JP5115935B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体。 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体。 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを介して、接続するワークフロー制御装置及びその制御方法、クライアント端末と、ワークフロー制御サーバと、クライアント端末とがネットワークを介して相互に接続されて構成されるワークフロー制御システム、プログラムに関し、特にワークフロー処理履歴閲覧権限に関する柔軟な設定を特徴とするシステムに関する。
一般的なワークフローシステムでは、ユーザーが電子伝票を処理した履歴を保持しておくことがある。特許文献1でもそのような履歴を保持している。
また、特許文献1では履歴の参照権限をユーザー毎に設定することにより、自身が処理した電子伝票の処理履歴以外でも参照可能にすることができる。
特開2001−22827号公報
ただし、特許文献1はあくまでシステム管理者がユーザー毎に参照権限を設定することを特徴としており、ユーザーがユーザーへの参照権限を設定することはできない。
したがって、特に、委任時に委任元ユーザーが委任先ユーザーへ委任元の処理した履歴の参照権限を設定することには対応していない。
また、ユーザー毎に処理履歴を設定できるが、それ以上細かい単位での処理履歴の設定はできず、柔軟性に欠けセキュリティーに問題が残る。
例えば、以下6つのセキュリティー上の問題が考えられる。
問題1「委任元が処理した履歴を見せたくないケース」
(1)AさんはBさんに委任。(2)Aさんは顧客登録伝票を大量に申請。(3)BさんはAさんとして顧客登録伝票を大量に申請。(4)Bさんは、Aさんの処理履歴をすべて見れてしまうので、Aさんが処理した顧客登録伝票を見ることができ、Bさんには関係のない顧客情報まで見れてしまう。
問題2「委任先間で処理履歴を共有させたくないケース」
(1)AさんはBさんとCさんに委任。(2)BさんがAさんとして契約書伝票を申請。(3)CさんはBさんがAさんとして申請した処理履歴をすべて見れてしまうので、Cさんには関係のないBさんがAさんとして申請した伝票の処理履歴が見れてしまう。
問題3「申請、承認ごとに処理履歴を見せたくないケース」
(1)Aさんは図書購入伝票を申請。(2)Aさんは契約書伝票を承認。(3)AさんはBさん委任。(4)Aさんは契約書伝票の重要な契約の金額の処理履歴は見せたくないが、図書購入伝票の処理履歴は見せたい。
問題4「業務ごとに処理履歴を見せたくないケース」
(1)AさんはBさんに委任。(2)Aさんは契約書伝票を承認。(3)Aさんは人事評価伝票を承認。(4)Aさんは交通費伝票を申請。(5)Bさんはすべての処理履歴を見れてしまうので、契約書、人事評価など重要な処理履歴も見れてしまう。
問題5「委任前に処理した処理履歴を見せたくないケース」
(1)Aさんは契約書伝票を承認(伝票1とする)。AさんはBさんに委任。(3)Aさんは契約書伝票を承認(伝票2とする)。(4)AさんはBさんに委任後の伝票2のみ見せたいが、伝票1も見せてしまう。
問題6「委任解除後にこれまでの作業履歴を見れる・見れないを選択させたいケース」
(1)AさんはBさんに委任。(2)BさんはAさんとして伝票を処理。(3)AさんはBさんの委任を解除。(4)BさんはAさんとして処理した伝票の履歴を参照したいが、委任が解除されているため見れない(セキュリティーが高すぎることが問題)
そこで、本発明は、委任時に委任元ユーザーが委任先ユーザーへ業務を委任するとき、当該業務にかかる処理履歴の参照権限を設定可能とすることで、委任ユーザーが処理履歴を参照する場合に、セキュリティー上不要な処理履歴を表示させないようにしつつ委任先ユーザー以外のユーザーによる処理履歴のうち委任先ユーザーに閲覧させても問題のない処理履歴を参照可能とすることを目的とする。
本発明は、ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置であって、委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、前記受付手段は、委任元ユーザーの委任前の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任する前の業務の処理履歴を抽出することを特徴とする
また、本発明は、ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置であって、委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、前記受付手段は、委任元ユーザーの委任後の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任した後の業務の処理履歴を抽出することを特徴とする。
また、ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置であって、委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、前記受付手段は、複数の委任先ユーザーの処理履歴を、委任先ユーザーが互いにそれぞれ参照可能に設定できるものであり、前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該ユーザーとは別の委任先ユーザーによる業務の処理履歴を抽出することを特徴とする。
また、ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置であって、委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、前記受付手段は、委任先ユーザーの委任の解除を受け付けるものであり、前記受付手段により委任の解除を受け付けた場合、前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を抽出しないことを特徴とする。
本発明によれば、委任時に委任元ユーザーが委任先ユーザーへ業務を委任するとき、当該業務にかかる処理履歴の参照権限を設定可能とすることで、委任ユーザーが処理履歴を参照する場合に、セキュリティー上不要な処理履歴を表示させないようにしつつ委任先ユーザー以外のユーザーによる処理履歴のうち委任先ユーザーに閲覧させても問題のない処理履歴を参照可能とすることが可能となる。
ワークフローシステムの構成を示すシステム構成図 各種端末のハードウエア構成を示す図 委任設定画面の例 委任設定画面が表示されるまでのフローチャート クライアント端末における処理履歴検索画面の例 処理履歴検索画面が表示されるまでのフローチャート 処理履歴検索画面の検索開始から検索結果が表示されるまでのフローチャート 委任設定テーブルの例 処理履歴閲覧画面の対象ユーザー選択リスト取得フローチャート 委任画面取得処理の詳細な処理フローチャート 業務データテーブルの例 クライアント端末における処理履歴検索画面の例 処理履歴テーブルの例
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係るワークフローシステム(情報処理システム)の構成を示すシステム構成図である。
図1において、ワークフローシステムは、少なくとも1つのワークフローサーバ101とワークフロークライアント102がネットワークを介して接続されている。
ユーザーは、例えばウェブブラウザやクライアントソフトウェアなどを利用して、ワークフロークライアント102から、ワークフローサーバ101に対して、ワークフロー進行の要求などを行う。
ワークフローサーバ101は、要求に応じた処理、管理をおこない、必要があればワークフロークライアント102に対して結果などを送信する。
ワークフローサーバ101とワークフロークライアント102の間の通信は、通常のHTTPのリクエストでもよいし、SOAPなどを利用したウェブサービスのリクエストでもよい。また、ワークフローサーバ101からネットワークを介してDBサーバ103へ接続されており、DBサーバ103に処理履歴データ104を保持している。
図2は、本発明の実施形態の各種端末のハードウエア構成を示す図である。
図2において、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを統括的に制御する。
また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステム(OS)や、各サーバあるいは各クライアントの後述する各種機能を実現するためのプログラムが記憶されている。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア、一時待避領域等として機能する。
入力コントローラ205は、入力部209からの入力を制御する。この入力部209としては、特に、サーバやクライアント等の端末では、キーボード、マウス等のポインティングデバイスが挙げられる。また、印刷装置等では、タッチパネル、ボタン、スイッチ等が挙げられる。
出力コントローラ206は、出力部210の表示を制御する。この出力部210としては、例えば、CRTや液晶等が挙げられる。
外部メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザーファイル、編集ファイル、プリンタドライバ等を記憶する外部メモリ211へのアクセスを制御する。加えて、各サーバあるいは各クライアントの各種機能を実現するための各種テーブル、パラメータが記憶されている。この外部メモリ211としては、ハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等が挙げられる。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク214を介して外部機器との通信制御処理を実行する。
本発明を実現するためのプログラム212は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
図3はクライアント端末における委任設定画面の例である。
この画面は、クライアント端末が、ログインユーザーとして「シミズ」(300)でログインされ、メニュー画面(319)の委任設定(303)が選択された後、委任設定画面(305)を開くものである。
この例では、ログインユーザーの「シミズ」(300)が、部門名「システム部門1部」(314)、指名「ヤマダ」(315)のユーザーへ委任することを表している。
次に、業務(306)は、ログインユーザーの「シミズ」(300)が委任できる業務のリストである。業務A〜業務Eが委任可能であることを示している。
申請権限(307)は、処理履歴閲覧権限を申請の履歴のみ委任することを可能とする。この申請権限(307)にチェックを入れることで、委任元の「シミズ」(300)が申請処理した履歴と委任先ユーザーの「ヤマダ」(315)がシミズ(300)になり替わって申請処理した履歴を閲覧可能にする。
承認権限(308)は、処理履歴閲覧権限を承認の履歴のみ委任することを可能とする。この承認権限(308)にチェックを入れることで、委任元の「シミズ」(300)が承認処理した履歴と委任先ユーザーの「ヤマダ」(315)がシミズ(300)になり替わって承認処理した履歴を閲覧可能にする。
委任元(309)は、委任元の処理履歴閲覧権限を委任するか選択可能とする。例えば、申請権限(307)、承認権限(308)にチェックを入れることで委任元の操作権限は委任先に委任されるが、委任元(309)のチェックが外れていた場合、処理履歴閲覧権限は委任されないため、委任元が処理した履歴を委任先は参照することができなくなる。なお、委任先が委任元ユーザーになり替わって処理した履歴は閲覧可能である。
委任前(310)は、委任する以前に処理した処理履歴閲覧権限を委任するかどうか選択可能とする。委任前(310)にチェックをすることで、委任前に処理した委任元の処理履歴を委任先は参照することができなくなる。なお、委任後に処理した委任元の処理履歴、または委任後に処理した委任先が委任元になり替わって処理した処理履歴は参照可能である。
委任後(311)は、委任解除後に委任先が委任元になり替わって処理した履歴を閲覧可能かどうか選択可能にする。委任後(311)のチェックをはずすと委任解除後には委任時に処理した履歴を参照できなくなる。
委任先間(316)は、委任先が複数人存在した場合、委任先間の処理履歴を参照可能かどうか選択可能とする。例えば、「シミズ」(300)が「ヤマダ」(315)に委任する際、委任先間(316)にチェックをつけたとする。また、「シミズ」(300)が「ヤマモト」に委任する際、委任先間(316)にチェックをつけなかったとする。この場合、「ヤマモト」が委任先ユーザー「シミズ」(300)になり替わって処理した処理履歴を「ヤマダ」(315)は参照可能であるが、ヤマダ(315)が委任先ユーザー「シミズ」(300)になり替わって処理した処理履歴を「ヤマモト」は参照することができない。
なお、申請処理(307)、承認処理(308)にチェックがついていない場合、委任自体行われないため、申請処理(307)、承認処理(308)以外のチェックは選択不可能状態になる。
また、本願発明の中核になる、参照権限の柔軟な設定を行うことでセキュリティーの向上を図ることは、申請権限(307)、承認権限(308)、委任元(309)、委任前(310)、委任後(311)、委任先間(316)の各選択を組み合わせることで実現する。
以下、例をいくつかあげる。
例1:全処理履歴を委任するケース
委任元の処理履歴閲覧権限を委任先にすべて委任したい場合、すべての業務の申請権限(307)、承認権限(308)、委任元(309)、委任前(310)を選択にすることで実現する。
例2:上司、部下それぞれに委任するケース
自身の処理履歴閲覧権限を上司(Aとする)には申請権限(307)、承認権限(308)、委任元(309)、委任前(310)、委任先間(316)を選択し委任する。また、部下(Bとする)には申請権限(307)、承認権限(308)、を選択し委任する。
このようにすることで、上司Aは委任元の処理履歴をすべて見れ、さらに部下Bが委任元になり替わって処理した処理履歴を見れる。また、部下Bは委任元が処理した処理履歴を見れず、また上司Aが委任元になり替わって処理した処理履歴も見れない。
例3:特定業務を複数人で共有しながら作業するケース
管理部によるパソコン持ち出し承認業務を例にする。委任元は管理部に所属し、さまざまな業務を承認できるが、その中のパソコン持ち出し承認業務のみ委任したい場合を考える。また、この業務の特徴は、処理履歴を共有することで業務効率があがるものとする。
まず、委任元はパソコン持ち出し承認業務の承認権限(307)、委任元(309)、委任先間(316)を選択し、複数人に委任する。そうすることで、対象業務の承認処理のみ行え、且つ、委任先間で処理履歴を共有できるので作業効率が上がる。また、委任前(310)が未選択のため、委任元が委任前に処理した履歴は共有されず、セキュリティーが高い。
なお、委任元(309)にチェックがついていない場合、委任元の処理履歴閲覧権限が委任されないため、委任前(310)は選択不可能状態になる。
決定(312)が押下されると、図4の委任設定登録要求(411)がサーバに渡され、サーバにより委任設定登録処理(412)が行われることにより委任が決定され、委任画面(413)により委任設定済みリスト(313)に表示される。
この例では、「シミズ」(300)が「サトウ」(317)と「ヤマモト」(318)にすでに委任していることがわかる。
なお、委任解除(318)ボタンが押下されると対象ユーザーへの委任が解除される。
具体的には、図8に示す委任設定テーブルのうち委任解除が指定された「解除フラグ」が「0」から「1」に変更する。
図8は委任設定テーブルの例である。
このテーブルのレコードは後述する図4の委任設定登録処理(412)で作成される。
委任元ID(800)は、委任元ユーザーを一意に表すIDを格納する項目である。例では、User_001とUser_005が委任を行っているのがわかる。
委任先ID(801)は、委任する先を一意に表すIDを格納する項目である。例ではUser_002がUser_001とUser_005から、User_003がUser_001から委任されているのがわかる。
委任業務ID(802)は、委任元が委任先に委任する業務を一意に表すIDを格納する項目である。例では、User_001がGyoumu_AをUser_002に、User_001がGyoumu_BをUser_002に、User_001がGyoumu_BをUser_003に、User_005がGyoumu_CをUser_002に委任していることを表す。
申請フラグ(803)は、処理履歴閲覧権限を申請の履歴のみ委任することを表す項目であり、1が申請の履歴のみ委任することを表し、0が委任しないことを表す。
承認フラグ(804)は、処理履歴閲覧権限を承認の履歴のみ委任することを表す項目であり、1が承認の履歴のみ委任することを表し、0が委任しないことを表す。
委任元フラグ(805)は、委任元の処理履歴閲覧権限を委任するかを表す項目であり、1が委任することを表し、0が委任しないことを表す。
委任前フラグ(806)は、委任する以前に処理した処理履歴閲覧権限を委任するかどうかを表す項目である。1が委任することを表し、0が委任しないことを表す。
委任後フラグ(807)は、委任解除後に委任先が委任元になり替わって処理した履歴を閲覧可能かどうか表す項目である。1が閲覧可能を表し、0が閲覧不可能を表す。
委任先間フラグ(808)は、委任先が複数人存在した場合、委任先間の処理履歴を参照可能かどうか表す項目である。1が参照可能を表し、0が参照不可能を表す。
解除フラグ(809)は、委任が解除されたかどうかを表す項目である。1は委任が解除されたことを表し、0は委任が解除されていないことを表す。なお、図3の決定(312)ボタンが押下されてレコードが作成された時に0を設定し、委任解除(318)が行われた場合1で更新する。
委任日(810)は、委任をした日を示す項目である。より詳細に、委任日だけでなく、時間を記載することもできるものとする。
図4は、委任設定画面が表示されるまでのフローチャートである。
クライアント端末(400)よりログイン画面要求(402)を受け、サーバ(401)でログイン画面取得処理を行い、ログイン画面(404)を返却する。
クライアント端末は、ログイン画面(404)にてログイン認証要求(405)を行う。
サーバ(401)でログイン処理、メニュー画面取得処理(406)を行い、メニュー画面(407)を返却する。
クライアント端末(400)よりメニュー画面(407)から委任画面要求(408)を行い、サーバ(401)で委任画面取得処理(409)を行い、委任画面(410)を取得する。委任画面は図3の画面のことである。
次に、委任画面取得処理(409)の詳細な処理フローを図10と図11を用いて説明する。
本処理はサーバにおける処理であり、クライアント端末から委任画面要求(408)があった場合に処理を開始する。
ステップ1000において、業務データテーブルからログインユーザーが参照可能な業務を抽出する。
業務データテーブルの一例を図11に示す。業務名(1100)毎に、その業務を参照することができる組織が参照可能組織(1101)として定義されている。この例では、業務Aを参照することができる組織は、「システム部門1部」となる。なお、各組織に所属しているユーザーは組織データベース(不図示)に保存している。
したがって、ステップ1000では、まず、ログインユーザーが所属している組織を特定した後、その組織が参照可能な業務を抽出している。
ステップ1001において、抽出した業務毎に委任する操作権限を指定するチェックボックスを生成する。ここでは、それぞれの業務毎に、申請権限(307)〜委任先間(316)のチェックボックスを生成する。
ステップ1002において、委任設定テーブルからログインユーザーが委任したレコードを抽出する。具体的には、図8において、委任元IDが、ログインユーザーのIDと一致するレコードを抽出する。
ステップ1003において、抽出したレコードを用いて委任先ユーザーを特定する。ステップ1002で抽出したレコードの委任先IDを用いて、ユーザー管理データベースから委任先ユーザーを特定する。
ステップ1004において、委任設定済リスト(313)を作成する。
最後に、クライアント端末において表示させるための委任設定画面データを生成して、クライアント端末へ送信する。
図5は、クライアント端末における処理履歴検索画面の例である。
この画面は、クライアント端末が、ログインユーザーとして「ヤマダ」(500)でログインされ、メニュー画面(514)の処理履歴閲覧(504)が選択された後、押下後処理履歴閲覧画面(505)を開くものである。
クライアント端末を操作するユーザーは、対象ユーザー選択(506)からどのユーザーの処理履歴を検索するかを選択する。
(本人)を選んだ場合、本人が処理した履歴、もしくは本人が委任した委任先が委任元として処理した履歴を検索対象とする。
(本人)以外で、(過去)と表示されていないユーザーは現在委任されているユーザーを表し、委任元が処理した履歴、もしくは自身が委任元になり替わって処理した履歴を検索対象とする。
また、ユーザー名に(過去)が表示されているユーザーは、過去に委任されたユーザー(現在は委任解除されたユーザー)で、委任時に図3の委任後(311)にチェックがついていた場合に表示され、委任されていた期間に自身が委任元になり替わって処理した履歴を検索対象とする。
検索条件(507)は、対象ユーザー選択(506)により選択されたユーザーの処理履歴に対して、検索条件を指定できる。例では、業務名、案件IDにより絞込みを可能としている。
ユーザーは、検索(508)ボタンを押下することにより、対象ユーザー選択(506)、検索条件(507)で指定した条件で処理履歴を検索できる。
検索結果(509)は、検索(508)で検索した処理履歴の結果が表示される。
この例では、業務名(510)、案件ID(511)、案件ステータス(512)、委任者名(513)(委任を受けた者の氏名を示すものである。)、処理者(516)を表示している。また、各業務列の開く(516)ボタンを押下することにより、対象業務名(510)、対象案件ID(511)の案件の詳細画面を開くことが可能である。
また、この例は、ログインユーザー(500)「ヤマダ」が、対象ユーザー選択において「シミズ」を選択した場合の例を示している。
なお、前提として、委任元「シミズ」は、業務A〜Cにおいて、委任先として「ヤマダ」と「サトウ」にそれぞれ委任設定をしており、かつ、委任先間(316)が指定されているものとする。また、業務Aは、「ヤマダ」が「シミズ」の代わりに処理し、業務Bは、「サトウ」が「シミズ」の代わりに処理し、業務Cは、「シミズ」が「シミズ」として処理したものとする。
したがって、検索結果(509)を閲覧すると、業務Aは、「ヤマダ」が委任を受け、「ヤマダ」が委任元の代わりに処理を行ったことが分かる。また、業務Bは、「ヤマダ」と共に委任を受けた委任者である「サトウ」が、委任元の代わりに処理を行ったことが分かる。さらに、業務Cは、委任社名(513)が空欄である、委任元である「シミズ」が「シミズ」として処理を行ったことが分かる。
次に、別の例を図12に示す。
この例は、対象ユーザー選択506において、ユーザー名に(過去)が表示されているユーザーを選択した例である。例えば、「ヤマダ」が過去に「カトウ」から委任を受けた業務を閲覧した場合の表示例である。
検索結果(509)には、委任社名(513)「ヤマダ」で処理者(515)「ヤマダ」となっている業務Aが表示されている。これは、過去「カトウ」から委任を受けた「ヤマダ」が「カトウ」の代わりに処理したもののみ表示される。すなわち、「カトウ」が他の者に委任し、その者が「カトウ」の代わりに処理したものや、「カトウ」が「カトウ」として処理したものは、表示されない。
図6は処理履歴検索画面が表示されるまでのフローチャートである。
クライアント端末(600)よりログイン画面要求(602)を受け、サーバ(601)でログイン画面取得処理を行い、ログイン画面(604)を返却する。
クライアント端末は、ログイン画面(604)にてログイン認証要求(605)を行う。
サーバ(601)でログイン処理、メニュー画面取得処理(606)を行い、メニュー画面(607)を返却する。
クライアント端末(600)よりメニュー画面(607)から処理履歴閲覧画面要求(608)を行う。
サーバ(601)で処理履歴閲覧画面取得処理(609)を行い、処理履歴閲覧画面(610)を取得する。処理履歴閲覧画面は図5の画面のことである。
次に、処理履歴閲覧画面取得処理(609)のうち、対象ユーザー選択(506)へ表示させるユーザーを特定する処理の流れを、図9を用いて説明する。
図9は処理履歴閲覧画面の対象ユーザー選択リスト取得フローの例である。
図6の処理履歴閲覧画面取得処理(609)の一部の処理としてサーバにおいて行われる。
まず、ステップ900において、対象ユーザー選択リストに無条件で(本人)を追加する。これは本人が本人の処理履歴を見るために必要である。
次に、ステップ901において、対象ユーザーの委任リストを取得する。具体的には、本人のユーザーIDを委任先ID(801)とし、図8の委任設定テーブルを検索し、HITしたレコードを委任リストとして取得する。
ステップ902において、取得した委任リスト分ループする。ループ中で委任リストを一件ずつ取得する。
まず、ステップ903において、取得した委任リストのレコードの解除フラグの判定を行う。0(解除されていない)の場合、ステップ907へ進み、1(解除された)の場合、ステップ905へ進む。
ステップ907において、対象ユーザー選択リストに対象レコードの委任元IDがないかを判定する。ある場合ステップ904へ進み、ない場合、ループへ戻り、次のレコードを取得する。なお、この処理は、既に取得したユーザー委任元IDの重複取得を防止するための処理である。
ステップ904において、対象ユーザー選択リストに委任元IDを追加する。
ステップ905において、委任後フラグ(807)の設定がされているかを判定する。設定されている場合、ステップ908へ進み、設定されている場合、ループへ戻り、次のレコードを取得する。
ステップ908において、対象ユーザー選択リストに委任元IDがないかを判定する。ある場合ステップ906へ進み、ない場合、ループへ戻り、次のレコードを取得する。なお、この処理は、既に取得したユーザー委任元IDの重複取得を防止するための処理である。
ステップ906において、対象ユーザー選択リストに委任元IDを追加する。
ループが終了後、ステップ909において、対象ユーザー返却リストを返却して処理を終了する。
サーバは、この対象ユーザーリストを用いて、クライアント端末において表示可能な処理履歴閲覧画面データを生成する。
図7は処理履歴検索画面の検索開始から検索結果が表示されるまでのフローチャートの例である。
具体的には、クライアント端末において図5の検索(508)ボタンが押下されることにより、クライアント端末からサーバに要求がなされてから、検索結果(509)をクライアント端末で表示するための画面データを生成するまでのサーバにおける処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ700において、対象ユーザー選択(506)で選択されたユーザーの処理履歴を検索する。具体的には、選択された対象ユーザーIDで、図13に示す処理履歴テーブルのユーザーID(1301)に対して検索を行う。そして合致した処理履歴リストをメモリなどに一時的に保存し、以下の処理により最終的な処理履歴リストを絞り込む。
図13は、処理履歴テーブルの一例を示すものである。
処理日(1300)には、案件が処理された処理した日付が記録される。より詳細に、時間が記録されてもよい。
ユーザーID(1301)には、案件を処理したユーザーIDが記録される。図の例では、「User_002」、「User_003」、「User_005」が処理したことが分かる。
委任先ID(1302)には、委任元から委任先として指定され、指定された委任先ユーザーが、委任元ユーザーの代わりに案件を処理した場合、その委任先ユーザーのIDが記録される。図の例では、「User_002」、「User_003」が委任先ユーザーとして処理したことが分かる。なお、空白は、委任先ユーザーが、委任先ユーザーとして処理することなく、委任元ユーザー自身が処理した場合である。
業務ID(1303)には、その業務を特定するIDが記録される。
案件ID(1304)には、その案件を特定するためのIDが記録される。
案件ステータス(1305)には、その案件のステータスを示す内容が記録される。
その他の項目(1306)には、必要に応じて各種内容が記録される。
なお、ステップ701において、検索条件(507)が入力されているかを判定する。入力されている場合、ステップ702へ進み、入力されていない場合、ステップ703へ進む。
ステップ702において、検索した処理履歴リストから検索条件に合致しないレコードを除き、ステップS703へ進む。
ステップ703において、対象ユーザー選択(506)で選択されたユーザーが(本人)であるかを判定する。本人の場合は、ステップ713へ進み、本人でない場合、ステップ704へ進む。
ステップ704において、対象ユーザー選択(506)で選択されたユーザーに(過去)が設定されているか判定する。過去委任の場合、ステップ705へ進み、過去委任でない場合、ステップ706へ進む。
ステップ705において、(過去)が設定されているユーザーの場合、検索結果から自身が処理した履歴以外を除く(705)。除くことで、過去に委任された処理履歴から、自分が処理した履歴のみを取得することができる。具体的には、委任先ID(1302)にログインユーザーのIDと合致するもののみ残すこととなる。処理後、ステップ713へ進む。
ステップ706において、委任設定テーブル(図8)から委任リストを取得してメモリに一時的に保存する。
具体的には、対象ユーザー選択(506)で選択されたユーザーのユーザーIDを、図8の委任元ID(800)、自身のユーザーIDを委任先ID(801)とし委任設定テーブルを読み、委任リストを取得する。
ステップ707〜ステップS712により、メモリに保存している処理履歴リストのレコードの数分繰り返し処理を行う。
ステップ708において、委任前が閲覧可能かを、委任設定テーブルを参照して判断する。Yesの場合、ステップ710へ進み、Noの場合、ステップ709へ進む。具体的には、委任リストのレコードのうち委任前フラグ(806)が「0」となっているか「1」となっているかの判定を行う。「0」の場合、Yesで、「1」の場合、Noとなる。
ステップ709において、検索結果(700)(=処理履歴リスト)から委任元が委任前に処理した履歴を除く。具体的には、処理履歴リストの業務ID(1303)と、委任業務ID(802)が一致し、かつ、処理日(1300)が委任日(810)より古いレコードを削除する。
ステップ710において、委任先間で閲覧可能かを、委任設定テーブルを参照して判断する。Yesの場合、ステップ712へ進み、Noの場合、ステップ711へ進む。具体的には、委任リストのレコードのうち委任先間フラグ(808)が「0」となっているか「1」となっているかの判定を行う。「0」の場合、Yesで、「1」の場合、Noとなる。
ステップ711において、検索結果(700)(=処理履歴リスト)から自分以外の委任先が処理した履歴を除く。具体的には、処理履歴リストの委任先IDがログインユーザーのIDと一致しないレコードを削除する。
最後に、ステップ713において、検索結果(509)に最終的に絞り込んだ処理履歴リストをクライアント端末へ表示させるための画面データを生成する。
上記例は、一度、対象ユーザーの処理履歴すべてを取得し、条件で絞り込んでいく方法だが、業務によりパフォーマンスを考慮して絞り込みの順番を変えたり、一度に絞り込んだ条件を回覧履歴(104)から取得したり、さまざまなパターンが存在することは言うまでもない。
なお、本フローチャートには記載していないが、委任元(309)にチェックが入っているかいないかを判断することにより、委任先ユーザーが、委任元ユーザーが処理した処理リストを残したり削除したりすることもできる。また、同様に、委任後(311)にチェックが入っているかいないかを判断することにより、委任先ユーザーが、委任後に、委任元ユーザーが処理したリストを残したり削除したりすることもできる。
以上説明した通り、本発明によれば、委任時に委任元ユーザーが委任先ユーザーへ業務を委任するとき、当該業務にかかる処理履歴の参照権限を設定可能とすることで、委任元ユーザーが処理履歴を参照する場合に、セキュリティー上不要な処理履歴を表示させないようにすることが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
101 ワークフローサーバ
102 ワークフロークライアント
103 DBサーバ
104 回覧履歴

Claims (19)

  1. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置であって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、
    前記受付手段は、委任元ユーザーの委任前の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任する前の業務の処理履歴を抽出することを特徴とする情報処理装置。
  2. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置であって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、
    前記受付手段は、委任元ユーザーの委任後の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任した後の業務の処理履歴を抽出することを特徴とする情報処理装置。
  3. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置であって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、
    前記受付手段は、複数の委任先ユーザーの処理履歴を、委任先ユーザーが互いにそれぞれ参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該ユーザーとは別の委任先ユーザーによる業務の処理履歴を抽出することを特徴とする情報処理装置。
  4. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置であって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、
    前記受付手段は、委任先ユーザーの委任の解除を受け付けるものであり、
    前記受付手段により委任の解除を受け付けた場合、前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を抽出しないことを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記受付手段が受け付ける、前記委任先ユーザーへ委任する操作権限には、承認権限と、申請権限とが含まれることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記委任元ユーザーと、前記受付手段により受け付けた前記業務を委任する委任先ユーザーと、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限とを対応づけて委任設定テーブルへ記憶する第一の記憶手段と、
    前記業務が処理された処理履歴を処理履歴テーブルへ記憶する第二の記憶手段と、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーおよび前記委任元ユーザーを識別する情報と、前記委任設定テーブルと、前記処理履歴テーブルとを用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. クライアント端末と、ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報処理システムであって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、
    前記受付手段は、委任元ユーザーの委任前の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任する前の業務の処理履歴を抽出することを特徴とする情報処理システム。
  8. クライアント端末と、ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報処理システムであって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、
    前記受付手段は、委任元ユーザーの委任後の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任した後の業務の処理履歴を抽出することを特徴とする情報処理システム。
  9. クライアント端末と、ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報処理システムであって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、
    前記受付手段は、複数の委任先ユーザーの処理履歴を、委任先ユーザーが互いにそれぞれ参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該ユーザーとは別の委任先ユーザーによる業務の処理履歴を抽出することを特徴とする情報処理システム。
  10. クライアント端末と、ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報処理システムであって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段と、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段とを有し、
    前記受付手段は、委任先ユーザーの委任の解除を受け付けるものであり、
    前記受付手段により委任の解除を受け付けた場合、前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を抽出しないことを特徴とする情報処理システム。
  11. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出ステップと、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出ステップにより抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付ステップにより指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出ステップとを有し、
    前記受付ステップは、委任元ユーザーの委任前の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出ステップは、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任する前の業務の処理履歴を抽出することを特徴とする情報処理方法。
  12. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出ステップと、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出ステップにより抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付ステップにより指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出ステップとを有し、
    前記受付ステップは、委任元ユーザーの委任後の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出ステップは、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任した後の業務の処理履歴を抽出することを特徴とする情報処理方法。
  13. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出ステップと、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出ステップにより抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付ステップにより指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出ステップとを有し、
    前記受付ステップは、複数の委任先ユーザーの処理履歴を、委任先ユーザーが互いにそれぞれ参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出ステップは、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該ユーザーとは別の委任先ユーザーによる業務の処理履歴を抽出することを特徴とする情報処理方法。
  14. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出ステップと、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出ステップにより抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付ステップにより指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出ステップとを有し、
    前記受付ステップは、委任先ユーザーの委任の解除を受け付けるものであり、
    前記受付ステップにより委任の解除を受け付けた場合、前記第二の抽出ステップは、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を抽出しないことを特徴とする情報処理方法。
  15. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段として前記情報処理装置を機能させ、
    前記受付手段は、委任元ユーザーの委任前の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任する前の業務の処理履歴を抽出することを特徴とするプログラム。
  16. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段として前記情報処理装置を機能させ、
    前記受付手段は、委任元ユーザーの委任後の処理履歴を、委任先ユーザーに参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該業務を委任した委任元ユーザーによる当該業務を当該委任先ユーザーに委任した後の業務の処理履歴を抽出することを特徴とするプログラム。
  17. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段として前記情報処理装置を機能させ、
    前記受付手段は、複数の委任先ユーザーの処理履歴を、委任先ユーザーが互いにそれぞれ参照可能に設定できるものであり、
    前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴として、当該ユーザーとは別の委任先ユーザーによる業務の処理履歴を抽出することを特徴とするプログラム。
  18. ワークフローの手順において委任元ユーザーの操作権限を委任先ユーザーへ委任可能な情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
    委任元ユーザーの要求に従って、当該委任元ユーザーが委任すべき業務を、各業務の定義がなされる業務データテーブルから抽出する第一の抽出手段、
    前記委任元ユーザーの要求に従って、前記第一の抽出手段により抽出された業務から、当該委任元ユーザーにより選択された業務を委任する委任先ユーザーの指定と、当該業務にかかる当該委任先ユーザーへ委任する操作権限および当該業務の処理履歴の参照権限の指定とを受け付ける受付手段、
    前記受付手段により指定を受け付けた前記委任先ユーザーによる処理履歴の参照要求に従って、前記受付手段により指定を受け付けた前記業務にかかる処理履歴の参照権限を用いて、当該委任先ユーザーが参照可能な当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を含む処理履歴を抽出する第二の抽出手段として前記情報処理装置を機能させ、
    前記受付手段は、委任先ユーザーの委任の解除を受け付けるものであり、
    前記受付手段により委任の解除を受け付けた場合、前記第二の抽出手段は、前記委任先ユーザーに、当該委任先ユーザーが処理していない業務の処理履歴を抽出しないことを特徴とするプログラム。
  19. 請求項15乃至18のいずれか1項に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶した記録媒体。
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