JP2002272650A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JP2002272650A JP2002272650A JP2001072315A JP2001072315A JP2002272650A JP 2002272650 A JP2002272650 A JP 2002272650A JP 2001072315 A JP2001072315 A JP 2001072315A JP 2001072315 A JP2001072315 A JP 2001072315A JP 2002272650 A JP2002272650 A JP 2002272650A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動送風機からの排気によって床面の塵埃が
舞い上がりにくく、さらにじゅうたん上でも安定して浮
上する浮上式の電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機13を収納する掃除機本体1
と、掃除機本体1の底部に設けられ、電動送風機13か
らの排気を被清掃面側に排出する浮上排気口と23、掃
除機本体1の底部に設けられ、浮上排気口23からの排
気により掃除機本体1を被清掃面から浮上させる浮上空
間28を形成するスカート部材24とを備え、浮上排気
口23の上流側に前記排気を掃除機本体1の外部に排出
する圧力調整口22を形成した。
舞い上がりにくく、さらにじゅうたん上でも安定して浮
上する浮上式の電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機13を収納する掃除機本体1
と、掃除機本体1の底部に設けられ、電動送風機13か
らの排気を被清掃面側に排出する浮上排気口と23、掃
除機本体1の底部に設けられ、浮上排気口23からの排
気により掃除機本体1を被清掃面から浮上させる浮上空
間28を形成するスカート部材24とを備え、浮上排気
口23の上流側に前記排気を掃除機本体1の外部に排出
する圧力調整口22を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に係
り、さらに詳しくは、掃除機本体を床面から浮上させて
移動しうる電気掃除機に関するものである。
り、さらに詳しくは、掃除機本体を床面から浮上させて
移動しうる電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は特開平6−133900号公報に
開示された従来の電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面
図である。図において、50は掃除機本体であり、内部
には集塵袋51が着脱自在に収納されている集塵室52
と、電動送風機53が収納された電動機室54とが設け
られている。55は集塵室52前方に着脱自在に装着さ
れるホースで、その先端部には床用吸込み具(図示せ
ず)が着脱自在に装着されている。また、56は電動機
室54の底部54aから掃除機本体50の底部50aに
連通して開口する第1の排気口、57は第1の排気口5
6の周囲において掃除機本体50の底部50aに設けら
れた第1のスカート、58は第1のスカート57の外周
に設けられた第2のスカート、59は第1のスカート5
7と第2のスカート58との間において底部50aに設
けられた第2の排気口、60は掃除機本体50の後壁に
設けた排気口である。なお、Xは床面を示している。
開示された従来の電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面
図である。図において、50は掃除機本体であり、内部
には集塵袋51が着脱自在に収納されている集塵室52
と、電動送風機53が収納された電動機室54とが設け
られている。55は集塵室52前方に着脱自在に装着さ
れるホースで、その先端部には床用吸込み具(図示せ
ず)が着脱自在に装着されている。また、56は電動機
室54の底部54aから掃除機本体50の底部50aに
連通して開口する第1の排気口、57は第1の排気口5
6の周囲において掃除機本体50の底部50aに設けら
れた第1のスカート、58は第1のスカート57の外周
に設けられた第2のスカート、59は第1のスカート5
7と第2のスカート58との間において底部50aに設
けられた第2の排気口、60は掃除機本体50の後壁に
設けた排気口である。なお、Xは床面を示している。
【0003】上記のように構成した従来の電気掃除機で
は、電動送風機53からの排気を第1の排気口56から
排出させて床面Xに衝突させ、その排気圧力を利用して
掃除機本体50を床面Xから浮上させている。そして、
余分な排気空気は第1のスカート57と第2のスカート
58の間に流入し、第2の排気口59を通過して排出口
60から掃除機本体50外へ排出される。このように、
電動送風機53を運転することにより、その排気圧力に
よって掃除機本体50が床面Xから浮上するので、床面
Xと掃除機本体50との摩擦抵抗が減少するため、掃除
機本体50を少ない労力で容易に移動させることができ
る。
は、電動送風機53からの排気を第1の排気口56から
排出させて床面Xに衝突させ、その排気圧力を利用して
掃除機本体50を床面Xから浮上させている。そして、
余分な排気空気は第1のスカート57と第2のスカート
58の間に流入し、第2の排気口59を通過して排出口
60から掃除機本体50外へ排出される。このように、
電動送風機53を運転することにより、その排気圧力に
よって掃除機本体50が床面Xから浮上するので、床面
Xと掃除機本体50との摩擦抵抗が減少するため、掃除
機本体50を少ない労力で容易に移動させることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気掃除機は、電動送風機からの排気を直接床面に吹き
付けているため、床面に動圧がかかり、床面の塵埃が舞
い上がってしまうという問題点があった。また、床面が
例えば毛足の長いじゅうたんのような、掃除機本体50
の底部50aに設けた第1のスカート57、第2のスカ
ート58で密閉しにくいものでは、じゅうたんとスカー
トの間から内部の排気が逃げてしまうため、スカート内
側での圧力が上昇しにくく、掃除機本体の浮上が不安定
になってしまうという問題点があった。
電気掃除機は、電動送風機からの排気を直接床面に吹き
付けているため、床面に動圧がかかり、床面の塵埃が舞
い上がってしまうという問題点があった。また、床面が
例えば毛足の長いじゅうたんのような、掃除機本体50
の底部50aに設けた第1のスカート57、第2のスカ
ート58で密閉しにくいものでは、じゅうたんとスカー
トの間から内部の排気が逃げてしまうため、スカート内
側での圧力が上昇しにくく、掃除機本体の浮上が不安定
になってしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、掃除機本体からの排気によって床面の塵
埃が舞い上がりにくく、さらにフローリングだけでなく
じゅうたん上でも安定して浮上する電気掃除機を提供す
ることを目的としたものである。
されたもので、掃除機本体からの排気によって床面の塵
埃が舞い上がりにくく、さらにフローリングだけでなく
じゅうたん上でも安定して浮上する電気掃除機を提供す
ることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる電気掃除
機は、電動送風機を収納する掃除機本体と、前記掃除機
本体の底部に設けられ、前記電動送風機からの排気を被
清掃面側に排出する浮上排気口と、前記掃除機本体の底
部に設けられ、前記浮上排気口からの排気により前記掃
除機本体を被清掃面から浮上させる浮上空間を形成する
スカート部材とを備え、前記浮上排気口の上流側に前記
排気を前記掃除機本体の外部に排出する排気口を形成し
たものである。
機は、電動送風機を収納する掃除機本体と、前記掃除機
本体の底部に設けられ、前記電動送風機からの排気を被
清掃面側に排出する浮上排気口と、前記掃除機本体の底
部に設けられ、前記浮上排気口からの排気により前記掃
除機本体を被清掃面から浮上させる浮上空間を形成する
スカート部材とを備え、前記浮上排気口の上流側に前記
排気を前記掃除機本体の外部に排出する排気口を形成し
たものである。
【0007】また、浮上排気口は、該浮上排気口の開口
面積が前記排気口の開口面積よりも大きくなるように設
けられているものである。
面積が前記排気口の開口面積よりも大きくなるように設
けられているものである。
【0008】また、電動送風機を収納する掃除機本体
と、前記掃除機本体の底部に設けられ、被清掃面側に前
記電動送風機からの排気を排出する浮上排気口と、前記
掃除機本体の底部に設けられ、前記浮上排気口からの排
気により前記掃除機本体を被清掃面から浮上させる浮上
空間を形成するスカート部材を備え、前記スカート部材
は、内側に湾曲し、その先端部分は、前記浮上排気口と
対向する位置に設けられるものである。
と、前記掃除機本体の底部に設けられ、被清掃面側に前
記電動送風機からの排気を排出する浮上排気口と、前記
掃除機本体の底部に設けられ、前記浮上排気口からの排
気により前記掃除機本体を被清掃面から浮上させる浮上
空間を形成するスカート部材を備え、前記スカート部材
は、内側に湾曲し、その先端部分は、前記浮上排気口と
対向する位置に設けられるものである。
【0009】また、浮上排気口の上流側に電動送風機か
らの排気圧を均一にする均圧室を形成し、該均圧室を浮
上空間と連通させたものである。
らの排気圧を均一にする均圧室を形成し、該均圧室を浮
上空間と連通させたものである。
【0010】また、電動送風機からの排気圧を調整する
調圧弁を均圧室に形成したものである。
調圧弁を均圧室に形成したものである。
【0011】さらに、排気口の上流側に調圧弁を形成し
たものである。
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面
図である。図において、1は掃除機本体で、掃除機本体
1の側面を覆う本体ケース1a、ホース等と連通する接
続口2を有する上面板3、掃除機本体1の底部に設けた
底面板4、上面板3と底面板4を繋ぐ側面板5、掃除機
本体1のほぼ中間部分に設けられ、吸気穴6を有する主
隔壁7、主隔壁7と底面板4を繋ぐ側面板8により、ほ
ぼ箱状に構成されている。9は上面板3と主隔壁7との
間に形成された集塵室で、内部には、例えば着脱自在に
装着される集塵袋、あるいはサイクロン集塵機等からな
る集塵手段(以下、これを一括して集塵体10という)
が収容されている。11は集塵室9を開閉する開閉蓋
で、掃除機本体1に回動可能に支持されている。12は
吸気穴6を介して集塵室9と連通し電動送風機13が収
容される電動機室、14はコードリール15が収容され
るコードリール室であり、隔壁16により電動機室12
と仕切られている。なお、13aは電動送風機13に形
成された送風機排気口で、電動送風機13内に入った空
気は送風機排気口13aから排出されるる。
施の形態1に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面
図である。図において、1は掃除機本体で、掃除機本体
1の側面を覆う本体ケース1a、ホース等と連通する接
続口2を有する上面板3、掃除機本体1の底部に設けた
底面板4、上面板3と底面板4を繋ぐ側面板5、掃除機
本体1のほぼ中間部分に設けられ、吸気穴6を有する主
隔壁7、主隔壁7と底面板4を繋ぐ側面板8により、ほ
ぼ箱状に構成されている。9は上面板3と主隔壁7との
間に形成された集塵室で、内部には、例えば着脱自在に
装着される集塵袋、あるいはサイクロン集塵機等からな
る集塵手段(以下、これを一括して集塵体10という)
が収容されている。11は集塵室9を開閉する開閉蓋
で、掃除機本体1に回動可能に支持されている。12は
吸気穴6を介して集塵室9と連通し電動送風機13が収
容される電動機室、14はコードリール15が収容され
るコードリール室であり、隔壁16により電動機室12
と仕切られている。なお、13aは電動送風機13に形
成された送風機排気口で、電動送風機13内に入った空
気は送風機排気口13aから排出されるる。
【0013】17は側板8に形成された電動機排気穴、
18は電動機排気穴17から排出された排気を均一にす
る均圧室、18aは電動機排気穴17から排出された排
気を均圧室18に導く排気風路、19は排気消音室で、
仕切壁20により均圧室18と仕切られている。21は
仕切壁20に形成された中間排気口で、均圧室18と排
気消音室19を連通している。22は排気消音室19の
上方に形成された圧力調整口である。23は底面板4に
設けた浮上排気口で、均圧室18を介して電動機室12
と連通している。なお、浮上排気口23の開口面積Aは
中間排気口21の開口面積Bより大きく、A>Bとなっ
ている。
18は電動機排気穴17から排出された排気を均一にす
る均圧室、18aは電動機排気穴17から排出された排
気を均圧室18に導く排気風路、19は排気消音室で、
仕切壁20により均圧室18と仕切られている。21は
仕切壁20に形成された中間排気口で、均圧室18と排
気消音室19を連通している。22は排気消音室19の
上方に形成された圧力調整口である。23は底面板4に
設けた浮上排気口で、均圧室18を介して電動機室12
と連通している。なお、浮上排気口23の開口面積Aは
中間排気口21の開口面積Bより大きく、A>Bとなっ
ている。
【0014】24は掃除機本体1の底部全周にわたって
設けられたスカート部材で、例えば耐摩耗性及び滑性を
有し内側に湾曲した軟質材からなるシート材25が止め
具26により掃除機本体1下部に着脱自在に設けられて
いる。また、25aはシート部材25の湾曲した湾曲部
を示し、浮上排気口23と対向する位置に配置される。
27はシート部材25に形成された開口部で、浮上用の
排気を床面Xと接触させる。28は床面Xとスカート部
材24及び底面板4により形成された浮上空間である。
設けられたスカート部材で、例えば耐摩耗性及び滑性を
有し内側に湾曲した軟質材からなるシート材25が止め
具26により掃除機本体1下部に着脱自在に設けられて
いる。また、25aはシート部材25の湾曲した湾曲部
を示し、浮上排気口23と対向する位置に配置される。
27はシート部材25に形成された開口部で、浮上用の
排気を床面Xと接触させる。28は床面Xとスカート部
材24及び底面板4により形成された浮上空間である。
【0015】29は電気部品や制御回路が搭載された基
板等からなる制御部30が設けられた制御室で、本体ケ
ース1aと側面板5との間に設けられている。31は側
面板5に形成されて制御室29と電動機室12を連通す
る制御室送風口、32は側面板5に形成されて制御室2
9とコードリール室14を連通する排気口、33は隔壁
16に形成され電動機室12とコードリール室14を連
通する連通孔、34は制御室29の上方に形成された制
御室排気口である。35はホース(図示せず)の一端に
設けられ、上面板2に設けた接続口3に回転自在かつ着
脱自在に接続される接続体で、シール材36によりに周
囲を密閉され集塵室9内に開口している。また、図中、
矢印は空気の流れを示している。
板等からなる制御部30が設けられた制御室で、本体ケ
ース1aと側面板5との間に設けられている。31は側
面板5に形成されて制御室29と電動機室12を連通す
る制御室送風口、32は側面板5に形成されて制御室2
9とコードリール室14を連通する排気口、33は隔壁
16に形成され電動機室12とコードリール室14を連
通する連通孔、34は制御室29の上方に形成された制
御室排気口である。35はホース(図示せず)の一端に
設けられ、上面板2に設けた接続口3に回転自在かつ着
脱自在に接続される接続体で、シール材36によりに周
囲を密閉され集塵室9内に開口している。また、図中、
矢印は空気の流れを示している。
【0016】実施の形態1では、接続口2、集塵体1
0、電動送風機13及びコードリール15等の主要重量
構成物を、それぞれの重心がほぼ同一直線上にくるよう
に掃除機本体1内に配置している。この配置により、掃
除機本体1が安定した浮上を保つことができる。
0、電動送風機13及びコードリール15等の主要重量
構成物を、それぞれの重心がほぼ同一直線上にくるよう
に掃除機本体1内に配置している。この配置により、掃
除機本体1が安定した浮上を保つことができる。
【0017】次に、動作について説明する。まず、床用
吸込具(図示せず)が装着されたホースの接続体35を
掃除機本体1の接続口2に接続し、集塵室9内に配設さ
れた集塵体10に挿入する。また、コードリール15か
らコードを引き出して電源に接続する。そして、ホース
の手元などに設けた電源スイッチ(図示せず)をONに
して電動送風機13を駆動させ、床用吸込具から空気と
共に塵埃を吸引する。塵埃は接続体35を経て集塵体1
0に捕集され、空気は主隔壁7の吸気穴6から電動送風
機13へ導かれる。電動送風機13に導かれた空気は電
動送風機13を冷却する。そして、空気はその後所定の
圧力(外気より高い圧力)を得て排気口13aから電動
機室12に排出される。排出された空気の1部は、排気
口33からコードリール室14、排気口32、制御室2
9を経て本体ケース22に設けた制御排気口34から機
外に排出される。このとき、コードリール15、制御部
30等が冷却される。また、電動機室12に排出された
他の1部の排気は、側面板5に設けた制御室送風口31
から制御室29に送られ、制御部30を冷却して制御排
気口34から機外に排出される。
吸込具(図示せず)が装着されたホースの接続体35を
掃除機本体1の接続口2に接続し、集塵室9内に配設さ
れた集塵体10に挿入する。また、コードリール15か
らコードを引き出して電源に接続する。そして、ホース
の手元などに設けた電源スイッチ(図示せず)をONに
して電動送風機13を駆動させ、床用吸込具から空気と
共に塵埃を吸引する。塵埃は接続体35を経て集塵体1
0に捕集され、空気は主隔壁7の吸気穴6から電動送風
機13へ導かれる。電動送風機13に導かれた空気は電
動送風機13を冷却する。そして、空気はその後所定の
圧力(外気より高い圧力)を得て排気口13aから電動
機室12に排出される。排出された空気の1部は、排気
口33からコードリール室14、排気口32、制御室2
9を経て本体ケース22に設けた制御排気口34から機
外に排出される。このとき、コードリール15、制御部
30等が冷却される。また、電動機室12に排出された
他の1部の排気は、側面板5に設けた制御室送風口31
から制御室29に送られ、制御部30を冷却して制御排
気口34から機外に排出される。
【0018】しかし、電動機室12に排出された大部分
の排気は、均圧室18へ排出される。すなわち、電動機
排気穴17より排出された風速V、圧力Pの排気は、排
気風路18aを通過し均圧室18に流入するとき、排気
風路18aの開口面積より均圧室18の開口面積が大き
いため、風速がVからv(<V)、圧力がPからp(<
P)にそれぞれ低下し、均圧室18内で静圧化され、均
圧化される。そして、浮上排気口23の開口面積Aと中
間排気口21の開口面積BがA>Bとなっているため、
大半の排気は均圧室18から浮上排気口23へ排出され
る。これにより、排気はスカート部材24のシート材2
5内側の湾曲部25aに吹き付けられる。これにより、
シート材25の湾曲部25aは強力な排気圧で床面に押
しつけられて内側の気密が保持される。したがって、床
面Xと底面板4との間に形成された浮上空間28内に
は、外気圧より高い圧力の排気が静圧として充満する。
この結果、掃除機本体1が床面Xから浮上する。
の排気は、均圧室18へ排出される。すなわち、電動機
排気穴17より排出された風速V、圧力Pの排気は、排
気風路18aを通過し均圧室18に流入するとき、排気
風路18aの開口面積より均圧室18の開口面積が大き
いため、風速がVからv(<V)、圧力がPからp(<
P)にそれぞれ低下し、均圧室18内で静圧化され、均
圧化される。そして、浮上排気口23の開口面積Aと中
間排気口21の開口面積BがA>Bとなっているため、
大半の排気は均圧室18から浮上排気口23へ排出され
る。これにより、排気はスカート部材24のシート材2
5内側の湾曲部25aに吹き付けられる。これにより、
シート材25の湾曲部25aは強力な排気圧で床面に押
しつけられて内側の気密が保持される。したがって、床
面Xと底面板4との間に形成された浮上空間28内に
は、外気圧より高い圧力の排気が静圧として充満する。
この結果、掃除機本体1が床面Xから浮上する。
【0019】一方、均圧室18へ排出された空気のう
ち、浮上排気口23から浮上空間28へ侵入しない空気
は、中間排気口21から排気消音室19へ排出される。
そして中間排気口21を通過した排気は、中間排気口2
1より開口面積が大きい排気消音室19内で風速が低下
し、消音化されて、圧力調整口22より機外へ排出され
る。これは、余分は排気を機外へ排出させることで、浮
上空間28から塵埃が外側に洩れ、空中に舞い上がって
しまうことを防止するとともに、掃除機本体1の浮上が
不安定になってしまうことを防止するためである。
ち、浮上排気口23から浮上空間28へ侵入しない空気
は、中間排気口21から排気消音室19へ排出される。
そして中間排気口21を通過した排気は、中間排気口2
1より開口面積が大きい排気消音室19内で風速が低下
し、消音化されて、圧力調整口22より機外へ排出され
る。これは、余分は排気を機外へ排出させることで、浮
上空間28から塵埃が外側に洩れ、空中に舞い上がって
しまうことを防止するとともに、掃除機本体1の浮上が
不安定になってしまうことを防止するためである。
【0020】このように、実施の形態1によれば、均圧
室18から浮上排気口23を経て排出された空気により
浮上空間28を充満し、一方、浮上に不必要な排気は、
均圧室18より中間排気口21を通過して排気消音室1
9を経て圧力調整口22より機外に排出されるので、浮
上空間28内は外気圧より高い、ほぼ一定の圧力に維持
され、掃除機本体1の浮上をほぼ一定の高さで安定して
保持することができる。したがって、掃除機本体1を軽
く楽に移動させることができる。また、排気はスカート
部材24のシート材25内側の湾曲部25aに吹き付け
られるので、シート材25の湾曲部25aは強力な排気
圧で床面に押しつけられて内側の気密性が保持される。
したがって、床面Xと底面板4との間に形成された浮上
空間28内には、外気圧より高い圧力の排気が静圧とし
て充満し、掃除機本体1を床面Xから浮上させることが
できる。さらに、接続口2、集塵体10、電動送風機1
3及びコードリール15等の主要重量構成物の重心がほ
ぼ同一直線上になるように掃除機本体1内に配置したの
で、浮上の安定性を向上させるという効果がある。
室18から浮上排気口23を経て排出された空気により
浮上空間28を充満し、一方、浮上に不必要な排気は、
均圧室18より中間排気口21を通過して排気消音室1
9を経て圧力調整口22より機外に排出されるので、浮
上空間28内は外気圧より高い、ほぼ一定の圧力に維持
され、掃除機本体1の浮上をほぼ一定の高さで安定して
保持することができる。したがって、掃除機本体1を軽
く楽に移動させることができる。また、排気はスカート
部材24のシート材25内側の湾曲部25aに吹き付け
られるので、シート材25の湾曲部25aは強力な排気
圧で床面に押しつけられて内側の気密性が保持される。
したがって、床面Xと底面板4との間に形成された浮上
空間28内には、外気圧より高い圧力の排気が静圧とし
て充満し、掃除機本体1を床面Xから浮上させることが
できる。さらに、接続口2、集塵体10、電動送風機1
3及びコードリール15等の主要重量構成物の重心がほ
ぼ同一直線上になるように掃除機本体1内に配置したの
で、浮上の安定性を向上させるという効果がある。
【0021】実施の形態2.図2は本発明の実施の形態
2に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面図であ
る。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分
には同じ符号を付し説明を省略する。実施の形態1で
は、接続口2、集塵体10、電動送風機13及びコード
リール15等の主要重量構成物の重心がほぼ同一直線上
になるように掃除機本体1内に配置し浮上の安定性を図
ったが、実施の形態2では、図2に示すように電動機室
12とコードリール室14を並列に配置し、電動送風機
13及びコードリール15のそれぞれの重心が掃除機本
体1のほぼ中心軸上になるように構成したものである。
図において、1は掃除機本体で、掃除機本体1の側面を
覆う本体ケース1a、ホース等と連通する接続口2を有
する上面板3、掃除機本体1の底部に設けた底面板4
a、4b、側面板5、掃除機本体1のほぼ中間部分に設
けられ、吸気穴6を有する主隔壁7、主隔壁7と底面板
4を繋ぐ側面板8により、ほぼ箱状に構成されている。
2に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面図であ
る。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分
には同じ符号を付し説明を省略する。実施の形態1で
は、接続口2、集塵体10、電動送風機13及びコード
リール15等の主要重量構成物の重心がほぼ同一直線上
になるように掃除機本体1内に配置し浮上の安定性を図
ったが、実施の形態2では、図2に示すように電動機室
12とコードリール室14を並列に配置し、電動送風機
13及びコードリール15のそれぞれの重心が掃除機本
体1のほぼ中心軸上になるように構成したものである。
図において、1は掃除機本体で、掃除機本体1の側面を
覆う本体ケース1a、ホース等と連通する接続口2を有
する上面板3、掃除機本体1の底部に設けた底面板4
a、4b、側面板5、掃除機本体1のほぼ中間部分に設
けられ、吸気穴6を有する主隔壁7、主隔壁7と底面板
4を繋ぐ側面板8により、ほぼ箱状に構成されている。
【0022】17は底面板4bに形成された電動機排気
穴、18は電動機排気穴17から排出された排気を均一
にする均圧室、19は排気消音室で、側面板8によりコ
ードリール室14と仕切られている。21は底面板4b
に形成された中間排気口で、均圧室18と排気消音室1
9を連通している。23は底面板4aに設けた浮上排気
口で、均圧室18を介して電動機室12と連通してい
る。なお、浮上排気口23の総開口面積Aは中間排気口
21の開口面積Bより大きく、A>Bとなっている。3
7は側面板8に設けられコードリール室14と排気消音
室19を連通する排気口である。
穴、18は電動機排気穴17から排出された排気を均一
にする均圧室、19は排気消音室で、側面板8によりコ
ードリール室14と仕切られている。21は底面板4b
に形成された中間排気口で、均圧室18と排気消音室1
9を連通している。23は底面板4aに設けた浮上排気
口で、均圧室18を介して電動機室12と連通してい
る。なお、浮上排気口23の総開口面積Aは中間排気口
21の開口面積Bより大きく、A>Bとなっている。3
7は側面板8に設けられコードリール室14と排気消音
室19を連通する排気口である。
【0023】次に、動作について説明する。実施の形態
1同様、床用吸込具(図示せず)が装着されたホースの
接続体35を掃除機本体1の接続口2に接続し、集塵室
9内に配設された集塵体10に挿入する。また、コード
リール15からコードを引き出して電源に接続する。そ
して、ホースの手元等に設けた電源スイッチ(図示せ
ず)をONにして電動送風機13を駆動させ、床用吸込
具から空気と共に塵埃を吸引する。塵埃は接続体35を
経て集塵体10に捕集され、空気は主隔壁7の吸気穴6
から電動送風機13へ導かれる。電動送風機13に導か
れた空気は電動送風機13を冷却する。そして、空気は
その後所定の圧力(外気より高い圧力)を得て排気口1
3aから電動機室12に排出される。排出された空気の
1部は、排気口33からコードリール室14、排気口3
7、排気消音室19を経て圧力調整口22より機外へ排
出される。この間、コードリール15を冷却する。ま
た、電動機室12に排出された他の1部の排気は、側面
板5に設けた制御室送風口31から制御室29に送ら
れ、制御部30を冷却して制御排気口34から機外に排
出される。
1同様、床用吸込具(図示せず)が装着されたホースの
接続体35を掃除機本体1の接続口2に接続し、集塵室
9内に配設された集塵体10に挿入する。また、コード
リール15からコードを引き出して電源に接続する。そ
して、ホースの手元等に設けた電源スイッチ(図示せ
ず)をONにして電動送風機13を駆動させ、床用吸込
具から空気と共に塵埃を吸引する。塵埃は接続体35を
経て集塵体10に捕集され、空気は主隔壁7の吸気穴6
から電動送風機13へ導かれる。電動送風機13に導か
れた空気は電動送風機13を冷却する。そして、空気は
その後所定の圧力(外気より高い圧力)を得て排気口1
3aから電動機室12に排出される。排出された空気の
1部は、排気口33からコードリール室14、排気口3
7、排気消音室19を経て圧力調整口22より機外へ排
出される。この間、コードリール15を冷却する。ま
た、電動機室12に排出された他の1部の排気は、側面
板5に設けた制御室送風口31から制御室29に送ら
れ、制御部30を冷却して制御排気口34から機外に排
出される。
【0024】しかし、電動機室12に排出された大部分
の排気は、実施の形態1同様に、電動機室12から電動
機室排気穴17を経て均圧室18へ排出される。そし
て、浮上排気口23の開口面積Aと中間排気口21の開
口面積BがA>Bとなっているため、大半の排気は均圧
室18から浮上排気口23へ排出される。これにより、
排気はスカート部材24のシート材25内側の湾曲部2
5aに吹き付けられる。これにより、床面がじゅうたん
等の場合であってもシート材25の湾曲部25aは強力
な排気圧で床面に押しつけられて内側の気密が保持され
る。したがって、床面Xと底面板4との間に形成された
浮上空間28内には、外気圧より高い圧力の排気が静圧
として充満し、この結果、掃除機本体1は床面Xから浮
上する。
の排気は、実施の形態1同様に、電動機室12から電動
機室排気穴17を経て均圧室18へ排出される。そし
て、浮上排気口23の開口面積Aと中間排気口21の開
口面積BがA>Bとなっているため、大半の排気は均圧
室18から浮上排気口23へ排出される。これにより、
排気はスカート部材24のシート材25内側の湾曲部2
5aに吹き付けられる。これにより、床面がじゅうたん
等の場合であってもシート材25の湾曲部25aは強力
な排気圧で床面に押しつけられて内側の気密が保持され
る。したがって、床面Xと底面板4との間に形成された
浮上空間28内には、外気圧より高い圧力の排気が静圧
として充満し、この結果、掃除機本体1は床面Xから浮
上する。
【0025】また、実施の形態1同様、均圧室18へ排
出された空気のうち、浮上排気口23から浮上空間28
へ侵入しない空気は、中間排気口21から排気消音室1
9で消音され、圧力調整口22より機外へ排出される。
これは、余分は排気を機外へ排出させることで、浮上空
間28から塵埃が外側に洩れ、空中に舞い上がってしま
うことを防止するとともに、掃除機本体1の浮上が不安
定になってしまうことを防止するためである。
出された空気のうち、浮上排気口23から浮上空間28
へ侵入しない空気は、中間排気口21から排気消音室1
9で消音され、圧力調整口22より機外へ排出される。
これは、余分は排気を機外へ排出させることで、浮上空
間28から塵埃が外側に洩れ、空中に舞い上がってしま
うことを防止するとともに、掃除機本体1の浮上が不安
定になってしまうことを防止するためである。
【0026】このように、実施の形態2によれば、実施
の形態1と同様の効果を奏するだけでなく、電動機室1
2とコードリール室14を並列に配置し、それぞれ電動
送風機13及びコードリール15を内蔵して重心が掃除
機本体1のほぼ中心軸上になるように構成したので、掃
除機本体1の全高を低く構成でき、掃除機本体1をさら
に安定して浮上させることができる。したがって、掃除
機本体1をより軽く楽に移動させることができる。
の形態1と同様の効果を奏するだけでなく、電動機室1
2とコードリール室14を並列に配置し、それぞれ電動
送風機13及びコードリール15を内蔵して重心が掃除
機本体1のほぼ中心軸上になるように構成したので、掃
除機本体1の全高を低く構成でき、掃除機本体1をさら
に安定して浮上させることができる。したがって、掃除
機本体1をより軽く楽に移動させることができる。
【0027】実施の形態3.図3は本発明の実施の形態
3に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面図であ
る。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分
には同じ符号を付し説明を省略する。実施の形態2で
は、図3に示すように電動送風機13の周囲にコードリ
ール15の枠15aを配置し、掃除機本体1の全高を低
く、コンパクトに構成し、さらに安定した浮上ができる
ものである。38は吸気穴6を介して集塵室9と連通し
電動送風機13とコードリール15が収容される電動機
室であり、電動送風機13のモータフレーム13bを囲
うようにコードリール15の枠15aが配置されてい
る。
3に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面図であ
る。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分
には同じ符号を付し説明を省略する。実施の形態2で
は、図3に示すように電動送風機13の周囲にコードリ
ール15の枠15aを配置し、掃除機本体1の全高を低
く、コンパクトに構成し、さらに安定した浮上ができる
ものである。38は吸気穴6を介して集塵室9と連通し
電動送風機13とコードリール15が収容される電動機
室であり、電動送風機13のモータフレーム13bを囲
うようにコードリール15の枠15aが配置されてい
る。
【0028】38aは側板8に形成された電動機排気
穴、38bは側面板5に形成された電動機排気穴、39
は電動機排気穴38a、38bからそれぞれ排出された
排気を均一にする均圧室、40は排気消音室19と均圧
室39を仕切るとともに、制御室29と均圧室39を仕
切る仕切壁、41は仕切壁40に形成された中間排気口
で、均圧室39と排気消音室19及び均圧室39と制御
室29を連通している。42は制御室29の下方に形成
された制御室排気口で、均圧室39と制御室29を連通
する中間排気口21の近傍に設けられている。なお、浮
上排気口23の開口面積Aは中間排気口21の開口面積
Bより大きく、A>Bとなっている。
穴、38bは側面板5に形成された電動機排気穴、39
は電動機排気穴38a、38bからそれぞれ排出された
排気を均一にする均圧室、40は排気消音室19と均圧
室39を仕切るとともに、制御室29と均圧室39を仕
切る仕切壁、41は仕切壁40に形成された中間排気口
で、均圧室39と排気消音室19及び均圧室39と制御
室29を連通している。42は制御室29の下方に形成
された制御室排気口で、均圧室39と制御室29を連通
する中間排気口21の近傍に設けられている。なお、浮
上排気口23の開口面積Aは中間排気口21の開口面積
Bより大きく、A>Bとなっている。
【0029】次に、動作について説明する。実施の形態
1同様、床用吸込具(図示せず)が装着されたホースの
接続体35を掃除機本体1の接続口2に接続し、集塵室
9内に配設された集塵体10に挿入する。また、コード
リール15からコードを引き出して電源に接続する。そ
して、ホースの手元等に設けた電源スイッチ(図示せ
ず)をONにして電動送風機13を駆動させ、床用吸込
具から空気と共に塵埃を吸引する。塵埃は接続体35を
経て集塵体10に捕集され、空気は主隔壁7の吸気穴6
から電動送風機13へ導かれる。電動送風機13に導か
れた空気は電動送風機13を冷却する。そして、空気は
その後所定の圧力(外気より高い圧力)を得て排気口1
3aから電動機室12に排出される。このとき、コード
リール15が冷却される。そして、排出された空気の1
部は、側面板5に設けた制御室送風口31から制御室2
9に送られ、制御部30を冷却して制御排気口34から
機外に排出される。
1同様、床用吸込具(図示せず)が装着されたホースの
接続体35を掃除機本体1の接続口2に接続し、集塵室
9内に配設された集塵体10に挿入する。また、コード
リール15からコードを引き出して電源に接続する。そ
して、ホースの手元等に設けた電源スイッチ(図示せ
ず)をONにして電動送風機13を駆動させ、床用吸込
具から空気と共に塵埃を吸引する。塵埃は接続体35を
経て集塵体10に捕集され、空気は主隔壁7の吸気穴6
から電動送風機13へ導かれる。電動送風機13に導か
れた空気は電動送風機13を冷却する。そして、空気は
その後所定の圧力(外気より高い圧力)を得て排気口1
3aから電動機室12に排出される。このとき、コード
リール15が冷却される。そして、排出された空気の1
部は、側面板5に設けた制御室送風口31から制御室2
9に送られ、制御部30を冷却して制御排気口34から
機外に排出される。
【0030】しかし、電動機室12に排出された大部分
の排気は、電動機室12から電動機室排気穴38a、3
8bを経て均圧室39へ排出される。そして、浮上排気
口23の開口面積Aと中間排気口41の開口面積BがA
>Bとなっているため、大半の排気は均圧室39から浮
上排気口23へ排出される。これにより、排気はスカー
ト部材24のシート材25内側の湾曲部25aに吹き付
けられる。これにより、シート材25の湾曲部25aは
強力な排気圧で床面に押しつけられて内側の気密が保持
される。したがって、床面Xと底面板4との間に形成さ
れた浮上空間28内には、外気圧より高い圧力の排気が
静圧として充満する。この結果、掃除機本体1が床面X
から浮上する。
の排気は、電動機室12から電動機室排気穴38a、3
8bを経て均圧室39へ排出される。そして、浮上排気
口23の開口面積Aと中間排気口41の開口面積BがA
>Bとなっているため、大半の排気は均圧室39から浮
上排気口23へ排出される。これにより、排気はスカー
ト部材24のシート材25内側の湾曲部25aに吹き付
けられる。これにより、シート材25の湾曲部25aは
強力な排気圧で床面に押しつけられて内側の気密が保持
される。したがって、床面Xと底面板4との間に形成さ
れた浮上空間28内には、外気圧より高い圧力の排気が
静圧として充満する。この結果、掃除機本体1が床面X
から浮上する。
【0031】一方、均圧室18へ排出された空気のう
ち、浮上排気口23から浮上空間28へ侵入しない空気
は、中間排気口41から排気消音室19で消音され、圧
力調整口22より機外へ排出されるか、あるいは、制御
室29へ入り、制御室排気口42より機外へ排出され
る。これは、余分は排気を機外へ排出させることで、浮
上空間28から塵埃が外側に洩れ、空中に舞い上がって
しまうことを防止するとともに、掃除機本体1の浮上が
不安定になってしまうことを防止するためである。ま
た、制御室排気口42は均圧室39と制御室29を連通
する中間排気口21の近傍に設けられているので、中間
排気口21からの排気を機外へ排出させやすく、スカー
ト部材25内の圧力を均一に保持しやすい。
ち、浮上排気口23から浮上空間28へ侵入しない空気
は、中間排気口41から排気消音室19で消音され、圧
力調整口22より機外へ排出されるか、あるいは、制御
室29へ入り、制御室排気口42より機外へ排出され
る。これは、余分は排気を機外へ排出させることで、浮
上空間28から塵埃が外側に洩れ、空中に舞い上がって
しまうことを防止するとともに、掃除機本体1の浮上が
不安定になってしまうことを防止するためである。ま
た、制御室排気口42は均圧室39と制御室29を連通
する中間排気口21の近傍に設けられているので、中間
排気口21からの排気を機外へ排出させやすく、スカー
ト部材25内の圧力を均一に保持しやすい。
【0032】このように、実施の形態3によれば、実施
の形態1と同様の効果を奏するだけでなく、電動送風機
13の周囲にコードリール15の枠15aを配置したの
で、掃除機本体1の全高を低く、コンパクトに構成で
き、掃除機本体1をさらに安定して浮上させることがで
きる。したがって、掃除機本体1をより軽く楽に移動さ
せることができる。
の形態1と同様の効果を奏するだけでなく、電動送風機
13の周囲にコードリール15の枠15aを配置したの
で、掃除機本体1の全高を低く、コンパクトに構成で
き、掃除機本体1をさらに安定して浮上させることがで
きる。したがって、掃除機本体1をより軽く楽に移動さ
せることができる。
【0033】実施の形態4.図4は本発明の実施の形態
4に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面図であ
る。実施の形態4では、実施の形態1における排気圧力
を調整する圧力排気口に連通する風路内に調圧弁を設け
たものである。なお、実施の形態1と同じ部分または相
当する部分には同じ符号を付し説明を省略する。図にお
いて、43は排気消音室19の中間排気口21下流側に
設けられた調圧弁で、中間排気口21に密着するよう配
設されている。44は中間排気口21を囲うように立設
された風路管で、その一端を仕切壁20に密着し、中間
排気口21と連通している。45は風路管44内に上下
動可能に設けられた調圧弁子で、中間排気口21側に付
勢されたコイルバネ46により中間排気口21を開閉可
能に保持するように設けられている。47はコイルバネ
46を保持するバネ受体である。
4に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面図であ
る。実施の形態4では、実施の形態1における排気圧力
を調整する圧力排気口に連通する風路内に調圧弁を設け
たものである。なお、実施の形態1と同じ部分または相
当する部分には同じ符号を付し説明を省略する。図にお
いて、43は排気消音室19の中間排気口21下流側に
設けられた調圧弁で、中間排気口21に密着するよう配
設されている。44は中間排気口21を囲うように立設
された風路管で、その一端を仕切壁20に密着し、中間
排気口21と連通している。45は風路管44内に上下
動可能に設けられた調圧弁子で、中間排気口21側に付
勢されたコイルバネ46により中間排気口21を開閉可
能に保持するように設けられている。47はコイルバネ
46を保持するバネ受体である。
【0034】次に、動作について説明する。ホースなど
に設けた電源スイッチ(図示せず)をONすると、電動
送風機13が通電されて駆動し、実施の形態1と同様
に、床面の塵埃を空気と共に吸引する。塵埃は集塵体1
0に捕集され、集塵体10でろ過された空気は電動送風
機13に吸引される。この空気により電動送風機13は
冷却される。また、電動送風機13から排出された排気
は電動機室12から電動機排気穴17から排気風路18
aを経て均圧室18へ排出され、均圧化されて、浮上排
気口23を介して浮上空間28へ排出される。そして、
浮上空間28内は、外気圧より高い圧力の排気が静圧と
して充満し、、掃除機本体1は床面Xから浮上する。
に設けた電源スイッチ(図示せず)をONすると、電動
送風機13が通電されて駆動し、実施の形態1と同様
に、床面の塵埃を空気と共に吸引する。塵埃は集塵体1
0に捕集され、集塵体10でろ過された空気は電動送風
機13に吸引される。この空気により電動送風機13は
冷却される。また、電動送風機13から排出された排気
は電動機室12から電動機排気穴17から排気風路18
aを経て均圧室18へ排出され、均圧化されて、浮上排
気口23を介して浮上空間28へ排出される。そして、
浮上空間28内は、外気圧より高い圧力の排気が静圧と
して充満し、、掃除機本体1は床面Xから浮上する。
【0035】一方、均圧室18へ排出された空気のう
ち、浮上排気口23から浮上空間28へ侵入しない空気
は、中間排気口21から排気消音室19へ導かれる。そ
して、コイルバネ46により仕切壁18の方向に押しつ
けられ中間排気口21を塞ぐように設けられている調圧
弁子45を排気圧で押し開け、風路管44内を通過して
排気消音室19を経て圧力排気調整口22より機外へ排
出される。
ち、浮上排気口23から浮上空間28へ侵入しない空気
は、中間排気口21から排気消音室19へ導かれる。そ
して、コイルバネ46により仕切壁18の方向に押しつ
けられ中間排気口21を塞ぐように設けられている調圧
弁子45を排気圧で押し開け、風路管44内を通過して
排気消音室19を経て圧力排気調整口22より機外へ排
出される。
【0036】床面(被清掃面)が例えばフローリングで
あって、浮上空間28内の圧力が保持しやすい状態にあ
るときは、中間排気口21を通過する排気量は多くなり
排気圧は高くなって調圧弁子45は上方に押し上げら
れ、排気消音室19、圧力排気調整口22を通過する排
気量が多くなる。一方、床面が例えばじゅうたんであっ
て、浮上空間28内の圧力がじゅうたんの毛足等の隙間
から洩れることにより圧力が保持しにくい状態にあると
きは、均圧室21から浮上排気口23を通過し浮上空間
28に導入される排気を増加させて浮上空間28内の圧
力を確保させる。これにより、中間排気口21を通過す
る排気量は少なると伴に排気圧は低くなり、調圧弁子4
5はコイルバネ46の押力により中間排気口21に近づ
き、排気消音室19、圧力排気調整口22を通過する排
気量が少なくなる。
あって、浮上空間28内の圧力が保持しやすい状態にあ
るときは、中間排気口21を通過する排気量は多くなり
排気圧は高くなって調圧弁子45は上方に押し上げら
れ、排気消音室19、圧力排気調整口22を通過する排
気量が多くなる。一方、床面が例えばじゅうたんであっ
て、浮上空間28内の圧力がじゅうたんの毛足等の隙間
から洩れることにより圧力が保持しにくい状態にあると
きは、均圧室21から浮上排気口23を通過し浮上空間
28に導入される排気を増加させて浮上空間28内の圧
力を確保させる。これにより、中間排気口21を通過す
る排気量は少なると伴に排気圧は低くなり、調圧弁子4
5はコイルバネ46の押力により中間排気口21に近づ
き、排気消音室19、圧力排気調整口22を通過する排
気量が少なくなる。
【0037】実施の形態4によれば、実施の形態1の場
合とほぼ同様の効果を得ることができるだけでなく、さ
らに、掃除する床面(フローリング、じゅうたん)が異
なる場合であっても、調圧弁43の作用で排気量を調整
し、浮上空間28内の圧力を確保できるので、掃除機本
体1の浮上をほぼ一定の高さで安定して保持することが
でき、掃除機本体1を軽く楽に移動させることができ
る。
合とほぼ同様の効果を得ることができるだけでなく、さ
らに、掃除する床面(フローリング、じゅうたん)が異
なる場合であっても、調圧弁43の作用で排気量を調整
し、浮上空間28内の圧力を確保できるので、掃除機本
体1の浮上をほぼ一定の高さで安定して保持することが
でき、掃除機本体1を軽く楽に移動させることができ
る。
【0038】なお、上述した実施の形態4は、上記構成
に限定されるものではなく、例えば実施の形態2、3に
示す中間排気口の下流側に調圧弁43を設けるようにし
てもよい。
に限定されるものではなく、例えば実施の形態2、3に
示す中間排気口の下流側に調圧弁43を設けるようにし
てもよい。
【0039】実施の形態5.図5は本発明の実施の形態
5に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面図であ
る。実施の形態5では、電動送風機の駆動電源を電池と
した例を示す。なお、実施の形態1又は実施の形態5と
同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し説明を
省略する。図において、48は電池49を収納する電池
収納室で、掃除機本体1の電動送風機13下方に設けら
れた収納部1bに着脱可能に配置される。48bは電池
収納室48の取っ手で、取っ手48bを持って電池収納
室48を収納部1bから取り外したり、セットしたりす
る。16aは隔壁16に設けられた連通孔で、電池収納
室48と電動機室12を連通する。電動機室12から連
通孔16aを介して排出された空気により、電池収納室
48は冷却される。また、電池収納室48を冷却した空
気は、制御室29へ導かれ、制御室排気口34から機外
へ排出される。
5に係る電気掃除機の掃除機本体を示す縦断面図であ
る。実施の形態5では、電動送風機の駆動電源を電池と
した例を示す。なお、実施の形態1又は実施の形態5と
同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し説明を
省略する。図において、48は電池49を収納する電池
収納室で、掃除機本体1の電動送風機13下方に設けら
れた収納部1bに着脱可能に配置される。48bは電池
収納室48の取っ手で、取っ手48bを持って電池収納
室48を収納部1bから取り外したり、セットしたりす
る。16aは隔壁16に設けられた連通孔で、電池収納
室48と電動機室12を連通する。電動機室12から連
通孔16aを介して排出された空気により、電池収納室
48は冷却される。また、電池収納室48を冷却した空
気は、制御室29へ導かれ、制御室排気口34から機外
へ排出される。
【0040】実施の形態5では、接続口2、集塵体1
0、電動送風機13及び電池収納室48などの主要重量
構成物を、それぞれの重心がほぼ同一直線上にくるよう
に掃除機本体1内に配置している。
0、電動送風機13及び電池収納室48などの主要重量
構成物を、それぞれの重心がほぼ同一直線上にくるよう
に掃除機本体1内に配置している。
【0041】実施の形態5によれば、実施の形態1又は
実施の形態5と同様の効果を得ることができるだけでな
く、コード及びコードリールが不要となり、掃除機本体
1を移動させるときに、コードが邪魔にならず、作業効
率が向上する。また、接続口2、集塵体10、電動送風
機13及電池収納室48などの主要重量構成物の重心が
ほぼ同一直線上になるように掃除機本体1内に配置した
ので、浮上の安定性が向上するという効果がある。これ
により、掃除機本体1をさらに軽く楽に移動させること
ができる
実施の形態5と同様の効果を得ることができるだけでな
く、コード及びコードリールが不要となり、掃除機本体
1を移動させるときに、コードが邪魔にならず、作業効
率が向上する。また、接続口2、集塵体10、電動送風
機13及電池収納室48などの主要重量構成物の重心が
ほぼ同一直線上になるように掃除機本体1内に配置した
ので、浮上の安定性が向上するという効果がある。これ
により、掃除機本体1をさらに軽く楽に移動させること
ができる
【0042】なお、上述した実施の形態5は、上記構成
に限定されるものではなく、例えば実施の形態1、2、
3に示すコードリールにかわって、電池を収納するよう
に構成してもよい。
に限定されるものではなく、例えば実施の形態1、2、
3に示すコードリールにかわって、電池を収納するよう
に構成してもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る電気掃除機は、電動送風機
を収納する掃除機本体と、掃除機本体の底部に設けら
れ、電動送風機からの排気を被清掃面側に排出する浮上
排気口と、掃除機本体の底部に設けられ、浮上排気口か
らの排気により掃除機本体を被清掃面から浮上させる浮
上空間を形成するスカート部材とを備え、浮上排気口の
上流側に浮上排気口からの排気を掃除機本体の外部に排
出する排気口を形成したので、排気は浮上空間内に充満
して静圧となり、また浮上に不必要な排気は浮上空間の
上流側に形成した排気口より機外に排出されることにな
る。したがって、掃除機本体を軽く楽に移動させること
ができるともに、掃除機本体からの排気による床面の塵
埃の舞い上がりを防ぐことができる。
を収納する掃除機本体と、掃除機本体の底部に設けら
れ、電動送風機からの排気を被清掃面側に排出する浮上
排気口と、掃除機本体の底部に設けられ、浮上排気口か
らの排気により掃除機本体を被清掃面から浮上させる浮
上空間を形成するスカート部材とを備え、浮上排気口の
上流側に浮上排気口からの排気を掃除機本体の外部に排
出する排気口を形成したので、排気は浮上空間内に充満
して静圧となり、また浮上に不必要な排気は浮上空間の
上流側に形成した排気口より機外に排出されることにな
る。したがって、掃除機本体を軽く楽に移動させること
ができるともに、掃除機本体からの排気による床面の塵
埃の舞い上がりを防ぐことができる。
【0044】また、電動送風機を収納する掃除機本体
と、掃除機本体の底部に設けられ、被清掃面側に電動送
風機からの排気を排出する浮上排気口と、掃除機本体の
底部に設けられ、浮上排気口からの排気により掃除機本
体を被清掃面から浮上させる浮上空間を形成するスカー
ト部材を備え、スカート部材は、内側に湾曲し、その先
端部分は、浮上排気口と対向する位置に設けられるの
で、湾曲部は強力な排気圧で床面に押しつけられ、スカ
ート部材内の気密が保持される。したがって、床面と掃
除機本体との間に形成された浮上空間内には、外気圧よ
り高い圧力の排気が静圧として充満し、掃除機本体の浮
上能力が向上する。
と、掃除機本体の底部に設けられ、被清掃面側に電動送
風機からの排気を排出する浮上排気口と、掃除機本体の
底部に設けられ、浮上排気口からの排気により掃除機本
体を被清掃面から浮上させる浮上空間を形成するスカー
ト部材を備え、スカート部材は、内側に湾曲し、その先
端部分は、浮上排気口と対向する位置に設けられるの
で、湾曲部は強力な排気圧で床面に押しつけられ、スカ
ート部材内の気密が保持される。したがって、床面と掃
除機本体との間に形成された浮上空間内には、外気圧よ
り高い圧力の排気が静圧として充満し、掃除機本体の浮
上能力が向上する。
【0045】また、浮上排気口の上流側に電動送風機か
らの排気圧を均一にする均圧室を形成し、該均圧室を浮
上空間と連通させたので、掃除機本体からの排気による
床面の塵埃の舞い上がりを防ぐことができるとともに、
掃除機本体の浮上をほぼ一定の高さで安定して保持する
ことができ、掃除機本体を軽く楽に移動させることがで
きる。
らの排気圧を均一にする均圧室を形成し、該均圧室を浮
上空間と連通させたので、掃除機本体からの排気による
床面の塵埃の舞い上がりを防ぐことができるとともに、
掃除機本体の浮上をほぼ一定の高さで安定して保持する
ことができ、掃除機本体を軽く楽に移動させることがで
きる。
【0046】さらに、電動送風機からの排気圧を調整す
る調圧弁を均圧室に形成したので、掃除する床面(フロ
ーリング、じゅうたん等)が異なっても、掃除機本体か
らの排気による床面の塵埃の舞い上がりを防ぐことがで
きるとともに、調圧弁の作用で排気量を調整し、浮上空
間の圧力を確保できる。
る調圧弁を均圧室に形成したので、掃除する床面(フロ
ーリング、じゅうたん等)が異なっても、掃除機本体か
らの排気による床面の塵埃の舞い上がりを防ぐことがで
きるとともに、調圧弁の作用で排気量を調整し、浮上空
間の圧力を確保できる。
【図1】 本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の掃
除機本体を示す縦断面図である。
除機本体を示す縦断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の掃
除機本体を示す縦断面図である。
除機本体を示す縦断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3に係る電気掃除機の掃
除機本体を示す縦断面図である。
除機本体を示す縦断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態4に係る電気掃除機の掃
除機本体を示す縦断面図である。
除機本体を示す縦断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態5に係る電気掃除機の掃
除機本体を示す縦断面図である。
除機本体を示す縦断面図である。
【図6】 従来の浮上式の電気掃除機に係る掃除機本体
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
1 掃除機本体、2 接続口、3 上面板、4 底面
板、5 側面板、6 吸気穴、7 主隔壁、8 側面
板、9 集塵室、10 集塵体、11 開閉蓋、12
電動機室、13 電動送風機、14 コードリール室、
15 コードリール、16 隔壁、17 電動機排気
穴、18 均圧室、18a 排気風路、19 排気消音
室、20 仕切壁、21 中間排気口、22 圧力調整
口、23 浮上排気口、24 スカート部材、25 シ
ート材、25a 湾曲部、26 止め具、27 開口
部、28 浮上空間、29 制御室、30 制御部、3
1 制御室送風口、32 排気口、33 連通孔、34
制御室排気口、35 接続体、36 シール材、37
排気口、38 電動機室、39 均圧室、40 仕切
壁、41 中間排気口、42 制御室排気口、43 調
圧弁、44 風路管、45 調圧弁子、46 コイルバ
ネ、47 バネ受体、48 電池収納室、49 電池。
板、5 側面板、6 吸気穴、7 主隔壁、8 側面
板、9 集塵室、10 集塵体、11 開閉蓋、12
電動機室、13 電動送風機、14 コードリール室、
15 コードリール、16 隔壁、17 電動機排気
穴、18 均圧室、18a 排気風路、19 排気消音
室、20 仕切壁、21 中間排気口、22 圧力調整
口、23 浮上排気口、24 スカート部材、25 シ
ート材、25a 湾曲部、26 止め具、27 開口
部、28 浮上空間、29 制御室、30 制御部、3
1 制御室送風口、32 排気口、33 連通孔、34
制御室排気口、35 接続体、36 シール材、37
排気口、38 電動機室、39 均圧室、40 仕切
壁、41 中間排気口、42 制御室排気口、43 調
圧弁、44 風路管、45 調圧弁子、46 コイルバ
ネ、47 バネ受体、48 電池収納室、49 電池。
Claims (6)
- 【請求項1】 電動送風機を収納する掃除機本体と、前
記掃除機本体の底部に設けられ、前記電動送風機からの
排気を被清掃面側に排出する浮上排気口と、前記掃除機
本体の底部に設けられ、前記浮上排気口からの排気によ
り前記掃除機本体を被清掃面から浮上させる浮上空間を
形成するスカート部材とを備え、前記浮上排気口の上流
側に前記排気を前記掃除機本体の外部に排出する排気口
を形成したことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項2】 浮上排気口は、該浮上排気口の開口面積
が前記排気口の開口面積よりも大きくなるように設けら
れていることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。 - 【請求項3】 電動送風機を収納する掃除機本体と、前
記掃除機本体の底部に設けられ、被清掃面側に前記電動
送風機からの排気を排出する浮上排気口と、前記掃除機
本体の底部に設けられ、前記浮上排気口からの排気によ
り前記掃除機本体を被清掃面から浮上させる浮上空間を
形成するスカート部材を備え、前記スカート部材は、内
側に湾曲し、その先端部分は、前記浮上排気口と対向す
る位置に設けられることを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項4】 浮上排気口の上流側に電動送風機からの
排気圧を均一にする均圧室を形成し、該均圧室を浮上空
間と連通させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の電気掃除機。 - 【請求項5】 電動送風機からの排気圧を調整する調圧
弁を均圧室に形成したことを特徴とする請求項4記載の
電気掃除機。 - 【請求項6】 排気口の上流側に調圧弁を形成したこと
を特徴とする請求項5記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072315A JP2002272650A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072315A JP2002272650A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002272650A true JP2002272650A (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=18929914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001072315A Pending JP2002272650A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002272650A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013162976A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Toshiba Corp | 電気掃除機 |
JP2015208577A (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 日立工機株式会社 | 集塵機 |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001072315A patent/JP2002272650A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013162976A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Toshiba Corp | 電気掃除機 |
JP2015208577A (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 日立工機株式会社 | 集塵機 |
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