JP4833636B2 - 遮水型常温収縮チューブユニット - Google Patents

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本発明は、電線、ケーブルあるいはパイプの接続部等を保護するために用いられる遮水型常温収縮チューブユニットに関するものである。
従来から、例えば電力ケーブルにおいて、電力供給の信頼性を高めるべく、電力ケーブル本体のみならずその接続部にも高い遮水性が要求され、ケーブル接続部に種々の遮水処理が行われている。
その一例として、架橋ポリエチレン絶縁に代表されるプラスチック絶縁電力ケーブルの導体接続部に、該導体接続部とその両側のケーブル絶縁体とに跨って、例えばゴム製の補強絶縁筒を被せ、この上に、例えば鉛箔、銅箔あるいはアルミ箔等の金属箔を周方向に筒状に巻き、その両側縁部を所定量オーバーラップ(縦沿え重ね巻きともいう)させて設けた遮水層を内包させた遮水型常温収縮チューブユニットを被せ、該ユニットの常温収縮チューブを収縮させて、前記ゴム製の補強絶縁筒の外周面に密着させたものがある(特許文献1)。
特開2000−263690号公報
本発明者らは次の課題を見出した。すなわち、特許文献1に記載されている従来の遮水型常温収縮チューブユニットにおいては、常温収縮チューブを収縮させると、この常温収縮チューブの内側にあって、周方向に筒状に巻いた金属箔の、とりわけ周方向に沿う両端縁部にしわができて凸凹になる。このように凸凹、すなわち、しわが発生すると、その端縁が鋭利なエッジとなって、例えばシリコーンゴムからなる常温収縮チューブの内面に接触して、これを傷付ける場合がある。
このように金属箔の両端縁部が常温収縮チューブを傷付けると、その傷を起点にして亀裂が生じて、使用時に常温収縮チューブが裂けてしまう恐れがある。
本発明の目的は、遮水型常温収縮チューブユニットにおいて、使用時に常温収縮チューブが裂ける事故を低減することにある。
前記目的を達成すべく本発明の請求項1記載の遮水型常温収縮チューブユニットは、筒
状コアと、該筒状コアの外方に金属箔を周方向に筒状に巻いて形成した遮水層と、該遮水
層の外側に弾性的に拡径された状態で被せた常温収縮チューブと、を有する遮水型常温収
縮チューブユニット前記常温収縮チューブが収縮された後も前記金属箔の常温収縮チ
ューブ周方向に沿う端縁を含む端縁部を折り曲げた状態で使用することにより、端縁と前
記常温収縮チューブとの接触を防止したことを特徴とするものである。
この請求項1記載の遮水型常温収縮チューブユニットは前記常温収縮チューブが収縮
された後も金属箔の前記端縁が外側にある常温収縮チューブに接触しないように折り曲げ
られた状態で使用されているので、常温収縮チューブが収縮された後も金属箔の端縁が常
温収縮チューブの内面を傷付け難くなる。その結果、常温収縮チューブが収縮された後も
常温収縮チューブが金属箔の端縁で傷付けられた傷が原因で裂けたりする恐れが少なくな
る。
また請求項2記載の遮水型常温収縮チューブユニットは、請求項1記載の遮水型常温収
縮チューブユニットを、前記常温収縮チューブが収縮された後も前記遮水層の金属箔を筒
状に巻いたオーバーラップ部を形成する側縁部のうち、常温収縮チューブが収縮された後
外側に位置する側縁部を折り曲げた状態で使用することにより側縁と常温収縮チューブ
との接触を防止したことを特徴とするものである。
請求項2記載の遮水型常温収縮チューブユニットによれば、金属箔を筒状に巻いたオー
バーラップ部を形成する側縁部のうち、常温収縮チューブが収縮された後も外側に位置す
る側縁部が、その側縁が外側にある常温収縮チューブに接触しないように折り曲げられ
状態で使用されているので、金属箔の側縁が常温収縮チューブの内面を傷付け難くなる。
その結果、常温収縮チューブが収縮された後も常温収縮チューブが金属箔の側縁で傷付け
られた傷が原因で裂けたりする恐れが少なくなる。
さらにまた本発明の請求項3記載の遮水型常温収縮チューブユニットは、前記金属箔の端縁が前記常温収縮チューブに接触しないように、前記金属箔と前記常温収縮チューブとの間に接触防止層を介在させたことを特徴とするものである。
このようにしてなる請求項3記載の遮水型常温収縮チューブユニットによれば、接触防止層を設けたことにより、金属箔の常温収縮チューブ周方向に沿う端縁が、常温収縮チューブの収縮中も含め直接常温収縮チューブに接触することがなくなる。すなわち、金属箔の端縁が常温収縮チューブを傷付ける恐れがなくなる。
その結果、常温収縮チューブが金属箔の端縁で傷付けられた傷が原因で裂けたりする恐れがなくなる。
また請求項4記載の遮水型常温収縮チューブユニットは、請求項3記載の遮水型常温収縮チューブユニットにおいて、前記接触防止層が前記金属箔よりも幅広のプラスチックフィルムを配置することで形成したものであることを特徴とする。
この遮水型常温収縮チューブユニットでは、プラスチックフィルムで接触防止層を形成できるので、簡便である利点がある。
さらに請求項5記載の遮水型常温収縮チューブユニットは、請求項3記載の常温収縮チューブユニットにおいて、前記接触防止層が前記金属箔の端縁を覆うように金属箔の表から裏にかけてテープを貼ることによって形成されたものであることを特徴としている。
この遮水型常温収縮チューブユニットでは、金属箔の端縁をテープで覆うだけでよいので、製造し易い利点がある。
以上のように本発明によれば、遮水型常温収縮チューブユニットを、常温収縮チューブ
が収縮された後も遮水層を形成する金属箔の端縁を含む両端縁部を折り曲げた状態で使用
ることにより、常温収縮チューブが収縮された後も両端縁で常温収縮チューブに傷を付
ける恐れの少ない遮水型常温収縮チューブユニットを提供することができる。
以下に図を用いて、本発明の遮水型常温収縮チューブユニットの実施例を詳細に説明する。
図1に示すようにこの実施例の遮水型常温収縮チューブユニットは、筒状コア1と遮水層2と常温収縮チューブ3からなるものである。筒状コア1は、例えば、ポリプロピレン等よりなる断面矩形の紐状体1aをスパイラル状に巻回して円筒状に形成したものである。この筒状コア1の外側には遮水層2が設けられている。この遮水層2は、アルミ箔等からなる金属箔を、その両側縁部を、例えば10〜20mm程度オーバーラップさせるようにして筒状に巻き付けることによって形成されている。この遮水層2の外側には更に常温収縮チューブ3を拡径した状態で被せてなるもので、その特徴は、常温収縮チューブ3の周方向に沿う縁部を含む端縁部2b、2bを渦巻き状に内側に折り込んで、遮水層2の外側に被覆されている常温収縮チューブ3の内面に、端縁部2b、2bの端縁(エッジ)が直接接触しないようにした点にある。
このように遮水層2を形成する金属箔を筒状に巻き、かつ金属箔の常温収縮チューブ周方向に沿う両端縁部2b、2bの部分を渦巻き状(の字状)に内側に折り込んで、常温収縮チューブ3の内面と金属箔の端縁部2b、2bの端縁(エッジ)が直接接触しないようにしたことで、特に、筒状コア1を形成する紐状体1aを抜き取って、常温収縮チューブ3を収縮させた際、常温収縮チューブ内側の金属箔にしわが発生して凸凹ができても、そのエッジで常温収縮チューブ3の内面を傷付ける恐れがなくなる。
その結果、常温収縮チューブ3がその傷がもとで裂けるような事態を回避することができる。
ところで前記常温収縮チューブ3の材質としては、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム等が用いられる。この常温収縮チューブ3は、前述した筒状コア1で拡径状態で保持されている。そして使用時には、筒状コア1の紐状体1aの端部を引っ張り、筒状コア1を図1の右端から順次解体すると、常温収縮チューブ3は内側に遮水層2を内包したまま収縮し、例えば、電力ケーブルの接続部を覆う補強絶縁筒上に密着する。
ところで前述した実施例では、金属箔の常温収縮チューブ周方向に沿う端縁部2b、2bのみならず、図1(b)に示すように遮水層2のオーバーラップ部を形成する側縁部のうち外側に位置する側縁部2aをも内側に折り曲げて、常温収縮チューブ3の内面と側縁部2aのエッジが直接接触しないようにしている。このように金属箔の端縁部2b、2bとともに側縁部2aをも内側に折り曲げておけば、より確実に常温収縮チューブ3の内面を傷付ける恐れがなくなり好ましい。
但し、本発明者らの実験によれば、常温収縮チューブ3が金属箔のエッジによる傷が原因で裂けたりする事故の多くは、金属箔の常温収縮チューブ周方向に沿う端縁部2b、2bによる傷が原因であることがわかっている。それ故、金属箔の端縁部2b、2bを内側に折り曲げ、常温収縮チューブ3の内面と端縁部2b、2bの端縁が直接接触しないようにするだけで、金属箔の端縁(エッジ)による傷が原因で常温収縮チューブ3が裂ける事故はほとんど回避することができる。
以上の理由から、金属箔のオーバーラップ部分を形成する側縁部のうち外側に位置する側縁部2aを内側に折り曲げるかどうかは、この遮水型常温収縮チューブユニットが使用される場所、要求される特性、さらにはコスト等鑑みて決定すればよい。もちろん側縁部2aをも内側に折り曲げておけば、より高い信頼性が得られるのは当然である。
ところで図1に示す実施例では、金属箔の側縁部2a及び端縁部2bをいずれも金属箔の内側に渦巻き状に折り込んでいるが、図2のように端縁部2bを渦巻き状に外側に折り曲げてもよい。金属箔の側縁部2aについても同様である。
また前記金属箔の代わりに、金属箔の少なくともその片面にプラスチックフィルムがラミネートされた金属―プラスチックラミネートシートを用いてもよい。この場合、金属箔側を内側にして筒状に巻いてもよい。もちろんこの場合にも、この金属―プラスチックラミネートシートの両端縁部2b、2b、必要なら側縁部2aをも合わせて折り曲げて、これら端部が常温収縮チューブ3の内面に直接接触しないようにする。
このように金属―プラスチックラミネートシートを用いると、金属箔と常温収縮チューブ3の接着力が高まり、遮水性をより向上させることができる。
また前記実施例では金属箔としてアルミ箔を使用しているが、銅箔や鉛箔等、他の金属からなる箔を用いてもよいことは言うまでもない。
図3、図4は本発明の別の実施例を示すもので、接触防止層4を設けたことを特徴とするものである。この実施例では、アルミ箔を巻き付けて形成した遮水層2の外側に、このアルミ箔よりも幅の広いプラスチックフィルムを巻き付けた接触防止層4を介在させ、金属箔の端縁部2b、2bや側縁部2aの各端縁(エッジ)が直接常温収縮チューブの内面に触れないようにしてある点にある。具体的には、例えばプラスチックフィルムをその端縁が金属箔の端縁部2b、2bの端縁(エッジ)よりも外側に位置するようにして、金属箔からなる遮水層3をすっぽり覆うようにする。
このように遮水層2と常温収縮チューブ3との間に接触防止層4を設ければ、図1の実施例のように金属箔の端縁部2b、2bや側縁部2aを折り曲げることなく、これら縁部と常温収縮チューブ3の内面との直接的な接触を回避できる。
ところで、図4に示すように、遮水層2を形成する金属箔のオーバーラップ部分と、接触防止層4を形成するプラスチックフィルムのオーバーラップ部分の位置を周方向にずらしておくと、常温収縮チューブ3を収縮させた際、遮水層2と接触防止層4による段差が少なくなり、常温収縮チューブ3を収縮させた際の水密性がより高まり、好ましい。
ところで図3、図4に示す実施例では、金属箔を筒状コア1上に巻いて遮水層2を形成した後、プラスチックフィルムをその上に巻いて接触防止層4を形成しているが、製造をより簡便にすべく、図5に示すように金属箔上にプラスチックフィルムを重ねて、これら金属箔とプラスチックフィルムを重ねた状態のまま、プラスチックフィルム側を外側にして、筒状コア1上に筒状に巻きつけてもよい。
もちろんこの場合も、プラスチックフィルムの方が金属箔よりも長く、幅も広く、しかも金属箔の両端縁部2b、2bや側縁部2aの各端縁よりもプラスチックフィルムの各縁部が先に出ているように金属箔とプラスチックフィルムを重ねた状態で筒状コア1に巻きつけることは言うまでもない。
さらに本発明の別の実施例を図6に示す。図6に示す遮水型常温収縮チューブユニットの特徴は、金属箔からなる遮水層2の内側にも常温収縮チューブ(内側常温収縮チューブ)5を設けた点にある。それ故、遮水層2の外側に形成されている常温収縮チューブ3だけでなく、この常温収縮チューブ(内側常温収縮チューブ)5についても、遮水層2を形成する金属箔の、特に常温収縮チューブ周方向に沿った両端縁部2b、2bが直接接触しないようにされている。
具体的には、筒状コア1上に常温収縮チューブ(内側常温収縮チューブ)5を被せたら、この常温収縮チューブ5の上に金属箔よりも幅の広い(常温収縮チューブ5の長さ方向の寸法が、金属箔よりも大である)プラスチックフィルムを、その側縁部がオーバーラップするように筒状に巻いて、接触防止層(内側接触防止層)6を形成する。
さらにこの接触防止層6上にアルミ箔からなる金属箔をその側縁部がオーバーラップするように筒状に巻き付けて遮水層2を形成する。この遮水層2上に、その両端縁部2b、2bを覆い込むように、かつその側縁部が一部重なるように金属箔よりも幅の広いプラスチックフィルムを筒状に被せて接触防止層(外側接触防止層)4を形成後、最後に常温収縮チューブ(外側常温収縮チューブ)3を被せたものである。
図6に示す実施例の場合、金属箔からなる遮水層2の端縁(エッジ)部分と常温収縮チューブ(内側常温収縮チューブ)5との直接的な接触は接触防止層(内側接触防止層)6で防ぎ、外側の常温収縮チューブ3との接触は、接触防止層(外側接触防止層)4がこれを防ぐ。
そのため、この実施例の遮水型常温収縮チューブユニットでも、金属箔による常温収縮チューブへの傷の付与は確実に防止することができる。
尚、図6に示すように常温収縮チューブが遮水層2の内側、外側両方に存在する場合にも、図5に示すように予め金属箔を、この金属箔よりも長く、幅の広い2枚のプラスチックフィルムでサンドイッチ状に挟み込んだ状態にして常温収縮チューブ5上に巻き付けてもよい。
もちろんプラスチックフィルムを用いた接触防止層4、6を用いずに、金属箔の両端縁部2b、2bを、そして必要なら側縁部2aを折り曲げて、これら縁部が常温収縮チューブ3、5に直接触れないようにしてもよいことは言うまでもない。
尚、図1及び図2で金属箔の縁部の折り曲げ方を2通り示したが、折り曲げ方はこれに限らず他の方法であってもよい。要は、金属箔の各縁部、特に常温収縮チューブ周方向に沿う端縁が、常温収縮チューブに直接接触しないような折り方であればよい。
例えば、金属箔の端縁部2bを図7に示すように内側に1回、U字状に折り曲げたものも本発明に含まれる。
また、前記接触防止層4は、図8に示すように、金属箔からなる遮水層2の端縁部2bの表面から裏面にかけてプラスチックテープ等を貼り付け、端縁を覆うものであってもよい。ところで、若干遮水性能を損なう懸念はあるが、布テープ等をプラスチックテープの代わりに用いても、常温収縮チューブの損傷防止という本発明の効果を奏することができる。
以上のように本発明によれば、遮水層を形成する金属箔の両端縁部で常温収縮チューブに傷を付ける恐れが少なく、使用時に常温収縮チューブが裂ける事故を低減できる遮水型常温収縮チューブユニットを提供することができる。
本発明の遮水型常温収縮チューブユニットの一実施例を示すもので、(a)は遮水層や常温収縮チューブの周方向の1/2を剥ぎ取った状態を示す正面図、(b)は前記遮水層や常温収縮チューブを剥ぎ取らない状態での横断面図である。 図1で示す遮水型常温収縮チューブユニットにおける金属箔の端縁部を示す要部拡大縦断面図である。 本発明の第2実施例を示すもので、遮水層や常温収縮チューブの周方向の1/2を剥ぎ取った状態を示す正面図である。 図3に示す遮水型常温収縮チューブユニットの横断面図である。 本発明の第3実施例を示す横断面図である。 本発明の第4実施例を示す横断面図である。 本発明の第5実施例を示す要部拡大縦断面図である。 本発明の第6実施例を示す要部拡大縦断面図である。
符号の説明
1 筒状コア
2 遮水層
2a 側縁部
2b 端縁部
3 常温収縮チューブ
4 接触防止層
5 常温収縮チューブ(内側常温収縮チューブ)
6 接触防止層(内側接触防止層)

Claims (5)

  1. 筒状コアと、該筒状コアの外方に金属箔を周方向に筒状に巻いて形成した遮水層と、該
    遮水層の外側に弾性的に拡径された状態で被せた常温収縮チューブと、を有する遮水型常
    温収縮チューブユニット前記常温収縮チューブが収縮された後も前記金属箔の常温収
    縮チューブ周方向に沿う端縁を含む端縁部を折り曲げた状態で使用することにより、端縁
    と前記常温収縮チューブとの接触を防止したことを特徴とする遮水型常温収縮チューブユ
    ニット。
  2. 前記常温収縮チューブを、前記常温収縮チューブが収縮された後も前記遮水層の金属箔
    を筒状に巻いたオーバーラップ部を形成する側縁部のうち、外側に位置する側縁部を折り
    曲げた状態で使用することにより、側縁と常温収縮チューブとの接触を防止したことを特
    徴とする請求項1記載の遮水型常温収縮チューブユニット。
  3. 前記金属箔の端縁が前記常温収縮チューブに接触しないように、前記金属箔と前記常温
    収縮チューブとの間に接触防止層を介在させたことを特徴とする請求項1記載の遮水型常
    温収縮チューブユニット。
  4. 前記接触防止層が前記金属箔よりも幅広のプラスチックフィルムを配置することで形成
    したものであることを特徴とする請求項3記載の遮水型常温収縮チューブユニット。
  5. 前記接触防止層が前記金属箔の端縁を覆うように金属箔の表から裏にかけてテープを貼
    ることによって形成されたものであることを特徴とする請求項3記載の常温収縮チューブ
    ユニット。
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