JP2002266768A - 圧縮機における圧縮空気取り出し装置 - Google Patents

圧縮機における圧縮空気取り出し装置

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JP2002266768A
JP2002266768A JP2001063831A JP2001063831A JP2002266768A JP 2002266768 A JP2002266768 A JP 2002266768A JP 2001063831 A JP2001063831 A JP 2001063831A JP 2001063831 A JP2001063831 A JP 2001063831A JP 2002266768 A JP2002266768 A JP 2002266768A
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compressed air
low
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Keishiro Murayama
恵司郎 村山
Katsuhiko Murayama
勝彦 村山
Hiroshi Hanagasaki
弘 花ヶ崎
Kazuhiko Kuraguchi
和彦 蔵口
Hajime Takemura
元 竹村
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Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮空気を取り出すソケットの数を少なくし
て、高圧と低圧の1台ずつの工具の同時使用と、低圧又
は高圧の工具を2台同時に使用することが可能であり、
更に、接続時に、ソケットを見極める必要が無く接続操
作の煩わしさを解消する。 【技術手段】 高圧の圧縮空気を貯めた空気タンクに取
り付けられた高圧専用及び常圧専用の各減圧弁と、前記
両減圧弁の二次側に接続されて前記圧縮空気工具への圧
縮空気取出口を形成するソケットとを備え、該ソケット
は、前記両減圧弁の二次側に接続される高圧及び低圧の
各ポートと、工具に取り付けた常圧及び高圧の各専用の
プラグをともに装着可能なプラグ受け入れ部を備えてな
り、該ソケットのプラグ受け入れ部に前記各専用のプラ
グが装着された状態で各専用プラグに前記それぞれのポ
ートを選択的に導通させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧の空気圧力領
域で駆動させる高圧専用空気工具と低圧の圧力領域で駆
動させる低圧専用空気工具に、それぞれの専用空気工具
に適した圧力の圧縮空気を供給する圧縮機における圧縮
空気取り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】圧縮空気で駆動する工具に圧縮空気を供給
する一般的な可搬型の空気圧縮機では、モータにより駆
動される圧縮部で生成される例えば10乃至30kg/
cm 2の圧力の圧縮空気をタンクに貯め、この圧縮空気
をタンクに取り付けた減圧弁により工具で使用する圧力
に調整して迅速継ぎ手等の接続手段を介して工具側に供
給する。
【0003】圧縮空気工具として10kg/cm2以下
の圧力で使用する一般に知られている低圧空気工具と、
例えば工具を小型化にしたり高い能力の作業をさせるた
めに10kg/cm2以上の高い圧力領域で使用する高
圧空気工具とがある。これらの低圧空気工具と高圧空気
工具では誤接続によって不適切な圧力の圧縮空気が供給
されないように、圧縮空気供給源との接続に互いに互換
性のない流体継ぎ手が使用されている。
【0004】例えば特開平4−298691号公報に示
されているように、1つの圧縮機でこれらの低圧と高圧
の工具を使用可能とするため、30kg/cm2以上の
高圧の圧縮空気をタンクに貯め、該タンクに低圧専用の
減圧弁と高圧専用の減圧弁を取付け、それぞれの減圧弁
に低圧空気工具用と高圧空気工具用の専用の迅速継ぎ手
のソケットを接続して、各工具にそれぞれの減圧弁で調
整された圧力の圧縮空気を供給できるようにしたものが
知られている。この場合低圧専用の減圧弁は低圧空気工
具で使用する圧力範囲の上限を越えないように取り出し
最高圧力が限定されている。
【0005】上記圧縮機では、高圧空気工具も低圧空気
工具もどちらでも使用可能であり、更に両工具を各1台
ずつ同時に使用することも可能であり、それぞれ専用の
互いに互換性のないソケットを介して接続するようにし
ているため誤接続が無くなり、低圧空気工具の破損や高
圧空気工具の能力低下といった現象が防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の圧
縮機の圧縮空気取り出し装置では、低圧又は高圧の何れ
かの空気工具2台を同時に使用するためには、各専用の
減圧弁とソケットのユニットを増設するか又は、低圧又
は高圧用の減圧弁にソケットを並列に複数個取り付ける
必要がある。即ち高圧の工具を2台同時に使用する場合
には高圧用ソケットが2個必要であり、低圧の工具を2
台同時に使用する場合には低圧用のソケットも2個必要
であり、低圧と高圧をそれぞれ2台使用することを考慮
すれば合計4個のソケットを設置する必要があり、これ
らを圧縮機の外面に沿って配置しなければならないため
圧縮機の小型化を阻害する要因となる。更に、高圧用と
低圧用にそれぞれ専用の互いに互換性のないしかも外観
がほぼ同一の形状に形成されソケットを使用しているの
で、工具側に接続されたホースに取り付けたプラグを接
続するときに誤ったソケットに接続操作をしてしまうこ
とがある。ソケットは互いに互換性がないため圧縮空気
が接続されることはないが接続時の操作を煩わしくして
いる。
【0007】本発明は、圧縮空気を取り出すソケットの
数を少なくして、高圧と低圧の1台ずつの工具の同時使
用と、低圧又は高圧の工具を2台同時に使用することが
可能であり、更に、工具側のプラグを接続する時に、接
続すべきソケットを見極める必要が無く接続操作の煩わ
しさを解消した圧縮機の圧縮空気取り出し装置を提供す
ることを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術における問
題点を解決するため請求項1の本発明は、高圧と低圧の
圧縮空気圧力で駆動するとともにそれぞれ専用プラグを
取り付けた高圧及び低圧の各々の圧縮空気工具へ圧縮空
気を供給する圧縮機であって、圧縮機は、高圧の圧縮空
気を貯めた空気タンクに取り付けられた高圧専用及び常
圧専用の各減圧弁と、前記両減圧弁の二次側に接続され
て前記圧縮空気工具への圧縮空気取出口を形成するソケ
ットとを備え、該ソケットは、前記両減圧弁の二次側に
接続される高圧及び低圧の各ポートと、工具に取り付け
た常圧及び高圧の各専用のプラグをともに装着可能なプ
ラグ受け入れ部を備えてなり、該ソケットのプラグ受け
入れ部に前記各専用のプラグが装着された状態で各専用
プラグに前記それぞれのポートを選択的に導通させるよ
うにしたことを特徴とする。また、請求項2の発明は、
前記ソケット内に各専用のプラグの装着によって作動さ
せられる切換弁体を配置し、該各専用プラグの装着によ
って切換弁体の移動操作ストロークを異ならせることに
より、該切換弁が各減圧弁の二次側に連通した高圧及び
低圧の前記ポートをプラグ受け入れ部側に選択接続する
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明の圧縮空気取り出し
装置を実施した圧縮機と圧縮空気工具の一例としての空
気釘打機のシステムを概念的に示している。タンク1に
は、図示しない高圧圧縮部により生成される30kg/
cm2を越える高圧の圧縮空気が貯められる。該タンク
1に接続された減圧弁は二次側圧力値が30〜0kg/
cm2まで調整可能な高圧専用の高圧減圧弁2と、最高
圧力が10kg/cm2の低圧専用の低圧減圧弁3がそ
れぞれ元圧側2a、3aが前記タンク1に接続されてい
る。低圧と高圧専用の各減圧弁2、3はそれぞれの圧力
範囲で任意に調整された圧縮空気を減圧調整して二次側
2b、3bに出力する。
【0010】圧縮空気取り出し口を形成しているソケッ
ト4には前記各減圧弁2、3の二次側2b、3b(調整
圧力空気)と接続されるポート4a、4bが形成されて
おり、更にソケット4のプラグ受け入れ部分は高圧専用
と低圧専用の各プラグをともに受け入れ装着が可能に構
成されている。高圧と低圧の各釘打機5、6に取り付け
られる高圧及び低圧の専用のプラグ7、8は、図2に示
すように前記ソケット4との装着部の外径形状が同一に
形成され、先端方向に突出している先端部の長さが異な
って形成され、ソケット4に装着した状態でソケット4
の内部への突入長さがL寸法だけ異なるように構成され
ている。プラグ受け入れ部に装着された各専用プラグ
7、8に応じて前記各減圧弁2、3の二次側2b、3b
の圧縮空気が選択的にプラグ7、8側に接続される。
【0011】図3乃至図5により本発明の第1の実施例
によるソケット10の構成を説明する。ソケット10内
にはプラグを装着していない状態で減圧弁2、3から供
給されるエアを遮断する遮断弁11が設けられており、
該遮断弁11の端部12がプラグ装着部13に臨んで配
置されている。上記遮断弁11の他端側には切換弁を構
成している中空弁体14が一体に形成されており、該中
空弁体14はソケット10を形成している筒状の弁シリ
ンダ15内に摺動可能に配置されている。弁シリンダ1
5には前記2つの減圧弁2、3の二次側2a、3aに接
続されている高圧ポート16、及び低圧ポート17が形
成され、前記中空弁体14の外周に形成された複数のO
リング18a、18b、18c、18d、18eが前記
各ポート16、17をプラグ側へ選択的に連通させる。
【0012】中空弁体14はプラグが装着されていない
通常状態では、図3に示すように中空弁体の端に作用し
ているバネ19により両ポート16、17を何れも遮断
している状態に配置される。ソケット10に低圧プラグ
8が装着された場合、図4に示すように遮断弁11の端
部12が低圧プラグ8の先端により押圧されて移動させ
られ、遮断弁11を開放しソケット10内部と低圧プラ
グ8側が連通される。同時に遮断弁11が移動すること
によって中空弁体14が移動して低圧ポート17と中空
弁体14内とを弁体14の外周に形成された開口14a
を介して連通させ、更に中空弁体14内とソケット10
内部とを中空弁体14の端部近くに形成した開口14b
を介して連通させる。これによって低圧ポート17が低
圧プラグ8側と接続され、低圧減圧弁3により調整され
た圧力の圧縮空気が低圧プラグ8に供給される。
【0013】図5に示すように、高圧専用のプラグ7が
ソケット10に装着された場合には、低圧プラグ8より
先端方向への突出長さが大きく設定されているため、こ
の高圧プラグ7が装着されたときには、遮断弁11は更
に大きく移動されて中空弁体14の開口14aが高圧ポ
ート16と中空弁体14内とを連通させ、中空弁体14
に形成された開口14bを介して、装着された高圧プラ
グ7には高圧減圧弁2により調整された圧力エアが接続
供給される。なお、高圧プラグ7が装着される過程で中
空弁体14が低圧ポート17と一時的に導通するが、高
圧空気工具5に低圧の圧縮空気が供給されるので問題は
無い。
【0014】次に図6乃至図8に示す第2の実施例につ
いて説明する。この実施例のソケット20は、いずれの
プラグも装着されていない状態で減圧弁から供給される
エアを遮断する遮断弁21と一体的にパイロット弁22
が形成されている。更に、このパイロット弁22から供
給されるエア圧により2つの減圧弁2、3の二次側に接
続される高圧ポート23と低圧ポート24とをソケット
20内に選択切り換え作動させられる切換弁25が設け
られている。図6に示すようにプラグが装着されていな
い通常状態では、切換弁25はバネ26により低圧ポー
ト24をソケット内に連通させる位置にあり、前記パイ
ロット弁22から供給されるパイロットエアにより高圧
ポート23をソケット内20に接続する位置に移動され
る。
【0015】図7に示すようにソケット20のプラグ装
着部27に低圧プラグ8が装着されることによって、プ
ラグ8の先端が遮断弁21の端部21aを押圧して遮断
弁21を開放してソケット20内とプラグ8側とを連通
させる。低圧プラグ8が装着されたときにはパイロット
弁22は初期状態と同じ状態を維持しており、低圧ポー
ト24を介して供給されている低圧減圧弁3の調整圧力
が低圧プラグ8に供給される。
【0016】図8に示すように、先端長さの長い高圧プ
ラグ7がソケット20のプラグ装着部27に装着される
と、パイロット弁22が切替弁側に接続する位置に作動
され、パイロット弁22は切換弁にパイロットエアを供
給する。パイロット弁22から切換弁25に供給される
パイロットエア圧によって切換弁25が高圧ポート23
をソケット内に連通する位置に切換作動し、高圧プラグ
7に高圧減圧弁2により調整された圧力が供給される。
【0017】次に図9乃至図11に示す第3の実施例に
ついて説明する。この実施例におけるソケット30内に
は、プラグの装着によって作動される遮断弁31に一体
的に形成された中空弁体32が設けられており、この中
空弁体32の中空内は弁体の一端側に形成された開口3
2aを介して低圧減圧弁3の二次側と接続されている低
圧ポート33と常時連通されている。中空弁体32の外
周面に間隔を隔てて配置されたOリング35a、35b
が高圧減圧弁2の二次側に接続されている高圧ポート3
4とソケット30内とを開閉する。前記Oリング35b
はプラグが装着されていない通常時と低圧プラグ8が装
着されたときの移動量では高圧ポート34を遮断した状
態を維持するようにしており、高圧プラグ7が装着され
て遮断弁31が大きく移動され、これにより中空弁体3
2が移動されることによって高圧ポート34をプラグ3
0内に導通させるようにしている。
【0018】中空弁体32の遮断弁31に接近した位置
には、中空弁体32の遮断弁31に接近した位置に中空
弁体32内とソケット30内とを連通させる開口36が
形成されており、この開口36には中空弁体32内から
ソケット30内への圧縮空気の流動を許容するリング状
弾性体により構成されている逆止弁37が装着されてい
る。
【0019】図10に示すように、プラグ装着部38に
低圧プラグ8が装着されると、遮断弁体31はプラグ先
端に押圧されて移動しソケット30内と低圧プラグ8側
とを連通させる。Oリング35bは高圧ポート34を閉
鎖した状態を維持しており、低圧ポート33からの圧縮
空気が前記逆止弁37を介して低圧プラグ8側に供給さ
れる。
【0020】図11に示すように、先端部の長さが長い
高圧プラグ7がプラグ装着部に装着された場合には、プ
ラグ先端により移動される遮断弁の移動量が大きく、従
って中空弁体32のOリング35bが高圧ポート34を
ソケット30内に開く。このとき逆止弁は中空弁体32
内の低圧とソケット30内高圧との圧力差によって閉じ
られ、高圧ポート34から低圧ポート33側へのエアの
流動が阻止されるとともに、高圧プラグ7には高圧ポー
ト34を介して高圧減圧弁2により調整された圧力が供
給される。
【0021】次に図12乃至14に示す第4の実施例に
ついて説明する。この実施例では、ソケット40のプラ
グ装着部41に対峙して中空環状の遮断弁体42が配置
されており、プラグの装着によって遮断弁体42の一端
側に形成した弁体42bが弁座から離されてプラグ側に
エアーを流通させる。この実施例では、遮断弁体42の
一端側に形成されている開口部分42aと低圧プラグと
を係合させて弁体を移動させるようにしている。高圧プ
ラグ7の場合は、高圧プラグ7の先端の細径部が中空体
内に収容されてプラグ中途の拡径部が開口42aの端面
と係合して移動される。従って前記実施例とは逆に低圧
プラグ8の装着時に遮断弁体42が大きく移動されるよ
うにしている。ソケット40の後方部分には低圧減圧弁
3に接続される低圧ポート43と高圧減圧弁2に接続さ
れる高圧ポート44が形成されている。低圧ポート43
には低圧減圧弁3からソケット40内へエアの流動を許
容しソケット40内から減圧弁側へのエアの流動を遮断
する逆止弁45が配置されている。高圧ポート44は前
記遮断弁体42と同軸上に形成されており、遮断弁体4
2の弁体42bが低圧プラグ8が装着されて移動される
ことにより高圧ポート44を遮断するように配置されて
いる。プラグ装着部41にプラグが装着されていない通
常時には高圧ポート44はソケット40内に連通してお
り、ソケット40内には高圧エアが充満しており、この
高圧エアによって前記低圧ポート43に配置した逆止弁
45は閉鎖している。
【0022】上記ソケット40に低圧プラグ8が装着さ
れると、遮断弁体42の開口42a端面が低圧プラグ8
の端面と係合して大きい距離移動され、遮断弁体42の
弁体が高圧用ポート44とソケット40内とを遮断し、
ソケット40内に充満していた高圧エアがプラグ側に排
出されて減圧すると、低圧ポート43に設置した逆止弁
45が開かれて低圧ポート43を介してソケット40内
に低圧減圧弁3からの調整圧力が導通される。この調整
圧力は中空に形成されている遮断弁体42の内部を経て
低圧プラグ8に供給される。
【0023】高圧プラグ7が装着されたときには、プラ
グ先端の細径部分が前記遮断弁体42の開口内に入り込
み太径部が開口42a端面と係合して小さい距離移動さ
れ、遮断弁体42の後端の弁体が高圧ポート44を遮断
する位置まで達せず、従ってソケット40内に高圧エア
が引き続いて導入され高圧プラグ7に高圧減圧弁2で調
整された圧力エアが供給される。このとき低圧ポート4
4の逆止弁45はソケット40内の高圧のエアによって
遮断されており、高圧エアが低圧ポート43を介して減
圧弁側3に逆流することがない。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば使用する
駆動圧力の異なる工具毎に専用のプラグを設置しておけ
ば、ソケットを何れのプラグをも装着可能にしているた
め、ソケットを選択しなくても空いているソケットに高
圧と低圧の各専用のプラグを装着することが可能であ
り、しかも、装着した状態では各専用のプラグにそれぞ
れ専用の減圧弁からの調整圧力の圧縮空気が接続される
ので、誤接等により工具の駆動圧力と異なった圧力の圧
縮空気が供給されるのを防止できる。また、高圧と低圧
の専用の減圧弁1つずつに対して前記共用のソケットを
2つ設置することにより、低圧と高圧の工具を1台ず
つ、又は、低圧又は高圧を2台同時に使用可能となり、
少ない減圧弁とソケットの構成で広範囲の使用状態が得
られる低コストの圧縮機が提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の圧縮空気取り出し装置による圧縮空
気工具のシステムを示す概念図。
【図2】 本発明の圧縮空気取り出し装置に使用するプ
ラグの一例を示す側面図。
【図3】 本発明の第1の実施例の圧縮空気取り出し装
置のソケットを示す断面図。
【図4】 低圧プラグを装着した状態の図3と同じ断面
図。
【図5】 高圧プラグを装着した状態の図3と同じ断面
図。
【図6】 本発明の第2の実施例の圧縮空気取り出し装
置のソケットを示す断面図。
【図7】 低圧プラグを装着した状態の図6と同じ断面
図。
【図8】 高圧プラグを装着した状態の図6と同じ断面
図。
【図9】 本発明の第3の実施例の圧縮空気取り出し装
置のソケットを示す断面図。
【図10】 低圧プラグを装着した状態の図9と同じ断
面図。
【図11】 高圧プラグを装着した状態の図9と同じ断
面図。
【図12】 本発明の第4の実施例の圧縮空気取り出し
装置のソケットを示す断面図。
【図13】 低圧プラグを装着した状態の図12と同じ
断面図。
【図14】 高圧プラグを装着した状態の図12と同じ
断面図。
【符号の説明】
1 タンク 2 高圧減圧弁 3 低圧減圧弁 4 ソケット 5 高圧空気工具 6 低圧空気工具 7 高圧プラグ 8 低圧プラグ 10、20、30、40 ソケット 11、21、31、42 遮断弁体 13、27、38、41 プラグ装着部 14、32 中空弁体 16、23、34、44 高圧ポート 17、24、33、43 低圧ポート 18a、18b、18c、18d、18e Oリング 22 パイロット弁 25 切換弁体 37、45 逆止弁 35a、35b Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花ヶ崎 弘 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)発明者 蔵口 和彦 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)発明者 竹村 元 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA01 AC02 CD07 3H076 AA35 AA40 BB41 BB50 CC99 3J106 AA01 AB01 BA01 BB01 BC04 BD01 BE29 BE40 CA12 EA03 EB05 EC07 ED32 EE01 EF05 GA01 GA12 GA27 GB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧と低圧の圧縮空気圧力で駆動するとと
    もにそれぞれ専用プラグを取り付けた高圧及び低圧の各
    々の圧縮空気工具へ圧縮空気を供給する圧縮機であっ
    て、圧縮機は、高圧の圧縮空気を貯めた空気タンクに取
    り付けられた高圧専用及び常圧専用の各減圧弁と、前記
    両減圧弁の二次側に接続されて前記圧縮空気工具への圧
    縮空気取出口を形成するソケットとを備え、該ソケット
    は、前記両減圧弁の二次側に接続される高圧及び低圧の
    各ポートと、工具に取り付けた常圧及び高圧の各専用の
    プラグをともに装着可能なプラグ受け入れ部を備えてな
    り、該ソケットのプラグ受け入れ部に前記各専用のプラ
    グが装着された状態で各専用プラグに前記それぞれのポ
    ートを選択的に導通させるようにしたことを特徴とする
    圧縮空気取り出し装置。
  2. 【請求項2】前記ソケット内に各専用のプラグの装着に
    よって作動させられる切換弁体を配置し、該各専用プラ
    グの装着によって切換弁体の移動操作ストロークを異な
    らせることにより、該切換弁が各減圧弁の二次側に連通
    した高圧及び低圧の前記ポートをプラグ受け入れ部側に
    選択接続することを特徴とする請求項1に記載の圧縮空
    気取り出し装置
JP2001063831A 2001-03-07 2001-03-07 圧縮機における圧縮空気取り出し装置 Abandoned JP2002266768A (ja)

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