JP2002264323A - 記録装置、及び記録方法 - Google Patents

記録装置、及び記録方法

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JP2002264323A
JP2002264323A JP2001072400A JP2001072400A JP2002264323A JP 2002264323 A JP2002264323 A JP 2002264323A JP 2001072400 A JP2001072400 A JP 2001072400A JP 2001072400 A JP2001072400 A JP 2001072400A JP 2002264323 A JP2002264323 A JP 2002264323A
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JP2001072400A
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Takuya Yasue
拓也 安江
Kenjiro Murakami
憲二郎 村上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な種別の被記録材を含めた多種多様な被
記録材に能動的に対応して記録を行うことが可能な構成
を有し、被記録材の進化に追従して進化することが可能
な記録装置を提供する。 【解決手段】 記録装置50に接続された情報処理装置
1から、記録を実行する記録紙Pの種別とサイズの情報
を受信し(ステップS1)、記録紙No.データテーブ
ルを参照して、記録紙No.データテーブルから、該当
する記録紙Pの種別及び寸法に対応した記録紙No.を
取得する(ステップS3)。制御パターンデータテーブ
ルを参照し、取得した記録紙No.に対応した各制御パ
ターン番号を取得する(ステップS6)。取得した各制
御パターン番号に対応した記録動作制御情報を、図6に
示した記録動作制御情報テーブルから取得する(ステッ
プS7)。取得した記録動作制御情報にて記録制御を実
行する(ステップS8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、被記録材にイン
クを吐出して記録を実行するインクジェット式記録装置
等の記録装置、及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンやデジタルカメラ等の情報処理
装置が接続され、情報処理装置から記録データを入力し
て被記録材に記録を実行する記録装置において、被記録
材に記録を実行する際には、情報処理装置から被記録材
の種別と寸法の情報を、記録データとともに記録装置に
出力して記録制御を実行する。従来の記録装置には、被
記録材の種別、及び寸法毎の固定された記録動作制御シ
ーケンスが、あらかじめROM等の記憶媒体に格納され
て搭載されている。そして、記録装置は、情報処理装置
から、記録データとともに記録を実行する被記録材の種
別と寸法の情報を入力し、ROM等の記憶媒体に格納さ
れている記録紙の種別毎の固定された記録動作制御シー
ケンスの中から、その情報に対応した記録動作制御シー
ケンスを選択して、記録動作制御を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような記録装置で
は、あらかじめROM等に格納されている固定された記
録動作制御シーケンスでしか記録を行うことができな
い。言い替えれば、従来のこのような記録装置は、あら
かじめ決定されて与えられた記録動作制御シーケンスで
しか記録動作制御を実行できず、いわば受動的に記録動
作制御シーケンスを構築することしかできないものであ
ったと言える。
【0004】したがって、例えば記録品質等が改良され
た新規な種別の被記録材が後に登場した際には、当然の
如く、その新規な種別の被記録材に対応した最適な記録
動作制御シーケンスで記録を実行することはできない。
そのため、その新規な種別の被記録材への記録は、記録
装置のROM等にあらかじめ格納された記録動作制御シ
ーケンスの中から、いずれかの記録動作制御シーケンス
を選択して記録を実行することしかできない。
【0005】しかし、既存の被記録材用の記録動作制御
シーケンスは、新規な種別の被記録材にとって必ずしも
最適であるとは限らず、高い記録品質を得ることは難し
いと言える。また、場合によっては最低限の記録品質す
ら得られず、その新規な種別の被記録材に記録を実行す
ることができないといったことになってしまう虞もあ
る。そのため、新規な種別の被記録材への記録が可能な
記録装置を、新たに入手するか、新規な種別の被記録材
へ記録を行うことを断念しなければならないといった問
題が生じる虞がある。また、これによって新規な種別の
被記録材の普及が妨げられる虞も懸念される。
【0006】本願発明は、このような状況に鑑みなされ
たものであり、その課題は、上記のような問題を解決す
るために、新規な種別の被記録材を含めた多種多様な被
記録材に能動的に対応して記録を行うことが可能な構成
を有し、被記録材の進化に追従して進化することが可能
な記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、被記録材の種別及び
寸法により異なる記録動作制御情報を記録動作制御情報
源から取得し、記録を実行する前記被記録材に対応した
記録動作制御シーケンスを、制御実行可能な範囲におい
て、取得した前記記録動作制御情報に基づいて構築し、
構築した記録動作制御シーケンスに基づいて、前記被記
録材に対して記録動作制御を実行する記録装置である。
【0008】このように、記録装置側に被記録材の種別
や寸法毎に固定した記録動作制御シーケンスを持たず
に、記録動作制御情報源から記録動作制御情報を取得
し、取得した記録動作制御情報に基づいて、記録を実行
する被記録材に対応した記録動作制御シーケンスを能動
的に構築し、記録動作制御を実行するので、記録装置の
記録動作制御の実行可能な範囲において、多種多様な被
記録材への対応が可能となる。
【0009】つまり、新規な種別の被記録材に対して
は、まず、記録動作制御情報源の記録動作制御情報を、
新規な種別の被記録材に対応して更新する。そして、そ
の新規な種別の被記録材に記録を実行する際に記録装置
は、記録動作制御情報源からその新規な種別の記録動作
制御情報を取得し、取得した記録動作制御情報に基づい
て記録動作制御シーケンスを能動的に構築して実行す
る。
【0010】これにより、本願請求項1に記載の発明に
係る記録装置によれば、新規な種別の被記録材を含めた
多種多様な被記録材に、能動的に対応して記録を行うこ
とができるという作用効果が得られる。
【0011】本願請求項2に記載の発明は、請求項1に
おいて、前記記録動作制御情報源は、前記記録装置に接
続され、該記録装置にて物理的に記録可能な前記被記録
材に対応した複数の記録動作制御情報を、書き換え可能
な不揮発性記憶媒体に記憶する記録動作制御情報記憶手
段を有し、前記記録装置が前記被記録材に記録を行う際
には、該記録装置に対して、記録データとともに記録を
行う前記被記録材の種別に対応した前記記録動作制御情
報を出力する情報処理装置であって、前記記録装置は、
前記情報処理装置から、記録を実行する前記被記録材に
対応した前記記録動作制御情報を前記記録データととも
に取得し、取得した前記記録動作制御情報に基づいて前
記記録動作制御シーケンスを構築する、ことを特徴とし
た記録装置である。
【0012】情報処理装置は、書き換え可能な不揮発性
記憶媒体を備え、不揮発性記憶媒体には、記録装置にて
物理的に記録可能な被記録材に対応した、被記録材の種
別、及び寸法毎の複数の記録動作制御情報が記憶されて
いる。尚、ここで、記録装置にて物理的に記録可能な被
記録材とは、当該記録装置のハードウェア仕様の範囲に
おいて記録実行可能な被記録材を意味している。
【0013】そして、記録装置は、被記録材に記録する
記録データとともに、その被記録材に対応した記録動作
制御情報を、情報処理装置から取得し、取得した前記記
録動作制御情報に基づいて前記記録動作制御シーケンス
を構築して記録動作制御を実行する。
【0014】したがって、情報処理装置の不揮発性記憶
媒体に記憶されている記録動作制御情報を、新規な被記
録材に対応させて更新することによって、新規な被記録
材に対して、最適な記録動作制御情報による記録動作制
御を実行することが可能になる。
【0015】これにより、本願請求項2に記載の発明に
係る記録装置によれば、情報処理装置の不揮発性記憶媒
体に記憶された記録動作制御情報から、記録を実行する
被記録材に対応した記録動作制御情報を取得し、取得し
た前記記録動作制御情報に基づいて構築した前記記録動
作制御シーケンスによって記録動作制御を実行する構成
であり、情報処理装置の不揮発性記憶媒体に記憶されて
いる記録動作制御情報を、新規な被記録材に対応させて
更新することで、本願請求項1に記載の発明による作用
効果を得ることができる。
【0016】本願請求項3に記載の発明は、請求項1に
おいて、前記記録動作制御情報源は、前記記録装置に接
続され、該記録装置に対して記録データを出力する手段
と、該記録装置にて物理的に記録可能な前記被記録材に
対応した複数の記録動作制御情報を、該記録装置に対し
て出力する手段とを有する情報処理装置であって、前記
記録装置は、前記情報処理装置から前記複数の記録動作
制御情報を取得し、取得した該複数の記録動作制御情報
を書き換え可能な不揮発性記憶媒体に記憶し、前記被記
録材に記録を行う際には、前記不揮発性記憶媒体に記憶
した前記複数の記録動作制御情報の中から、記録を行う
前記被記録材に対応した前記記録動作制御情報を選択
し、選択した前記記録動作制御情報に基づいて前記記録
動作制御シーケンスを構築する、ことを特徴とした記録
装置である。
【0017】記録装置は、書換え可能な不揮発性記憶媒
体を備え、被記録材の種別、及び寸法毎の記録動作制御
情報を情報処理装置から取得し、この不揮発性記憶媒体
に記憶する。そして、被記録材に記録を行う際には、不
揮発性記憶媒体に記憶した記録動作制御情報の中から、
記録を行う被記録材に対応した記録動作制御情報を選択
し、選択した前記記録動作制御情報に基づいて前記記録
動作制御シーケンスを構築して記録動作制御を実行す
る。
【0018】したがって、新規な被記録材に対応させて
更新した記録動作制御情報を、情報処理装置から取得
し、記録装置の不揮発性記憶媒体に記憶されている記録
動作制御情報を更新することによって、新規な被記録材
に対して、最適な記録動作制御情報による記録動作制御
が可能になる。
【0019】これにより、本願請求3に記載の発明に係
る記録装置によれば、情報処理装置から記録動作制御情
報を取得し、不揮発性記憶媒体に記憶し、記憶した記録
動作制御情報の中から、記録を行う被記録材に対応した
記録動作制御情報を選択し、選択した前記記録動作制御
情報に基づいて前記記録動作制御シーケンスを構築して
記録動作制御を実行するする構成であり、記録装置の不
揮発性記憶媒体に記憶されている記録動作制御情報を、
情報処理装置からを取得する新規な被記録材に対応した
記録動作制御情報にて更新することで、本願請求項1に
記載の発明による作用効果を得ることができる。
【0020】本願請求項4に記載の発明は、請求項1〜
3のいずれか1項において、前記記録装置は、既定の被
記録材の前記記録動作制御情報である既定記録動作制御
情報をあらかじめ記憶する既定記録動作制御情報記憶手
段を有し、前記既定の被記録材に記録をする際には、前
記既定記録動作制御情報記憶手段により記憶された前記
既定記録動作制御情報を前記記録動作制御情報として取
得し、取得した前記記録動作制御情報に基づいて前記記
録動作制御シーケンスを構築する、ことを特徴とした記
録装置である。
【0021】このように、あらかじめ記憶された既定記
録動作制御情報に基づいて、既定の被記録材への記録を
行うので、既定の被記録材へ記録を実行する際の記録動
作制御情報を、記録動作制御情報源から取得する必要が
ない。
【0022】これにより、本願請求項4に記載の発明に
係る記録装置によれば、本願請求項1〜3のいずれか1
項に記載の発明による作用効果に加えて、既定の被記録
材へ記録を行う際の記録動作制御を簡略化できるという
作用効果が得られる。
【0023】本願請求項5に記載の発明は、請求項1〜
4のいずれか1項において、前記記録装置は、前記被記
録材を給送し、記録ヘッドを主走査方向に走査し、該被
記録材を副走査方向に搬送して該被記録材に対して記録
を実行し、該被記録材を排出する記録装置であって、前
記記録動作制御情報は、前記被記録材の給送前動作及び
その速度と、前記被記録材の給送動作と、前記被記録材
の搬送量と、前記記録ヘッドの走査速度と、前記記録ヘ
ッドから吐出するインク量と、前記記録ヘッド走査後の
待ち時間と、前記被記録材の排出動作前の待ち時間とを
有する、ことを特徴とした記録装置である。
【0024】これにより、本願請求項5に記載の発明に
係る記録装置によれば、被記録材を給送し、記録ヘッド
を主走査方向に走査し、被記録材を副走査方向に搬送し
て被記録材に対して記録を実行し、被記録材を排出する
記録装置において、本願請求項1〜4のいずれか1項に
記載の発明による作用効果を得ることができる。
【0025】本願請求項6に記載の発明は、被記録材の
種別及び寸法により異なる記録動作制御情報を記録動作
制御情報源から取得し、記録を実行する前記被記録材に
対応した記録動作制御シーケンスを、制御実行可能な範
囲において、取得した前記記録動作制御情報に基づいて
構築し、構築した記録動作制御シーケンスに基づいて、
前記被記録材に対して記録動作制御を実行する記録方法
である。本願請求項6に記載の発明に係る記録方法によ
れば、前述した本願請求項1に記載の発明と同様の作用
効果を得ることができる。
【0026】本願請求項7に記載の発明は、請求項6に
おいて、前記記録動作制御情報源から記録を実行する前
記被記録材に対応した前記記録動作制御情報を、前記記
録データとともに取得し、取得した前記記録動作制御情
報に基づいて前記記録動作制御シーケンスを構築する、
ことを特徴とした記録方法である。本願請求項7に記載
の発明に係る記録方法によれば、前述した本願請求項2
に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0027】本願請求項8に記載の発明は、請求項6に
おいて、前記記録動作制御情報源から複数の被記録材に
対応した複数の前記記録動作制御情報を取得し、取得し
た前記複数の記録動作制御情報を書き換え可能な不揮発
性記憶媒体に記憶し、前記被記録材に記録を行う際に
は、前記不揮発性記憶媒体に記憶した前記複数の記録動
作制御情報の中から記録を行う前記被記録材に対応した
前記記録動作制御情報を選択し、選択した前記記録動作
制御情報に基づいて前記記録動作制御シーケンスを構築
する、ことを特徴とした記録方法である。本願請求項8
に記載の発明に係る記録方法によれば、前述した本願請
求項3に記載の発明と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0028】本願請求項9に記載の発明は、請求項6〜
8のいずれか1項において、前記記録方法は、既定の被
記録材の前記記録動作制御情報である既定記録動作制御
情報をあらかじめ記憶し、前記既定の被記録材に記録を
する際には、記憶した前記既定記録動作制御情報を前記
記録動作制御情報として取得し、取得した前記記録動作
制御情報に基づいて前記記録動作制御シーケンスを構築
する、ことを特徴とした記録方法である。本願請求項9
に記載の発明に係る記録方法によれば、前述した本願請
求項4に記載の発明と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0029】本願請求項10に記載の発明は、請求項6
〜9のいずれか1項において、前記記録方法は、前記被
記録材を給送し、記録ヘッドを主走査方向に走査し、前
記被記録材を副走査方向に搬送して前記被記録材に対し
て記録を実行し、前記被記録材を排出する記録方法であ
って、前記記録動作制御情報は、前記被記録材の給送前
動作及びその速度と、前記被記録材の給送動作と、前記
被記録材の搬送量と、前記記録ヘッドの走査速度と、前
記記録ヘッドから吐出するインク量と、前記記録ヘッド
走査後の待ち時間と、前記被記録材の排出動作前の待ち
時間とを有する、ことを特徴とした記録方法である。本
願請求項10に記載の発明に係る記録方法によれば、前
述した本願請求項5に記載の発明と同様の作用効果を得
ることができる。
【0030】本願請求項11に記載の発明は、被記録材
に対して記録動作制御を実行する記録装置の記録動作制
御をコンピュータに実行させる記録動作制御プログラム
を記録している前記記録装置に搭載されたコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、前記被記録材の種別
及び寸法により異なる記録動作制御情報を記録動作制御
情報源から取得する手順と、記録を実行する前記被記録
材に対応した記録動作制御シーケンスを、制御実行可能
な範囲において、取得した前記記録動作制御情報に基づ
いて構築する手順と、構築した記録動作制御シーケンス
に基づいて、前記被記録材に対して記録動作制御を実行
する手順とを有する記録動作制御プログラムを記録して
いる、ことを特徴としたコンピュータ読み取り可能な記
録媒体である。
【0031】本願請求項11に記載の発明に係るコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体によると、前述した本願
請求項1に記載の発明と同様の作用効果を得ることがで
きるとともに、この記録媒体に記録されたプログラムを
読み取り、実行することができる任意の記録装置に、前
述した本願請求項1に記載の発明と同様の作用効果をも
たらすことができる。
【0032】本願請求項12に記載の発明は、被記録材
の種別及び寸法により異なる記録動作制御情報を情報処
理装置から取得し、記録を実行する前記被記録材に対応
した記録動作制御シーケンスを、制御実行可能な範囲に
おいて、取得した前記記録動作制御情報に基づいて構築
し、構築した記録動作制御シーケンスに基づいて、前記
被記録材に対して記録動作制御を実行する記録装置と、
該記録装置に対して記録データを出力可能な前記情報処
理装置とが接続されて構成された記録システムにおい
て、前記情報処理装置の記録制御をコンピュータに実行
させる記録制御プログラムを記録している前記情報処理
装置に搭載されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であって、前記記録装置にて物理的に記録可能な前記被
記録材に対応した複数の前記記録動作制御情報を、書き
換え可能な不揮発性記憶媒体に記憶する手順と、前記被
記録材に記録を行う際に、前記記録装置に対して前記記
録データとともに記録を行う前記被記録材の種別に対応
した前記記録動作制御情報を出力する手順とを有する記
録制御プログラムを記録している、ことを特徴としたコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0033】本願請求項12に記載の発明に係るコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体によると、前述した本願
請求項2に記載の発明と同様の作用効果を得ることがで
きるとともに、この記録媒体に記録されたプログラムを
読み取り、実行することができる任意の情報処理装置に
接続される記録装置に、前述した本願請求項2に記載の
発明と同様の作用効果をもたらすことができる。
【0034】本願請求項13に記載の発明は、被記録材
の種別及び寸法により異なる記録動作制御情報を情報処
理装置から取得し、記録を実行する前記被記録材に対応
した記録動作制御シーケンスを、制御実行可能な範囲に
おいて、取得した前記記録動作制御情報に基づいて構築
し、構築した記録動作制御シーケンスに基づいて、前記
被記録材に対して記録動作制御を実行する記録装置と、
該記録装置に対して記録データを出力可能な前記情報処
理装置とが接続されて構成された記録システムにおい
て、前記情報処理装置の記録制御をコンピュータに実行
させる記録制御プログラムを記録している前記情報処理
装置に搭載されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であって、前記記録装置に対して、該記録装置にて物理
的に記録可能な複数の前記被記録材に対応した複数の前
記記録動作制御情報を出力する手順を有する記録制御プ
ログラムを記録している、ことを特徴としたコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体である。
【0035】本願請求項13に記載の発明に係るコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体によると、前述した本願
請求項3に記載の発明と同様の作用効果を得ることがで
きるとともに、この記録媒体に記録されたプログラムを
読み取り、実行することができる任意の情報処理装置に
接続される記録装置に、前述した本願請求項3に記載の
発明と同様の作用効果をもたらすことができる。
【0036】本願請求項14に記載の発明は、請求項1
2又は13において、前記記録制御プログラムは、プリ
ンタ・ドライバである、ことを特徴としたコンピュータ
読み取り可能な記録媒体である。
【0037】本願請求項14に記載の発明に係るコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体によると、前述した本願
請求項2又は3に記載の発明と同様の作用効果を得るこ
とができるとともに、この記録媒体に記録されたプリン
タ・ドライバを読み取り、実行することができる任意の
情報処理装置に接続される記録装置に、前述した本願請
求項2又は3に記載の発明と同様の作用効果をもたらす
ことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本願発明に係る記録装
置の一実施の形態を示した概略の平面図であり、図2は
その側面図である。
【0039】記録装置50には、記録紙Pに記録を実行
する記録手段として、キャリッジガイド軸51に軸支さ
れ、主走査方向Xに移動するキャリッジ61が設けられ
ている。キャリッジ61には、記録紙Pにインクを吐出
して記録を行う記録ヘッド62が搭載されている。記録
ヘッド62と対向して、記録ヘッド62のヘッド面と記
録紙Pとのギャップを規定するプラテン52が設けられ
ている。そして、キャリッジ61を主走査方向Xに搬送
し、キャリッジ61とプラテン52の間に記録紙Pを副
走査方向Yに間欠的に搬送しながら、記録ヘッド62が
記録紙Pにインクを吐出することで記録紙Pに記録が行
われる。
【0040】給紙トレイ58は、例えば普通紙やフォト
紙等の記録紙Pを給紙可能な構成となっており、記録紙
Pを自動給紙するためのASF(オート・シート・フィ
ーダー)が設けられている。ASFは、給紙トレイ58
に設けられた2つの給紙ローラ57及び図示してない分
離パッドを有する自動給紙機構である。給紙ローラ57
は、ステッピングモータ等の回転駆動力により回転制御
され、側面視D形の外形形状を有している。
【0041】この2つの給紙ローラ57の1つは、給紙
トレイ58の一方側に配置され、もう1つの給紙ローラ
57は、記録紙ガイド59に取り付けられており、記録
紙ガイド59は、記録紙Pの幅に合わせて符号Aで示し
た矢印の方向に摺動可能に給紙トレイ58に設けられて
いる。そして、給紙ローラ57の回転駆動力と、分離パ
ッドの摩擦抵抗により、給紙トレイ58に置かれた複数
の記録紙Pを給紙する際に、複数の記録紙Pが一度に給
紙されることなく、1枚ずつ正確に自動給紙される。
【0042】そして、ASFにより自動給紙された記録
紙Pは、給紙ローラ57より副走査方向Yの下流側に配
設された記録紙搬送手段により、記録実行領域側となる
副走査方向Yの下流側に向けて、所定の紙送り量で間欠
的に搬送される。
【0043】記録紙Pを副走査方向Yに間欠的に搬送す
る記録紙搬送手段として、紙送り駆動ローラ53と紙送
り従動ローラ54が設けられている。紙送り駆動ローラ
53は、ステッピングモータ等の回転駆動力により回転
制御され、紙送り駆動ローラ53の回転により、記録紙
Pは副走査方向Yに搬送される。紙送り従動ローラ54
は、複数設けられており、それぞれ個々に紙送り駆動ロ
ーラ53に付勢され、記録紙Pが紙送り駆動ローラ53
の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記
録紙Pの搬送に従動して回転する。
【0044】紙送り駆動ローラ53の表面には、高摩擦
抵抗を有する皮膜が施されている。紙送り従動ローラ5
4によって、紙送り駆動ローラ53の表面に押しつけら
れた記録紙Pは、その表面の摩擦抵抗によって紙送り駆
動ローラ53の表面に密着し、紙送り駆動ローラ53の
回転によって副走査方向に搬送される。
【0045】また、給紙ローラ57と紙送り駆動ローラ
53との間には、従来技術において公知の技術による紙
検出器63が配設されている。紙検出器63は、立位姿
勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙搬送方向に
のみ回動し得るよう記録紙Pの搬送経路内に突出する状
態で枢支されたレバーを有し、このレバーの先端が記録
紙Pに押されることでレバーが回動し、それによって記
録紙Pが検出される構成を成す検出器である。紙検出器
63は、給紙ローラ57より給紙された記録紙Pの始端
位置、及び終端位置を検出し、その検出位置に合わせて
記録領域が決定され、記録が実行される。
【0046】一方、記録された記録紙Pを排紙する手段
として、排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56が設
けられている。排紙駆動ローラ55は、ステッピングモ
ータ等の回転駆動力により回転制御され、排紙駆動ロー
ラ55の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに排紙さ
れる。排紙従動ローラ56は、周囲に複数の歯を有し、
各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触するように鋭角
的に尖っている歯付きローラになっている。複数の排紙
従動ローラ56は、それぞれ個々に排紙駆動ローラ55
に付勢され、記録紙Pが排紙駆動ローラ55の回転によ
り排紙される際に、記録紙Pに接して記録紙Pの排紙に
従動して回転する。
【0047】そして、給紙ローラ57や紙送り駆動ロー
ラ53、および排紙駆動ローラ55を回転駆動する図示
していない回転駆動用モータ、並びにキャリッジ61を
主走査方向に駆動する図示していないキャリッジ駆動用
モータは、記録動作制御部2により回転制御される。ま
た、記録ヘッド62も同様に、記録動作制御部2により
制御されて、記録紙Pの表面にインクを吐出する。
【0048】図3は、記録装置50と情報処理装置1と
が接続された記録システムの概略の構成を示したブロッ
ク図である。情報処理装置1は、パーソナルコンピュー
ターやデジタル画像処理装置等を示す。中央演算処理装
置MPU14では各種処理の演算処理が行われ、ROM
11と、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体13、
及びハードディスク等の記録媒体15には、ソフトウェ
ア・プログラムや所定のデータ等が格納され、RAM1
2にはMPU14の演算処理中の一時データ等が一時的
に格納される。そして、情報処理装置1は、外部装置と
のインターフェース機能を有するインターフェース部1
6を介して、記録装置50と接続され、記録装置50と
の間において各種情報やデータの入出力が可能な構成と
なっている。
【0049】一方、記録装置50は、インクジェット式
記録装置等を示し、記録動作制御部2は各種記録処理の
制御を行う。記録動作制御部2において、中央演算処理
装置MPU24では各種処理の演算処理が行われ、RO
M21には、ソフトウェア・プログラムや所定のデータ
等が格納され、RAM22には演算処理中の一時データ
等が一時的に格納される。また、フラッシュメモリ等の
不揮発性記憶媒体23は、MPU24における演算処理
結果等の所定のデータが格納され、記録装置50の電源
断の間においても該データを保持する構成となってい
る。
【0050】さらに、記録動作制御部2は、外部装置と
のインターフェース機能を有するインターフェース部2
7を介して、情報処理装置1と接続され、情報処理装置
1との間において、各種情報やデータの入出力が可能な
構成となっている。そして、I/O25は、MPU24
における演算処理結果に基づいて、入出力部26を介し
て各種モータドライバ31や記録ヘッドドライバ33に
出力制御を行い、かつ各種センサー32からの入力情報
等を、入出力部26を介して入力する。
【0051】尚、各種モータドライバ31は、図示して
いない記録紙給紙用モータ、記録紙搬送用モータ、キャ
リッジ搬送用モータ、及び記録紙排紙用モータ等のモー
タ類を駆動するドライバであり、記録ヘッドドライバ3
3は、記録紙Pに記録処理を行う記録ヘッド62に接続
され、記録ヘッド62に対して記録処理の制御を行うド
ライバである。また、各種センサー32は、記録装置5
0の各種状態情報を検出し、入出力部26を介してI/
O25に出力する。
【0052】当該実施の形態に示した記録装置50にお
いて、記録紙Pに記録を実行する際に、記録紙Pの種別
及び寸法により異なる記録動作制御情報は、記録紙Pの
給紙前動作及びその速度と、記録紙Pの給紙動作と、記
録紙Pの搬送量と、記録ヘッド62の走査速度と、記録
ヘッド62から吐出するインク量と、記録ヘッド62の
走査後の待ち時間(待ち時間A)と、記録紙Pの排紙動
作前の待ち時間(待ち時間B)とである。
【0053】記録紙Pの給紙前動作及びその速度は、給
紙トレイ58にセットされた記録紙Pのスキュー(記録
紙Pの斜行)を取る、いわゆるスキュー取り動作の種
類、及びスキュー取り動作速度である。記録紙Pの給紙
動作は、給紙機構の動作の種類である。記録紙Pの搬送
量は、間欠的に副走査方向Yに搬送される記録紙Pが、
1回の搬送で搬送される搬送量である。
【0054】この、記録紙Pの給紙前動作及びその速度
と、記録紙Pの給紙動作と、記録紙Pの搬送量は、主に
記録紙Pの寸法や記録紙Pの種別毎に異なる記録紙Pの
表面の摩擦抵抗値によって変わる。これは、給紙ローラ
57や紙送り駆動ローラ53及び紙送り従動ローラ54
と、記録紙Pの表面とが接して、記録紙Pが給紙、ある
いは搬送される際に、ローラ表面と記録紙Pの表面との
間にわずかに生じるすべり量が、記録紙Pの表面の摩擦
抵抗値によって異なるためである。
【0055】つまり、記録紙Pの給紙前動作及びその速
度と、記録紙Pの給紙動作と、記録紙Pの搬送量は、ロ
ーラ表面と記録紙Pの表面との間にわずかに生じるすべ
りの量によって、記録品質に影響を与える記録動作制御
に関する記録動作制御情報である。
【0056】また、記録ヘッド62の走査速度は、記録
ヘッド62が搭載されたキャリッジ61が主走査方向X
に往復動する際のキャリッジ61の搬送速度である。そ
して、記録ヘッド62の走査速度と、記録ヘッド62か
ら吐出するインク量と、記録ヘッド62の走査後の待ち
時間と、記録紙Pの排紙動作前の待ち時間は、記録紙P
の種別によって異なる記録紙Pの表面のインク吸収率
と、それによって変化するインクの乾燥時間によって最
適値が変わる。
【0057】つまり、記録ヘッド62の走査速度と、記
録ヘッド62から吐出するインク量と、記録ヘッド62
の走査後の待ち時間と、記録紙Pの排紙動作前の待ち時
間は、記録紙Pの表面の未乾燥状態のインクによって記
録面が汚れないように、記録面のインクがある程度乾燥
した状態で、実行する必要がある記録動作制御に関する
記録動作制御情報である。
【0058】尚、上記示した記録動作制御情報は、記録
紙Pの寸法や記録紙Pの種別により異なる記録紙Pの表
面の摩擦抵抗値と、インク吸収率及び乾燥率に関するも
のであり、その一実施例に過ぎない。したがって、上記
示した記録動作制御情報以外の記録動作制御情報が必要
な態様においては、それらも記録動作制御情報に含める
ことで、本願発明の実施は可能である。また、例えばロ
ール紙の切断制御等、上記示した以外の記録動作制御が
必要な場合においても、その記録動作制御に対する情報
を記録動作制御情報に含めることで、本願発明の実施は
当然可能であり、記録動作制御情報は、上記示した記録
動作制御に限定されるものではないことは言うまでもな
いことである。
【0059】図4は、記録紙Pの種別及びサイズと、記
録紙No.との対応を示した、記録紙No.データテー
ブルである。図5は、記録紙No.と、各記録動作制御
の制御パターン番号との対応を示した、制御パターンデ
ータテーブルである。図6は、各制御パターン番号と、
記録動作制御情報との対応を示した、記録動作制御情報
テーブルである。
【0060】記録紙No.データテーブル、制御パター
ンデータテーブル、記録動作制御情報テーブルは、あら
かじめ記録装置50の不揮発性記憶媒体23に記憶され
ている。また、記録動作制御部2は、情報処理装置1か
ら上記各テーブルデータを受信し、不揮発性記憶媒体2
3に記憶することが可能な構成を有している。
【0061】以下、図7に示したフローチャートについ
て説明しながら、図4〜図6に示した各テーブルについ
ても随時説明する。図7は、記録動作制御部2におい
て、記録を実行する記録紙Pに対応した記録動作制御情
報に基づいて、記録紙Pに対して記録制御を実行する手
順の一実施の形態を示したフローチャートである。
【0062】まず、記録装置50に接続された情報処理
装置1から、記録データとともに記録を実行する記録紙
Pの種別とサイズの情報を受信する(ステップS1)。
つづいて、図4に示した記録紙No.データテーブルを
参照し、受信した記録紙Pの種別とサイズに該当する記
録紙Pの種別及びサイズがあるかを判定する(ステップ
S2)。記録紙No.データテーブルは、記録紙Pの種
別及びサイズ毎に記録紙No.を設定したテーブルであ
る。
【0063】該当する記録紙Pの種別及び寸法が無けれ
ば(ステップS2でNo)、記録を実行しようとしてい
る種別及びサイズの記録紙Pに対して、記録装置50
は、記録実行できないとしてエラーを出力する。
【0064】一方、該当する記録紙Pの種別及び寸法が
あれば(ステップS2でYes)、図4に示した記録紙
No.データテーブルから、該当する記録紙Pの種別及
び寸法に対応した記録紙No.を選択する(ステップS
3)。
【0065】つづいて、選択した記録紙No.が、0か
否かを判定する(ステップS4)。選択した記録紙N
o.が、0であれば(ステップS4でYes)、あらか
じめ不揮発性記憶媒体23に記憶されている既定の記録
紙Pに対応した既定記録動作制御情報を記録動作制御情
報として取得する(ステップS5)。
【0066】これは、あらかじめ既定した種別及びサイ
ズの記録紙Pに対して記録を実行する際の記録動作制御
情報であり、不揮発性記憶媒体23にあらかじめ記憶さ
れている。これによって、後述する記録紙Pの記録動作
制御情報の取得手順によらずに記録動作制御情報が取得
できるので、既定の種別及びサイズの記録紙Pの記録動
作制御情報の取得手順が簡略化できる。したがって、最
も記録実行頻度の高い種別及びサイズの記録紙Pの記録
動作制御情報を、既定記録動作制御情報とするのが本願
発明の好ましい態様であると言える。
【0067】一方、選択した記録紙No.が、0で無け
れば(ステップS4でNo)、図5に示した制御パター
ンデータテーブルを参照し、選択した記録紙No.に対
応した各制御パターン番号を取得する(ステップS
6)。制御パターンデータテーブルは、各記録紙No.
の記録紙Pに対応した、各記録動作制御の項目毎の制御
パターン番号を規定したテーブルである。
【0068】ここでは、例として、記録を実行しようと
している記録紙Pを、記録紙Aのサイズ1として、以下
説明を進める。図4に示した記録紙No.データテーブ
ルを参照すると、記録紙Aのサイズ1の記録紙No.
は、1である。したがって、図5に示した制御パターン
データテーブルの記録紙No.1の各制御パターン番号
を参照すると、以下のようになる。
【0069】 記録紙Pの給紙前動作…1 給紙前動作速度…2 給紙動作…3 記録紙Pの搬送量…4 記録ヘッド62から吐出するインク量…3 記録ヘッド62の走査速度…2 記録ヘッド62の走査後の待ち時間(待ち時間A)…5 記録紙Pの排紙動作前の待ち時間(待ち時間B)…6 つづいて、取得した各制御パターン番号に対応した記録
動作制御情報を、図6に示した記録動作制御情報テーブ
ルから取得する(ステップS7)。
【0070】記録動作制御情報テーブルは、各制御パタ
ーン番号に対応した記録動作制御情報を規定したテーブ
ルである。この記録動作制御情報テーブルに規定する記
録動作制御情報は、記録装置50の動作制御可能範囲に
おいて、可能な限りの動作制御パターン、あるいは動作
制御量が規定されているのが理想的な態様であり、それ
によって記録装置50の動作制御能力が最大限に発揮さ
れることになるものである。
【0071】記録紙Pの給紙前動作を例に説明すると、
例えば、記録装置50において可能な給紙前動作の種類
は、給紙前動作A、給紙前動作B、給紙前動作Cの3種
類とする。これらの給紙前動作は、それぞれ単独で実行
すること可能であるし、複数の給紙前動作を組み合わせ
て実行することも可能であるし、もちろん何も実行しな
いことも可能である。したがって、その組み合わせとし
ては、以下のようになる。
【0072】動作パターン1…給紙前動作しない 動作パターン2…給紙前動作A 動作パターン3…給紙前動作B 動作パターン4…給紙前動作C 動作パターン5…給紙前動作Aと給紙前動作B 動作パターン6…給紙前動作Aと給紙前動作C 動作パターン7…給紙前動作Bと給紙前動作C 動作パターン8…給紙前動作Aと給紙前動作Bと給紙前
動作C このように、記録装置50において可能な給紙前動作の
パターンを、記録動作制御情報テーブルに全て規定して
おけば、後に如何様な種別の記録紙Pが登場しようと
も、記録装置50の動作制御能力の範囲において、最適
な記録動作制御を実行することが可能になる。
【0073】また、量で規定される例えば記録紙Pの搬
送量は、記録装置50において可能な最小の搬送量を最
小単位とし、その最小単位にて最小値から最大値までの
搬送量を規定するのが理想的な態様であるということに
なる。それによって、記録装置50の動作制御能力が最
大限に発揮されることになり、同様に記録装置50の動
作制御能力の範囲において、最適な記録動作制御を実行
することが可能になる。
【0074】そして、図6に示した記録動作制御情報テ
ーブルを参照して取得された、各制御パターン番号に対
応した各記録動作制御情報は、以下のようになる。
【0075】記録紙Pの給紙前動作…動作パターン1 給紙前動作速度…速度b 給紙動作…動作パターン3 記録紙Pの搬送量…搬送量d 記録ヘッド62から吐出するインク量…インク量c 記録ヘッド62の走査速度…速度b 記録ヘッド62の走査後の待ち時間(待ち時間A)…時
間e 記録紙Pの排紙動作前の待ち時間(待ち時間B)…時間
f そして、取得した記録動作制御情報にて記録制御を実行
する(ステップS8)。
【0076】このように、記録動作制御部2は、不揮発
性記憶媒体23に記憶されている記録動作制御情報の中
から、記録を行う記録紙Pに対応した記録動作制御情報
を、上記各テーブルを参照して選択する。記録装置50
は、選択した記録動作制御情報に基づいて記録動作制御
シーケンスを構築し、記録動作制御を実行する。
【0077】また、記録動作制御部2は、情報処理装置
1から送信される上記各テーブルデータを含む全ての記
録動作制御情報を受信し、不揮発性記憶媒体23に記憶
することが可能である。したがって、例えば新規な種別
の記録紙Pが登場した際には、情報処理装置1から新規
な種別の記録紙Pに対応した記録動作制御情報を受信
し、不揮発性記憶媒体23に記憶されている記録動作制
御情報を更新することで、記録装置50は、新規な種別
の記録紙Pにも記録を実行することが可能になる。
【0078】図10は、新規な種別の記録紙Dへ対応し
て更新された記録紙No.データテーブルを示したもの
である。図4に示した記録紙No.データテーブルに、
新規の記録紙Dのサイズ1〜5が、記録紙No.16〜
20として追加されている。図11は、新規な種別の記
録紙Dへ対応して更新された制御パターンデータテーブ
ルを示したものである。図5に示した制御パターンデー
タテーブルに、記録紙No.16〜20に対応した各制
御パターン番号が追加されている。
【0079】そして、新規な種別の記録紙Dに対して記
録を実行する際には、追加された記録紙No.16〜2
0のいずれかの制御パターン番号による記録動作制御情
報にて記録制御が実行される。したがって、新規な記録
紙Dに対しても最適な記録動作制御情報にて記録動作制
御を実行することが可能となる。尚、当然のことなが
ら、情報処理装置1のプリンタ・ドライバも更新し、記
録を実行する記録紙Pに新規な種別の記録紙Dを選択で
きるようにする。
【0080】また、記録紙No.データテーブル、制御
パターンデータテーブル、記録動作制御情報テーブル
は、あらかじめ記録装置50の不揮発性記憶媒体23に
記憶されている。したがって、例えば、記録装置50に
PCカードスロットを設け、フラッシュメモリPCカー
ド等の記憶媒体から、直接画像データ等を読み込んで記
録を実行することも可能である。さらに、フラッシュメ
モリPCカード等の記憶媒体から、最新の記録動作制御
情報を読み込んで、記録動作制御部2の不揮発性記憶媒
体23の記録動作制御情報を更新するといったことも可
能である。
【0081】このようにして、当該実施の形態に示した
本願発明に係る記録装置50は、新規な種別の記録紙P
を含めた多種多様な記録紙Pに対して、能動的に対応し
て記録を行うことができる。
【0082】尚、図7のフローチャートに示す処理は、
記録装置50内に設けられたハードウェア回路によって
実現することもできる。また、ソフトウェア・プログラ
ムにより構成した場合には、このソフトウェア・プログ
ラムをフロッピィ・ディスク、CD−ROM等の記録媒
体に記録することもできる。そして、記録動作制御部2
は、フロッピィ・ディスク・ドライブ、CD−ROMド
ライブ等によってこの記録媒体に記録されたプログラム
を読み出し、実行することができる。
【0083】他の実施の形態としては、上記示した記録
システムの構成において、記録紙No.データテーブ
ル、制御パターンデータテーブルを、情報処理装置1の
不揮発性記憶媒体13あるいは記録媒体15に記憶する
ものが挙げられる。
【0084】図8は、当該実施の形態の情報処理装置1
において、記録を実行する記録紙Pに対応した記録動作
制御情報を選択して、選択した記録動作制御情報を記録
装置50の記録動作制御部2に対して送信する手順を示
したフローチャートである。
【0085】まず、情報処理装置1は、ユーザーによる
記録実行操作時に入力される、記録を実行する記録紙P
の種別とサイズの情報を取得する(ステップS11)。
つづいて、不揮発性記憶媒体13に記憶されている記録
紙No.データテーブルを参照し、取得した記録紙Pの
種別とサイズに該当する記録紙Pの種別及びサイズがあ
るかを判定する(ステップS12)。該当する記録紙P
の種別及び寸法が無ければ(ステップS12でNo)、
記録装置50は、記録を実行しようとしている種別及び
サイズの記録紙Pに対して、記録動作制御を実行できな
いのでエラーを出力する。
【0086】該当する記録紙Pの種別及び寸法があれば
(ステップS12でYes)、不揮発性記憶媒体13に
記憶されている記録紙No.データテーブルから、該当
する記録紙Pの種別及び寸法に対応した記録紙No.を
取得する(ステップS13)。つづいて、取得した記録
紙No.が、0か否かを判定する(ステップS14)。
取得した記録紙No.が、0であれば(ステップS14
でYes)、記録紙No.0を記録装置50の記録動作
制御部2に対して送信する(ステップS15)。
【0087】取得した記録紙No.が、0で無ければ
(ステップS14でNo)、不揮発性記憶媒体13に記
憶されている制御パターンデータテーブルを参照し、取
得した記録紙No.に対応した各制御パターン番号を取
得する(ステップS16)。そして、取得した各制御パ
ターン番号を、記録装置50の記録動作制御部2に対し
て送信する(ステップS17)。
【0088】図9は、当該実施の形態の記録動作制御部
2において、情報処理装置1から記録紙No.0情報、
又は記録紙Pの各制御パターン番号を受信して、記録制
御を実行する手順を示したフローチャートである。
【0089】情報処理装置1から記録紙No.0情報を
受信(ステップS21)した際は、あらかじめ記録動作
制御部2の不揮発性記憶媒体23に記憶されている既定
の記録紙Pに対応した既定記録動作制御情報にて記録制
御を実行する(ステップS22)。
【0090】また、情報処理装置1から記録紙Pの各制
御パターン番号を受信(ステップS31)した際は、つ
づいて、取得した各制御パターン番号に対応した記録動
作制御情報を、記録動作制御部2の不揮発性記憶媒体2
3に記憶されている記録動作制御情報テーブルから取得
する(ステップS32)。そして、取得した記録動作制
御情報にて記録制御を実行する(ステップS33)。
【0091】このように、情報処理装置1は、不揮発性
記憶媒体13に記憶している記録紙No.データテーブ
ル、及び制御パターンデータテーブルから、各制御パタ
ーン番号を取得し、記録装置50の記録動作制御部2に
送信する。記録動作制御部2は、情報処理装置1から各
制御パターン番号を受信する。そして、不揮発性記憶媒
体23に記憶した記録動作制御情報テーブルを参照し
て、記録を行う記録紙Pに対応した記録動作制御情報を
選択する。記録装置50は、選択した記録動作制御情報
に基づいて記録動作制御シーケンスを構築し、記録動作
制御を実行する。
【0092】また、例えば新規な種別の記録紙Pが登場
した際には、情報処理装置1の不揮発性記憶媒体13に
記憶されている記録動作制御情報を、新規な種別の記録
紙Pに対応した記録動作制御情報に更新することで、記
録装置50にて新規な種別の記録紙Pに記録を実行する
ことが可能になる。
【0093】このようにして、当該実施の形態に示した
本願発明に係る記録装置50は、新規な種別の記録紙P
を含めた多種多様な記録紙Pに対して、能動的に対応し
て記録を行うことができる。
【0094】尚、図8のフローチャートに示す処理は、
情報処理装置1内に設けられたハードウェア回路によっ
て実現することもできる。また、ソフトウェア・プログ
ラムにより構成した場合には、このソフトウェア・プロ
グラムをフロッピィ・ディスク、CD−ROM等の記録
媒体に記録することもできる。そして、情報処理装置1
は、フロッピィ・ディスク・ドライブ、CD−ROMド
ライブ等によってこの記録媒体に記録されたプログラム
を読み出し、実行することができる。
【0095】尚、本願発明は上記実施例に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種
々の変形が可能であり、それらも本願発明の範囲内に含
まれるものであることは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】本願発明によれば、新規な種別の被記録
材を含めた多種多様な被記録材に能動的に対応して記録
を行うことが可能な構成を有し、被記録材の進化に追従
して進化することが可能な記録装置を提供することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る記録装置の一実施の形態を示し
た概略の平面図である。
【図2】本願発明に係る記録装置の一実施の形態を示し
た概略の側面図である。
【図3】本願発明に係る記録装置と情報処理装置とが接
続された記録システムの概略の構成を示したブロック図
である。
【図4】記録紙の種別及びサイズと、記録紙No.との
対応を示した、記録紙No.データテーブルである。
【図5】記録紙No.と、各記録動作制御の制御パター
ン番号との対応を示した、制御パターンデータテーブル
である。
【図6】各制御パターン番号と、記録動作制御情報との
対応を示した、記録動作制御情報テーブルである。
【図7】記録動作制御部において、記録を実行する記録
紙に対応した記録動作制御情報に基づいて、記録紙に対
して記録制御を実行する手順の一実施の形態を示したフ
ローチャートである。
【図8】情報処理装置において、記録を実行する記録紙
に対応した記録動作制御情報を選択して、選択した記録
動作制御情報を記録装置の記録動作制御部2に対して送
信する手順を示したフローチャートである。
【図9】記録動作制御部において、情報処理装置から記
録紙No.0情報、又は記録紙の各制御パターン番号を
受信して、記録制御を実行する手順を示したフローチャ
ートである。
【図10】新規な種別の記録紙Dへ対応して更新された
記録紙No.データテーブルを示したものである。
【図11】新規な種別の記録紙Dへ対応して更新された
制御パターンデータテーブルを示したものである。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 記録動作制御部 21 ROM 22 RAM 23 不揮発性記憶媒体 24 MPU 25 I/O 26 入出力部 27 インターフェース部 50 記録装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA09 EB13 EB45 EB46 EC03 EC07 EC11 EC12 EC31 EC37 EC42 EC72 FA10 HA28 HA29 2C480 CA01 CA02 EA01 EC05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材の種別及び寸法により異なる記
    録動作制御情報を記録動作制御情報源から取得し、記録
    を実行する前記被記録材に対応した記録動作制御シーケ
    ンスを、制御実行可能な範囲において、取得した前記記
    録動作制御情報に基づいて構築し、構築した記録動作制
    御シーケンスに基づいて、前記被記録材に対して記録動
    作制御を実行する記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記記録動作制御情
    報源は、前記記録装置に接続され、該記録装置にて物理
    的に記録可能な前記被記録材に対応した複数の記録動作
    制御情報を、書き換え可能な不揮発性記憶媒体に記憶す
    る記録動作制御情報記憶手段を有し、前記記録装置が前
    記被記録材に記録を行う際には、該記録装置に対して、
    記録データとともに記録を行う前記被記録材の種別に対
    応した前記記録動作制御情報を出力する情報処理装置で
    あって、前記記録装置は、前記情報処理装置から、記録
    を実行する前記被記録材に対応した前記記録動作制御情
    報を前記記録データとともに取得し、取得した前記記録
    動作制御情報に基づいて前記記録動作制御シーケンスを
    構築する、ことを特徴とした記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記記録動作制御情
    報源は、前記記録装置に接続され、該記録装置に対して
    記録データを出力する手段と、該記録装置にて物理的に
    記録可能な前記被記録材に対応した複数の記録動作制御
    情報を、該記録装置に対して出力する手段とを有する情
    報処理装置であって、 前記記録装置は、前記情報処理装置から前記複数の記録
    動作制御情報を取得し、取得した該複数の記録動作制御
    情報を書き換え可能な不揮発性記憶媒体に記憶し、前記
    被記録材に記録を行う際には、前記不揮発性記憶媒体に
    記憶した前記複数の記録動作制御情報の中から、記録を
    行う前記被記録材に対応した前記記録動作制御情報を選
    択し、選択した前記記録動作制御情報に基づいて前記記
    録動作制御シーケンスを構築する、ことを特徴とした記
    録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記記録装置は、既定の被記録材の前記記録動作制御情
    報である既定記録動作制御情報をあらかじめ記憶する既
    定記録動作制御情報記憶手段を有し、前記既定の被記録
    材に記録をする際には、前記既定記録動作制御情報記憶
    手段により記憶された前記既定記録動作制御情報を前記
    記録動作制御情報として取得し、取得した前記記録動作
    制御情報に基づいて前記記録動作制御シーケンスを構築
    する、ことを特徴とした記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記記録装置は、前記被記録材を給送し、記録ヘッドを
    主走査方向に走査し、該被記録材を副走査方向に搬送し
    て該被記録材に対して記録を実行し、該被記録材を排出
    する記録装置であって、 前記記録動作制御情報は、前記被記録材の給送前動作及
    びその速度と、前記被記録材の給送動作と、前記被記録
    材の搬送量と、前記記録ヘッドの走査速度と、前記記録
    ヘッドから吐出するインク量と、前記記録ヘッド走査後
    の待ち時間と、前記被記録材の排出動作前の待ち時間と
    を有する、ことを特徴とした記録装置。
  6. 【請求項6】 被記録材の種別及び寸法により異なる記
    録動作制御情報を記録動作制御情報源から取得し、記録
    を実行する前記被記録材に対応した記録動作制御シーケ
    ンスを、制御実行可能な範囲において、取得した前記記
    録動作制御情報に基づいて構築し、構築した記録動作制
    御シーケンスに基づいて、前記被記録材に対して記録動
    作制御を実行する記録方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記記録動作制御情
    報源から記録を実行する前記被記録材に対応した前記記
    録動作制御情報を、前記記録データとともに取得し、取
    得した前記記録動作制御情報に基づいて前記記録動作制
    御シーケンスを構築する、ことを特徴とした記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記記録動作制御情
    報源から複数の被記録材に対応した複数の前記記録動作
    制御情報を取得し、取得した前記複数の記録動作制御情
    報を書き換え可能な不揮発性記憶媒体に記憶し、前記被
    記録材に記録を行う際には、前記不揮発性記憶媒体に記
    憶した前記複数の記録動作制御情報の中から記録を行う
    前記被記録材に対応した前記記録動作制御情報を選択
    し、選択した前記記録動作制御情報に基づいて前記記録
    動作制御シーケンスを構築する、ことを特徴とした記録
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれか1項において、
    前記記録方法は、既定の被記録材の前記記録動作制御情
    報である既定記録動作制御情報をあらかじめ記憶し、前
    記既定の被記録材に記録をする際には、記憶した前記既
    定記録動作制御情報を前記記録動作制御情報として取得
    し、取得した前記記録動作制御情報に基づいて前記記録
    動作制御シーケンスを構築する、ことを特徴とした記録
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか1項におい
    て、前記記録方法は、前記被記録材を給送し、記録ヘッ
    ドを主走査方向に走査し、前記被記録材を副走査方向に
    搬送して前記被記録材に対して記録を実行し、前記被記
    録材を排出する記録方法であって、前記記録動作制御情
    報は、前記被記録材の給送前動作及びその速度と、前記
    被記録材の給送動作と、前記被記録材の搬送量と、前記
    記録ヘッドの走査速度と、前記記録ヘッドから吐出する
    インク量と、前記記録ヘッド走査後の待ち時間と、前記
    被記録材の排出動作前の待ち時間とを有する、ことを特
    徴とした記録方法。
  11. 【請求項11】 被記録材に対して記録動作制御を実行
    する記録装置の記録動作制御をコンピュータに実行させ
    る記録動作制御プログラムを記録している前記記録装置
    に搭載されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
    って、前記被記録材の種別及び寸法により異なる記録動
    作制御情報を記録動作制御情報源から取得する手順と、
    記録を実行する前記被記録材に対応した記録動作制御シ
    ーケンスを、制御実行可能な範囲において、取得した前
    記記録動作制御情報に基づいて構築する手順と、構築し
    た記録動作制御シーケンスに基づいて、前記被記録材に
    対して記録動作制御を実行する手順とを有する記録動作
    制御プログラムを記録している、ことを特徴としたコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 被記録材の種別及び寸法により異なる
    記録動作制御情報を情報処理装置から取得し、記録を実
    行する前記被記録材に対応した記録動作制御シーケンス
    を、制御実行可能な範囲において、取得した前記記録動
    作制御情報に基づいて構築し、構築した記録動作制御シ
    ーケンスに基づいて、前記被記録材に対して記録動作制
    御を実行する記録装置と、該記録装置に対して記録デー
    タを出力可能な前記情報処理装置とが接続されて構成さ
    れた記録システムにおいて、前記情報処理装置の記録制
    御をコンピュータに実行させる記録制御プログラムを記
    録している前記情報処理装置に搭載されたコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体であって、前記記録装置にて物
    理的に記録可能な前記被記録材に対応した複数の前記記
    録動作制御情報を、書き換え可能な不揮発性記憶媒体に
    記憶する手順と、前記被記録材に記録を行う際に、前記
    記録装置に対して前記記録データとともに記録を行う前
    記被記録材の種別に対応した前記記録動作制御情報を出
    力する手順とを有する記録制御プログラムを記録してい
    る、ことを特徴としたコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  13. 【請求項13】 被記録材の種別及び寸法により異なる
    記録動作制御情報を情報処理装置から取得し、記録を実
    行する前記被記録材に対応した記録動作制御シーケンス
    を、制御実行可能な範囲において、取得した前記記録動
    作制御情報に基づいて構築し、構築した記録動作制御シ
    ーケンスに基づいて、前記被記録材に対して記録動作制
    御を実行する記録装置と、該記録装置に対して記録デー
    タを出力可能な前記情報処理装置とが接続されて構成さ
    れた記録システムにおいて、前記情報処理装置の記録制
    御をコンピュータに実行させる記録制御プログラムを記
    録している前記情報処理装置に搭載されたコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体であって、前記記録装置に対し
    て、該記録装置にて物理的に記録可能な複数の前記被記
    録材に対応した複数の前記記録動作制御情報を出力する
    手順を有する記録制御プログラムを記録している、こと
    を特徴としたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13において、前記記
    録制御プログラムは、プリンタ・ドライバである、こと
    を特徴としたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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