JP2002268716A - Nc加工装置の遠隔モニタリング・制御装置とその方法及びこれに用いる手動パルスハンドル - Google Patents

Nc加工装置の遠隔モニタリング・制御装置とその方法及びこれに用いる手動パルスハンドル

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JP2002268716A JP2001071435A JP2001071435A JP2002268716A JP 2002268716 A JP2002268716 A JP 2002268716A JP 2001071435 A JP2001071435 A JP 2001071435A JP 2001071435 A JP2001071435 A JP 2001071435A JP 2002268716 A JP2002268716 A JP 2002268716A
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Kiyoshi Moriyasu
精 守安
Yoshihiro Uehara
嘉宏 上原
Kazutoshi Katahira
和俊 片平
Shinya Morita
晋也 森田
Yutaka Yamagata
豊 山形
Imin Hayashi
偉民 林
Hitoshi Omori
整 大森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NC加工装置の各軸の実際の作動状態を直接
モニターすることができ、監視するNC加工装置から遠
隔の広範囲の位置からモニタリングができ、複数のNC
加工装置を同時にモニタリング可能であり、かつNCコ
ントローラへのNCプログラムやNCデータの遠隔から
の入力もできるNC加工装置の遠隔モニタリング・制御
装置とその方法及びこれに用いる手動パルスハンドルを
提供する。 【解決手段】 加工機1とNCコントローラ2により構
成されるNC加工装置3の制御軸から出力される座標値
データを受信するサーバPC12と、サーバPCとこれ
から離れた位置のクライアントPC13の間をLAN接
続するLAN接続手段14と、サーバPC12をインタ
ーネット接続するインターネット接続手段16とを備
え、LANとインターネットにより遠隔モニタリングと
遠隔制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NC加工装置を遠
隔から監視し制御するための遠隔モニタリング・制御装
置とその方法及びこれに用いる手動パルスハンドルに関
する。
【0002】
【従来の技術】工作機械や計測装置を数値制御で制御す
る装置(以下、NC加工装置と呼ぶ)の従来例を図3
(A)に模式的に示す。NC加工装置3は、通常、加工
機1とNCコントローラ2により構成される。加工機1
は、その加工(工作や計測)に必要な各軸(例えば3
軸)の駆動装置とその各駆動軸の位置を検出する位置セ
ンサー(例えばリニアスケール)を備える。また、NC
コントローラ2は、加工機の各駆動装置に駆動信号を出
力するドライバと加工に必要なプログラムや加工データ
を記憶する記憶装置を内蔵する。更に、加工機1とNC
コントローラ2は、双方向の信号ライン4で連結され、
加工機1に駆動信号を出力し、各駆動軸の位置信号をN
Cコントローラ2にフィードバックするようになってい
る。
【0003】加工物(ワーク)に応じて予めプログラム
とデータがオペレータによりNCコントローラ2に入力
され、その後装置が始動される。始動後は、NCコント
ローラ2により全自動運転が通常行われる。全自動運転
中、NCコントローラ2により加工機1の各駆動軸が位
置センサーによりフィードバックされながら数値制御さ
れ、ワークが自動的に加工される。このNC加工装置の
自動運転中、オペレータは加工トラブルの早期発見や加
工完了後の次の処理のため、運転状態の監視を通常継続
する。
【0004】NC加工装置の運転が長時間に及ぶような
場合、加工機やNCコントローラを直接監視するモニタ
リングはオペレータにとって大きな負担となる。そのた
め、図3(B)に示すように、パソコン5(PC)を用
いてモニタリングすることが、従来から一部で実施され
ている。この場合、PC5とNCコントローラ2は、双
方向の信号ライン6で連結され、PC5で加工データ等
を作成して、NCコントローラへの入力作業を容易にす
ると共に、NCコントローラ2から運転状況をMコード
(又はM信号)でPC5に出力し、PCでNCコントロ
ーラ2と加工機1の状況をモニターする。PCにおける
データ作成や運転状況表示は、オペレータの負担を軽減
するプログラムや表示方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したMコード(又
はM信号)とは、NCプログラムの途中に挿入したPC
への出力信号である。このM信号をNCコントローラか
らPCへ送信できるようにしておくことにより、NC工
作機械がある特定の位置に到達したかどうかをPC側で
モニタリングできる。
【0006】しかし、このモニタリング手段では、ある
特定の位置に到達するまで、M信号が出力されないの
で、NC加工装置の各軸の実際の作動状態を直接モニタ
ーすることができない問題点があった。
【0007】また、上述した従来のモニタリング手段で
は、オペレータはNC加工装置或いは特定のパソコン
(PC)のみでしか、モニタリングができないため、監
視のためにNC加工装置又は特定のPCの近くに常時待
機する必要があり、特定の場所から離れた遠隔位置に安
心して移動することができなかった。
【0008】更に、複数のNC加工装置を同時に監視す
るような場合には、オペレータは各NC加工装置を順次
監視のために回る必要が生じ、特定の装置の監視や操作
に手間取る場合には、他の装置の監視が不十分となるお
それがあった。
【0009】また、上述した従来のモニタリング手段で
は、NCコントローラへのNCプログラムやNCデータ
を遠隔から入力することができなかった。
【0010】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、NC
加工装置の各軸の実際の作動状態を直接モニターするこ
とができ、監視するNC加工装置から遠隔の広範囲の位
置からモニタリングができ、複数のNC加工装置を同時
にモニタリング可能であり、かつNCコントローラへの
NCプログラムやNCデータの遠隔からの入力もできる
NC加工装置の遠隔モニタリング・制御装置とその方法
及びこれに用いる手動パルスハンドルを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、加工機
(1)とNCコントローラ(2)により構成されるNC
加工装置(3)の制御軸から出力される座標値データを
受信するサーバPC(12)と、該サーバPCとこれか
ら離れた位置のクライアントPC(13)の間をLAN
接続するLAN接続手段(14)とを備えた、ことを特
徴とするNC加工装置の遠隔モニタリング・制御装置が
提供される。
【0012】また、本発明によれば、加工機(1)とN
Cコントローラ(2)により構成されるNC加工装置
(3)の制御軸から出力される座標値データを受信する
コンピュータをサーバPC(12)として、複数のコン
ピュータ間をLAN接続し、サーバPCから離れた位置
のクライアントPC(13)からLANを介してNC加
工装置をモニタリング及び/又は制御する、ことを特徴
とするNC加工装置の遠隔モニタリング・制御方法が提
供される。
【0013】上記本発明の方法及び装置によれば、サー
バPC(12)がNC加工装置(3)の制御軸から出力
される座標値データを受信するので、このサーバPC
(12)によりNC加工装置の各軸の実際の作動状態を
直接モニターすることができる。また、サーバPCは、
LAN接続手段(14)によりこれから離れた位置のク
ライアントPC(13)との間をLAN接続されている
ので、クライアントPC(13)からLANを介して監
視するNC加工装置を遠隔の広範囲の位置からモニタリ
ングができる。更に、このLANに複数のNC加工装置
(3)のサーバPC(12)を接続することにより、複
数のNC加工装置を単一のクライアントPC(13)か
ら同時にモニタリングすることもできる。
【0014】また、本発明によれば、加工機(1)とN
Cコントローラ(2)により構成されるNC加工装置
(3)の制御軸から出力される座標値データを受信する
サーバPC(12)と、該サーバPC(12)をインタ
ーネット接続するインターネット接続手段(16)とを
備えた、ことを特徴とするNC加工装置の遠隔モニタリ
ング・制御装置が提供される。
【0015】更に、本発明によれば、加工機(1)とN
Cコントローラ(2)により構成されるNC加工装置
(3)の制御軸から出力される座標値データを受信する
コンピュータをインターネットに接続し、NC加工装置
の運転状況をEメイルにより発信する、ことを特徴とす
るNC加工装置の遠隔モニタリング・制御方法が提供さ
れる。
【0016】上記本発明の方法及び装置によれば、サー
バPC(12)がNC加工装置(3)の制御軸から出力
される座標値データを受信し、かつ、このサーバPC
は、インターネット接続手段(16)によりインターネ
ットに接続されているので、NC加工装置の運転状況を
Eメイルにより発信することができ、インターネットを
介して携帯電話やモバイルPC等でNC加工装置(3)
を遠隔の広範囲の位置からモニタリングができる。
【0017】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
サーバPC(12)に加工機(1)の画像データを入力
するCCDカメラ(18)を備える。この構成により、
CCDカメラ(18)で撮った画像データをLAN又は
インターネットを介して離れた位置から確認でき、遠隔
モニタリング及び遠隔制御をより正確に行うことができ
る。
【0018】また、本発明によれば、サーバPC(1
2)にLAN接続されたクライアントPC(13)に接
続可能であり、LANを介してNCコントローラへ入力
する手動パルスハンドル(20)が提供される。かかる
手動パルスハンドル(20)により、クライアントPC
(13)からLANを介して監視するNC加工装置のN
CコントローラへNCプログラムやNCデータの遠隔か
らの入力することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して使用する。
【0020】近年の情報技術の発達に伴い、コンピュー
タおよびそれを取り巻く情報通信機器の価格が下がり、
比較的小さな工場や中小企業にとってもこれらの機器を
手軽に利用できるようになってきている。また生産現場
において生産効率を上げるためにプロセス技術自体の開
発と共に、プロセスの自動化そして生産システムの一元
管理などが必要となってきている。
【0021】一般的にNC工作機械を任意の軌跡に沿っ
て移動させるためには,NCプログラムをNCコントロ
ーラ内のメモリへ蓄積し運転を行う手段と、パソコン
(PC)とRS−232Cなどで接続してDNCモード
でNCプログラムを送信しながら行う手段とがある。非
軸対称非球面加工、自由曲面加工などのNCプログラム
の容量が比較的大きな場合は後者を用いる。また、PC
を利用してNC工作機械が任意の位置へ到達したかどう
かを確認する手段としては、M信号をNCコントローラ
からパソコンへ送信できるようにしておき,NCプログ
ラム中にMコードを入れておくことによりある位置まで
到達したかを確認する手段が従来から用いられている。
しかし、本発明では、後述するように加工機のスケール
から現在位置信号を直接パソコンへ取り込む。これによ
り、NC工作機械がある任意の位置に到達したかどうか
をPC側でモニタリングできる。
【0022】図1は、本発明の遠隔モニタリング・制御
装置の全体構成図であり、図2は、図1の主要部の構成
図である。図1及び図2に示すように、本発明の遠隔モ
ニタリング・制御装置10は、サーバPC12、LAN
接続手段14、インターネット接続手段16、CCDカ
メラ18及び手動パルスハンドル20を備える。
【0023】サーバPC12は、加工機1とNCコント
ローラ2により構成されるNC加工装置3の制御軸に設
けられた位置センサー(例えばリニアスケール)から出
力される座標値データを受信する。例えば、加工機1の
3軸(X,Y,Z)の各NC制御軸のリニアスケールか
ら出力されるパルス信号をパルス分割器(図示せず)に
より所定のパルス信号に分割して、NCコントローラ2
にこのパルス信号をフィードバックすると共に、サーバ
PC12にも直接入力するようになっている。この構成
により、NCコントローラ2で加工機1を直接数値制御
しながら、同時にサーバPC12によりこれを監視する
ことができる。なお、このサーバPC12により、各N
C制御軸の位置信号をNCコントローラ2にフィードバ
ックしながら、リアルタイムにNCコントローラ10に
プログラムを入力してサーバPC12により間接的に加
工機を自由に数値制御するようにしてもよい。
【0024】LAN接続手段14は、この例ではハブで
あり、サーバPC12とこれから離れた位置のクライア
ントPC13の間をLAN接続する。サーバPC12及
びクライアントPC13は、それぞれ1台に限られず、
複数のサーバPC12を複数のクライアントPC13に
同一のLANで接続してもよい。この構成により、単一
又は複数のクライアントPC13からLANを介して監
視する単一又は複数のNC加工装置3を遠隔の広範囲の
位置からモニタリングができる。
【0025】インターネット接続手段16は、この例で
はルータであり、サーバPC12をインターネット接続
する。この構成により、NC加工装置3の運転状況をE
メイルにより発信することができ、インターネットを介
して携帯電話やモバイルPC等でNC加工装置3を遠隔
の広範囲の位置からモニタリングができる。
【0026】CCDカメラ18は、画像データをLAN
又はインターネットを介して離れた位置から確認できる
ように、サーバPC12に加工機1の画像データを入力
する。手動パルスハンドル20は、例えば加工機1の各
軸(例えばX,Y,Z)を選択する選択スイッチ20
a、ハンドルの1回転による出力パルス数を選択する選
択スイッチ20b、及び手動ハンドル20cを備える。
また、この手動パルスハンドル20は、サーバPC12
にLAN接続されたクライアントPC13にUSB等で
接続できるようになっている。この構成により、NC加
工装置3から離れたクライアントPC13から、手動ハ
ンドル20cの手動操作により、LANを介してNCコ
ントローラ2へ各軸のNCデータを直接入力することが
できる。
【0027】
【実施例】(イントラネットを利用したNC工作機械の
リモートモニタリング)非球面加工や自由曲面加工では
加工時間が数時間かかることも多々ある。このため作業
者(オペレータ)は常にそのNC作業機械の前で監視作
業を行っているわけではなく、同時に複数台のNC工作
機械を稼動させたり、他の作業を同時に行ったりするこ
ともある。このような場合、加工の進行状況や加工終了
通知、あるいは何らかのエラー通知などを加工機から離
れた場所で取得することができれば生産性の向上につな
がる。
【0028】図1の中の加工機/PC複合ユニットのよ
うに,PC12から加工機1の現在位置情報が取得でき
る場合は、工場内LANなどを経由して離れた場所に設
置してあるPC13からも加工機1の現在位置情報の取
得が可能となる。これは例えば、加工機側のPCをサー
バにしておき、他の場所にあるクライアント側のPCか
らアクセスし加工機情報の取得を行うことで実現するこ
とができる。クライアントPC13上の表示としては、
サーバPCのID番号(IPアドレス)、現在位置座
標、加工開始からの経過時間、加工終了までの予測時
間、切り込み回数(何回加工を行ったか)、加工メッセ
ージ(加工終了、トラブルの種類等)が考えられる。
【0029】また、加工終了やエラー発生などの何らか
のイベントが発生した時点でEメールを送信するシステ
ムを構築しておくことにより、携帯電話を介してそのメ
ール情報の取得も可能となる。従って、オペレータが工
場内で移動中や外出時においても加工機の稼動状態の遠
隔監視が実現できる。さらに近年CCDカメラの価格が
下がり、以前にも増して身近なものとなってきているこ
とから、工場内の加工機1台ごとや生産ラインの各所に
CCDカメラ18を設置して生産状況のモニタリングを
行うことも手軽なものになってきている。CCDカメラ
18をPC内のビデオキャプチャーボードに接続し、T
V会議システムのようなソフトウェアを利用することに
より、イントラネット経由で離れたPCからCCDカメ
ラの画像を確認することもできる。
【0030】(イントラネットを利用したNC工作機械
のリモートコントロール)加工の段取りを全て自動化す
るというのは、専用ラインでもない限り、例えばロボッ
トハンドを使ってのワークの着脱などは設備投資が必要
となり、容易にできると言うレベルではない。しかしな
がら段取りさえできてしまえば、あとの加工・測定の開
始、精度不良時などの再加工の開始などは、加工機側の
PC内にあるNCデータ転送プログラムを起動させるこ
とで、イントラネット経由でのリモートコントロールも
可能となる。同様に加工・測定の中断は,NCプログラ
ムの転送を中断させることで実現できる。
【0031】また、NC工作機械の稼動状況をリモート
モニタリングしている際に、異常終了通知を受け取った
場合に、工具をある場所に退避させてから再度加工を行
うような場合が生ずることもある。CCDカメラを用い
てワークの任意の場所を観察したいときなどは、加工機
ステージを移動させワークがCCDカメラの視野内に入
るようにしたい。このような場合は、遠隔地にあるPC
上においてCCDカメラで撮影されている加工機の映像
を確認しながら、加工機側のPCへ加工機の移動指令を
送ることで、加工機側のPCからNCコントローラへ移
動指令が送信され加工機のリモートコントロールが実現
できる。この際、例えばUSB接続などの携帯型手動パ
ルスハンドル20を利用すれば、イントラネットに接続
されている任意のPC上で加工機ステージの移動をリモ
ートコントロールできる。
【0032】本発明では、非球面加工・計測作業などの
プロセスの自動化および生産システムの一元管理などを
目的として、近年発達の著しいイントラネット技術を応
用したリモートコントロール・モニタリング技術を提供
した。この技術を用いることにより、比較的小さな工場
や中小企業においても、パソコンやCCDカメラなどを
用いて、手軽に高能率生産のための生産管理を行うこと
が可能となってきたといえる。
【0033】上述した本発明の方法及び装置によれば、
サーバPC12がNC加工装置3の制御軸から出力され
る座標値データを受信するので、このサーバPC12に
よりNC加工装置の各軸の実際の作動状態を直接モニタ
ーすることができる。また、サーバPCは、ハブ14に
よりこれから離れた位置のクライアントPC13との間
をLAN接続されているので、クライアントPC13か
らLANを介して監視するNC加工装置を遠隔の広範囲
の位置からモニタリングができる。更に、このLANに
複数のNC加工装置3のサーバPC12を接続すること
により、複数のNC加工装置を単一のクライアントPC
13から同時にモニタリングすることもできる。
【0034】また、サーバPC12は、ルータ16によ
りインターネットに接続されているので、NC加工装置
の運転状況をEメイルにより発信することができ、イン
ターネットを介して携帯電話やモバイルPC等でNC加
工装置3を遠隔の広範囲の位置からモニタリングができ
る。
【0035】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない限りで主種に変更で
きることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】上述したように、本発明のNC加工装置
の遠隔モニタリング・制御装置とその方法及びこれに用
いる手動パルスハンドルは、NC加工装置の各軸の実際
の作動状態を直接モニターすることができ、監視するN
C加工装置から遠隔の広範囲の位置からモニタリングが
でき、複数のNC加工装置を同時にモニタリング可能で
あり、かつNCコントローラへのNCプログラムやNC
データの遠隔からの入力もできる、等の優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔モニタリング・制御装置の全体構
成図である。
【図2】図1の主要部の構成図である。
【図3】従来のNC加工装置のモニタリング手段の説明
図である。
【符号の説明】
1 加工機、2 NCコントローラ、3 NC加工装
置、4 信号ライン、5 パソコン(PC)、6 信号
ライン、10 遠隔モニタリング・制御装置、12 サ
ーバPC、13 クライアントPC、14 LAN接続
手段(ハブ)、16 インターネット接続手段(ルー
タ)、18 CCDカメラ、20 手動パルスハンドル
フロントページの続き (72)発明者 片平 和俊 埼玉県和光市広沢2番1号 理化学研究所 内 (72)発明者 森田 晋也 埼玉県和光市広沢2番1号 理化学研究所 内 (72)発明者 山形 豊 埼玉県和光市広沢2番1号 理化学研究所 内 (72)発明者 林 偉民 埼玉県和光市広沢2番1号 理化学研究所 内 (72)発明者 大森 整 埼玉県和光市広沢2番1号 理化学研究所 内 Fターム(参考) 3C100 AA29 BB34 CC08 CC12 DD06 5H223 AA06 CC06 CC08 DD03 DD05 DD07 EE06 EE17 FF03 5H269 AB01 BB12 EE16 GG01 HH03 JJ09 JJ20 KK03 KK04 MM01 NN18 QC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機(1)とNCコントローラ(2)
    により構成されるNC加工装置(3)の制御軸から出力
    される座標値データを受信するサーバPC(12)と、
    該サーバPCとこれから離れた位置のクライアントPC
    (13)の間をLAN接続するLAN接続手段(14)
    とを備えた、ことを特徴とするNC加工装置の遠隔モニ
    タリング・制御装置。
  2. 【請求項2】 加工機(1)とNCコントローラ(2)
    により構成されるNC加工装置(3)の制御軸から出力
    される座標値データを受信するサーバPC(12)と、
    該サーバPC(12)をインターネット接続するインタ
    ーネット接続手段(16)とを備えた、ことを特徴とす
    るNC加工装置の遠隔モニタリング・制御装置。
  3. 【請求項3】 前記サーバPC(12)に加工機(1)
    の画像データを入力するCCDカメラ(18)を備え
    る、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のNC加工
    装置の遠隔モニタリング・制御装置。
  4. 【請求項4】 加工機(1)とNCコントローラ(2)
    により構成されるNC加工装置(3)の制御軸から出力
    される座標値データを受信するコンピュータをサーバP
    C(12)として、複数のコンピュータ間をLAN接続
    し、サーバPCから離れた位置のクライアントPC(1
    3)からLANを介してNC加工装置をモニタリング及
    び/又は制御する、ことを特徴とするNC加工装置の遠
    隔モニタリング・制御方法。
  5. 【請求項5】 加工機(1)とNCコントローラ(2)
    により構成されるNC加工装置(3)の制御軸から出力
    される座標値データを受信するコンピュータをインター
    ネットに接続し、NC加工装置の運転状況をEメイルに
    より発信する、ことを特徴とするNC加工装置の遠隔モ
    ニタリング・制御方法。
  6. 【請求項6】 サーバPC(12)にLAN接続された
    クライアントPC(13)に接続可能であり、LANを
    介してNCコントローラへ入力する、ことを特徴とする
    手動パルスハンドル。
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