JP2002272331A - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は魚釣用電動リールに関し、モータ出
力調節体によるモータ停止と出力調節の複合的な操作を
可能とすると共に、モータ出力調節体の機能に故障が発
生しても、モータ駆動制御を可能としてスプールモータ
の幅広い実使用を図った魚釣用電動リールを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 リール本体に回転可能に支持されたスプ
ールと、リール本体に装着され、上記スプールを駆動す
るスプールモータと、リール本体に変位操作可能に装着
されたモータ出力調節体と、リール本体に装着され、上
記モータ出力調節体の変位操作に応じてスプールモータ
のモータ出力を増減調節するモータ出力調節手段と、上
記モータ出力調節体とは別個にリール本体に装着され、
当該モータ出力調節体の変位操作に連動してスプールモ
ータをON/OFFに切り換える切換えスイッチとを備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リール本体に装着
したスプールモータのモータ出力を調節可能とした魚釣
用電動リールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】船釣り等、一般に深場の魚層を対象とし
た魚釣りを行う場合、魚釣用電動リール(以下、「電動
リール」という)が広く使用されている。従来周知のよ
うにこの電動リールは、リール本体に装着したスプール
モータの駆動でスプールを回転させて釣糸の巻取りを行
うもので、釣果の向上を図るため、昨今、リール本体に
装着したモータ出力調節体の操作でスプールモータのモ
ータ出力を調節可能とした電動リールが特開平6−70
60号公報等に開示されている。
【0003】この電動リールは、ハンドルが取り付くリ
ール本体の一側部に、レバー形状のモータ出力調節体を
ハンドルの巻取り方向と同方向へ回転可能に装着すると
共に、当該モータ出力調節体の操作に応じスプールモー
タのモータ出力を連続的に増減させるポテンショメータ
等のモータ出力調節手段(変速手段)をリール本体に装
着し、モータ出力調節体の操作でモータ出力をモータ停
止状態から最大値(0〜100%)まで連続的に増減可
能としたもので、この電動リールによれば、モータ出力
調節体の操作でスプールモータの停止とモータ出力の調
節(スプールの回転速度の調節)を容易且つ迅速に行え
るため、釣場の状況に応じた円滑な魚釣り操作ができる
こととなった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように上記電動リ
ールは、リール本体に装着した単一のモータ出力調節体
に、モータ出力の調節機能とスプールモータのON/O
FFスイッチの機能を兼用させたことで、釣場の状況に
応じたモータ停止とモータ出力調節の複合的な操作が可
能である。
【0005】しかし乍ら、この電動リールは斯かる利点
を有する反面、実釣時にモータ出力調節体の機能が故障
してしまうと、モータ出力の調節と共にスプールモータ
のON/OFF制御が不能となり、この結果、例えばス
プールモータの駆動をOFFできずに電動リールとして
の使用が不能となって、給電コードを外し手動リールと
して使用せざるを得なくなったり、スプールモータの駆
動回路をONできず、スプールモータによるスプールの
自動巻取り駆動操作が行えなくなるといった課題が残さ
れていた。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、上述した電動リールに改良を加え、モータ出力調節
体によるモータ停止とモータ出力調節の複合的な操作を
可能とすると共に、実釣時にモータ出力調節体の機能に
故障が発生しても、モータ出力調節機能以外のモータ駆
動制御を可能として、電動リールの故障対応を含めたス
プールモータの幅広い実使用を図った電動リールを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る電動リールは、リール本体に回転可
能に支持されたスプールと、リール本体に装着され、上
記スプールを駆動するスプールモータと、リール本体に
変位操作可能に装着されたモータ出力調節体と、リール
本体に装着され、上記モータ出力調節体の変位操作に応
じてスプールモータのモータ出力を増減調節するモータ
出力調節手段と、上記モータ出力調節体とは別個にリー
ル本体に装着され、当該モータ出力調節体の変位操作に
連動してスプールモータをON/OFFに切り換える切
換えスイッチとを備えたことを特徴とする。
【0008】そして、請求項2に係る発明は、請求項1
記載の電動リールに於て、切換えスイッチは、モータ出
力調節体によって押圧される押しボタン式のスイッチか
らなり、スプールモータは、モータ出力調節体によるス
イッチの押圧操作で駆動停止となることを特徴としてい
る。
【0009】(作用)請求項1に係る電動リールによれ
ば、モータ出力調節体の変位操作に連動して切換えスイ
ッチがON/OFFされてスプールモータが停止/駆動
すると共に、切換えスイッチOFF後のモータ出力調節
体の変位操作でモータ出力が調節されることとなる。
【0010】また、モータ出力調節手段によるモータ出
力の調節機能が故障しても、モータ出力調節体の変位操
作でスプールモータのON/OFF制御が実行できるの
で、モータ出力調節体によるスプールモータのON/O
FF操作によって釣糸の巻取り操作を始め、モータ駆動
を利用した糸送り操作やモータ駆動による寸動巻取り等
が可能となり、また、モータ駆動による電動クラッチ機
構の切換制御を行う電動リールにあっては斯かる切換制
御が可能となる。
【0011】そして、請求項2に係る発明によれば、ス
プールモータは、モータ出力調節体によるスイッチの押
圧操作で駆動を停止する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0013】図1乃至図3は請求項1及び請求項2に係
る電動リールの一実施形態を示し、図に於て、1はリー
ル本体3のフレーム、5,7は当該フレーム1の左右に
取り付く側板で、両側板5,7間にスプール軸を介して
スプール9が回転可能に支持されている。スプール9
は、スプールモータ11の巻取り駆動やハンドル13の
巻取り操作で回転して釣糸が巻回されるようになってお
り、スプールモータ11はスプール9前方のフレーム1
に一体成形されたモータケース内に収納されている。
【0014】また、図1及び図2に示すように側板7の
上部前方に設けた筒状部15には、スプールモータ11
のモータ出力を増減してスプール9の回転速度を調節す
るパワーレバー(モータ出力調節体)17が、ハンドル
13の回転方向と同方向(図3中、矢印A,B方向)へ
所定の角度(約90°〜120°)に亘って操作可能に
装着されており、パワーレバー17は筒状部15に内蔵
されたポテンショメータ(モータ出力調節手段)に連結
されている。
【0015】そして、リール本体3上部の制御ボックス
19に内蔵された制御手段は、パワーレバー17の矢印
A方向への操作量に応じたパルス信号のデューティ比と
してスプールモータ11への電流通電時間率を可変制御
して、スプールモータ11のモータ出力を最低出力から
最大出力まで連続的に駆動制御し、また、パワーレバー
17の矢印B方向への操作に伴い、スプールモータ11
への電流通電時間率を可変制御して、モータ出力を最大
出力から最低出力まで連続的に駆動制御するようになっ
ている。
【0016】一方、筒状部15の外周には、図3の二点
鎖線で示すパワーレバー17の矢印B方向への移動が規
制された位置、即ち、既述した特開平6−7060号公
報の電動リールに於けるパワーレバーのモータ出力停止
位置に、押しボタン式のモータON/OFFスイッチ
(切換えスイッチ)21が装着されている。また、図2
に示すようにパワーレバー17の摘み部17aの下部に
は、パワーレバー17を図3の二点鎖線で示す位置まで
矢印B方向へ戻した処でモータON/OFFスイッチ2
1を押圧操作する傾斜面23が形成されており、斯様に
傾斜面23によってモータON/OFFスイッチ21が
押圧操作されると、外部電源からスプールモータ11へ
の電力供給が遮断されてスプールモータ11が停止する
ようになっている。
【0017】そして、このスプールモータ停止状態から
パワーレバー17を矢印A方向へ操作すると、傾斜面2
3によるモータON/OFFスイッチ21の押圧操作が
解除されて、モータON/OFFスイッチ21は図示し
ない弾性部材の復元力で図3の実線で示す状態に復帰
し、これによりスプールモータ11と外部電源とが電気
的に接続されてスプールモータ11が駆動する。
【0018】この後、パワーレバー17の矢印A方向へ
の操作に伴い、上述したようにスプールモータ11のモ
ータ出力が最低出力から最大出力まで連続的に駆動制御
される。そして、実釣時にポテンショメータの故障でパ
ワーレバー17によるモータ出力の調節機能が故障して
も、上述の如くパワーレバー17の矢印B方向への操作
によるモータON/OFFスイッチ21の押圧操作でス
プールモータ11が停止し、矢印A方向へのパワーレバ
ー17の操作によるモータON/OFFスイッチ21の
押圧解除で、スプールモータ17が一定の速度で駆動す
るようになっている。
【0019】その他、図1に示すように側板7の後方に
は、従来と同様、当該側板7内に装着したクラッチ機構
のクラッチレバー25が装着されており、当該クラッチ
レバー25の操作でクラッチ機構がON/OFFされ
て、スプール9へのスプールモータ11やハンドル13
の駆動力が伝達,遮断されるようになっている。
【0020】そして、スプール9の一側面にはマグネッ
ト27が装着されると共に、当該マグネット27の回転
軌跡に対向してフレーム1に一対のリードスイッチ29
が装着されており、これらはスプール9の回転方向と回
転数を検出する回転検出手段として機能する。そして、
リードスイッチ29は制御ボックス19内の制御手段に
接続されている。
【0021】制御手段はマイクロコンピュータからな
り、制御手段のROMには、特開平5−103567号
公報で開示された魚釣用リールと同様の糸長計測プログ
ラムが組み込まれており、制御手段は、リードスイッチ
29から出力されるスプール9の正転,逆転の判定信号
をCPUに取り込んで釣糸の繰出しか巻取りかを判定す
ると共に、リードスイッチ29から取り込むスプール9
の回転パルス信号をアップ・ダウンカウンタでカウント
して、この計数値を基にROMに記憶された糸長計算式
をCPUで演算実行するようになっている。
【0022】そして、図1に示すように制御ボックス1
9の操作パネル31上には表示器33が装着されてお
り、CPUは上述した演算結果を糸長として表示器33
に表示させるようになっている。従って、釣人は斯かる
表示値を確認し乍ら、所定の水深に仕掛けを繰り出すこ
とができ、また、表示値を確認し乍ら、ハンドル13や
パワーレバー17の操作で釣糸を巻上げることができる
こととなる。
【0023】本実施形態に係る電動リール35はこのよ
うに構成されているから、クラッチレバー25の操作で
クラッチ機構がON/OFFされてスプール9が釣糸繰
出し状態と釣糸巻取り状態とに切り換わる。そして、ク
ラッチ機構をOFFにし、図示しない給電コードを介し
て電動リール35を外部電源に接続した後、パワーレバ
ー17を図3の二点鎖線で示す位置に操作してスプール
モータ11が停止した状態で仕掛けを繰り出せば、仕掛
けの自重で釣糸がスプール9から繰り出され、また、ク
ラッチOFFの状態でパワーレバー17を図3の二点鎖
線で示す位置から矢印A方向へ操作すれば、パワーレバ
ー17の操作量に応じスプールモータ11が駆動して糸
送りがなされることとなる。
【0024】而して、仕掛けの繰出しに伴い釣糸の糸長
が計測されて表示器33に表示され、そして、糸送りを
行っている場合にはパワーレバー17を図3の二点鎖線
で示す位置に戻してスプールモータ11を停止し、例え
ば仕掛けを水面から50m繰り出した処でクラッチレバ
ー25の操作でクラッチ機構をクラッチONに切り換え
れば、仕掛けの繰出しが停止する。
【0025】この後、魚の当たりが合った場合に、ハン
ドル13の巻取り操作で釣糸がスプール9に巻き取ら
れ、また、図3の二点鎖線で示す位置にあるパワーレバ
ー17を矢印A方向に操作すれば、スプールモータ11
が駆動を開始し、パワーレバー17の操作量に応じたモ
ータ出力でスプールモータ11が駆動してスプール9に
釣糸が巻き取られることとなる。
【0026】また、実釣時にポテンショメータの故障で
パワーレバー17によるモータ出力の調節機能が故障し
ても、パワーレバー17の図3の二点鎖線で示す位置へ
の操作によるモータON/OFFスイッチ21の押圧操
作でスプールモータ11が停止し、パワーレバー17の
矢印A方向への操作によるモータON/OFFスイッチ
21の押圧解除で、スプールモータ17が一定の速度で
駆動することとなる。
【0027】従って、パワーレバー17によるモータ出
力の調節機能が故障しても、パワーレバー17によるス
プールモータ11のON/OFF操作で釣糸の巻取り操
作を始め、モータ駆動を利用した糸送り操作やモータ駆
動による寸動巻取り等が可能となる。このように本実施
形態は、パワーレバー17とは別のモータON/OFF
スイッチ21をリール本体3の筒状部15に装着すると
共に、パワーレバー17の矢印A,B方向への操作に連
動して当該モータON/OFFスイッチ21を押圧操作
/押圧解除してスプールモータ11をON/OFFする
構成としたので、本実施形態によれば、釣場の状況に応
じたモータ停止とモータ出力調節の複合的な微妙な操作
が行えると共に、パワーレバー17によるモータ出力の
調節機能が故障しても、パワーレバー17によってスプ
ールモータ11の駆動制御が実行できるので、パワーレ
バー17によるスプールモータ11のON/OFF操作
によって釣糸の巻取り操作を始め、モータ駆動を利用し
た糸送り操作やモータ駆動による寸動巻取り等が可能と
なり、また、モータ駆動による電動クラッチ機構の切換
制御を行う電動リールにあっては斯かる切換制御が可能
となる等、電動リール35の故障対応を含めたスプール
モータ11の幅広い実使用が可能となった。
【0028】図4及び図5は請求項1に係る電動リール
の一実施形態を示し、既述したように図1の実施形態
は、リール本体3(筒状部15)に装着したモータON
/OFFスイッチ21をパワーレバー17に設けた傾斜
面23で押圧操作する接触構造としたが、図示するよう
に本実施形態は、斯かる接触構造に代え、モータON/
OFFスイッチ21と同位置にリードスイッチ37を装
着すると共に、上記傾斜面23に代えパワーレバー17
-1の摘み部17a-1の下部にリードスイッチ37をON
/OFFするマグネット39を装着して非接触式のモー
タON/OFFスイッチ41を構成したもので、パワー
レバー17-1を図5の二点鎖線で示す位置まで戻した処
でリードスイッチ37がONとなって、その信号が制御
ボックス19内の制御手段に入力されるようになってい
る。
【0029】そして、制御手段は掛かる信号が入力され
ると、モータ駆動回路に指令を送ってスプールモータ1
1の駆動を停止し、パワーレバー17-1が図5の二点鎖
線で示す位置から矢印A方向に操作されてリードスイッ
チ37がOFFになると、その信号を入力した制御手段
はモータ駆動回路を介してスプールモータ11を駆動
し、以後、制御手段はパワーレバー17-1の矢印A方向
への操作に伴い、スプールモータ11のモータ出力を最
低出力から最大出力まで連続的に駆動制御する。そし
て、実釣時にポテンショメータの故障でモータ出力の調
節機能が故障しても、上述の如くパワーレバー17-1の
矢印B方向への操作によるモータON/OFFスイッチ
41(リードスイッチ37)のONによって制御手段が
スプールモータ11を停止し、パワーレバー17-1の矢
印A方向への操作によるモータON/OFFスイッチ4
1(リードスイッチ37)のOFFによって制御手段が
スプールモータ11を一定の速度で駆動するようになっ
ている。
【0030】尚、その他の構成は図1の実施形態と同様
であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの
説明は省略する。本実施形態に係る電動リール35-1は
このように構成されているから、上述したように、パワ
ーレバー17-1の矢印A,B方向への操作で、スプール
モータ11の停止とモータ出力の調節が行われることと
なる。
【0031】そして、実釣時にポテンショメータの故障
でパワーレバー17-1によるモータ出力の調節機能が故
障しても、パワーレバー17-1の矢印B方向への操作に
よるモータON/OFFスイッチ41のONによって制
御手段がスプールモータ11を停止し、パワーレバー1
7-1の矢印A方向への操作によるモータON/OFFス
イッチ41のOFFによって制御手段がスプールモータ
11を一定の速度で駆動することとなる。
【0032】従って、本実施形態によっても、釣場の状
況に応じたパワーレバー17-1の操作でモータ停止とモ
ータ出力調節の複合的な微妙な操作が行えると共に、パ
ワーレバー17-1によるモータ出力の調節機能が故障し
ても、パワーレバー17-1によるスプールモータ11の
ON/OFF操作で釣糸の巻取り操作を始め、モータ駆
動を利用した糸送り操作やモータ駆動による寸動巻取り
等が可能となり、この結果、上記実施形態と同様、所期
の目的を達成することが可能で、電動リール35-1の故
障対応を含めたスプールモータ11の幅広い実使用が可
能となった。
【0033】尚、上述した各実施形態は、モータ出力調
節体とモータ出力調節手段としてパワーレバー17,1
7-1とポテンショメータを用いた電動リールに本発明を
適用したが、本発明は斯かる電動リールに限定されるも
のではなく、例えば特開平5−153888号公報の図
4の如きスライドスイッチ機構からなるモータ出力調節
体とモータ出力調節手段を備えた電動リールに適用する
ことも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係る電動
リールによれば、モータ出力調節体によって、釣場の状
況に応じたモータ停止とモータ出力調節の複合的な微妙
な操作が行えると共に、モータ出力調節体によるモータ
出力の調節機能が故障しても、モータ出力調節体の操作
でスプールモータの駆動制御が実行できるため、モータ
出力調節体によるスプールモータのON/OFF操作に
よって釣糸の巻取り操作を始め、モータ駆動を利用した
糸送り操作やモータ駆動による寸動巻取り等が可能とな
り、また、モータ駆動による電動クラッチ機構の切換制
御を行う電動リールにあっては斯かる切換制御が可能と
なる等、電動リールの故障対応を含めたスプールモータ
の幅広い実使用が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の一実施形態に係る電動
リールの平面図である。
【図2】図1に示す電動リールの要部平面図である。
【図3】図1に示す電動リールの要部側面図である。
【図4】請求項1の一実施形態に係る電動リールの要部
平面図である。
【図5】図4に示す電動リールの要部側面図である。
【符号の説明】
3 リール本体 9 スプール 11 スプールモータ 17,17-1 パワーレバー 21,41 モータON/OFFスイッチ 23 傾斜面 35,35-1 電動リール 37 リードスイッチ 39 マグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転可能に支持されたスプ
    ールと、 リール本体に装着され、上記スプールを駆動するスプー
    ルモータと、 リール本体に変位操作可能に装着されたモータ出力調節
    体と、 リール本体に装着され、上記モータ出力調節体の変位操
    作に応じてスプールモータのモータ出力を増減調節する
    モータ出力調節手段と、 上記モータ出力調節体とは別個にリール本体に装着さ
    れ、当該モータ出力調節体の変位操作に連動してスプー
    ルモータをON/OFFに切り換える切換えスイッチと
    を備えたことを特徴とする魚釣用電動リール。
  2. 【請求項2】 切換えスイッチは、モータ出力調節体に
    よって押圧される押しボタン式のスイッチからなり、 スプールモータは、モータ出力調節体によるスイッチの
    押圧操作で駆動停止となることを特徴とする請求項1記
    載の魚釣用電動リール。
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