JP2002271070A - 冷却ファンユニット - Google Patents

冷却ファンユニット

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JP2002271070A
JP2002271070A JP2001063936A JP2001063936A JP2002271070A JP 2002271070 A JP2002271070 A JP 2002271070A JP 2001063936 A JP2001063936 A JP 2001063936A JP 2001063936 A JP2001063936 A JP 2001063936A JP 2002271070 A JP2002271070 A JP 2002271070A
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JP
Japan
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frame
fan unit
cooling fan
main frame
cooling
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Pending
Application number
JP2001063936A
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English (en)
Inventor
Manabu Egawa
学 江川
Shinichi Maekawa
真一 前川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンユニットシャーシの重量を増加せず
に、ユニット全体の強度及び剛性を向上させた冷却ファ
ンユニットを提供する。 【解決手段】 前面パネル1cを有する枠状の主フレー
ム1aと、前記主フレーム1aの底面に設けられたサブ
フレーム1bとからなるファンユニットシャーシ1内
に、複数の冷却ファン2を収容し、かつ冷却ファン2の
枠体2a下面をサブフレーム1bに取付けた冷却ファン
ユニットであって、前面パネル1cの上面と冷却ファン
2の枠体2a上面及び主フレーム1aの上面間を連結手
段5により互いに連結したもので、ファンユニットシャ
ーシ1の断面が閉鎖型断面となって断面係数が増加する
ため、ファンユニットシャーシ1の板厚を厚くせずにユ
ニット全体の強度及び剛性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として電子機器装
置を冷却する冷却ファンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来稼働時発熱する電子機器装置には、
電子機器装置を冷却する冷却ファンが設けられており、
発熱量の多い電子機器装置には、複数の冷却ファンを組
合せた冷却ファンユニットが装着されている。
【0003】また従来の冷却ファンユニットは、例えば
図4ないし図6に示すように、枠状に形成されたファン
ユニットシャーシaを有していて、このファンユニット
シャーシa内に複数の冷却ファンbが収容されている。
【0004】前記冷却ファンbは、枠体cに取付けられ
た図示しない電動機の回転軸にファンdが取付けられた
構造で、電動機によりファンdを回転することにより、
ファンユニットシャーシaの上方から下方へ、また逆に
下方から上方へ冷却風を送風することにより、電子機器
装置を冷却するように構成されている。
【0005】またファンユニットシャーシaは図5及び
図6に示すように、角枠状の主フレームeと、この主フ
レームeの底部に設けられた格子状のサブフレームfよ
り構成されていて、サブフレームfの上面に、主フレー
ムe内に収容された冷却ファンbの枠体cがビスなどの
固着具(図示せず)により取付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の冷却
ファンユニットのように、主フレームeの底部にサブフ
レームfを設けて、このサブフレームf上に複数の冷却
ファンbを取付けたものでは、冷却ファンユニットの強
度がファンユニットシャーシaに依存しているため、冷
却ファンユニットの強度を上げるためには、主フレーム
eやサブフレームfの板厚を厚くしてファンユニットシ
ャーシa自体の剛性を上げる必要があり、その結果冷却
ファンユニットの重量が重くなって、電子機器装置の重
量増加を招くと共に、冷却ファンユニットの価格も高く
なるなどの問題がある。
【0007】また冷却ファンユニットの重量が重くなる
と、電子機器装置に取付ける構造が複雑となったり、冷
却ファンユニットの脱着作業に手間がかかると共に、自
重や地震などの振動により冷却ファンユニット自体が変
形しやすくなるため、電子機器装置に脱着できなくなっ
たり、冷却ファンユニットと電子機器装置を接続するコ
ネクタに無理な力が加わって接触不良を起こすなど、コ
ネクタの信頼性が損なわれるなどの問題もある。
【0008】本発明はかかる従来の問題点を改善するた
めになされたもので、ファンユニットシャーシの重量を
増加せずに、ユニット全体の強度及び剛性を向上させる
ことができる冷却ファンユニットを提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の冷却ファンユニットは、前面パネルを有する枠
状の主フレームと、主フレームの底面に設けられたサブ
フレームとからなるファンユニットシャーシ内に、複数
の冷却ファンを収容し、かつ冷却ファンの枠体下面をサ
ブフレームに取付けた冷却ファンユニットであって、前
面パネルの上面と冷却ファンの枠体上面及び主フレーム
の上面間を連結手段により互いに連結したものである。
【0010】前記構成により、ファンユニットシャーシ
の断面が閉鎖型断面となって断面係数が増加するため、
ファンユニットシャーシの板厚を厚くせずにユニット全
体の強度及び剛性を向上することができ、これによって
冷却ファンユニットの重量が増大することがないため、
電子機器装置への脱着作業が容易に行える上、電子機器
装置の軽量化が図れると共に、冷却ファンユニットの自
重や、地震などの振動によって冷却ファンユニット自体
が変形することがないので、電子機器装置への脱着が困
難になったり、冷却ファンユニットと電子機器装置を接
続するコネクタなどに無理な力が加わることがないない
ため、信頼性も向上する。
【0011】前記目的を達成するため本発明の冷却ファ
ンユニットは、連結手段を、前面パネルの上面と冷却フ
ァンの枠体上面間を連結する連結部材と、冷却ファンの
枠体上面と主フレームの上面間を連結する連結部材及び
各枠体の上面間を連結する連結部材とにより構成したも
のである。
【0012】前記構成により、簡単な構成で主フレーム
の上面と枠体の上面間および各枠体の上面間を強固に連
結することができると共に、連結手段を容易に製作する
ことができるため、安価に提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳述する。
【0014】図1は冷却ファンユニットの全体的な斜視
図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図1の
B−B線に沿う断面図である。
【0015】ファンユニットシャーシ1は、角枠状の主
フレーム1aと、この主フレーム1aの底部に一体に設
けられた格子状のサブフレーム1bより構成されてい
る。
【0016】主フレーム1aは複数基、例えば8基の冷
却ファン2を縦横に並べた状態で収容できる大きさに形
成されていて、前側が前面パネル1cとなっており、こ
の前面パネル1cには、図示しない電子機器装置へ冷却
ファンユニットを脱着する際把持する把手3が設けられ
ている。
【0017】冷却ファン2は、アルミダイキャストなど
により形成された枠体2aと、この枠体2aに取付けら
れた図示しない電動機及び電動機の回転軸に取付けられ
たファン2bから構成されていて、電動機によりファン
2bを回転することにより、枠体2aの上下方向に送風
できるようになっていると共に、枠体2aの下面が図示
しないビスなどの固着具でサブフレーム1bの上面に固
着されている。
【0018】一方主フレーム1aやサブフレーム1bの
板厚を厚くせずにユニット全体の強度及び剛性を上げる
ため、各冷却ファン2の枠体2a上面間及び枠体2aの
上面と主フレーム1aの上面間が連結手段5により互い
に連結されている。
【0019】連結手段5は、冷却ファン2の各枠体2a
間を連結する連結部材51と、枠体2aと前面パネル1
cを連結する連結部材52及び枠体2aと主フレーム1
aの後辺を連結する連結部材53より構成されている。
【0020】冷却ファン2の各枠体2a間を連結する連
結部材51は、ほぼ正方形状に形成されていて、4隅に
穿設された取付け孔5aより挿入したビスなどの固着具
6を、枠体2aの隅角部に穿設されたねじ孔2cに螺挿
することにより、各枠体2aの間を強固に連結してい
る。
【0021】また主フレーム1aの前面パネル1cと冷
却ファン2の枠体2aを連結する連結部材52は、前面
パネル1cの長さより短い帯状に形成されていて、両端
部が固着具6により前列の両側に位置する冷却ファン2
の枠体2aに固着されており、中間部の例えば2個所
が、前面パネル1cの上縁より突設された取付け片1d
に固着具6により固着されている。
【0022】主フレーム1aの後辺と冷却ファン2の枠
体2aを連結する連結部材53はほぼ凸形に形成されて
いて、長辺部が固着具6により主フレーム1aの後辺に
固着されており、短辺部が後列の中間部に位置する2基
の冷却ファン2の枠体2aに固着具6により固着されて
いる。
【0023】次に前記構成された冷却ファンユニットの
作用を説明すると、冷却ファンユニットは図1に示すよ
うにファンユニットシャーシ1内に複数の冷却ファン2
が組込まれた状態で図示しない電子機器装置に装着さ
れ、電子機器装置の稼働時発生する熱の冷却に供される
が、ファンユニットシャーシ1の主フレーム1a内に収
容された複数の冷却ファン2は、枠体2aの下面がサブ
フレーム1bに固着され、各枠体2aの上面間が連結部
材51で、枠体2aと前面パネル1cの上面間が連結部
材52で、そして枠体2aと主フレーム1aの後辺間が連
結部材52によりそれぞれ連結されていることにより、
ファンユニットシャーシ1の横方向の断面が閉鎖型断面
となって断面係数が増加するため、ファンユニットシャ
ーシ1の主フレーム1aやサブフレーム1bの板厚を厚
くせずにユニット全体の強度及び剛性を格段に向上させ
ることができるようになる。
【0024】これによって冷却ファンユニットの自重が
増加することがないので、電子機器装置への脱着作業が
容易になると共に、自重や地震などの振動により冷却フ
ァンユニット自体が変形することもない。
【0025】なを前記実施の形態では、主フレーム1a
とサブフレーム1bを一体に形成したが、別体に形成し
て適宜固着手段で固着一体化してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、前面パネ
ルを有する枠状の主フレームと、主フレームの底面に設
けられたサブフレームとからなるファンユニットシャー
シ内に、複数の冷却ファンを収容し、かつ冷却ファンの
枠体下面をサブフレームに取付けると共に、前面パネル
の上面と冷却ファンの枠体上面間及び主フレームの上面
間を連結手段により互いに連結したことから、ファンユ
ニットシャーシの断面が閉鎖型断面となって断面係数が
増加するため、ファンユニットシャーシの板厚を厚くせ
ずにユニット全体の強度及び剛性を向上することがで
き、これによって冷却ファンユニットの重量が増大する
ことがないため、電子機器装置への脱着作業が容易に行
えると共に、電子機器装置の軽量化が図れるようにな
る。
【0027】また冷却ファンユニットの自重や、地震な
どの振動によって冷却ファンユニット自体が変形するこ
とがないので、電子機器装置への脱着が困難になった
り、冷却ファンユニットと電子機器装置を接続するコネ
クタなどに無理な力が加わることがないないため、信頼
性も向上する。
【0028】さらに連結手段を、連結手段を、前面パネ
ルの上面と冷却ファンの枠体上面間を連結する連結部材
と、冷却ファンの枠体上面と主フレームの上面間を連結
する連結部材及び各枠体の上面間を連結する連結部材と
により構成したことから、簡単な構成で主フレームの上
面と枠体の上面間および各枠体の上面間を強固に連結す
ることができると共に、連結手段を容易に製作すること
ができるため、安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる冷却ファンユニット
の全体的な斜視図
【図2】図1のA−A線に沿う断面図
【図3】図1のB−B線に沿う断面図
【図4】従来の冷却ファンユニットを示す斜視図
【図5】図4のC−C線に沿う断面図
【図6】図4のD−D線に沿う断面図
【符号の説明】
1 ファンユニットシャーシ 1a 主フレーム 1b サブフレーム 1c 前面パネル 2 冷却ファン 2a 枠体 5 連結手段 51 連結部材 52 連結部材 53 連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面パネルを有する枠状の主フレーム
    と、前記主フレームの底面に設けられたサブフレームと
    からなるファンユニットシャーシ内に、複数の冷却ファ
    ンを収容し、かつ前記冷却ファンの枠体下面を前記サブ
    フレームに取付けた冷却ファンユニットであって、前記
    前面パネルの上面と前記冷却ファンの枠体上面及び前記
    主フレームの上面間を連結手段により互いに連結したこ
    とを特徴とする冷却ファンユニット。
  2. 【請求項2】 前記連結手段を、前記前面パネルの上面
    と前記冷却ファンの枠体上面間を連結する連結部材と、
    前記冷却ファンの枠体上面と前記主フレームの上面間を
    連結する連結部材及び前記各枠体の上面間を連結する連
    結部材とより構成してなる請求項1に記載の冷却ファン
    ユニット。
JP2001063936A 2001-03-07 2001-03-07 冷却ファンユニット Pending JP2002271070A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8513528B2 (en) 2009-10-07 2013-08-20 Fujitsu Limited Cable interconnection structure and electronic apparatus
US8717511B2 (en) 2009-10-07 2014-05-06 Fujitsu Limited Electronic apparatus

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US8513528B2 (en) 2009-10-07 2013-08-20 Fujitsu Limited Cable interconnection structure and electronic apparatus
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