JP2002264072A - パネル養生シート用カッタ - Google Patents
パネル養生シート用カッタInfo
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- JP2002264072A JP2002264072A JP2001064817A JP2001064817A JP2002264072A JP 2002264072 A JP2002264072 A JP 2002264072A JP 2001064817 A JP2001064817 A JP 2001064817A JP 2001064817 A JP2001064817 A JP 2001064817A JP 2002264072 A JP2002264072 A JP 2002264072A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- curing sheet
- sliding
- cutter
- face
- Prior art date
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- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パネル組立時などに、パネル面の保護用に貼
付された養生シートの端部を部分的に切断して除去する
パネル養生シート用カッタに関する。 【解決手段】 パネル養生シート用カッタが、パネル上
をスライドさせるスライド用型材と、該スライド用型材
の側面部に添着し、刃先をスライド用型材の端面よりも
突出させたカッタ刃と、前記スライド用型材に係設し、
前記パネルの端面に当てて摺動することで、前記スライ
ド用型材を端面と平行にスライドさせる端面摺動用型材
と、を有する。
付された養生シートの端部を部分的に切断して除去する
パネル養生シート用カッタに関する。 【解決手段】 パネル養生シート用カッタが、パネル上
をスライドさせるスライド用型材と、該スライド用型材
の側面部に添着し、刃先をスライド用型材の端面よりも
突出させたカッタ刃と、前記スライド用型材に係設し、
前記パネルの端面に当てて摺動することで、前記スライ
ド用型材を端面と平行にスライドさせる端面摺動用型材
と、を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル組立時など
に、パネル面の保護用に貼付された養生シートの端部を
あらかじめ部分的に切断して除去しておくことに用いら
れるパネル養生シート用カッタに関する。
に、パネル面の保護用に貼付された養生シートの端部を
あらかじめ部分的に切断して除去しておくことに用いら
れるパネル養生シート用カッタに関する。
【0002】
【従来の技術】外壁材、隔壁材等の壁材を始めとする建
設部材として平板状のパネルが広く一般的に用いられて
いる。パネルは、その面を保護するため、全面に養生シ
ートが貼付されている。養生シートは、工事中のパネル
面保護のため、建設現場でパネルが最終的に組みつけら
れ、工事が完了する直前まで貼付したままとしておくこ
とが一般的である。
設部材として平板状のパネルが広く一般的に用いられて
いる。パネルは、その面を保護するため、全面に養生シ
ートが貼付されている。養生シートは、工事中のパネル
面保護のため、建設現場でパネルが最終的に組みつけら
れ、工事が完了する直前まで貼付したままとしておくこ
とが一般的である。
【0003】一方、パネルを組み立てる等の際に、パネ
ルの接合部となるパネル端部の養生シートを部分的に剥
離しておき、その剥離した面と各部材との接合を行うこ
とが必要となる。従来、パネル端部の養生シートを部分
的に剥離するには、図3に示すように、あらかじめ養生
シート2に切断線を引いておき、その養生シートの端部
を部分的に剥してパネルの養生シート剥離面22を露出さ
せ、はさみ20で切断線21に沿って切断することが行われ
ていた。
ルの接合部となるパネル端部の養生シートを部分的に剥
離しておき、その剥離した面と各部材との接合を行うこ
とが必要となる。従来、パネル端部の養生シートを部分
的に剥離するには、図3に示すように、あらかじめ養生
シート2に切断線を引いておき、その養生シートの端部
を部分的に剥してパネルの養生シート剥離面22を露出さ
せ、はさみ20で切断線21に沿って切断することが行われ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手で養
生シートを剥がしてからはさみで切ることから、時間が
かかり、また、まっすぐ並行に切断することが難しく、
切断の寸法精度も悪いという問題があった。本発明は、
簡便に、かつ、高精度に養生シートを切断可能としたパ
ネル養生シート用カッタを提供するものである。
生シートを剥がしてからはさみで切ることから、時間が
かかり、また、まっすぐ並行に切断することが難しく、
切断の寸法精度も悪いという問題があった。本発明は、
簡便に、かつ、高精度に養生シートを切断可能としたパ
ネル養生シート用カッタを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、パネル上をス
ライドさせるスライド用型材と、該スライド用型材の側
面部に添着し、刃先をスライド用型材の端面よりも突出
させたカッタ刃と、前記スライド用型材に係設し、前記
パネルの端面に当てて摺動することで、前記スライド用
型材を端面と平行にスライドさせる端面摺動用型材と、
を有し、パネルの端面に当接しながら摺動することで、
パネル上の養生シートをパネルの端面に平行に切断でき
るようにしたことを特徴とするパネル養生シート用カッ
タによって上記課題を解決した。
ライドさせるスライド用型材と、該スライド用型材の側
面部に添着し、刃先をスライド用型材の端面よりも突出
させたカッタ刃と、前記スライド用型材に係設し、前記
パネルの端面に当てて摺動することで、前記スライド用
型材を端面と平行にスライドさせる端面摺動用型材と、
を有し、パネルの端面に当接しながら摺動することで、
パネル上の養生シートをパネルの端面に平行に切断でき
るようにしたことを特徴とするパネル養生シート用カッ
タによって上記課題を解決した。
【0006】また、本発明は、前記端面摺動用型材の摺
動面に、厚みを異ならせて取替え自在とした摺動面パッ
ドを貼付してなることを好適とするものである。
動面に、厚みを異ならせて取替え自在とした摺動面パッ
ドを貼付してなることを好適とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のパネル養生シート用カッ
タの好適な実施の形態を図1と図2に基づき説明する。
まず、図2に示すように、本発明のパネル養生シート用
カッタ10は、パネル面上を自在にスライドするためのス
ライド用型材11の側面に、養生シートを切断するための
カッタ刃12と、パネル端面と平行にスライドさせるため
にパネル端面に当接して摺動させる端面摺動用型材13を
取り付けることで構成される。なお、図2では、各部材
間の接合部材としてビス14を用いているが、これに限定
するものではない。
タの好適な実施の形態を図1と図2に基づき説明する。
まず、図2に示すように、本発明のパネル養生シート用
カッタ10は、パネル面上を自在にスライドするためのス
ライド用型材11の側面に、養生シートを切断するための
カッタ刃12と、パネル端面と平行にスライドさせるため
にパネル端面に当接して摺動させる端面摺動用型材13を
取り付けることで構成される。なお、図2では、各部材
間の接合部材としてビス14を用いているが、これに限定
するものではない。
【0008】ここで、本発明では、カッタ刃12の刃先
を、スライド用型材11の端面部よりもわずかに突出させ
ておくことを特徴とする。また、端面摺動用型材13に
は、厚みの異なる摺動面パッド16を自在に張替え可能と
して貼付することを好適とする。そして、この摺動面パ
ッド16の厚みを調整することで、パネル端面からのカッ
タ刃の位置調整を行い、養生シートの端部切断幅を自在
に調整可能としている。
を、スライド用型材11の端面部よりもわずかに突出させ
ておくことを特徴とする。また、端面摺動用型材13に
は、厚みの異なる摺動面パッド16を自在に張替え可能と
して貼付することを好適とする。そして、この摺動面パ
ッド16の厚みを調整することで、パネル端面からのカッ
タ刃の位置調整を行い、養生シートの端部切断幅を自在
に調整可能としている。
【0009】なお、スライド用型材11と端面摺動用型材
13としては、市販のアルミ型材を用いることを好適とす
る。ただし、これに限定されるものではなく、硬質の樹
脂製型材等の成型材を用いるようにしても良いことは言
うまでもない。また、カッタ刃12としては、先端に鋭利
な刃先のある刃を用いることを好適とする。例えば、市
販のカッタナイフ用替え刃等が好適に用いられる。
13としては、市販のアルミ型材を用いることを好適とす
る。ただし、これに限定されるものではなく、硬質の樹
脂製型材等の成型材を用いるようにしても良いことは言
うまでもない。また、カッタ刃12としては、先端に鋭利
な刃先のある刃を用いることを好適とする。例えば、市
販のカッタナイフ用替え刃等が好適に用いられる。
【0010】摺動面パッド16としては、各種の厚さの板
が容易に入手できるアルミ板、樹脂板等が好適に用いら
れる。次に、図1に基づき、本発明のパネル養生シート
用カッタを用いてパネル面上の養生シートを切断する切
断方法について説明する。まず、本発明のパネル養生シ
ート用カッタ10を手17で掴み、パネル1の端面に端面摺
動用型材13を沿わせるように当接して載置する。ここ
で、切断の始めには、カッタ刃12の刃先を養生シート2
の端に位置させておく。
が容易に入手できるアルミ板、樹脂板等が好適に用いら
れる。次に、図1に基づき、本発明のパネル養生シート
用カッタを用いてパネル面上の養生シートを切断する切
断方法について説明する。まず、本発明のパネル養生シ
ート用カッタ10を手17で掴み、パネル1の端面に端面摺
動用型材13を沿わせるように当接して載置する。ここ
で、切断の始めには、カッタ刃12の刃先を養生シート2
の端に位置させておく。
【0011】次に、養生シート2の端を図示しないもう
片方の手で持ち上げ、カッタ刃12の刃先で切れ目をいれ
る。そして、切れ目をいれた養生シートを図示しない手
で持ち上げつつ、パネル養生シート用カッタ10をパネル
1の端面に沿って手17でスライドさせる。こうすること
で、養生シート2の端部を細い帯状に精度よく切断する
ことができる。また、その切断幅は、摺動面パッド16の
厚みを調整することで自在に変更が可能である。
片方の手で持ち上げ、カッタ刃12の刃先で切れ目をいれ
る。そして、切れ目をいれた養生シートを図示しない手
で持ち上げつつ、パネル養生シート用カッタ10をパネル
1の端面に沿って手17でスライドさせる。こうすること
で、養生シート2の端部を細い帯状に精度よく切断する
ことができる。また、その切断幅は、摺動面パッド16の
厚みを調整することで自在に変更が可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明によって、パネル養生シート用カ
ッタをパネルの端面に沿わせて1回スライドするだけ
で、パネル端部の養生シートを簡単に、かつ、高精度に
スリット切断することが可能となった。本発明によっ
て、養生シートの切断作業の能率を大幅に向上すること
ができ、また、一定の幅で精度良く切断できるようにな
った。
ッタをパネルの端面に沿わせて1回スライドするだけ
で、パネル端部の養生シートを簡単に、かつ、高精度に
スリット切断することが可能となった。本発明によっ
て、養生シートの切断作業の能率を大幅に向上すること
ができ、また、一定の幅で精度良く切断できるようにな
った。
【図1】本発明のパネル養生シート用カッタでのシート
切断の様子を示す模式的な斜視図である。
切断の様子を示す模式的な斜視図である。
【図2】本発明のパネル養生シート用カッタを示す正面
図(a)と、側面図(b)である。
図(a)と、側面図(b)である。
【図3】パネル養生シートを切断する従来の様子を示す
模式図である。
模式図である。
1 パネル 2 養生シート 10 パネル養生シート用カッタ 11 スライド用型材 12 カッタ刃 13 (パネルの)端面摺動用型材 14 接合部材(ビス) 16 摺動面パッド 17 (人間の)手 20 はさみ 21 切断線 22 (パネルの)養生シート剥離面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒巻 和義 千葉県船橋市海神3丁目26番18号 日建エ ンジニアリングサービス株式会社 Fターム(参考) 2E174 EA07 3C027 GG04 GG08
Claims (2)
- 【請求項1】 パネル上をスライドさせるスライド用型
材と、該スライド用型材の側面部に添着し、刃先をスラ
イド用型材の端面よりも突出させたカッタ刃と、前記ス
ライド用型材に係設し、前記パネルの端面に当てて摺動
することで、前記スライド用型材を端面と平行にスライ
ドさせる端面摺動用型材と、を有し、パネルの端面に当
接しながら摺動することで、パネル上の養生シートをパ
ネルの端面に平行に切断できるようにしたことを特徴と
するパネル養生シート用カッタ。 - 【請求項2】 前記端面摺動用型材の摺動面に、厚みを
異ならせて取替え自在とした摺動面パッドを貼付してな
ることを特徴とする請求項1に記載のパネル養生シート
用カッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001064817A JP2002264072A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | パネル養生シート用カッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001064817A JP2002264072A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | パネル養生シート用カッタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002264072A true JP2002264072A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18923588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001064817A Pending JP2002264072A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | パネル養生シート用カッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002264072A (ja) |
-
2001
- 2001-03-08 JP JP2001064817A patent/JP2002264072A/ja active Pending
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