JP2002263241A - 遊技台 - Google Patents

遊技台

Info

Publication number
JP2002263241A
JP2002263241A JP2001063935A JP2001063935A JP2002263241A JP 2002263241 A JP2002263241 A JP 2002263241A JP 2001063935 A JP2001063935 A JP 2001063935A JP 2001063935 A JP2001063935 A JP 2001063935A JP 2002263241 A JP2002263241 A JP 2002263241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
rotating
circuit board
game console
reel unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001063935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3729333B2 (ja
Inventor
Kaishun Kihara
海俊 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Giken KK
Original Assignee
Daito Giken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daito Giken KK filed Critical Daito Giken KK
Priority to JP2001063935A priority Critical patent/JP3729333B2/ja
Publication of JP2002263241A publication Critical patent/JP2002263241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3729333B2 publication Critical patent/JP3729333B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回転リールユニットを取付けるにあたって、省
スペース化と作業効率の向上を同時に実現可能な遊技台
を提供する。 【解決手段】外周面に複数種類の絵柄が形成されたリー
ル310を駆動モータ320によって回転させる回転リ
ールユニット300が設けられ、回転リールユニット3
00がリールケース380に収納された状態で筐体側に
取付けられる遊技台であって、回転リールユニット30
0には、駆動モータ320を支持しつつ、駆動モータ3
20に電気的に接続した回路基板330が設けられてい
る遊技台。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンや
パチンコ等の遊技台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外周面に複数種類の絵柄が形成されたリ
ールを回転させて遊技を行う遊技台として、スロットマ
シンが知られている。スロットマシンの内部には、例え
ば、図5に示すようなリール構造体が搭載されている。
【0003】同図に示すように、複数種類の絵柄を有す
るリール600は、駆動モータ601の回転軸に取付け
られ、この駆動モータ601は、金属製の取付板602
にネジ止めされる。取付板602には、そのほか、リー
ル600の絵柄を内側から照らすバックライトモジュー
ル603や、リール600の回転位置を検出する光学式
センサ604がネジ止めされる。
【0004】取付板602に取付けた駆動モータ60
1、バックライトモジュール603、光学式センサ60
4の各ハーネス605は、取付板602の貫通孔を通し
て、図示省略した中継基板まで引きまわす。ハーネス6
05の他端は、この中継基板に接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した従来の方式では、駆動モータ601等の各ハーネ
スを中継基板まで引きまわす必要があり、作業が煩雑で
時間がかかるという問題があった。また、取付板602
の貫通孔にハーネスを通すとき等、断線の危険性もあ
る。
【0006】また、現在、スロットマシンのほか、パチ
ンコ機にもリール構造体を搭載したものが存在するが、
このリール構造体は、基本的には、図5に示したものを
サイズのみ縮小化した構造になっているため、配線作業
はさらなる煩雑化を招くという問題がある。
【0007】このような問題点に鑑み、本発明の目的
は、回転リールユニットの小型化を妨げることなく、著
しく簡便に回転リールユニットの取付け作業を行うこと
のできる遊技台を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては、外周面に複数種類の絵柄が形成
されたリールを駆動モータによって回転させる回転リー
ルユニットを備えた遊技台であって、前記回転リールユ
ニットは、前記駆動モータを支持しつつ、前記駆動モー
タに電気的に接続した回路基板を備えることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、こ
の発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではな
い。
【0010】以下、本発明に係る遊技台の一実施の形態
例としてスロットマシンを例にとり、添付図面を用いて
詳細に説明する。
【0011】図1は、本実施の形態例におけるスロット
マシンの外観を示す正面図である。図1に示すスロット
マシン100は、前面扉101と本体102とからな
り、本体102の内部には、外周面に複数種類の絵柄
(「7」、「Bar」等)を配列したリールが3個(左
リール110,中リール111,右リール112)収納
され、本体102の内部で回転できるように構成されて
いる。
【0012】リール110〜112の絵柄は、前面扉1
01に設けられた中央のリール表示窓上に、縦方向に3
つ表示される。従って、全リールが停止した場合、遊技
者は、3×3の合計9個の絵柄を見ることができる。
【0013】各リールの裏側には、表示される個々の絵
柄を照らすためのバックライトモジュールが、リール表
示窓の上・中・下段位置に対応して1つずつ、計3個配
置されている。
【0014】入賞表示ランプ120は、有効となる入賞
ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、
スロットマシンに投入されたメダルの枚数によって変化
する。例えば、図1に示すように5本の入賞ラインを有
するスロットマシンの場合、メダルを1枚投入した時は
中段の水平入賞ライン、2枚投入した時は上段および下
段の水平入賞ラインを加えた3つの入賞ライン、3枚投
入した時は更に斜めの入賞ライン2本を加えた5ライン
が、有効となる。入賞ラインの数は5本に限定されるも
のではない。
【0015】表示ランプ121〜123は、遊技の案内
を行うランプであり、表示器124〜126は、メダル
の枚数に関する表示を行う表示器である。また、メダル
投入ランプ127は、遊技者にメダルの投入が可能であ
ることを知らせるランプである。更に、演出用ランプ1
28は、遊技の興趣を高めるための演出専用ランプであ
る。
【0016】メダル投入ボタン130、131、132
は、貯留されたメダルをスロットマシンへ投入するため
のボタンであり、1枚投入ボタン130、2枚投入ボタ
ン131、3枚投入ボタン132からなる。
【0017】メダル投入口133は遊技を開始するに当
たって遊技者がメダルを投入する個所である。
【0018】スタートレバー135は、リール110〜
112の回転を開始させるレバーである。ストップボタ
ン136〜138は、押下することによって対応するリ
ール110〜112を停止させるボタンである。
【0019】貯留/精算ボタン139は、スロットマシ
ン100内に貯留されているメダルを精算して排出する
ための精算機能と、遊技者がメダル投入口133から投
入したメダルまたは入賞により獲得したメダルを最大5
0枚まで貯留するか否かを切換える貯留切換機能とを兼
ねている。
【0020】ドアキー140は、時計方向に回すとロッ
クが解除されて前述したスロットマシンの前面扉101
を開けることができる。
【0021】化粧パネル150は、スロットマシンの機
種名や、スロットマシンを装飾するためのイラストが描
かれているパネルである。
【0022】メダル排出口160は入賞によって払い出
されるメダルの排出口であり、払い出されたメダルはメ
ダル受皿161に溜まるようになっている。
【0023】音孔162はスロットマシン内部に設けら
れているスピーカーの音を出力するために設けられた穴
である。
【0024】上部ランプ170は、各遊技状態に応じて
点灯/消灯/点滅し、遊技全体を盛り上げるための装飾
用のランプとして使用される。
【0025】ここで、前述したリール110、111、
112は、メダルの投入とゲームの開始操作(スタート
レバー135の操作)により回転を開始し、後述の主基
板上の制御部で実行される内部抽選の結果とリール停止
操作(ストップボタン136〜138の操作)に基づい
て停止するメインリールである。
【0026】なお、全てのメインリールの停止後、入賞
ライン上に所定の絵柄組合せが揃った場合には、必要数
のメダルが払い出される。例えば、「ベル−ベル−ベ
ル」等が揃った場合にはメダル8枚が払い出されること
になる。また、「7−7−7」が揃った場合には、特別
遊技(ビッグボーナスゲーム)が開始され、「Bar−
Bar−Bar」が揃った場合には、特殊遊技(レギュ
ラーボーナスゲーム)が開始される。
【0027】一方、リール210、310、410は、
スロットマシンの各種内部情報を表示して、遊技の期待
感を高める演出専用リール(サブリール)である。
【0028】そして、本実施の形態例のスロットマシン
では、各サブリール210、310、410は、メイン
リール110、111、112のそれぞれに対応付けら
れており、左メインリール110の停止操作に合わせて
左サブリール210が停止し、中メインリール111の
停止操作に合わせて中サブリール310が停止し、右メ
インリール112の停止操作に合わせて右サブリール4
10が停止するようになっている。
【0029】もちろん、全てのメインリールが停止した
のち、各サブリールが順次停止するような構成にしても
よいし、ゲームの開始操作時に全サブリールが停止する
ようにしてもよい。
【0030】なお、サブリールの個数とメインリールの
個数を必ずしも一致させる必要はなく、例えば、サブリ
ールは2個でも4個でもよい。
【0031】続いて、上述したスロットマシンに内蔵さ
れる基板について説明する。
【0032】スロットマシンの制御を行う基板のうち、
主要なものとしては、図2に示すように、ゲーム全体を
制御する主基板501と、遊技全体を盛り上げるため、
主基板501から送られたコマンド等に基づいてスロッ
トマシン100の正面に設けられた各種ランプ類や3つ
のサブリール等を制御するサブ基板502と、一つのサ
ブリールにつき一つ設置される回路基板504と、サブ
基板502と各回路基板504との間に介在して信号の
送受を行う中継基板503がある。主基板501やサブ
基板502には、CPU、ROM、RAM等が実装され
ている。
【0033】続いて、図3を用いてサブリールの組み付
け構造に関して説明する。
【0034】同図では、代表して中央のサブリール(リ
ール310)が図示されており、併せて、リール310
を含む回転リールユニット300と、回転リールユニッ
ト300を3つ収容可能なリールケース380と、リー
ルケース380の背面に取付けられる中継基板503が
図示されている。
【0035】回転リールユニット300は、リール31
0と、リール310を回転させるための駆動モータ32
0と、駆動モータ320を支持しつつ、駆動モータ32
0に電気的に接続した回路基板330とを有する。
【0036】リール310は、回転位置を検出するため
の遮光片311が設けられたリング材312と、駆動モ
ータ320の回転軸321に取付けられる本体枠313
とを有する。リング材312と本体枠313は、中心軸
を一致させるようにして平行に配置され、外周に巻かれ
たフィルム314によって一体化されている。フィルム
314には、複数種類の絵柄315が施されている。こ
れらの絵柄は、「7」、「BAR」など、メインリール
の絵柄と同じ絵柄であってもよいし、異なる絵柄であっ
ても構わない。絵柄の個数もフィルム314の表面積に
余裕がある限り任意に決めればよい。
【0037】リール310の本体枠313の中心には、
フィルム314に隠れて同図では見えないボスが形成さ
れ、ボスには、小ネジ400を挿通可能な貫通孔が4個
設けられている。駆動モータ320の回転軸321に
は、円板状の台座322が取付けられており、台座32
2には、前述のボスの各貫通孔の位置に合わせて4つの
ネジ孔323が形成されている。そして、このリール側
のボスは、4本の小ネジ400によってモータ側の台座
322に固定される。
【0038】駆動モータ320は、回路基板330に固
定されている。具体的には、モータ本体の底部が基台3
24に固定され、この基台324が回路基板330にネ
ジ止めされた構造になっている。
【0039】駆動モータ320の周囲には、バックライ
トモジュール340と、コネクタ350、351と、回
転位置検出センサ360が配置され、これらの部品も回
路基板330に固定されている。回路基板330には、
これらの部品を動作させるために必要なプリント配線が
施され、特に図示しないが、チップ形抵抗器等、その他
必要な電子部品も実装されている。
【0040】バックライトモジュール340は、回路基
板330に固定された導光板341と、導光板341に
垂直に取り付けられたバックライト基板(LED基板)
342とを有する。導光板341は、透明なプラスチッ
ク材料で形成された長板片であり、裏面には白色の塗装
が施されている。白色の塗装が施された裏面は発光面と
なる。この発光面(裏面)は、後で述べる発光源からの
光を反射して面発光できるよう、僅かなテーパが付けら
れている。このテーパは、角度が僅かなため同図では表
現されていないが、導光板341のおもて側の面を基準
にした場合に、発光面(裏面)の方が水平に近くなるよ
うな傾斜のテーパである。
【0041】また、導光板341自体は、同図を見ても
わかるように、発光面(裏面)が斜め下方に向くように
回路基板330に固定されている。この発光面の先に
は、遊技者の顔が位置することとなり、バックライトで
照らされたリールの絵柄を認識しやすいようになってい
る。
【0042】LED基板342の上には、特に図示しな
いが、導光板341の長手方向の端部に隠れるようにし
て複数の発光源(LED)が一定の間隔をあけて配設さ
れている。各LEDは、7色(赤、緑、青紫の三原色
と、白色等をはじめとするこれらの混合色)を発光可能
である。各LEDから発せられた光は、導光板341を
通して導かれ、発光面(裏面)で反射する。
【0043】回転位置検出センサ360は、発光部と受
光部が所定の間隔をあけて配置されたコの字形の外形を
有し、リール回転時においてリールの遮光片311が発
光部と受光部の間を通過できるように位置決めされてい
る。
【0044】駆動モータ320に隣接したコネクタ(3
50、351)では、駆動モータ320に接続した信号
ケーブルと、LED基板342に接続した信号ケーブル
が束ねられている。前者の信号ケーブルは、駆動モータ
320に駆動パルスを送出するための信号ケーブルであ
り、後者の信号ケーブルは、LED基板342に向けて
RGB信号を出力するための信号ケーブルである。駆動
パルス信号やRGB信号は、コネクタ370、371を
介して、中継基板503から送られる。反対に、回転位
置検出センサー360から出力される検出信号は、コネ
クタ370、371を介して、中継基板503に送られ
る。
【0045】なお、本実施の形態例では、コネクタ37
0がプラグ側であり、コネクタ371がレセプタクル側
に設計されているが、コネクタ形状は適宜決めればよ
い。回路基板330のコネクタ370については、カー
ドエッジ形のコネクタにしても構わない。
【0046】一方、リールケース380には、回転リー
ルユニット300の挿抜を可能にするガイド(具体的に
は、回路基板330を前後方向に案内する上下のガイド
レール381、382)が形成されている。リールケー
ス380の内側空間は、上下のガイドレール381、3
82に連なるようにして設けられた隔壁383によって
仕切られており、搭載する回転リールユニット300の
個数に合わせて3つの収容スペースが確保されている。
もちろん、4個以上の回転リールユニットを搭載できる
ようにしてもよいし、1個または2個の回転リールユニ
ットを搭載できるようにしてもよい。
【0047】リールケース380の両翼部分には、取付
け面384、385が形成され、取付け面384、38
5には、取付けネジ(図示省略)を挿通可能な貫通孔3
86が形成されている。同様に、リールケース380の
前面上部の2箇所の立ち上がり部分にも取付面387、
388が形成され、それぞれ貫通孔386が形成されて
いる。
【0048】取付け面384、385、387、388
は、同一平面上に位置するように形成され、各取付け面
は、筐体側(本実施形態では、前面扉101の上部)の
所要箇所に当てられて、4本の取付けネジ(図示省略)
によって固定される。
【0049】また、これらの取付け面とほぼ同じ平面上
に位置するように嵌合ピン389が設けられている。嵌
合ピン389は、後で述べるキャップ420を取付ける
ためのものであり、一つの回転リールユニット300に
つき2個、合計で6個設けられている。各嵌合ピン38
9は、右リールと中リールに関しては、自身の左側に位
置する隔壁に配設され、左リールに関しては、リールケ
ース380の左翼部分に配設されている。
【0050】中継基板503の裏面には、コネクタ(例
えばプラグ側)402が取付けられている。コネクタ4
02には、前述のサブ基板502からのケーブルのコネ
クタ(例えばレセプタクル側)403が接続される。
【0051】また、中継基板503は、プリント配線基
板であり、このプリント配線基板上には、各種のIC
(サブ基板502から送信された駆動パルス信号やバッ
クライト用のRGB信号を目的の回転リールユニットの
回路基板に振り分けるためのIC等)も搭載されてい
る。
【0052】中継基板503の四隅には、ネジ401の
挿入孔404が形成され、リールケース380の背面の
四隅には、ネジ401のネジ孔390が形成されてい
る。中継基板503は4本のネジ401によってリール
ケース380の背面に固定される。
【0053】続いて、リールケース380に対する回転
リールユニット300の組み付け方法について説明す
る。
【0054】まず、中継基板503をリールケース38
0の背面にネジ401を用いて取付ける。
【0055】一方、回転リールユニット300側につい
ては、駆動モータ320の回転軸321にリール310
を取付ける。リール310のボス(図示省略)の中心に
は、あらかじめ貫通孔が形成されており、この貫通孔に
駆動モータ320の回転軸321を通し、回転軸321
の台座322にリール310のボスを4本の小ネジ40
0で固定する。
【0056】このようにして組み上がった回転リールユ
ニット300は、回路基板330をリールケース380
の上下のガイドレール381、382の間に挿入し、そ
のまま奥に押し込む。回転リールユニット300の回路
基板330が最後まで押し込まれると、コネクタ37
0、371が結合し、回転リールユニット300の組み
付けが完了する。
【0057】ここで、回転リールユニット300をリー
ルケース380に単に収容しただけであると、回転リー
ルユニット300の回路基板330の前端部分が外側に
露出して見栄えがよくない。
【0058】そこで、最後に、回転リールユニット30
0の回路基板330にはキャップ420を取付ける。キ
ャップ420には、あらかじめ、リールケース側380
の嵌合ピン389に対応する嵌合孔421が2箇所形成
されており、この嵌合孔421に嵌合ピン389を嵌め
込み、キャップ420の取り付けが完了する。
【0059】リールケース380に回転リールユニット
300を組み付けた様子は、図4に示されている。
【0060】同図では、中央の回転リールユニット30
0しか図示されていないが、実際には、同様な方法によ
り、残り2つの回転リールユニットの組み付けが行なわ
れる。
【0061】以上のように、本実施の形態例によれば、
駆動モータ等の信号ケーブルを中継基板まで引きまわす
必要がないので、リールケース内において、信号ケーブ
ルの引きまわしのための余計なスペースが削減され、そ
のうえ、引きまわし時の断線の危険性も回避される。
【0062】また、従来の取付け方式では、配線に細か
な手作業を要し、時間が大幅にかかるという問題があっ
たが、本実施の形態例によれば、回路基板をケースに差
し込むだけで、機構面・電気面の両面の接続が完了する
ため、作業工程が大幅に省力化される。
【0063】3つの回転リールユニット300をリール
ケース380へ組み付けた後、リールケース380を、
図2(b)に示すように、筐体(具体的には前面扉10
1)に組み付ける。回転リールユニット300の前方に
は、前面扉101の窓枠430に固定された透明なプラ
スチック板431が位置することとなる。
【0064】なお、回転リールユニット300をリール
ケース380へ組み付けた際に、導光板341の発光面
は、同図に示すように、外向きかつ斜め下向きになるよ
うに調整されている。このような角度調整を行えば、遊
技者がバックライトで照らされたリールの絵柄を見やす
くなる。ここでは、一例として、発光面の垂線の俯角
(X°)を30度程度に設定した。
【0065】このようにして完成したサブリールは、例
えば、ボーナス内部当選への期待を抱かせる演出等を遂
行する。演出は、前述したバックライトモジュールの照
明色の変化や、リール自体を回転させることにより遂行
する。
【0066】なお、本実施の形態例では、リールケース
を前面扉と分離し、別体として用意したが、リールケー
スは、前面扉と一体成形して、前面扉の一部として製造
するようにしてもよい。
【0067】また、本実施の形態例では、各サブリール
を、メインリールのリール表示窓の上側に配置した例を
示したが、サブリールのレイアウトは、これに限定され
るわけではなく、各サブリールを、メインリールのリー
ル表示窓の下側に配置してもよいし、サブリールを縦に
3個連ねて、該リール表示窓の右側又は左側に配置して
もよい。
【0068】なお、サブリールを縦に3つ連ねる場合等
は、縦長の回路基板を一つ形成して、この回路基板に各
サブリールの駆動モータ(つまり3つの駆動モータ)を
支持させるようにしてもよい。このように、一つの回路
基板に複数の駆動モータを支持させるようにしても構わ
ない。
【0069】さらに、本実施の形態例では、各サブリー
ルにつき、絵柄を1コマ分しか表示していないが、例え
ば、サブリールの径を大きくし、サブリールの絵柄表示
範囲を縦方向に大きくする等して、複数コマ分の絵柄を
表示可能としてもよい。
【0070】また、本発明は、サブリールだけでなく、
メインリールに適用してもよい。この場合、サブリール
の場合と比較して、支持対象となる駆動モータ等が大型
になるが、回路基板の大きさや厚みを増加させる等して
対処すればよい。
【0071】また、本発明は、スロットマシンに限ら
ず、パチンコ等、リールを用いて遊技を行う全ての遊技
台に適用可能である。
【0072】なお、本実施の形態では、中継基板をリー
ルの背面側に位置するボード503としたが、リールの
下面側又は上面側のボード(リールケース380の一
部)を中継基板としても良い。この場合、リールケース
は組み立て式になり、回路基板330を上下から挟み込
む構成となる。そして、回路基板330と、ガイドレー
ル381、382のいずれかが、カードエッジ方式で接
続されるようにすれば、リールの位置決めと回路基板3
30及び中継基板の接続が同時に行われることになる。
更に、上記実施の形態のように、ガイドレール381、
382と、中継基板側のコネクタ371との位置決めが
不要になるため、よりリールケースへのリールの組付け
が簡便に行われる。
【0073】さらには、リールケース380の下面のボ
ードと背面のボード503の両方を中継基板とし、ボー
ド503をリールケースの下面のボードにカードエッジ
方式で接続するように構成してもよい。このようにすれ
ば、中継基板503の裏面に、サブ基板502からのケ
ーブルのコネクタ403が接続されるためのコネクタ4
02を上記実施の形態と同様に設けることもできる。
【0074】
【発明の効果】このように本発明に係る遊技台によれ
ば、回転リールユニットの取り付けにあたって、回転リ
ールユニットの信号ケーブルの引きまわしが不要で、し
かもリールケースへの取り付けが迅速に行えるようにな
り、省スペース化と作業効率を同時に向上させることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例におけるスロットマシン
を正面から見た外観図である。
【図2】本発明の実施の形態例における基板構成、およ
び、リール構造体を筐体側に取付けた様子を示す説明図
である。
【図3】本発明の実施の形態例におけるリール構造体を
示す分解図である。
【図4】本発明の実施の形態例におけるリール構造体を
示す組み立て図である。
【図5】従来のリール構造体を示す分解図である。
【符号の説明】
100:スロットマシン、101:前面扉、102:本
体、110:左リール、111:中リール、112:右
ール、120:入賞表示ランプ、121〜123:表示
ランプ、124〜126:表示器、127:メダル投入
ランプ、128:演出用ランプ、130〜132:メダ
ル投入ボタン、134:メダル投入口、135:スター
トレバー、136〜138:ストップボタン、139:
貯留/精算ボタン、140:ドアキー、150:化粧パ
ネル、160:メダル排出口、161:メダル受皿、1
62:音孔、170:上部ランプ、210:左サブリー
ル、310:中サブリール、410:右サブリール、3
00:回転リールユニット、310:リール、311:
遮光片、312:リング材、313:本体枠、フィルム
314、315:絵柄、320:駆動モータ、321:
回転軸、322:台座、323:ネジ孔、324:基
台、330:回路基板、340:バックライトモジュー
ル、341:導光板、342:LED基板、350、3
51:コネクタ、360:回転位置検出センサ、37
0、371:コネクタ、381、382:ガイドレー
ル、383:隔壁、384、385、387、388:
取付け面、386:ネジ孔、389:嵌合ピン、39
0:ネジ孔、400:小ネジ、401:ネジ、402、
403:コネクタ、404:ネジ孔、501:主基板、
502:サブ基板、503:中継基板、504:サブリ
ールの回路基板、600:リール、モータ、602:金
属板、603:バックライトモジュール、604:回転
位置検出センサ、605:ハーネス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に複数種類の絵柄が形成されたリー
    ルを駆動モータによって回転させる回転リールユニット
    を備えた遊技台であって、 前記回転リールユニットは、前記駆動モータを支持しつ
    つ、前記駆動モータに電気的に接続した回路基板を備え
    ることを特徴とする遊技台。
  2. 【請求項2】前記回転リールユニットを収容するリール
    ケースをさらに備え、 前記リールケースは、前記回路基板を支持するガイドを
    有することを特徴とする請求項1に記載の遊技台。
  3. 【請求項3】前記回路基板が前記ガイドに支持された状
    態で、前記回路基板と電気的に接続する中継基板を、さ
    らに備えることを特徴とする請求項2に記載の遊技台。
  4. 【請求項4】前記回転リールユニットには、前記リール
    の絵柄を内側から照らすためのバックライトモジュール
    が設けられ、 前記回路基板は、さらに、前記バックライトモジュール
    を支持しつつ、前記バックライトモジュールに電気的に
    接続するものであることを特徴とする請求項1、2また
    は3に記載の遊技台。
  5. 【請求項5】前記バックライトモジュールは、発光体が
    搭載されたバックライト基板と、前記発光体から発した
    光を採り入れて面発光させる導光板とを備え、 前記導光板は、発光面が前記筐体の外を向き且つ斜め下
    方を向くように配置されていることを特徴とする請求項
    4に記載の遊技台。
  6. 【請求項6】前記回転リールユニットには、前記リール
    の回転方向の位置検出を行う回転位置検出センサが設け
    られ、 前記回路基板は、さらに、前記回転位置検出センサを支
    持しつつ、前記回転位置検出センサに電気的に接続する
    ものであることを特徴とする請求項1、2、3、4また
    は5に記載の遊技台。
  7. 【請求項7】前記リールケースに取り付けられ、挿入さ
    れた回転リールユニットの回路基板の前面を覆うキャッ
    プを更に備えることを特徴とする請求項2、3、4、5
    または6に記載の遊技台。
  8. 【請求項8】ゲームの開始操作に応じて回転を開始し、
    内部抽選の結果とリール停止操作に基づいて停止するメ
    インリールを更に備え、 前記リールは、前記メインリールを中心とする遊技の演
    出の為に用いられるサブリールであることを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の遊技
    台。
JP2001063935A 2001-03-07 2001-03-07 遊技台 Expired - Fee Related JP3729333B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001063935A JP3729333B2 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 遊技台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001063935A JP3729333B2 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 遊技台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002263241A true JP2002263241A (ja) 2002-09-17
JP3729333B2 JP3729333B2 (ja) 2005-12-21

Family

ID=18922838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001063935A Expired - Fee Related JP3729333B2 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 遊技台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3729333B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115191A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011115190A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011115193A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2012071181A (ja) * 2012-01-16 2012-04-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2013183956A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Sankyo Co Ltd 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115191A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011115190A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011115193A (ja) * 2009-11-25 2011-06-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2012071181A (ja) * 2012-01-16 2012-04-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2013183956A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Sankyo Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3729333B2 (ja) 2005-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009072436A (ja) 遊技機
JPH11137774A (ja) シンボル可変表示遊技機
JP3720835B1 (ja) 遊技機用表示装置及びそれを用いた遊技機
JP2004147760A (ja) 遊技台の基板収納ケース
JP2009172168A (ja) 遊技機
JP3729333B2 (ja) 遊技台
JP2008048833A (ja) 遊技機
JP2000189554A (ja) 遊技機
JP4906110B2 (ja) 図柄表示装置及びそれを搭載する遊技機
JP2008048839A (ja) 遊技機
JP2008048838A (ja) 遊技機
JP2008295655A (ja) セグメント表示装置及び遊技機
JP4895305B2 (ja) 図柄表示装置及びそれを搭載する遊技機
JP2008220859A (ja) 遊技機
JP2007135826A (ja) 遊技機の組立調節機能付きケース装置
JP4650839B2 (ja) 遊技機
JP3751864B2 (ja) 遊技台
JP2007044185A (ja) 遊技機の照明演出装置
JP5242989B2 (ja) 遊技機
JP2006015056A (ja) 遊技機用回路基板
JP2005124736A (ja) 回胴式遊技機
JP2000342825A (ja) 遊技機
JP2005034532A (ja) 回胴式遊技機
JPH11155999A (ja) 遊戯台及びその照明装置
JP4650838B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040819

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050928

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3729333

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees