JP2002271752A - 信号処理装置及び信号処理方法 - Google Patents

信号処理装置及び信号処理方法

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JP2002271752A
JP2002271752A JP2001069954A JP2001069954A JP2002271752A JP 2002271752 A JP2002271752 A JP 2002271752A JP 2001069954 A JP2001069954 A JP 2001069954A JP 2001069954 A JP2001069954 A JP 2001069954A JP 2002271752 A JP2002271752 A JP 2002271752A
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signal
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Masaharu Hirohata
将治 廣幡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像や音声からなる情報の視聴時に、見逃し
た映像や聞き逃した音声といった過去の情報を再確認
し、確認の後、再び元の情報の視聴に復帰することを可
能とする信号処理装置を提供する。 【解決手段】 映像信号や音声信号の入力信号は記録再
生部101に入力され、順次記録される。音量計測部1
03には記録再生部101に入力される入力信号が入力
され、音量の大きさや音量の変化量が計測される。制御
部204は音量計測部103での計測結果を受け、記録
再生部101に入力される信号(信号A)と記録再生部
101に記録された信号(信号B)のうち一方の信号あ
るいは双方を合成した信号を出力するよう出力処理部1
02に対し指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン受
像機やVTRなどの記録再生装置や、一般にセットトッ
プボックスと呼ばれる衛星放送受信装置などの信号処理
装置及び信号処理方法に関し、特に音声情報や映像情報
の視聴中に再度聞いて見たい音声情報や再度見てみたい
映像情報を的確に再生することができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、放送や蓄積メディア等の映像や音
声などによってマルチメディア情報が広く普及してい
る。これらの膨大な情報の中で、ユーザーにとっては本
当に必要な情報を的確に入手することがむずかしくなっ
てきている。このため、例えばテレビジョン番組の視聴
中に於いて、興味を抱かせる場面をつい見逃してしまう
といったことがしばしば起こる。
【0003】こうした問題点を解決する先行技術として
はたとえば、特開平9−233374号公報(以下、先
行技術1)及び特開平11−75146号公報(以下、
先行技術2)に示されている。
【0004】先行技術1は、テレビジョン放送に使用す
る放送用録画再生システムに於いて、収録中または収録
後に、収録された映像の一部分をシーンとして、その開
始点及び終了点を指示するシーン指定手段を有する。ま
た、シーンの再生時に当該シーンのシーン特定データに
基づいて当該シーンに該当するクリップ部分を特定し、
該特定された部分の前端より第1の時間(プリロール時
間)だけ前の時点から前記クリップ部分の終端より第2
の時間(ポストロール時間)だけ後の時点まで、当該ク
リップの映像データを前記映像データ格納手段から読み
出して再生する再生手段を有する。さらに、前記プリロ
ール時間及びポストロール時間の少なくとも一方をユー
ザーが設定することができる設定手段を有している。
【0005】また先行技術2には、画像、音、字幕その
他映像ソフトウエア構成要素の少なくとも1つに於い
て、その状態が変化する位置を検出し、前記映像ソフト
ウエア表示中にユーザーからの命令があった場合、当該
表示している位置以後に於て前記状態が変化する位置に
スキップして該位置から前記映像ソフトウエアの表示を
続行させるというものが示されている。詳しくは、例え
ばDVDに収録された2時間ドラマの内容から、カット
の切り替わり、字幕の出現、ある程度纏まった長さの人
の声の出現など、当該映像ソフトウエアの節目、節目と
なるであろう的確なスキップポイントを抽出し、映像再
生中にユーザーからスキップの命令があった場合、これ
に応答して次のポイントにスキップして、そこから映像
ソフトウエアの再生を続行し、これによって、従来の早
送りとは異なった映像表示を実現させるというものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の先行技術1では、データ提供者による重要な情報のタ
グ付けが必要であった。また、上記従来の先行技術2で
は、重要な情報を再確認するために既に出力された音声
映像情報を視聴したいと思った場合、ユーザーはその情
報がどのくらい前に再生されていたかを推定し、再生開
始の時刻またはさかのぼる時間を設定するという作業が
必要だった。そして、あらかじめ設定された時間分さか
のぼる機能を用いた場合には、ユーザーが重要な情報の
到来まで待たなければならなかった。このように、従来
の信号処理装置では、所望する情報を迅速に探し出して
再生できないという課題を有していた。
【0007】本発明は、上記課題を解決することを目的
とするものであって、音声映像情報の視聴時に、既に出
力された音声映像情報のうち重要な情報を、的確に再確
認するための手段を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はテレビやラジオ
等で放映、放送される番組でユーザーが関心を示すか或
いは記憶・記録に留めておきたいと予測できる映像音声
情報の信号処理装置および信号処理方法に関する。具体
的な構成は、少なくとも音声信号を記録する記録再生部
と、音声信号の音量を計測する音量計測部と、記録再生
部が出力する再生信号と入力信号とを入力として再生信
号と入力信号の少なくとも一方を出力する出力処理部
と、音量計測部の出力に応答して出力処理部と記録再生
部とを制御する制御部とを備える。
【0009】また、本発明の信号処理装置は、ユーザー
が入力信号の中から再生したい入力信号を選択操作する
操作部を備え、制御部は操作部の出力に応じて出力処理
部と記録再生部とを制御する(図1)。
【0010】また本発明の信号処理装置は、制御部は音
量計測部が出力するイベント情報を順次記憶するメモリ
を備え、操作部の出力に応じてメモリに記憶されたイベ
ント情報を読み出し、イベント情報に対応する入力信号
を再生するよう記録再生部と出力処理部を制御する。
【0011】また本発明の信号処理装置は、制御部は音
量、音量の変化量またはこれらを相対的に示す音量判定
基準を少なくとも備え、音量判定基準に到達したときに
出力処理部または記録再生部の動作状態を制御する。
【0012】また本発明の信号処理装置は、記録再生部
は前記制御部の出力に応じて入力信号の再生速度を可変
する。
【0013】また本発明信号処理装置の制御部はメモリ
機能を備え、たとえばマイクロコンピュータで構成する
ことができる。また、制御部は音声信号の音量の大きさ
や音量の変化量を判定するイベント判定基準を保持する
イベント設定テーブルを備える。さらに制御部は「重要
情報」の再生がたとえば「音量急増」なのか或いは「大
音量」であるのかを区別するための音量の「イベント種
類」、及びそれぞれの「重要情報」に付与される情報と
「重要情報」の開始時刻と終了時刻を記憶するイベント
記憶テーブルとを備える。
【0014】また本発明の信号処理方法は、少なくとも
音声信号を記録する音声信号記録ステップと、前記音声
信号の音量を計測する音量計測ステップと、前記音声信
号または前記記録ステップで記録された音声信号の少な
くとも一方を出力する出力処理ステップと、前記音量計
測ステップの計測結果に応動して前記音声信号の記録を
制御する制御ステップと、前記制御ステップを操作する
操作ステップとを備え、前記制御ステップは前記音量計
測ステップからの出力に基づきアドレス情報を順次前記
制御部に記憶し、前記操作ステップは前記制御部に記憶
されたアドレス情報を読み出し、前記アドレス情報に対
応する前記入力信号を再生するステップとを備える。
【0015】また本発明の信号処理方法は、前記制御ス
テップが、ユーザーによって設定された音声イベント判
定基準に基づいて前記音声信号の音量、または音量の変
化量を計測し、その計測結果を前記音声イベント判定基
準と比較するとともに前記出力処理ステップまたは前記
記録再生ステップで実行される処理を制御する。
【0016】なお、本発明の信号処理方法において、音
声信号記録ステップは記録再生部で、音量計測ステップ
は音量計測部で、出力処理ステップは出力処理部でそれ
ぞれ処理される。また、制御ステップは制御部で、操作
ステップは操作部でそれぞれ処理される。さらに、音量
計測ステップでの計測結果は、音量の大きさ、音量の変
化量に応じて設定され、前記制御部に設けられた前記音
量判定基準と比較され、その計測結果が音量判定基準を
満たした場合、記録再生ステップまたは出力処理ステッ
プの処理が制御される。
【0017】こうした本発明の信号処理装置、信号処理
方法によれば、ユーザーは放映、放送されている番組か
ら関心を示すべき情報や重要情報を見逃すことなく的確
に抽出することができる。また、所望の速度で再生、確
認し、再び実時間の映像音声情報の視聴へ復帰すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0019】(第1の実施形態)図2は本発明の第1の
実施形態に係る信号処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0020】図2において、符号Aで示した入力信号
(信号A)すなわち、映像信号及び音声信号は記録再生
部101,出力処理部102及び音量計測部103に各
別に供給される。入力信号(信号A)は、たとえば、地
上波放送信号や衛星放送信号,ビデオ等の記録再生装置
からの出力信号であり、少なくとも音声を含む信号であ
る。
【0021】記録再生部101は、入力信号(信号A)
を記録する一方、記録した信号のうち任意個所の信号を
出力する(信号B)。記録再生部101は、入力信号/
出力信号の流入に対し媒体への記憶/読み出し速度が遅
延をきたさない記憶媒体、たとえば半導体メモリやディ
スク媒体で構成することができる。信号Bも信号Aと同
様に音声信号及び映像信号の両方の信号を含み、これら
の信号には音声情報及び映像情報が含まれている。な
お、本書の説明に用いる「映像音声情報」なる語句は、
音声情報及び映像情報の2つを含む、一般的な放映、放
送番組や蓄積メディア等の内容を示す。
【0022】出力処理部102は記録再生部101に入
力される入力信号(信号A)、または記録再生部101
から出力され出力処理部102に入力される信号(信号
B)、のうちの一方、または双方の入力信号を合成した
信号を出力する。入力信号を合成するばかりではなく、
任意の文字列や記号を付加するためのスーパーインポー
ズ機能や、音声を付加するための音源も備える。汎用の
画像切り替え用LSIやスーパーインポーズ処理用LS
Iにより構成される。
【0023】音量計測部103は、記録再生部101に
入力される音声信号の音量及びその変化量を計測し、そ
の計測結果を制御部204に伝達する。
【0024】制御部204は、音量計測部103の計測
結果をもとに、本信号処理装置からの出力信号の形態を
決定し、その内容を記録再生部101及び出力処理部1
02に指示する。具体的には、信号Aまたは信号Bのう
ちの一方、または双方の入力信号を合成した信号を出力
するよう記録再生部101及び出力処理部102に指示
する。制御部204はたとえばマイクロコンピュータで
構成することができる。第1の実施形態に係る信号処理
装置では制御部204はイベント設定テーブル206、
イベント判定器207および出力制御器208により構
成される。制御部204は信号中の重要情報を「重要情
報の開始イベント」で始まり「重要情報の終了イベン
ト」で終わる期間を単位として処理する。
【0025】イベント設定テーブル206は、音量計測
部103からどのような計測結果を受けた場合に制御部
204が動作を行うのかというイベント判定基準とイベ
ント発生の際に行う動作が示されている。図3はイベン
ト設定テーブル206の一構成例である。優先順位の数
字の小さいものから判定を行い、あるイベントが継続さ
れている場合、そのイベントより優先順位の数字の大き
なイベント判定は行われない。
【0026】イベント判定器207は、音量計測部10
3から受けた計測結果とイベント設定テーブル206を
照合し、イベント発生の有無を判定する。イベント発生
となった場合はイベント種類を出力制御器208に出力
する。
【0027】出力制御器208はイベント判定器207
からのイベント種類を受け、当該イベントが生起した場
合の装置動作をイベント設定テーブル206より参照
し、装置動作に示された信号を出力するように記録再生
部101および出力処理部102に指示を行う。図3に
示されているイベント設定テーブルの構成例では「音量
急増」や「大音量」のイベント発生時、装置に入力され
ている信号(信号A)より過去の時点の信号を出力する
ことになる。この場合、出力制御器208は、記録再生
部101に再生すべき信号の時刻を指定しかつ出力処理
部102に信号Bを出力するように指定する。また、
「音量イベント終了」のイベント発生時、装置動作は
「3.0秒間保持→信号A」となっているが、現状の画
像出力を3.0秒間保持した後信号Aを装置出力とする
ことを意味する。これを実現するために、出力制御器2
08は内部にタイマーを保有する。イベント発生を受け
て時間を計測し、当該時間経過後にイベント設定テーブ
ル206に示される所定の動作を行う。
【0028】次に上記構成による第1の実施形態に係る
信号処理装置が行う動作を、具体例をあげて説明する。
【0029】音量計測部103は前述のように入力信号
(信号A)の音声信号のレベルの大きさ、すなわち音量
とその音量の変化量を計測する。たとえば、野球放送で
は、ボールを打った瞬間、観客の歓声及びアナウンサー
の声量が大きくなり通常時とは異なる音量に増大し、そ
の音量とその変化量はマイクなどの放送機器を通じてユ
ーザーに伝達される。こうした音量の大きさとその変化
量は受信側、つまり本発明の信号処理装置側で音声信号
のレベル変化、すなわち、音量の変化として計測するこ
とができる。音量の大きさ及びその変化量は本発明の信
号処理装置が少なくとも「重要情報」の開始点または終
了点を検知し、その検知、判定信号が制御部204に伝
達される。なお「重要情報」とは、たとえばテレビやラ
ジオで放映、放送されている番組の内容に大きな変化が
生起しその変化が観客、アナウンサー、取材者等の音量
の変化、声質の変化として表れ、テレビやラジオのユー
ザーに伝達される放映・放送番組を指す。こうした「重
要情報」は放送番組中に予測ができないときに生起し、
「重要情報」は開始点と終了点を持つもその間の時間は
不定長である。
【0030】制御部204を構成するイベント判定器2
07は、音量計測部103の計測結果を受け、イベント
設定テーブル206に示されたイベント判定基準と判定
した場合、たとえば音量が40dB以上変化した、すな
わち音量の時間微分値が40db以上となったときに音
量急増と判定し、放送番組での「重要情報」の開始点と
しての処理を実行するよう出力制御器208に指示す
る。具体的にはイベント判定器207は出力制御器20
8に「音量急増」イベントの発生を伝える。
【0031】また、「重要情報」が生起する他の状況と
しては、選手交代が伝達されたときや乱闘シーンが想定
される。このような場合、観客、アナウンサー、取材者
等の音量が非常に大きくなることが多い。イベント設定
テーブル206に示されたイベント判定基準と判定した
場合、たとえば音量が80dB以上になったときに大音
量と判定し、放送番組での「重要情報」の開始点として
の処理を実行するよう出力制御器208に指示する。具
体的にはイベント判定器207は出力制御器208に
「大音量」イベントの発生を伝達する。
【0032】一方、バッターやランナーが塁を確保した
場合やアウトになった場合、つまりインプレー状態でな
くなった場合は、歓声は弱まり通常状態に戻ったと考え
られる。こうした状態は、本発明の信号処理装置では音
声信号レベルの低下、すなわち「音量低下」として計測
することができる。音量は音量計測部103で計測さ
れ、計測結果は制御部204に伝達される。そして、制
御部204を構成するイベント判定器207はイベント
設定テーブル206に示されたイベント判定基準と判定
した場合、たとえば音量が40dB以下となったときに
音量イベント終了と判定し、「重要情報」は終了した状
態であると判定される。具体的にはイベント判定器20
7は出力制御器208に「音量イベント終了」イベント
の発生を伝える。
【0033】出力制御器208はイベント判定器207
より受けた発生イベントの情報を元に装置からの出力信
号を制御する。たとえば「音量急増」のイベントを受け
た場合、イベント設定テーブル206を参照し装置動作
として「2.0秒前より信号B再生」を行う。具体的に
は、出力制御器208は現在記録している信号に対し
2.0秒前の信号からを出力するように、記録再生部1
01に指示する。この時点で信号Bは信号Aに比べ2.
0秒前の信号となる。さらに出力制御器208は装置か
らの出力として信号Bを出力するよう出力処理部102
に対し指示する。指示を受けた出力処理部102は、装
置出力として信号Bを送り出すと同時に、画面右上部に
「!(感嘆符)」をスーパーインポーズ表示する。こう
して、装置からは現在放送されている信号に対し2.0
秒前の信号がしばらく送出されることになる。
【0034】この状態で出力制御器208が「音量イベ
ント終了」イベントを受けた場合、イベント設定テーブ
ル206を参照し装置動作として「3.0秒間保持→信
号A」すなわち、現在の信号出力を3.0秒間保持した
後、現在放送されている信号である信号Aの出力を行
う。具体的には、出力制御器208は出力処理部102
に重要情報が終了したことを伝えると同時に、内部に保
有するタイマーで時間計測を開始する。指示を受けた出
力処理部102は、装置出力として信号Bを継続して送
り出しながら画面右上部の「!(感嘆符)」の表示を終
了する。3.0秒経過後、信号Bから出力制御器208
は現在放送されている信号である信号Aに出力を切り替
えるよう出力処理部102へと指示する。
【0035】「音量イベント終了」イベントが発生する
前に「音量急増」イベントや「大音量」イベントが交互
または連続して発生した場合、出力制御器208は「重
要情報」の再生は継続していると判断し記録再生部10
1や出力処理部102に対し特に指示を行わない。
【0036】また、「音量イベント終了」イベントが発
生した後、当該時間経過前に「音量急増」イベントや
「大音量」イベントが発生した場合、出力制御器208
は内部タイマーをリセットする一方、出力処理部102
に対し画面右上部へ「!(感嘆符)」を再度スーパーイ
ンポーズ表示するよう指示する。
【0037】「音量イベント終了」イベントが発生した
後、「音量イベント終了」イベントが発生した場合、出
力制御器208は内部タイマーをリセットすることなく
時間計測を継続し、当該時間経過後現在放送されている
信号である信号Aに出力を切り替え、「!(感嘆符)」
のスーパーインポーズ表示を終了するよう出力処理部1
02へと指示する。
【0038】なお、イベント生起に伴う出力制御器20
8の動作状態は状態遷移図にて示すことができる。「状
態A:通常再生」は装置出力として信号Aを出力してい
る状態、「状態B:重要情報自動再生」は「音量急増」
イベントや「大音量」イベントが発生し信号Bを出力し
画面上に画面右上部に「!(感嘆符)」をスーパーイン
ポーズ表示している状態、「状態C:保持時間経過待
ち」は「音量イベント終了」イベントが発生し「!(感
嘆符)」のスーパーインポーズ表示を終了し当該時間経
過を待っている状態である。
【0039】図4に示すとおり、状態Aで「音量急増」
もしくは「大音量」イベントが発生した場合状態Bへ遷
移する。状態Bで「音量イベント終了」イベントが生起
した場合状態Cへ遷移する。状態Cで保持時間が経過し
た場合状態Aへ遷移するが、「音量急増」もしくは「大
音量」イベントが発生した場合状態Bへと戻ることにな
る。
【0040】それぞれの状態間での処理ステップが図5
である。
【0041】図5(a)は、「状態A:通常再生」から
「状態B:重要情報自動再生」までの処理ステップを示
す。本発明の信号処理装置は、通常、電源投入時、図5
(a)に示した流れのスタート位置に示すように「状態
A:通常再生」に設定される。このとき映像信号及び音
声信号(信号A)は直接、出力処理部102に供給され
る信号経路、記録再生部101を介して出力処理部10
2に供給される信号経路、及び音量計測部103に供給
される3つに分岐され、それぞれに於いて信号処理され
る。
【0042】いま、図5(a)に示すように「状態A:
通常再生」から「音量急増」イベントや「大音量」イベ
ントが生起する、すなわち「重要情報」が開始されると
(S11)、当該「重要情報」を自動再生するよう制御
部204は記録再生部101および出力処理部102に
指示する。このとき、イベント設定テーブル206を参
照し開始時刻を計算し(S12)、その時刻を音声信号
及び映像信号の再生開始時刻として指定し(S13)、
信号Bを再生出力するように出力制御器208は記録再
生部101、出力処理部102に対し指示し「状態B:
重要情報自動再生」に遷移する(S14)。
【0043】図5(b)は「状態B:重要情報自動再
生」から「状態C:保持時間経過待ち」までの処理ステ
ップを示す。「状態B:重要情報自動再生」に於いて
「音量イベント終了」イベントが発生した場合、「重要
情報」の継続状態は終了されたと判断する(S21)。
出力制御器208は「重要情報」終了後直ちに信号Aに
切り換えるのではなく、イベント設定テーブル206に
示された時間の間、信号Bの出力を保持するようにして
いる。保持時間の計測のため、出力制御器208の保有
するタイマーをリセットさせて(S22)、「状態C:
保持時間経過待ち」へと遷移させる。
【0044】図5(c)は、「状態C:保持時間経過待
ち」から「状態A:通常再生」または「状態B:重要情
報自動再生」に遷移するまでの処理ステップを示す。非
重要情報となっている信号Bを表示し保持時間が経過す
るまで待つための状態である。再度「音量急増」イベン
トや「大音量」イベントが生起することで「重要情報」
が開始された場合は、「状態B:重要情報自動再生」へ
と状態を遷移し、出力制御器208は「重要情報」の再
生を開始する(S11)。「重要情報」の状態が終了
し、所定の保持時間が経過した場合(S31)、出力制
御器208は出力処理部102に対し信号Aを出力する
よう指示し「状態A:通常再生」へ状態を遷移する(S
32)。
【0045】以上により、ユーザーは放映、放送されて
いる番組から重要情報を見逃すことなく的確に視聴する
ことができる。
【0046】(第2の実施形態)図6は本発明の第2の
実施形態に係る信号処理装置の構成を示すブロック図で
ある。図6に示すとおり、第1の実施形態に係る信号処
理装置の制御部204を制御部604に、すなわち出力
処理器208を出力処理器608に置き代え、動作設定
テーブル609を加え、イベント設定テーブル206と
出力制御器608と間の信号の流れを双方向とし、さら
に操作部605を加えた構成である。なお、第2の実施
形態に係る信号処理装置の他の構成は、第1の実施形態
に係る信号処理装置と同様であるため、当該他の構成部
分については同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0047】操作部605は、信号処理装置の動作の設
定などユーザーからの指示入力を受け付け、その指示を
制御部604に伝達する。操作部605は装置設定の操
作を行うため、図示しないカーソルボタン、決定ボタン
およびキャンセルボタンを備える。
【0048】制御部604は、図2示の制御部204と
同様、音量計測部103の計測結果を受け、信号Aまた
は信号Bのうちの一方、または双方の入力信号を合成し
た信号を出力するよう記録再生部101及び出力処理部
102に指示する。加えて、操作部605からの指示を
受け、制御部604が備えるイベント設定テーブル20
6および動作設定テーブル609を書き換えることで装
置設定を変更する。制御部204はたとえばマイクロコ
ンピュータで構成することができる。
【0049】動作設定テーブル609は、出力処理部1
02での信号出力形態や重要情報生起時の通知方法な
ど、装置動作全般に関する設定値を記憶する。図7は動
作設定テーブル609の一構成例である。
【0050】出力制御器608は、図2示の出力制御器
208の動作に加え、動作設定テーブル609を参照し
出力処理部102に対し出力信号の形態についても指示
を行う機能を有する。具体的には「特定の文字列を出力
映像信号に重畳する」、「特定の合成/録音音声を出力
音声信号に重畳する」、「信号Aと信号Bを2画面表示
にて表示する」といった指示である。
【0051】次に上記構成による第2の実施形態に係る
信号処理装置の動作を、具体例をあげて説明する。な
お、基本的な動作は第1の実施形態に係る信号処理装置
の動作と同じである。
【0052】電源投入後、操作部605に対しユーザー
から何らかの操作入力があった場合、操作部605はこ
の旨を伝える信号を出力制御器608に送る。出力制御
器608はスーパーインポーズにて装置設定メニュー一
覧を表示する。このインターフェースは一般的なビデオ
等と同様、項目が一覧表示されており、設定変更の可能
な項目をカーソルキーで選択し決定ボタンを押すと当該
項目の設定を変更できるという標準的なものである。本
実施形態に係る信号処理装置においてここで表示される
項目は図7に示す動作設定テーブルの項目および「イベ
ント設定変更」である。
【0053】装置設定メニュー一覧にて「イベント設定
変更」が選択された場合、その入力は操作部605から
出力制御器608へ伝えられ、出力制御器608は「イ
ベント判定基準」の音量値、「装置動作」に記載される
時間すなわち信号切り替えまでの時間を変更するメニュ
ーを表示するように出力処理部102へ指示する。こう
して表示−入力を繰り返し、選択され変更された設定値
はイベント設定テーブルに反映され、つまりはイベント
判定器にてこの新しい設定値にて判定が行われる。
【0054】装置設定メニュー一覧では、上述したとお
り「A1.自動画面切り換え」、「A2.画面警報」、
「A3.警報音種別」、「A4.警報音繰り返し回
数」、「A5.過去映像表示時」、「A6.過去→実時
間 切換」などのメニューが存在する。
【0055】「A1.自動画面切り換え」はON/OF
Fのトグル式になっており、ONであれば第1の実施形
態に係る信号処理装置が行うように特にユーザーの手を
煩わせることなく、放送番組中で重要と判定された個所
で自動的に巻き戻し−再生出力が行われる。
【0056】「A2.画面警報」、「A3.警報音種
別」、「A4.警報音繰り返し回数」は重要情報の生起
をユーザーにどのように伝えるのかを指定する項目であ
る。「黄色い枠で画面の縁を点滅」させ「ベル2」とい
う警報音を「2」回鳴らして知らせる設定や、画面を
「点滅させない」で「人の声:重要です」を「1」回鳴
らして知らせる設定等が可能である。これらの設定がな
されている場合、出力制御器608より指示を受けた出
力処理部102はスーパーインポーズや合成/録音音声
を出力信号に重畳することでユーザーに重要情報の生起
を伝える。
【0057】「A5.過去映像表示時」は放送信号に対
して過去の信号となっている信号Bを出力している際に
信号Aを表示しない/2画面表示にて表示する/子画面
表示にて表示する、等を選択するための項目である。ま
た、「過去→実時間 切換」は重要情報が終了し保持時
間が経過した際、信号Bから信号Aへいきなり切り替え
るだけでなく、信号Bの再生速度を通常より速めて出力
し、信号Aと一致した際に信号Aに切り替える「追っか
け」、重なった2つの映像のうち手前にある映像の透明
度を0%から100%まで変化させ結果として後ろにあ
った映像を切り替える「オーバーラップ」、2つの映像
を右端から左端まで順に切り換える「ワイプ」、元の映
像の上に新しい映像が投げ込まれる様にして切り替える
「ドロップイン」の設定等を行うことができる。
【0058】これらの動作設定テーブル609の記憶す
る設定についても、ユーザーにより設定を変更された場
合、動作設定テーブル609を更新する。出力処理器6
08が出力処理部102に対して指示する際に動作設定
テーブルを参照した場合、この更新された設定値が用い
られる。
【0059】なお、動作設定テーブル609の「A1.
自動画面切り替え」の設定がONである場合のイベント
生起に伴う出力制御器608の動作状態は出力制御器2
08の動作状態同様、状態遷移図にて示すことができる
(図8)。図8に示すとおり、第1の実施形態に係る信
号処理装置の出力制御器208の動作状態に「状態D:
追っかけ再生」を加えた遷移図となる。「状態D:追っ
かけ再生」は、保持時間経過後信号Aと一致するまで信
号Bを加速して出力している状態である。なおその他の
出力制御器608の状態は、出力制御器208の状態と
同様であるため、当該他の状態については同一の参照番
号を付して説明を省略する。なお、動作設定テーブル6
09の「自動画面切り替え」の設定がOFFである場
合、出力制御器608は特に状態遷移を行わない。
【0060】それぞれの状態間での処理ステップが図9
である。出力制御器608の処理ステップについても出
力制御器208の処理ステップと同様の個所については
同一の参照番号を付して説明を省略する。すなわち、図
9(a)および(b)は第1の実施形態を示した図5
(a)および(b)とそれぞれ同じであるので詳細な説
明は省略する。したがって、ここでは図9(c)および
(d)について説明する。
【0061】図9(c)に、「状態C:保持時間経過待
ち」から「状態A:通常再生」または「状態B:重要情
報自動再生」、「状態D:追っかけ再生」に遷移するま
での処理ステップを示す。非重要情報となっている信号
Bを表示し保持時間が経過するまで待つための状態であ
る。ただし、最初に動作設定テーブル609で「過去→
実時間 切り替え」が「追っかけ」と設定されている場
合、時間経過を待たずに「状態D:追っかけ再生」へと
遷移する。再度「音量急増」イベントや「大音量」イベ
ントが生起することで「重要情報」が開始された場合
は、「状態B:重要情報自動再生」へと状態を遷移し、
出力制御器208は「重要情報」の再生を開始する(S
11)。「重要情報」の状態が終了し、所定の保持時間
が経過した場合(S31)、出力制御器208は出力処
理部102に対し信号Aを出力するよう指示し「状態
A:通常再生」へ状態を遷移する(S32)。
【0062】図9(d)に、「状態D:追っかけ再生」
から「状態A:通常再生」または「状態B:重要情報自
動再生」に遷移するまでの処理ステップを示す。追っか
け再生を行うため、出力制御器608は記録再生部10
1に対し信号の出力速度を通常の再生時より速めるよう
に指示する(S41)。信号を加速して出力している間
に「重要情報」が開始された場合は通常速度に戻し、
「状態B:重要情報自動再生」へと状態を遷移し、出力
制御器208は「重要情報」の再生を開始する(S11
−S42)。一方、加速していた信号Bと信号Aの時刻
が一致した場合、つまり同一の信号となった場合、出力
制御器208は出力処理部102に対し信号Aを出力す
るよう指示し「状態A:通常再生」へ状態を遷移する
(S43−S42−S32)。
【0063】以上により、利用ユーザーや利用用途、番
組種類などを考慮した設定が可能となるため、さらにユ
ーザーは放映、放送されている番組から重要情報を見逃
すことなく的確に視聴することができる。さらに、追っ
かけ再生により、重要情報終了後、通常の放送信号に切
り替わるまでの情報も漏らさず視聴できる。また、重要
情報の自動再生が不要な場合には、ユーザーの簡単な設
定によりこれを停止することができる。
【0064】(第3の実施形態)図10は本発明の第3
の実施形態に係る信号処理装置の構成を示すブロック図
である。図8に示すとおり、第2の実施形態に係る信号
処理装置の制御部604を制御部1004に、出力処理
器608を出力処理器1008に、動作設定テーブル6
09を出力処理器1009に代え、イベント記憶テーブ
ル1010を加え、さらに操作部605を操作部100
5に置き代えた構成である。なお、第2の実施形態に係
る信号処理装置の他の構成は、第1の実施形態に係る信
号処理装置と同様であるため、当該他の構成部分につい
ては同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0065】操作部1005は、操作部605と同様、
信号処理装置の動作の設定などユーザーからの指示入力
を受け付け、その指示を制御部1004に伝達する。操
作部1005は操作部605に加えて一般的なビデオに
装備されている機能と同等の再生ボタン、早送りボタ
ン、巻き戻しボタン、一時停止ボタン、及び前方スキッ
プボタン、後方スキップボタンを備える。前方スキップ
ボタンを押すと、押した回数分新しい重要情報を再生す
る。それより新しい重要情報が存在しない場合は実時間
の信号を出力する。重要情報を再生中に後方スキップボ
タンを一回押した場合その重要情報の最初から、複数回
押した場合は(押した回数−1)分古い重要情報を再生
する。最古の重要情報よりも古い重要情報を呼び出そう
とした場合、最古の重要情報の先頭から再生する。
【0066】制御部1004は、制御部604に加え、
発生したイベントの管理を行う。
【0067】イベント記憶テーブル1010はイベント
判定器607の出力するイベント種類と、出力を受けた
時点の時刻を記憶する。図11はイベント記憶テーブル
1010の一構成例である。イベント種類として「音量
急増」イベントや「大音量」イベントを受けたときには
「開始時刻」と「イベント種類欄」に、「音量イベント
終了」を受けたときは終了時刻欄に時刻やイベント種類
を記憶する。「音量イベント終了」イベントが発生する
前に「音量急増」イベントや「大音量」イベントが連続
して発生した場合には前のイベントの終了時刻に現在時
刻を書き込んだのち、新たなイベントを追加する。イベ
ントには通し番号が振られる。新しいイベントほど番号
が小さくなる。
【0068】出力制御器1008は、出力制御器608
と少し異なり、出力処理部102より出力する信号の持
つ時刻を管理し、イベント種類についてはイベント記憶
テーブル1010を参照する。出力処理部102より出
力する信号の持つ時刻がイベント記憶テーブル1010
内のイベントの開始時刻−終了時刻内となった場合、当
該イベント種類に対する設定をイベント設定テーブル2
06より参照し、装置動作についての設定を動作設定テ
ーブル1009より参照し、出力処理部102に対し信
号出力の指示を行う。
【0069】動作設定テーブル1009は、動作設定テ
ーブル609に比べ設定項目が増えている。図10は動
作設定テーブル1009の一構成例である。「スキップ
再生」を「ON」に設定すると、ある重要情報を再生
後、次の重要情報の再生にスキップする。「複数回リピ
ート時自動ゆっくり再生」を「ON」に設定し「ゆっく
り再生開始までのリピート回数」を「3」と設定する
と、後方スキップボタンにて同じ重要情報を繰り返し3
回再生した場合、3回目の再生以降再生速度が減速され
て再生される。
【0070】次に上記構成による第3の実施形態に係る
信号処理装置が行う動作を、具体例をあげて説明する。
【0071】電源投入後、たとえば野球放送等で観客の
歓声及びアナウンサーの声量より重要情報を検出した、
つまりイベント判定器207が「音量急増」イベントや
「大音量」イベントの発生と判定しイベント記憶テーブ
ル1010に伝えた場合、イベント記憶テーブル101
0はイベントを通し番号「1」として記憶する。さら
に、重要情報が終了した、つまりイベント判定器207
が「音量イベント終了」イベントと判定した場合、イベ
ント記憶テーブル1010は通し番号「1」のイベント
の終了時刻を記憶する。この後、新たに重要情報が発
生、つまりイベント判定器207が「音量急増」イベン
トや「大音量」イベント発生と判定した場合、イベント
の通し番号を1ずつ加算し、新たに発生したイベントを
通し番号「1」として記憶する。つまり今まで通し番号
「2」であったイベントは通し番号「3」とし、通し番
号「1」であったイベントは通し番号「2」とし、新た
に発生したイベントを通し番号「1」として記憶する。
こうして番組放送の進行に合わせて、イベント記憶テー
ブル1010にイベントが記憶されていく。
【0072】動作設定テーブル1009の「自動画面切
り替え」の設定がONの場合、出力制御器1008はイ
ベント記憶テーブル1010を監視し、イベント発生に
あわせてイベント設定テーブル206および動作設定テ
ーブル1009を参照し記録再生部101および出力処
理部102に対し、信号の切り替え/出力を指示する。
動作設定テーブル1009の「自動画面切り替え」の設
定がOFFの場合、出力制御器1008は信号Aを装置
出力とするよう出力処理部102に指示する。
【0073】ユーザーが操作部1005で一時停止ボタ
ンを押した場合、出力制御器1008は一時停止ボタン
が押された時刻の信号を出力するよう記録再生部101
に指示すると同時に、装置からの信号出力を記録再生部
101からの信号(信号B)に切り替えるよう出力処理
部102に対し指示する。この後、ユーザーが再生ボタ
ン/早送りボタン/巻き戻しボタンを押した場合、出力
制御器1008はユーザーからの操作に応じ適切な時刻
(ビデオ等での一般的な操作結果に相当する)の信号の
出力を記録再生部101に指示する。早送り再生中、信
号Bが装置の入力信号である信号Aと同一になった場
合、出力制御部1008は出力処理部102に信号Aを
装置からの信号出力とするよう指示する。
【0074】ユーザーが操作部1005で後方スキップ
ボタンを押した場合、出力制御器1008は現在装置か
ら出力している信号の時刻に対し古く最も近い重要情報
開始点より信号出力を行うよう記録再生部101および
102に対して指示する。
【0075】たとえば、実時間の信号が出力されている
(入力される信号が出力処理部102からそのまま出力
されている)状態で後方スキップボタンが押された場
合、すなわち現在装置から出力している信号の時刻は3
時間5分23秒以降となる。したがって、出力制御器1
008は開始時刻が3時間5分18秒の映像音声情報を
出力するように記録再生部101に指示し信号Bに出力
を切り替えるよう出力処理部102に指示をする。こう
して、通し番号1の重要情報が出力される。また、すな
わちイベント記憶テーブルの状態が図9に示す状態であ
ったとする。
【0076】また、後方スキップボタンを押して重要情
報として表示されたか、巻き戻しボタンを押して逆方向
サーチしてきたかにかかわらず、現在装置から出力して
いる信号の時刻が0時間16分11秒でユーザーが後方
スキップボタンを押した場合、出力制御器1008は開
始時刻が0時間15分47秒の信号を出力するように記
録再生部101に指示する(注:実時間の信号の時刻
(3時間5分23秒以降)と現在装置から出力している
信号の時刻(0時間16分11秒)との関係から出力処
理部102では信号Bが出力されていたことになるた
め、出力処理部での信号切り替えは発生しない。イベン
トの通し番号を表示するためのスーパーインポーズ等の
手法による信号加工は行われる)。また、ユーザーが後
方スキップボタンを2度連続して押した場合、出力制御
器1008は通し番号のひとつ大きな通し番号「32」
の重要情報すなわちさらに古い重要情報を再生するた
め、出力制御器1008は開始時刻が0時間11分2秒
の信号を出力するように記録再生部101に指示する。
【0077】ユーザーが操作部1005で前方スキップ
ボタンを押した場合、出力制御器1008は通し番号の
ひとつ小さな重要情報を再生するため、出力制御器10
08は記録再生部101に指示する。現在装置から出力
している信号の時刻が0時間16分11秒の状態でユーザー
が前方スキップボタンを押した場合、出力制御器100
8は開始時刻が0時間32分30秒の信号を出力するよ
うに記録再生部101に指示する。また、現在装置から
出力している信号の時刻が3時間5分18秒以降の状態
でユーザーが前方スキップボタンを押した場合、通し番
号のひとつ小さな重要情報は存在しない。この場合、出
力制御器1008は信号Aを出力するよう出力処理部1
02に指示する。
【0078】なお、イベント生起に伴う出力制御器10
08の動作状態は出力制御器608の動作状態同様、状
態遷移図にて示すことができる(図13)。図13に示
すとおり、第2の実施形態に係る信号処理装置の出力制
御器608の動作状態「状態D:追っかけ再生」を「状
態D:非ユーザー操作 追っかけ再生」に代え、「状態
E:ユーザー操作」と「状態F:ユーザー操作 追っか
け再生」を加えた遷移図となる。「状態E:ユーザー操
作」はユーザーによる再生/早送り/巻き戻し等のボタ
ン操作を処理するための状態である。「状態F:ユーザ
ー操作追っかけ再生」は、ユーザーによる操作を受けた
後保持時間経過後信号Aと一致するまで信号Bを加速し
て出力している状態である。なおその他の出力制御器1
008の状態は、出力制御器608の状態と同様である
ため、当該他の状態については同一の参照番号を付して
説明を省略する。
【0079】それぞれの状態間での処理ステップが図1
4である。出力制御器1008の処理ステップについて
も出力制御器608の処理ステップと同様の個所につい
ては同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0080】図14(a)は、「状態A:通常再生」か
ら「状態B:重要情報自動再生」または「状態E:ユー
ザー操作」までの処理ステップを示す。本発明の信号処
理装置は、通常、電源投入時は図14(a)に示した流
れのスタート位置に示すように「状態A:通常再生」に
設定される。このとき映像信号及び音声信号(信号A)
は直接、出力処理部102に供給される信号経路、記録
再生部101を介して出力処理部102に供給される信
号経路、及び音量計測部103に供給される3つに分岐
され、それぞれに於いて信号処理される。
【0081】図14(a)に示すように出力制御器10
08は、現在装置から出力されている信号がイベントの
開始時刻−終了時刻内であるかを監視する(S15)。
出力制御器1008は出力処理部102より出力する信
号の持つ時刻を管理し、イベント種類についてはイベン
ト記憶テーブル1010を参照する。「状態A:通常再
生」では信号Aの持つ時刻が基準となる。イベントの期
間内でなくユーザーによる操作入力がなければ監視を続
ける。操作部1005からの信号を受けたすなわちユー
ザーによる操作入力があった場合、「状態E:ユーザー
操作」へと遷移する。(S16)。
【0082】イベントの期間内であり、かつ動作設定テ
ーブル1009で「自動画面切り替え」の設定が「O
N」の場合、最新の重要情報を表示する。イベントの通
し番号Nの1が最新の重要情報である。1番目の重要情
報がイベント記憶テーブル1010に記憶されていない
場合、「状態A:通常再生」を継続する(S18−1
9)。1番目の重要情報が存在する場合、その開始時刻
を読み出し(S20)、イベント設定テーブル206を
参照し開始時刻を計算し(S12)、その時刻を音声信
号及び映像信号の再生開始時刻として指定し(S1
3)、信号Bを再生出力するように出力制御器208は
記録再生部101、出力処理部102に対し指示し「状
態B:重要情報自動再生」に遷移する(S14)。
【0083】図14(b)、(c)、(d)に示す処理
ステップであるが、ユーザーによる操作入力を受けた場
合、「状態E:ユーザー操作」へと遷移すること、イベ
ント記憶テーブル1010にてイベントを記憶するため
イベント期間内の判定動作が変更となり処理がS11か
らS15へと変更になったこと、および「状態F:ユー
ザー操作 追っかけ再生」との混同を避けるため「状態
D:追っかけ再生」を「状態D:非ユーザー操作 追っ
かけ再生」と名称変更したこと以外は出力制御器608
の処理ステップと同様であるため説明を省略する。
【0084】図14(e)は「状態E:ユーザー操作」
から「状態A:通常再生」または「状態F:ユーザー操
作追っかけ再生」までの流れを示す。ユーザーが後方ス
キップボタンを押した場合(S51)、(押した回数−
1)回分古い「重要情報」すなわち通し番号Nが(押し
た回数−1)分大きい「重要情報」が存在するかを確認
し(S52〜S19)、存在している場合は、その重要
情報を再生するよう記録再生部101および出力処理部
102に対し指示する(S20〜S13、S42〜S1
4)。当該重要情報が存在しない場合は最古の重要情報
を表示する(S19〜S54)。重要情報が登録されて
いない場合は実時間の信号を出力する(S54〜S3
2)。動作設定テーブル1009で「複数回リピート時
ゆっくり再生」が「ON」であり、再生回数が「ゆっく
り再生開始までのリピート回数」の設定値に達したとき
出力制御器1008は記録再生部101に信号の再生速
度を減速するよう指示する(S55〜S41)。ユーザ
ーが前方スキップボタンを押した場合、押した回数分新
しい「重要情報」すなわち通し番号Nが押した回数分小
さい「重要情報」が存在するかを確認し(S58〜S5
9)、存在している場合はその重要情報を再生するよう
記録再生部101および出力処理部102に対し指示す
る(S20〜S14)。Nが0以下となった、すなわち
最新の重要情報を再生しようとユーザーが前方スキップ
ボタンを押した場合(S59)、実時間の信号を再生す
るよう信号Aへと切り替えるよう出力処理部102に対
し指示する(S32)。
【0085】「状態E:ユーザー操作」において重要情
報の期間外となった場合(S15)、動作設定テーブル
1009の「スキップ再生」が「ON」である場合(S
60)、今まで再生していた重要情報より1つ新しい重
要情報を再生する(S61)。「過去→実時間 切り替
え」の設定が「追っかけ」であれば「状態F:ユーザー
操作 追っかけ再生」へと推移する。上記以外の場合、
すなわちユーザーによる再生ボタン、早送りボタン、巻
き戻しボタン、停止ボタン、一時停止ボタンなどのその
他の操作がある場合、また特に操作がない場合も、現在
装置から出力中の信号に対応する重要情報の通し番号N
が変化するため、出力制御器1008はこれを監視し
(S62)、前方スキップボタン、後方スキップボタン
等の操作を受けたとき、ここで監視する通し番号Nを基
準に動作する。
【0086】図14(f)は「状態F:ユーザー操作
追っかけ再生」から「状態A:通常再生」または「状態
E:ユーザー操作」までの流れを示す。非重要情報とな
っている信号Bを早送りにて再生し(S41)、信号B
の持つ時刻が信号Aの持つ時刻と等しくなるまで処理が
実行される(S43)。信号Bと信号Aの時刻が等しく
なった時点で「状態A:通常再生」へ遷移する(S42
〜S32)。再度「重要情報」の期間に到達した場合
は、再生速度を通常速度に戻した後、出力制御器100
8は状態を「状態E:ユーザー操作」へと遷移し、再度
「重要情報」として映像音声情報の出力を行う(S15
〜S16)。ユーザーによる操作が実行されると制御部
204は状態を「状態E:ユーザー操作」へ遷移する
(S16)。
【0087】以上のように、本発明の実施形態に係る信
号処理装置によれば、音量計測部103により音量の測
定を実行し、その測定結果を受けてイベント判定器20
7が「重要情報」と判断した場合、動作設定テーブル1
009を参照し、「自動画面切り替え」がONの設定で
あれば、出力制御器1008は出力処理部102に指示
し「重要情報」の的確な自動再生が実行される。ところ
で「重要情報」に含まれる映像音声情報は自動的に出力
されるばかりではなく、操作部1005を操作すること
により手動でも的確に「重要情報」を出力することが可
能である。
【0088】なお、本発明の各実施の形態に於いては映
像信号及び音声信号を入力信号として処理する信号処理
装置を示したが、少なくとも音声を含む入力信号の処理
に適用できる。例えばラジオ放送の英会話番組等の入力
に対し、音量の大小により会話の節目の検出に適用する
ことができる。ユーザーは操作部105を操作し、理解
できなかった箇所を何度も何度も聞きなおし、その後元
の音声情報の再生に復帰させて聴講を続けることが可能
である。
【0089】また、出力処理部102では音声に関して
も重畳することや、フェードイン、フェードアウト、ク
ロスオーバーすることで切り換えることも可能である。
出力制御器1008は、動作設定テーブルを参照し出力
処理部102に指示することで、これらの映像操作及び
音声操作が実行される。
【0090】また、装置に入力される信号Aに対し所定
の時間遅れた映像音声情報Bを出力していくことでタイ
ムシフト再生を実現する。つまり、記録再生部101か
らの信号入力と出力処理部102での信号出力に時間差
を設け、この時間差を利用し「重要情報」の検出を行
う。動作設定テーブル1009で「画面点滅」や「警報
音」等の設定されている場合、「重要情報」が到来する
前に警報が発せられるため、「重要情報」を見逃すこと
なく視聴することが可能になる。この場合、常に一定時
間遅れた映像音声情報とさらに時間的にさかのぼった映
像音声情報の切り替えもしくは合成を出力することにな
る。タイムシフトを行うか否かの設定は、ユーザーが操
作部105で行う。
【0091】また、記録再生部101に記録された情報
のうち、ユーザーが特に残しておきたい情報がある場合
は、たとえば、記録再生部101に記録された情報に消
去防止マーカを付加記録するなどして、上書き消去がで
きないようにすることも可能である。
【0092】また、イベント記憶テーブルの通し番号N
は、本実施例の形態では古い重要情報を大きな番号とし
たが、逆順、つまり新しい重要情報が大きな番号となる
ように構成することも可能である。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明の信号処理装
置は、記録再生部に記録しつつ出力処理部にて出力する
ようにしたので、音量計測部及び制御部にて関心が持て
る「重要情報」の音声情報をキャッチして、その情報を
記録再生部101より読み出し再確認することができ
る。また、その「重要情報」は自動的に再生できるばか
りではなく、ユーザーが操作部を操作することで再確認
することも可能である。
【0094】したがって、本発明の信号処理装置は、た
とえばテレビ放送を視聴するといった場合にわずらわし
いビデオ操作をすることなく、見逃したシーンを容易に
再確認でき、さらには見逃すことなく視聴することも可
能となるなど、非常に有用な信号処理装置及び信号処理
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る信号処理装置を示すブ
ロック図
【図2】本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置を
示すブロック図
【図3】本発明の実施形態に係る信号処理装置のイベン
ト設定テーブルの一構成例を示す図
【図4】本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置の
出力制御器208の状態遷移を示す図
【図5】本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置が
出力制御器208の状態遷移の流れを示す図
【図6】本発明の第2の実施形態に係る信号処理装置を
示すブロック図
【図7】本発明の第2の実施形態に係る信号処理装置の
動作設定テーブル609の一構成例を示す図
【図8】本発明の第2の実施形態に係る信号処理装置の
出力制御器608の状態遷移を示す図
【図9】本発明の第2の実施形態に係る信号処理装置が
出力制御器608の状態遷移の流れを示す図
【図10】本発明の第3の実施形態に係る信号処理装置
を示すブロック図
【図11】本発明の第3の実施形態に係る信号処理装置
のイベント記憶テーブル1010の一構成例を示す図
【図12】本発明の第3の実施形態に係る信号処理装置
の動作設定テーブル1009の一構成例を示す図
【図13】本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置
の出力制御器1008の状態遷移を示す図
【図14】本発明の第1の実施形態に係る信号処理装置
が出力制御器1008の状態遷移の流れを示す図
【符号の説明】
101 記録再生部 102 出力処理部 103 音量計測部 104,605,1005 操作部 105,204、604 制御部 206 イベント設定テーブル 207 イベント判定器 608,1008 出力制御器 609,1009 動作設定テーブル 1010 イベント記憶テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/93 E

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも音声信号を含む入力信号を記
    録する記録再生部と、前記音声信号の音量を計測する音
    量計測部と、前記記録再生部が出力する再生信号及び前
    記入力信号とが入力され前記再生信号と前記入力信号の
    少なくとも一方を出力する出力処理部と、前記音量計測
    部の出力に応答して前記出力処理部及び前記記録再生部
    とを制御する制御部とを備えることを特徴とする信号処
    理装置。
  2. 【請求項2】 ユーザーが前記入力信号の再生箇所を選
    択操作する操作部を含み、前記操作部は前記制御部を操
    作し前記制御部は前記操作部からの操作信号に応答して
    前記出力処理部及び前記記録再生部とを制御することを
    特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は前記音量計測部が出力する
    アドレス情報を順次記憶するメモリを備え、前記操作部
    の操作信号に応答して前記メモリに記憶されたアドレス
    情報を読み出し、前記アドレス情報に対応する前記入力
    信号を再生するよう前記記録再生部と前記出力処理部と
    を制御することを特徴とする請求項1記載の信号処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は音量、音量の変化量または
    これらを相対的に示す音量判定基準を少なくとも備え、
    前記音量計測部での計測が前記音量判定基準を満たした
    ときに前記出力処理部または前記記録再生部の動作状態
    を制御することを特徴とする請求項1記載の信号処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録再生部は、前記制御部の出力に
    応答して前記入力信号の再生速度を可変することを特徴
    とする請求項1、2、3および4のうちの何れか1項記
    載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも音声信号を記録する音声信号
    記録ステップと、前記音声信号の音量を計測する音量計
    測ステップと、前記音声信号または前記記録ステップで
    記録された音声信号の少なくとも一方を出力する出力処
    理ステップと、前記音量計測ステップの計測結果に応動
    して前記音声信号の記録を制御する制御ステップと、前
    記制御ステップを操作する操作ステップとを備え、前記
    制御ステップは前記音量計測ステップからの出力に基づ
    きアドレス情報を順次記憶し、前記操作ステップは前記
    制御ステップで記憶されたアドレス情報を読み出すとと
    もに前記アドレス情報に対応する前記入力信号を再生す
    る処理を実行することを特徴とする信号処理方法。
  7. 【請求項7】 前記制御ステップは、ユーザーによって
    設定された音声イベント判定基準に基づいて前記音声信
    号の音量、または音量の変化量を計測し、その計測結果
    を前記音声イベント判定基準と比較するとともに前記出
    力処理ステップまたは前記記録再生ステップで実行され
    る処理を制御することを特徴とする請求項7記載の信号
    処理方法。
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