JP2002269459A - ショッピング運営システム - Google Patents

ショッピング運営システム

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JP2002269459A JP2001068770A JP2001068770A JP2002269459A JP 2002269459 A JP2002269459 A JP 2002269459A JP 2001068770 A JP2001068770 A JP 2001068770A JP 2001068770 A JP2001068770 A JP 2001068770A JP 2002269459 A JP2002269459 A JP 2002269459A
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Arihito Tsukada
有人 塚田
昌樹 ▲高▼野
Masaki Takano
Yuki Hara
有希 原
Fumio Toyoda
文夫 豊田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者個人の事情に応じて、この利用者に販
売する商品の種類に制限を加えることができるようにす
る。 【解決手段】 利用者端末2に表示される商品メニュー
の中から所望とする商品を選択すると、顧客情報管理サ
ーバ5が個人情報DB7からこの利用者1の公開できる
個人情報を検索し、また、承認要否DB6でのこの利用
者1の情報をもとに、承認を必要する情報の有無を判断
する。この承認を必要とする場合には、承認機関サーバ
11が、個人情報DB12でのこの利用者1の公開でき
ない個人情報をもとに、選択された商品について販売の
可否を判定し、その判定結果を承認情報とする。ショッ
ピングサイト運営サーバ4は、顧客情報管理サーバ5か
らの個人情報と認証機関サーバ11からの承認情報をも
とに、選択された商品について販売の可否を決め、その
結果を示す画面を利用端末2に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
よる電子ショッピングの運営システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを用いて電子ショ
ッピングを行なうことができるようにしたシステム(シ
ョッピング運営システム)が注目されている。これは、
利用者がその所有の端末でショッピングのための所定の
操作すると、その端末がインターネット・サービス・プ
ロバイダ(ISP(インターネット接続業者):以下、
サービスプロバイダという)によってインターネットに
接続され、インターネットに接続されたサービスプロバ
イダのショッピングサイトでショッピングできるように
するものである。
【0003】このように、インターネットを介して利用
者端末がショッピングサイトを接続されると、ショッピ
ングサイトからショッピングのための情報が利用者端末
に送信され、この利用者端末に商品のメニュー画面が表
示される。利用者は、このメニュー画面の中から買いた
い商品を選択することができ、これを選択すると、この
選択情報がショッピングサイトに送信され、ショッピン
グサイトは、この選択情報に基づいてその商品を配送会
社に通知し、また、その商品の代金を銀行のこの利用者
の口座から引き落す手続をする。これにより、利用者
は、希望した製品が配送会社から入手でき、サービスプ
ロバイダは銀行から代金を入手できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、イン
ターネットの電子ショッピングにより、自宅に居ながら
にして希望する商品を購入することができるのである
が、端末に表示されたメニュー画面に挙げられている商
品を全て利用者が購入することができる。
【0005】しかし、このようなショッピングシステム
では、利用者によっては、その利用者が購入しては好ま
しくない商品もメニュー画面で表示され、購入できるよ
うなこともある。例えば、かかるショッピングシステム
を病院内で構築する場合、特に、入院患者にとっては、
病院内の売店や病院外に出向くことなく、必要な製品を
購入できて便利なものであるが、患者の病気によって
は、購入できないような製品もあるが、このようなもの
も選択して購入できるようになってしまう。例えば、肝
臓疾患の患者には、飲酒が禁止されるものであるし、ま
た、肺疾患の患者には、喫煙が禁止されるものである
が、病院では、このような患者以外の患者も入院してい
るものであって、ショッピングシステムとしても、この
ような商品の販売を禁止するわけにはいかない。
【0006】このようにことから、患者の容態に応じた
製品の販売ができるようにすることが望まれている。な
お、このことは、病院の場合ばかりでなく、学校や家
庭,会社などに着いても同様である。
【0007】本発明はかかる要望に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的は、利用者個人の事情に応じ
て、この利用者に販売する商品の種類に制限を加えるこ
とができ、この利用者にとって好ましくない商品の販売
を自動的に禁止できるようにしたショッピング運営シス
テムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、利用者端末に表示される商品メニューの
商品を選択することにより、所望とする商品のショッピ
ングを行なうことができるようにしたショッピング運営
システムであって、利用者端末を用いてショッピングす
る利用者の個人情報に応じて、商品メニューに表示され
る商品の利用者への販売の可否を決定する手段を有する
構成とするものである。
【0009】ここで、この手段は、利用者毎の個人情報
を格納し、利用者毎にその個人情報を検索できる第1の
手段と、この第1の手段での検索結果に基づいて、商品
の利用者への販売の可否を決定する第2の手段とを有す
るものである。
【0010】また、第1の手段は、利用者毎の公開可能
な個人情報を格納した第1のデータベースと、利用者毎
に承認が必要な情報の有無を示す承認要否情報を格納し
た第2のデータベースとを有し、利用者端末を用いてシ
ョッピングする利用者の個人情報を第1のデータベース
で検索し、承認要否データを第2のデータベースで検索
する顧客情報管理サーバと、利用者毎の公開できない個
人情報を格納した第3のデータベースを有し、第2のデ
ータベースから検索された承認要否情報が承認が必要な
情報有りを表わすとき、第3のデータベースから個人情
報を検索し、商品メニューに表示される商品の販売の可
否を表わす承認情報を生成する承認機関サーバとからな
り、第2の手段は、この承認情報をもとに個人情報の解
析して利用者に対して販売禁止の商品を決定し、利用者
端末に表示される商品メニューで販売できない商品を指
示するショッピングサイト運営サーバである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明によるショッピング運営
システムの一実施形態を示すブロック図であって、1は
利用者、2は利用者端末、3はサービスプロバイダ、4
はショッピングサイト運営サーバ、5は顧客情報管理サ
ーバ、6は承認要否DB(データベース)、7は個人情
報DB、8は金融機関、9は銀行、10はクレジット会
社、11は承認機関サーバ、12は個人情報、13はイ
ンターネット、14はパソコン、14aはカード挿入
口、15はATM(現金自動預入支払機)、15aはカ
ード挿入口である。
【0012】この実施形態は、病院に適用するものとし
て説明する。図1において、この実施形態は、利用者端
末2やサービスプロバイダ3,これらと取引する銀行9
やクレジット会社10などの金融機関8,それに承認機
関サーバ11が夫々インターネット13を介して接続さ
れた構成をなしている。
【0013】利用者端末2は病院の病棟や売店などに配
置されたパソコン14やATM15であって、これらは
サービスプロバイダ3に登録されている。ここで、利用
者1はIDを有しており、このIDを利用者端末2に入
力すると、サービスプロバイダ3がこのIDによって利
用者1を認証し、その利用者端末2をインターネット1
3に接続する。かかるIDとしては、診察券やICカー
ドなどのカードに設定されており、かかるカードをパソ
コン14のカード挿入口14aやATM15のカード挿
入口15aに挿入することにより、これら利用者端末2
で読み取らせることができる。
【0014】サービスプロバイダ3は、このショッピン
グシステムを運用するショッピングサイト運営サーバ4
と、個人情報が登録されている個人情報DB7や承認要
否DB6を管理する顧客情報管理サーバ5とを有してい
る。承認機関サーバ11は病院側に設置されたものであ
って、顧客情報管理サーバ5からの利用者の個人情報に
対する承認要否の判定請求に対し、病院の医者の診察結
果などの個人情報が登録された個人情報DB12を用い
て、承認の要否を判定するものである。
【0015】ここで、顧客情報管理サーバの個人情報D
B7には、利用者(ここでは、入院患者とする)1の公
開してもよいプライバシーに関係ないような個人情報
(例えば、氏名,性別,年齢などや公開してもよい入院
歴や病歴などの履歴情報など)が格納されており、ま
た、承認要否DB6には、各利用者毎に、購入する商品
の種類に応じて承認機関11に承認を求める必要がある
か否かを決める情報(例えば、フラグなど)が格納され
ている。また、承認機関サーバ11には、各利用者毎に
分けて、医者の診察結果(診察情報)などのプライバシ
ーの保護のために公開できない情報(以下、非公開情報
という)が格納され、承認要否DB6に基づく顧客情報
管理サーバ5の承認請求に対し、非公開情報をもとに承
認するか否かを決める。
【0016】ショッピングサイト運営サーバ4や顧客情
報管理サーバ5,承認機関サーバ11は夫々、図2に示
すように、CPUやメモリ,記憶装置,電源供給手段な
どを備えており、利用者端末2は、さらに、パソコン1
4やATM15のカード挿入口14a,15aに挿入さ
れたカードの読取りを行なう読取手段を含む入力装置や
表示装置などを備えている。ここで、顧客情報管理サー
バ5の記憶装置は図1に示した承認要否DB6や個人情
報DB7などを格納するものであり、また、承認機関サ
ーバ11の記憶装置は図1に示した個人情報DB12を
格納するものである。なお、これらショッピングサイト
運営サーバ4や顧客情報管理サーバ5,承認機関サーバ
11は、ここでは、インターネット13を介して接続さ
れているものとするが、破線で示すように、専用回線で
互いに接続されているようにしてもよい。
【0017】ここで、ショッピングをするときの手続き
の流れを概略的に説明すると、白抜き矢印で示すよう
に、まず、利用者(入院患者)1が利用者端末2をショ
ッピングサイト(サービスプロバイダ3)にログイン
(1)すると、後述するようにして、サービスプロバイ
ダ3から商品メニューが送られ(2)、利用者端末2に
この利用者1の容態に合わせた商品メニューが表示され
る。そこで、利用者1がこの商品メニューから所望とす
る商品を選択(注文)すると(3)、サービスプロバイ
ダ3は金融機関8にこの利用者1の口座でこの注文商品
の支払いができるかどうかを問い合わせる与信請求を行
ない(4)、これに対して金融機関8から支払うことが
できるとの与信があると(5)、サービスプロバイダ3
は注文商品の配送手続きをする(6)。そして、サービ
スプロバイダ3は金融機関8にこの注文商品の代金の支
払い請求(7)をすることにより、金融機関8からこの
代金を受け取ることができる(8)。金融機関8は、サ
ービスプロバイダ3に支払った金額を利用者1に請求し
(9)、これにより、利用者1は口座から金融機関8に
この金額を支払うことになる(10)。
【0018】次に、この実施形態の動作を具体的に説明
する。
【0019】まず、利用者端末2の電源をONし、ショ
ッピングのための所定の初期操作をすると、ショッピン
グサイトにログオンし(図1の処理(1))、この利用
者端末2の表示装置(図2)に図5(a)に示すような
ショッピングの初期メニュー画面20が表示される。こ
の初期メニュー画面20には、このショッピングシステ
ムで購入できる商品の種類が大まかな項目で分類されて
表示され、そのうちの所望とする1つを選択すると、こ
の選択した項目に対するメニュー画面を作成するために
個人情報が必要な場合には、利用者端末2でカードを使
用するように指示する画面が表示される。即ち、いま、
初期画面20で利用者1が項目「食品」を選択し、この
項目についてこの利用者の個人情報を必要とする場合に
は、図5(b)に示すように、「食品メニューを作成す
るためにあなたの個人情報が必要です。診察カードを挿
入してください。」といった文章を表わす画面21が表
示される。
【0020】そこで、図3において、この画面21の指
示に従って利用者端末2のカード挿入口14a,15a
から診察券を挿入すると(ステップ100)、この診察
券からこの利用者のID情報が読み取られ、インターネ
ット13を介してサービスプロバイダ3に送られる。サ
ービスプロバイダ3では、ショッピングサイト運営サー
バ4の制御のもとに、顧客情報管理サーバ5が個人情報
DB7でこの利用者1に対する個人情報を検索するとと
もに(ステップ101)、承認要否DB6から、この利
用者1について、承認機関サーバ11で承認を必要とす
る個人情報があるかどうかを判定する(ステップ10
2)。
【0021】そして、承認機関サーバ11の承認を要し
ない場合には(ステップ102)、検索した個人情報と
これらを承認したことを示す情報(承認情報)とをショ
ッピングサイト運営サーバ4に送る(ステップ10
3)。また、承認機関サーバ11の承認を要する場合に
は、承認機関サーバ11に、この利用者1のID情報を
送るとともに、承認請求をする(ステップ102)。そ
こで、承認機関サーバ11は、個人情報DB12からこ
のID情報の利用者の非公開情報である個人情報を読み
取り、かかる個人情報に基づいてこの利用者1に対する
禁止事項の有無や、禁止事項がある場合には、それが何
であるか(例えば、肝臓疾患をもつ患者の場合、油物や
アルコール類を禁止すべきこと、皮膚科に入院の患者で
あれば、或る種の化粧品や塗薬は禁止すべきことなど)
といった判定を行ない(ステップ104)、その判定結
果を承認情報として顧客情報管理サーバ5に送り(ステ
ップ105)、顧客情報管理サーバ5は、この承認情報
とステップ101で検索したこの利用者1の個人情報と
をショッピングサイト運営サーバ4に送る(ステップ1
03)。
【0022】ショッピングサイト運営サーバ4は、顧客
情報管理サーバ5から個人情報と承認情報とを受ける
と、これら情報を解析し(ステップ106)、この解析
結果に基づいて、利用者1が初期画面20(図5
(a))で選択した項目、即ち、項目「食品」に対して
作成する食品メニュー画面で選択可能に表示する商品
(食品)のうちで、この利用者に販売することを禁止す
る商品を確定し(ステップ107)、販売禁止が確定し
た商品も含めた商品リストを作成する(ステップ10
8)。そして、この商品リストの画面を作成して利用者
端末2に送る(ステップ109)。
【0023】ここで、この利用者1に対する販売禁止の
商品をタバコと酒とすると、利用者端末2には、図5
(c)に示すように、販売禁止商品のタバコと酒とが他
の商品と区別して表わされる食品メニュー画面22が表
示される(ステップ110)。ここでは、購入できる商
品を黒字で表わされているのに対し、販売禁止商品のタ
バコと酒は白抜き文字で表わされており、このように表
示することにより、これらタバコと酒とがこの利用者に
とっては購入できないものであることが明示される。従
って、この食品メニュー画面22において、利用者が項
目「タバコ」,「酒」を選択しても、利用者端末2はこ
の食品メニュー画面22を表示したままの状態にある
か、選択した商品は購入できない、という内容に画面が
一定時間表示され、再び食品メニュー画面22の表示状
態に戻る。
【0024】利用者1がこの食品メニュー画面22から
販売禁止されていない商品、例えば、商品「弁当/お惣
菜」を選択したとすると(ステップ111)、図5
(d)に示すような弁当/お惣菜メニュー画面23が表
示される。かかる弁当/お惣菜メニュー画面23のよう
に、具体的な商品のリストが表示される画面では、それ
ら表示される全ての商品について、そのいずれを選択し
ても、その選択された商品を販売してよいかどうかをサ
ービスプロバイダ3に問い合わせる。
【0025】そこで、この弁当/お惣菜メニュー画面2
3で所望の商品、例えば、商品「タマゴサラダ」を選択
すると、この選択した商品「タマゴサラダ」という情報
にこの利用者1のID情報が付されてサービスプロバイ
ダ3に送られる。これとともに、利用者端末2では、こ
の商品の販売が許可されるか否かの問い合わせ中である
ことを示す図5(e)に示すような待機画面24が表示
される(ステップ112)。
【0026】一方、サービスプロバイダ3の顧客情報管
理サーバ5は、かかる商品情報「タマゴサラダ」とID
情報とを受けると、上記と同様、このID情報をもと
に、この利用者1の個人情報が個人情報DB7から検索
し(ステップ113)、さらに、承認要否DB6をもと
に、この利用者1にとってこの商品「タマゴサラダ」が
承認機関サーバ11で承認を必要とする商品であるか否
か判定する(ステップ114)。この承認を必要としな
い場合には、この個人情報をショッピングサーバ4に送
るが、承認を必要とする場合には、この利用者1のID
情報と商品「タマゴサラダ」の情報とを承認機関サーバ
11に送る。承認機関サーバ11では、このID情報か
らこの利用者1の個人情報を個人情報DB12から選択
し、この個人情報をもとに商品「タマゴサラダ」がこの
利用者1にとって禁止されるものかどうかを判定する
(ステップ116)。この判定結果は、承認情報とし
て、顧客情報管理サーバ5に送信され(ステップ11
7)、さらに、ステップ113で検索された個人情報と
ともにショッピングサイト運営サーバ4に送信される
(ステップ115)。
【0027】ショッピングサイト運営サーバ4では、個
人情報を受信すると、これを解析し(ステップ11
8)、その解析結果に基づいて商品「タマゴサラダ」を
この利用者1に許可すべきか否か判定し(ステップ11
9)、また、個人情報と承認情報とを受信したときに
は、これらを解析して(ステップ118)、商品「タマ
ゴサラダ」をこの利用者1に許可すべきか否か判定する
(ステップ119)。この場合、承認情報が許可しない
ことを表わしているときには、許可しないと判定し(ス
テップ119)、承認情報が許可することを表わしてい
るときには、個人情報によって許可するか否か判定する
(ステップ119)。
【0028】このようにして、商品「タマゴサラダ」が
この利用者に許可されたときには、ショッピングサイト
運営サーバ4は注文を受けることができるようにする情
報を利用者端末2に送り、利用者端末2では、利用者1
から商品「タマゴサラダ」の注文を受ける動作を開始す
る(ステップ120)。これに対し、注文を許可しない
場合には(ステップ119)、ショッピングサイト運営
サイト4は、商品「タマゴサラダ」を販売できない旨を
示す画面を作成し、利用者端末2に送信する(ステップ
121)。これにより、利用者端末2には、図5(f)
に示すような「タマゴサラダ」の注文を受けることがで
きない旨を利用者1に知らせる画面25が表示される
(ステップ122)。
【0029】以上のように、利用者の個人情報を条件と
して、この利用者が希望する商品の販売の可否を決める
に際し、診察情報などのプライバシー保護の対象となる
個人情報を読取りできない承認機関サーバ11で保護し
ながら、このように保護された個人情報をも商品販売の
可否を決める条件として用いることができる。
【0030】なお、以上の実施形態は、病院という施設
に適用し、利用者を入院患者とした場合のものであった
が、本発明は、これに限らず、他の施設などにも適用可
能である。
【0031】例えば、本発明を学校に適用した場合に
は、利用者は生徒ということになり、サービスプロバイ
ダ3の個人情報DB7には、これら生徒の公開できる個
人情報(例えば、学年,クラスなど)が格納され、ま
た、承認機関サーバ11の個人情報DB12には、例え
ば、成績,性格などの教師側からみた生徒の公開できな
い個人情報が格納されることななる。また、本発明を家
庭に適用した場合には、利用者は子供や、特に、介護の
場合、老人ということになり、個人情報DB7には、こ
れら子供や老人の公開できる個人情報が格納され、ま
た、個人情報DB12には、例えば、この子供の親や介
護者側からみた生徒の公開できない個人情報が格納され
ることになる。また、本発明を会社に適用した場合に
は、利用者は従業員ということになり、個人情報DB7
には、従業員の公開できる個人情報が格納され、また、
個人情報DB12には、管理者や承認部署側からみた生
徒の公開できない個人情報が格納されることになる。
【0032】また、上記の実施形態では、ネットワーク
としてインターネットを用いたが、他のネットワークを
用いるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者の個人情報を条件として、この利用者が希望する
商品の販売の可否を決めるに際し、診察情報などのプラ
イバシー保護の対象となる個人情報を読取りできない承
認機関サーバで保護しながら、このように保護された個
人情報をも商品販売の可否を決める条件として用いるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるショッピングシステムの一実施形
態を示すブロック図である。
【図2】図1における各部の構成の一具体例の概略を示
すブロック図である。
【図3】図1に示した実施形態の動作の一具体例の一部
を示すフローチャートである。
【図4】図1に示した実施形態の動作の図3に続く部分
を示すフローチャートである。
【図5】図3及び図4に示す動作で図1における利用者
端末に表示される画面の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 利用者 2 利用者端末 3 インターネットサービスプロバイダ 4 ショッピングサイト運営サーバ 5 顧客情報管理サーバ 6 承認要否データベース 7 個人情報データベース 8 金融機関 9 銀行 10 クレジット会社 11 承認機関サーバ 12 個人情報データベース 13 インターネット 14 パソコン 14a カード挿入口 15 ATM 15a カード挿入口
フロントページの続き (72)発明者 原 有希 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 豊田 文夫 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 5B075 KK07 PR08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者端末に表示される商品メニューの
    商品を選択することにより、所望とする商品のショッピ
    ングを行なうことができるようにしたショッピング運営
    システムであって、 該利用者端末を用いてショッピングする利用者の個人情
    報に応じて、該商品メニューに表示される商品の該利用
    者への販売の可否を決定する手段を有することを特徴と
    するショッピング運営システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記手段は、 利用者毎の個人情報を格納し、利用者毎にその個人情報
    を検索できる第1の手段と、 該第1の手段での検索結果に基づいて、前記商品の前記
    利用者への販売の可否を決定する第2の手段とを有する
    ことを特徴とするショッピング運営システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第1の手段は、 利用者毎の公開可能な個人情報を格納した第1のデータ
    ベースと、利用者毎に承認が必要な情報の有無を示す承
    認要否情報を格納した第2のデータベースとを有し、前
    記利用者端末を用いてショッピングする前記利用者の個
    人情報を該第1のデータベースで検索し、該承認要否デ
    ータを該第2のデータベースで検索する顧客情報管理サ
    ーバと、 利用者毎の公開できない個人情報を格納した第3のデー
    タベースを有し、該第2のデータベースから検索された
    該承認要否情報が承認が必要な情報有りを表わすとき、
    該第3のデータベースから該個人情報を検索し、前記メ
    ニューに表示される商品の販売の可否を表わす承認情報
    を生成する承認機関サーバとであって、 前記第2の手段は、該承認情報をもとに該個人情報の解
    析して該利用者に対して販売禁止の商品を決定し、前記
    利用者端末に表示される前記商品メニューで販売できな
    い商品を指示するショッピングサイト運営サーバである
    ことを特徴とするショッピング運営システム。
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