JP2002269935A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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- JP2002269935A JP2002269935A JP2001068746A JP2001068746A JP2002269935A JP 2002269935 A JP2002269935 A JP 2002269935A JP 2001068746 A JP2001068746 A JP 2001068746A JP 2001068746 A JP2001068746 A JP 2001068746A JP 2002269935 A JP2002269935 A JP 2002269935A
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- Japan
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- stator core
- lead screw
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- seek motor
- chassis
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シークモータの外径によって装置の厚みが決
まってしまい、装置の薄型化の妨げとなっている。 【解決手段】 光ピックアップ2をシークするシークモ
ータ4′を、リードスクリュー3の外周に固定され、半
径方向に磁化されたマグネットロータ14、リードスク
リュー3の長手方向に直交する方向に配置され、マグネ
ットロータ14の外周をエアギャップを介して囲むよう
に中央部が略円形状に形成されたステータコア13で構
成する。また、ステータコアの円形状部から一定間隔を
置いて柱状部を形成し、この柱状部の周囲に励磁コイル
15を巻回する。
まってしまい、装置の薄型化の妨げとなっている。 【解決手段】 光ピックアップ2をシークするシークモ
ータ4′を、リードスクリュー3の外周に固定され、半
径方向に磁化されたマグネットロータ14、リードスク
リュー3の長手方向に直交する方向に配置され、マグネ
ットロータ14の外周をエアギャップを介して囲むよう
に中央部が略円形状に形成されたステータコア13で構
成する。また、ステータコアの円形状部から一定間隔を
置いて柱状部を形成し、この柱状部の周囲に励磁コイル
15を巻回する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクや
光ディスク等の情報記録媒体に情報を記録し、あるいは
再生する情報記録再生装置、特に、光ピックアップを移
送するシークモータに関するものである。
光ディスク等の情報記録媒体に情報を記録し、あるいは
再生する情報記録再生装置、特に、光ピックアップを移
送するシークモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のMD等の光ディスク記録再
生装置の構成を示す平面図、図6はその側面図である。
図中1は光ディスク、2は光ディスク1に情報を記録又
は再生する光ピックアップである。光ピックアップ2を
光ディスク1の半径方向に移送する手段としては、リー
ドスクリュー3と一体になったシークモータ4による駆
動方式が用いられている。また、5はシャーシ(筐
体)、6は光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向
に案内する主ガイドシャフト、7はガイド板、8は主ガ
イドシャフト6を支持するシャフト支持部材、9はラッ
ク板バネ、10はラック、11は光ディスク1を回転駆
動するスピンドルモータ、12はシャーシ5に形成され
た切り欠き部である。
生装置の構成を示す平面図、図6はその側面図である。
図中1は光ディスク、2は光ディスク1に情報を記録又
は再生する光ピックアップである。光ピックアップ2を
光ディスク1の半径方向に移送する手段としては、リー
ドスクリュー3と一体になったシークモータ4による駆
動方式が用いられている。また、5はシャーシ(筐
体)、6は光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向
に案内する主ガイドシャフト、7はガイド板、8は主ガ
イドシャフト6を支持するシャフト支持部材、9はラッ
ク板バネ、10はラック、11は光ディスク1を回転駆
動するスピンドルモータ、12はシャーシ5に形成され
た切り欠き部である。
【0003】この従来装置の駆動方式はシャーシ5上に
配置されたシークモータ4(主にステッピングモータ)
を駆動源としており、シークモータ4のシャフト(回転
軸)はそのまま一体となってリードスクリュー3が形成
されている。基本的に、光ピックアップ2を移送するに
は2本のガイドシャフトと1本のリードスクリューが必
要であるが、従来装置では主ガイドシャフト6と副ガイ
ドシャフトの代りにシャーシ5に一体的に形成されたガ
イド板7を用いている。主ガイドシャフト6はシャフト
支持部材8で両端がシャーシ5に支持されている。
配置されたシークモータ4(主にステッピングモータ)
を駆動源としており、シークモータ4のシャフト(回転
軸)はそのまま一体となってリードスクリュー3が形成
されている。基本的に、光ピックアップ2を移送するに
は2本のガイドシャフトと1本のリードスクリューが必
要であるが、従来装置では主ガイドシャフト6と副ガイ
ドシャフトの代りにシャーシ5に一体的に形成されたガ
イド板7を用いている。主ガイドシャフト6はシャフト
支持部材8で両端がシャーシ5に支持されている。
【0004】リードスクリュー3の回転運動はラック板
バネ9によりリードスクリュー3に押圧されたラック1
0によって光ピックアップ2の直線運動に変換される。
即ちラック10がラック板バネ9を介して光ピックアッ
プ2に固定されているので、リードスクリュー3の回転
角に応じて光ピックアップ2は光ディスク1の半径方向
に所定の距離だけ移動する。例えば、光ディスク1の再
生時は光ディスク1をスピンドルモータ11によって所
定の回転数だけ回転させ、光ディスク1のトラック上に
書き込まれた情報を光ピックアップ2で読み取りながら
光ディスク1の内周から外周まで自在に移動追従できる
ように光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向にシ
ークモータ4で間欠的に移送する。
バネ9によりリードスクリュー3に押圧されたラック1
0によって光ピックアップ2の直線運動に変換される。
即ちラック10がラック板バネ9を介して光ピックアッ
プ2に固定されているので、リードスクリュー3の回転
角に応じて光ピックアップ2は光ディスク1の半径方向
に所定の距離だけ移動する。例えば、光ディスク1の再
生時は光ディスク1をスピンドルモータ11によって所
定の回転数だけ回転させ、光ディスク1のトラック上に
書き込まれた情報を光ピックアップ2で読み取りながら
光ディスク1の内周から外周まで自在に移動追従できる
ように光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向にシ
ークモータ4で間欠的に移送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、図
5、図6で説明したようにコストダウンをするために部
品を削減し減速機構を用いないでステッピングモータに
より直接光ピックアップを駆動する方式がCD、MD等
のディスク装置で多く採用されている。しかしながら、
シークモータ4は図6に示すように円筒形状でシャーシ
5に切り欠き部12を設けてシャーシ5に食い込むよう
に取り付けられているが、光ピックアップ2やスピンド
ルモータ11の薄型化が進んできているので、装置の厚
みはシークモータ4の外径で決まってしまう。しかも、
多くの場合、必要とされるシークモータと他の部品は、
概ねこのような高さ関係となっているので、装置全体の
薄型化の妨げとなっていた。
5、図6で説明したようにコストダウンをするために部
品を削減し減速機構を用いないでステッピングモータに
より直接光ピックアップを駆動する方式がCD、MD等
のディスク装置で多く採用されている。しかしながら、
シークモータ4は図6に示すように円筒形状でシャーシ
5に切り欠き部12を設けてシャーシ5に食い込むよう
に取り付けられているが、光ピックアップ2やスピンド
ルモータ11の薄型化が進んできているので、装置の厚
みはシークモータ4の外径で決まってしまう。しかも、
多くの場合、必要とされるシークモータと他の部品は、
概ねこのような高さ関係となっているので、装置全体の
薄型化の妨げとなっていた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、薄型化を可能とし、しかも製造
が容易で安価に作製することが可能な情報記録再生装置
を提供することにある。
たもので、その目的は、薄型化を可能とし、しかも製造
が容易で安価に作製することが可能な情報記録再生装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、シャー
シ上に、ガイドシャフトに支持され、情報記録媒体に情
報を記録又は再生するための光ピックアップと、前記光
ピックアップを前記記録媒体の半径方向に移送するため
のシークモータ及び当該シークモータの回転軸に一体に
形成されたリードスクリューを含む移送手段とを備えた
情報記録再生装置において、前記シークモータは、前記
リードスクリューの外周に固定され、半径方向に磁化さ
れた少なくとも1つのマグネットロータと、前記リード
スクリューの長手方向に対し直交する方向に配置され、
前記マグネットロータの外周をエアギャップを介して囲
むように中央部が略円形状に形成されたステータコアと
を含み、前記ステータコアの前記円形状部から所定間隔
を置いて柱状部が形成されており、当該柱状部の周囲に
励磁コイルが巻回されていることを特徴とする情報記録
再生装置によって達成される。
シ上に、ガイドシャフトに支持され、情報記録媒体に情
報を記録又は再生するための光ピックアップと、前記光
ピックアップを前記記録媒体の半径方向に移送するため
のシークモータ及び当該シークモータの回転軸に一体に
形成されたリードスクリューを含む移送手段とを備えた
情報記録再生装置において、前記シークモータは、前記
リードスクリューの外周に固定され、半径方向に磁化さ
れた少なくとも1つのマグネットロータと、前記リード
スクリューの長手方向に対し直交する方向に配置され、
前記マグネットロータの外周をエアギャップを介して囲
むように中央部が略円形状に形成されたステータコアと
を含み、前記ステータコアの前記円形状部から所定間隔
を置いて柱状部が形成されており、当該柱状部の周囲に
励磁コイルが巻回されていることを特徴とする情報記録
再生装置によって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の情報
記録再生装置の一実施形態の構成を示す平面図、図2は
その側面図である。なお、図1、図2では図5、図6の
従来装置と同一部分は同一符号を付している。即ち、光
ディスク1、光ピックアップ2、リードスクリュー3、
シャーシ(筐体)5、主ガイドシャフト6、ガイド板
7、シャフト支持部8、ラック板バネ9、ラック10、
スピンドルモータ11は、いずれも図5、図6の従来装
置のものと同様である。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の情報
記録再生装置の一実施形態の構成を示す平面図、図2は
その側面図である。なお、図1、図2では図5、図6の
従来装置と同一部分は同一符号を付している。即ち、光
ディスク1、光ピックアップ2、リードスクリュー3、
シャーシ(筐体)5、主ガイドシャフト6、ガイド板
7、シャフト支持部8、ラック板バネ9、ラック10、
スピンドルモータ11は、いずれも図5、図6の従来装
置のものと同様である。
【0009】本実施形態では、シークモータ4′が従来
装置のシークモータ4と異なっていて、シークモータ
4′の構造に特徴を有するものである。図3はこのシー
クモータ4′の内部をわかりやすく示す斜視図、図4は
マグネットロータ及びステータコア部の断面図である。
以下、図1、図2と併わせてシークモータ4′の構造に
ついて詳細に説明する。なお、本実施形態ではマグネッ
トロータが2個の場合を例として説明する。
装置のシークモータ4と異なっていて、シークモータ
4′の構造に特徴を有するものである。図3はこのシー
クモータ4′の内部をわかりやすく示す斜視図、図4は
マグネットロータ及びステータコア部の断面図である。
以下、図1、図2と併わせてシークモータ4′の構造に
ついて詳細に説明する。なお、本実施形態ではマグネッ
トロータが2個の場合を例として説明する。
【0010】図中13−1,13−2はステータコアで
あり、それぞれ下側ステータコアと上側ステータコアを
組み合わせて2対4個のステータコアが設けられてい
る。下側ステータコアとは、図3、図4に示すようにシ
ャーシ5側のステータコア、上側ステータコアとはその
上方に組み合わされたステータコアである。下側ステー
タコアはシャーシ5上にリードスクリュー3の長手方向
に薄い軟磁性板材を複数枚積層することによって構成さ
れており、図4に示すようにシャーシ5の穴部16に嵌
合して位置決めされている。軟磁性板材の厚さはシーク
モータ4′の特性上0.1〜0.35mm程度とするの
が望ましい。
あり、それぞれ下側ステータコアと上側ステータコアを
組み合わせて2対4個のステータコアが設けられてい
る。下側ステータコアとは、図3、図4に示すようにシ
ャーシ5側のステータコア、上側ステータコアとはその
上方に組み合わされたステータコアである。下側ステー
タコアはシャーシ5上にリードスクリュー3の長手方向
に薄い軟磁性板材を複数枚積層することによって構成さ
れており、図4に示すようにシャーシ5の穴部16に嵌
合して位置決めされている。軟磁性板材の厚さはシーク
モータ4′の特性上0.1〜0.35mm程度とするの
が望ましい。
【0011】マグネットロータ14は半径方向に6極に
磁化されたリング状形状から成っていて、リードスクリ
ュー3の外周に固定されている。マグネットロータ14
は前述のように2個設けられている。また、図4に示す
ようにマグネットロータ14とステータコアの間にはエ
アギャップAが空けられており、マグネットロータ14
はリードスクリュー3と共に回転する。リードスクリュ
ー3は図3に示すように軸受17に回転可能に支持され
ている。
磁化されたリング状形状から成っていて、リードスクリ
ュー3の外周に固定されている。マグネットロータ14
は前述のように2個設けられている。また、図4に示す
ようにマグネットロータ14とステータコアの間にはエ
アギャップAが空けられており、マグネットロータ14
はリードスクリュー3と共に回転する。リードスクリュ
ー3は図3に示すように軸受17に回転可能に支持され
ている。
【0012】ここで、ステータコア13−1,13−2
は図3に示すようにリードスクリュー3の長手方向に対
し直交する方向に横長状に配置されている。そのうち、
下側ステータコアは図4に示すようにシャーシ5に形成
された穴部16に位置決めされている。また、上側及び
下側ステータコアのほぼ中央部は図4に示すようにリー
ドスクリュー3に固定されたマグネットロータ14の外
周部を囲むように概略半円形状に形成されている。更
に、上側及び下側ステータコアの半円形状部の左右両側
にはそれぞれ空洞部を置いて柱状部が形成され、この柱
状部の周囲に励磁コイル15が巻回されている。上側と
下側ステータコアは図4に示すように左右の向きが反対
となっているが、これは、2組4個のステータコアを共
通とし、2組のコアでマグネットロータ14に対し位相
を異ならしめ、2相モータを構成するためである。
は図3に示すようにリードスクリュー3の長手方向に対
し直交する方向に横長状に配置されている。そのうち、
下側ステータコアは図4に示すようにシャーシ5に形成
された穴部16に位置決めされている。また、上側及び
下側ステータコアのほぼ中央部は図4に示すようにリー
ドスクリュー3に固定されたマグネットロータ14の外
周部を囲むように概略半円形状に形成されている。更
に、上側及び下側ステータコアの半円形状部の左右両側
にはそれぞれ空洞部を置いて柱状部が形成され、この柱
状部の周囲に励磁コイル15が巻回されている。上側と
下側ステータコアは図4に示すように左右の向きが反対
となっているが、これは、2組4個のステータコアを共
通とし、2組のコアでマグネットロータ14に対し位相
を異ならしめ、2相モータを構成するためである。
【0013】このように上側と下側のステータコアを組
み合わせ、各々のステータコアのマグネット14に対応
する部分は半円形状となっているので、マグネットロー
タ14をほぼ全周に渡って囲んだ構造となっている。な
お、上側ステータコアも下側ステータコアと同様に軟磁
性板をリードスクリュー3の長手方向に複数枚積層する
ことによって構成され、その厚みは前述のように0.1
〜0.35mm程度とするのが望ましい。また、図4に
破線で示すステータコアは奥側のステータコア13−2
を示している(図3参照)。
み合わせ、各々のステータコアのマグネット14に対応
する部分は半円形状となっているので、マグネットロー
タ14をほぼ全周に渡って囲んだ構造となっている。な
お、上側ステータコアも下側ステータコアと同様に軟磁
性板をリードスクリュー3の長手方向に複数枚積層する
ことによって構成され、その厚みは前述のように0.1
〜0.35mm程度とするのが望ましい。また、図4に
破線で示すステータコアは奥側のステータコア13−2
を示している(図3参照)。
【0014】この場合、奥側のステータコア13−2は
手前側のステータコア13−1に対し左右反対に配置さ
れている。即ち、ステータコア13−1と13−2は裏
返しの関係となるように配置されており、マグネットロ
ータ14の磁化パターンに対し相対的に異なる位相関係
となっている。なお、図3では一方のステータコア13
−2にのみ励磁コイル15を組み込み、他方のステータ
コア13−1には組み込んでいないが、これはステータ
コアの構造がわかるようにするためである。従って実際
には他方のステータコア13−1にも左右に2個の励磁
コイル15が巻回されている。
手前側のステータコア13−1に対し左右反対に配置さ
れている。即ち、ステータコア13−1と13−2は裏
返しの関係となるように配置されており、マグネットロ
ータ14の磁化パターンに対し相対的に異なる位相関係
となっている。なお、図3では一方のステータコア13
−2にのみ励磁コイル15を組み込み、他方のステータ
コア13−1には組み込んでいないが、これはステータ
コアの構造がわかるようにするためである。従って実際
には他方のステータコア13−1にも左右に2個の励磁
コイル15が巻回されている。
【0015】フレキシブル回路基板20は図3に示すよ
うに下側の2個のステータコア13−1と13−2の間
のシャーシ5上に直接貼り付けられている。フレキシブ
ル回路基板20は4個の励磁コイル15の結線処理に用
いられ、マグネットロータ14を挟む左右2個の励磁コ
イル15は、それぞれフレキシブル回路基板20上で直
列接続され、フレキシブル回路基板20の信号線を通っ
て図示しないモータ駆動回路に接続されている。また、
図4に示すように上側ステータコアの上からカバー21
が取り付けられ、4個のステータコア及び4個の励磁コ
イル15がそれぞれシャーシ5上に固定されている。
うに下側の2個のステータコア13−1と13−2の間
のシャーシ5上に直接貼り付けられている。フレキシブ
ル回路基板20は4個の励磁コイル15の結線処理に用
いられ、マグネットロータ14を挟む左右2個の励磁コ
イル15は、それぞれフレキシブル回路基板20上で直
列接続され、フレキシブル回路基板20の信号線を通っ
て図示しないモータ駆動回路に接続されている。また、
図4に示すように上側ステータコアの上からカバー21
が取り付けられ、4個のステータコア及び4個の励磁コ
イル15がそれぞれシャーシ5上に固定されている。
【0016】また、図3に示すようにシャーシ5には一
体にスラスト規制部22a,22bが形成されている。
このうち、スラスト規制部22aにはスラスト受け18
aが設けられ、リードスクリュー3の一端を受けてい
る。また、軸受17にスラスト受け18bが設けられ、
リードスクリュー3の他端を受けている。この際、スラ
スト規制部22bとスラスト受け18bの間にスラスト
バネ19が設けられ、スラスト受け18bを介してリー
ドスクリュー3をスラスト受け18a側に付勢してい
る。ここで、互いに向い合う2組みのステータコア13
−1と13−2は前述のようにマグネットロータ14の
磁化パターンに対して相対的に異なる位相関係に配置さ
れている。
体にスラスト規制部22a,22bが形成されている。
このうち、スラスト規制部22aにはスラスト受け18
aが設けられ、リードスクリュー3の一端を受けてい
る。また、軸受17にスラスト受け18bが設けられ、
リードスクリュー3の他端を受けている。この際、スラ
スト規制部22bとスラスト受け18bの間にスラスト
バネ19が設けられ、スラスト受け18bを介してリー
ドスクリュー3をスラスト受け18a側に付勢してい
る。ここで、互いに向い合う2組みのステータコア13
−1と13−2は前述のようにマグネットロータ14の
磁化パターンに対して相対的に異なる位相関係に配置さ
れている。
【0017】このような構成のシークモータ4′に図示
しないモータ駆動回路からフレキシブル回路基板20を
介して駆動電流を供給することにより、マグネットロー
タ14を回転させてリードスクリュー3を駆動すること
ができる。この際、リードスクリュー3の回転運動は、
従来と同様にラック板バネ9によりリードスクリュー3
に押圧されたラック10によって光ピックアップ2の直
線運動に変換され、光ピックアップ2はリードスクリュ
ー3の回転角に応じてガイドシャフト6及びガイド板7
に沿って光ディスク1の半径方向に移動する。このよう
にシークモータ4′の駆動により光ピックアップ2をシ
ークさせることによって、光ディスク1の所望の位置に
情報の記録、あるいは記録情報の再生を行う。
しないモータ駆動回路からフレキシブル回路基板20を
介して駆動電流を供給することにより、マグネットロー
タ14を回転させてリードスクリュー3を駆動すること
ができる。この際、リードスクリュー3の回転運動は、
従来と同様にラック板バネ9によりリードスクリュー3
に押圧されたラック10によって光ピックアップ2の直
線運動に変換され、光ピックアップ2はリードスクリュ
ー3の回転角に応じてガイドシャフト6及びガイド板7
に沿って光ディスク1の半径方向に移動する。このよう
にシークモータ4′の駆動により光ピックアップ2をシ
ークさせることによって、光ディスク1の所望の位置に
情報の記録、あるいは記録情報の再生を行う。
【0018】本実施形態においては、ステータコアをリ
ードスクリュー13の長手方向と直交する方向に横長に
配置し、その中央部の円形状部でマグネットロータ14
をほぼ全周に渡って囲み、その側部に励磁コイルを配置
しているので、シークモータを平面的に広く、低背に配
置することができる。従って、従来の円筒状のシークモ
ータとほぼ同じ体積で、シークモータの性能は同等であ
りながら薄型化に適したシークモータを実現することが
できる。図2は図1の側面図であり、シークモータ4′
は光ピックアップ2やスピンドルモータ11と同様に薄
く構成されていることがわかる。従って、シークモータ
の厚みを薄型化できるので、それに応じて装置を薄型化
することができる。
ードスクリュー13の長手方向と直交する方向に横長に
配置し、その中央部の円形状部でマグネットロータ14
をほぼ全周に渡って囲み、その側部に励磁コイルを配置
しているので、シークモータを平面的に広く、低背に配
置することができる。従って、従来の円筒状のシークモ
ータとほぼ同じ体積で、シークモータの性能は同等であ
りながら薄型化に適したシークモータを実現することが
できる。図2は図1の側面図であり、シークモータ4′
は光ピックアップ2やスピンドルモータ11と同様に薄
く構成されていることがわかる。従って、シークモータ
の厚みを薄型化できるので、それに応じて装置を薄型化
することができる。
【0019】また、同一形状の薄い軟磁性材を複数枚積
層することによって1つのステータコアとし、これをマ
グネットロータ14や励磁コイル15を挟むように配置
することによってステータコアを構成しているので、製
造が容易であり、量産効果によって安価に作製すること
ができる。更に、下側のステータコアをシャーシ5の穴
部16に位置決めし、その上に励磁コイル15、上側ス
テータコアを積み上げてシークモータ4′を構成してい
るので、シークモータ4′は非常に組み立てが容易であ
り、シャーシ5への組み込みを考慮しても、製造が容易
で、安価に作製することができる。
層することによって1つのステータコアとし、これをマ
グネットロータ14や励磁コイル15を挟むように配置
することによってステータコアを構成しているので、製
造が容易であり、量産効果によって安価に作製すること
ができる。更に、下側のステータコアをシャーシ5の穴
部16に位置決めし、その上に励磁コイル15、上側ス
テータコアを積み上げてシークモータ4′を構成してい
るので、シークモータ4′は非常に組み立てが容易であ
り、シャーシ5への組み込みを考慮しても、製造が容易
で、安価に作製することができる。
【0020】更に、下側ステータコアをシャーシ5の穴
部16に位置決めし、光ピックアップ2もシャーシ5に
一体に形成されたスラスト規制部を用いて位置決めする
構造であるため、単品でシークモータを組み込むのに比
べ光ピックアップ2との位置決め情報を高精度化するこ
とができる。また、シャーシ5に一体にスラスト規制部
18a,18bを形成しているので、新たにスラスト規
制部を別部品で設ける必要がなく、部品点数を削減で
き、組み立ても簡単であることから、装置のコストを低
減することが可能である。
部16に位置決めし、光ピックアップ2もシャーシ5に
一体に形成されたスラスト規制部を用いて位置決めする
構造であるため、単品でシークモータを組み込むのに比
べ光ピックアップ2との位置決め情報を高精度化するこ
とができる。また、シャーシ5に一体にスラスト規制部
18a,18bを形成しているので、新たにスラスト規
制部を別部品で設ける必要がなく、部品点数を削減で
き、組み立ても簡単であることから、装置のコストを低
減することが可能である。
【0021】なお、以上の実施形態では、マグネットロ
ータ14を2個同位相に設けた2相モータの場合を例と
して説明したが、マグネットロータ14は2個を連続し
た形に1個設けてもよい。また、相数に応じてマグネッ
トロータ、ステータコアを複数個設け、シークモータを
構成すればよい。
ータ14を2個同位相に設けた2相モータの場合を例と
して説明したが、マグネットロータ14は2個を連続し
た形に1個設けてもよい。また、相数に応じてマグネッ
トロータ、ステータコアを複数個設け、シークモータを
構成すればよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
テータコアをリードスクリューの長手方向と直交する方
向に配置し、その中央部の円形状部でマグネットロータ
をほぼ全周に渡って囲み、その側部に励磁コイルを配置
しているので、シークモータを平面的に広く、低背に配
置でき、性能は従来と同等でありながらシークモータを
薄型化でき、その分、装置を薄型化することができる。
また、ステータコアの位置決め穴やリードスクリューの
スラスト受けをシャーシに一体に形成しているので、部
品点数を削減でき、且つ、組み立てを容易に行うことが
でき、装置を安価に作製することができる。
テータコアをリードスクリューの長手方向と直交する方
向に配置し、その中央部の円形状部でマグネットロータ
をほぼ全周に渡って囲み、その側部に励磁コイルを配置
しているので、シークモータを平面的に広く、低背に配
置でき、性能は従来と同等でありながらシークモータを
薄型化でき、その分、装置を薄型化することができる。
また、ステータコアの位置決め穴やリードスクリューの
スラスト受けをシャーシに一体に形成しているので、部
品点数を削減でき、且つ、組み立てを容易に行うことが
でき、装置を安価に作製することができる。
【図1】本発明の情報記録再生装置の一実施形態の構成
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のシークモータの内部を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図1のシークモータのマグネットロータ及びス
テータコア部を示す断面図である。
テータコア部を示す断面図である。
【図5】従来例の光ディスク装置の構成を示す平面図で
ある。
ある。
【図6】図5の側面図である。
1 光ディスク 2 光ピックアップ 3 リードスクリュー 4′ シークモータ 5 シャーシ 6 主ガイドシャフト 7 ガイド板 11 スピンドルモータ 13−1,13−2 ステータコア 14 マグネットロータ 15 励磁コイル 16 シャーシ穴部 17 軸受け 18a,18b スラスト受け 19 スラストバネ 20 フレキシブル回路基板 21 カバー 22a,22b スラスト規制部 A エアギャップ
Claims (6)
- 【請求項1】 シャーシ上に、ガイドシャフトに支持さ
れ、情報記録媒体に情報を記録又は再生するための光ピ
ックアップと、前記光ピックアップを前記記録媒体の半
径方向に移送するためのシークモータ及び当該シークモ
ータの回転軸に一体に形成されたリードスクリューを含
む移送手段とを備えた情報記録再生装置において、前記
シークモータは、前記リードスクリューの外周に固定さ
れ、半径方向に磁化された少なくとも1つのマグネット
ロータと、前記リードスクリューの長手方向に対し直交
する方向に配置され、前記マグネットロータの外周をエ
アギャップを介して囲むように中央部が略円形状に形成
されたステータコアとを含み、前記ステータコアの前記
円形状部から所定間隔を置いて柱状部が形成されてお
り、当該柱状部の周囲に励磁コイルが巻回されているこ
とを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項2】 前記ステータコアは、前記マグネットロ
ータ及び励磁コイルを挟むように上側ステータコアと下
側ステータコアとを組み合わせた上下一対のステータコ
アから構成されていることを特徴とする請求項1に記載
の情報記録再生装置。 - 【請求項3】 前記一対のステータコアのうち下側ステ
ータコアは、前記シャーシの穴部に位置決めされている
ことを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装置。 - 【請求項4】 前記上側及び下側ステータコアは、前記
リードスクリューの長手方向に積層された複数の軟磁性
板から構成されていることを特徴とする請求項2〜3の
いずれか1項に記載の情報記録再生装置。 - 【請求項5】 前記軟磁性板の厚みは、0.1〜0.3
5mmであることを特徴とする請求項4に記載の情報記
録再生装置。 - 【請求項6】 前記シャーシに前記シークモータのリー
ドスクリューのスラスト方向の規制部が一体に形成され
ていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001068746A JP2002269935A (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001068746A JP2002269935A (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002269935A true JP2002269935A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18926889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001068746A Pending JP2002269935A (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002269935A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7342849B2 (en) | 2003-01-31 | 2008-03-11 | Sony Corporation | Recording and/or playback device |
-
2001
- 2001-03-12 JP JP2001068746A patent/JP2002269935A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7342849B2 (en) | 2003-01-31 | 2008-03-11 | Sony Corporation | Recording and/or playback device |
US7359292B2 (en) | 2003-01-31 | 2008-04-15 | Sony Corporation | Recording and/or playback device |
US7362666B2 (en) | 2003-01-31 | 2008-04-22 | Sony Corporation | Recording and/or playback device |
US7411874B2 (en) | 2003-01-31 | 2008-08-12 | Sony Corporation | Recording and/or playback device |
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