JP2002264229A - 筒状容器製造機 - Google Patents

筒状容器製造機

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JP2002264229A JP2001066767A JP2001066767A JP2002264229A JP 2002264229 A JP2002264229 A JP 2002264229A JP 2001066767 A JP2001066767 A JP 2001066767A JP 2001066767 A JP2001066767 A JP 2001066767A JP 2002264229 A JP2002264229 A JP 2002264229A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一端閉塞の筒状容器(21)を成形する機能と、
該筒状容器(21)の他端開放部を蓋体で閉塞する機能とを
兼備する包装機を提供できるようにする。 【解決手段】 カートン受容ステーション(91)と、中間
品受容ステーション(92)と、蓋装着ステーション(94)
と、更に、排出ステーション(96)とを、この順序で巡回
移動する容器ホルダ(50)とを設け、容器ホルダ(50)を巡
回移動させつつカートン受容ステーション(91)に位置す
る容器ホルダ(50)に上下開放の筒状体を供給する動作と
蓋装着ステーション(94)に到達した筒状体の上端開放部
に蓋体を装着する動作と排出ステーション(96)に到達し
た筒状体を排出する中間品成形動作と、前記カートン受
容ステーション(91)に位置する容器ホルダ(50)に上下開
放の筒状体を供給する動作に代えて中間品受容ステーシ
ョン(92)に位置する容器ホルダ(50)に筒状体を供給する
最終品成形動作とが切り替えられるようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平に折り畳まれ
たカートンを、一端が蓋体で閉塞された筒状容器に形成
する中間品成形機能と、前記筒状容器の他端開放部を他
方の蓋体で閉塞する最終製品成形機能の二機能を具備す
る包装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、扁平に折り畳まれたカートン
を開口してこれに内容物を充填する作業に用いられる包
装機の従来例の平面図である。
【0003】扁平に折り畳まれたカートン(11)(11)は水
平方向に重ね合わされた状態でカートンマガジン(12)に
載置されており、該カートンマガジン(12)から取り出さ
れたカートン(11)(図10のAの状態にある)は成形装
置(14)内で下端開放部が下蓋(図示せず)で閉塞された
筒状容器(21)(図10のBの状態)となり、これが成形
装置(14)からコンベヤ(23)に供給される。
【0004】コンベヤ(23)で搬送される上端開放の筒状
容器(21)には、充填ステーション(25)に於いて内容物が
手作業で充填され、これがコンベヤ(23)の下流端まで搬
送される。そして、コンベヤ(23)の下流端に到達した筒
状容器(21)は蓋閉め装置(17)に供給されると共に、該蓋
閉め装置(17)内で筒状容器(21)の上端開放部に上蓋(20)
が取り付けられ、これにより、筒状容器(21)内に内容物
が充填された製品(26)(Dの状態)が完成してこれが排
出コンベヤ(27)で下流側に搬送される。
【0005】しかしながら、上記従来のものでは、扁平
に折り畳まれたカートン(11)を筒状に成形してこれに下
蓋を施す為の成形装置(14)と、内容物が充填された筒状
容器(21)の上端開放部に上蓋(20)を施す為の蓋閉め装置
(17)とを、別々に設ける必要がある。この場合、成形装
置(14)と蓋閉め装置(17)は筒状容器(21)の端部を蓋体で
閉塞する点で共通機能を備えているにも関わらず、これ
ら共通機能を具備する成形装置(14)と蓋閉め装置(17)と
を別々に設けることから機械全体が大型化し、コスト高
の原因にもなるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑みてなされたもので、扁平に折り畳まれたカートンか
ら、一端閉塞の筒状容器(21)を成形する機能と、該筒状
容器(21)の他端開放部を蓋体で閉塞する機能とを兼備す
る包装機を提供できるようにして、機械全体の小型化と
コストダウンを図り得るようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】[1項]上記課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、『カートン受容ステー
ション(91)と、中間品受容ステーション(92)と、蓋装着
ステーション(94)と、更に、排出ステーション(96)と
を、この順序で巡回移動する容器ホルダ(50)と、カート
ンマガジン(12)から取り出した扁平な折り畳み状態にあ
るカートン(11)を上下開放の筒状体に成形した後に該筒
状体を前記カートン受容ステーション(91)に位置する前
記容器ホルダ(50)に供給する筒状体供給装置(41)と、前
記蓋装着ステーション(94)に位置する前記容器ホルダ(5
0)に保持された前記筒状体の上端開放部に蓋体を装着す
ることによって筒状容器(21)を造る蓋装着装置(81)と、
前記排出ステーション(96)に位置する前記容器ホルダ(5
0)に保持された前記筒状容器(21)を貯留部(97)へ取り出
す取出装置(66)と、前記貯留部(97)に貯留された前記筒
状容器(21)(21)群を、前記蓋体で閉塞された端部が下に
なるように起立させた状態でストックすると共に該スト
ックされた前記筒状容器(21)を前記中間品受容ステーシ
ョン(92)に位置する容器ホルダ(50)に供給する中間品供
給装置(61)と、中間品成形動作と最終品成形動作を切り
替える動作切替手段と、前記動作切替手段が前記中間品
成形動作側に切り替えられたときには前記容器ホルダ(5
0)を前記順序で巡回移動させると共に前記中間品供給装
置(61)を停止させた状態で前記筒状体供給装置(41)と蓋
装着装置(81)と取出装置(66)を作動させる一方、前記動
作切替手段が前記最終品成形動作側に切り替えられたと
きには前記容器ホルダ(50)を前記順序で巡回移動させる
と共に前記筒状体供給装置(41)を停止させた状態で前記
中間品供給装置(61)と蓋装着装置(81)と取出装置(66)を
作動させる制御装置を備えた』ことである。
【0008】上記技術的手段は次のように作用する。動
作切替手段が中間品成形動作側に切り替えられた状態で
各部の動作が始まると、容器ホルダ(50)は、カートン受
容ステーション(91)→中間品受容ステーション(92)→蓋
装着ステーション(94)→排出ステーション(96)の順序で
繋がる循環路に沿って巡回移動する。
【0009】又、前記中間品供給装置(61)が停止状態に
維持される一方、その他の筒状体供給装置(41),蓋装着
装置(81)及び取出装置(66)が作動する。次に、上記筒状
体供給装置(41)等の動作を詳述する。
【0010】筒状体供給装置(41)は、カートンマガジン
(12)から折り畳み状態にあるカートン(11)を取り出すと
共に、これを上下開放の筒状体に成形したうえで、カー
トン受容ステーション(91)に位置する容器ホルダ(50)に
供給する。又、蓋装着装置(81)は、上記カートン受容ス
テーション(91)から蓋装着ステーション(94)へ移動した
容器ホルダ(50)に保持されている前記筒状体の上端開放
部に蓋体を装着することによって片蓋付きの筒状容器(2
1)を造る。更に、取出装置(66)は、上記蓋装着ステーシ
ョン(91)から排出ステーション(96)へ移動した容器ホル
ダ(50)に保持されている片蓋付きの筒状容器(21)を貯留
部(97)へ取り出す。
【0011】そして、これらの動作が繰り返されると、
一端が蓋体で閉塞された片蓋付きの筒状容器(21)(21)が
貯留部(97)に多数貯留された状態になり、これにより、
片蓋付きの筒状容器(21)(21)を成形する中間品成形動作
が完了する。
【0012】次に、上記貯留部(97)に貯留された片蓋付
きの筒状容器(21)(21)を上下反転させた状態でこれを中
間品供給装置(61)に移し替える。尚、この移し替えは、
手作業で行うか又は別途設けた移送装置等で自動的に行
なう。これにより、筒状容器(21)(21)は、上端開放状態
で中間品供給装置(61)にストックされる。そして、上記
筒状容器(21)内には、これを上記中間品供給装置(61)に
ストックする前後に於いて内容物を手作業で充填してお
く。
【0013】すると、中間品供給装置(61)には、上方開
放の筒状容器(21)に内容物が充填された中間品が適宜数
ストックされた状態になる。次に、動作切替手段が最終
成形動作側に切り替わった状態で各部の動作が開始され
ると、容器ホルダ(50)は上記中間品成形動作時と同様に
巡回移動する。又、前記筒状体供給装置(41)は停止状態
に維持される一方、前記中間品供給装置(61)と蓋装着装
置(81)と取出装置(66)が作動する。
【0014】すると、中間品供給装置(61)は、これにス
トックされた中間品、即ち、内容物が充填された上端開
放の筒状容器(21)(21)を、中間品受容ステーション(92)
に位置する容器ホルダ(50)に供給する。そして、この中
間品受容ステーション(92)からの容器ホルダ(50)がその
下流側の蓋装着ステーション(94)に到達すると、該容器
ホルダ(50)に保持された筒状容器(21)の上端開放部には
既述と同様に蓋装着装置(81)で蓋体が取り付けられる。
これにより、筒状容器(21)の上下端が蓋体で閉塞された
最終製品が得られる。そして、該最終製品が容器ホルダ
(50)に保持された状態で排出ステーション(96)に到達す
ると、これが既述と同様に取出装置(66)によって貯留部
(97)に取り出される。
【0015】[2項]上記課題を解決する為の他の技術的
手段は、『カートン受容ステーション(91)と、中間品受
容ステーション(92)と、蓋装着ステーション(94)と、更
に、排出ステーション(96)とを、この順序で巡回移動す
る容器ホルダ(50)と、カートンマガジン(12)から取り出
した扁平な折り畳み状態にあるカートン(11)を上下開放
の筒状体に成形した後に該筒状体を前記カートン受容ス
テーション(91)に位置する前記容器ホルダ(50)に供給す
る筒状体供給装置(41)と、前記蓋装着ステーション(94)
に位置する前記容器ホルダ(50)に保持された前記筒状体
の下端開放部に蓋体を装着することによって筒状容器(2
1)を造る第2蓋装着装置と、前記蓋装着ステーション(9
4)に位置する前記容器ホルダ(50)に保持された前記筒状
体の上端開放部に蓋体を装着する蓋装着装置(81)と、前
記排出ステーション(96)に位置する前記容器ホルダ(50)
に保持された前記筒状容器(21)を貯留部(97)へ取り出す
取出装置(66)と、前記貯留部(97)に貯留された前記筒状
容器(21)(21)群を、前記蓋体で閉塞された端部が下にな
るように起立させた状態でストックすると共に該ストッ
クされた前記筒状容器(21)を前記中間品受容ステーショ
ン(92)に位置する容器ホルダ(50)に供給する中間品供給
装置(61)と、中間品成形動作と最終品成形動作を切り替
える動作切替手段と、前記動作切替手段が前記中間品成
形動作側に切り替えられたときには前記容器ホルダ(50)
を前記順序で巡回移動させると共に前記中間品供給装置
(61)を停止させた状態で前記筒状体供給装置(41)と第2
蓋装着装置と取出装置(66)を作動させる一方、前記動作
切替手段が前記最終品成形動作側に切り替えられたとき
には前記容器ホルダ(50)を前記順序で巡回移動させると
共に前記筒状体供給装置(41)を停止させた状態で前記中
間品供給装置(61)と蓋装着装置(81)と取出装置(66)を作
動させる制御装置を備えた』ことである。
【0016】このものでは、動作切替手段が中間品成形
動作側に切り替えられた状態で各部の動作が始まると、
既述1項のものと同様に、筒状体供給装置(41)と取出装
置(66)が作動する。一方、この動作時には、第2蓋装着
装置が作動し、これにより、蓋装着ステーション(94)に
到達した容器ホルダ(50)に保持された筒状体の下端開放
部に蓋体が装着される。従って、下端開放部に蓋体が装
着された片蓋付きの筒状容器(91)が貯留部(97)に貯留さ
れる。よって、この上端が開放した筒状容器(91)に内容
物を適宜充填し、その後、内容物が充填され筒状容器(9
1)を中間品供給装置(61)にストックさせる。
【0017】その後、動作切替手段が最終品成形動作側
に切り替えられると、既述1項のものと同様に、上記中
間品供給装置(61)がこれにストックされた上端開放の筒
状容器(21)(21)を中間品受容ステーション(92)に位置す
る容器ホルダ(50)に供給する。そして、この中間品受容
ステーション(92)からの容器ホルダ(50)がその下流側の
蓋装着ステーション(94)に到達すると、該容器ホルダ(5
0)に保持された筒状容器(21)の上端開放部には蓋装着装
置(81)で蓋体が取り付けられる。これにより、筒状容器
(21)の上下端が蓋体で閉塞された最終製品が得られる。
そして、該最終製品が容器ホルダ(50)に保持された状態
で排出ステーション(96)に到達すると、既述1項のもの
と同様に、上記最終製品が取出装置(66)によって貯留部
(97)に取り出される。
【0018】このものでは、動作切替手段が中間品成形
動作側に切り替えられているときには、下端に蓋体が装
着された筒状容器(21)(21)が成形されるから、これを上
下反転させることなく、そのまま中間品供給装置(61)に
移し替えて以後の動作を行わせても、上下端が蓋体で閉
塞された最終製品が得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。動作切替手段の切り替えにより、扁平
に折り畳まれたカートンから片蓋付きの筒状容器(21)を
成形する動作と、該筒状容器(21)の他端開放部を他の蓋
体で閉塞する動作とを選択的に実行させることができ
る。従って、これら両動作を各別に実行する二種類の装
置(既述成形装置(14)と蓋閉め装置(17))が必要であっ
て既述従来のものに比べて機械全体が小型になると共に
コストダウンを図ることができる。
【0020】2項のものでは、既述したように、片蓋付
きの筒状容器(21)(21)を上下反転させることなく、その
まま中間品供給装置(61)に移し替えて以後の動作を行わ
せても、上下端が蓋体で閉塞された最終製品が得られ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施例を
図面に従って詳述する。図1は、本発明の実施の形態に
係る筒状容器製造機を示す平面図である。この筒状容器
製造機は、カートン受容ステーション(91)→中間品受容
ステーション(92)→糊付けステーション(93)→蓋装着ス
テーション(94)→蓋部仕上げステーション(95)→排出ス
テーション(96)をこの順序で巡回移動する容器ホルダ(5
0)(50)が配設されたターンテーブル(31)を備えている。
又、上記カートン受容ステーション(91)にカートン(11)
を供給する筒状体供給装置(41)と、上記中間品受容ステ
ーション(92)に内容物が充填された中間品(22)(22)を供
給する為の中間品供給装置(61)と、糊付けステーション
(93)に配設された糊付け装置糊付け装置(71)と、蓋装着
ステーション(94)に配設された蓋装着装置(81)と、蓋部
仕上げステーション(95)に配設された蓋部仕上げ装置(7
6)と、更に排出ステーション(96)に配設された取出装置
(66)が設けられている。以下、各部の詳細を説明する。
【0022】[ターンテーブル(31)について]図1に示す
ように、中心軸(32) を回転中心として60度単位で間
欠回転するターンテーブル(31)には、周方向に60度間
隔で配設された容器ホルダ(50)(50)が設けられている。
【0023】図2に示すように、各容器ホルダ(50)は、
支持スタンド(54)で支持された上下一対のカートン抱持
枠(51)(52)を備えていると共に、該カートン抱持枠(51)
(52)は同一構造を具備する円環状に形成されている。カ
ートン抱持枠(51)は、全体としてリング状に組み合わさ
れる半円状の抱持アーム(511)(512)の一端相互を支軸(5
13)で回動自在に軸支したものである。
【0024】上記抱持アーム(511)(512)の支軸(513)側
の端部は上下に重ね合わせられていると共に、これら抱
持アーム(511)(512)の上記支軸(513)側の端部からは、
第1,第2リンク(56)(57)が各別に突出している。そし
て、これら第1,第2リンク(56)(57)の先端に支軸(55)
(55)で回動自在に連結された第2,第3リンク(58)(59)
の入力側端部(40)にはシリンダ(53)のピストンロッド(5
30)が連結されている。そして、上記第1,第2リンク
(56)(57)及び第2,第3リンク(58)(59)によって四節リ
ンクが構成されている。従って、図3の実線で示すよう
に容器ホルダ(50)が閉成されている。シリンダ(53)のピ
ストンロッド(530)を進出させると、抱持アーム(511)(5
12)が支軸(531)を中心として離反方向に開回動し、これ
により、同図の想像線で示すように、容器ホルダ(50)が
開放状態になる。一方、容器ホルダ(50)が開放している
ときにシリンダ(53)のピストンロッド(530)を後退させ
ると、抱持アーム(511)(512)が相互に接近する方向に回
動して実線で示す閉状態になる。
【0025】[筒状体供給装置(41)について]カートン受
容ステーション(91)に位置する筒状体供給装置(41)は、
図7に示すように扁平に折り畳まれた上下開放の紙製の
カートン(11)(11)を多数水平方向に重ねた状態でストッ
クするカートンマガジン(12)を備えている。又、この筒
状体供給装置は、前記カートンマガジン(12)にストック
されたカートン(11)の表面を吸着した状態でこれをカー
トン受容ステーション(91)の容器ホルダ(50)に供給する
既述第1吸着ヘッドたる吸盤(35)を備えたカートン取出
アーム(33)と、カートン受容ステーション(91)の容器ホ
ルダ(50)部分に到達したカートン(11)の裏面(上記吸盤
(35)の吸着面と反対側の面)に吸着する既述第2吸着ヘ
ッドたる吸盤(36)を備えている。そして、上記吸盤(36)
内は、これに接続された図示しないバキューム装置によ
って必要に応じて負圧状態に維持されるようになってい
る。
【0026】上記カートン取出アーム(33)は、支軸(33
3)部分で相対回動自在に結合された基端側アーム(331)
と先端側アーム(332)とから構成されており、これによ
り、先端側アーム(332)の先端に取り付けられた吸盤(3
5)で吸着したカートン(11)をカートンマガジン(12)から
上記容器ホルダ(50)部分まで移送し得るようになってい
る。
【0027】一方、図1,図2に現れる吸盤(36)(36)
は、Y字状パイプ(37)(図2参照)の分岐先端部に取り
付けられていると共に、該Y字状パイプ(37)は図示しな
いバキューム装置に接続されている。従って、該バキュ
ーム装置を作動させると必要に応じて吸盤(36)(36)内が
負圧状態になる。
【0028】又、上記吸盤(36)(36)は、容器ホルダ(50)
部分まで移送されたカートン(11)を吸着している吸盤(3
5)(35)から離反する方向(カートン(11)の表裏のシート
を引き離す方向)にY字状パイプ(37)と共に移動し得る
ようになっている。このため、上記Y字状パイプ(37)
は、これを上記離反する方向に移動させる為の図示しな
い駆動装置に連結されており、カートン(11)の表裏を吸
着した吸盤(35)(35)と吸盤(36)(36)を相互に離反する方
向に移動させると、該カートン(11)が楕円筒状の半開状
態(図2参照)になる。
【0029】更に、筒状体供給装置(41)には、上記半開
状態となったカートン(11)の上下端開口部に押し込んで
該カートン(11)を円筒状に広げる為のマンドレル(43)(4
6)が上下に対向する態様で配設されていると共に、各マ
ンドレル(43)(46)のカートン(11)側の先端部(44)(47)は
先細り状に形成されている。カートン(11)の端部開口に
円滑に挿入できるようにする為である。
【0030】そして、上記マンドレル(43)(46)は、図示
しない駆動装置によって、互いに接離する方向に移動さ
れる構成となっている。尚、カートン受容ステーション
(91)に配設されたマンドレル(43)(46)とY字状パイプ(3
7)は、上記ターンテーブル(31)の半径方向の外側の固定
部に配設されている。
【0031】[中間品供給装置(61)について]中間品受容
ステーション(92)に配設された中間品供給装置(61)は、
中間品(22)(22)を起立させた状態でストックするストッ
ク部(63)からその下流側の中間部(65)に向けて順次低く
なるように傾斜している。又、ストック部(63)から中間
部(65)に至る領域の底面は、本実施の形態ではローラコ
ンベヤ状に形成されており、これにより、該ローラ状に
形成された底面を中間品(22)(22)が滑り降りるように移
動し、これにより、中間品(22)が中間部(65)部分に自然
に搬送されるようになっている。又、中間部(65)には排
出待機部(67)が連設されており、該排出待機部(67)の下
流端が中間品供給装置(61)の出口(64)となっている。そ
して、中間部(65)には、該中間部(65)に位置する中間品
(22)を排出待機部(67)側に押し出す為の第1プッシャ(6
8)が設けられていると共に、排出待機部(67)に位置する
中間品(22)を出口(64)から外部に押し出す為の第2プッ
シャ(69)が設けられている。
【0032】尚、中間品受容ステーション(92)に於いて
は、中間品供給装置(61)の出口(64)から押し出される中
間品(22)は、図示しない案内テーブル上を滑るように移
動しながら、開放状態にある容器ホルダ(50)内に押し込
まれるようになっている。
【0033】[糊付け装置(71)について]図1,図4に示
すように、糊付けステーション(93)に配設された糊付け
装置(71)の先端には、円盤状の糊噴射ノズル(72)が設け
られていると共に、該糊噴射ノズル(72)の外周全域には
糊噴射孔(73)(73)が形成されている。又、糊付け装置(7
1)は全体的に昇降し得るように構成されており、図4の
想像線で示すように、筒状容器(21)内に糊噴射ノズル(7
2)を降下させた状態で糊噴射孔(73)(73)から接着糊を噴
射させると、該筒状容器(21)の内周に接着糊が吹付けら
れる。
【0034】[蓋装着装置(81)について]図1,図5に示
すように、蓋装着ステーション(94)に配設される蓋装着
装置(81)は、容器ホルダ(50)で保持された筒状容器(21)
の上端開口部よりも一回り大きな外形を有する蓋板(89)
(89)を積層状態でストックする蓋板ストック部(86)と、
該蓋板ストック部(86)の下端開口から蓋板(89)を水平方
向に押し出す蓋板押し出しシリンダ(87)と、該押し出さ
れた蓋板(89)を容器ホルダ(50)で保持された筒状容器(2
1)や中間品(22)の上端開放部に押し込む蓋嵌入プッシャ
(82)とを備えている。
【0035】従って、容器ホルダ(50)で保持された筒状
容器(21)が蓋装着ステーション(94)に到達したときに、
該筒状容器(21)の上方空間に蓋板(89)を蓋板押し出しシ
リンダ(87)で押し出すと共に、該押し出された蓋板(89)
を蓋嵌入プッシャ(82)で筒状容器(21)の内部に強制的に
押し込むと、筒状容器(21)の開口周縁部に蓋板(89)の外
周縁が当接して自然に屈曲すると共に、更に蓋嵌入プッ
シャ(82)で蓋板(89)を押し込むと筒状容器(21)の上端内
周部(糊付けステーション(93)で糊付けされている)に
蓋板(89)が強制的に押し込まれる。
【0036】[蓋部仕上げ装置(76)について]図1,図6
に示すように、蓋部仕上げステーション(95)に配設され
た蓋部仕上げ装置(76)は、筒状容器(21)の上端部とこれ
に嵌入された蓋板(89)(既述蓋体に対応する)の周縁起
立部(890)を挟圧する一対の挟圧ローラ(77)(78)を備え
ている。そして、上記筒状容器(21)と蓋板(89)の周縁起
立部(890)を前記挟圧ローラ(77)(78)で挟圧した状態
で、これら挟圧ローラ(77)(78)を一体的に筒状容器(21)
の周縁に沿って旋回させると、蓋板(89)と筒状容器(21)
の糊付け部が挟圧されて確実な糊付けが行える。
【0037】[取出装置(66)について]図1に示すよう
に、排出ステーション(96)に配設された取出装置(66)
は、容器ホルダ(50)に保持された筒状容器(21)や中間品
(22)を排出コンベヤ(27)上に押し出す押し出しアーム(6
60)を備えていると共に、該押し出しアーム(660)はシリ
ンダ(661)で往復移動されるようになっている。従っ
て、排出ステーション(96)に位置する容器ホルダ(50)を
開放させた状態で押し出しアーム(660)を図1の待機位
置から排出コンベヤ(27)側に移動させると、前記容器ホ
ルダ(50)に保持されていた筒状容器(21)や中間品(22)が
排出コンベヤ(27)上に移し替えられる。
【0038】尚、排出ステーション(96)に於いては、容
器ホルダ(50)に保持された筒状容器(21)の下端に対して
微小間隔を置いて対向する案内テーブル(図示せず)が
設けられており、これにより、開放した容器ホルダ(50)
に保持されていた筒状容器(21)が上記押し出しアーム(6
60)で押されることによって上記載置テーブル上を滑る
ように移動しながら排出コンベヤ(27)上に移し替えられ
るようになっている。
【0039】[コントロールボックスについて]上記筒状
容器製造機の操作部に設けられたコントロールボックス
(18)には、図8に示すように、運転スイッチ(180)と中
間品成形スッチ(181)と最終品成形スイッチ(182)が設け
られており、カートンマガジン(12)から取り出した扁平
なカートン(11)を一端閉塞の片蓋付きの筒状容器(21)に
成形する場合には中間品成形スッチ(181)を操作する。
一方、後述するように内容物を充填した筒状容器(21)の
一端開放部を蓋体で閉塞して最終製品を造るときには最
終品成形スイッチ(182)を投入する。
【0040】[動作の実際]上記筒状容器製造機には、図
9に示す動作制御を実行する制御装置が組み込まれてい
る。次に、上記筒状容器製造機の動作の実際を図9に従
って説明する。
【0041】先ず、ステップ(ST1)で運転スイッチ(180)
が投入されたことが確認されると、ステップ(ST2)で初
期設定動作を実行する。即ち、カートン受容ステーショ
ン(91)〜排出ステーション(96)の夫々に容器ホルダ(50)
(50)が位置するまでターンテーブル(31)を回転させてこ
れを停止させる。又、筒状体供給装置(41),中間品供給
装置(61),糊付け装置(71),蓋装着装置(81),蓋部仕上
げ装置(76)及び取出装置(66)等を初期状態にセットす
る。
【0042】次に、ステップ(ST3)で中間品成形スッチ
(181)の投入が確認されると、ステップ(ST4)に於いてタ
ーンテーブル(31)を60度だけ回転させて停止させる。
次に、ステップ(ST5)に於いて、カートン受容ステーシ
ョン(91),糊付けステーション(93),蓋装着ステーショ
ン(94),蓋部仕上げステーション(95)及び排出ステーシ
ョン(96)での処理を夫々実行する。尚、中間品成形スッ
チ(181)が投入されたときには、中間品受容ステーショ
ン(92)に於ける中間品供給装置(61)は停止状態に維持さ
れる。
【0043】カートン受容ステーション(91)では、既述
したように容器ホルダ(50)を構成するカートン抱持枠(5
1)(52)が開放されると共に、筒状体供給装置(41)のカー
トン取出アーム(33)がカートンマガジン(12)から扁平に
折り畳まれたカートン(11)を吸盤(35)(35)で吸着して取
り出す。そして、この扁平に折り畳まれたカートン(11)
を、開放状態にあるカートン抱持枠(51)(52)内まで移動
させ、その後、図2で示すように、Y字状パイプ(37)の
吸盤(36)(36)をカートン(11)の片面に吸着させると共
に、該吸盤(36)(36)を吸盤(35)(35)から離反する方向に
Y字状パイプ(37)と共に移動させ、これにより、同図の
如くカートン(11)を楕円筒状に半開させる。そして、こ
の状態でマンドレル(43)(46)をカートン(11)の上下端の
開口部に強制的に押し込んで該端部開放部を円形に拡大
させる。この後、カートン抱持枠(51)(52)を閉じると、
該カートン抱持枠(51)(52)でカートン(11)の外周が円筒
状に拘束された状態に抱持され、これにより、該カート
ン(11)が円筒状に保形され、その後、マンドレル(43)(4
6)が初期位置に向けて離反動作してカートン(11)から脱
出する。
【0044】糊付けステーション(93)に設けられた糊付
け装置(71)は、カートン受容ステーション(91)で容器ホ
ルダ(50)にセットされた筒状容器(21)(カートン(11)が
円筒状に開口したもの)が糊噴射ノズル(72)の下方に到
達したときに該糊噴射ノズル(72)を想像線(図4参照)
で示す位置まで降下させる。そして、この状態で該糊噴
射ノズル(72)の糊噴射孔(73)(73)から接着糊を噴射し、
これを筒状容器(21)の上部内周に吹付け、その後、該糊
噴射ノズル(72)を初期位置まで上昇させる。
【0045】蓋装着ステーション(94)の蓋装着装置(81)
は、糊付けステーション(93)で糊吹きされた筒状容器(2
1)の上端開口に蓋板(89)を嵌入する。即ち、押込みヘッ
ド(84)の下方に筒状容器(21)が到達すると、蓋板ストッ
ク部(86)にストックされた蓋板(89)(89)の最下部の蓋板
(89)が前記筒状容器(21)の上方に蓋板押し出しシリンダ
(87)で押し出され、その後、蓋嵌入プッシャ(82)のピス
トンロッド(83)が進出する。すると、該ピストンロッド
(83)の下端に取り付けられた押込みヘッド(84)が蓋板(8
9)を強制的に筒状容器(21)の上記糊吹き部に押し込んだ
後、該押込みヘッド(84)が初期位置まで上昇する。
【0046】蓋部仕上げステーション(95)の蓋部仕上げ
装置(76)は、上端が蓋板(89)で閉塞された筒状容器(21)
がこれの下方対向位置に到達すると、該筒状容器(21)と
蓋板(89)の周縁起立部(890)を挟圧ローラ(77)(78)で挟
圧し、この状態で挟圧ローラ(77)(78)を一体的に筒状容
器(21)の周縁に沿って旋回させる。これにより、上記周
縁起立部(890)と筒状容器(21)を確実に固定する。
【0047】排出ステーション(96)の取出装置(66)は、
上端が蓋板(89)で閉塞された筒状容器(21)を、容器ホル
ダ(50)から排出コンベヤ(27)に移し替える。即ち、図3
に示すシリンダ(53)のピストンロッド(530)を進出させ
て抱持アーム(511)(512)を離反方向に回動させることに
よってカートン抱持枠(51)(52)を開放させると共に、取
出装置(66)のシリンダ(661)で押し出しアーム(660)を排
出コンベヤ(27)方向に移動させる。すると、該押し出し
アーム(660)で筒状容器(21)の胴部が押されてこれが排
出コンベヤ(27)上に移し替えられる。
【0048】そして、上記筒状容器(21)は排出コンベヤ
(27)によって貯留部(97)に搬送される。そして、図9の
ステップ(ST4)〜(ST6)を繰り返すと、ターンテーブル(3
1)が60度ピッチで間欠回転しながら、上記カートン受
容ステーション(91)等の各ステーションでの処理が繰り
返され、これにより、貯留部(97)に多数の筒状容器(21)
(21)がストックされる。
【0049】そして、貯留部(97)にストックされた筒状
容器(21)(21)を上下反転させることによって上端開放状
態にし、この状態の筒状容器(21)内に菓子等の内容物を
手作業で充填すると、上記筒状容器(21)(21)内に内容物
が充填された中間品(22)(22)が得られ、該中間品(22)(2
2)を中間品供給装置(61)のストック部(63)に手作業で移
し替える。すると、筒状容器(21)(21)に内容物が充填さ
れた中間品(22)(22)が上記ストック部(63)にストックさ
れた状態になる。その後、コントロールボックス(18)の
運転スイッチ(180)が再投入されて運転停止操作が行わ
れると、各部が停止し、これにより、中間品成形作業が
完了する。
【0050】次に、運転スイッチ(180)を再投入すると
共に最終品成形スイッチ(182)を投入すると、ターンテ
ーブル(31)が上記と同様に間欠回転すると共に、中間品
受容ステーション(92),糊付けステーション(93),蓋装
着ステーション(94),蓋部仕上げステーション(95)及び
排出ステーション(96)での処理が実行される。尚、この
場合は筒状体供給装置(41)は作動停止状態に保持される
(ステップ(ST8)〜(ST10))。
【0051】中間品受容ステーション(92)では、容器ホ
ルダ(50)のカートン抱持枠(51)(52)が開放されると共
に、第2プッシャ(69)が作動して中間品(22)(上端開放
の筒状容器(21)に内容物が充填されたもの)が開放状態
にある上記カートン抱持枠(51)(52)内に移し替えられ
る。即ち、第2プッシャ(69)が中間品(22)の胴部を押し
てこれをカートン抱持枠(51)(52)内に移動させる。この
後カートン抱持枠(51)(52)が閉じられる。
【0052】そして、上記カートン抱持枠(51)(52)から
成る容器ホルダ(50)に保持された中間品(22)が、カート
ン受容ステーション(91)から排出ステーション(96)に向
って移送されると、既述と同様に糊付け装置(71),蓋装
着装置(81),蓋部仕上げ装置(76)及び取出装置(66)が作
動し、これにより、上下両端が蓋板(89)(89)で閉塞され
た製品(26)(26)が貯留部(97)にストックされる。
【0053】このように、本発明の筒状容器製造機で
は、中間品成形スッチ(181)と最終品成形スイッチ(182)
から構成される動作切替手段で作業動作を切り替えるこ
とにより、一端が蓋板(89)で閉塞された蓋付きの筒状容
器(21)(21)を多数製作した後、これに手作業で内容物を
充填して中間品(22)(22)を造る作業と、該中間品(22)(2
2)を中間品受容ステーション(92)から供給してその上端
開放部を蓋板(89)で閉塞する作業とが、共通の機械で実
行できる。従って、従来例として開示した図10の装置
のように成形装置(14)と蓋閉め装置(17)を各別に組み込
む必要がない。
【0054】尚、上記実施の形態では、蓋装着ステーシ
ン(94)には、筒状容器(21)の上端開放部にのみ蓋板(89)
を装着する蓋装着装置(81)を配設したが、更に、前記蓋
装着装置(81)を上下反転させた構造の第2蓋装着装置を
蓋装着ステーション(94)の下方に配設し、これら第2蓋
装着装置と蓋装着装置(81)を択一的に作動させるように
してもよい(既述2項の発明に対応する)。
【0055】即ち、動作切替手段を構成する中間品成形
スイッチ(181)が操作された状態で各部の動作が始まる
と、筒状体供給装置(41)と取出装置(66)が作動する一
方、第2蓋装着装置が作動し、これにより、蓋装着ステ
ーション(94)に到達した容器ホルダ(50)に保持された筒
状体の下端開放部に蓋体を装着する。又、動作切替手段
を構成する最終品成形スイッチ(182)が操作された状態
で各部の動作が開始されると筒体供給装置(41)が停止し
た状態に維持される。そして、中間品供給装置(61)がこ
れにストックされた上端開放の筒状容器(21)(21)を中間
品受容ステーション(92)に位置する容器ホルダ(50)に供
給すると共に、蓋装着ステーション(94)に到達した筒状
容器(21)の上端開放部に蓋装着装置(81)が蓋体を取り付
け、これが取出装置(66)で排出コンベヤ(27)側に押し出
される。これにより、筒状容器(21)の上下端が蓋体で閉
塞された最終製品が得られる。
【0056】したがって、このものでは、動作切替手段
を構成する中間品成形スイッチ(181)が操作されたとき
には、下端に蓋体が装着された筒状容器(21)(21)が成形
されるから、これを上下反転させることなく、そのまま
中間品供給装置(61)に移し替えて以後の動作を行わせて
も、上下端が蓋体で閉塞された最終製品が得られる。
【0057】又、上記実施の形態では、中間品成形スイ
ッチ(181)と最終品成形スイッチ(182)を手動で切り替え
るようにしたが、制御装置に格納された制御プログラム
によって中間品成形動作と最終品成形動作を自動的に切
り替えるようにしても良い。
【0058】又、上記実施の形態では、貯留部(97)に貯
留された筒状体(21)を中間品供給装置(61)のストック部
(63)に手作業で移し替えるようにしたが、これをコンベ
ヤ装置で自動的に移し替えるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る筒状容器製造機の平
面図
【図2】カートン受容ステーション(91)部分の構造を示
す斜視図
【図3】容器ホルダ(50)を構成するカートン抱持枠(51)
の平面図
【図4】糊付け装置(71)の配設部の説明図
【図5】蓋装着装置(81)の配設部の説明図
【図6】蓋部仕上げ装置(76)の動作説明図
【図7】扁平に折り畳まれたカートン(11)の斜視図
【図8】コントロールボックス(18)の正面図
【図9】本発明の実施の形態に係る筒状容器製造機の動
作説明図
【図10】従来例の説明図
【符号の説明】
(11)・・・カートン (12)・・・カートンマガジン (21)・・・筒状容器 (41)・・・筒状体供給装置 (50)・・・容器ホルダ (61)・・・中間品供給装置 (66)・・・取出装置 (81)・・・蓋装着装置 (91)・・・カートン受容ステーション (92)・・・中間品受容ステーション (94)・・・蓋装着ステーション (96)・・・排出ステーション (97)・・・貯留部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E075 AA04 BA81 CA07 DA03 DA04 DA05 DA17 DA32 DC53 DC70 DD02 DD10 DE25 EA01 FA03 FA23 GA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートン受容ステーション(91)と、中間
    品受容ステーション(92)と、蓋装着ステーション(94)
    と、更に、排出ステーション(96)とを、この順序で巡回
    移動する容器ホルダ(50)と、 カートンマガジン(12)から取り出した扁平な折り畳み状
    態にあるカートン(11)を上下開放の筒状体に成形した後
    に該筒状体を前記カートン受容ステーション(91)に位置
    する前記容器ホルダ(50)に供給する筒状体供給装置(41)
    と、 前記蓋装着ステーション(94)に位置する前記容器ホルダ
    (50)に保持された前記筒状体の上端開放部に蓋体を装着
    することによって筒状容器(21)を造る蓋装着装置(81)
    と、 前記排出ステーション(96)に位置する前記容器ホルダ(5
    0)に保持された前記筒状容器(21)を貯留部(97)へ取り出
    す取出装置(66)と、 前記貯留部(97)に貯留された前記筒状容器(21)(21)群
    を、前記蓋体で閉塞された端部が下になるように起立さ
    せた状態でストックすると共に該ストックされた前記筒
    状容器(21)を前記中間品受容ステーション(92)に位置す
    る容器ホルダ(50)に供給する中間品供給装置(61)と、 中間品成形動作と最終品成形動作を切り替える動作切替
    手段と、 前記動作切替手段が前記中間品成形動作側に切り替えら
    れたときには前記容器ホルダ(50)を前記順序で巡回移動
    させると共に前記中間品供給装置(61)を停止させた状態
    で前記筒状体供給装置(41)と蓋装着装置(81)と取出装置
    (66)を作動させる一方、前記動作切替手段が前記最終品
    成形動作側に切り替えられたときには前記容器ホルダ(5
    0)を前記順序で巡回移動させると共に前記筒状体供給装
    置(41)を停止させた状態で前記中間品供給装置(61)と蓋
    装着装置(81)と取出装置(66)を作動させる制御装置を備
    えた、筒状容器製造機。
  2. 【請求項2】 カートン受容ステーション(91)と、中間
    品受容ステーション(92)と、蓋装着ステーション(94)
    と、更に、排出ステーション(96)とを、この順序で巡回
    移動する容器ホルダ(50)と、 カートンマガジン(12)から取り出した扁平な折り畳み状
    態にあるカートン(11)を上下開放の筒状体に成形した後
    に該筒状体を前記カートン受容ステーション(91)に位置
    する前記容器ホルダ(50)に供給する筒状体供給装置(41)
    と、 前記蓋装着ステーション(94)に位置する前記容器ホルダ
    (50)に保持された前記筒状体の下端開放部に蓋体を装着
    することによって筒状容器(21)を造る第2蓋装着装置
    と、 前記蓋装着ステーション(94)に位置する前記容器ホルダ
    (50)に保持された前記筒状体の上端開放部に蓋体を装着
    する蓋装着装置(81)と、 前記排出ステーション(96)に位置する前記容器ホルダ(5
    0)に保持された前記筒状容器(21)を貯留部(97)へ取り出
    す取出装置(66)と、 前記貯留部(97)に貯留された前記筒状容器(21)(21)群
    を、前記蓋体で閉塞された端部が下になるように起立さ
    せた状態でストックすると共に該ストックされた前記筒
    状容器(21)を前記中間品受容ステーション(92)に位置す
    る容器ホルダ(50)に供給する中間品供給装置(61)と、 中間品成形動作と最終品成形動作を切り替える動作切替
    手段と、 前記動作切替手段が前記中間品成形動作側に切り替えら
    れたときには前記容器ホルダ(50)を前記順序で巡回移動
    させると共に前記中間品供給装置(61)を停止させた状態
    で前記筒状体供給装置(41)と第2蓋装着装置と取出装置
    (66)を作動させる一方、前記動作切替手段が前記最終品
    成形動作側に切り替えられたときには前記容器ホルダ(5
    0)を前記順序で巡回移動させると共に前記筒状体供給装
    置(41)を停止させた状態で前記中間品供給装置(61)と蓋
    装着装置(81)と取出装置(66)を作動させる制御装置を備
    えた、筒状容器製造機。
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