JP2002266855A - 軸受とバネを納めるハウジング構造 - Google Patents

軸受とバネを納めるハウジング構造

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JP2002266855A
JP2002266855A JP2001067224A JP2001067224A JP2002266855A JP 2002266855 A JP2002266855 A JP 2002266855A JP 2001067224 A JP2001067224 A JP 2001067224A JP 2001067224 A JP2001067224 A JP 2001067224A JP 2002266855 A JP2002266855 A JP 2002266855A
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JP
Japan
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spring
bearing
housing
conical spring
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001067224A
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English (en)
Inventor
Takashi Michii
隆 道井
Katsuo Kawatou
克夫 川嶌
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Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Nidec Servo Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Servo Corp filed Critical Nidec Servo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スラスト方向の力が大きくなって
も、バネが完全につぶれてしまうことなく、弾性力を保
ち続ける事の実現を目的とする。 【解決手段】 アウターロータモータの前カバーに、前
側のハウジング部に受け部を形成し、そのハウジング部
に軸受とサラバネを入れる構造にする。この構造によ
り、スラスト方向からの大きな力によって、回転軸が押
され、回転軸に圧入している軸受の外輪に押されたサラ
バネが圧縮変形しても、ハウジングの受け部により支え
られて、一定量以上たわむことが無くなり、サラバネの
弾性力を保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの回転部を
支える軸受とその軸受に適切な圧力を加えるバネを納め
るハウジングの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の構造ではハウジングと軸
受の間のバネが軸方向からの強い力によって押されて、
バネが弾性限界を越え、スラスト方向の力が大きくなっ
た場合は、又は、その結果、バネがつぶれてしまい弾性
力が無くなってしまう。そこで軸受をハウジング部に接
着剤により接着したり、機械的に固定をしたり、強力な
バネを使用したりした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来の構造による方法では、接着等の工数がかか
り、また、機械的に固定する構造では、スペースを取る
ため大きくなり、また、小さい軸受を使用している時
に、強力なバネを使用すると軸受が持つ本来の軸受け寿
命が極端に短くなる、という問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に成る軸受とバネ
を納めるハウジング構造は、上記目的を達成させるた
め、ハウジング部にバネの受け部を設け、バネがスラス
ト方向からの大きな力を受けても、一定のたわみまでし
か押されないように構成したことを特徴とする。上記の
構成によれば、ハウジング部にバネの受け部を作ること
により、バネは、一定のたわみより押しつぶされること
なく、その弾性力を保ち続ける。
【0005】また、アウターロータのブラシレスDCモ
ータでは、一般的に後ろ側の軸受が小さい。従ってくバ
ネの力スラスト荷重によって、軸受けが小さい後ろの軸
受の寿命が短くなってしまう。そこで、軸受けが小さい
後ろの軸受の許容荷重に合った弾性力の小さいスリット
付きのサラバネを使用しても、本構造のハウジングを使
用することにより大きなスラスト力に耐えることができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかよる軸受とバ
ネを納めるハウジングの構造の実施形態を説明する。図
1乃至図3は、本発明の軸受とバネを納めるハウジング
の構造をアウターロータのブラシレスDCモータに適用
した実施の形態を示し、図1はアウターロータモータの
内部構造を示す断面図、図2(A)、(B)、図3
(A)、(B)は夫々前カバーのハウジング部に軸受と
バネを入れた時の詳細を示す。断面図、図4(A)はサ
ラバネを示す平面図、図4(B)はサラバネの断面図で
ある。図5(A)、(B)、に従来の構造図を示す。
【0007】アウターロータのブラシレスDCモータ1
0は回転軸に固定されたロータ11と、このロータ11
を回転自在に支持する金属製の前カバー14とを備えて
いる。カバー14には、外方に延びる矩形板状のフラン
ジ部14bが形成されており、その一辺には外部リード
をモータのコイルに接続する為のコネクター18が設け
られている。
【0008】次に、図1に基づいて本発明の適用例とし
てのアウターロータのブラシレスDCモータ10の内部
構造について説明する。ロータ11は、カップ状であ
り、円筒状の周壁の内面にはマグネット12が固定され
ている。ロータ11は、底壁の中央で回転軸13に結合
しており、この回転軸13は、前カバー14に形成され
た円筒状の軸支持部14aの内側前後2ヵ所で軸受(ボ
ールベアリング)15a、15bを介して支持されてい
る。
【0009】軸支持部14aの外側には、ステータコア
16がネジ止めにて固定されており、その周囲には、コ
イル16aが巻回されている。そして、このコイル16
aを制御する為の電子部品が搭載されたプリント基板1
7が、前カバー14のフランジ部14bにロータ側から
ネジ止め固定されている。コネクター18はプリント基
板17上に取り付けられている。
【0010】図2は、ハウジングの拡大断面図である。
図2(A)は、スラスト方向出力軸側からのスラスト力
を受ける前の状態であり、サラバネ19は前カバー14
と軸受15aに一定の弾性力を与えるように形成されて
いる。この状態からスラスト方向に、大きな力が与えら
れると、回転軸13が押され、回転軸13に圧入してい
る軸受15aの外輪により、サラバネ19が押され圧縮
変形する。しかし、サラバネ19が一定量たわむとハウ
ジングの受け部14bのにより支えられる。この状態を
図2(B)に示す。これにより、スラスト方向からの大
きな力でも、それ以上サラバネ19がたわむことが無く
なり、サラバネ19の弾性力を保つことができる。実施
例は、アウターロータのブラシレスDCモータについて
のみ記述したが、インナーロータのブラシレスDCモー
タについても、実施可能である。又外他の電動機につい
ても同様である。
【0011】
【発明の効果】本発明の軸受とバネを納めるハウジング
の構造は、上記のように構成されるから、次に示すよう
な優れた効果を有する。請求項1に記載のように、ハウ
ジングに設けられた受け部により、バネが完全に押しつ
ぶされることがなくなり、スラスト方向の大きな力によ
るバネのへたりを防止できる。接着作業が不要であるた
め工数が少なくてすむ。機械的に固定する構造にしなく
てすむため、小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるハウジング構造を
備えたブラシレスDCモータの断面図である。
【図2】同図(A)、(B)は夫々前カバーのハウジン
グ部に軸受とバネを入れた時の詳細を示す断面図であ
る。
【図3】同図(A)、(B)は夫々前カバーのハウジン
グ部に軸受とバネを入れた時の詳細を示す断面図であ
る。
【図4】同図(A)はサラバネを示す平面図、同図
(B)はサラバネの断面図である。
【図5】同図(A)、(B)は夫々従来の形態にかかる
ハウジング構造図である。
【図6】同図(A)、(B)は夫々従来の形態にかかる
ハウジング構造である。
【図7】同図(A)はイタバネを示す平面図、同図
(B)はイタバネの側面図である。
【符号の説明】
10:アウターロータモータ 11:ロータ 12:マグネット 13:回転軸 14:前カバー 14a:軸支持部 14b:フランジ部 14c:バネの受け部 15a:前側軸受 15b:後側軸受 16:ステータコア 16a:コイル 17:プリント基板 18:コネクター 19:スリット付きサラバネ 19a:スリット部 20:トメワ 21:イタバネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受と、その軸受に適切な圧力を加える
    バネをハウジングに納める構造において、ハウジングと
    軸受の間のバネが軸方向からの強い力によって押されて
    バネが変形してもバネが完全につぶれないように、バネ
    の受け部を設けたハウジング構造。
JP2001067224A 2001-03-09 2001-03-09 軸受とバネを納めるハウジング構造 Pending JP2002266855A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004257557A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Skf:Ab 計測機能付きころがり軸受装置、そのための検出組立体、これらを有する電動モータ。
JP2007132221A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Anest Iwata Corp スクロール流体機械
JP2015186949A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 株式会社ジェイテクト ステアリング装置

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JP2007132221A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Anest Iwata Corp スクロール流体機械
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