JPH09290402A - 携帯用電気丸のこ用定規 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の板などの切断作業の所要時間を短縮
し、日曜大工などの、切断技術の稚拙性を解消し、建築
作業等の生産性を向上させるための、携帯用電気丸のこ
などの付属用具として提供する。 【解決手段】 板（１）の上に、板（２）を重ね合わせ
て固定し、板（２）の側面にそって、携帯用電気丸のこ
をスライド作動して、板（１）の余分な部分を切除し、
その使用した携帯用電気丸のこに合致するという特徴を
もつ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、板など平面上
の、任意な部位を直線に切断するための、携帯用電気丸
のこの定規に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、板など平面上の任意な部位
を、直線に切断するための定規はない。 （イ）従来の切断方法は、切断しようとする部位に墨打
ち、その他の方法で線を記し、その線上を携帯用電気丸
のこを目測で作動して切断したのち、切断面の凸凹を手
鉋などで削り修正していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。直線に切断するという作業に、所要時間がか
かりすぎた。切断後、手鉋で修正しなければならなかっ
た。本発明はこれらの欠点を解決するために発明された
ものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】板（１）の表面上の中央
部に、両側面が直線である板（２）を接着して段差を設
けた携帯用電気丸のこ用定規である。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明を使用しようとするとき
は、あらかじめ使用しようとする携帯用電気丸のこを特
定し、板（２）の側面部の直線に押しつけてスライドし
ながら作動すれば、板（１）の余分な部分が切除され
る。こうして出来た板（１）の側面部は、直線であり、
のこ刃の通るのこ道の側面であるため、板（１）の余分
な部分の切断に使用した携帯用電気丸のこの、切断軌道
に寸分の差異もなく合致する定規となる。

【０００６】

【実施例】以下本発明の実施例について説明する。板
（１）の平面上の中央部に、両側面が直線である板
（２）を、接着固定する。本発明の定規は、切断に使用
する携帯用電気丸のこを特定するという条件をもつその
理由を説明する。現存する、又、現在製造過程、又、市
販中の携帯用電気丸のこが有する、のこ刃と、本体プレ
ート側面の幅員は、統一しておらず、同一メーカー、同
一機種においてもその幅員は同一ではない。この差異を
解決した発明である。次に、製作上の変化例について説
明する。板（１）と、板（２）の板幅。特に定めない。
板（１）と、板（２）の接着の手段。ビス締めなど特に
定めない。

【０００７】

【発明の効果】任意な箇所を短時間で直線に切断でき、
作業時間の短縮に有効である。本発明のメリットの中
で、日曜大工のような木工技術の稚拙な人が、本発明の
定規を使って切断すれば、その切断面の精度、切断に要
する所要時間において、プロの技術者との優劣、差異は
ない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の、のこ道軌道を示す斜視図

【図３】本発明の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ 板 ２ 板 ２ 板の側面部、直線部 １ 板の切除

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 板（１）に、両側面が直線である板
   （２）を取りつけて段差を設けた、携帯用電気丸のこ用
   定規。