JP2002268223A - ポジ型レジスト組成物 - Google Patents

ポジ型レジスト組成物

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JP2002268223A JP2001068850A JP2001068850A JP2002268223A JP 2002268223 A JP2002268223 A JP 2002268223A JP 2001068850 A JP2001068850 A JP 2001068850A JP 2001068850 A JP2001068850 A JP 2001068850A JP 2002268223 A JP2002268223 A JP 2002268223A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠紫外光、特にArFエキシマレーザー光を使
用したミクロフォトファブリケーションに於いて好適に
使用することができる、解像力、露光マージンの優れた
ポジ型レジスト組成物を提供すること。 【解決手段】(A)特定の脂肪族環状炭化水素基を側鎖
に有し、酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶解速
度が増加する樹脂、及び(B)活性光線又は放射線の照
射により酸を発生する特定の化合物を含有することを特
徴とするポジ型レジスト組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超LSIや高容量
マイクロチップの製造等の超マイクロリソグラフィプロ
セスやその他のフォトファブリケ−ションプロセスに使
用するポジ型レジスト組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、集積回路はその集積度を益々高め
ており、超LSIなどの半導体基板の製造に於いてはハ
ーフミクロン以下の線幅から成る超微細パターンの加工
が必要とされるようになってきた。その必要性を満たす
ためにフォトリソグラフィーに用いられる露光装置の使
用波長は益々短波化し、今では、遠紫外線の中でも短波
長のエキシマレーザー光(XeCl、KrF、ArFな
ど)を用いることが検討されるまでになってきている。
この波長領域におけるリソグラフィーのパターン形成に
用いられるものとして、化学増幅系レジストがある。
【0003】一般に化学増幅系レジストは、通称2成分
系、2.5成分系、3成分系の3種類に大別することが
できる。2成分系は、光分解により酸を発生する化合物
(以後、光酸発生剤という)とバインダー樹脂とを組み
合わせている。該バインダー樹脂は、酸の作用により分
解して、樹脂のアルカリ現像液中での溶解性を増加させ
る基(酸分解性基ともいう)を分子内に有する樹脂であ
る。2.5成分系はこうした2成分系に更に酸分解性基
を有する低分子化合物を含有する。3成分系は光酸発生
剤とアルカリ可溶性樹脂と上記低分子化合物を含有する
ものである。
【0004】上記化学増幅系レジストは紫外線や遠紫外
線照射用のフォトレジストに適しているが、その中でさ
らに使用上の要求特性に対応する必要がある。ArF光
源用のフォトレジスト組成物としては、ドライエッチン
グ耐性付与の目的で脂環式炭化水素部位が導入された樹
脂が提案されているが、脂環式炭化水素部位導入の弊害
として系が極めて疎水的になるがために、従来レジスト
現像液として幅広く用いられてきたテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシド(以下TMAH)水溶液での現像が
困難となったり、現像中に基板からレジストが剥がれて
しまうなどの現象が見られる。このようなレジストの疎
水化に対応して、現像液にイソプロピルアルコールなど
の有機溶媒を混ぜるなどの対応が検討され、一応の成果
が見られるものの、レジスト膜の膨潤の懸念やプロセス
が煩雑になるなど必ずしも問題が解決されたとは言えな
い。レジストの改良というアプローチでは親水基の導入
により疎水的な種々の脂環式炭化水素部位を補うという
施策も数多くなされている。
【0005】特開平9−73173号公報には、脂環式
基を含む構造で保護されたアルカリ可溶性基と、そのア
ルカリ可溶性基が酸により離脱して、アルカリ可溶性と
ならしめる構造単位を含む酸感応性化合物を用いたレジ
スト材料が記載されている。特表平11−501909
号は、開始剤、硬化剤、または触媒として使用する塩の
有機溶剤に対する溶解性、触媒活性を向上する点から、
アニオンとしてイミド又はメチド酸を有する化合物を提
案している。また、Research Disclosure 437031では、
光分解でイミド又はメチド酸を発生する化合物のレジス
ト組成物への応用の可能性を提案している。
【0006】しかしながら、従来のポジ型レジスト組成
物は、遠紫外光、特にArFエキシマレーザー光を使用
したミクロフォトファブリケーションに於いて、解像
力、露光マージンの評価で充分な成果が得られていなか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、遠紫外光、特にArFエキシマレーザー光を使用し
たミクロフォトファブリケーションに於いて好適に使用
することができる、解像力、露光マージンの優れたポジ
型レジスト組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、ポジ型化
学増幅系レジスト組成物の構成材料を鋭意検討した結
果、特定の酸分解性樹脂及び特定の光酸発生剤を用いる
ことにより、本発明の目的が達成されることを見出し本
発明に至った。即ち、上記目的は下記構成によって達成
される。
【0009】(1)(A)脂肪族環状炭化水素基を側鎖
に有し、酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶解速
度が増加する樹脂、及び(B)活性光線又は放射線の照
射により酸を発生する化合物を含有するポジ型レジスト
組成物において、(A)の樹脂が、下記一般式(pI)
〜一般式(pVI)で示される脂環式炭化水素を含む部分
構造を有する繰り返し単位を少なくとも1種含有する樹
脂であり、且つ(B)の化合物が、下記一般式(I)又
は一般式(II)で表される化合物であることを特徴と
するポジ型レジスト組成物。
【0010】
【化4】
【0011】(上記式中、R11は、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基又はsec−ブチル基を表し、Zは、炭素
原子とともに脂環式炭化水素基を形成するのに必要な原
子団を表す。R12〜R16は、各々独立に、炭素数1〜4
個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水
素基を表し、但し、R12〜R14のうち少なくとも1つ、
もしくはR15、R16のいずれかは脂環式炭化水素基を表
す。R17〜R21は、各々独立に、水素原子、炭素数1〜
4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化
水素基を表し、但し、R17〜R21のうち少なくとも1つ
は脂環式炭化水素基を表す。また、R19、R21のいずれ
かは炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基
又は脂環式炭化水素基を表す。R22〜R25は、各々独立
に、炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基
又は脂環式炭化水素基を表し、但し、R22〜R25のうち
少なくとも1つは脂環式炭化水素基を表す。また、R23
とR24は、互いに結合して環を形成していてもよい。)
【0012】
【化5】
【0013】(上記式中、R1〜R5は、各々独立に、置
換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基又は芳香族炭
化水素基を表す。但し、R1〜R3の内の2個は、互いに
結合して環を形成してもよく、また、R4とR5とは、互
いに結合して環を形成してもよい。X-は、下記のアニ
オンのいずれかを表す。)
【0014】
【化6】
【0015】(上記式中、R6〜R10は、各々独立に、
置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基を表す。但
し、R6とR7とは、互いに結合して環を形成してもよ
く、また、R8〜R10の内の2個は、互いに結合して環
を形成してもよい。)
【0016】(2) 更に、(C)フッ素系及び/又は
シリコン系界面活性剤を含有することを特徴とする
(1)に記載のポジ型レジスト組成物。 (3) 更に、(D)有機塩基性化合物を含有すること
を特徴とする(1)又は(2)に記載のポジ型レジスト
組成物。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に使用する成分につ
いて詳細に説明する。 〔1〕(A)酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶
解速度が増加する樹脂(「酸分解性樹脂」ともいう)。
【0018】本発明の(A)酸分解性樹脂としては、脂
肪族環状炭化水素基を有し、酸の作用によりアルカリ現
像液に対する溶解速度が増加する、上記一般式(pI)
〜一般式(pVI)で示される脂環式炭化水素を含む部分
構造を有する繰り返し単位を少なくとも1種含有する樹
脂が使用される。
【0019】一般式(pI)〜(pVI)において、R
12〜R25におけるアルキル基としては、置換もしくは非
置換のいずれであってもよい、1〜4個の炭素原子を有
する直鎖もしくは分岐のアルキル基を表す。そのアルキ
ル基としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
sec−ブチル基、t−ブチル基等が挙げられる。ま
た、上記アルキル基の更なる置換基としては、炭素数1
〜4個のアルコキシ基、ハロゲン原子(フッ素原子、塩
素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、アシル基、アシロキ
シ基、シアノ基、水酸基、カルボキシ基、アルコキシカ
ルボニル基、ニトロ基等を挙げることができる。
【0020】R11〜R25における脂環式炭化水素基ある
いはZと炭素原子が形成する脂環式炭化水素基として
は、単環式でも、多環式でもよい。具体的には、炭素数
5以上のモノシクロ、ビシクロ、トリシクロ、テトラシ
クロ構造等を有する基を挙げることができる。その炭素
数は6〜30個が好ましく、特に炭素数7〜25個が好
ましい。これらの脂環式炭化水素基は置換基を有してい
てもよい。以下に、脂環式炭化水素基のうち、脂環式部
分の構造例を示す。
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】本発明においては、上記脂環式部分の好ま
しいものとしては、アダマンチル基、ノルアダマンチル
基、デカリン残基、トリシクロデカニル基、テトラシク
ロドデカニル基、ノルボルニル基、セドロール基、シク
ロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、
シクロデカニル基、シクロドデカニル基を挙げることが
できる。より好ましくは、アダマンチル基、デカリン残
基、ノルボルニル基、セドロール基、シクロヘキシル
基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、シクロデカ
ニル基、シクロドデカニル基である。
【0025】これらの脂環式炭化水素基の置換基として
は、アルキル基、置換アルキル基、ハロゲン原子、水酸
基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基が挙げられる。アルキル基としてはメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等の低
級アルキル基が好ましく、更に好ましくはメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基よりなる群から選
択された置換基を表す。置換アルキル基の置換基として
は、水酸基、ハロゲン原子、アルコキシ基を挙げること
ができる。上記アルコキシ基としてはメトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等の炭素数1〜4個
のものを挙げることができる。
【0026】上記樹脂における一般式(pI)〜(pV
I)で示される構造は、アルカリ可溶性基の保護に使用
することができる。アルカリ可溶性基としては、この技
術分野において公知の種々の基が挙げられる。具体的に
は、カルボン酸基、スルホン酸基、フェノール基、チオ
ール基などが挙げられ、好ましくはカルボン酸基、スル
ホン酸基である。上記樹脂における一般式(pI)〜
(pVI)で示される構造で保護されたアルカリ可溶性
基としては、好ましくは下記一般式(pVII)〜(p
XI)で表される基が挙げられる。
【0027】
【化10】
【0028】ここで、R11〜R25ならびにZは、それぞ
れ前記定義に同じである。上記樹脂において、一般式
(pI)〜(pVI)で示される構造で保護されたアル
カリ可溶性基を有する繰り返し単位としては、下記一般
式(pA)で示される繰り返し単位が好ましい。
【0029】
【化11】
【0030】ここで、Rは、水素原子、ハロゲン原子又
は1〜4個の炭素原子を有する置換もしくは非置換の直
鎖もしくは分岐のアルキル基を表す。複数のRは、各々
同じでも異なっていてもよい。Aは、単結合、アルキレ
ン基、置換アルキレン基、エーテル基、チオエーテル
基、カルボニル基、エステル基、アミド基、スルフォン
アミド基、ウレタン基、又はウレア基よりなる群から選
択される単独あるいは2つ以上の基の組み合わせを表
す。Raは、上記式(pI)〜(pVI)のいずれかの基
を表す。
【0031】以下、一般式(pA)で示される繰り返し
単位に相当するモノマーの具体例を示す。
【0032】
【化12】
【0033】
【化13】
【0034】
【化14】
【0035】
【化15】
【0036】
【化16】
【0037】
【化17】
【0038】本発明に係わる樹脂において、酸分解性基
の構造は、−C(=O)−X1−R0 で表される。式中、
0 としては、t−ブチル基、t−アミル基等の3級ア
ルキル基、イソボロニル基、1−エトキシエチル基、1
−ブトキシエチル基、1−イソブトキシエチル基、1−
シクロヘキシロキシエチル基等の1−アルコキシエチル
基、1−メトキシメチル基、1−エトキシメチル基等の
アルコキシメチル基、3−オキソアルキル基、テトラヒ
ドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基、トリアルキ
ルシリルエステル基、3−オキソシクロヘキシルエステ
ル基、2−メチル−2−アダマンチル基、メバロニック
ラクトン残基等を挙げることができる。X1は、酸素原
子、硫黄原子、−NH−、−NHSO2−又は−NHS
2NH−を表す。本発明に係わる樹脂に於いては、下
記一般式(a)で示される酸分解性基がより好ましく、
一般式(b)で示される酸分解性基が特に好ましい。
【0039】
【化18】
【0040】上記構造中、R1a〜R3aは、各々独立に、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、シクロヘ
キシル基、アダマンチル等のアルキル基を表す。このよ
うな酸分解性基を有するモノマーとしては、例えば、一
般式(pA)で示される繰り返し単位に相当するモノマ
ーとして挙げた前記5、6、7、8、9、10、27、
28、29等を挙げることができる。
【0041】本発明に係る樹脂において、酸分解性基
は、前記一般式(pI)〜一般式(pVI)で示される脂
環式炭化水素を含む部分構造を有する繰り返し単位、又
は後記共重合成分の繰り返し単位のうち少なくとも1種
の繰り返し単位に含有させることができる。
【0042】本発明の酸分解性樹脂は、更に下記一般式
(IV)で表されるラクトン構造を有する繰り返し単位を
含有することができる。
【0043】
【化19】
【0044】一般式(IV)中、R1aは、水素原子又はメ
チル基を表す。W1は、単結合、アルキレン基、エーテ
ル基、チオエーテル基、カルボニル基、エステル基より
なる群から選択される単独あるいは2つ以上の基の組み
合わせを表す。Ra1,Rb1,Rc1,Rd1,Re1
各々独立に、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を
表す。m,nは各々独立に0〜3の整数を表し、m+n
は、2以上6以下である。
【0045】Ra1〜Re1の炭素数1〜4のアルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基等を挙げることができる。
【0046】一般式(IV)において、W1のアルキレン
基としては、下記式で表される基を挙げることができ
る。 −〔C(Rf)(Rg)〕r1− 上記式中、Rf、Rgは、水素原子、アルキル基、置換
アルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基を表
し、両者は同一でも異なっていてもよい。アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基等の低級アルキル基が好ましく、更に好
ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基から選択される。置換アルキル基の置換基として
は、水酸基、ハロゲン原子、アルコキシ基を挙げること
ができる。アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキ
シ基、プロポキシ基、ブトキシ基等の炭素数1〜4のも
のを挙げることができる。ハロゲン原子としては、塩素
原子、臭素原子、フッ素原子、沃素原子等を挙げること
ができる。r1は1〜10の整数である。
【0047】上記アルキル基における更なる置換基とし
ては、カルボキシル基、アシルオキシ基、シアノ基、ア
ルキル基、置換アルキル基、ハロゲン原子、水酸基、ア
ルコキシ基、置換アルコキシ基、アセチルアミド基、ア
ルコキシカルボニル基、アシル基が挙げられる。ここで
アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、シクロプロピル基、シ
クロブチル基、シクロペンチル基等の低級アルキル基を
挙げることができる。置換アルキル基の置換基として
は、水酸基、ハロゲン原子、アルコキシ基を挙げること
ができる。置換アルコキシ基の置換基としては、アルコ
キシ基等を挙げることができる。アルコキシ基として
は、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基等の炭素数1〜4のものを挙げることができる。アシ
ルオキシ基としては、アセトキシ基等が挙げられる。ハ
ロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、フッ素原
子、沃素原子等を挙げることができる。
【0048】以下、一般式(IV)で示される繰り返し構
造単位に相当するモノマーの具体例を示すが、これらに
限定されるものではない。
【0049】
【化20】
【0050】
【化21】
【0051】
【化22】
【0052】上記一般式(IV)の具体例において、露光
マージンがより良好になるという点から(IV−17)〜
(IV−36)が好ましい。更に一般式(IV)の構造とし
ては、エッジラフネスが良好になるという点からアクリ
レート構造を有するものが好ましい。
【0053】また、下記一般式(V−1)〜(V−4)
のいずれかで表される基を有する繰り返し単位を含有し
ても良い。
【0054】
【化23】
【0055】一般式(V−1)〜(V−4)において、
1b〜R5bは、各々独立に水素原子、置換基を有してい
てもよい、アルキル基、シクロアルキル基又はアルケニ
ル基を表す。R1b〜R5bの内の2つは、結合して環を形
成してもよい。
【0056】一般式(V−1)〜(V−4)において、
1b〜R5bにおけるアルキル基としては、直鎖状、分岐
状のアルキル基が挙げられ、置換基を有していてもよ
い。直鎖状、分岐状のアルキル基としては、炭素数1〜
12個の直鎖状あるいは分岐状アルキル基が好ましく、
より好ましくは炭素数1〜10個の直鎖状あるいは分岐
状アルキル基であり、更に好ましくはメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ
ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、
デシル基である。R1b〜R5bにおけるシクロアルキル基
としては、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基等
の炭素数3〜8個のものが好ましい。R1b〜R5bにおけ
るアルケニル基としては、ビニル基、プロペニル基、ブ
テニル基、ヘキセニル基等の炭素数2〜6個のものが好
ましい。また、R1b〜R5bの内の2つが結合して形成す
る環としては、シクロプロパン環、シクロブタン環、シ
クロペンタン環、シクロヘキサン環、シクロオクタン環
等の3〜8員環が挙げられる。なお、一般式(V−1)
〜(V−4)におけるR1b〜R5bは、環状骨格を構成し
ている炭素原子のいずれに連結していてもよい。
【0057】また、上記アルキル基、シクロアルキル
基、アルケニル基が有してもよい好ましい置換基として
は、炭素数1〜4個のアルコキシ基、ハロゲン原子(フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、炭素数
2〜5のアシル基、炭素数2〜5のアシロキシ基、シア
ノ基、水酸基、カルボキシ基、炭素数2〜5のアルコキ
シカルボニル基、ニトロ基等を挙げることができる。
【0058】一般式(V−1)〜(V−4)で表される
基を有する繰り返し単位としては、下記一般式(AI)
で表される繰り返し単位等を挙げることができる。
【0059】
【化24】
【0060】一般式(AI)中、Rb0は、水素原子、ハ
ロゲン原子、又は炭素数1〜4の置換もしくは非置換の
アルキル基を表す。Rb0のアルキル基が有していてもよ
い好ましい置換基としては、前記一般式(V−1)〜
(V−4)におけるR1bとしてのアルキル基が有してい
てもよい好ましい置換基として先に例示したものが挙げ
られる。Rb0のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子、沃素原子を挙げることができる。R
b0は水素原子が好ましい。A’は、単結合、エーテル
基、エステル基、カルボニル基、アルキレン基、又はこ
れらを組み合わせた2価の基を表す。B2は、一般式
(V−1)〜(V−4)のうちのいずれかで示される基
を表す。A’において、該組み合わせた2価の基として
は、例えば下記式のものが挙げられる。
【0061】
【化25】
【0062】上記式において、Rab、Rbbは、水素原
子、アルキル基、置換アルキル基、ハロゲン原子、水酸
基、アルコキシ基を表し、両者は同一でも異なっていて
もよい。アルキル基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、ブチル基等の低級アルキル
基が好ましく、更に好ましくはメチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基から選択される。置換アルキ
ル基の置換基としては、水酸基、ハロゲン原子、炭素数
1〜4のアルコキシ基を挙げることができる。アルコキ
シ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基等の炭素数1〜4個のものを挙げること
ができる。ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原
子、フッ素原子、沃素原子等を挙げることができる。r
1は1〜10の整数、好ましくは1〜4の整数を表す。
mは1〜3の整数、好ましくは1又は2を表す。
【0063】以下に、一般式(AI)で表される繰り返
し単位の具体例を挙げるが、本発明の内容がこれらに限
定されるものではない。
【0064】
【化26】
【0065】
【化27】
【0066】
【化28】
【0067】
【化29】
【0068】
【化30】
【0069】
【化31】
【0070】
【化32】
【0071】また、本発明の酸分解性樹脂は、更に下記
一般式(VI)で表される繰り返し単位を含有することが
できる。
【0072】
【化33】
【0073】一般式(VI)において、A6は単結合、ア
ルキレン基、シクロアルキレン基、エーテル基、チオエ
ーテル基、カルボニル基、エステル基よりなる群から選
択される単独あるいは2つ以上の基の組み合わせを表
す。R6aは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、シア
ノ基、又はハロゲン原子を表す。
【0074】一般式(VI)において、A6のアルキレン
基としては、下記式で表される基を挙げることができ
る。 −〔C(Rnf)(Rng)〕r− 上記式中、Rnf、Rngは、水素原子、アルキル基、
置換アルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基
を表し、両者は同一でも異なっていてもよい。アルキル
基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基等の低級アルキル基が好ましく、更
に好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基から選択される。置換アルキル基の置換基とし
ては、水酸基、ハロゲン原子、アルコキシ基を挙げるこ
とができる。アルコキシ基としては、メトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等の炭素数1〜4の
ものを挙げることができる。ハロゲン原子としては、塩
素原子、臭素原子、フッ素原子、沃素原子等を挙げるこ
とができる。rは1〜10の整数である。一般式(VI)
において、A6のシクロアルキレン基としては、炭素数
3から10個のものが挙げられ、シクロペンチレン基、
シクロヘキシレン基、シクロオクチレン基等を挙げるこ
とができる。
【0075】Z6を含む有橋式脂環式環は、置換基を有
していてもよい。置換基としては、例えば、ハロゲン原
子、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜4)、アルコキ
シカルボニル基(好ましくは炭素数1〜5)、アシル基
(例えば、ホルミル基、ベンゾイル基)、アシロキシ基
(例えば、プロピルカルボニルオキシ基、ベンゾイルオ
キシ基)、アルキル基(好ましくは炭素数1〜4)、カ
ルボキシル基、水酸基、アルキルスルホニルスルファモ
イル基(-CONHSO2CH3等)が挙げられる。尚、
置換基としてのアルキル基は、更に水酸基、ハロゲン原
子、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜4)等で置換
されていてもよい。
【0076】一般式(VI)において、A6に結合してい
るエステル基の酸素原子は、Z6を含む有橋式脂環式環
構造を構成する炭素原子のいずれの位置で結合してもよ
い。
【0077】以下に、一般式(VI)で表される繰り返し
単位の具体例を挙げるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0078】
【化34】
【0079】
【化35】
【0080】更に、下記一般式(VII)で表される基を
有する繰り返し単位を含有してもよい。
【0081】
【化36】
【0082】一般式(VII)中、R2c〜R4cは、各々独
立に水素原子又は水酸基を表す。ただし、R2c〜R4cの
うち少なくとも1つは水酸基を表す。
【0083】一般式(VII)で表される基は、好ましく
はジヒドロキシ体、モノヒドロキシ体であり、より好ま
しくはジヒドロキシ体である。
【0084】一般式(VII)で表される基を有する繰り
返し単位としては、下記一般式(AII)で表される繰り
返し単位等を挙げることができる。
【0085】
【化37】
【0086】一般式(AII)中、R1cは、水素原子又は
メチル基を表す。R2c〜R4cは、各々独立に水素原子又
は水酸基を表す。ただし、R2c〜R4cのうち少なくとも
1つは水酸基を表す。
【0087】以下に、一般式(AII)で表される構造を
有する繰り返し単位の具体例を挙げるが、これらに限定
されるものではない。
【0088】
【化38】
【0089】(A)成分である酸分解性樹脂は、上記の
繰り返し構造単位以外に、ドライエッチング耐性や標準
現像液適性、基板密着性、レジストプロファイル、さら
にレジストの一般的な必要な特性である解像力、耐熱
性、感度等を調節する目的で様々な繰り返し構造単位を
含有することができる。
【0090】このような繰り返し構造単位としては、下
記の単量体に相当する繰り返し構造単位を挙げることが
できるが、これらに限定されるものではない。これによ
り、酸分解性樹脂に要求される性能、特に、(1)塗布
溶剤に対する溶解性、(2)製膜性(ガラス転移点)、
(3)アルカリ現像性、(4)膜べり(親疎水性、アル
カリ可溶性基選択)、(5)未露光部の基板への密着
性、(6)ドライエッチング耐性、等の微調整が可能と
なる。このような単量体として、例えばアクリル酸エス
テル類、メタクリル酸エステル類、アクリルアミド類、
メタクリルアミド類、アリル化合物、ビニルエーテル
類、ビニルエステル類等から選ばれる付加重合性不飽和
結合を1個有する化合物等を挙げることができる。
【0091】具体的には、以下の単量体を挙げることが
できる。 アクリル酸エステル類(好ましくはアルキル基の炭素数
が1〜10のアルキルアクリレート):アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル
酸アミル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸エチ
ルヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸−t−オ
クチル、クロルエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート2,2−ジメチルヒドロキシプロピル
アクリレート、5−ヒドロキシペンチルアクリレート、
トリメチロールプロパンモノアクリレート、ペンタエリ
スリトールモノアクリレート、ベンジルアクリレート、
メトキシベンジルアクリレート、フルフリルアクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルアクリレート等。
【0092】メタクリル酸エステル類(好ましくはアル
キル基の炭素数が1〜10のアルキルメタアクリレー
ト):メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、
プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレー
ト、アミルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、
シクロヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレー
ト、クロルベンジルメタクリレート、オクチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、4−ヒ
ドロキシブチルメタクリレート、5−ヒドロキシペンチ
ルメタクリレート、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ
プロピルメタクリレート、トリメチロールプロパンモノ
メタクリレート、ペンタエリスリトールモノメタクリレ
ート、フルフリルメタクリレート、テトラヒドロフルフ
リルメタクリレート等。
【0093】アクリルアミド類:アクリルアミド、N−
アルキルアクリルアミド(アルキル基としては炭素数1
〜10のもの、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、t−ブチル基、ヘプチル基、オクチル
基、シクロヘキシル基、ヒドロキシエチル基等があ
る。)、N,N−ジアルキルアクリルアミド(アルキル
基としては炭素数1〜10のもの、例えばメチル基、エ
チル基、ブチル基、イソブチル基、エチルヘキシル基、
シクロヘキシル基等がある)、N−ヒドロキシエチル−
N−メチルアクリルアミド、N−2−アセトアミドエチ
ル−N−アセチルアクリルアミド等。
【0094】メタクリルアミド類:メタクリルアミド、
N−アルキルメタクリルアミド(アルキル基としては炭
素数1〜10のもの、例えばメチル基、エチル基、t−
ブチル基、エチルヘキシル基、ヒドロキシエチル基、シ
クロヘキシル基等がある)、N,N−ジアルキルメタク
リルアミド(アルキル基としてはエチル基、プロピル
基、ブチル基等がある)、N−ヒドロキシエチル−N−
メチルメタクリルアミド等。
【0095】アリル化合物:アリルエステル類(例えば
酢酸アリル、カプロン酸アリル、カプリル酸アリル、ラ
ウリン酸アリル、パルミチン酸アリル、ステアリン酸ア
リル、安息香酸アリル、アセト酢酸アリル、乳酸アリル
等)、アリルオキシエタノール等。
【0096】ビニルエーテル類:アルキルビニルエーテ
ル(例えばヘキシルビニルエーテル、オクチルビニルエ
ーテル、デシルビニルエーテル、エチルヘキシルビニル
エーテル、メトキシエチルビニルエーテル、エトキシエ
チルビニルエーテル、クロルエチルビニルエーテル、1
−メチル−2,2−ジメチルプロピルビニルエーテル、
2−エチルブチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビ
ニルエーテル、ジエチレングリコールビニルエーテル、
ジメチルアミノエチルビニルエーテル、ジエチルアミノ
エチルビニルエーテル、ブチルアミノエチルビニルエー
テル、ベンジルビニルエーテル、テトラヒドロフルフリ
ルビニルエーテル等。
【0097】ビニルエステル類:ビニルブチレート、ビ
ニルイソブチレート、ビニルトリメチルアセテート、ビ
ニルジエチルアセテート、ビニルバレート、ビニルカプ
ロエート、ビニルクロルアセテート、ビニルジクロルア
セテート、ビニルメトキシアセテート、ビニルブトキシ
アセテート、ビニルアセトアセテート、ビニルラクテー
ト、ビニル−β−フェニルブチレート、ビニルシクロヘ
キシルカルボキシレート等。
【0098】イタコン酸ジアルキル類:イタコン酸ジメ
チル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジブチル等。フ
マール酸のジアルキルエステル類又はモノアルキルエス
テル類;ジブチルフマレート等。
【0099】その他クロトン酸、イタコン酸、無水マレ
イン酸、マレイミド、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、マレイロニトリル等。
【0100】その他にも、上記種々の繰り返し構造単位
に相当する単量体と共重合可能である付加重合性の不飽
和化合物であれば、共重合されていてもよい。
【0101】酸分解性樹脂において、各繰り返し構造単
位の含有モル比はレジストのドライエッチング耐性や標
準現像液適性、基板密着性、レジストプロファイル、さ
らにはレジストの一般的な必要性能である解像力、耐熱
性、感度等を調節するために適宜設定される。
【0102】酸分解性樹脂中、一般式(pI)〜(pV
I)で表される脂環式炭化水素を含む部分構造を有する
繰り返し単位の含有量は、全繰り返し構造単位中30〜
70モル%が好ましく、より好ましくは35〜65モル
%、更に好ましくは40〜60モル%である。一般式
(IV)〜(VII)の繰返し単位の含有量は、総量とし
て、全繰り返し構造単位中5〜70モル%が好ましく、
より好ましくは10〜65モル%、更に好ましくは15
〜60モル%である。一般式(pI)〜(pVI)で表さ
れる脂環式炭化水素を含む部分構造を有する繰り返し単
位を含む酸分解性基を有する繰返し単位の含有量は、全
繰り返し構造単位中30〜70モル%が好ましく、より
好ましくは35〜65モル%、更に好ましくは40〜6
0モル%である。
【0103】本発明に用いる酸分解性樹脂は、常法に従
って(例えばラジカル重合)合成することができる。例
えば、一般的合成方法としては、モノマー種を、一括で
あるいは反応途中で反応容器に仕込み、これを必要に応
じ反応溶媒、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオ
キサン、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類やメ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなケ
トン類、酢酸エチルのようなエステル溶媒、さらには後
述のプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
トのような本発明の組成物を溶解する溶媒に溶解させ均
一とした後、窒素やアルゴンなど不活性ガス雰囲気下で
必要に応じ加熱、市販のラジカル開始剤(アゾ系開始
剤、パーオキサイドなど)を用いて重合を開始させる。
所望により開始剤を追加、あるいは分割で添加し、反応
終了後、溶剤に投入して粉体あるいは固形回収等の方法
で所望のポリマーを回収する。反応の濃度は20重量%
以上であり、好ましくは30重量%以上、さらに好まし
くは40重量%以上である。反応温度は10℃〜150
℃であり、好ましくは30℃〜120℃、さらに好まし
くは50〜100℃である。
【0104】本発明に係る樹脂の重量平均分子量は、G
PC法によりポリスチレン換算値として、好ましくは
1,000〜200,000である。重量平均分子量が
1,000未満では耐熱性やドライエッチング耐性の劣
化が見られるため余り好ましくなく、200,000を
越えると現像性が劣化したり、粘度が極めて高くなるた
め製膜性が劣化するなど余り好ましくない結果を生じ
る。本発明の組成物がArF露光用であるとき、ArF
光への透明性の点から樹脂は芳香環を有しないことが好
ましい。また、樹脂の主鎖に脂環基を有しないことが、
コンタクトホールの抜け性に優れる点、またデフォーカ
スラチチュード(焦点ずれの許容範囲)が顕著に向上す
る点から好ましい。
【0105】本発明の遠紫外線露光用ポジ型フォトレジ
スト組成物において、本発明に係わる全ての樹脂の組成
物全体中の配合量は、全レジスト固形分中40〜99.
99重量%が好ましく、より好ましくは50〜99.9
7重量%である。
【0106】〔2〕(B)活性光線又は放射線の照射に
より酸を発生する化合物(光酸発生剤)本発明で用いら
れる光酸発生剤は、前記一般式(I)又は一般式(I
I)で表される化合物である。一般式(I)及び(I
I)に於いて、R1〜R5は、各々独立に、置換基を有し
ていてもよい脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基を
表す。但し、R1〜R3の内の2個は、互いに結合して環
を形成してもよく、また、R4とR5とは、互いに結合し
て環を形成してもよい。X-は、前記アニオンのいずれ
かを表す。前記アニオンに於いて、R6〜R10は、各々
独立に、脂肪族炭化水素基を表す。但し、R6とR7
は、互いに結合して環を形成してもよく、また、R8
10の内の2個は、互いに結合して環を形成してもよ
い。
【0107】R1〜R5の脂肪族炭化水素基としては、例
えば、置換基を有していてもよい、炭素数1〜15の飽
和脂肪族炭化水素基、不飽和脂肪族炭化水素基、脂環式
脂肪族炭化水素基を挙げることができる。飽和脂肪族炭
化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、se
c-ブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、イソペンチ
ル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル
基等を挙げることができ、不飽和脂肪族炭化水素基とし
ては、例えば、ビニル基、プロペニル基、アリル基、イ
ソプロペニル基、ブテニル基等を挙げることができ、脂
環式脂肪族炭化水素基としては、例えば、シクロプロピ
ル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、シクロオクチル基を挙げることができる。
【0108】上記飽和脂肪族炭化水素基、不飽和脂肪族
炭化水素基及び脂環式脂肪族炭化水素基は、置換基を有
していてもよく、例えば、カルボキシル基、シアノ基、
アルキル基(好ましくは炭素数1〜12)、置換アルキ
ル基(好ましくは炭素数1〜12)、ハロゲン原子、水
酸基、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜12)、ア
セチルアミド基、アルコキシカルボニル基(好ましくは
炭素数1〜12)、アシル基(好ましくは炭素数1〜1
2)、フェニルチオ基、ニトロ基、アシルオキシ基(好
ましくは炭素数1〜12)等を挙げることができる。こ
こでアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、シクロプ
ロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基等を挙げ
ることができる。置換アルキル基の置換基としては、水
酸基、ハロゲン原子、アルコキシ基等を挙げることがで
きる。アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等を挙げることが
できる。アシルオキシ基としては、例えば、アセトキシ
基等を挙げることができる。ハロゲン原子としては、例
えば、塩素原子、臭素原子、フッ素原子、沃素原子等を
挙げることができる。
【0109】R1〜R5の芳香族炭化水素基としては、例
えば、フェニル基、ナフチル基、アントリル基、フェナ
ントリル基、9-フルオレニル基等を挙げることができ
る。R1〜R5としては、フェニル基が特に好ましい。
【0110】上記芳香族炭化水素基は、置換基を有して
いてもよく、例えば、カルボキシル基、シアノ基、アル
キル基(好ましくは炭素数1〜12)、置換アルキル基
(好ましくは炭素数1〜12)、ハロゲン原子、水酸
基、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜12)、アセ
チルアミド基、アルコキシカルボニル基(好ましくは炭
素数1〜12)、アシル基(好ましくは炭素数1〜1
2)、フェニルチオ基、ニトロ基、アシルオキシ基(好
ましくは炭素数1〜12)等を挙げることができる。こ
こでアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、シクロプ
ロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基等を挙げ
ることができる。置換アルキル基の置換基としては、例
えば、水酸基、ハロゲン原子、アルコキシ基等を挙げる
ことができる。アルコキシ基としては、例えば、メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等を挙げ
ることができる。アシルオキシ基としては、例えば、ア
セトキシ基等を挙げることができる。ハロゲン原子とし
ては、例えば、塩素原子、臭素原子、フッ素原子、沃素
原子等を挙げることができる。
【0111】R6〜R10の脂肪族炭化水素基としては、
例えば、置換基を有していてもよい、炭素数1〜15の
飽和脂肪族炭化水素基、不飽和脂肪族炭化水素基、脂環
式脂肪族炭化水素基を挙げることができる。飽和脂肪族
炭化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、
sec-ブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、イソペン
チル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オ
クチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシ
ル基等を挙げることができ、不飽和脂肪族炭化水素基と
しては、例えば、ビニル基、プロペニル基、アリル基、
イソプロペニル基、ブテニル基等を挙げることができ、
脂環式脂肪族炭化水素基としては、例えば、シクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基を挙げるこ
とができる。R6〜R10としては、炭素数1〜5の飽和
脂肪族炭化水素基が特に好ましい。
【0112】上記飽和脂肪族炭化水素基、不飽和脂肪族
炭化水素基及び脂環式脂肪族炭化水素基は、更なる置換
基を有していてもよく、例えば、カルボキシル基、シア
ノ基、アルキル基(好ましくは炭素数1〜5)、置換ア
ルキル基(好ましくは炭素数1〜5)、ハロゲン原子、
水酸基、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜5)、ア
セチルアミド基、アルコキシカルボニル基(好ましくは
炭素数1〜5)、アシル基(好ましくは炭素数1〜
5)、ニトロ基、アシルオキシ基(好ましくは炭素数1
〜5)等を挙げることができる。ここでアルキル基とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、シクロプロピル基、シクロブチ
ル基、シクロペンチル基等を挙げることができる。置換
アルキル基の置換基としては、水酸基、ハロゲン原子、
アルコキシ基等を挙げることができる。アルコキシ基と
しては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基等を挙げることができる。アシルオキシ
基としては、例えば、アセトキシ基等を挙げることがで
きる。ハロゲン原子としては、例えば、塩素原子、臭素
原子、フッ素原子、沃素原子等を挙げることができる。
6〜R10としての飽和脂肪族炭化水素基、不飽和脂肪
族炭化水素基及び脂環式脂肪族炭化水素基が有していて
もよい置換基としては、フッ素原子、塩素原子、ニトロ
基、シアノ基、アルコキシカルボニル基、アシルオキシ
基、アシル基等の電子吸引性基がより好ましく、フッ素
原子が特に好ましい。
【0113】R1〜R3の内の2個が結合して形成する環
としては、例えば、1個の硫黄原子を含む炭素数3〜6
の環を挙げることができる。R4とR5が結合して形成す
る環としては、例えば、1個の沃素原子を含む炭素原子
数3〜6の環を挙げることができる。R6とR7が結合し
て形成する環としては、例えば、1個の窒素原子及び2
個の硫黄原子を含む炭素原子数3〜6の環を挙げること
ができる。R8〜R10の内の2個が結合して形成する環
としては、例えば、2個の硫黄原子を含む炭素数3〜6
の環を挙げることができる。
【0114】一般式(I)で表される化合物は、硫黄原
子を介して2個のカチオンが結合した構造とされていて
もよい。
【0115】一般式(I)又は(II)で表される化合
物の添加量は、組成物中の固形分を基準にして、通常
0.001〜30重量%の範囲で用いられ、好ましくは
0.3〜20重量%、更に好ましくは0.5〜10重量
%の範囲で使用される。添加量が0.001重量%未満
であると本発明の効果が十分でない場合があり、30重
量%を超えるとプロファイルが劣化し解像性能が低下す
る傾向にある。一般式(I)又は(II)で表される化
合物は、対応するアニオンを有する塩と対応するカチオ
ンを有する塩(例えば、臭化スルフォニウム塩)との塩
交換により合成することができる。
【0116】以下に、一般式(I)及び(II)で表さ
れる化合物の具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0117】
【化39】
【0118】
【化40】
【0119】
【化41】
【0120】
【化42】
【0121】
【化43】
【0122】
【化44】
【0123】
【化45】
【0124】本発明に於いては、一般式(I)又は(I
I)で表される化合物とともに他の光酸発生剤を併用し
てもよい。併用してもよい光酸発生剤の添加量は、一般
式(I)又は(II)で表される化合物の総量に対し、
通常2000重量%以下、好ましくは1500重量%以
下、特に好ましくは1000重量%以下である。本発明
で併用してもよい光酸発生剤としては、光カチオン重合
の光開始剤、光ラジカル重合の光開始剤、色素類の光消
色剤、光変色剤、あるいはマイクロレジスト等に使用さ
れている公知の光(400〜200nmの紫外線、遠紫
外線、特に好ましくは、g線、h線、i線、KrFエキ
シマレーザー光)、ArFエキシマレーザー光、電子
線、X線、分子線又はイオンビームにより酸を発生する
化合物及びそれらの混合物を適宜に選択して使用するこ
とができる。
【0125】また、その他の本発明で併用してもよい光
酸発生剤としては、たとえばジアゾニウム塩、アンモニ
ウム塩、ホスホニウム塩、ヨードニウム塩、スルホニウ
ム塩、セレノニウム塩、アルソニウム塩等のオニウム
塩、有機ハロゲン化合物、有機金属/有機ハロゲン化
物、o−ニトロベンジル型保護基を有する光酸発生剤、
イミノスルフォネ−ト等に代表される光分解してスルホ
ン酸を発生する化合物、ジスルホン化合物、ジアゾケト
スルホン、ジアゾジスルホン化合物等を挙げることがで
きる。また、これらの光により酸を発生する基、あるい
は化合物をポリマーの主鎖又は側鎖に導入した化合物を
用いることができる。
【0126】さらにV.N.R.Pillai,Synthesis,(1),1(198
0)、A.Abad etal,Tetrahedron Lett.,(47)4555(1971)、
D.H.R.Barton etal,J.Chem.Soc.,(C),329(1970)、米国
特許第3,779,778号、欧州特許第126,712号等に記載の光
により酸を発生する化合物も使用することができる。
【0127】上記活性光線又は放射線の照射により分解
して酸を発生する化合物の中で、特に有効に併用される
他の光酸発生剤について以下に説明する。 (1)トリハロメチル基が置換した下記一般式(PAG
1)で表されるオキサゾール誘導体又は一般式(PAG
2)で表されるS−トリアジン誘導体。
【0128】
【化46】
【0129】式中、R201は置換もしくは未置換のアリ
ール基、アルケニル基、R202は置換もしくは未置換の
アリール基、アルケニル基、アルキル基、−C(Y)3
をしめす。Yは塩素原子又は臭素原子を示す。具体的に
は以下の化合物を挙げることができるがこれらに限定さ
れるものではない。
【0130】
【化47】
【0131】(2)下記の一般式(PAG3)で表され
るヨードニウム塩、又は一般式(PAG4)で表される
スルホニウム塩。
【0132】
【化48】
【0133】ここで式Ar1、Ar2は、各々独立に、置
換もしくは未置換のアリール基を示す。R203、R204
205は、各々独立に、置換もしくは未置換のアルキル
基、アリール基を示す。
【0134】Z-は、対アニオンを示し、例えばB
4 -、AsF6 -、PF6 -、SbF6 -、SiF6 2-、Cl
4 -、CF3SO3 -等のパーフルオロアルカンスルホン
酸アニオン、ペンタフルオロベンゼンスルホン酸アニオ
ン、ナフタレン−1−スルホン酸アニオン等の縮合多核
芳香族スルホン酸アニオン、アントラキノンスルホン酸
アニオン、スルホン酸基含有染料等を挙げることがで
きるがこれらに限定されるものではない。
【0135】またR203、R204、R205のうちの2つ及
びAr1、Ar2はそれぞれの単結合又は置換基を介して
結合してもよい。
【0136】具体例としては以下に示す化合物が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0137】
【化49】
【0138】
【化50】
【0139】
【化51】
【0140】
【化52】
【0141】
【化53】
【0142】
【化54】
【0143】
【化55】
【0144】
【化56】
【0145】
【化57】
【0146】上記において、Phはフェニル基を表す。
一般式(PAG3)、(PAG4)で示される上記オニ
ウム塩は公知であり、例えば、米国特許第2,807,648 号
及び同4,247,473号、特開昭53-101,331号等に記載の方
法により合成することができる。
【0147】(3)下記一般式(PAG5)で表される
ジスルホン誘導体又は一般式(PAG6)で表されるイ
ミノスルホネート誘導体。
【0148】
【化58】
【0149】式中、Ar3、Ar4は、各々独立に、置換
もしくは未置換のアリール基を示す。R206は置換もし
くは未置換のアルキル基、アリール基を示す。Aは置換
もしくは未置換のアルキレン基、アルケニレン基、アリ
ーレン基を示す。
【0150】具体例としては以下に示す化合物が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0151】
【化59】
【0152】
【化60】
【0153】
【化61】
【0154】
【化62】
【0155】
【化63】
【0156】(4)下記一般式(PAG7)で表される
ジアゾジスルホン誘導体。
【0157】
【化64】
【0158】ここでRは、直鎖、分岐又は環状アルキル
基、あるいは置換していてもよいアリール基を表す。具
体例としては以下に示す化合物が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。
【0159】
【化65】
【0160】
【化66】
【0161】〔3〕その他の添加剤 本発明のポジ型レジスト組成物には、必要に応じて更に
酸分解性溶解阻止化合物、染料、可塑剤、界面活性剤、
光増感剤、有機塩基性化合物、及び現像液に対する溶解
性を促進させる化合物等を含有させることができる。
【0162】本発明のポジ型レジスト組成物には、好ま
しくは(C)フッ素系及び/又はシリコン系界面活性剤
を含有する。本発明のポジ型レジスト組成物には、フッ
素系界面活性剤、シリコン系界面活性剤及びフッ素原子
と珪素原子の両方を含有する界面活性剤のいずれか、あ
るいは2種以上を含有することが好ましい。本発明のポ
ジ型レジスト組成物が上記酸分解性樹脂と上記界面活性
剤とを含有することにより、パターンの線幅が一層細い
時に特に有効であり、現像欠陥が一層改良される。これ
らの界面活性剤として、例えば特開昭62-36663号、特開
昭61-226746号、特開昭61-226745号、特開昭62-170950
号、特開昭63-34540号、特開平7-230165号、特開平8-62
834号、特開平9-54432号、特開平9-5988号、米国特許54
05720号、同5360692号、同5529881号、同5296330号、同
5436098号、同5576143号、同5294511号、同5824451号記
載の界面活性剤を挙げることができ、下記市販の界面活
性剤をそのまま用いることもできる。使用できる市販の
界面活性剤として、例えばエフトップEF301、EF303、
(新秋田化成(株)製)、フロラードFC430、431(住友スリ
ーエム(株)製)、メガファックF171、F173、F176、F18
9、R08(大日本インキ(株)製)、サーフロンS−382、
SC101、102、103、104、105、106(旭硝子(株)製)、
トロイゾルS-366(トロイケミカル(株)製)等フッ素
系界面活性剤又はシリコン系界面活性剤を挙げることが
できる。またポリシロキサンポリマーKP−341(信越化
学工業(株)製)もシリコン系界面活性剤として用いる
ことができる。
【0163】界面活性剤の配合量は、本発明の組成物中
の固形分を基準として、通常0.001重量%〜2重量
%、好ましくは0.01重量%〜1重量%である。これ
らの界面活性剤は単独で添加してもよいし、また、いく
つかの組み合わせで添加することもできる。
【0164】上記の他に使用することのできる界面活性
剤としては、具体的には、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポ
リオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン
オレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエー
テル類、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテ
ル、ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル等の
ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル類、ポリオ
キシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマ
ー類、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパル
ミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモ
ノオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタン
トリステアレート等のソルビタン脂肪酸エステル類、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノパルミテ−ト、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレ
ンソルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンソル
ビタントリステアレート等のポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル類等のノニオン系界面活性剤等を挙
げることができる。これらの他の界面活性剤の配合量
は、本発明の組成物中の固形分100重量部当たり、通
常、2重量部以下、好ましくは1重量部以下である。
【0165】本発明で用いることのできる好ましい
(D)有機塩基性化合物は、フェノールよりも塩基性の
強い化合物である。中でも含窒素塩基性化合物が好まし
い。
【0166】
【化67】
【0167】ここで、R250、R251及びR252は、各々
独立に、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数
1〜6のアミノアルキル基、炭素数1〜6のヒドロキシ
アルキル基又は炭素数6〜20の置換もしくは非置換の
アリール基であり、ここでR 251とR252は互いに結合し
て環を形成してもよい。
【0168】
【化68】
【0169】(式中、R253、R254、R255及びR
256は、各々独立に、炭素数1〜6のアルキル基を示
す) 更に好ましい化合物は、一分子中に異なる化学的環境の
窒素原子を2個以上有する含窒素塩基性化合物であり、
特に好ましくは、置換もしくは未置換のアミノ基と窒素
原子を含む環構造の両方を含む化合物もしくはアルキル
アミノ基を有する化合物である。好ましい具体例として
は、置換もしくは未置換のグアニジン、置換もしくは未
置換のアミノピリジン、置換もしくは未置換のアミノア
ルキルピリジン、置換もしくは未置換のアミノピロリジ
ン、置換もしくは未置換のインダーゾル、置換もしくは
未置換のピラゾール、置換もしくは未置換のピラジン、
置換もしくは未置換のピリミジン、置換もしくは未置換
のプリン、置換もしくは未置換のイミダゾリン、置換も
しくは未置換のピラゾリン、置換もしくは未置換のピペ
ラジン、置換もしくは未置換のアミノモルフォリン、置
換もしくは未置換のアミノアルキルモルフォリン等が挙
げられる。好ましい置換基は、アミノ基、アミノアルキ
ル基、アルキルアミノ基、アミノアリール基、アリール
アミノ基、アルキル基、アルコキシ基、アシル基、アシ
ロキシ基、アリール基、アリールオキシ基、ニトロ基、
水酸基、シアノ基である。
【0170】含窒素塩基性化合物の好ましい具体例とし
て、グアニジン、1,1−ジメチルグアニジン、1,
1,3,3,−テトラメチルグアニジン、2−アミノピ
リジン、3−アミノピリジン、4−アミノピリジン、2
−ジメチルアミノピリジン、4−ジメチルアミノピリジ
ン、2−ジエチルアミノピリジン、2−(アミノメチ
ル)ピリジン、2−アミノ−3−メチルピリジン、2−
アミノ−4−メチルピリジン、2−アミノ−5−メチル
ピリジン、2−アミノ−6−メチルピリジン、3−アミ
ノエチルピリジン、4−アミノエチルピリジン、3−ア
ミノピロリジン、ピペラジン、N−(2−アミノエチ
ル)ピペラジン、N−(2−アミノエチル)ピペリジ
ン、4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジン、4−ピペリジノピペリジン、2−イミノピペリジ
ン、1−(2−アミノエチル)ピロリジン、ピラゾー
ル、3−アミノ−5−メチルピラゾール、5−アミノ−
3−メチル−1−p−トリルピラゾール、ピラジン、2
−(アミノメチル)−5−メチルピラジン、ピリミジ
ン、2,4−ジアミノピリミジン、4,6−ジヒドロキ
シピリミジン、2−ピラゾリン、3−ピラゾリン、N−
アミノモルフォリン、N−(2−アミノエチル)モルフ
ォリン、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノナ−
5−エン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウン
デカ−7−エン、1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕
オクタン、2,4,5−トリフェニルイミダゾール、N
−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、N−ヒド
ロキシエチルモルホリン、N−ベンジルモルホリン、シ
クロヘキシルモルホリノエチルチオウレア(CHMET
U)等の3級モルホリン誘導体、特開平11−5257
5号公報に記載のヒンダードアミン類(例えば該公報
〔0005〕に記載のもの)等が挙げられるがこれに限
定されるものではない。
【0171】特に好ましい具体例は、1,5−ジアザビ
シクロ〔4.3.0〕ノナ−5−エン、1,8−ジアザビ
シクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン、1,4−ジア
ザビシクロ〔2.2.2〕オクタン、4−ジメチルアミノ
ピリジン、ヘキサメチレンテトラミン、4,4−ジメチ
ルイミダゾリン、ピロール類、ピラゾール類、イミダゾ
ール類、ピリダジン類、ピリミジン類、CHMETU等
の3級モルホリン類、ビス(1,2,2,6,6−ペン
タメチル−4−ピペリジル)セバゲート等のヒンダード
アミン類等を挙げることができる。中でも、1,5−ジ
アザビシクロ〔4.3.0〕ノナ−5−エン、1,8−
ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン、
1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタン、4−
ジメチルアミノピリジン、ヘキサメチレンテトラミン、
CHMETU、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチ
ル−4−ピペリジル)セバゲートが好ましい。
【0172】これらの含窒素塩基性化合物は、単独であ
るいは2種以上組み合わせて用いられる。含窒素塩基性
化合物の使用量は、感光性樹脂組成物の全組成物の固形
分に対し、通常、0.001〜10重量%、好ましくは
0.01〜5重量%である。0.001重量%未満では
上記含窒素塩基性化合物の添加の効果が得られない。一
方、10重量%を超えると感度の低下や非露光部の現像
性が悪化する傾向がある。
【0173】本発明のポジ型レジスト組成物は、上記各
成分を溶解する溶剤に溶かして支持体上に塗布する。こ
こで使用する溶剤としては、エチレンジクロライド、シ
クロヘキサノン、シクロペンタノン、2−ヘプタノン、
γ−ブチロラクトン、メチルエチルケトン、エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、2−メトキシエチルアセテート、エチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピ
レングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート、トルエン、酢酸エ
チル、乳酸メチル、乳酸エチル、メトキシプロピオン酸
メチル、エトキシプロピオン酸エチル、ピルビン酸メチ
ル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸プロピル、N,N−
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メ
チルピロリドン、テトラヒドロフラン等が好ましく、こ
れらの溶剤を単独あるいは混合して使用する。
【0174】上記の中でも、好ましい溶剤としてはプロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、2−
ヘプタノン、γ−ブチロラクトン、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノエチルエーテル、乳酸メチル、乳
酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロ
ピオン酸エチル、N−メチルピロリドン、テトラヒドロ
フランを挙げることができる。
【0175】本発明のこのようなポジ型レジスト組成物
は基板上に塗布され、薄膜を形成する。この塗膜の膜厚
は0.2〜1.2μmが好ましい。本発明において使用
することができる無機基板とは、通常のBareSi基板、SO
G基板、あるいは次に記載の無機の反射防止膜を有する
基板等を挙げることができる。また、本発明において
は、必要により、市販の無機あるいは有機反射防止膜を
使用することができる。
【0176】反射防止膜としては、チタン、二酸化チタ
ン、窒化チタン、酸化クロム、カーボン、α−シリコン
等の無機膜型と、吸光剤とポリマー材料からなる有機膜
型が用いることができる。前者は膜形成に真空蒸着装
置、CVD装置、スパッタリング装置等の設備を必要と
する。有機反射防止膜としては、例えば特公平7−69
611号記載のジフェニルアミン誘導体とホルムアルデ
ヒド変性メラミン樹脂との縮合体、アルカリ可溶性樹
脂、吸光剤からなるものや、米国特許5294680号
記載の無水マレイン酸共重合体とジアミン型吸光剤の反
応物、特開平6−118631号記載の樹脂バインダー
とメチロールメラミン系熱架橋剤を含有するもの、特開
平6−118656号記載のカルボン酸基とエポキシ基
と吸光基を同一分子内に有するアクリル樹脂型反射防止
膜、特開平8−87115号記載のメチロールメラミン
とベンゾフェノン系吸光剤からなるもの、特開平8−1
79509号記載のポリビニルアルコール樹脂に低分子
吸光剤を添加したもの等が挙げられる。また、有機反射
防止膜として、ブリューワーサイエンス社製のDUV3
0シリーズや、DUV−40シリーズ、ARC25、シ
プレー社製のAC−2、AC−3、AR19、AR20
等を使用することもできる。
【0177】上記レジスト液を精密集積回路素子の製造
に使用されるような基板(例:シリコン/二酸化シリコ
ン被覆)上に(必要により上記反射防止膜を設けられた
基板上に)、スピナー、コーター等の適当な塗布方法に
より塗布後、所定のマスクを通して露光し、ベークを行
い現像することにより良好なレジストパターンを得るこ
とができる。ここで露光光としては、好ましくは150
nm〜250nmの波長の光である。具体的には、Kr
Fエキシマレーザー(248nm)、ArFエキシマレ
ーザー(193nm)、F2エキシマレーザー(157
nm)、X線、電子ビーム等が挙げられる。
【0178】現像液としては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタ
ケイ酸ナトリウム、アンモニア水等の無機アルカリ類、
エチルアミン、n−プロピルアミン等の第一アミン類、
ジエチルアミン、ジ−n−ブチルアミン等の第二アミン
類、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン等の第三
アミン類、ジメチルエタノールアミン、トリエタノール
アミン等のアルコールアミン類、テトラメチルアンモニ
ウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキ
シド等の第四級アンモニウム塩、ピロール、ピヘリジン
等の環状アミン類等のアルカリ性水溶液を使用すること
ができる。更に、上記アルカリ性水溶液にアルコール
類、界面活性剤を適当量添加して使用することもでき
る。
【0179】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に具体的に
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。
【0180】合成例(1) 樹脂(1)の合成 2−エチル−2−アダマンチルメタクリレート、ブチロ
ラクトンメタクリレートを55/45の割合で仕込みメ
チルエチルケトン/テトラヒドロフラン=5/5に溶解
し、固形分濃度20%の溶液100mLを調製した。こ
の溶液に和光純薬製V−65を2mol%加え、これを
窒素雰囲気下、4時間かけて60℃に加熱したメチルエ
チルケトン10mLに滴下した。滴下終了後、反応液を
4時間加熱、再度V−65を1mol%添加し、4時間
攪拌した。反応終了後、反応液を室温まで冷却し、蒸留
水/ISOプロピルアルコール=1/1の混合溶媒3L
に晶析、析出した白色粉体である樹脂(1)を回収し
た。C13NMRから求めたポリマー組成比は46/54
であった。また、GPC測定により求めた標準ポリスチ
レン換算の重量平均分子量は10700であった。
【0181】上記合成例(1)と同様の操作で樹脂
(2)〜(15)を合成した。以下に上記樹脂(2)〜
(15)の組成比、分子量を示す。(繰り返し単位1、
2、3、4は構造式の左からの順番である。)
【0182】
【表1】
【0183】また、以下に上記樹脂(1)〜(15)の
構造を示す。
【0184】
【化69】
【0185】
【化70】
【0186】
【化71】
【0187】
【化72】
【0188】合成例(2) 光酸発生剤[I−1]の合
成 ジフェニルスルフォキシド50gをベンゼン800mL
に溶解させ、ここに塩化アルミ200gを添加し、これ
を24時間80℃で攪拌した。反応終了後、反応液を氷
2Lにゆっくりとそそぎ込んだ。ここに濃塩酸400m
Lを加え70℃で10分加熱した。反応液を室温まで冷
却後、酢酸エチルで洗浄し、濾過した。濾液に、ヨウ化
アンモニウム200gを蒸留水400mLに溶かしたも
のを加えた。析出した粉体を濾取、水洗、酢酸エチルで
洗浄、乾燥し、スルフォニウムヨージド62gを得た。
得られたスルフォニルヨージド48gをメタノール30
0mLに溶解し、これに酸化銀32gを加えて、4時間
攪拌した。反応液をフィルター濾過した後、ビス(トリ
フルオロメチルスルフォニル)イミドと反応し、目的物
である[I−1]32gを回収した。 合成例(3) 光酸発生剤[II−1]の合成 t−アミルベンゼン60g、ヨウ素酸カリウム40g、
無水酢酸81g、ジクロロメタン170mLを混合し、
氷浴にて冷却しながら濃硫酸66.8gを2時間かけて
滴下した。反応液をそのまま2時間攪拌した後、室温で
1晩攪拌、反応を完結させた。反応終了後、氷浴にて冷
却しながら反応液に蒸留水50mLを滴下し、抽出、有
機層を水、重曹水、水で洗浄、得られた有機層を濃縮
し、ジ(t−アミルフェニル)ヨードニウム硫酸塩を4
0g得た。得られた硫酸塩とビス(トリフルオロメチル
スルフォニル)イミドカリウム塩を塩交換反応すること
により、目的物てある[II−1]を得た。他の光酸発生
剤も同様の方法で合成した。
【0189】実施例1〜15及び比較例1 (ポジ型レジスト組成物組成物の調製と評価)上記合成
例で合成した表2に示す各成分を配合し、それぞれ固形
分14重量%の割合でプロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテートに溶解した後、0.1μmのミクロ
フィルターで濾過し、実施例1〜15と比較例1のポジ
型レジスト組成物を調製した。
【0190】
【表2】
【0191】界面活性剤としては、 W1:メガファックF176(大日本インキ(株)製)
(フッ素系) W2:メガファックR08(大日本インキ(株)製)
(フッ素及びシリコーン系) W3:ポリシロキサンポリマーKP−341(信越化学
工業(株)製) W4:ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル W5:トロイゾルS−366(トロイケミカル(株)
製) を表す。
【0192】アミンとしては、1は、1,5−ジアザビ
シクロ〔4.3.0〕−5−ノネン(DBN)を表し、
2は、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−
ピペリジル)セバゲート 3は、トリn−ブチルアミン 4は、トリフェニルイミダゾール 5は、アンチピリン 6は、2,6−ジイソプロピルアニリン を表す。
【0193】初めに Brewer Science社
製ARC−25をスピンコーターを利用してシリコンウ
エハー上に78nm塗布、乾燥した後、その上に得られ
たポジ型フォトレジスト組成物を塗布し、140℃で9
0秒間乾燥、約0.4μmのポジ型フォトレジスト膜を
作成し、それにArFエキシマレーザー(波長193n
m、NA=0.6のISI社製ArFステッパー)で1
/2ピッチのコンタクトホールパターン(マスクサイズ
0.15ミクロン)により露光量を変化させながら露光
した。露光後の加熱処理を120℃で90秒間行い、
2.38重量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシ
ド水溶液で現像、蒸留水でリンスし、レジストパターン
プロファイルを得た。このようにして得られたシリコン
ウエハーのレジストパターンを走査型顕微鏡で観察し、
レジストを下記のように評価した。
【0194】〔解像力〕直径0.15μmのコンタクト
ホールを再現する最小露光量で解像できるコンタクトホ
ールの直径(nm)を解像力とした。
【0195】〔露光マージン〕: 各々のレジストにつ
いて、直径0.15μmのコンタクトホールパターンを
再現する最小露光量を±5%変動させて、直径0.15
μmのコンタクトホールパターンを露光、現像したとき
に得られるコンタクトホールパターンの直径の変動率
[(変動幅/0.15)×100](%)を露光マージン
の指標とした。この値が小さいほど好ましい。
【0196】
【表3】
【0197】表3の結果から明らかなように、本発明の
ポジ型レジスト組成物は、解像力、露光マージンが優れ
ていることが判る。
【0198】
【発明の効果】本発明は、解像力、露光マージンの優れ
たポジ型レジスト組成物を提供することができる。従っ
て、本発明のポジ型レジスト組成物は、遠紫外光、特に
ArFエキシマレーザー光を使用するミクロファブリケ
ーションに好適に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA02 AB16 AC04 AC08 AD03 BE07 BE10 BG00 CB14 CB41 CB53 CC04 CC20 FA17 4J002 BG041 BG051 BG071 EB006 EV296 GP03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)脂肪族環状炭化水素基を側鎖に有
    し、酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶解速度が
    増加する樹脂、及び(B)活性光線又は放射線の照射に
    より酸を発生する化合物を含有するポジ型レジスト組成
    物において、(A)の樹脂が、下記一般式(pI)〜一
    般式(pVI)で示される脂環式炭化水素を含む部分構造
    を有する繰り返し単位を少なくとも1種含有する樹脂で
    あり、且つ(B)の化合物が、下記一般式(I)又は一
    般式(II)で表される化合物であることを特徴とする
    ポジ型レジスト組成物。 【化1】 (上記式中、R11は、メチル基、エチル基、n−プロピ
    ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基又
    はsec−ブチル基を表し、Zは、炭素原子とともに脂
    環式炭化水素基を形成するのに必要な原子団を表す。R
    12〜R16は、各々独立に、炭素数1〜4個の、直鎖もし
    くは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表し、但
    し、R12〜R14のうち少なくとも1つ、もしくはR15
    16のいずれかは脂環式炭化水素基を表す。R17〜R21
    は、各々独立に、水素原子、炭素数1〜4個の、直鎖も
    しくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表し、
    但し、R17〜R21のうち少なくとも1つは脂環式炭化水
    素基を表す。また、R19、R21のいずれかは炭素数1〜
    4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化
    水素基を表す。R22〜R25は、各々独立に、炭素数1〜
    4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化
    水素基を表し、但し、R22〜R25のうち少なくとも1つ
    は脂環式炭化水素基を表す。また、R23とR24は、互い
    に結合して環を形成していてもよい。) 【化2】 (上記式中、R1〜R5は、各々独立に、置換基を有して
    いてもよい脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基を表
    す。但し、R1〜R3の内の2個は、互いに結合して環を
    形成してもよく、また、R4とR5とは、互いに結合して
    環を形成してもよい。X-は、下記のアニオンのいずれ
    かを表す。) 【化3】 上記式中、R6〜R10は、各々独立に、置換基を有して
    いてもよい脂肪族炭化水素基を表す。但し、R6とR7
    は、互いに結合して環を形成してもよく、また、R8
    10の内の2個は、互いに結合して環を形成してもよ
    い。
  2. 【請求項2】 更に、(C)フッ素系及び/又はシリコ
    ン系界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1に
    記載のポジ型レジスト組成物。
  3. 【請求項3】 更に、(D)有機塩基性化合物を含有す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のポジ
    型レジスト組成物。
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