JP2002272802A - 入浴装置 - Google Patents

入浴装置

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JP2002272802A
JP2002272802A JP2001080962A JP2001080962A JP2002272802A JP 2002272802 A JP2002272802 A JP 2002272802A JP 2001080962 A JP2001080962 A JP 2001080962A JP 2001080962 A JP2001080962 A JP 2001080962A JP 2002272802 A JP2002272802 A JP 2002272802A
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JP
Japan
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bed
washing
nozzle
cleaning
cover
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Pending
Application number
JP2001080962A
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English (en)
Inventor
Kazuya Osugi
和也 大杉
Takashi Moriwaki
尚 森脇
Noriyoshi Matsumura
則美 松村
Yukio Ito
幸夫 伊藤
Natsue Yamamoto
奈津恵 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴者を移動することなく入浴感が得られ介
護人の肉体的負担を少なくすると共に、洗浄効果を高め
たものである。 【構成】 ベッド1の上に所定空間を存して配設した水
平方向に移動自在な洗浄ノズル4と、この洗浄ノズルに
洗浄媒体を供給する圧送器とを備え、圧送器による高圧
洗浄媒体を洗浄ノズルから身体に向けて噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自身で入浴し身体
を洗浄することができないような身体障害者や小動物
(ペット)の洗浄に最適な入浴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手足が不自由な身体障害者(以下入浴
者)の入浴は、自身で行うことができないことから介護
人に頼っているのが現状である。
【0003】介護人が入浴者の洗浄を行う場合には、濡
れタオルで身体を拭いたり、数人の介護人が持ち上げて
浴室まで連れて行き身体の各部を湯で洗ったり、入浴者
を載せたベッドをそのまま浴室に入れて湯で洗う方法が
ある。(特開平8−164178号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】詳細には、濡れタオル
で身体を拭く場合には、介護人の負担は若干少ないが入
浴者自身の入浴感がない、入浴者を浴室に連れて行くに
は複数の介護人が必要となる、ベッドを浴室に入れるに
は浴室の空間を大きくする必要がある等の何れの方法も
介護人の肉体的負担と経済的負担及び施設や家屋の間取
り等に制限があった。この様に、身体障害者の入浴は、
自身の体力の負担はもとより介護人の肉体的負担が大き
く社会問題にもなりその施策が望まれている。
【0005】本発明は、入浴者を移動することなく入浴
感が得られ介護人の肉体的負担を少なくしたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、身体を載せる
ベッドと、このベッドの上部に所定空間を存して配設し
た水平方向に移動自在な洗浄ノズルと、前記洗浄ノズル
に洗浄媒体を供給する圧送器とを備え、前記圧送器から
供給される洗浄媒体を洗浄ノズルより身体に向けて噴射
するものである。
【0007】また、前記洗浄媒体は、温水を前記圧送器
によって圧縮された高圧蒸気である。
【0008】そして、前記ベッドの対向する辺には平行
するレールを設け、前記洗浄ノズルをレールによって水
平方向に移動するものである。
【0009】さらに、前記ベッドの上面には前記洗浄ノ
ズルとレールを覆うカバーを設けたものである。
【0010】加えて、前記カバーの一側はベッドの上部
側縁よりも下方に位置する排水部を設け、前記排水部に
連通する排水タンクを設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の入浴装置の正面説明図、図2
は同じくカバーを外した平面図、図3は同じく側面図で
ある。
【0012】(1)は上生地を耐水性のある材料で形成
した長方形のベッド、(2)は前記ベッド(1)の上面
に載せたフットレスト、(3)(3)は前記ベッド
(1)の対向する長辺に平行状態にしベッドの上部に所
定空間を存して固定したレール、(4)は前記レール
(3)、(3)間に橋架しモータによってベッドの長手
方向に沿って水平方向に移動自在に設けた洗浄ノズル
で、実施例での水平方向の移動は前後左右であり、入浴
者の体型や傷害部位に応じてあらかじめコンピュータに
移動範囲を入力して設定する。
【0013】即ち、洗浄ノズル(4)が入浴者の胴部に
位置した場合には、左右方向の移動範囲を大きくし、足
首に位置した場合には小さくする等の設定を行う。
【0014】この具体的な手段は、洗浄ノズル(4)に
赤外線センサーを取り付けたり、超音波発信器によるソ
ナー検出によって行うことができる。
【0015】また、詳図していないが、洗浄ノズル
(4)には多数の細孔、若干大きい孔等の数種の孔を設
け、必要に応じて切り替えることができるようにしてい
る。例えば、身体の敏感な部位では多数の細孔を選択
し、或は洗浄媒体(洗浄水)の勢いを弱めたり、足指の
間辺りは若干大きい孔を選択し、或は勢いを強めて念入
りに洗浄する等の操作を行う。
【0016】この操作はオペレータが洗浄ノズルの位置
を見ながらコンピュータの操作部を操作することにより
実行される。
【0017】(5)(5)は前記ベッド(1)の上面に
設けたゴム製の固定バンド、(6)は前記ベッドの側方
の下部に設置した温水機能を有する圧送器で、適度な湯
温の温水を圧縮して高圧蒸気とする。
【0018】(7)は前記圧送器(6)と洗浄ノズル
(4)とを連絡するフレキシブルな送出パイプ、(8)
は前記ベッド(1)の上面であって洗浄ノズル(4)と
レール(3)(3)を覆う透明な材料よりなる袋状のカ
バーで、一側はベッドの上部側縁よりも下方に位置して
排水部(9)を形成しており、洗浄時以外は上部に設け
たファスナー(図示せず)を開放して入浴者への心理的
な圧迫感をなくしている。
【0019】(10)は前記ベッドの側方の下部で前記
圧送器(6)の近くに設置した排水タンク、(11)は
前記排水タンク(10)と排水部(9)とを連結するフ
レキシブルな排水パイプである。
【0020】次に使用状態について述べる。入浴者
(H)はあらかじめベッド(1)の上面に横たわってい
るものとし、例えば寝たきりの状態の者であればベッド
(1)は日々生活用のものとして使用する。
【0021】入浴者の足のふくらはぎの下側には、フッ
トレスト(2)を置いて足の裏側とベッドの上面との間
に空間(S)を形成し、胴部付近は固定バンド(5)
(5)により固定し、頭部には枕(12)を置いてリラ
ックスな状態とする。
【0022】ここで、ファスナーを閉じてカバー(8)
を袋状とし頭部を露出した状態でそれ以外の部位をカバ
ーにより覆う。
【0023】斯して、オペレータが操作部を操作して圧
送器(6)を作動すると、適度な湯温の洗浄水は送出パ
イプ(7)を介して洗浄ノズル(4)に送られ、選択さ
れた孔から高圧蒸気が身体の表面に向けて噴射し、身体
の表面にある余分な皮脂や汚れ等の老廃物を高圧によっ
て洗い流し洗浄を行う。
【0024】洗浄動作は、身体の身長方向に沿って洗浄
ノズル(4)が縦の水平方向に移動し、身体の胴部辺り
では左右方向に移動しながら身体の全面に洗浄水を噴射
する。
【0025】洗浄ノズル(4)が足部に移動した時に
は、洗浄水は空間(S)内に入り込んで太ももやヒザの
関節の内側、ふくらはぎを洗浄することができる。
【0026】背中辺りは広範囲に亙ってベッドの上面と
接しているが高圧により背中の中心に近い位置まで洗浄
水が入り込む。
【0027】背中の中央付近まで確実に洗浄するには、
入浴者を若干横転させて洗浄水をまわり込ませることが
できる。
【0028】一方、身体の表面を洗浄した後にベッドの
上面に流れ出た洗浄水は、ベッド上面の傾斜に沿って排
水部(9)に集水され、排水パイプ(11)を介して排
水タンク(10)に貯める。
【0029】尚、本発明は人間を入浴する場合について
説明したが、入浴させ洗浄する対象物は人間でなくとも
ネコや犬等の小動物(ペット)であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の様に本発明は、ベッドの上部に所
定空間を存して配設した洗浄ノズルを水平方向に移動自
在に設け、この洗浄ノズルから圧送器による洗浄媒体
(洗浄水)を噴射するものでから、人体等の被入浴体を
移動させることなく汚れを洗い流すことができ、介護人
の肉体的負担を大幅に小さくすることができる。
【0031】特に、高圧による洗浄媒体は身体表面に強
く吹きつけるため、2〜3日間入浴していない場合であ
っても汚れを確実に洗い流すことができる。
【0032】そして、洗浄ノズルは、ベッドに設けた平
行するレールによって水平方向に移動するため、移動中
であってもベッドとの距離(身体との距離)を大きく変
えることがなく洗浄効果を下げることがないと共に、洗
浄ノズルの移動する軌道を正確に確保する。
【0033】さらに、ベッドの上面には洗浄ノズルとレ
ールを覆うカバーを設けたものであるから、洗浄媒体が
周囲に飛散することがなくなる。
【0034】加えて、カバーの一側には排水部を設け、
この排水部に貯った洗浄媒体を排水タンクに受けるもの
であるから、排水処理が簡単になると共に、一気にベッ
ド上面の洗浄媒体を排水タンクにより受けるものに比べ
て排水部に貯った過程で汚れの落ち具合を見ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入浴装置の正面説明図である。
【図2】同じくカバーを外した平面図である。
【図3】同じく側面図である。
【符号の説明】
1 ベッド 3 レール 4 洗浄ノズル 6 圧送器 8 カバー 9 排水部 10 排水タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森脇 尚 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 松村 則美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 幸夫 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 山本 奈津恵 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4C094 AA01 DD14 GG02 GG07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体を載せるベッドと、このベッドの上
    部に所定空間を存して配設した水平方向に移動自在な洗
    浄ノズルと、前記洗浄ノズルに洗浄媒体を供給する圧送
    器とを備え、前記圧送器から供給される洗浄媒体を洗浄
    ノズルより身体に向けて噴射することを特徴とする入浴
    装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄媒体は、温水を前記圧送器によ
    って圧縮された高圧蒸気であることを特徴とする請求項
    1に記載の入浴装置。
  3. 【請求項3】 前記ベッドの対向する辺には平行するレ
    ールを設け、前記洗浄ノズルをレールによって水平方向
    に移動することを特徴とする請求項1に記載の入浴装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ベッドの上面には前記洗浄ノズルと
    レールを覆うカバーを設けたことを特徴とする請求項1
    及び3に記載の入浴装置。
  5. 【請求項5】 前記カバーの一側はベッドの上部側縁よ
    りも下方に位置する排水部を設け、前記排水部に連通す
    る排水タンクを設けたことを特徴とする請求項4に記載
    の入浴装置。
JP2001080962A 2001-03-21 2001-03-21 入浴装置 Pending JP2002272802A (ja)

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