JP2002271970A - 常温収縮性チューブ - Google Patents

常温収縮性チューブ

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JP2002271970A
JP2002271970A JP2001340846A JP2001340846A JP2002271970A JP 2002271970 A JP2002271970 A JP 2002271970A JP 2001340846 A JP2001340846 A JP 2001340846A JP 2001340846 A JP2001340846 A JP 2001340846A JP 2002271970 A JP2002271970 A JP 2002271970A
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rubber
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Yoshinari Hane
良成 羽根
Chiyuuhachiro Shimura
忠八郎 志村
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡径保持材の形成加工、廃棄処理、および再
生処理が容易であり、ゴム状弾性体を装着対象物に装着
した後、その品質を長期間にわたり安定して保持するこ
とができる常温収縮性チューブを提供することを目的と
する。 【解決手段】 常温収縮性の筒状のゴム状弾性体と、こ
のゴム状弾性体を拡径保持するように内部に挿入された
紙管コアからなる筒状の拡径保持材とを具備し、前記紙
管コアの外周面または内周面には、その長手方向に沿っ
て複数本の実質的に直線状の溝またはミシン目が形成さ
れ、これら溝またはミシン目の間の角形切取り片を切取
り、引き抜くことにより、前記紙管コアは縮径し、それ
によりゴム状弾性体が収縮することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線・ケーブルの
終端接続部、中間接続部、或いはパイプ接続部等の装着
対象物を絶縁補強、防水、防護、防食、または遮水保護
するために使用される常温収縮性チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電線・ケーブル接続部等の装着対
象物を絶縁補強等するために、常温収縮性チューブが使
用されるようになってきている。
【0003】この常温収縮性チューブは、図16に示す
ような構造のものが一般に使用される。即ち、常温収縮
性チューブ1は、クロロプレンゴム、エチレンプロピレ
ンゴム、シリコーンゴム等を素材とする常温収縮性の筒
状のゴム状弾性体2と、このゴム状弾性体2を拡径保持
するようにその内部に挿入される筒状の拡径保持材3と
を有している。
【0004】拡径保持材3は、図17に示すように、両
側縁にL形突起4aと逆L形突起4bを有し、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン等からなる硬質の角形リボン4
を、両突起4a、4bをかみ合わせて係合するように螺
旋状に巻き付けて筒体を形成し、その係合部分を超音波
によるスポット溶着又はアイロン等による熱溶着により
接合することにより得られる。
【0005】このように構成される常温収縮性チューブ
1を電線・ケーブル接続部等の装着対象部5の絶縁補強
等に使用する場合には、図18に示すように、常温収縮
性チューブ1を装着対象物5の外周に挿入して位置決め
した状態で、拡径保持材3の一方の端部側(図18の左
側)から角形リボン4を引き出し、この角形リボン4を
拡径保持材3内を通して他方の端部側(図18の右側)
へ矢印方向に引き抜くことにより、拡径保持材3を一方
の端部側から順次解体除去し、ゴム状弾性体2を自己収
縮させて装着対象物5の外周面に密着させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような常
温収縮性チューブ1では、そのゴム状弾性体2を自己収
縮させて装着対象物5に装着する際、解体された拡径保
持材3を構成する多量の角形リボン4がプラスチック廃
棄物となり、これを一般ごみ材と同様に扱って消却処理
すると、有害物が発生して拡散し、環境汚染を引き起こ
す恐れがある。そのため、プラスチック廃棄物の廃棄処
理が面倒で、処理費用がかかるほか、再利用のための再
生処理も容易ではなく、資源を有効に活用することがで
きないという問題があった。
【0007】また、拡径保持材3を構成する角形リボン
4は、複雑な断面形状を有するプラスチック押出し成形
物であるほか、この両側縁の突起4a、4bが確実に係
合するように螺旋状に巻き付けて円筒体を形成し、且
つ、この円筒体の係合部分を溶着して接合する必要があ
ることから、拡径保持材3の形成加工費用がかかり、常
温収縮性チューブの価格が高くなるという問題があっ
た。
【0008】更に、前記プラスチック材をインジェクシ
ョンモールド成形することにより外周面に螺旋状溝を有
する筒状の拡径保持材を形成することも考えられるが、
拡径保持材を成形加工するために用いる金型の費用がか
さみ、高価となるため、実用的でない。
【0009】更にまた、拡径保持材を解体してゴム状弾
性体を縮径する際、解体した拡径保持材である角形リボ
ンがゴム状弾性体と装着対象物間に角形リボンが取り残
されることがある。そうすると、角形リボンのエッジ部
分が刃(突起部)になって、ゴム状弾性体を損傷させ、
その品質を低下させる恐れがあった。
【0010】また、ケーブル接続部を遮水保護する方法
として、従来、接続部に設けた遮蔽金属体の外周にゴム
若しくはプラスチック層を積層した薄肉金属層を一体に
内蔵した、遮水性の熱収縮チューブを設けたり、金属ケ
ースを設けることが行われていた。他の方法として、接
続部に設けた遮蔽金属体の外周に粘着シートを両面に積
層した薄肉ラミネート金属シートを巻き付け、その上に
上述した図17に示すような拡径コアにより拡径保持さ
れた常温収縮性チューブを配置し、一方の端部側から角
形リボンを引き出すことにより、拡径コアを一方の端部
側から順次解体除去し、ゴム状弾性体を自己収縮させて
ケーブル接続部の外周面に密着させる方法がある。
【0011】しかし、熱収縮チューブを用いてケーブル
接続部を遮水保護する方法は、収縮させるのに熱源を必
要とし、また収縮作業に時間がかかるというという問題
がある。また、金属ケースを設ける方法では、高価格と
なり、作業が複雑で時間がかかり、設置スペースおよび
施行スペースが大きいという問題がある。
【0012】更に、常温収縮性チューブを用いてケーブ
ル接続部を遮水保護する方法は、作業が複雑で、作業時
間が長く、作業時にゴミを巻き込み易く、しかも上述と
同様、産業廃棄物が生ずるという問題がある。
【0013】本発明は、以上のような事情の下になさ
れ、拡径保持材の形成加工、廃棄処理、および再生処理
が容易であり、ゴム状弾性体を装着対象物に装着した
後、その品質を長期間にわたり安定して保持することが
できる常温収縮性チューブを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、常温収縮性の筒状のゴム状弾性体と、こ
のゴム状弾性体を拡径保持するように内部に挿入された
紙管コアからなる筒状の拡径保持材とを具備し、前記紙
管コアの外周面または内周面には、その長手方向に沿っ
て複数本の実質的に直線状の溝またはミシン目が形成さ
れ、これら溝またはミシン目の間の角形切取り片を切取
り、引き抜くことにより、前記紙管コアは縮径し、それ
によりゴム状弾性体が収縮することを特徴とする常温収
縮性チューブを提供する。
【0015】また、本発明は、常温収縮性の筒状のゴム
状弾性体と、このゴム状弾性体を拡径保持するように内
部に挿入された紙管コアからなる筒状の拡径保持材とを
具備し、前記紙管コアの少なくとも1部の外周上に、少
なくとも一方の面に粘着層を積層した金属層またはゴム
若しくはプラスチック層を積層した金属層が設けられ、
前記紙管コアの外周面または内周面には、その長手方向
に沿って複数本の実質的に直線状の溝またはミシン目が
形成され、これら溝またはミシン目の間の角形切取り片
を切取り、引き抜くことにより、前記紙管コアは縮径
し、それによりゴム状弾性体が収縮することを特徴とす
る常温収縮性遮水チューブを提供する。
【0016】更に、本発明は、常温収縮性の筒状のゴム
状弾性体と、このゴム状弾性体を拡径保持するように内
部に挿入された紙管コアからなる筒状の拡径保持材とを
具備し、前記紙管コアの少なくとも1部の外周上に、少
なくとも一方の面に粘着層を積層した金属層またはゴム
若しくはプラスチック層を積層した金属層が設けられ、
前記紙管コアは、中央コアと、この中央コアの両端に配
置された短管コアとからなり、前記粘着層、またはゴム
若しくはプラスチック層は紙管コアの全長にわたって設
けられているとともに、前記金属層は前記中央コアに対
応する位置に設けられ、前記中央コアの外周面または内
周面には、その長手方向に沿って複数本の実質的に直線
状の有底溝またはミシン目が形成され、これら溝または
ミシン目の間の角形切取り片を切取り、引き抜くことに
より、前記中央コアは縮径し、前記短管コアの外周面ま
たは内周面には、螺旋状の有底溝またはミシン目が形成
され、この螺旋状の有底溝またはミシン目の間の角形切
取り片を切取り、引き抜くことにより、前記短管コアは
縮径し、前記中央コアおよび短管コアの縮径によりゴム
状弾性体が収縮することを特徴とする常温収縮性遮水チ
ューブを提供する。
【0017】以上のように構成される本発明の常温収縮
性チューブでは、拡径保持材を構成する紙管コアの外周
面または内周面には、その長手方向に沿って複数本の実
質的に直線状の溝またはミシン目が形成されている。こ
の常温収縮性チューブをケーブル接続部等に使用するに
際しては、常温収縮性チューブを接続部に被せた後、紙
管コアの溝またはミシン目の間の角形切取り片を切取
り、引き抜くと、紙管コアは、ゴム状弾性体の収縮力に
より、切り取られた端部同士が突き合わされるか、また
はのの字の形に縮径し、それによりゴム状弾性体が収縮
し、ケーブル接続部に装着される。
【0018】角形切取り片が切り取られた紙管コアは、
取り除かれずにそのままケーブル接続部に残されても、
紙材であるので、ゴム状弾性体を損傷させることがな
く、装着対象物に装着して使用中、その品質を長期間に
わたり安定して保持することができる。
【0019】また、取り除かれずにそのままケーブル接
続部に残された紙管コアは、廃棄物とはならず、切り取
られた角形切取り片も紙製であるため、プラスチックと
は異なり、一般ごみ材と同様に扱って焼却処理すること
が容易であり、処理費用を削減することができるほか、
再利用のための再生処理が容易であり、資源を有効に活
用することができる。
【0020】また、拡径保持材の構造が簡単になるた
め、特別な形成工具や金型を用いることなく、拡径保持
材を製造することができ、従って、拡径保持材の形成加
工費用がかからず、常温収縮性チューブの価格を安くす
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係る常温収
縮性チューブを示す断面図である。図1に示す常温収縮
性チューブ32は、クロロプレンゴム、エチレンプロピ
レンゴム、シリコーンゴム等を素材とする常温収縮性の
筒状のゴム状弾性体34と、ゴム状弾性体34を拡径保
持するようにその内部に挿入された、縮径可能な拡径保
持材36である紙管コア38とを具備している。
【0023】ゴム状弾性体34は、中央部分34aが紙
管コア38の外周に拡径保持され、両端部分34bが紙
管コア38の両端部から外方に延びて内外面を反転させ
るようにして拡径状態で外側に折り返されている。その
折り返された両端部分34bの前記中央部分34aと対
向する内側には、離型フイルム、潤滑油、潤滑粉等の滑
り材40が設けられている。ゴム状弾性体34の厚さ
は、機械特性上、4mm程度以上であるのが望ましい。
【0024】図1に示すような常温収縮性チューブ32
は、電線・ケーブルの終端接続部、中間接続部、或いは
パイプ接続部等の装着対象物24の外周に挿入され、装
着対象物24を絶縁補強、防水、防護、防食、または遮
水保護するために使用される。
【0025】紙管コア38は、図2および図3に示すよ
うな形状を有している。紙管コア38は、直線円筒状の
コア本体42の外周面又は内周面(図示のものは外周
面)に、その長手方向全長に沿って複数本、図示のもの
は2本の有底の直線状溝44,45を平行に形成するこ
とにより構成されている。この間隔は、例えば5〜10
mm程度であるのが好ましい。これら直線状溝44,4
5の間に、紙管コア38の解体時に角形切取り片46a
となる直線状角形部46が形成される。なお、コア本体
42の厚さは、0.5〜2.0mm程度であるのが望ま
しい。
【0026】直線状溝44,45は、紙管コア本体42
の外周面に、旋盤などを使用してバイト、フライスなど
の刃物で切削したり、レーザ光を照射したり、あるいは
研磨体で切削したりすることにより設けることが出来
る。
【0027】直線状溝44,45の有底部の厚さは、紙
管コア本体42の機械的強度を損なわない範囲で、薄
肉、例えば0.03〜0.4mmにすることが望まし
い。このような範囲の有底部の厚さでは、紙管コア38
の縮径時に、角形切り取り片となる直線状角形部46を
引っ張って、その直線状溝44,45の有底部を破断さ
せ、角形切り取り片46aを引き出し、この角形切り取
り片46aを紙管コア38内に折り返すように通して、
他端側へ容易に引抜くことが出来る。
【0028】直線状溝44,45の有底部の厚さが0.
4mmよりも厚い場合には、紙切れ性が悪く、有底部が
容易に破断せず、角形切り取り片46aを引き出しにく
くなり、逆に有底部の厚さが0.03mmよりも薄い場
合には、紙管コア38により拡径保持されたゴム状弾性
体34の締め付け圧のみで有底部が破断し易くなり、ゴ
ム状弾性体34を確実に拡径保持することが出来なくな
る恐れがある。
【0029】また、直線状溝44,45の幅は、5〜1
0mm程度が好ましい。なお、直線状溝44,45は、
直線状とは言っても、厳密な意味で直線である必要はな
く、多少湾曲したり、蛇行したりしていてもよい。
【0030】紙管コア38は、角形切り取り片46aの
引き抜き時に、紙粉、微小な紙屑、紙切れ片等が発生し
ないように、クラフト紙やパルプ繊維を素材とした不職
布等の丈夫な紙材を用いることが好ましい。このような
紙粉等が発生しない紙材を用いることにより、ゴム状弾
性体34と装着対象物24との間に異物が巻き込まれる
ことがなく、電力ケーブル接続部等の装着対象物24の
電気的性能の低下を防止することが出来る。
【0031】以上説明した常温収縮性チューブ32を装
着対象物24の絶縁補強、防水、防護、防食、または遮
水保護のために使用する場合には、図1に示すように、
常温収縮性チューブ32を装着対象物24の外周に挿入
して、所定の装着部位に位置決めした状態で、紙管コア
38の一方の端部(図1の左側)の直線状角形部46を
引っ張って、その直線状溝44,45の有底部を破断さ
せ、角形切り取り片46aを引き出す。
【0032】次に、図3に示すように、この引き出され
た角形切り取り片46aを紙管コア38内に折り返すよ
うに通して他方の端部側(図1の右側)へ矢印方向に引
き抜き、紙管コア38の一方の端部から他方の端部に向
けて、直線状溝44,45の有底部を順次破断する。そ
れによって、紙管コア38は縮径し、その端辺が突き合
わされるか、または「のの字」状に端辺が重なり、これ
に伴い、それまで拡径状態にあったゴム状弾性体34の
中央部分34aが一方の端部側(図18の左側)から順
次自己収縮する。これにより、ゴム状弾性体34の中央
部分34aが装着対象物24の外周面に密着し、装着対
象物24を締め付けるようになる。
【0033】その後、ゴム状弾性体34の折り返された
両端部分34bを、これらが離反する方向(図1の矢印
方向)に装着対象物24の方へずらして行くと、それま
で拡径状態にあった両端部分34bが自己収縮し、装着
対象物24の外周面に密着し、装着対象物を締め付ける
ようになる。このときのゴム状弾性体34の両端部分3
4bの矢印方向への移動は、滑り材40が存在するため
円滑に行うことができる。
【0034】このようにしてゴム状弾性体34を、図4
に示すように、装着対象物24の所望の装着部位に確実
に装着することができる。
【0035】なお、この常温収縮性チューブ32を用い
て、ゴム状弾性体34を装着対象物24に装着させる
際、紙管コア38は、縮径後、ゴム状弾性体34と装着
対象物24間に取り残されるが、紙管コア38は硬いプ
ラスチック材と異なり紙材で製作されるので、そのエッ
ジ部分が刃(突起部)になることがない。従って、ゴム
状弾性体34がこれによって損傷を受けることがなく、
装着対象物24に装着された後、品質、性能を長期間に
わたり安定して保持することができる。
【0036】図5は、本発明の他の実施形態に係る常温
収縮性チューブを示す。この常温収縮性チューブ48が
図1に示す常温収縮性チューブ32と相違するところ
は、ゴム状弾性体34の両端部分34bを内外面が反転
するように外側に折り返さず、紙管コア38の両端部か
ら該コア軸線方向外方へ直線状に延ばした状態にしてお
き、その両端部分34bの内周面に滑り材40を介して
紙製のスライド引抜コア50を、後端がゴム状弾性体3
4の端部から少し突き出るように挿着したことにある。
即ち、紙管コアを、中央部の紙管コア38とその両側に
配置されたスライド引抜コア50に3分割したものであ
る。その他の構成は図1に示す常温収縮性チューブ32
の場合と同一なので説明を省略する。
【0037】このスライド引抜コア50は、図6に示す
ように、例えば、直線円筒状である紙製のコア本体52
の外周面又は内周面(図示のものは外周面)に、その長
手方向に沿って、例えば、一本の有底の直線状溝54を
設けて形成され、ゴム状弾性体34の両端部分34bを
拡径状態で保持し得るようになっている。
【0038】この常温収縮性チューブ48のゴム状弾性
体34を自己収縮させて装着対象物24の外周面に装着
させる場合には、まず、上述の実施形態と同様にして、
紙管コア38を縮径してゴム状弾性体34の中央部分3
4aを自己収縮させ、装着対象物24の外周面に密着さ
せて締め付ける。その後、スライド引抜コア50の直線
状溝54の有底部54aを破断させ、該コア50を解
体、縮径させながら紙管コア38の軸線方向に引き抜
き、それまで拡径状態にあるゴム状弾性体34の両端部
分34bを自己収縮させ、装着対象物24の外周面に密
着させて締め付ける。このとき、スライド引抜コア50
の解体、引抜きは、滑り材40の存在により円滑に行う
ことができる。このようにして、ゴム状弾性体34を装
着対象物24の所望の装着部位に装着することができ
る。
【0039】図7は、本発明の更に他の態様に係る常温
収縮性チューブを示す。この常温収縮性チューブ56
は、図5に示す常温収縮性チューブ48において、ゴム
状弾性体34の内周面に滑り材40を介さず、スライド
引抜コア50の代わりに、直接、図7に示すような紙製
の短管コア58を挿着するようにしたものであり、その
他の構成は図5に示す常温収縮性チューブ48と同じで
ある。
【0040】短管コア58の構成は、図8(a)に示す
ように、例えば、直線円筒状である紙製のコア本体60
の外周面又は内周面(図示のものは外周面)に、Z形
状、S形状又はSZ形状(図示のものはS形状)を描く
ように有底の螺旋状溝62を設けて、短管コア58の解
体時に、例えば、帯状の角形切取り片64aとなる螺旋
状角形部64を形成したものである。螺旋状溝62の有
底部の厚さは、コア本体60の機械的強度を損なわない
範囲で、薄肉、例えば0.03〜0.4mmにすること
が望ましい。このような範囲の有底部の厚さでは、角形
切り取り片64aとなる直線状角形部64を引っ張っ
て、その螺旋状溝62の有底部を破断させ、角形切り取
り片64aを引き出して、短管コア58を容易に解体す
ることが出来る。これに対し、螺旋状溝62の有底部の
厚さが0.4mmよりも厚い場合には、紙切れ性が悪
く、有底部が容易に破断せず、角形切り取り片64aを
引き出しにくくなり、逆に有底部の厚さが0.03mm
よりも薄い場合には、短管コア58により拡径保持され
たゴム状弾性体34の締め付け圧のみで有底部が破断し
易くなり、ゴム状弾性体34を確実に拡径保持すること
が出来なくなる恐れがある。
【0041】ゴム状弾性体34を装着対象物24に装着
するに際しては、図7に示すように、図1〜4に示す実
施形態と同様にして紙管コア38を縮径し、ゴム状弾性
体34の中央部分34aを自己収縮させ、装着対象物2
4の外周面に密着させて締め付けた後、短管コア58の
一方の端部側、即ち、紙管コア38に近接する側の螺旋
状角形部64を引張り、螺旋状溝62を破断させ、角形
切取り片64aを引き出す。そして、この角形切取り片
64aを短管コア58内に通して他方の端部側、ゴム状
弾性体34の軸線方向外側へ矢印方向に引き抜くことに
より、短管コア58を解体し、除去することができる。
なお、短管コア58が解体すると、それまで拡径状態に
あったゴム状弾性体34の両端部分34bが自己収縮
し、装着対象物24の外周面に装着される。
【0042】また、図7における紙管コア38、短管コ
ア58を一体のものとし、図8(b)に示すように角形
切取り片46aを引き抜くことにより、左から順番に自
己収縮させることが出来る。この場合は、36(38)
部のみがゴム状弾性体の中央部に残る。
【0043】次に、本発明に係る常温収縮性チューブ
を、ケーブル接続部を遮水保護する常温収縮性遮水チュ
ーブに適用した実施形態について説明する。
【0044】図9は、この常温収縮性遮水チューブの斜
視図、図10はその断面図を示す。図9および図10に
示すように、この常温収縮性遮水チューブ72は、紙管
コア36と、その外周に、少なくとも片面に粘着層73
を積層した薄肉金属層74と、その外周に配置されたゴ
ム状弾性体34とにより構成される。なお、粘着層73
を積層した薄肉金属層74の代わりに、ゴムもしくはプ
ラスチック層をラミネートした薄肉金属層を設けてもよ
い。図9に示す構成では、紙管コア36の全長にわたっ
て両面に粘着シート73を積層したラミネート薄肉金属
層74をすし巻き状に紙管コア36の外周に設けた例を
示す。
【0045】ゴム状弾性体34の材質、厚さ等は、図1
〜4に示す実施形態に係るゴム状弾性体と同様である。
また、紙管コア36には、長さ方向全長にわたって、直
線状溝44,45が一定の間隔で2本設けられているこ
と、および直線状溝44,45の有底部の厚さも、図1
〜4に示す実施形態に係る紙管コアと同様である。
【0046】紙管コア36とゴム状弾性体34との間に
介在する、両面に粘着シート73を積層したラミネート
薄肉金属層74は、厚さ0.01〜0.03mmの鉛、
アルミニウム等からなる金属層の両面に、ブチルゴム、
EPゴム、シリコーンゴム等からなる粘着材を形成した
ものである。
【0047】紙管コア36の縮径に際しては、角形切り
取り片46aとなる直線状角形部46を引っ張って、そ
の直線状溝44、45の有底部を破断させ、角形切り取
り片46aを引き出す。この角形切り取り片46aを紙
管コア36内に折り返すように通して、他端側へ引抜
き、紙管コア36を縮径させる。これにともない、図1
1に示すように、それまで拡径状態にあったゴム状チュ
ーブ34が、順次自己収縮する。
【0048】この時、紙管コア36上の薄肉金属層74
は、紙管コア36の縮径に追随し、紙管コア36の切り
取られた端辺で「のの字」状に回り込み、重なり合うよ
うになる。このとき、薄肉金属層74が紙管コア36と
独立に周方向で滑り得るように、紙管コア36の外周上
には、離型用のシリコーンコーティングなどを施すこと
が好ましい。
【0049】なお、図12に示すように、ケーブル接続
部76は、絶縁筒の両側がテーパ状に細くなっている場
合が多く、この場合、絶縁筒の円筒部分の両端に相当す
る位置の紙管コア36の外周にリング状に溝77を設け
ておくと、ゴム状チューブが収縮する場合に、紙管コア
36が溝77において折れ曲がり、紙管コア36が、絶
縁筒のテーパ部分に追従するようになり、収縮しやすく
なる。
【0050】図13は、図9に示す常温収縮性遮水チュ
ーブをケーブル接続部に適用した実施形態を示す。図1
3に示すケーブル接続構造において、一方のケーブルの
端部81aと、他方のケーブルの端部81bとが、それ
ぞれ、様々な被覆層を剥離された状態で突き合わされ、
その上に導体接続スリーブ82が装着され、更にその上
に半導電性ゴム83が配置されている。
【0051】このようなケーブル接続部は、絶縁層84
により覆われており、その上に半導電性ゴム層85が設
けられている。この半導電性ゴム層85上には接地線8
6が巻回されており、その上に、図9に示す常温収縮性
遮水チューブ72が装着されている。
【0052】即ち、常温収縮性遮水チューブ72は、紙
管コア36と、その外周に両面に粘着シート73を積層
したラミネート薄肉金属層74が配置され、その上にゴ
ム状弾性体34が装着されている。なお、常温収縮性遮
水チューブ72の両端部にはラミネート薄肉金属層74
とゴム状弾性体34のみが存在し、紙管コア36は露出
していない。
【0053】ケーブルの半導電性ゴム層85で覆われた
部分には、半導電性テープ87およびケーブル半導電性
層88が被覆されている。また、ケーブルの表面のケー
ブルシースの下には、遮水層(図示せず)が設けられて
いる。
【0054】図14は、図1に示す常温収縮性チューブ
を常温収縮性遮水チューブに適用した場合の、ゴム状弾
性体34が自己収縮した状態を示す部分断面図である。
ゴム状弾性体34と装着対象物24との間には、両面に
粘着シート73を積層したラミネート薄肉金属層74が
介在している。
【0055】図15は、図7に示す常温収縮性チューブ
を常温収縮性遮水チューブに適用した場合を示す。ゴム
状弾性体34の下には、両面に粘着シート73を積層し
たラミネート薄肉金属層74が設けられている。粘着シ
ート73はゴム状弾性体34の全長にわたって設けられ
ているが、金属層74は中央部分34aに対応する部分
にのみ設けられている。
【0056】実施例1 図2に示すように、外径63mm、厚さ1.5mmの直
線円筒状を有する紙製のコア本体42の外周面に、溝幅
1.0mm、有底部44a,45aの厚さ0.1mmを
有する2本の直線状溝44,45を、10mmの間隔で
形成し、紙管コア38を製作した。
【0057】次いで、この紙管コア38の外周上に、素
管内径20mm、厚さ3mmを有するシリコーンボム製
の円筒状のゴム状弾性体34をその弾性に抗して被せ、
拡径保持して、常温収縮性チューブ32を試作した。
【0058】次に、この常温収縮性チューブ32を、装
着対象物24である最大外径37mmのケーブル中間接
続部(直線接続部)の外周に挿入し、該接続部のほぼ真
上に位置決めした状態で、紙管コア38のの一方の端部
側から矩形角形部46を引張ったところ、この矩形角形
部46近傍の直線状溝44,45の有底部44a,45
aがすみやかに破断して、角形切取り片46aを円滑に
引き出すことができた。
【0059】更に、この角形切取り片46aを紙管コア
38内に通して他方の端部側に引き抜くことにより、紙
管コア38が一方の端部から他方の端部に向けて順次縮
径し、これに伴い、それまで拡径状態にあったゴム状弾
性体34が一方の端部から他方の端部に向けて順次良好
に自己収縮し、このゴム状弾性体34をケーブル接続部
の外周面に確実に装着することができることを確認し
た。
【0060】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よると、ゴム状弾性体の収縮に加熱工具などの特別な工
具を必要とせず、角形切り取り片を、折り返し状態で引
きぬくことのみにより、ケーブルや配管の接続部等にと
り付け可能な常温収縮性チューブを提供することが出来
る。このような本発明の常温収縮性チューブを用いるこ
とにより、作業性が各段に向上する。
【0061】また、使用された紙管コアのうち、引き抜
かれたリボン状の角形切り取り片のみが廃棄されるの
で、ごみの量が激減し、かつ紙製であるため一般ごみと
して焼却処理可能であり、或いは、紙ごみとしてリサイ
クルも可能である。
【0062】更に、ゴム状弾性体が収縮した後、紙管コ
アはゴム状弾性体と装着対象物との間に取り残される
が、紙管コアは紙製であるので、そのエッジ部分が刃
(突起部)になることがなく、ゴム状弾性体がこれによ
って損傷を受けることがない。そのため、装着対象物に
装着された後、品質、性能を長期間にわたり安定して保
持することができる。
【0063】なお、常温収縮性遮水チューブに適用し、
ゴム状弾性体と紙管コアとの間に薄肉金属層を介在させ
た場合、ゴム状弾性体が収縮した後、紙管コアが遮蔽金
属体と薄肉金属層との間に存在するため、遮蔽金属体の
突起部等で薄肉金属層が損傷することがなく、遮水性能
の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る常温収縮性チューブ
を示す断面図。
【図2】図1に示す常温収縮性チューブに用いた紙管コ
アを示す断面図。
【図3】図2に示す紙管コアの、角形切り取り片を引き
抜く状態を示す斜視図。
【図4】図1に示す常温収縮性チューブのゴム状弾性体
を装着対象物の外周面に装着した状態を示す断面図。
【図5】本発明の他の実施形態に係る常温収縮性チュー
ブを示す断面図。
【図6】図5示す常温収縮性チューブに用いた紙管コア
を示す斜視図。
【図7】本発明の他の実施形態に係る常温収縮性チュー
ブを示す断面図。
【図8】図5示す常温収縮性チューブに用いた紙管コア
を示す斜視図。
【図9】本発明の他の実施形態に係る、ケーブル接続部
を遮水保護する常温収縮性遮水チューブを示す斜視図。
【図10】図9に示す常温収縮性遮水チューブの断面
図。
【図11】図9に示す常温収縮性遮水チューブの収縮し
た状態を示す断面図。
【図12】絶縁筒の両側がテーパ状に細くなっているケ
ーブル接続部に用いる紙管コアを示す断面図。
【図13】図9に示す常温収縮性遮水チューブをケーブ
ル接続部に適用したケーブル接続構造を示す図。
【図14】図1に示す常温収縮性チューブの適用例であ
る常温収縮性遮水チューブが自己収縮した状態を示す断
面図。
【図15】図7に示す常温収縮性チューブの適用例であ
る常温収縮性遮水チューブを示す断面図。
【図16】従来の常温収縮性チューブを示す断面図。
【図17】従来の常温収縮性チューブの拡径保持材を示
す断面図。
【図18】従来の常温収縮性チューブのゴム状弾性体を
装着対象物に装着する状態を示す断面図。
【符号の説明】
24…装着対象物 32…常温収縮性チューブ 34…ゴム状弾性体 34a…ゴム状弾性体の中央部分 34b…ゴム状弾性体の両端部分 36…拡径保持材 38…紙管コア 40…滑り材 42…コア本体 44,45…直線状溝 46…直線状角形部 46a…角形切取り片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 19:00 B29L 23:00 B29L 23:00 F16L 11/12 L Z Fターム(参考) 3H016 EA04 3H111 AA02 BA01 BA13 BA15 BA20 CA02 CA08 CA52 CB03 CB04 CB05 CB14 CB22 CB24 CC12 CC18 CC19 DA08 DA14 DB23 4F211 AA45 AD06 AD12 AE01 AG03 AG08 AH35 SA11 SC01 SD04 SH18 SJ01 SJ31 SP20 5G355 AA03 BA02 BA15 CA06 5G375 AA02 BA26 BB43 BB56 CA02 CA14 CB07 CB19 DB32 EA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】常温収縮性の筒状のゴム状弾性体と、この
    ゴム状弾性体を拡径保持するように内部に挿入された紙
    管コアからなる筒状の拡径保持材とを具備し、前記紙管
    コアの外周面または内周面には、その長手方向に沿って
    複数本の実質的に直線状の有底溝またはミシン目が形成
    され、これら溝またはミシン目の間の角形切取り片を切
    取り、引き抜くことにより、前記紙管コアは縮径し、そ
    れによりゴム状弾性体が収縮することを特徴とする常温
    収縮性チューブ。
  2. 【請求項2】常温収縮性の筒状のゴム状弾性体と、この
    ゴム状弾性体を拡径保持するように内部に挿入された紙
    管コアからなる筒状の拡径保持材とを具備し、前記紙管
    コアの少なくとも1部の外周上に、少なくとも一方の面
    に粘着層を積層した金属層またはゴム若しくはプラスチ
    ック層を積層した金属層が設けられ、前記紙管コアの外
    周面または内周面には、その長手方向に沿って複数本の
    実質的に直線状の有底溝またはミシン目が形成され、こ
    れら溝またはミシン目の間の角形切取り片を切取り、引
    き抜くことにより、前記紙管コアは縮径し、それにより
    ゴム状弾性体が収縮することを特徴とする常温収縮性遮
    水チューブ。
  3. 【請求項3】常温収縮性の筒状のゴム状弾性体と、この
    ゴム状弾性体を拡径保持するように内部に挿入された紙
    管コアからなる筒状の拡径保持材とを具備し、前記紙管
    コアの少なくとも1部の外周上に、少なくとも一方の面
    に粘着層を積層した金属層またはゴム若しくはプラスチ
    ック層を積層した金属層が設けられ、前記紙管コアは、
    中央コアと、この中央コアの両端に配置された短管コア
    とからなり、前記粘着層、またはゴム若しくはプラスチ
    ック層は紙管コアの全長にわたって設けられているとと
    もに、前記金属層は前記中央コアに対応する位置に設け
    られ、前記中央コアの外周面または内周面には、その長
    手方向に沿って複数本の実質的に直線状の有底溝または
    ミシン目が形成され、これら溝またはミシン目の間の角
    形切取り片を切取り、引き抜くことにより、前記中央コ
    アは縮径し、前記短管コアの外周面または内周面には、
    螺旋状の有底溝またはミシン目が形成され、この螺旋状
    の有底溝またはミシン目の間の角形切取り片を切取り、
    引き抜くことにより、前記短管コアは縮径し、前記中央
    コアおよび短管コアの縮径によりゴム状弾性体が収縮す
    ることを特徴とする常温収縮性遮水チューブ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004201378A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 遮水チューブ
JP2010284077A (ja) * 2010-08-25 2010-12-16 Fujikura Ltd 筒状保護被覆体
JP2011064457A (ja) * 2004-05-10 2011-03-31 Showa Denko Kk 熱交換器および冷凍サイクルの冷媒流通部接続構造

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