JP2002272668A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JP2002272668A
JP2002272668A JP2001075449A JP2001075449A JP2002272668A JP 2002272668 A JP2002272668 A JP 2002272668A JP 2001075449 A JP2001075449 A JP 2001075449A JP 2001075449 A JP2001075449 A JP 2001075449A JP 2002272668 A JP2002272668 A JP 2002272668A
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electronic endoscope
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裕之 高瀬
Teruo Ouchi
輝雄 大内
Tomoshi Kidooka
智志 木戸岡
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡の操作者が内視鏡の「上方向」など基準
となる方向を容易に認識して、モニタ画面に表示された
内視鏡観察画像の向きと患者の身体の向きとの対応関係
を容易かつ確実に判断することができる電子内視鏡を提
供すること。 【解決手段】挿入部可撓管1の基端付近に、内視鏡観察
画像12の基準方向へ曲げられる場合の柔軟性がその周
囲の方向へ曲げられる場合の柔軟性より大きな基準方向
柔軟部8aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子内視鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡は一般に、挿入部の先端に内
蔵された固体撮像素子によって撮像された内視鏡観察画
像がモニタ画面に表示されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡の挿入部先端か
らイメージガイドファイババンドルによって観察像が伝
達されるいわゆるファイバスコープと電子内視鏡との使
い勝手上での大きな相違は、ファイバスコープでは、操
作部に突設された接眼部を覗き込んで観察像を見るよう
になっているのに対して、電子内視鏡ではテレビモニタ
に表示された観察画像を見るようになる点である。
【0004】したがって、ファイバスコープでは操作者
のみしか観察像を見ることができないのに対して、電子
内視鏡では大勢の人が操作者と同時に観察画像を見るこ
とができ、診断上大きなメリットがある。
【0005】一方、ファイバスコープのメリットは、接
眼部が操作部と一体になっていることから、挿入動作等
に伴って操作者が操作部をどのような向きに回転させて
も、観察像の向きと患者の身体の向きとの対応関係が狂
わないので、操作者は自分が見ている観察像が患者の身
体をどの方向に見ているものなのか常に正しく認識し、
挿入操作や診断等を迷うことなく行うことができる。
【0006】これに対して、電子内視鏡においてテレビ
モニタに表示される観察画像は、内視鏡を真っ直ぐな状
態にした時の上方向が常に画面の上方向に向いた状態で
表示される。
【0007】したがって、操作部と一体に回転する挿入
部先端がどのような向きになっていても、モニタ上の表
示画面では、それとは全く無関係に内視鏡の「上方向」
が常に上方向に表示されるので、モニタ画面を見ただけ
では、観察画像と患者の身体の向きとの対応が全くつか
ない。
【0008】そこで、操作者は手に握っている操作部の
向き等から内視鏡の「上方向」を認識して、その方向が
モニタ表示画面の上方向にあたるとの判断をするのであ
るが、挿入操作等に夢中になって操作部をグルグル回し
ていると、そのような「上方向」の認識作業は困難かつ
面倒である場合が少なくない。
【0009】そこで本発明は、内視鏡の操作者が内視鏡
の「上方向」など基準となる方向を容易に認識して、モ
ニタ画面に表示された内視鏡観察画像の向きと患者の身
体の向きとの対応関係を容易かつ確実に判断することが
できる電子内視鏡を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子内視鏡は、可撓性挿入部の先端に内蔵
された固体撮像素子により撮像された内視鏡観察画像が
モニタ画面に表示される電子内視鏡において、挿入部の
基端付近に、基準方向へ曲げられる場合の柔軟性がその
周囲の方向へ曲げられる場合の柔軟性より大きな基準方
向柔軟部が形成されているものである。
【0011】なお、挿入部の基端部分に、挿入部が操作
部との連結部分から急激に曲がるのを抑制するための折
れ止め部材が取り付けられていて、基準方向柔軟部が折
れ止め部材に形成されていてもよい。
【0012】その場合、基準方向柔軟部が、折れ止め部
材の基準方向側の肉厚をその周辺の方向の肉厚と比べて
薄くして形成されていてもよい。なお、基準方向が、内
視鏡観察画像の上方向に対応する方向であってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は電子内視鏡の全体構成を示しており、
挿入部可撓管1の先端部分には、挿入部可撓管1の基端
に連結された操作部2からの遠隔操作によって屈曲する
湾曲部3が連結されている。4は、そのような湾曲操作
を行うための湾曲操作レバーである。
【0014】湾曲部3の先端に連結された先端部本体5
には、対物光学系6と、その対物光学系6により結像さ
れる内視鏡観察像を撮像するための固体撮像素子7等が
内蔵されている。
【0015】操作部2から延出するコードの先端はビデ
オプロセッサ10に接続されており、固体撮像素子7に
よって撮像された内視鏡観察画像が、ビデオプロセッサ
10に接続されたテレビモニタ11に表示される。12
は、テレビモニタ11に表示された内視鏡観察画像であ
る。
【0016】この実施例の電子内視鏡における「基準方
向」は、湾曲操作レバー4を押し下げた時に湾曲部3が
屈曲する方向であり、それを「上方向」と称する。そし
て、テレビモニタ11に表示される内視鏡観察画像12
は、固体撮像素子7の撮像面における上方向側が必ず上
になるようにセットされている。
【0017】挿入部可撓管1と操作部2との連結部に
は、挿入部可撓管1がその部分で小さな曲率半径で急激
に曲がらないように、弾力性のあるゴム材等からなる折
れ止め部材8が挿入部可撓管1の基端付近を囲む状態に
取り付けられている。
【0018】折れ止め部材8は、操作部2との隣接部分
が最も肉厚が厚くて、先側へ次第に肉厚が薄くなるテー
パ円筒状に形成されているが、図2に示されるように、
一面(8a)だけが外面側から切り削がれた形状で他の
部分より薄い肉厚に形成されている。
【0019】そして、図1に示されるように、折れ止め
部材8は、この電子内視鏡の基準方向である「上方向」
に肉薄部8a(基準方向柔軟部)が向くように取り付け
られている。
【0020】その結果、挿入部可撓管1と操作部2との
連結部は、上方向(及び、下方向)へ曲がろうとする場
合の柔軟性が他の方向へ曲がろうとする場合の柔軟性よ
り大きくて、曲がり易い。
【0021】したがって、図3に示されるように、患者
100に内視鏡を挿入して検査している最中に、操作部
2がどの様な向きになっている状態でも、操作者が操作
部2を握った状態で折れ止め部材8部分を軽くピクピク
と屈曲させる動作をすれば、それが「上方向」に行われ
た時だけ他より軽く曲がることが手に感じられる。
【0022】したがって、操作者は操作部2を見ること
なく、手の感触だけで内視鏡の「上方向」を容易に認識
することができ、それによりテレビモニタ11に表示さ
れた内視鏡観察画像12の向きと患者100の身体向き
との対応関係を判断して、湾曲操作レバー4の操作や挿
入部可撓管1の挿入動作等を意図通りに行うことができ
る。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば電子内視鏡の基準方向は必ずしも
「上方向」一か所である必要はなく、例えば図4に示さ
れるように、折れ止め部材8に肉薄部8aを90°間隔
で形成して、上下左右四方向を基準方向としてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、挿入部の基端付近に、
内視鏡観察画像の基準方向へ曲げられる場合の柔軟性が
その周囲の方向へ曲げられる場合の柔軟性より大きな基
準方向柔軟部を形成したことにより、操作部がどの様な
向きになっている状態でも、操作者が操作部を握った状
態で挿入部可撓管の基端付近を軽く屈曲させる動作をす
れば、それが基準方向に行われた時だけ他より軽く曲が
ることが手に感じられるので、操作者が内視鏡の基準と
なる方向を容易に認識して、モニタ画面に表示された内
視鏡観察画像の向きと患者の身体の向きとの対応関係を
容易かつ確実に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子内視鏡の全体構成図であ
る。
【図2】本発明の実施例の電子内視鏡の折れ止め部材の
斜視図である。
【図3】本発明の実施例の電子内視鏡の使用状態の略示
図である。
【図4】本発明の実施例の電子内視鏡の折れ止め部材の
他の例の斜視図である。
【符号の説明】
1 挿入部可撓管 2 操作部 3 湾曲部 4 湾曲操作レバー 7 固体撮像素子 8 折れ止め部材 8a 肉薄部(基準方向柔軟部) 11 テレビモニタ 12 内視鏡観察画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木戸岡 智志 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA01 BB01 CC06 DD03 JJ20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性挿入部の先端に内蔵された固体撮像
    素子により撮像された内視鏡観察画像がモニタ画面に表
    示される電子内視鏡において、 上記挿入部の基端付近に、基準方向へ曲げられる場合の
    柔軟性がその周囲の方向へ曲げられる場合の柔軟性より
    大きな基準方向柔軟部が形成されていることを特徴とす
    る電子内視鏡。
  2. 【請求項2】上記挿入部の基端部分に、上記挿入部が上
    記操作部との連結部分から急激に曲がるのを抑制するた
    めの折れ止め部材が取り付けられていて、上記基準方向
    柔軟部が上記折れ止め部材に形成されている請求項1記
    載の電子内視鏡。
  3. 【請求項3】上記基準方向柔軟部が、上記折れ止め部材
    の上記基準方向側の肉厚をその周辺の方向の肉厚と比べ
    て薄くして形成されている請求項2記載の電子内視鏡。
  4. 【請求項4】上記基準方向が、上記内視鏡観察画像の上
    方向に対応する方向である請求項1、2又は3記載の電
    子内視鏡。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04240435A (ja) * 1991-01-24 1992-08-27 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡
JPH10286228A (ja) * 1997-04-15 1998-10-27 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用撮像装置
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