JP2002267496A - 回転軸の回転方向判別装置 - Google Patents

回転軸の回転方向判別装置

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JP2002267496A
JP2002267496A JP2001072018A JP2001072018A JP2002267496A JP 2002267496 A JP2002267496 A JP 2002267496A JP 2001072018 A JP2001072018 A JP 2001072018A JP 2001072018 A JP2001072018 A JP 2001072018A JP 2002267496 A JP2002267496 A JP 2002267496A
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Yoichiro Nakajima
洋一郎 中島
Shigeru Ito
茂 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機の回転子の回転角を絶対角として検出
し、1回転して回転角検出信号を初期値にリセットする
回転角検出センサを用い、回転軸の回転角を検出すると
ともに回転方向を判定する。 【解決手段】 回転方向判別装置4は、回転角検出セン
サ3から出力された回転位置信号の現在値と前回値との
差分dθを算出する。そして、ABS(dθ)(差分d
θの絶対値)を所定の基準値Aと比較する。回転位置信
号が初期値にリセットされれば、ABS(dθ)は所定
の基準値A以上となる。従って、差分dθが負であって
もABS(dθ)が所定の基準値A以上となれば、回転
子2が正転していると判定し、差分dθが正であっても
ABS(dθ)が所定の基準値A以上となれば、回転子
2は逆転していると判定する。また、差分dθが0のと
き、回転子2は停止していると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸の回転方向
判別装置に関し、特に、回転軸の回転角を絶対角として
検出し、回転角検出信号を1回転毎に初期値にリセット
するタイプの回転角検出手段を用い、出力された回転角
検出信号に基づいて回転軸の回転方向を判別することが
できる回転軸の回転方向判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動機等のような回転軸の回転角を検出
する回転角検出センサには、例えば、レゾルバやアブソ
リュートエンコーダのように、回転角を、所定原点から
の絶対角として検出するタイプのものと、例えば、イン
クリメンタルエンコーダのように、回転角を、ある角度
からの相対角として検出するタイプのものと、がある。
【0003】電動機等のような回転軸の回転方向を判別
するには、従来より、後者のタイプの回転角検出センサ
が用いられている。即ち、電動機のような回転体の回転
軸に、このタイプの回転角検出センサが取り付けられ
る。この回転角検出センサからは、A相出力信号とB相
出力信号とが一定の位相差(例えば、90度)をもって
出力され、Z相出力信号が1回転につき1パルス出力さ
れる。このA相出力信号、B相出力信号及びZ相出力信
号に基づいて回転方向、回転停止、回転位置の零点が判
別される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、巻き上げ機
のように、回転軸の回転角を原点からの絶対角として検
出するとともに、回転方向を変えつつ回転制御を行うよ
うな場合には、この回転角検出センサは不向きである。
従って、このような用途では、回転角を原点からの絶対
角として検出する回転角検出センサを用いる必要があ
る。
【0005】しかし、このタイプの回転角検出センサで
は、回転軸が1回転して原点に戻ったとき、回転角検出
信号は初期値にリセットされてしまう。このように回転
角検出信号が初期値にリセットされてしまうと、回転角
検出信号が増加する方向に回転して原点を通過したと
き、回転角検出信号は減少する。一方、回転角検出信号
が減少する方向に回転して原点を通過したとき、回転角
検出信号は増加する。このようなとき、回転角検出信号
の前回値と今回値との差分を算出して回転方向を判別し
ようとしても、その差分の正負が逆になり、回転軸の回
転方向を誤って判定してしまう。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、回転軸の回転角を絶対角として検出
する回転角検出手段を用い、回転軸の回転角を検出する
とともに、1回転して回転角検出信号が初期値にリセッ
トされたとしても回転方向を正しく判別できるような回
転軸の回転方向判別装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、回転角を絶対角として検
出する回転角検出手段を用いた場合でも、回転軸の回転
停止を判別できるような回転軸の回転方向判別装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の回転軸の回転方向判別装置は、回転軸の回
転角を絶対角として検出し、検出した回転角を示す回転
角検出信号を1回転毎に初期値に設定して出力する回転
角検出手段を用い、当該回転角検出手段から出力された
回転角検出信号に基づいて、回転軸の回転方向を判別す
る回転軸の回転方向判別装置において、所定周期毎に、
前記回転角検出手段から出力された回転角検出信号の前
回値と今回値との差分を算出する差分算出手段と、前記
差分算出手段によって算出された差分の絶対値を所定の
基準値と比較し、当該差分の絶対値が前記基準値以上に
なったとき、回転角検出信号が初期値にリセットされた
と判定するリセット判定手段と、前記差分算出手段によ
って算出された差分及び前記リセット判定手段による判
定結果に基づいて回転軸の回転方向を判定する回転方向
判定手段と、を備えたものである。
【0009】このような構成によれば、回転軸が1回転
して回転角検出手段から出力された回転角検出信号が初
期値にリセットされたとき、差分算出手段によって算出
された差分の絶対値は所定の基準値以上となる。従っ
て、差分の絶対値を所定の基準値と比較することによ
り、回転角検出信号が初期値にリセットされたか否かを
判別でき、回転角検出信号のリセットを判別できれば、
回転角検出信号の差分の正負に基づいて回転方向を正し
く判別できる。
【0010】前記リセット判定手段は、所定の基準値
を、数式2に基づいて設定するように構成されたもので
あってもよい。
【数2】 ABS(dθ)max<A<θfull−ABS(dθ)max 但し、A:所定の基準値 dθ:差分算出手段によって算出された差分 ABS(dθ)max:差分dθの絶対値の最大値 θfull:回転角検出信号の最大値
【0011】また、前記回転角検出手段から出力される
回転角検出信号が増加する回転方向を正方向、回転角検
出信号が減少する回転方向を逆方向とし、前記回転方向
判定手段は、回転角検出信号が初期値にリセットされて
いないと判定されたときに、回転角検出信号の差分が正
のとき、正方向に回転軸が回転し、回転角検出信号の差
分が負のときは、逆方向に回転軸が回転していると判定
し、回転角検出信号が初期値にリセットされたと判定さ
れたときに、回転角検出信号の差分が正のとき、逆方向
に回転軸が回転し、回転角検出信号の差分が負のとき、
正方向に回転軸が回転していると判定するように構成さ
れてもよい。
【0012】また、前記差分算出手段によって算出され
た回転角検出信号の差分が所定値未満のとき、回転軸の
回転は停止していると判定する回転停止判定手段を備え
るようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
回転軸の回転方向判別装置を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る回転軸の回転方向判別装置
の構成を示すブロック図である。
【0014】電動機1の回転子2には、回転角検出セン
サ3が取り付けられている。この電動機1は、例えば、
回転方向を変えつつ回転制御が行われる巻き上げ機に用
いられるものであり、直流電動機でも交流電動機でもよ
い。この電動機1は、電動機1への通電方法を切り換え
ることで正転、逆転のどちらにも回転駆動される。
【0015】回転角検出センサ3は、例えば、レゾルバ
やアブソリュートエンコーダのように、電動機1の回転
子2の回転角を原点からの絶対角として検出するタイプ
のセンサであり、回転角の検出信号として回転位置信号
を出力する。
【0016】本実施の形態に係る回転軸の回転方向判別
装置4は、この回転角検出センサ3に接続されている。
この回転軸の回転方向判別装置4は、回転角検出センサ
3から出力された回転位置信号に基づいて回転子2の回
転方向を判別するものであり、結果として、回転方向を
判別するための回転方向判別信号、回転位置信号が初期
値にリセットされたことを示す回転位置リセット信号、
回転子2の回転が停止したことを示す回転停止信号を出
力する。また、この回転軸の回転方向判別装置4は、C
PU(Central Processing Unit)と、ROM(Read On
ly Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、
を備えて構成されている(図示せず)。
【0017】CPUは、回転子2の回転方向の判別処理
を行うためのものであり、ROMは、CPUによって実
行されるプログラムを格納しておくためのメモリであ
り、RAMは、プログラムの実行に必要なデータを一時
格納しておくためのためのメモリである。
【0018】次に、本実施の形態に係る回転軸の回転方
向判別装置4の動作を説明する。図2は、本実施の形態
に係る回転軸の回転方向判別装置4の動作を示すフロー
チャートである。電動機1の回転子2の回転角は、回転
角検出センサ3によって検出され、回転角検出センサ3
から回転位置信号が出力される。
【0019】回転方向判別装置4のCPUは、回転角検
出センサ3から出力された回転位置信号の現在値θnと
前回値θn-1との差分dθを計算する(ステップS1
1)。尚、回転角は、電動機1の回転周期よりもかなり
短い周期で検出され、回転位置信号は、例えば、電動機
1の回転軸が1回転する間に例えば、数千回程度、出力
される。
【0020】次に、CPUは、回転角の現在値θnを、
次回処理のため、前回値θn-1に代入する(ステップS
12)。次に、CPUは、差分dθが正であるか否かを
判定し(ステップS13)、さらに差分dθ=0である
か否かを判定する(ステップS14)。回転子2の回転
が停止しているときは、差分dθは0となる。従って、
差分dθ=0のとき、CPUは、回転子2の回転が停止
していると判定し、回転停止信号を出力する(ステップ
S15)。
【0021】ステップS14において、差分dθが0で
はないと判定したときは、CPUは、差分dθの絶対値
(以後、「ABS(dθ)」と記す。)を所定の基準値
Aと比較する(ステップS16)。
【0022】この比較は、回転位置信号が初期値にリセ
ットされたか否かを判別するためのものある。図3は、
回転子2の実際の回転角と回転角検出センサ3から出力
された回転位置信号との関係を示す説明図である。尚、
ここでは、回転角検出センサ3から出力される回転位置
信号が増加する回転方向を正方向、そのときの回転子2
の回転を正転とし、回転位置信号が減少する回転方向を
負、そのときの回転子2の回転を逆転とする。従って、
図3(a)、(b)は、それぞれ回転子2の正転時、逆
転時を示す図となる。尚、通常、時計回りを正転、反時
計回りを逆転とする。
【0023】回転子2が正転しているとき、図3(a)
に示すように、回転角検出センサ3から出力された回転
位置信号の値はカウントアップされ、1回転して原点に
戻ったとき、回転位置信号は、初期値として0にリセッ
トされる。
【0024】また、回転子2が逆転しているとき、図3
(b)に示すように、回転位置信号の値はカウントダウ
ンされ、1回転して原点に戻ったとき、回転位置信号
は、初期値として回転角検出センサ3のフルスケール値
であるθfullにリセットされる。
【0025】従って、回転角検出センサ3から出力され
た回転位置信号の値がリセットされなければ、回転子2
が正転しているときの差分dθ(図3(a)のdθ1)
は正となり、回転子2が逆転しているときの差分dθ
(図3(b)のdθ1)は負となる。
【0026】しかし、回転位置信号の値がリセットされ
たとき、回転子2の回転方向と差分dθの正負は逆にな
る。即ち、回転子2の正転時に回転位置信号の値がリセ
ットされれば、差分dθは負(図3(a)のdθ2)と
なり、回転子2の逆転時に回転位置信号の値がリセット
されれば、差分dθは正(図3(b)のdθ2)とな
る。
【0027】回転位置信号の値がリセットされたとき、
回転角の現在値θnは、前回値θn-1と比較して大きく変
化する。従って、差分dθの正負及び差分の値に基づい
て、回転子2の回転方向及び回転位置信号がリセットさ
れたか否かを判別できる。
【0028】基準値Aは、回転位置信号が初期値にリセ
ットされたか否かを判別するための値であり、次の数式
3に従って設定される。
【数3】 ABS(dθ)max<A<θfull−ABS(dθ)max 尚、ABS(dθ)max:差分dθの絶対値の最大値で
あり、ABS(dθ)maxは、回転角検出センサ3の分
解能、電動機1の最高回転数、回転子位置の検出周期に
基づいて設定される。
【0029】図3(a)に示すように、回転位置信号の
前回値、現在値がそれぞれθn-1、θnになったとき、差
分dθ1は正となり、ABS(dθ)は基準値A未満と
なる。このとき、CPUは、回転子2が正転していると
判定して回転方向判別信号FL_CCWに0をセットする(ス
テップS17)。
【0030】そして、回転位置信号は0にリセットされ
ていないので、回転位置リセット信号に0をセットする
(ステップS18)。CPUは、この回転方向判別信号
FL_CCW及び回転位置リセット信号を出力する。
【0031】一方、回転位置信号の前回値、現在値がそ
れぞれθm-1、θmになったとき、差分dθ2は負となる
ので、CPUは、ステップS13においてステップS2
0に分岐し、ABS(dθ)を基準値Aと比較した結
果、ABS(dθ)が基準値A以上となるので、ステッ
プS20においてステップS21に分岐する。
【0032】このとき、CPUは、回転子2が正転して
いると判定して回転方向判別信号FL_CCWに0をセットし
(ステップS21)、回転位置信号が0にリセットされ
たと判定して回転位置リセット信号に1をセットする
(ステップS22)。そして、CPUは、この回転方向
判別信号FL_CCW及び回転位置リセット信号を出力する。
【0033】CPUは、ステップS13において、dθ
が負になったときも、ABS(dθ)を所定の基準値A
と比較する(ステップS20)。図3(b)に示すよう
に、回転位置信号の前回値、現在値がそれぞれθn-1、
θnになったとき、差分dθ1は負となり、ABS(d
θ)は基準値A未満となるので、CPUは、回転子2が
逆転していると判定して回転方向判別信号FL_CCWに1を
セットし(ステップS23)、回転位置信号はθfullに
リセットされていないので、回転位置リセット信号に0
をセットする(ステップS18)。そして、CPUは、
この回転方向判別信号FL_CCW及び回転位置リセット信号
を出力する。
【0034】一方、回転位置信号の前回値、現在値がそ
れぞれθm-1、θmになったとき、差分dθ2は正となる
ので、CPUは、ステップS13においてステップS1
4に分岐し、さらにステップS14においてステップS
16に分岐する。そして、CPUは、ABS(dθ)を
所定の基準値Aと比較した結果、ABS(dθ)が基準
値A以上となるので、ステップS16において、ステッ
プS19に分岐する。
【0035】このとき、CPUは、回転子2が逆転して
いると判定して回転方向判別信号FL_CCWに1をセットし
(ステップS19)、回転位置信号がθfullにリセット
されたと判定して回転位置リセット信号に1をセットす
る(ステップS22)。そして、CPUは、この回転方
向判別信号FL_CCW及び回転位置リセット信号を出力す
る。
【0036】電動機1の回転子2の回転方向、回転位置
信号のリセットは、この回転方向判別装置4から出力さ
れた回転方向判別信号FL_CCW、回転位置リセット信号に
基づいて判別される。
【0037】即ち、回転位置リセット信号が0であり、
回転方向判別信号FL_CCWが0のとき、回転位置信号は0
にリセットされずに電動機1の回転子2は正転している
ことになる。
【0038】また、回転位置リセット信号が1であり、
回転方向判別信号FL_CCWが0のときは、電動機1の回転
子2は正転し、回転位置信号は0にリセットされたこと
になる。
【0039】また、回転位置リセット信号が0であり、
回転方向判別信号FL_CCWが1のときは、回転位置信号は
θfullにリセットされずに電動機1の回転子2は逆転し
ていることになる。
【0040】また、回転位置リセット信号が1であり、
回転方向判別信号FL_CCWが1のときは、電動機1の回転
子2は逆転し、回転位置信号はθfullにリセットされた
ことになる。
【0041】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、電動機1の回転子2の回転角を絶対角として検出す
る回転角検出センサ3を用い、この回転角検出センサ3
から出力された回転位置信号に基づいて、回転位置信号
がリセットされたか否かを判定し、かつABS(dθ)
を所定の基準値Aと比較することにより、回転子2の回
転角を原点からの絶対角として検出するとともに、回転
子2が正転しているのか、逆転しているのか、あるいは
停止しているのかを正しく判別することができ、回転角
の誤検出を防止することができる。
【0042】尚、本発明を実施するにあたっては、種々
の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものでは
ない。例えば、上記実施の形態では、電動機1は、巻き
上げ機に用いられるものとして説明したが、これに限ら
れるものではなく、どのような電動機でもよい。
【0043】また、回転軸は、このような電動機1の回
転子2に限られるものではなく、例えば、発電機の軸、
あるいは、動力を伝達する伝達軸等であってもよい。ま
た、上記実施の形態では、差分dθ=0のとき、回転子
2の回転が停止していると判定するようにしたが、差分
dθが0にならなくても所定値未満になったときに、回
転が停止したと判定するようにしてもよい。さらに、A
BS(dθ)を基準値Aと比較してから差分dθの正負
を判別するようにすることもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る回転
軸の回転方向判別装置によれば、回転軸の回転角を絶対
角として検出する回転角検出手段を用いて、回転軸の回
転方向を正しく判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る回転軸の回転方向判
別装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る回転軸の回転方向判
別装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1の回転子の実際の回転角と回転角検出セン
サから出力された回転位置信号との関係を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 電動機 2 回転子 3 回転角検出センサ 4 回転方向判別装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の回転角を絶対角として検出し、検
    出した回転角を示す回転角検出信号を1回転毎に初期値
    に設定して出力する回転角検出手段を用い、当該回転角
    検出手段から出力された回転角検出信号に基づいて、回
    転軸の回転方向を判別する回転軸の回転方向判別装置に
    おいて、 所定周期毎に、前記回転角検出手段から出力された回転
    角検出信号の前回値と今回値との差分を算出する差分算
    出手段と、 前記差分算出手段によって算出された差分の絶対値を所
    定の基準値と比較し、当該差分の絶対値が前記基準値以
    上になったとき、回転角検出信号が初期値にリセットさ
    れたと判定するリセット判定手段と、 前記差分算出手段によって算出された差分及び前記リセ
    ット判定手段による判定結果に基づいて回転軸の回転方
    向を判定する回転方向判定手段と、を備えたことを特徴
    とする回転軸の回転方向判別装置。
  2. 【請求項2】前記リセット判定手段は、所定の基準値
    を、数式1に基づいて設定するように構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の回転軸の回転方向判別装
    置。 【数1】 ABS(dθ)max<A<θfull−ABS(dθ)max 但し、A:所定の基準値 dθ:差分算出手段によって算出された差分 ABS(dθ)max:差分dθの絶対値の最大値 θfull:回転角検出信号の最大値
  3. 【請求項3】前記回転角検出手段から出力される回転角
    検出信号が増加する回転方向を正方向、回転角検出信号
    が減少する回転方向を逆方向とし、 前記回転方向判定手段は、回転角検出信号が初期値にリ
    セットされていないと判定されたときに、回転角検出信
    号の差分が正のとき、正方向に回転軸が回転し、回転角
    検出信号の差分が負のときは、逆方向に回転軸が回転し
    ていると判定し、 回転角検出信号が初期値にリセットされたと判定された
    ときに、回転角検出信号の差分が正のとき、逆方向に回
    転軸が回転し、回転角検出信号の差分が負のとき、正方
    向に回転軸が回転していると判定するように構成された
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転軸の回転
    方向判別装置。
  4. 【請求項4】前記差分算出手段によって算出された回転
    角検出信号の差分が所定値未満のとき、回転軸の回転は
    停止していると判定する回転停止判定手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回
    転軸の回転方向判別装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200103402A (ko) * 2019-02-25 2020-09-02 한서대학교 산학협력단 내리막길에서의 자전거 감속장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200103402A (ko) * 2019-02-25 2020-09-02 한서대학교 산학협력단 내리막길에서의 자전거 감속장치
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