JP2002268477A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

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JP2002268477A
JP2002268477A JP2001066784A JP2001066784A JP2002268477A JP 2002268477 A JP2002268477 A JP 2002268477A JP 2001066784 A JP2001066784 A JP 2001066784A JP 2001066784 A JP2001066784 A JP 2001066784A JP 2002268477 A JP2002268477 A JP 2002268477A
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JP
Japan
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toner
image forming
process cartridge
forming apparatus
main body
Prior art date
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Withdrawn
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JP2001066784A
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English (en)
Inventor
Yoji Serizawa
洋司 芹澤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジのトナーシールを引き
抜かないで装置本体へ装着した場合のユーザの混乱を防
止する。 【解決手段】 プロセスカートリッジ17の不揮発性メ
モリ17にプロセスカートリッジが未使用新品であるこ
とを示すビット情報を入力しておく。トナーシール残量
検出部20の出力をトナー残量レベル検出機能113で
検出し、不揮発性メモリ18から入力されているメモリ
アクセス予約機能の情報と比較し、プロセスカートリッ
ジが新品であり、トナー無しの場合にトナーシール引き
忘れとして装置本体に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリと
トナー残量検知手段とを有する脱着可能なプロセスカー
トリッジを装着可能な電子写真画像形成装置に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファク
シミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】なお前述のプロセスカートリッジとは、帯
電手段、現像手段、またはクリーニング手段と電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするもの
である。さらに、少なくとも現像手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置
本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真を用いた画像形成装置では、そ
の使用が長時間に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の
補給や交換、その他(帯電器、クリーナ容器など)の調
整・清掃・交換が必要となるが、このような保守作業は
専門知識を有するサービスマン以外は事実上困難であっ
った。
【0005】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行
うことが出来るので、格段に操作性を向上させることが
出来た。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像
形成装置において広く用いられている。
【0006】従来この種の電子写真画像形成装置例えば
レーザービームプリンタは、図8の如き構成をなしてい
る。
【0007】ここで1は、静電潜像を形成するための感
光体ドラム、2は感光体ドラム1を一様に帯電するため
の帯電ローラ、5はレーザビームを感光ドラム1上で走
査するための光学ユニット、6は光学ユニット5から発
せられたレーザビーム、3は、レーザビーム6により感
光ドラム1上に形成された静電潜像を、トナーにて現像
するための現像器、4は感光体ドラム1上のトナー像
を、所定の用紙に転写する転写ローラ、7は用紙上のト
ナーを溶融して用紙に定着させる定着器、8は印字する
用紙を積載しておくための標準カセット、9は標準カセ
ットから用紙をピックアップする給紙ローラ、10は手
差しトレイ、11は手差し給紙ローラ、12は用紙を機
外へ排出するための排出ローラ、13は搬送されてきた
用紙の印字のための先端レジストをとるためのレジスト
センサ、14は用紙が正常に定着器を排出終了したかを
確認するための排紙センサ、15は標準カセットの紙有
無を検出するセンサ、16は手差し用紙有無を検出する
ためのセンサ、17′は感光体ドラム1、帯電ローラ
2、現像器3、トナーを充填されたトナー容器21が一
体となりプリンタ本体から脱着可能なプロセスカートリ
ッジ、19はプロセスカートリッジ17の出荷時にトナ
ーの漏れ等が発生しないようにトナーをトナー容器21
に確保しておくためのトナーシールでこのトナーシール
19はユーザがプロセスカートリッジ17′をプリンタ
に装着する際に引き抜かれる。
【0008】図9は、従来のプリンタ制御部をブロック
図で示したものである。101′は、ホストコンピュー
タとの間での通信と画像データの受信、及び受け取った
画像データをプリンタが印字可能な情報に展開すると共
に、後述するプリンタエンジン制御部との間で信号のや
り取り及びシリアル通信を行うプリンタコントローラ、
102′はプリンタコントローラとの間で信号のやり取
り、シリアル通信を介してプリンタエンジンの各ユニッ
トの制御を行うエンジン制御部、103はプリントする
用紙を給紙搬送しプリント後の排紙までの紙搬送をエン
ジン制御部102′の指示に基づき実行する用紙搬送制
御部、104はスキャナモータの駆動及びレーザのON
/OFF制御をエンジン制御部の指示に基づき実行する
光学系制御部、105は帯電、現像、転写等の電子写真
プロセスに必要な高圧出力をエンジン制御部102′の
指示に基づき実行する高圧系制御部、106はエンジン
制御部102′の指示に基づき定着器7の温度制御を行
なうとともに、定着器7の異常検出等を行う定着温度制
御部、107は給紙部及び紙搬送路内の紙有無センサの
情報をエンジン制御部102′に伝達する紙有無センサ
入力部、108は用紙搬送中の搬送不良を検出するジャ
ム検出部、109はプリンタ内の機能部の故障を検出す
る故障検出部、17はプリンタに脱着可能なプロセスカ
ートリッジである。
【0009】従来では、トナーシールが引き抜かれずに
プロセスカートリッジがプリンタに装着された場合に
は、トナー残量検出手段がトナーを検出できないため
に、新品であるにも関わらず、トナー無しの状態になっ
てしまう場合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述従来例では、ユー
ザが間違ってトナーシールを引かずにプロセスカートリ
ッジを装着してしまった場合に、プリンタはトナー無し
として報知してしまう場合があり、ユーザを混乱させて
しまう場合があった。
【0011】本発明は上述従来の技術を更に発展させた
ものであり、ユーザがトナーシールを引かずにプロセス
カートリッジを装着した場合においてもユーザがまごつ
くことがない表示手段を有する電子写真画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】主要な本発明はプロセス
カートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電
子写真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに
作用するプロセス手段と電子写真画像形成装置本体から
の制御によって内容の読み出し、書き換えが可能な不揮
発性メモリと、トナー残量を検出するトナー残量検出手
段と、使用開始直前までトナーを保存しておくための、
トナーシール手段と、を有するプロセスカートリッジを
取り外し可能に装着する装着手段と、 b.電源投入時あるいは、プロセスカートリッジが脱着
された可能性がある操作が行われた後、前記プロセスカ
ートリッジ内の不揮発性メモリの内容と前記トナー残量
検出手段からの出力に基づくトナー残量情報とから、前
記トナーシールを除去しないで画像形成装置本体にプロ
セスカートリッジが装着されたことを判断するトナーシ
ール状態検出手段と、 c.記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有するこ
とを特徴とする電子写真画像形成装置としたことによ
り、ユーザがトナーシールを引き忘れてプリンタに装着
したとしても、その事実を正しく報知することができ、
ユーザに適切な操作を促すことができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1におけるプリンタ機構部の断面を概略示
したものである。
【0014】ここで1は、静電潜像を形成するための感
光体ドラム、2は感光体ドラム1を一様に帯電するため
の帯電ローラ、5はレーザビームを感光体ドラム1上で
走査するための光学ユニット、6は光学ユニット5から
発せられたレーザビーム、3は、レーザビーム6により
感光体ドラム1上に形成された静電潜像を、トナーにて
現像するための現像スリーブ、4は感光体ドラム1上の
トナー像を、所定の用紙に転写する転写ローラ、7は用
紙上のトナーを溶融して用紙に定着させる定着器、8は
印字するために用いる記録媒体としての用紙を積載して
おくための標準カセット、9は標準カセットから用紙を
ピックアップする給紙ローラ、10は手差しトレイ、1
1は手差し給紙ローラ、12は用紙を機外へ排出するた
めの排出ローラ、13は搬送されてきた用紙の印字のた
めの先端レジストをとるためのレジストセンサ、14は
用紙が正常に定着器7を排出終了したかを確認するため
の排紙センサ、15は標準カセットの紙有無を検出する
センサ、16は手差し用紙有無を検出するためのセン
サ、17は感光体ドラム1、帯電ローラ2、現像器3、
トナーTを充填されたトナー容器21が一体となりプリ
ンタ本体に着脱可能なプロセスカートリッジ、18はプ
ロセスカートリッジ内に装着された不揮発性メモリであ
る。この不揮発性メモリ18の中には、出荷時にこのプ
ロセスカートリッジ17が新品であることを示すビット
情報を含んでおり、ユーザがトナーシール19を引き所
定のプリント動作を開始した時点で新品でない旨書き換
えられる。19はプロセスカートリッジの出荷時にトナ
ーの漏れ等が発生しないようにトナーを所定の箇所に確
保しておくためのトナーシールでこのトナーシール19
はユーザがプロセスカートリッジ17をプリンタ本体に
装着する際に引き抜かれる。この図1では、トナーシー
ル19が引き抜かれていない状態の図を示しており、2
1がトナー容器であり、トナーシール19によって、現
像器3へのトナー供給が遮断された状態になっている。
20は、トナー残量検出手段で、2枚の金属板の間に存
在するトナーの量で、金属板間の静電容量の変化を電気
的に検出する構成になっている。このトナー残量検出手
段は20前述トナーシール19が引き抜かれた状態でト
ナーが金属板間に供給されることによって、正しい残量
を検出できる。
【0015】このプロセスカートリッジ17はプリンタ
本体の不図示のドアを開いて、プリンタ本体に着脱され
る。即ち感光体ドラム1の軸線上の両側には位置決めボ
ス(不図示)がカートリッジ枠体から突出しており、プ
ロセスカートリッジ17を短手方向(感光体ドラム1の
長手方向に交叉する方向)からプリンタ本体の左右の内
壁に設けたガイドレールにガイドさせて位置決め部へ前
記位置決めボスを嵌入して装着する。取り外す場合は上
記の逆である。
【0016】図2は、本発明におけるプリンタ制御部を
ブロック図で示したものである。
【0017】101は、ホストコンピュータとの間での
通信と画像データの受信、及び受け取った画像データを
プリンタが印字可能な情報に展開すると共に、後述する
プリンタエンジン制御部との間で信号のやり取り及びシ
リアル通信を行うプリンタコントローラ、このプリンタ
コントローラ101は表示パネルと接続されておりシリ
アル通信から入手したエンジンの情報をユーザに報知す
ることが可能である。102はプリンタコントローラ1
01との間で信号のやり取り、シリアル通信を介してプ
リンタエンジンの各ユニットの制御を行うエンジン制御
部、103はプリントする用紙を給紙搬送しプリント後
の排紙までの紙搬送をエンジン制御部の指示に基づき実
行する用紙搬送制御部、104はスキャナモータの駆動
及びレーザのON/OFF制御をエンジン制御部の指示
に基づき実行する光学系制御部、105は帯電、現像、
転写等の電子写真プロセスに必要な高圧出力をエンジン
制御部の指示に基づき実行する高圧系制御部、106は
エンジン制御部の指示に基づき定着器の温度制御を行な
うとともに、定着器の異常検出等を行う定着温度制御
部、107は給紙部及び紙搬送路内の紙有無センサの情
報をエンジン制御部102に伝達する紙有無センサ入力
部、108は用紙搬送中の搬送不良を検出するジャム検
出部、109はプリンタ内の機能部の故障を検出する故
障検出部、17はプリンタエンジンに脱着可能なプロセ
スカートリッジである。このプロセスカートリッジ内に
はエンジン制御部102とデータの授受が可能な不揮発
性メモリ18が搭載され、エンジン制御部102からデ
ータの読み出し、あるいはデータの書き込みが可能な構
成となっているとともに、トナー残量検出手段20を有
してプロセスカートリッジ内のトナー残量を検出してい
る。この出力をモニタして、プロセスカートリッジ内の
トナー残量を判断するのが113のトナー残量レベル検
出機能である。また、プリンタ制御部内には、前記不揮
発性メモリ18の内容を読み取り、その結果と前記トナ
ー残量とからトナーシール19を引かれているかどうか
を判断するトナーシール状態検出手段114を有する。
【0018】プリンタコントローラ101は、シリアル
通信のデータ信号線である/SC信号と、シリアルクロ
ック信号線である/SCLK信号とにより、エンジン制
御部102からのステータス情報を吸上げ、その結果エ
ンジン制御部102から、トナーシール引き忘れ警告情
報を受け取ると、表示パネル116に『トナーシールを
引き抜いてください!』なるメッセージを報知し、ユー
ザに対して的確な作業を促す。
【0019】図3はプロセスカートリッジ内の構成を断
面図で示したものである。
【0020】ここで、1は感光体ドラム、2は帯電ロー
ラ、3aは現像スリーブ、18は不揮発性メモリ、19
はトナーシール、20a,20bはトナー残量検出のた
めの金属板となっている。
【0021】また、不揮発性メモリ18の内容は、図4
のようになっている。
【0022】メモリ内は各アドレスごとに16bit単
位のデータが書き込まれている。
【0023】内容的には、製造年月日、シリアル番号、
新品カートリッジビット(“1”=新品)、プリント総
枚数カウンタ、トナー残量、などがある。この不揮発性
メモリは、プロセスカートリッジ17出荷時に初期値を
書き込まれた状態で出荷される。そして、新品のプロセ
スカートリッジ17は、所定アドレス03hの内容が0
001hであるか、0000hであるかによって新品か
一度使用された履歴があるかを識別できる。
【0024】図5は、プロセスカートリッジ内のトナー
残量検出手段をブロック図で示したものである。
【0025】現像器近傍のトナー容器部に2枚の金属板
20a,20bを所定の距離を離して配置し、その金属
板の片側20bに矩形波のバイアス電圧を印加する。そ
の際にもう一方の金属板20aに発生する微分波形と、
あらかじめ設定されたリファレンスコンデンサCrによ
って発生した微分波形とを比較回路113により比較
し、差分に応じたアナログ出力を得る。そのアナログ出
力をAD変換部115でA/D変換して、最終的なトナ
ー残量レベルを判断する。
【0026】以上の構成により、エンジン制御部内のト
ナーシール状態検出手段の具体的な判断フローチャート
を図6に示す。
【0027】まず、エンジン制御部102は、プリンタ
の電源が投入されるか、プロセスカートリッジ17の脱
着のためのドアがクローズされたかを判断する。
【0028】上記事象が発生すると、次にプロセスカー
トリッジ17が装着されているか否かを判断する。
【0029】プロセスカートリッジ17の有無について
は、メカニカルなスイッチをプロセスカートリッジ17
の装着に連動させて作動させてその結果を電気的に判断
するか、あるいは、帯電等の定電圧のバイアスを印加し
てその結果流れる電流値をモニタすることにより負荷の
有無で判断するなどの方法がある。
【0030】その結果、プロセスカートリッジ17が装
着されていると判断した場合には、プロセスカートリッ
ジ内の不揮発性メモリ18の内容のチェックを行い、不
揮発性メモリ18が正常に動作できる状態にあると判断
した場合に、初めて不揮発性メモリ18の内容を確認す
る。
【0031】不揮発性メモリ18の内容の中の新品カー
トリッジ情報が“1”つまり、新品である場合には、ト
ナー残量チェックを行う。その結果、トナー残量値があ
らかじめ決められた閾値Nよりも多い場合には、前述新
品カートリッジビットを“0”にするための不揮発性メ
モリ18への書込みを行う。トナー残量値がNより少な
いと判断した場合には、トナーシール19が引かれずに
プロセスカートリッジ17が装着されたと判断して、エ
ンジン制御部内のステータス情報に、『トナーシール引
き忘れ警告』情報をセットし、プリンタコントローラ1
01に対して、シリアル通信/SCを介して報知する。
一旦『トナーシール引き忘れ警告』がセットされた場合
には、ドアオープンされるまでその情報は保持し、プリ
ント動作が行われないようにエラー状態にする。
【0032】このエラー状態にする方法としては、エン
ジン制御部102で禁止状態にする方法と、エンジン制
御部102はプリント可能状態であってもプリンタコン
トローラ側でプリント禁止にする方法のどちらの方法で
も問題ない。
【0033】その後ドアオープン状態になった場合に
は、トナーシール19を引き抜いたプロセスカートリッ
ジ17が装着される可能性があるので、ドアオープン検
出時には一旦『トナーシール引き忘れ警告』情報をリセ
ットする。
【0034】またこの新品カートリッジビットは、プリ
ンタコントローラ101からの所定のコマンドによりリ
セットする方法とエンジン側の都合によりエンジン側の
判断でクリアする方法とがある。前記方法では、プリン
タコントローラ101が警告情報を報知した後、プリン
タコントローラ101の指示に基づきクリアすることが
できる。また、後者の方法の場合には、トナーシール引
き忘れ状態が解除されるまでプリントせずに新品カート
リッジ状態を保持できる。
【0035】本発明では、これらどちらの方法であって
も同様の効果が出せる。
【0036】(実施の形態2)図7は、本発明における
プリンタ制御部をブロック図で示したものである。
【0037】201は、ホストコンピュータとの間での
通信と画像データの受信、及び受け取った画像データを
プリンタが印字可能な情報に展開すると共に、後述する
プリンタエンジン制御部との間で信号のやり取り及びシ
リアル通信を行うプリンタコントローラ、このプリンタ
コントローラ201は表示パネルと接続されておりシリ
アル通信から入手したエンジンの情報をユーザに報知す
ることが可能である。202はプリンタコントローラと
の間で信号のやり取り、シリアル通信を介してプリンタ
エンジンの各ユニットの制御を行うエンジン制御部、2
03はプリントする用紙を給紙搬送しプリント後の排紙
までの紙搬送をエンジン制御部の指示に基づき実行する
用紙搬送制御部、204はスキャナモータの駆動及びレ
ーザのON/OFF制御をエンジン制御部の指示に基づ
き実行する光学系制御部、205は帯電、現像、転写等
の電子写真フ゜ロセスに必要な高圧出力をエンジン制御
部の指示に基づき実行する高圧系制御部、206はエン
ジン制御部の指示に基づき定着器の温度制御を行なうと
ともに、定着器の異常検出等を行う定着温度制御部、2
07は給紙部及び紙搬送路内の紙有無センサの情報をエ
ンジン制御部に伝達する紙有無センサ入力部、208は
用紙搬送中の搬送不良を検出するジャム検出部、209
はプリンタ内の機能部の故障を検出する故障検出部、2
10はプリンタエンジンに脱着可能なプロセスカートリ
ッジである。このプロセスカートリッジ内にはエンジン
制御部202とデータの授受が可能な不揮発性メモリ2
11が搭載され、エンジン制御部202からデータの読
み出し、あるいはデータの書き込みが可能な構成となっ
ているとともに、トナー残量検出手段212を有してプ
ロセスカートリッジ内のトナー残量を検出している。こ
の出力をモニタして、プロセスカートリッジ内のトナー
残量を判断するのが213のトナー残量レベル検出機能
である。
【0038】前述実施の形態では、これらの情報をもと
にエンジン制御部内でトナーシールの状態を判別してい
たが、本実施の形態では、この判断をプリンタコントロ
ーラ201が行う。以下に詳細を示す。
【0039】プリンタコントローラ201は、シリアル
通信制御手段215でシリアル通信のデータ信号線であ
る/SC信号と、シリアルクロック信号線である/SC
LK信号とにより、エンジン制御部202からのステー
タス情報を吸上げ、エンジンから受け取った不揮発性メ
モリ内の新品カートリッジ情報と、トナー残量レベルと
を判断して、トナーシール19が引かれているかどうか
をトナーシール状態判断手段214により判別する。
【0040】その結果、トナーシール19が引かれてい
ないと判断した場合には、前述実施の形態1の場合と同
様に『トナーシールを引き抜いてもう一度プロセスカー
トリッジを装着してください。』等のメッセージをプリ
ンタの表示パネル216、あるいはホストコンピュータ
の画面上に表示させてユーザに対して的確な作業を促
す。
【0041】尚、判断のフローチャートは、図6に示し
たものと基本的には同様である。
【0042】但し、新品カートリッジ情報、あるいはト
ナー残量情報はエンジン制御部とのシリアル通信の結果
得られたステータス情報に基づいて判断する。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トナー
シールが引き抜かれたかどうかの特別な検出機能を設け
なくても、既存の機能でトナーシールの引き忘れを判別
できる。
【0044】これによって、ユーザに対して的確な作業
の指示ができ、ユーザビリティの向上及びプリンタの信
頼性向上に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の電子写真画像形成装置を示す縦
断面図である。
【図2】プリンタ制御を示すブロック図である。
【図3】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図4】不揮発性メモリの内容を示す表である。
【図5】トナー残量検出手段を示すブロック図である。
【図6】トナーシール検出手段の判断を示すフローチャ
ートである。
【図7】実施の形態2のプリント制御部を示すブロック
図である。
【図8】従来例を示す縦断面図である。
【図9】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…感光体ドラム 2…帯電ローラ 3…現像器 3a…現像スリーブ 4…転写ローラ 5…光学ニット 6…レーザビーム 7…定着器 8…標準カセット 9…給紙ローラ 10…手差しトレイ 11…手差し給紙ローラ 12…排出ローラ 13…レジストセンサ 14…排出センサ 15…紙有無検出センサ 16…手差し用紙有無検出センサ 17…プロセスカートリッジ 17′…プロセスカート
リッジ 18…不揮発性メモリ 19…トナーシール 20…トナー残量検出手段 20a,20b…金属板 21…トナー容器 101,101′…プリンタコントローラ 102,102′…エンジン制御部 103…用紙搬送制御部 104…光学系制御部 105…高圧制御部 106…定着温度制御部 107…紙有無センサ入力部 108…ジャム検出部 109…故障検出部 113…トナー残量レベル検出機能(比較回路) 114…トナーシール状態検出手段 115…AD変換部 166…表示パネル 201…プリンタコントローラ 202…エンジン制御部 203…用紙搬送制御部 204…光学系制御部 205…高圧制御部 206…定着温度制御部 207…紙有無センサ入力部 208…ジャム検出部 209…故障検出部 210…プロセスカートリッジ 211…不揮発性メモリ 212…トナー残量検出手段 213…トナー残量レベル検出機能 214…トナーシール状態検出手段 215…シリアル通信制御手段 216…表示パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA27 DD01 DD02 EE08 EE10 EJ15 GB07 HB13 HB15 HB17 ZA07 2H071 BA04 BA13 BA33 DA08 DA15 DA32 2H077 AA01 AA06 AA35 BA09 DA15 DA24 DA34 DA59 DA82 DB10 GA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスカートリッジを着脱可能で記録
    媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 電子写真画像形成装置本体からの制御によって内容の読
    み出し、書き換えが可能な不揮発性メモリと、 トナー残量を検出するトナー残量検出手段と、 使用開始直前までトナーを保存しておくための、トナー
    シール手段と、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 b.電源投入時あるいは、プロセスカートリッジが脱着
    された可能性がある操作が行われた後、前記プロセスカ
    ートリッジ内の不揮発性メモリの内容と前記トナー残量
    検出手段からの出力に基づくトナー残量情報とから、前
    記トナーシールを除去しないで画像形成装置本体にプロ
    セスカートリッジが装着されたことを判断するトナーシ
    ール状態検出手段と、 c.記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記、プロセスカートリッジ内の不揮発
    性メモリ内の情報には、プロセスカートリッジが新品で
    あることを示すビット情報を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記、トナーシールは前記トナー残量検
    出手段へのトナー供給を遮蔽する位置に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記、トナーシール状態検出手段は、電
    源投入時あるいはプロセスカートリッジ脱着のための開
    閉カバーの開閉後、前記プロセスカートリッジ内の不揮
    発性メモリ内の新品ビット情報を検出し、新品であるこ
    とを検出した場合に、前記トナー残量検出を行い、トナ
    ー残量が所定量より少ないと判断した場合には、トナー
    シールがユーザによって引き抜かれていない状態で画像
    形成装置本体に装着されたと判断することを特徴とする
    請求項1から3の何れか1つ記載の電子写真画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記、トナーシールが引かれていない状
    態でプロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着さ
    れたことを検出した場合に、その情報をホストコンピュ
    ータからの画像情報を展開する機能を有するコントロー
    ラに報知し、コントローラが画像形成装置本体上のディ
    スプレイあるいはホストコンピュータのディスプレイを
    介してユーザに報知する手段を有する請求項1から4の
    何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記、プロセスカートリッジ内の不揮発
    性メモリ内の新品ビット情報と、画像形成装置本体から
    のトナー残量情報とを、画像形成装置本体とのシリアル
    通信情報に基づき収集し、ホストコンピュータからの画
    像情報を展開する機能を有するコントローラがトナーシ
    ールの状態を判断し、 前記トナーシールの引き忘れを検出した場合に、その情
    報を画像形成装置本体のディスプレイあるいはホストコ
    ンピュータのディスプレイに表示し、ユーザに報知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記新品ビットは、コントローラからの
    シリアル通信上のコマンド、または画像形成装置本体が
    トナーシールが引かれたと判断したことに基づき、新品
    状態をリセットすることを特徴とする請求項1に記載の
    電子写真画像形成装置。
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