JP2002269303A - 勤怠管理システム、勤怠管理プログラム及びコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

勤怠管理システム、勤怠管理プログラム及びコンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2002269303A
JP2002269303A JP2001067068A JP2001067068A JP2002269303A JP 2002269303 A JP2002269303 A JP 2002269303A JP 2001067068 A JP2001067068 A JP 2001067068A JP 2001067068 A JP2001067068 A JP 2001067068A JP 2002269303 A JP2002269303 A JP 2002269303A
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Japan
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attendance
salary
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employee
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JP2001067068A
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English (en)
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Takashi Akiyama
▲たかし▼ 秋山
Joji Takeshima
穣志 竹島
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会社の従業員等の出退勤を容易に把握管理
し、出退勤データに基づく給与計算等の業務負荷を低減
し、更には職場の管理者等が部下の勤務状況を把握する
ことを容易にする勤怠管理システムを提供する。 【解決手段】 この勤怠管理システム1は、従業員の出
退勤を管理する出退勤管理装置が取得した各従業員の出
退勤時刻を含む出退勤情報を受信する受信部11と、従
業員の給与を算出するための給与算定条件を格納する給
与条件格納部13と、出退勤情報を各従業員ごとに集計
し、出退勤管理情報を作成する管理情報作成部12と、
出退勤管理情報と給与算定条件とから各従業員ごとの給
与情報を作成する給与算定部14と、出退勤管理情報又
は給与情報の送付先を各従業員ごとに格納する送付先格
納部16と、送付先格納部16に格納された送付先に、
各従業員の、出退勤管理情報又は給与情報を送信する送
信部15とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会社等における従
業員の勤務状況を管理するための勤怠管理システム、勤
怠管理プログラム及びコンピュータ読取可能な記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の会社等における従業員の勤務状況
の管理手法としては、出退勤時に職場の出入り口に設け
られたタイムレコーダにタイムカードを挿入し、出退勤
時刻をタイムカードに打刻することで記録する手法がと
られていた。給与計算や休暇の管理等もこのタイムカー
ドを基に行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の管
理手法では、タイムカードに打刻された出退勤時間と、
1日の所定勤務時間、1月ごとの出勤日、休日、各社員
の有給休暇、遅刻、早退、出張といった様々なデータと
を照合しなければならず、その処理に多大な労力を要し
ていた。
【0004】また、個人の勤務状況については各人に給
与明細書と共に渡されていたが、会社の従業員数が増え
るとその作業にも多大な時間を要するようになってい
る。更には、職場の管理者が部下の勤務状態を把握する
ためには、人事部門等に部下の勤務状態の一覧表を打ち
出してもらわなければならず、即時性に欠けており、実
際の管理業務にはあまり役立っていない場合もあった。
【0005】そこで本発明は、会社の従業員等の出退勤
を容易に把握管理し、出退勤データに基づく給与計算等
の業務負荷を低減し、更には職場の管理者等が部下の勤
務状況を把握することを容易にする勤怠管理システム、
勤怠管理プログラム及びコンピュータ読取可能な記録媒
体を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の勤怠管理システ
ムは、従業員の出退勤を管理する出退勤管理装置が取得
した各従業員の出退勤時刻を含む出退勤情報を受信する
受信手段と、従業員の給与を算出するための給与算定条
件を格納する給与条件格納手段と、受信手段が受信した
出退勤情報を各従業員ごとに集計した出退勤管理情報を
作成する管理情報作成手段と、管理情報作成手段が作成
した出退勤管理情報と給与条件格納手段に格納された給
与算定条件とから各従業員ごとの給与情報を作成する給
与算定手段と、管理情報作成手段が作成した出退勤管理
情報又は給与算定手段が作成した給与情報の送付先を各
従業員ごとに格納する送付先格納手段と、送付先格納手
段に格納された送付先に、各従業員の、管理情報作成手
段が作成した出退勤管理情報又は給与手段算定手段が作
成した給与情報を送信する送信手段とを有する。
【0007】本発明によれば、給与算定手段が、出退勤
管理情報と給与算定条件とから各従業員ごとの給与情報
を作成するので、各従業員の出退勤時間の変動や給与算
定条件の変動に応じて容易に給与情報を作成することが
できる。送信手段が、出退勤管理情報と給与情報を、各
従業員に応じた送付先に送付するので、別途ハードコピ
ーをとって送付する必要がなくなる。
【0008】また本発明の勤怠管理システムは、送付先
に、各従業員が指定する送付先と、各従業員の管理者が
指定する送付先とを含むようにしてもよい。このように
すれば、各従業員は自分に都合のよい手段(例えば、会
社のパソコンや家のパソコンのいずれか都合のよい方)
で出退勤管理情報と給与情報とを受取ることができる。
また、管理者が各従業員の出退勤情報と給与情報とを受
取ることができるので、各従業員を管理することが容易
になる。
【0009】また本発明の勤怠管理システムは、出退勤
管理情報又は前記給与情報は、電子メールの添付情報と
して送信され、予め定められたパスワードによって認証
された場合にのみ閲覧可能に形成されているようにして
もよい。出退勤管理情報又は給与情報が電子メールの添
付情報として送付されるので、例えば、従業員が事業所
間を移動中であっても出退勤管理情報又は給与情報を受
取ることができる。また、予め定められたパスワードに
よって認証された場合にのみ閲覧可能に形成されている
ので、閲覧することを予定していない第三者に、出退勤
管理情報や給与情報を見られることがない。
【0010】また本発明の勤怠管理システムは、出退勤
管理情報又は給与情報の送信を要求する要求情報を受信
する要求受信手段を更に備え、送信手段は、要求受信手
段が受信した要求情報に応じて、出退勤管理情報又は給
与情報を送信するようにしてもよい。このようにすれ
ば、勤怠管理システムが予め予定していたタイミング以
外であっても、出退勤管理情報又は給与情報を必要とす
る場合にそれらの情報を受取ることができる。
【0011】本発明の勤怠管理プログラムは、コンピュ
ータを、従業員の出退勤を管理する出退勤管理装置が取
得した各従業員の出退勤時刻を含む出退勤情報を受信す
る受信手段と、受信手段が受信した出退勤情報を各従業
員ごとに集計した出退勤管理情報を作成する管理情報作
成手段と、管理情報作成手段が作成した出退勤管理情報
と、従業員の給与を算出するための給与算定条件とから
各従業員ごとの給与情報を作成する給与算定手段と、管
理情報作成手段が作成した出退勤管理情報又は給与算定
手段が作成した給与情報の送付先を各従業員ごとに格納
する送付先格納手段と、送付先格納手段に格納された送
付先に、各従業員の、管理情報作成手段が作成した出退
勤管理情報又は給与手段算定手段が作成した給与情報を
送信する送信手段として機能させる。
【0012】本発明の勤怠管理プログラムをコンピュー
タに実行させると、給与算定手段が、出退勤管理情報と
給与算定条件とから各従業員ごとの給与情報を作成する
ので、各従業員の出退勤時間の変動や給与算定条件の変
動に応じて容易に給与情報を作成することができる。送
信手段が、出退勤管理情報と給与情報を、各従業員に応
じた送付先に送付するので、別途ハードコピーをとって
送付する必要がなくなる。
【0013】本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体
は、上記勤怠管理プログラムが記録されている。
【0014】コンピュータを用いて、本発明の記録媒体
に記録された勤怠管理プログラムを実行することで、給
与算定手段が、出退勤管理情報と給与算定条件とから各
従業員ごとの給与情報を作成するので、各従業員の出退
勤時間の変動や給与算定条件の変動に応じて容易に給与
情報を作成することができる。送信手段が、出退勤管理
情報と給与情報を、各従業員に応じた送付先に送付する
ので、別途ハードコピーをとって送付する必要がなくな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。可能な場合には、同一の部分には同
一の符号を付して重複する説明を省略する。本発明の実
施の形態では通信手段としてイントラネットを用いてい
る。データの流れを模式的に示す場合もあるが、実際の
システム構成ではデータ通信にTCP/IPなどのプロ
トコルを用いることがでる。TCP/IPの上位プロト
コルとしては、WWW(World Wide We
b)で用いられるhttp(Hyper Text T
ransfer Protocol)を用いることがで
きる。これらのプロトコル上で、WWWブラウザの表示
形式を規定するHTML(Hyper TextMar
kup Language)を用いることができる。ま
た、通信手段はイントラネットに限定されるものではな
く、本発明の目的を達成できる範囲で他の通信手段を用
いることもできる。
【0016】本発明の実施形態である勤怠管理システム
1及びそれを用いたネットワーク構成100について、
図1を用いて説明する。図1は、勤怠管理システム1及
びそれを用いたネットワーク構成100を示した構成図
である。ネットワーク構成100は、勤怠管理システム
1と、各職場の出入り口に設置されている出退勤管理装
置A〜C(21〜23)と、イントラネット3と、管理
者端末4と、従業員端末5とから構成されている。
【0017】管理者端末4及び従業員端末5について説
明する。管理者端末4及び従業員端末5は、イントラネ
ット3に接続されており、物理的には、CPU(中央処
理装置)、メモリ、マウスやキーボードといった入力装
置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクと
いった格納装置、モデムといった送受信装置などを備え
たコンピュータシステム(例えばパーソナルコンピュー
タ、携帯情報端末)として構成される。管理者端末4
は、従業員の中でいわゆる管理職の立場にある者が使用
するものであり、従業員端末5はその他の従業員が使用
するものである。
【0018】次に、出退勤管理装置A〜C(21〜2
3)について説明する。出退勤管理装置A〜C(21〜
23)は、いわゆるICカードリードライト装置であっ
て、物理的には、ICカードとの通信状態を確立する通
信制御部、ICカードとデータのやり取りをするインタ
ーフェイス部、ICカードとデータのやり取りをした結
果を送出する送信部、各部を制御統括するCPU(中央
処理装置)等から構成される。出退勤管理装置A〜C
(21〜23)は、従業員がICカードを読み込ませる
と、その時刻を出退勤時刻と認識し、従業員を特定する
情報及び直行直帰等の付帯情報と共に出退勤情報として
勤怠管理システム1に送信する。尚、出退勤管理装置A
〜C(21〜23)は、ICカードリードライト装置の
他にも、指紋、虹彩、網膜、筆跡、声紋、DNA等の利
用者の生物学的な特徴や、磁気カード、印鑑等の利用者
の持ち物や、パスワード、暗証番号、秘密鍵等の利用者
のみが記憶している情報などにより従業員を特定する種
々の装置が採用できる。出退勤管理装置A〜C(21〜
23)は、それぞれ別の事業所に設置されているものと
する。
【0019】次に、勤怠管理システム1について説明す
る。勤怠管理システム1は、物理的には、CPU(中央
処理装置)、メモリ、マウスやキーボードといった入力
装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスク
といった格納装置などを備えたコンピュータシステム
(例えばワークステーション、パーソナルコンピュー
タ)として構成される。勤怠管理システム1は機能的な
構成要素として、受信部11(受信手段)と、管理情報
作成部12(管理情報作成手段)と、給与条件格納部1
4(給与条件格納手段)と、給与算定部14(給与算定
手段)と、送信部15(送信手段)と、送付先格納部1
6(送付先格納手段)と、要求受信部17(要求受信手
段)を備えて構成されている。以下、各構成要素につい
て詳細に説明する。
【0020】受信部11は、出退勤管理装置A〜C(2
1〜23)から送信されてくる、従業員の出退勤情報を
受取る部分である。出退勤情報は、社員番号や名前など
の従業員を特定できる情報をヘッダとして、出勤時刻及
び退勤時刻の情報、更に直行直帰の情報などの付帯情報
を含むものである。受信部11は受取った出退勤情報を
管理情報作成部12へ送出する。
【0021】管理情報作成部12は、受取った出退勤情
報を集計して、出退勤管理情報を作成する部分である。
出退勤管理情報は各従業員ごとに作られており、各出勤
日ごとの出社時刻、出社場所、退社時刻、退社場所、時
間外労働時間、休日労働時間、休日残業時間、特記事項
などが含まれている。出社場所及び退社場所とは、どの
事業所に出社し退社したかを指し示す情報である。時間
外労働時間とは出社時刻と退社時刻から算出される1日
の総労働時間から、定時間内の労働時間を差し引いた超
過時間のことを指すものである。休日労働時間とは、休
日に出勤した場合の労働時間であって、通常出勤日の定
時間内の時間を上限とするものである。休日残業時間と
は、休日に出勤した場合の労働時間であって、休日労働
時間を超過した分の労働時間を指すものである。特記事
項とは、その日の勤務形態が通常出勤であったのかそれ
とも早退や欠勤等の出勤形態であったのかを指し示す情
報である。
【0022】給与条件格納部13は、給与算定条件とし
ての諸条件を、従業員マスターテーブル、勤務項目テー
ブル、及び、単位給与テーブルといった形式で格納する
部分である。従業員マスターテーブルは、各従業員の、
社員番号、名前、所属部門、所属グループ、職位などを
格納している。勤務項目テーブルは、通常出勤や欠勤や
時間外労働などの項目別に、給与算定の基礎となる係数
を格納している。単位給与テーブルは、各職位ごとの単
位給与を格納する部分であり、単位給与は勤務項目テー
ブルの係数と掛け合わせることで給与を算出するもので
ある。
【0023】給与算定部14は、給与条件格納部13に
格納されている給与算定条件としての各情報と、管理情
報作成部12が作成した出退勤管理情報とを基に各従業
員の給与を算出する部分である。
【0024】送付先格納部16は、管理情報作成部12
が作成した出退勤管理情報と、給与算定部14が算出し
た給与情報とを送付する送付先の情報を各従業員ごとに
格納する部分である。送付先としては、各従業員の電子
メールアドレスと、各従業員の管理職社員の電子メール
アドレスが登録されている。いずれの送付先も随時変更
することが可能となっている。
【0025】要求受信部17は、管理者端末4又は従業
員端末5から送られてくる要求情報を受信する部分であ
る。要求情報とは、出退勤管理情報又は給与情報の送信
を要求する情報である。
【0026】送信部15は、出退勤管理情報又は給与情
報を送信する部分であり、送信先として送付先格納部1
6に格納されている送信先を指定する。送信部15はイ
ントラネット3に接続されていて、イントラネット3を
介して管理者端末4や従業員端末5に情報を送信するこ
とが可能である。また、送信するタイミングとしては、
管理情報作成部12及び給与算定部14が各情報を作成
した後でも、要求受信部17が情報の送信要求を受けた
場合でも、いずれも対応可能である。
【0027】次に、勤怠管理システム1及びネットワー
ク構成100の動作について説明する。従業員は会社に
出勤すると職場の出入り口にある出退勤管理装置A〜C
(21〜23)にICカードを認識させて職場に入る。
例えば出退勤管理装置Aが設置されている事業所に出勤
した場合は、出退勤管理装置A(21)が、従業員の社
員番号と、名前と、出社時刻とを出退勤情報として勤怠
管理システム1の受信部11へ送信する。尚、有給休暇
や欠勤や直行直帰などの例外処理の場合は、出退勤管理
装置A(21)を適宜操作してその旨を入力し、出退勤
情報に添付して勤怠管理システム1の受信部11へ送信
するものとする。従業員は退社時にも同様に各職場に設
置されている出退勤管理装置A〜C(21〜23)にI
Cカードを認識させる。出退勤管理装置A(21)は、
従業員の社員番号と、名前と、退社時刻とを出退勤情報
として勤怠管理システム1の受信部11へ送信する。
【0028】図2は、勤怠管理システム1の処理の流れ
を示した流れ図である。以下図2を用いて説明する。勤
怠管理システム1の受信部11は、出退勤管理装置A〜
C(21〜23)から送られてくる各従業員の出退勤情
報を受信する(ステップS01)。勤怠管理システム1
の管理情報作成部12は、受信部11が受信した各従業
員の出退勤情報を基に、出退勤管理情報を作成する(ス
テップS02)。
【0029】図3は、社員番号1の従業員Aの出退勤管
理情報の一例を示した図である。ステップS02につい
て図3を用いて更に説明する。図3に示すように、出退
勤管理情報の項目としては、日付、曜日、出社時刻、出
社場所、退社時刻、退社場所、時間外労働時間、休日労
働時間、休日残業時間、特記等がある。例えば、8日月
曜日のように出社場所と退社場所が異なるのは、就業時
間中に職場を移動したことを示している。
【0030】勤怠管理システム1の給与算定部14は、
管理情報作成部12が図3のように出退勤管理情報を作
成した後、給与条件格納部13に格納されている従業員
の給与条件を参照する(ステップS03)。給与算定部
14は、出退勤管理情報と給与条件とから給与の算定を
し、給与情報を作成する(ステップS04)。図4は、
給与条件格納部13に格納されている給与条件の一例を
示した図である。
【0031】ステップS04について図4を用いて更に
説明する。図4(a)は、給与条件格納部13に格納さ
れている従業員マスターテーブルを示した図である。従
業員マスターテーブルの項目としては、社員番号、名
前、所属部門、所属グループ、職位等がある。図4
(b)は、給与条件格納部13に格納されている勤務項
目テーブルを示した図である。勤務項目テーブルは、通
常出勤や欠勤や時間外労働などの項目別に給与算定の基
礎となる係数を格納している。図4(c)は、給与条件
格納部13に格納されている単位給与テーブルを示した
図である。単位給与テーブルは、勤務項目テーブルの係
数を掛け合わせることで給与の算定が可能な単位給与
を、職位に対応させて保存している。
【0032】従業員Aを例にとると、給与算定部14
は、図3に示す出退勤管理情報から、従業員Aの勤務情
報を抽出する。具体的には、通常出勤:19日、時間外
労働時間:2時間、有給休暇:1日、欠勤:1日、直
帰:1日、休日出勤:2日(14時間)、休日残業時
間:3時間を抽出する。この抽出結果に図4(b)の係
数を掛け合わせると、係数の合計は24.4となる。更
に図4(c)の単位給与を掛けると従業員Aの今月の給
与244000円が算出される。同様に他の従業員につ
いても給与を算出し、図4(c)を得る。
【0033】要求受信部17が、管理者端末4又は従業
員端末5からの要求情報を受信すると(ステップS0
4)、送信部15が、出退勤管理情報(図3に示すもの
と同様)又は給与情報を送信する(ステップS05)。
要求受信部17が、送信要求を受信せずに給与計算の締
め切り日が来ると(ステップS06)、送信部15が、
出退勤管理情報又は給与情報を送信する(ステップS0
7)。送信部15は、各従業員の出退勤管理情報と給与
情報を電子メールで送信する。送信先は送付先格納部1
6に図5(a)のように格納されている。送信先として
は各従業員の指定されたメールアドレスと、各従業員が
所属するグループの管理社員の指定されたメールアドレ
スがある。各従業員の管理社員は、図5(a)のグルー
プ欄に記載の数字と、図5(b)の管理社員とを対応さ
せて決定される。各従業員は、従業員端末5でこの電子
メールを受信し、内容を閲覧することができる。管理社
員は、管理者端末4で同様に電子メールを受信し、内容
を閲覧することができる。
【0034】送信部15が、電子メールで出退勤管理情
報と給与情報とを送信する場合には、電子メールの添付
ファイルの形式で送信する。この添付ファイルは、予め
定められたパスワードによって認証されたときのみ閲覧
可能なように暗号化されている。添付ファイルを暗号化
する方法としては、添付ファイルを作成するアプリケー
ションソフトに付属している暗号機能を用いる方法や、
ファイルの暗号処理を行なうアプリケーションソフトを
用いる方法が用いられる。送信部15が、電子メールで
出退勤管理情報と給与情報とを送信する別の態様として
は、電子メールメッセージそのものを暗号化する方法も
用いられる。電子メールメッセージそのものを暗号化す
るためには、PGPやS/MIMEといったツールが用
いられる。
【0035】本発明の実施形態である勤怠管理プログラ
ム811及びコンピュータ読取可能な記録媒体8(以
下、単に記録媒体8という)について説明する。かかる
記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディス
ク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリな
どが該当する。
【0036】図6は、記録媒体8の構成図である。記録
媒体8は、プログラムを記録するプログラム領域81を
備えている。プログラム領域81には、勤怠管理プログ
ラム811が記録されている。勤怠管理プログラム81
1は、処理を統括するメインモジュール811aと、各
従業員の出退勤時刻を含む出退勤情報を受信する受信モ
ジュール811bと、出退勤情報を各従業員ごとに集計
し、出退勤管理情報を作成する管理情報作成モジュール
811cと、出退勤管理情報と、従業員の給与を算出す
るための給与算定条件とから各従業員ごとの給与情報を
作成する給与算定モジュール811dと、各従業員の出
退勤管理情報又は給与情報を送信する送信モジュール8
11eとを備える。
【0037】ここで、受信モジュール811b、管理情
報作成モジュール811c、給与算定モジュール811
d、送信モジュール811eをそれぞれ動作させること
によって実現する機能は、上記勤怠管理システム1の受
信部11、管理情報作成部12、給与算定部14、送信
部15のそれぞれの機能と同様である。
【0038】本実施形態の作用及び効果について説明す
る。複数の出退勤管理装置A〜C(21〜23)が従業
員の出退勤時刻を取得するので、従業員が通常と異なる
事業所に出勤した場合でも出退勤時刻の管理が可能とな
る。受信部11が、複数の出退勤管理装置A〜C(21
〜23)から送られてくる出退勤時刻を含む出退勤情報
を受信するので、容易に各従業員の勤務状況を把握する
ことができる。給与算定部14が、出退勤管理情報と給
与算定条件とから各従業員ごとの給与情報を作成するの
で、各従業員の出退勤時間の変動や給与算定条件の変動
に応じて容易に給与情報を作成することができる。
【0039】送信部15が、出退勤管理情報と給与情報
を、送付先格納部16に格納されている各従業員に応じ
た送付先に送付するので、別途ハードコピーをとって送
付する必要がなくなり、各従業員は自分に都合のよい手
段で出退勤管理情報と給与情報とを受取ることができ
る。また、管理者が各従業員の出退勤情報と給与情報と
を受取ることができるので、各従業員を管理することが
容易になる。また、送信部15は、出退勤管理情報又は
前記給与情報を、電子メール本文又は電子メールの添付
情報として送信し、予め定められたパスワードによって
認証された場合にのみ閲覧可能に形成されているので、
例えば、従業員が事業所間を移動中であっても出退勤管
理情報又は給与情報を受取ることができ、閲覧すること
を予定していない第三者に、出退勤管理情報や給与情報
を見られることがない。
【0040】送信部15は、要求受信部17が受信した
要求情報に応じて、出退勤管理情報又は給与情報を送信
するので、勤怠管理システム1が予め予定していたタイ
ミング以外であっても、従業員等が出退勤管理情報又は
給与情報を必要とする場合にそれらの情報を送信するこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、給与算定手段が、出退
勤管理情報と給与算定条件とから各従業員ごとの給与情
報を作成するので、各従業員の出退勤時間の変動や給与
算定条件の変動に応じて容易に給与情報を作成すること
ができる。送信手段が、出退勤管理情報と給与情報を、
各従業員に応じた送付先に送付するので、別途ハードコ
ピーをとって送付する必要がなくなる。従って、本発明
の目的とする、会社の従業員等の出退勤を容易に把握管
理し、出退勤データに基づく給与計算等の業務負荷を低
減し、更には職場の管理者等が部下の勤務状況を把握す
ることを容易にする勤怠管理システム、勤怠管理プログ
ラム及びコンピュータ読取可能な記録媒体を提供するこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である勤怠管理システム1
を用いたネットワーク構成100を示した構成図であ
る。
【図2】勤怠管理システム1の処理の流れを示した流れ
図である。
【図3】管理情報作成部12が作成した出退勤管理情報
の一例を示した図である。
【図4】給与条件格納部13に格納されている給与条件
の一例を示した図である。
【図5】送付先格納部16に格納されている送付先の一
例を示した図である。
【図6】勤怠管理プログラム811を記録した記録媒体
8の構成図である。
【符号の説明】
1…勤怠管理システム、11…受信部、12…管理情報
作成部、13…給与条件格納部、14…給与算定部、1
5…送信部、16…送付先格納部、17…要求送信部、
3…イントラネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07C 1/00 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 3E038 AA01 BA03 BA04 BB05 CA02 CA03 CA06 CA07 CB02 CB04 CB10 FA03 FA10 GA02 5B035 BB09 BC00 5B058 CA01 YA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 従業員の出退勤を管理する出退勤管理装
    置が取得した各従業員の出退勤時刻を含む出退勤情報を
    受信する受信手段と、 従業員の給与を算出するための給与算定条件を格納する
    給与条件格納手段と、 前記受信手段が受信した出退勤情報を各従業員ごとに集
    計した出退勤管理情報を作成する管理情報作成手段と、 前記管理情報作成手段が作成した出退勤管理情報と、前
    記給与条件格納手段に格納された給与算定条件とから各
    従業員ごとの給与情報を作成する給与算定手段と、 前記管理情報作成手段が作成した出退勤管理情報又は前
    記給与算定手段が作成した給与情報の送付先を各従業員
    ごとに格納する送付先格納手段と、 当該送付先格納手段に格納された送付先に、各従業員
    の、前記管理情報作成手段が作成した出退勤管理情報又
    は前記給与手段算定手段が作成した給与情報を送信する
    送信手段とを有する勤怠管理システム。
  2. 【請求項2】 前記送付先には、各従業員が指定する送
    付先と、各従業員の管理者が指定する送付先とを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の勤怠管理システム。
  3. 【請求項3】 前記出退勤管理情報又は前記給与情報
    は、電子メールの添付情報として送信され、予め定めら
    れたパスワードによって認証された場合にのみ閲覧可能
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の勤怠
    管理システム。
  4. 【請求項4】 前記出退勤管理情報又は前記給与情報の
    送信を要求する要求情報を受信する要求受信手段を更に
    備え、 前記送信手段は、当該要求受信手段が受信した要求情報
    に応じて、前記出退勤管理情報又は前記給与情報を送信
    することを特徴とする請求項1記載の勤怠管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、 従業員の出退勤を管理する出退勤管理装置が取得した各
    従業員の出退勤時刻を含む出退勤情報を受信する受信手
    段と、 前記受信手段が受信した出退勤情報を各従業員ごとに集
    計した出退勤管理情報を作成する管理情報作成手段と、 前記管理情報作成手段が作成した出退勤管理情報と、従
    業員の給与を算出するための給与算定条件とから各従業
    員ごとの給与情報を作成する給与算定手段と、 前記管理情報作成手段が作成した出退勤管理情報又は前
    記給与算定手段が作成した給与情報の送付先を各従業員
    ごとに格納する送付先格納手段と、 当該送付先格納手段に格納された送付先に、各従業員
    の、前記管理情報作成手段が作成した出退勤管理情報又
    は前記給与手段算定手段が作成した給与情報を送信する
    送信手段として機能させるための勤怠管理プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の勤怠管理プログラムが記
    録されたことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録
    媒体。
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