JP2002271747A - 記録装置及び方法、符号化装置及び方法、並びに符号化データ記録システム及び方法 - Google Patents

記録装置及び方法、符号化装置及び方法、並びに符号化データ記録システム及び方法

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JP2002271747A
JP2002271747A JP2001071052A JP2001071052A JP2002271747A JP 2002271747 A JP2002271747 A JP 2002271747A JP 2001071052 A JP2001071052 A JP 2001071052A JP 2001071052 A JP2001071052 A JP 2001071052A JP 2002271747 A JP2002271747 A JP 2002271747A
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JP2001071052A
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Yoshihiro Chiba
宣裕 千葉
Satoru Maeda
哲 前田
Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部に接続された符号化装置を制御すること
で、映像・音声データをフレーム単位で記録制御可能と
する。 【解決手段】 記録再生システム1においてA/Vサー
バ30は、所望の時点で符号化装置10に符号化開始及
び/又は停止信号を出力し、符号化装置10における映
像データ及び/又は音声データの符号化を制御する。符
号化された映像データ及び/又は音声データは、A/V
サーバ30の記録媒体に記録される。再生の際には、記
録媒体から映像データ及び/又は音声データが読み出さ
れ、復号装置20において復号される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対する
データの記録を行う記録装置及び方法、データの符号化
を行う符号化装置及び方法、並びに記録装置、符号化装
置を備えて記録媒体に対するデータの記録を行う符号化
データ記録システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、いわゆるCATV(CAble TeleVi
sion,Community Antenna TeleVision)等の普及による
情報提供の多チャンネル化にともない、従来のVTR
(VideoTape Recorder)とは異なり、映像データ及び/
又は音声データ(以下、映像・音声データと記す。)の
記録及び/又は再生(以下、記録再生と記す。)を行う
1台の映像・音声データ記録再生装置から複数の映像・
音声データを、同時に記録再生することや、さらには記
録しつつ再生することといった要求が高まりつつある。
このような要求を満たすため、例えばハードディスク
(以下、HDと記す。)等のランダムアクセスが可能で
ある記録媒体を用い、この記録媒体に対して映像・音声
データを記録再生するビデオサーバ(又はAV(Audio
and/or Video)サーバ)と呼ばれる装置が普及しつつあ
る。
【0003】一般に、放送局内におけるビデオサーバ
は、記録媒体に対して記録再生する映像・音声データの
画質や音質に対する要求から、必要とされるデータの転
送レートが高い必要があるとともに、長時間のデータを
記録するために記録媒体が大容量である必要がある。
【0004】そこで、映像・音声データを蓄積するとと
もに、並列処理が可能である複数のHD装置を含むデー
タ記録再生装置を用いることによって、データの転送レ
ートの高速化や大容量化を図る試みや、HDにパリティ
データを記録しておくことによって、いずれかのHD装
置が故障した場合にも信頼性を確保できるようにする試
みがなされている。
【0005】この試みにより、近年では例えば、放送局
が提供しようとする番組の内容や放送形態により要求さ
れているチャンネル数が異なる場合であっても、複数の
映像・音声データからなる素材データを分散的に記録し
ておき、多チャンネル送出を同時に行ったり、同一の素
材データを再生時間をずらして多チャンネルで再生する
ことによって、いわゆるVOD(Video On Demand)や
NVOD(Near VideoOn Demand)等のシステムを構築
するといったように、多様な使用形態に対応可能である
マルチチャンネルビデオサーバを実現することが可能と
なっている。
【0006】このようなビデオサーバに用いられるデー
タ記録再生装置には、1988年にDavid A. Patterson
らにより発表された論文である“A Case for Redundant
Arrays of Inexpensive Disks(RAID), ACM SIGMOND Co
nference, Chicago, III, Jun.1-3, 1988”において提
唱されている複数のHDからなるハードディスクドライ
ブ(以下、HDDと記す。)をさらに複数台用いて構成
されるRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Di
sks)技術が用いられている。
【0007】この論文中でRAIDは、RAID−1乃
至RAID−5の5つに分類されている。RAID−1
は、2つのHDDに同一の内容を書き込むいわゆるミラ
ード・ディスクと呼ばれる方式である。また、RAID
−2及びRAID−3は、入力データを一定の長さに分
割して複数のHDDに記録する方式である。RAID−
2は、エラー訂正符号としてハミング符号を用いる。一
方、RAID−3は、各HDDの互いに対応するデータ
ブロックの排他的論理和であるパリティデータを生成し
て他の1台のHDDに書き込む。さらに、RAID−4
及びRAID−5は、データの分割単位であるブロック
を大きくし、1つの分割データをデータブロックとして
1つのHDDに記録するとともに、各HDDの互いに対
応するデータブロックの排他的論理和をとった結果であ
るパリティデータをパリティブロックとしてHDDに記
録する方式である。RAID−4は、パリティブロック
を同一のHDDに書き込む。一方、RAID−5は、パ
リティブロックを複数のHDDに分散して書き込む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、放送局にお
いて素材データを送出する際に、符号化装置がビデオサ
ーバに外付けされる記録再生システムが用いられること
がある。このような記録再生システムの概略構成を図6
に示す。なお、図6では、復号装置もビデオサーバに外
付けされるものとして示している。
【0009】図6に示すように、符号化装置200は、
映像・音声データを入力し、例えば映像データをMPE
G2(Moving Picture Experts Group 2)方式により圧
縮符号化し、音声データをMPEGオーディオ方式で圧
縮符号化する。符号化装置200の圧縮符号化により生
成された圧縮データは、多重化された後、トランスポー
トストリームとしてビデオサーバ210に出力される。
【0010】ビデオサーバ210は、圧縮データのトラ
ンスポートストリームを入力し、図示しないHDDに記
録する。
【0011】記録された映像・音声データを再生する際
には、ビデオサーバ210は、圧縮データのトランスポ
ートストリームを図示しないHDDから読み出し、復号
装置220に出力する。
【0012】復号装置220は、圧縮データのトランス
ポートストリームを入力し、MPEG方式の復号処理を
施した後、映像・音声データとして外部に出力する。
【0013】このような記録再生システムで映像・音声
データを記録する際には、符号化装置200における符
号化処理が連続して行われており、ビデオサーバ210
側での記録の開始及び/又は停止は、GOP(Group Of
Pictures)単位でしか行えなかった。
【0014】以下、具体的に説明する。符号化装置20
0から出力されるトランスポートストリームのうち、映
像データを抜き出すと図7のようになる。ここで、図7
における1コマは、1フレームを示し、15フレームで
1GOPを構成している。
【0015】図中フレームaから記録を開始し、フレー
ムbで記録を停止しようとする場合を考える。ビデオサ
ーバ210は、GOP毎の先頭にある図示しないヘッダ
を認識して記録を開始するため、GOPの途中であるフ
レームaから記録を開始することができず、実際には、
次のGOPの最初のフレームa’から記録が開始され
る。
【0016】また、ビデオサーバ210は、GOP毎の
先頭にある図示しないヘッダの情報に基づいて記録を停
止するため、GOPの途中であるフレームbで記録を停
止することができず、実際には、そのGOPの最後のフ
レームb’で記録が停止される。
【0017】したがって、フレームaからフレームbま
で記録しようとした場合であっても、実際には、図中斜
線部のフレームa’からフレームb’まで記録されてい
た。
【0018】このように、従来、ビデオサーバ210
は、外付けされた符号化装置200から入力した映像・
音声データの記録の開始、停止を制御することができな
かった。
【0019】さらに、従来、ビデオサーバ210は、記
録の開始がClosed GOPではないため、記録の
先頭2フレームが再生時にブロックノイズとなってしま
うという問題があった。
【0020】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、映像・音声データをフレーム単
位で記録制御可能とする記録装置及びその方法、記録装
置に外付けされ、記録装置による制御の下に映像・音声
データをフレーム単位で符号化する符号化装置及びその
方法、並びに上記記録装置と上記符号化装置とを備える
符号化データ記録システム及びその方法を提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係る記録装置は、映像データ及び/又
は音声データを記録する記録装置であって、外部に接続
された符号化装置に対して符号化の開始及び/又は停止
を制御する制御信号を出力する制御手段と、符号化装置
において符号化された映像データ及び/又は音声データ
が記録される記録媒体とを備えるものである。
【0022】ここで、記録装置は、予め割り当てられた
タイムスロット内で入力された映像データ及び/又は音
声データに所定の処理を施してノンリニアアクセスが可
能な記録媒体に記録する記録手段を備える。
【0023】このような記録装置は、外部に接続された
符号化装置における符号化の開始及び/又は停止を制御
することで、映像データ及び/又は音声データのうち所
望の範囲のみを記録する。
【0024】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る記録方法は、映像データ及び/又は音声デー
タを記録媒体に記録する記録方法であって、外部に接続
された符号化装置に対して符号化の開始を制御する制御
信号が出力される符号化開始工程と、符号化装置におい
て符号化された映像データ及び/又は音声データが記録
媒体に記録される記録工程と、符号化装置へ符号化の停
止を制御する制御信号が出力される符号化停止工程とを
有するものである。
【0025】ここで、記録工程では、予め割り当てられ
たタイムスロット内で入力された映像データ及び/又は
音声データに所定の処理が施されてノンリニアアクセス
が可能な記録媒体に記録される。
【0026】このような記録方法では、外部に接続され
た符号化装置における符号化の開始及び/又は停止を制
御することで、映像データ及び/又は音声データのうち
所望の範囲のみが記録される。
【0027】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る符号化装置は、映像データ及び/又は音声デ
ータを符号化し、符号化した映像データ及び/又は音声
データを外部に接続された記録装置に出力する符号化装
置であって、映像データ及び/又は音声データの符号化
を行う符号化手段と、符号化手段を制御する制御手段と
を備えており、制御手段は、記録装置から供給される制
御信号に応じて、符号化手段における符号化の開始及び
/又は停止を制御するものである。
【0028】ここで、符号化装置は、符号化手段におい
て符号化された映像データ及び/又は音声データを多重
化する多重化手段を備える。
【0029】このような符号化装置は、記録装置の外部
に接続され、記録装置から供給された制御信号に応じ
て、符号化の開始及び/又は停止を制御する。
【0030】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る符号化方法は、映像データ及び/又は音声デ
ータを符号化し、符号化した映像データ及び/又は音声
データを外部の記録装置に出力する符号化方法であっ
て、記録装置から供給される符号化開始の制御信号に応
じて符号化が開始される符号化開始工程と、映像データ
及び/又は音声データの符号化が行われる符号化工程
と、記録装置から供給される符号化停止の制御信号に応
じて符号化が停止される符号化停止工程とを有するもの
である。
【0031】ここで、符号化方法は、符号化工程にて符
号化された映像データ及び/又は音声データが多重化さ
れる多重化工程を有する。
【0032】このような符号化方法では、記録装置から
供給された制御信号に応じて、符号化の開始及び/又は
停止が制御される。
【0033】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る符号化データ記録システムは、映像データ及
び/又は音声データを符号化して記録する符号化データ
記録システムであって、映像データ及び/又は音声デー
タを符号化する符号化装置と、符号化装置の外部に接続
され、符号化装置において符号化された映像データ及び
/又は音声データを記録媒体に記録する記録装置とを備
え、記録装置は、映像データ及び/又は音声データを符
号化する符号化装置における符号化の開始及び/又は停
止を制御する制御信号を符号化装置に出力し、符号化装
置は、制御信号に応じて符号化の開始及び/又は停止を
制御するものである。
【0034】ここで、符号化データ記録システムにおい
て記録媒体は、ノンリニアアクセスが可能なものであ
り、記録装置は、予め割り当てられたタイムスロット内
で入力された映像データ及び/又は音声データに所定の
処理を施して記録媒体に記録する。
【0035】また、符号化装置は、符号化された映像デ
ータ及び/又は音声データを多重化する。
【0036】このような符号化データ記録システムで
は、記録装置は、映像データ及び/又は音声データを符
号化する符号化装置における符号化の開始及び/又は停
止を制御する制御信号を符号化装置に出力し、符号化装
置は、制御信号に応じて符号化を制御する。
【0037】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る符号化データ記録方法は、映像データ及び/
又は音声データを符号化して記録する符号化データ記録
方法であって、映像データ及び/又は音声データを符号
化する符号化装置が、外部に接続された記録装置から供
給される符号化の開始を制御する制御信号に応じて符号
化を開始する符号化開始工程と、記録装置が符号化装置
において符号化された映像データ/又は音声データを記
録媒体に記録する記録工程と、符号化装置が記録装置か
ら供給される符号化の停止を制御する制御信号に応じて
符号化を停止する符号化停止工程とを有するものであ
る。
【0038】ここで、記録媒体は、ノンリニアアクセス
が可能なものであり、記録装置は、予め割り当てられた
タイムスロット内で入力された映像データ及び/又は音
声データに所定の処理を施して記録媒体に記録する。
【0039】また、符号化データ記録方法では、符号化
装置において符号化された映像データ及び/又は音声デ
ータが多重化される。
【0040】このような符号化データ記録方法では、映
像データ及び/又は音声データを符号化する符号化装置
が、外部に接続された記録装置から供給される符号化の
開始を制御する制御信号に応じて符号化を開始し、記録
装置が符号化装置において符号化された映像データ及び
/又は音声データを記録媒体に記録し、符号化装置が記
録装置から供給される符号化の停止を制御する制御信号
に応じて符号化を停止する。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0042】この実施の形態は、映像データ及び/又は
音声データ(以下、映像・音声データと記す。)の記録
及び/又は再生(以下、記録再生と記す。)する記録再
生システムにおけるものであり、この記録再生システム
は、映像・音声データの記録再生を行うA/V(Audio/
Video)サーバが外部に接続された符号化装置における
符号化を制御する点に特徴を有する。
【0043】図1に概略構成を示す記録再生システム1
は、符号化装置10と、復号装置20と、A/Vサーバ
30とを備えており、符号化装置10と復号装置20と
は、A/Vサーバ30に外付けされている。なお、図1
において実線の矢印は、データ線を表し、破線の矢印
は、制御線を表す。
【0044】符号化装置10は、A/Vサーバ30の制
御の下、入力した映像・音声データを所定のフォーマッ
トに符号化する。符号化処理の詳細は後述するが、簡単
には、入力した映像データをMPEG2(Moving Pictu
re Experts Group 2)方式で圧縮符号化し、音声データ
をMPEGオーディオ方式で圧縮符号化する。圧縮符号
化された映像・音声データは、多重化され、トランスポ
ートストリームとしてA/Vサーバ30に出力される。
なお、入力する映像データは、標準解像度(Standard D
efinition;SD)ビデオ信号であっても、高解像度(High
Definition;HD)ビデオ信号であっても構わない。
【0045】A/Vサーバ30は、詳細は後述するが、
符号化装置10における符号化を制御する。また、A/
Vサーバ30は、符号化装置10で圧縮符号化された映
像・音声データを入力し、図示しない記録媒体に記録す
る。
【0046】映像・音声データの再生要求があると、A
/Vサーバ30は、図示しない記録媒体から映像・音声
データを読み出し、復号装置20に出力する。
【0047】復号装置20は、A/Vサーバ30からの
映像・音声データを入力し、所定の復号処理を施して外
部に出力する。
【0048】以上のようにして、記録再生システム1
は、映像・音声データを記録再生する。
【0049】次に、符号化装置10における符号化処理
の詳細について説明する。符号化装置10は、図2に示
すように、入力した映像データをMPEG2方式で圧縮
符号化する映像符号化部11と、入力した音声データを
MPEGオーディオ方式で圧縮符号化する音声符号化部
12と、圧縮符号化された映像データを一時的に保存す
る映像バッファ13と、圧縮符号化された音声データを
一時的に保存する音声バッファ14と、映像バッファ1
3及び音声バッファ14から映像データ及び音声データ
を読み出し、多重化する多重化部15と、多重化された
映像・音声データをトランスポートストリームに符号化
するトランスポートストリーム符号化部16と、符号化
装置10の各部を制御する制御部17とを備える。
【0050】この符号化装置10は、以下のようにして
符号化処理を行う。映像符号化部11と音声符号化部1
2には、それぞれ映像データ、音声データが入力され
る。
【0051】所望の時点でA/Vサーバ30から制御部
17に符号化開始信号が出力されると、制御部17の制
御により、映像符号化部11及び音声符号化部12は、
それぞれ映像データ、音声データの符号化を開始する。
すなわち、上述したように映像データについてはMPE
G2方式で圧縮符号化し、音声データについてはMPE
Gオーディオ方式で圧縮符号化する。
【0052】符号化された映像データ、音声データは、
それぞれ映像バッファ13、音声バッファ14に出力さ
れる。
【0053】その後、所望の時点でA/Vサーバ30か
ら制御部17に符号化停止信号が出力されると、制御部
17の制御により、映像符号化部11及び音声符号化部
12は、それぞれ映像データ、音声データの符号化を停
止する。
【0054】映像バッファ13及び音声バッファ14
は、それぞれ入力された映像データ、音声データを一時
的に保存する。
【0055】多重化部15は、映像バッファ13及び音
声バッファ14からそれぞれ映像データ、音声データを
読み出し、所定のフォーマットに従って多重化する。多
重化された映像・音声データは、トランスポートストリ
ーム符号化部16に供給される。
【0056】トランスポートストリーム符号化部16
は、多重化された映像・音声データを入力し、トランス
ポートストリームに符号化する。符号化されたトランス
ポートストリームは、A/Vサーバ30に出力される。
【0057】符号化装置10は、以上のように、A/V
サーバ30による制御に応じて、任意の時点で符号化を
開始及び/又は停止することができる。
【0058】続いて、A/Vサーバ30の詳細な構成を
説明する。図3に内部回路の構成を示すA/Vサーバ3
0は、入力処理部である記録ポート40と、出力処理部
である再生ポート50と、制御部60と、コントロール
パネル70と、タイミングマネージャ(Timing Manage
r)80と、ファイルマネージャ(File Manager)90
と、複数の記録媒体であるHDD(Hard Disk Drive)
110,110,・・・,110n−3,110
n−2,110n−1,110(nは、任意の整数)
を有するHDDアレイ(HDD Array)100とを備え
ている。
【0059】また、A/Vサーバ30は、記録ポート4
0、再生ポート50の各ポートと、HDDアレイ100
との間のデータ転送のためのバス120を備えている。
A/Vサーバ30は、このように1つの入力処理部及び
1つの出力処理部を有しており、2系統の入出力処理を
行うことができる。なお、記録ポート及び再生ポート
は、複数有していても構わない。
【0060】記録ポート40は、入力端子44から入力
した信号をHDDアレイ100に記録等するための処理
を行う入力処理部として機能する。この記録ポート10
は、シリアル−パラレル変換処理部(以下、S/Pと記
す。)41と、一時記憶手段であるバッファ42と、C
PU43とを備えている。
【0061】S/P41は、符号化装置10から入力し
た圧縮データをHDD110,110,・・・,1
10n−3,110n−2,110n−1,110
それぞれに書き込むことができるように、シリアル−パ
ラレル変換を行う。このS/P41によりシリアル−パ
ラレル変換がなされて得られた各データは、後段のバッ
ファ42に随時供給される。
【0062】バッファ42は、S/P41から出力され
てくる各データを一時的に格納し、例えば各データをバ
ス120に時分割多重して送り出すために使用されるも
のである。バッファ42は、図示しないが、S/P41
から出力されてくる各データを個別に保持するように構
成されている。バッファ42は、S/P41からの各デ
ータを随時入力するとともに、図示しないタイムスロッ
ト発生回路からのタイムスロットがCPU43に割り当
てられると、このCPU43の制御のもとに、バッファ
リングしているデータをバス120に出力する。CPU
43は、バッファ42にバッファリングされているデー
タのバス120への出力のタイミングを制御することで
データを記録させる。
【0063】ここで、バス120は、PCI(Peripher
al Component Interconnect)バスと呼ばれるものであ
り、S/P41でシリアル−パラレル変換された各デー
タを伝送する。バッファ42から出力された各データ
は、バス120を介してHDDアレイ100に送信され
る。また、バッファ42の後段には、図示しないバス出
力処理部が設けられ、バッファ42から出力された各デ
ータには、バス120の伝送フォーマットにしたがうよ
うに、例えばHDD110,110,・・・,11
n−3,110n−2,110n−1,110への
書き込みを指示するコマンド等が重畳される。
【0064】CPU43は、例えば後述するコントロー
ルパネル70からバス120を介して送信されてくる外
部コマンド等の制御信号に基づいて、記録ポート40の
各部を制御する機能を有する。また、CPU43は、与
えられた制御信号を必要に応じて制御部60の有するC
PU61に転送する。さらにCPU43は、タイムスロ
ット発生回路により割り当てられたタイムスロットに基
づいて、バッファ42に保持されているデータの出力を
制御する。
【0065】このような記録ポート40は、映像データ
と、4チャンネル又は8チャンネルの音声データとを入
力することができる。
【0066】また、再生ポート50は、HDDアレイ1
00に記録されていたデータを外部へ出力するための処
理を行う出力処理部として機能するものであり、記憶手
段であるバッファ51と、パラレル−シリアル変換処理
部(以下、P/Sと記す。)52と、CPU53とを備
えている。
【0067】バッファ51は、HDDアレイ100から
バス120を介してパラレルに送られてくる各データを
一時的に格納する。バッファ51は、ここでは図示しな
いが、HDDアレイ100からパラレルに出力されてく
る各データを個別に保持するように構成されている。バ
ッファ51は、タイムスロット発生回路からのタイムス
ロットがCPU53に割り当てられると、このCPU5
3の制御のもとに、HDDアレイ100からデータを読
み出して入力する。
【0068】ここで、HDDアレイ100から送られて
くる各データには、バス120の伝送フォーマットにし
たがうように、例えば上述したHDD110,110
,・・・,110n−3,110n−2,110
n−1,110への書き込みを指示するコマンドに対
するステータスが重畳されている。このようなデータ
は、上述したバス120により伝送される。そのため、
A/Vサーバ30においては、割り当てられたタイムス
ロットに基づいてデータを伝送することで、入力系のデ
ータと出力系のデータとが衝突するといったエラーを引
き起こす要因がなく、データの記録再生を同時に行うよ
うにみなすことができる。バッファ51に入力されたデ
ータは、このバッファ51によりバッファリングされた
後、後段のP/S52に供給される。
【0069】P/S52は、バッファ51から入力した
パラレルデータをシリアルデータに変換する。このP/
S52によりパラレル−シリアル変換がなされて得られ
たデータは、出力端子54を介して復号装置20に供給
される。
【0070】CPU53は、バス120を介して送信さ
れてくる外部コマンド等の制御信号に基づいて、再生ポ
ート50の各部を制御する機能を有する。また、CPU
53は、タイムスロット発生回路により割り当てられた
タイムスロットに基づいて、バス120の使用権を獲得
し、バッファ51にデータを入力するように制御する。
【0071】このような再生ポート50は、映像データ
と、4チャンネル又は8チャンネルの音声データとを出
力することができる。
【0072】制御部60は、CPU61を備える。CP
U61は、A/Vサーバ30における各部のCPUを制
御する。また、CPU61は、出力端子62を介して符
号化装置10に上述したような符号化開始信号、符号化
停止信号を出力し、符号化装置10における符号化の開
始及び/又は停止を制御する。この符号化開始信号及び
符号化停止信号は、ユーザが例えば後述するコントロー
ルパネル70において入力した映像・音声データのうち
の記録する範囲のタイムコードに応じて出力される。
【0073】コントロールパネル70は、例えば、デー
タの入出力を行うポートを選択する際にユーザが操作す
る各種スイッチ等を備える。コントロールパネル70
は、ユーザに操作されることによって、対応した制御信
号等を発生する。具体的には、コントロールパネル70
は、ユーザが各種スイッチ等を操作することにより記録
ポート40、再生ポート50、外部に接続されているV
TR等を選択すると、選択されたポート又はVTRに対
して制御信号を出力する。この制御信号は、後述するタ
イミングマネージャ80を介してバス120へと送ら
れ、このバス120により伝送されて各ポートが備える
CPUに入力される。制御信号が送られた各ポート又は
VTRは、この制御信号の内容に応じた動作を行う。
【0074】タイミングマネージャ80は、ビデオの同
期信号に基づいてタイミングをとり、バス120を管理
するものである。このタイミングマネージャ80は、タ
イミングパルスを発生させるタイミングパルス発生器8
1と、コントロールパネル70とのインターフェースで
あるインターフェース(I/F)82と、各部を制御す
るCPU83とを備えており、外部から入力されるビデ
オ同期信号に基づいて、CPU83がタイミングパルス
発生器81を制御してタイミングパルスを発生させ、バ
ス120に送信する。タイミングマネージャ80は、こ
のタイミングパルスに基づいてバス120を管理する。
【0075】ファイルマネージャ90は、後述するHD
D110,110,・・・,110n−3,110
n−2,110n−1,110におけるファイルの記
録領域を示すファイル管理情報を保持し、このファイル
管理情報に基づいてファイルの管理を行うファイル管理
部91と、例えばインターネット等の外部のネットワー
クに接続され、外部のネットワークとの間でデータの入
出力を行うネットワークドライバ92と、各部を制御す
るCPU93とを備える。ファイルマネージャ90は、
CPU93の制御のもとに、後述するHDDアレイ10
0に記録されたデータの管理を行う。例えば、ファイル
マネージャ90は、あるファイルがHDD110,1
10,・・・,110n−3,110n−2,110
n−1,110に記録されたときに、これらのHDD
110,110,・・・,110n−3,110
n−2,110n−1,110上のどのアドレスにフ
ァイルが記録されたかを示す情報を用いて、HDDアレ
イ100に記録されたデータの管理を行う。
【0076】HDDアレイ100は、各種データを格納
及び管理するものである。HDDアレイ100は、複数
のHDD110,110,・・・,110n−3
110n−2,110n−1,110に接続され、こ
れらのHDD110,110,・・・,110
n−3,110n−2,110n−1,110に対し
て各種データを記憶させるとともに、これらのHDD1
10,110,・・・,110n−3,110
n−2,110n−1,110に記録されているデー
タの管理を行う。HDDアレイ100は、バッファ10
1と、映像・音声データ書き込み/読み出し処理部(V
/A)102と、CPU103とを備える。
【0077】バッファ101は、バス120との間での
データを転送を行うときに、一時的にデータを記憶す
る。例えば、HDD110,110,・・・,11
n− ,110n−2,110n−1,110から
のデータは、このバッファ101においてバッファリン
グされた後、バス120に出力される。
【0078】映像・音声データ書き込み/読み出し処理
部102は、HDD110,110,・・・,11
n−3,110n−2,110n−1,110に対
して映像・音声データの書き込み及び読み出し処理を行
う。映像・音声データ書き込み/読み出し処理部102
は、具体的には、HDD110,110,・・・,
110n−3,110n−2,110n−1,110
の中から所望のHDDを選択して、バッファ101から
入力された映像・音声データを書き込むとともに、所望
のHDDから映像・音声データを読み出してバッファ1
01に出力する。
【0079】CPU103は、HDDアレイ100の各
部を制御する。
【0080】このようなHDDアレイ100は、例え
ば、放送業務用として記録されるべきデータが確実に記
録されるとともに、記録されているデータが確実に再生
されるように冗長性を持たせてあり、いわゆるRAID
(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成をと
る。映像・音声データが記録されるHDD110,1
10,・・・,110n−3,110n−2は、RA
ID−3の構成、すなわち、データを複数のディスクに
分けて並行転送することで転送性能を高め、さらにパリ
ティディスクを設けた構成をとる。
【0081】このA/Vサーバ30は、以下のようにし
て、符号化装置10より入力されたデータを記録する。
【0082】すなわち、A/Vサーバ30においては、
符号化装置10で圧縮符号化され、入力端子44に入力
されたデータは、記録ポート40のS/P41によりパ
ラレルデータに変換され、バッファ42でバッファリン
グされる。そして、バッファリングされているデータ
は、タイムスロット発生回路からCPU43に割り当て
られたタイムスロットの期間に、CPU43によりバス
120への出力が制御され、HDDアレイ100へ転送
される。
【0083】HDDアレイ100に転送されてきたデー
タは、バッファ101にてバッファリングされ読み出さ
れる。そして、バッファ101から読み出された映像・
音声データは、映像・音声データ書き込み/読み出し処
理部102に入力される。映像・音声データ書き込み/
読み出し処理部102は、入力された映像・音声データ
を所定の単位で分割するとともに、パリティデータを求
め、分割したデータ及びパリティデータをHDD110
,110,・・・,110n−3,110 n−2
110n−1,110に記録する。
【0084】一方、A/Vサーバ30は、以下のように
して、HDD110,110,・・・,110
n−3,110n−2,110n−1,110に記録
されているデータを復号装置20に出力する。
【0085】すなわち、A/Vサーバ30においては、
再生ポート50が、タイムスロット発生回路により割り
当てられたタイムスロットの期間にHDDアレイ100
にアクセスし、HDDアレイ100に対して、データの
再生を要求する。HDDアレイ100では、映像・音声
データ書き込み/読み出し処理部102が、HDD11
,110,・・・,110n−3,11
n−2,110n−1,110に分割されて記録さ
れているデータとパリティデータとを読み出し、分割さ
れたデータを単一化するとともに、パリティデータに基
づいてエラー検出及びエラー訂正を行い、映像データを
再生する。再生された映像・音声データは、バッファ1
01でバッファリングされた後、バス120を介して、
再生ポート50に転送される。
【0086】HDDアレイ100から出力されたデータ
は、バス120を介して再生ポート50のバッファ51
に入力される。バッファ51に入力したデータは、この
バッファ51でバッファリングされた後、P/S52に
てシリアルデータに変換される。このシリアルデータ
は、出力端子54へと供給され、復号装置20に出力さ
れる。
【0087】このようにして、A/Vサーバ30は、内
部素材を復号装置20に出力することができる。
【0088】A/Vサーバ30から出力されたシリアル
データは、復号装置20において所定の復号処理を施さ
れる。復号装置20は、復号後の映像・音声データを外
部に出力する。
【0089】続いて、記録再生システム1における符号
化処理の制御動作についてのフローチャートを図4に示
す。先ず、ステップS1においてA/Vサーバ30での
映像・音声データの記録を開始するか否かが判定され
る。ステップ1において、記録を開始しない場合は、記
録を開始する時点に達するまでステップS1の判定を繰
り返す。ステップS1において、記録を開始する場合
は、ステップS2へ進む。
【0090】ステップS2において、A/Vサーバ30
は、所望の時点で符号化開始信号を生成して、符号化装
置10に出力する。この符号化開始信号により、ステッ
プS3において符号化が開始される。
【0091】続いてステップS4において、符号化され
た映像・音声データの記録が開始され、上述したように
A/Vサーバ30のHDD110,110,・・
・,110n−3,110n−2,110n−1,11
に記録される。
【0092】ステップS5において、記録を停止するか
否かが判断され、停止しない場合は、引き続き記録媒体
への記録を行う。記録を停止する場合には、ステップS
6に進む。
【0093】ステップS6では、A/Vサーバ30は、
符号化停止信号を生成し、符号化装置10に出力する。
この符号化停止信号により、ステップS7において符号
化が停止される。
【0094】最後にステップS8において、A/Vサー
バ30への記録が停止される。
【0095】以上のようにして、符号化装置10におけ
る符号化が制御される。
【0096】記録再生システム1では、このように符号
化装置10における符号化が制御されることで、映像・
音声データのうち所望の範囲のみを記録することができ
る。すなわち、例えば図5に示すようなトランスポート
ストリームの映像データ部分において、A/Vサーバ3
0がフレームAからフレームBまで記録しようとする場
合、符号化装置10は、フレームAの時点で符号化開始
信号が供給され、フレームBの時点で符号化停止信号が
供給される。これにより、符号化装置10は、フレーム
AからフレームBまでの範囲のみを符号化する。なお、
図5では、15フレームで1GOP(Group Of Picture
s)を構成するものとしているが、このフレーム数に限
定されないのは勿論である。
【0097】A/Vサーバ30は、このように符号化さ
れた映像・音声データを入力することで、記録する映像
・音声データをフレーム単位で制御することができる。
【0098】また、符号化装置10を制御してトランス
ポートストリームの先頭から記録させることで、Clo
sed GOPとなり、再生時にブロックノイズが発生
するのを防ぐことができる。
【0099】なお、本発明は上述した実施の形態のみに
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
【0100】例えば、上述の説明では、符号化装置にお
いて、映像データについてはMPEG2方式で圧縮符号
化し、音声データについてはMPEGオーディオ方式で
圧縮符号化したが、それぞれ他の圧縮符号化方式であっ
ても構わない。音声信号については、非圧縮音声信号で
あっても構わない。
【0101】また、上述の説明では、映像・音声データ
をハードディスクに記録していたが、これに限定される
ものではなく、光ディスク等の他の記録媒体であっても
構わない。
【0102】また、上述の説明では、復号装置は、A/
Vサーバに外付けされるものとして説明したが、A/V
サーバに内蔵されるものであっても構わない。
【0103】また、上述の説明では、符号化装置のスト
リーム出力としてトランスポートストリームを用いた
が、プログラムストリーム等の他のストリームであって
も構わない。
【0104】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
記録装置は、映像データ及び/又は音声データを記録す
る記録装置であって、外部に接続された符号化装置に対
して符号化の開始及び/又は停止を制御する制御信号を
出力する制御手段と、符号化装置において符号化された
映像データ及び/又は音声データが記録される記録媒体
とを備えるものである。
【0105】ここで、記録装置は、予め割り当てられた
タイムスロット内で入力された映像データ及び/又は音
声データに所定の処理を施してノンリニアアクセスが可
能な記録媒体に記録する記録手段を備える。
【0106】このような記録装置によっては、外部に接
続された符号化装置へ符号化の開始及び/又は停止を制
御する制御信号を出力することで、映像データ及び/又
は音声データのうち所望の範囲を記録することができ
る。
【0107】また、本発明に係る記録方法は、映像デー
タ及び/又は音声データを記録媒体に記録する記録方法
であって、外部に接続された符号化装置に対して符号化
の開始を制御する制御信号が出力される符号化開始工程
と、符号化装置において符号化された映像データ及び/
又は音声データが記録媒体に記録される記録工程と、符
号化装置へ符号化の停止を制御する制御信号が出力され
る符号化停止工程とを有するものである。
【0108】ここで、記録工程では、予め割り当てられ
たタイムスロット内で入力された映像データ及び/又は
音声データに所定の処理が施されてノンリニアアクセス
が可能な記録媒体に記録される。
【0109】このような記録方法によっては、外部に接
続された符号化装置へ符号化の開始及び/又は停止を制
御する制御信号が所望の時点で出力されることで、映像
データ及び/又は音声データのうち所望の範囲を記録す
ることができる。
【0110】また、本発明に係る符号化装置は、映像デ
ータ及び/又は音声データを符号化し、符号化した映像
データ及び/又は音声データを外部に接続された記録装
置に出力する符号化装置であって、映像データ及び/又
は音声データの符号化を行う符号化手段と、符号化手段
を制御する制御手段とを備えており、制御手段は、記録
装置から供給される制御信号に応じて、符号化手段にお
ける符号化の開始及び/又は停止を制御するものであ
る。
【0111】ここで、符号化装置は、符号化手段におい
て符号化された上記映像データ及び/又は上記音声デー
タを多重化する多重化手段を備える。
【0112】このような符号化装置によっては、記録装
置から符号化の開始及び/又は停止を制御する制御信号
が供給されることで、所望の範囲のみ符号化することが
できる。
【0113】また、本発明に係る符号化方法は、映像デ
ータ及び/又は音声データを符号化し、符号化した映像
データ及び/又は音声データを外部の記録装置に出力す
る符号化方法であって、記録装置から供給される符号化
開始の制御信号に応じて符号化が開始される符号化開始
工程と、映像データ及び/又は音声データの符号化が行
われる符号化工程と、記録装置から供給される符号化停
止の制御信号に応じて符号化が停止される符号化停止工
程とを有するものである。
【0114】ここで、符号化方法は、符号化工程にて符
号化された映像データ及び/又は音声データが多重化さ
れる多重化工程を有する。
【0115】このような符号化方法によっては、記録装
置から符号化の開始及び/又は停止を制御する制御信号
が供給されることで、所望の範囲のみ符号化することが
できる。
【0116】また、本発明に係る符号化データ記録シス
テムは、映像データ及び/又は音声データを符号化して
記録する符号化データ記録システムであって、映像デー
タ及び/又は音声データを符号化する符号化装置と、符
号化装置の外部に接続され、符号化装置において符号化
された映像データ及び/又は音声データを記録媒体に記
録する記録装置とを備え、記録装置は、映像データ及び
/又は音声データを符号化する符号化装置における符号
化の開始及び/又は停止を制御する制御信号を符号化装
置に出力し、符号化装置は、制御信号に応じて符号化の
開始及び/又は停止を制御するものである。
【0117】ここで、符号化データ記録システムにおい
て記録媒体は、ノンリニアアクセスが可能なものであ
り、記録装置は、予め割り当てられたタイムスロット内
で入力された映像データ及び/又は音声データに所定の
処理を施して記録媒体に記録する。
【0118】また、符号化装置は、符号化された映像デ
ータ及び/又は音声データを多重化する。
【0119】このような符号化データ記録システムによ
っては、記録装置は、映像データ及び/又は音声データ
を符号化する符号化装置における符号化の開始及び/又
は停止を制御する制御信号を所望の時点で符号化装置に
出力し、符号化装置は、制御信号に応じて符号化を制御
することで、映像データ及び/又は音声データのうち所
望の範囲のみを記録することができる。
【0120】また、本発明に係る符号化データ記録方法
は、映像データ及び/又は音声データを符号化して記録
する符号化データ記録方法であって、映像データ及び/
又は音声データを符号化する符号化装置が、外部に接続
された記録装置から供給される符号化の開始を制御する
制御信号に応じて符号化を開始する符号化開始工程と、
記録装置が符号化装置において符号化された映像データ
及び/又は音声データを記録媒体に記録する記録工程
と、符号化装置が記録装置から供給される符号化の停止
を制御する制御信号に応じて符号化を停止する符号化停
止工程とを有するものである。
【0121】ここで、記録媒体は、ノンリニアアクセス
が可能なものであり、記録装置は、予め割り当てられた
タイムスロット内で入力された映像データ及び/又は音
声データに所定の処理を施して記録媒体に記録する。
【0122】また、符号化データ記録方法では、符号化
装置において符号化された映像データ及び/又は音声デ
ータが多重化される。
【0123】このような記録システムの方法によって
は、記録装置は、映像データ及び/又は音声データを符
号化する符号化装置における符号化の開始及び/又は停
止を制御する制御信号を所望の時点で符号化装置に出力
し、符号化装置は、制御信号に応じて符号化を制御する
ことで、映像データ及び/又は音声データのうち所望の
範囲のみを記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における記録再生システムの概略
構成を説明する図である。
【図2】同記録再生システムにおける符号化装置の内部
構成を説明する図である。
【図3】同記録再生システムにおけるA/Vサーバの内
部回路構成を説明する図である。
【図4】同符号化装置における符号化制御の動作を説明
するフローチャートである。
【図5】同符号化装置において符号化される範囲を説明
する図である。
【図6】従来の記録再生システムの概略構成を説明する
図である。
【図7】従来の記録再生システムにおいて符号化装置で
符号化される部分とビデオサーバに記録される部分とを
説明する図である。
【符号の説明】
1 記録再生システム、 10 符号化装置、 11
映像符号化部、 12音声符号化部、 13 映像バッ
ファ、 14 音声バッファ、 15 多重化部、 1
6 トランスポートストリーム符号化部、 17 制御
部、 20復号装置、 30 A/Vサーバ、 40
記録ポート、 42.51,101バッファ、 43,
53,61,83,93,103 CPU、 50 再
生ポート、 60 制御部、 70 コントロールパネ
ル、 80 タイミングマネージャ、 90 ファイル
マネージャ、 91 ファイル管理部、 100HDD
アレイ、 110,110,・・・,11
n−3,110n−2,110n−1,110
DD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 豊 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA23 GA11 GB38 JA07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データ及び/又は音声データを記録
    する記録装置であって、 外部に接続された符号化装置に対して符号化の開始及び
    /又は停止を制御する制御信号を出力する制御手段と、 上記符号化装置において符号化された映像データ及び/
    又は音声データが記録される記録媒体とを備えることを
    特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 予め割り当てられたタイムスロット内で
    入力された上記映像データ及び/又は上記音声データに
    所定の処理を施してノンリニアアクセスが可能な上記記
    録媒体に記録する記録手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 映像データ及び/又は音声データを記録
    媒体に記録する記録方法であって、 外部に接続された符号化装置に対して符号化の開始を制
    御する制御信号が出力される符号化開始工程と、 上記符号化装置において符号化された上記映像データ及
    び/又は上記音声データが上記記録媒体に記録される記
    録工程と、 上記符号化装置へ符号化の停止を制御する制御信号が出
    力される符号化停止工程とを有することを特徴とする記
    録方法。
  4. 【請求項4】 上記記録工程では、予め割り当てられた
    タイムスロット内で入力された上記映像データ及び/又
    は上記音声データに所定の処理が施されてノンリニアア
    クセスが可能な上記記録媒体に記録されることを特徴と
    する請求項3記載の記録方法。
  5. 【請求項5】 映像データ及び/又は音声データを符号
    化し、符号化した上記映像データ及び/又は上記音声デ
    ータを外部に接続された記録装置に出力する符号化装置
    であって、 上記映像データ及び/又は上記音声データの符号化を行
    う符号化手段と、 上記符号化手段を制御する制御手段とを備えており、 上記制御手段は、上記記録装置から供給される制御信号
    に応じて、上記符号化手段における符号化の開始及び/
    又は停止を制御することを特徴とする符号化装置。
  6. 【請求項6】 上記符号化手段において符号化された上
    記映像データ及び/又は上記音声データを多重化する多
    重化手段を備えることを特徴とする請求項5記載の符号
    化装置。
  7. 【請求項7】 映像データ及び/又は音声データを符号
    化し、符号化した上記映像データ及び/又は上記音声デ
    ータを外部の記録装置に出力する符号化方法であって、 上記記録装置から供給される符号化開始の制御信号に応
    じて符号化が開始される符号化開始工程と、 上記映像データ及び/又は上記音声データの符号化が行
    われる符号化工程と、 上記記録装置から供給される符号化停止の制御信号に応
    じて符号化が停止される符号化停止工程とを有すること
    を特徴とする符号化方法。
  8. 【請求項8】 上記符号化工程にて符号化された上記映
    像データ及び/又は上記音声データが多重化される多重
    化工程を有することを特徴とする請求項7記載の符号化
    方法。
  9. 【請求項9】 映像データ及び/又は音声データを符号
    化して記録する符号化データ記録システムであって、 上記映像データ及び/又は上記音声データを符号化する
    符号化装置と、 上記符号化装置の外部に接続され、上記符号化装置にお
    いて符号化された上記映像データ及び/又は上記音声デ
    ータを記録媒体に記録する記録装置とを備え、 上記記録装置は、上記映像データ及び/又は上記音声デ
    ータを符号化する符号化装置における符号化の開始及び
    /又は停止を制御する制御信号を上記符号化装置に出力
    し、 上記符号化装置は、上記制御信号に応じて符号化の開始
    及び/又は停止を制御することを特徴とする符号化デー
    タ記録システム。
  10. 【請求項10】 上記記録媒体は、ノンリニアアクセス
    が可能なものであり、 上記記録装置は、予め割り当てられたタイムスロット内
    で入力された上記映像データ及び/又は上記音声データ
    に所定の処理を施して上記記録媒体に記録することを特
    徴とする請求項9記載の符号化データ記録システム。
  11. 【請求項11】 上記符号化装置は、符号化された上記
    映像データ及び/又は上記音声データを多重化すること
    を特徴とする請求項9記載の符号化データ記録システ
    ム。
  12. 【請求項12】 映像データ及び/又は音声データを符
    号化して記録する符号化データ記録方法であって、 上記映像データ及び/又は上記音声データを符号化する
    符号化装置が、外部に接続された記録装置から供給され
    る符号化の開始を制御する制御信号に応じて符号化を開
    始する符号化開始工程と、 上記記録装置が上記符号化装置において符号化された上
    記映像データ/又は上記音声データを記録媒体に記録す
    る記録工程と、 上記符号化装置が上記記録装置から供給される符号化の
    停止を制御する制御信号に応じて符号化を停止する符号
    化停止工程とを有することを特徴とする符号化データ記
    録方法。
  13. 【請求項13】 上記記録媒体は、ノンリニアアクセス
    が可能なものであり、 上記記録装置は、予め割り当てられたタイムスロット内
    で入力された上記映像データ及び/又は上記音声データ
    に所定の処理を施して上記記録媒体に記録することを特
    徴とする請求項12記載の符号化データ記録方法。
  14. 【請求項14】 上記符号化装置において符号化された
    上記映像データ及び/又は上記音声データが多重化され
    ることを特徴とする請求項12記載の符号化データ記録
    方法。
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CN103002321A (zh) * 2011-09-09 2013-03-27 株式会社东芝 视频服务器、影像收录方法及重构方法

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