演出制
    御方式。
  9. 【請求項9】 前記背景画像、前記効果音および前記ラ
    ンプの点滅パターンの組み合わせの調和状態に応じて、
    遊技者の利益に差を付与する請求項2または3に記載の
    遊技演出制御方式。
JP2001078086A 2001-03-19 2001-03-19 遊技演出制御方式 Withdrawn JP2002272966A (ja)

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