JP2002269607A - 広告配信システム - Google Patents
広告配信システムInfo
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- JP2002269607A JP2002269607A JP2001064479A JP2001064479A JP2002269607A JP 2002269607 A JP2002269607 A JP 2002269607A JP 2001064479 A JP2001064479 A JP 2001064479A JP 2001064479 A JP2001064479 A JP 2001064479A JP 2002269607 A JP2002269607 A JP 2002269607A
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- vehicle
- advertisement
- roadside
- advertisement data
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが個人負担である車載器を持つ利点を
打ち出して、自動料金収受システム等の普及を促進す
る。 【解決手段】 料金所に設置された路側機３０との間で
信号を送受信する車載器１０に、路側機３０から広告主
が提供する広告データを送信し、車載器１０はそれをナ
ビゲーション装置２０の表示部２２に表示する。ユーザ
は広告を見る楽しみが増え、また有用な情報を入手でき
るので、車載器を購入する動機付けとなる。また、広告
を受信すれば、有料道路の通行料が割り引かれる等の特
典を与えることにより、さらに車載器の普及に役立てる
ことができる。
打ち出して、自動料金収受システム等の普及を促進す
る。 【解決手段】 料金所に設置された路側機３０との間で
信号を送受信する車載器１０に、路側機３０から広告主
が提供する広告データを送信し、車載器１０はそれをナ
ビゲーション装置２０の表示部２２に表示する。ユーザ
は広告を見る楽しみが増え、また有用な情報を入手でき
るので、車載器を購入する動機付けとなる。また、広告
を受信すれば、有料道路の通行料が割り引かれる等の特
典を与えることにより、さらに車載器の普及に役立てる
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動料金収受（El
ectronic Toll Collection：ＥＴＣ）システムまたは狭
域通信（Dedicated Short Range Communication：ＤＳ
ＲＣ）システムにおける車載器に対して広告を配信する
ための広告配信システムに関する。
ectronic Toll Collection：ＥＴＣ）システムまたは狭
域通信（Dedicated Short Range Communication：ＤＳ
ＲＣ）システムにおける車載器に対して広告を配信する
ための広告配信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動料金収受システムは、有料道路の料
金所のゲートに設けられた路側機との間で無線通信を行
う車載器を車両に搭載して、車両が入口料金所を通過し
た時に、車載器にセットされたＩＣカードに入口情報を
記憶させ、出口料金所を通過する時に、路側機が車載器
から車両の番号や車種情報を読み取り、またＩＣカード
から入口情報を読み出して通行料金を計算し、自動精算
を行うようにしたものである。自動精算は、ＩＣカード
に予め前納した金額を記録しておき、ＩＣカードをプリ
ペイドカード方式で減額する場合と、ＩＣカードをクレ
ジットカード方式で決済する場合とがある。
金所のゲートに設けられた路側機との間で無線通信を行
う車載器を車両に搭載して、車両が入口料金所を通過し
た時に、車載器にセットされたＩＣカードに入口情報を
記憶させ、出口料金所を通過する時に、路側機が車載器
から車両の番号や車種情報を読み取り、またＩＣカード
から入口情報を読み出して通行料金を計算し、自動精算
を行うようにしたものである。自動精算は、ＩＣカード
に予め前納した金額を記録しておき、ＩＣカードをプリ
ペイドカード方式で減額する場合と、ＩＣカードをクレ
ジットカード方式で決済する場合とがある。
【０００３】このような自動料金収受システムは、電波
の利用形態としては狭域通信システムの１種であり、路
側機のアンテナからは、対象とする車両１台分程度の極
めて狭い領域だけに電波が届くように、ビーム成形され
た電波が放出されている。このような狭域通信システム
は、自動料金収受システムの他に、ドライブスルーやパ
ーキングシステムにおける料金収受にも利用されてい
る。
の利用形態としては狭域通信システムの１種であり、路
側機のアンテナからは、対象とする車両１台分程度の極
めて狭い領域だけに電波が届くように、ビーム成形され
た電波が放出されている。このような狭域通信システム
は、自動料金収受システムの他に、ドライブスルーやパ
ーキングシステムにおける料金収受にも利用されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動料金収受システム等においては、車載器はユー
ザの個人負担であり、車載器を購入するユーザと購入し
ないユーザとが混在することになり、システムが当初の
目的としている料金所のノンストップ通行が徹底されな
いことも予想される。また、システムの方も、車載器を
持っているユーザと持っていないユーザの両方に対応で
きるようにしなければならず、それだけ装置が複雑にな
り、設備コストが大きくなっている。
来の自動料金収受システム等においては、車載器はユー
ザの個人負担であり、車載器を購入するユーザと購入し
ないユーザとが混在することになり、システムが当初の
目的としている料金所のノンストップ通行が徹底されな
いことも予想される。また、システムの方も、車載器を
持っているユーザと持っていないユーザの両方に対応で
きるようにしなければならず、それだけ装置が複雑にな
り、設備コストが大きくなっている。
【０００５】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、ユーザが車載器を持つ利点を打ち出し
て、自動料金収受システム等の普及を促進することので
きる広告配信システムを提供することを目的とする。
るものであり、ユーザが車載器を持つ利点を打ち出し
て、自動料金収受システム等の普及を促進することので
きる広告配信システムを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の広告配信システムは、自動料金収受システ
ムにおける路側機と、車両に搭載されて前記路側機との
間で信号を送受信する車載器と、前記車載器に接続され
た表示装置とを備え、前記路側機により前記車両の存在
が確認された時に、前記路側機から前記車載器に対して
広告データを送信し、前記車載器は前記受信した広告デ
ータを前記表示装置に表示することを特徴とするもので
あり、車載器に広告を表示することにより、ユーザは広
告を見る楽しみが増え、また有用な情報を入手できるの
で、車載器を購入する動機付けとなり、自動料金収受シ
ステムの普及を促進することができる。
に、本発明の広告配信システムは、自動料金収受システ
ムにおける路側機と、車両に搭載されて前記路側機との
間で信号を送受信する車載器と、前記車載器に接続され
た表示装置とを備え、前記路側機により前記車両の存在
が確認された時に、前記路側機から前記車載器に対して
広告データを送信し、前記車載器は前記受信した広告デ
ータを前記表示装置に表示することを特徴とするもので
あり、車載器に広告を表示することにより、ユーザは広
告を見る楽しみが増え、また有用な情報を入手できるの
で、車載器を購入する動機付けとなり、自動料金収受シ
ステムの普及を促進することができる。
【０００７】また、本発明の広告配信システムは、前記
路側機が、前記車両が有料道路の入口ゲートに進入する
時に、その有料道路の行き先または沿線に存在する施設
に関する広告データを前記車載器に送信することを特徴
とするものであり、車載器に、例えば各インターチェン
ジ付近のレストランやホテルの広告を表示することによ
り、ユーザは有用な情報を入手することができるので、
車載器を購入する動機付けとなり、自動料金収受システ
ムの普及を促進することができる。
路側機が、前記車両が有料道路の入口ゲートに進入する
時に、その有料道路の行き先または沿線に存在する施設
に関する広告データを前記車載器に送信することを特徴
とするものであり、車載器に、例えば各インターチェン
ジ付近のレストランやホテルの広告を表示することによ
り、ユーザは有用な情報を入手することができるので、
車載器を購入する動機付けとなり、自動料金収受システ
ムの普及を促進することができる。
【０００８】また、本発明の広告配信システムは、前記
車載器が、広告データを受信することを登録した車載器
である場合には、前記車載器のユーザに対して特典を与
えることを特徴とするものであり、広告の受信を希望す
るユーザには、例えば有料道路の通行料金を減額した
り、くじを与えたりすることにより、車載器を購入する
動機付けとなり、自動料金収受システムの普及を促進す
ることができる。
車載器が、広告データを受信することを登録した車載器
である場合には、前記車載器のユーザに対して特典を与
えることを特徴とするものであり、広告の受信を希望す
るユーザには、例えば有料道路の通行料金を減額した
り、くじを与えたりすることにより、車載器を購入する
動機付けとなり、自動料金収受システムの普及を促進す
ることができる。
【０００９】また、本発明の広告配信システムは、前記
車載器が、前記広告データに関する応答を前記路側機に
送信し、前記路側機が、前記応答を前記広告データの提
供業者に通知することを特徴とするものであり、例え
ば、レストランやホテルの広告の場合には、予約を路側
機を通じて行うことができる。
車載器が、前記広告データに関する応答を前記路側機に
送信し、前記路側機が、前記応答を前記広告データの提
供業者に通知することを特徴とするものであり、例え
ば、レストランやホテルの広告の場合には、予約を路側
機を通じて行うことができる。
【００１０】また、本発明の広告配信システムは、狭域
通信システムにおける路側機と、車両に搭載されて前記
路側機との間で信号を送受信する車載器と、前記車載器
に接続された表示装置とを備え、前記路側機により前記
車両の存在が確認された時に、前記路側機から前記車載
器に対して広告データを送信し、前記車載器は前記受信
した広告データを前記表示装置に表示することを特徴と
するものであり、例えばドライブスルーにおける料金収
受システムに適用した場合には、ドライブスルーにおけ
る商品の広告案内を適宜行うことができる。
通信システムにおける路側機と、車両に搭載されて前記
路側機との間で信号を送受信する車載器と、前記車載器
に接続された表示装置とを備え、前記路側機により前記
車両の存在が確認された時に、前記路側機から前記車載
器に対して広告データを送信し、前記車載器は前記受信
した広告データを前記表示装置に表示することを特徴と
するものであり、例えばドライブスルーにおける料金収
受システムに適用した場合には、ドライブスルーにおけ
る商品の広告案内を適宜行うことができる。
【００１１】また、本発明の広告配信システムは、前記
狭域通信システムにおける車載器が、広告データを受信
した場合には、前記車載器のユーザに対して特典を与え
ることを特徴とするものであり、例えばドライブスルー
における料金収受システムに適用した場合には、車載器
を通じて広告を見たユーザに限り商品の割り引きを実施
したり、割引券を発行することができる。
狭域通信システムにおける車載器が、広告データを受信
した場合には、前記車載器のユーザに対して特典を与え
ることを特徴とするものであり、例えばドライブスルー
における料金収受システムに適用した場合には、車載器
を通じて広告を見たユーザに限り商品の割り引きを実施
したり、割引券を発行することができる。
【００１２】また、本発明の広告配信システムは、前記
表示装置が、車両に搭載されたナビゲーション装置また
はオーディオビジュアル装置の表示装置であることを特
徴とするものであり、通常、車載器の表示部は広告には
適さない小さなものなので、表示部の大きなナビゲーシ
ョン装置やオーディオビジュアル装置の表示部を利用す
ることにより、広告効果を高めることができる。
表示装置が、車両に搭載されたナビゲーション装置また
はオーディオビジュアル装置の表示装置であることを特
徴とするものであり、通常、車載器の表示部は広告には
適さない小さなものなので、表示部の大きなナビゲーシ
ョン装置やオーディオビジュアル装置の表示部を利用す
ることにより、広告効果を高めることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態
における自動料金収受システムの構成を示すブロック図
である。図１において、車載器１０は、ＩＣカードのリ
ーダライタを備えて、ＩＣカードの情報を読み取り、書
き換えるＩＣカード処理部１１と、路側機３０と無線通
信を行う無線制御部１２と、自車両の登録番号や車種、
大きさなどのデータおよび入口料金所の情報やＩＣカー
ドの処理結果を記憶する記憶部１３と、複数の操作キー
を備えた操作入力部１４と、操作内容を表示する表示部
１５と、車載器全体を制御する制御部１６とを備えてい
る。制御部１６は、同じ車両に搭載されたナビゲーショ
ン装置２０の制御部２１に接続され、制御部２１には比
較的大型の表示部２２が接続されている。ナビゲーショ
ン装置２０の表示部２２の代わりに、テレビやビデオを
受像するオーディオビジュアル装置の表示部を利用して
もよい。
て図面を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態
における自動料金収受システムの構成を示すブロック図
である。図１において、車載器１０は、ＩＣカードのリ
ーダライタを備えて、ＩＣカードの情報を読み取り、書
き換えるＩＣカード処理部１１と、路側機３０と無線通
信を行う無線制御部１２と、自車両の登録番号や車種、
大きさなどのデータおよび入口料金所の情報やＩＣカー
ドの処理結果を記憶する記憶部１３と、複数の操作キー
を備えた操作入力部１４と、操作内容を表示する表示部
１５と、車載器全体を制御する制御部１６とを備えてい
る。制御部１６は、同じ車両に搭載されたナビゲーショ
ン装置２０の制御部２１に接続され、制御部２１には比
較的大型の表示部２２が接続されている。ナビゲーショ
ン装置２０の表示部２２の代わりに、テレビやビデオを
受像するオーディオビジュアル装置の表示部を利用して
もよい。
【００１４】路側機３０は、車載器１０と無線通信を行
う無線制御部３１と、料金所を通過する車両の大きさや
登録番号を確認する車両監視部３２と、路側機全体を制
御するとともに、車載器１０から受け取った入口情報か
ら有料道路の通行料を計算する制御部３３と、インター
ネット４０に接続された通信制御部３４と、係員が入力
操作を行う操作入力部３５と、車載器１０から受信した
入口情報や料金計算結果、およびインターネットからダ
ウンロードした広告データを記憶しておく記憶部３６と
を備えている。通信制御部３４が接続されるインターネ
ット４０には、広告主が広告を依頼するサービスプロバ
イダの広告サーバ４１および広告主の端末４２が接続さ
れている。なお、インターネットを用いるのは一例であ
り、これに限定するものではない。
う無線制御部３１と、料金所を通過する車両の大きさや
登録番号を確認する車両監視部３２と、路側機全体を制
御するとともに、車載器１０から受け取った入口情報か
ら有料道路の通行料を計算する制御部３３と、インター
ネット４０に接続された通信制御部３４と、係員が入力
操作を行う操作入力部３５と、車載器１０から受信した
入口情報や料金計算結果、およびインターネットからダ
ウンロードした広告データを記憶しておく記憶部３６と
を備えている。通信制御部３４が接続されるインターネ
ット４０には、広告主が広告を依頼するサービスプロバ
イダの広告サーバ４１および広告主の端末４２が接続さ
れている。なお、インターネットを用いるのは一例であ
り、これに限定するものではない。
【００１５】次に、上記自動料金収受システムにおける
広告配信動作について説明する。広告主は、予めサービ
スプロバイダに、所定の路側機に広告データを流すよう
に依頼し、サービスプロバイダは、広告主のために広告
データを作成して広告サーバ４１に蓄積しておく。サー
ビスプロバイダは、広告主の希望により、所定の路側機
から車のユーザに広告を流すこと、および所定の料金を
支払うことを、路側機３０を管理する道路事業者と契約
する。車載機１０を搭載した利用者は、路側機３０を設
置した有料道路の入口料金所に近づくと、無線制御部１
２が路側機３０から入口情報を受信して記憶部１３に記
憶するとともに、路側機３０から広告データを受信し、
制御部１６が、広告データを画像データに変換して、ナ
ビゲーション装置２０の表示部２２に広告画像を音声付
きで表示する。車載機１０の利用者は、気に入った広告
があった場合には、路側機３０およびインターネット４
０を通じて広告主の端末４２にアクセスして予約などの
応答をすることができる。または、後からでもその広告
を見られるように、操作入力部１４またはナビゲーショ
ン装置２０の操作部のメモリスイッチを押して記憶部１
３に記憶しておく。そして、車両が走行して、出口料金
所に近づくと、車載器１０から路側機３０の無線制御部
３１に入口情報やＩＤ情報、車種情報などが送られ、車
両監視部３２が車両の登録番号を確認し、制御部３３が
料金を計算して、計算結果を記憶部３６に記憶するとと
もに、無線制御部３１を通じて車載器１０に送信する。
車載器１０では、計算結果に基づいてＩＣカード処理部
１１が精算を行い、その結果を記憶部１３に記憶してお
く。また、車載器１０は、先に記憶しておいた広告画像
を表示部２２に再び読み出して、画面の案内に従って操
作すると、その信号が路側機３０からインターネット４
０を通じて広告主の端末４２に通知され、広告主の端末
４２は、予約状況を確認してＯＫの返事を路側機３０か
ら車載器１０に通知する。
広告配信動作について説明する。広告主は、予めサービ
スプロバイダに、所定の路側機に広告データを流すよう
に依頼し、サービスプロバイダは、広告主のために広告
データを作成して広告サーバ４１に蓄積しておく。サー
ビスプロバイダは、広告主の希望により、所定の路側機
から車のユーザに広告を流すこと、および所定の料金を
支払うことを、路側機３０を管理する道路事業者と契約
する。車載機１０を搭載した利用者は、路側機３０を設
置した有料道路の入口料金所に近づくと、無線制御部１
２が路側機３０から入口情報を受信して記憶部１３に記
憶するとともに、路側機３０から広告データを受信し、
制御部１６が、広告データを画像データに変換して、ナ
ビゲーション装置２０の表示部２２に広告画像を音声付
きで表示する。車載機１０の利用者は、気に入った広告
があった場合には、路側機３０およびインターネット４
０を通じて広告主の端末４２にアクセスして予約などの
応答をすることができる。または、後からでもその広告
を見られるように、操作入力部１４またはナビゲーショ
ン装置２０の操作部のメモリスイッチを押して記憶部１
３に記憶しておく。そして、車両が走行して、出口料金
所に近づくと、車載器１０から路側機３０の無線制御部
３１に入口情報やＩＤ情報、車種情報などが送られ、車
両監視部３２が車両の登録番号を確認し、制御部３３が
料金を計算して、計算結果を記憶部３６に記憶するとと
もに、無線制御部３１を通じて車載器１０に送信する。
車載器１０では、計算結果に基づいてＩＣカード処理部
１１が精算を行い、その結果を記憶部１３に記憶してお
く。また、車載器１０は、先に記憶しておいた広告画像
を表示部２２に再び読み出して、画面の案内に従って操
作すると、その信号が路側機３０からインターネット４
０を通じて広告主の端末４２に通知され、広告主の端末
４２は、予約状況を確認してＯＫの返事を路側機３０か
ら車載器１０に通知する。
【００１６】図２は上記した例を分りやすく図解したも
のである。広告主Ａは、サービスプロバイダを介して、
路側機３０を管理する道路事業者（ＥＴＣ管理センタ
ー）Ｂに対し、広告の依頼と所定の費用の支払いを行う
。道路事業者Ｂは、インターネットや新聞、ラジオな
どのマスメディアを通じて、有料道路の料金所で広告を
流すので、広告を見たい人は車の登録番号やＩＣカード
のＩＤ番号を申告して登録するように呼びかけ、登録は
無料であり、かつ有料道路の通行料が割り引かれる特典
があることを案内しておく。道路事業者Ｂは、利用者の
車Ｃが入口料金所に来た時に、路側機３０と車載器１０
との間で課金データの交換を行い、有料道路の行き先
または沿線の施設に関する広告データの配信を行い、
利用者の車Ｃのナビゲーション装置の表示部に広告を表
示する。この課金データの交換および広告データの配
信は、入口料金所の前方１キロメートル程度の場所に設
置された入口予告アンテナを通じて行ってもよい。出口
料金所に到達するまでに時間があるので、その間に広告
主Ａに対して広告に掲載された内容の予約などを申し込
むことができる。利用者の車Ｃが走行して、出口料金所
に到達すると、路側機３０と車載器１０との間で課金デ
ータの交換が行われ、登録者に対し広告を受信したこ
とによる通行料金の割引措置が実施されると同時に、利
用者の車Ｃからレストラン予約などのリクエストがある
と、道路事業者Ｂから広告主Ａにリクエスト情報が送
信される。この出口料金所においては、予告アンテナ
を通じて車載器１０からのリクエストを送信することが
できる。
のである。広告主Ａは、サービスプロバイダを介して、
路側機３０を管理する道路事業者（ＥＴＣ管理センタ
ー）Ｂに対し、広告の依頼と所定の費用の支払いを行う
。道路事業者Ｂは、インターネットや新聞、ラジオな
どのマスメディアを通じて、有料道路の料金所で広告を
流すので、広告を見たい人は車の登録番号やＩＣカード
のＩＤ番号を申告して登録するように呼びかけ、登録は
無料であり、かつ有料道路の通行料が割り引かれる特典
があることを案内しておく。道路事業者Ｂは、利用者の
車Ｃが入口料金所に来た時に、路側機３０と車載器１０
との間で課金データの交換を行い、有料道路の行き先
または沿線の施設に関する広告データの配信を行い、
利用者の車Ｃのナビゲーション装置の表示部に広告を表
示する。この課金データの交換および広告データの配
信は、入口料金所の前方１キロメートル程度の場所に設
置された入口予告アンテナを通じて行ってもよい。出口
料金所に到達するまでに時間があるので、その間に広告
主Ａに対して広告に掲載された内容の予約などを申し込
むことができる。利用者の車Ｃが走行して、出口料金所
に到達すると、路側機３０と車載器１０との間で課金デ
ータの交換が行われ、登録者に対し広告を受信したこ
とによる通行料金の割引措置が実施されると同時に、利
用者の車Ｃからレストラン予約などのリクエストがある
と、道路事業者Ｂから広告主Ａにリクエスト情報が送
信される。この出口料金所においては、予告アンテナ
を通じて車載器１０からのリクエストを送信することが
できる。
【００１７】図３は出口料金所のみで実施する広告配信
サービスの例を示している。広告主Ａは、サービスプロ
バイダを介して、路側機３０を管理する道路事業者（Ｅ
ＴＣ管理センター）Ｂに対し、広告の依頼と所定の費用
を支払う。道路事業者Ｂは、利用者の車Ｃが出口料金
所の手前１キロメートルの出口予告アンテナ３０Ａの位
置に来た時に、路側機３０と車載器１０との間で課金情
報の交換を行うとともに、必要な場合は有料道路を出
た後の一般道地域の広告データの配信を行い、利用者
の車Ｃのナビゲーション装置の表示部に広告を表示する
。利用者の車Ｃが出口料金所に到達すると、路側機３
０と車載器１０との間で課金データの交換が行われ、登
録者に対し広告を受信したことによる通行料金の割引措
置が実施されると同時に、路側機３０から車載器１０
に出口地域の広告が配信され、利用者の車Ｃのナビゲ
ーション装置の表示部に出口地域の広告が表示され。
利用者の車Ｃは、その地域の広告を見ながら一般道を走
行する。
サービスの例を示している。広告主Ａは、サービスプロ
バイダを介して、路側機３０を管理する道路事業者（Ｅ
ＴＣ管理センター）Ｂに対し、広告の依頼と所定の費用
を支払う。道路事業者Ｂは、利用者の車Ｃが出口料金
所の手前１キロメートルの出口予告アンテナ３０Ａの位
置に来た時に、路側機３０と車載器１０との間で課金情
報の交換を行うとともに、必要な場合は有料道路を出
た後の一般道地域の広告データの配信を行い、利用者
の車Ｃのナビゲーション装置の表示部に広告を表示する
。利用者の車Ｃが出口料金所に到達すると、路側機３
０と車載器１０との間で課金データの交換が行われ、登
録者に対し広告を受信したことによる通行料金の割引措
置が実施されると同時に、路側機３０から車載器１０
に出口地域の広告が配信され、利用者の車Ｃのナビゲ
ーション装置の表示部に出口地域の広告が表示され。
利用者の車Ｃは、その地域の広告を見ながら一般道を走
行する。
【００１８】このように、本実施の形態によれば、料金
所における路側機から送信される広告を受信した人に
は、有料道路の通行料金を割り引くなどの特典を与える
ようにしたので、個人負担となる車載器の搭載を積極的
に考えるようになり、自動料金収受システムや狭域通信
システムの普及を促進することができる。また、受信し
た広告をもとに、レストランやホテル、遊園地、美術館
などの予約ができるので、車載器を単なる料金収受のた
めの端末ではなく、多目的な通信端末として使用するこ
とができる。
所における路側機から送信される広告を受信した人に
は、有料道路の通行料金を割り引くなどの特典を与える
ようにしたので、個人負担となる車載器の搭載を積極的
に考えるようになり、自動料金収受システムや狭域通信
システムの普及を促進することができる。また、受信し
た広告をもとに、レストランやホテル、遊園地、美術館
などの予約ができるので、車載器を単なる料金収受のた
めの端末ではなく、多目的な通信端末として使用するこ
とができる。
【００１９】なお、上記実施の形態は、本発明を自動料
金収受システムに適用した例であるが、本発明は、ドラ
イブスルーやパーキングシステムにおける狭域通信シス
テムにも適用することができ、商品の広告案内を適宜行
ったり、車載器が広告データを受信した場合には、広告
を見たユーザに限り商品の割り引きを実施したり、割引
券を発行するなどの特典を与えることができる。
金収受システムに適用した例であるが、本発明は、ドラ
イブスルーやパーキングシステムにおける狭域通信シス
テムにも適用することができ、商品の広告案内を適宜行
ったり、車載器が広告データを受信した場合には、広告
を見たユーザに限り商品の割り引きを実施したり、割引
券を発行するなどの特典を与えることができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、車両に
搭載されて路側機との間で信号を送受信する車載器と、
この車載器に接続された表示装置とを備え、路側機によ
り車両の存在が確認された時に、路側機から車載器に対
して広告データを送信し、車載器は受信した広告データ
を表示装置に表示するようにしたので、車の利用者は広
告を見る楽しみが増え、また有用な情報を入手すること
ができるので、車載器を購入する動機付けとなり、自動
料金収受システムの普及を促進することができる。
搭載されて路側機との間で信号を送受信する車載器と、
この車載器に接続された表示装置とを備え、路側機によ
り車両の存在が確認された時に、路側機から車載器に対
して広告データを送信し、車載器は受信した広告データ
を表示装置に表示するようにしたので、車の利用者は広
告を見る楽しみが増え、また有用な情報を入手すること
ができるので、車載器を購入する動機付けとなり、自動
料金収受システムの普及を促進することができる。
【図１】本発明の実施の形態における自動料金収受シス
テムの構成を示すブロック図
テムの構成を示すブロック図
【図２】本発明の実施の形態における有料道路入口料金
所および出口料金所における広告配信動作を示す模式図
所および出口料金所における広告配信動作を示す模式図
【図３】本発明の実施の形態における有料道路出口料金
所における広告配信動作を示す模式図
所における広告配信動作を示す模式図
１０ 車載器 １１ ＩＣカード処理部 １２ 無線制御部 １３ 記憶部 １４ 操作入力部 １５ 表示部 １６ 制御部 ２０ ナビゲーション装置 ２１ 制御部 ２２ 表示部 ３０ 路側機 ３１ 無線制御部 ３２ 車両監視部 ３３ 制御部 ３４ 通信制御部 ３５ 操作入力部 ３６ 記憶部 ４０ インターネット ４１ 広告サーバ ４２ 広告主の端末
Claims (7)
- 【請求項１】 自動料金収受システムにおける路側機
と、車両に搭載されて前記路側機との間で信号を送受信
する車載器と、前記車載器に接続された表示装置とを備
え、前記路側機により前記車両の存在が確認された時
に、前記路側機から前記車載器に対して広告データを送
信し、前記車載器は前記受信した広告データを前記表示
装置に表示することを特徴とする広告配信システム。 - 【請求項２】 前記路側機が、前記車両が有料道路の入
口ゲートに進入する時に、その有料道路の行き先または
沿線に存在する施設に関する広告データを前記車載器に
送信することを特徴とする請求項１記載の広告配信シス
テム。 - 【請求項３】 前記車載器が、広告データを受信するこ
とを登録した車載器である場合には、前記車載器のユー
ザに対して特典を与えることを特徴とする請求項１また
は２記載の広告配信システム。 - 【請求項４】 前記車載器が、前記広告データに関する
応答を前記路側機に送信し、前記路側機が、前記応答を
前記広告データの提供業者に通知することを特徴とする
請求項１から３のいずれかに記載の広告配信システム。 - 【請求項５】 狭域通信システムにおける路側機と、車
両に搭載されて前記路側機との間で信号を送受信する車
載器と、前記車載器に接続された表示装置とを備え、前
記路側機により前記車両の存在が確認された時に、前記
路側機から前記車載器に対して広告データを送信し、前
記車載器は前記受信した広告データを前記表示装置に表
示することを特徴とする広告配信システム。 - 【請求項６】 前記車載器が、広告データを受信した場
合には、前記車載器のユーザに対して特典を与えること
を特徴とする請求項５記載の広告配信システム。 - 【請求項７】 前記表示装置が、車両に搭載されたナビ
ゲーション装置またはオーディオビジュアル装置の表示
装置であることを特徴とする請求項１から６のいずれか
に記載の広告配信システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001064479A JP2002269607A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 広告配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001064479A JP2002269607A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 広告配信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002269607A true JP2002269607A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18923291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001064479A Pending JP2002269607A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 広告配信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002269607A (ja) |
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