JP2002263191A - 呼吸用気体供給装置 - Google Patents
呼吸用気体供給装置Info
- Publication number
- JP2002263191A JP2002263191A JP2001064761A JP2001064761A JP2002263191A JP 2002263191 A JP2002263191 A JP 2002263191A JP 2001064761 A JP2001064761 A JP 2001064761A JP 2001064761 A JP2001064761 A JP 2001064761A JP 2002263191 A JP2002263191 A JP 2002263191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- demand regulator
- detecting
- flow rate
- respiratory
- respiratory gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用時の装置動作状態が安全に確認出来る呼
吸用気体供給装置を提供する。 【解決手段】 呼吸用気体を供給するボンベと圧力及び
流量設定器、使用者呼吸に同調して酸素消費量を節約す
るデマンドレギュレーターを備え、使用者のカニューラ
に供給する呼吸用気体供給装置において、設定流量、電
池残量、ボンベ残量、警告表示、警報発音手段をデマン
ドレギュレーターとは独立した手段に表示或いは発音さ
せる機構を有することを特徴とする呼吸用気体供給装
置。
吸用気体供給装置を提供する。 【解決手段】 呼吸用気体を供給するボンベと圧力及び
流量設定器、使用者呼吸に同調して酸素消費量を節約す
るデマンドレギュレーターを備え、使用者のカニューラ
に供給する呼吸用気体供給装置において、設定流量、電
池残量、ボンベ残量、警告表示、警報発音手段をデマン
ドレギュレーターとは独立した手段に表示或いは発音さ
せる機構を有することを特徴とする呼吸用気体供給装
置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、呼吸用気体ボンベ
から呼吸用気体を呼吸器疾患患者に供給する呼吸用気体
供給装置に関する。さらに詳細には、慢性呼吸器疾患患
者等が酸素吸入療法を行う際に使用する呼吸同調機能を
有する手段等を備える呼吸用気体供給装置に関するもの
である。
から呼吸用気体を呼吸器疾患患者に供給する呼吸用気体
供給装置に関する。さらに詳細には、慢性呼吸器疾患患
者等が酸素吸入療法を行う際に使用する呼吸同調機能を
有する手段等を備える呼吸用気体供給装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】肺気腫、慢性気管支炎等の呼吸器系疾患
の治療法として最も効果的なものの１つに酸素吸入療法
があり、近年この療法のために酸素富化空気供給装置或
いは酸素ボンベが使用されるようになってきた。病院や
在宅で酸素吸入療法を行う場合には、酸素富化空気供給
装置或いは大容量の固定式酸素ボンベが使用されるが、
患者が通院などで外出する場合には、携帯型の酸素ボン
ベが主に用いられている。
の治療法として最も効果的なものの１つに酸素吸入療法
があり、近年この療法のために酸素富化空気供給装置或
いは酸素ボンベが使用されるようになってきた。病院や
在宅で酸素吸入療法を行う場合には、酸素富化空気供給
装置或いは大容量の固定式酸素ボンベが使用されるが、
患者が通院などで外出する場合には、携帯型の酸素ボン
ベが主に用いられている。
【０００３】かかる酸素ボンベは、呼吸器系疾患患者が
持ち運びするボンベであるために小型軽量である必要が
あり、充填できる酸素容量を増やす為に、高圧酸素ガス
が充填されている。また、患者が使用し得る時間を更に
延長する為に、内部に呼吸センサーと自動開閉弁を内蔵
し、患者の吸気時間だけに酸素を供給し、呼気時間は供
給を停止する所謂デマンドレギュレーターを使用して酸
素を節約する手段が用いられている。
持ち運びするボンベであるために小型軽量である必要が
あり、充填できる酸素容量を増やす為に、高圧酸素ガス
が充填されている。また、患者が使用し得る時間を更に
延長する為に、内部に呼吸センサーと自動開閉弁を内蔵
し、患者の吸気時間だけに酸素を供給し、呼気時間は供
給を停止する所謂デマンドレギュレーターを使用して酸
素を節約する手段が用いられている。
【０００４】該高圧酸素ボンベから供給される20MPaな
どの高圧酸素ガスは、該酸素ボンベに付属した元弁を開
けることにより、減圧手段、流量設定器を介して、医師
の患者に対する処方流量に設定した後、患者に連続流と
して、或いはデマンドレギュレーターの自動開閉弁を介
して呼吸に同調して酸素が供給される。元弁は減圧手段
の下流、或いは２段以上の減圧手段の場合はそれぞれの
間、流量設定器の下流に付属されることもある。逆止弁
等の閉止機構を持つことにより、酸素ガス供給配管を接
続することにより元弁が自動的に開き酸素ガスを供給す
る、あるいは酸素ガス供給配管を分離することにより自
動的に酸素ガス供給を閉止する機能を有する元弁もあ
る。在宅で使用される酸素ガス供給装置の操作は当然使
用者である患者、或いはその介護者が行うのが常であ
る。
どの高圧酸素ガスは、該酸素ボンベに付属した元弁を開
けることにより、減圧手段、流量設定器を介して、医師
の患者に対する処方流量に設定した後、患者に連続流と
して、或いはデマンドレギュレーターの自動開閉弁を介
して呼吸に同調して酸素が供給される。元弁は減圧手段
の下流、或いは２段以上の減圧手段の場合はそれぞれの
間、流量設定器の下流に付属されることもある。逆止弁
等の閉止機構を持つことにより、酸素ガス供給配管を接
続することにより元弁が自動的に開き酸素ガスを供給す
る、あるいは酸素ガス供給配管を分離することにより自
動的に酸素ガス供給を閉止する機能を有する元弁もあ
る。在宅で使用される酸素ガス供給装置の操作は当然使
用者である患者、或いはその介護者が行うのが常であ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】通常、デマンドレギュ
レーターに設定酸素流量を示す表示手段や該デマンドレ
ギュレーターに使用している電池の残量を示す表示手
段、酸素ボンベの残量を示す表示手段、酸素ガスの吸入
が正常に行われているか確認する表示手段などが備わっ
ている。使用者である患者や介護者は該設定流量の表示
手段を確認することにより、処方通りの酸素流量の設定
を確認し安心感を得る。また電池残量及びボンベ残量を
確認することにより、安全に使用できる時間を算出しＱ
ＯＬを向上している。
レーターに設定酸素流量を示す表示手段や該デマンドレ
ギュレーターに使用している電池の残量を示す表示手
段、酸素ボンベの残量を示す表示手段、酸素ガスの吸入
が正常に行われているか確認する表示手段などが備わっ
ている。使用者である患者や介護者は該設定流量の表示
手段を確認することにより、処方通りの酸素流量の設定
を確認し安心感を得る。また電池残量及びボンベ残量を
確認することにより、安全に使用できる時間を算出しＱ
ＯＬを向上している。
【０００６】一方、かかるデマンドレギュレーターに
は、温度センサーや圧力センサーで患者の吸気を検知
し、正常に呼吸を検知しているかをＬＥＤ等の点滅で表
示したり、赤色ガラス球等を用い吸気時の気体圧力によ
る球の浮上を視覚的に確認する視流器を備え、患者は正
常呼吸、正常供給を確認している。しかし、異常呼吸、
異常供給に関しては使用者の供給ガス量の変化や患者の
自覚に基づく点が多く、必ずしも十分な監視機能は備わ
っていない。
は、温度センサーや圧力センサーで患者の吸気を検知
し、正常に呼吸を検知しているかをＬＥＤ等の点滅で表
示したり、赤色ガラス球等を用い吸気時の気体圧力によ
る球の浮上を視覚的に確認する視流器を備え、患者は正
常呼吸、正常供給を確認している。しかし、異常呼吸、
異常供給に関しては使用者の供給ガス量の変化や患者の
自覚に基づく点が多く、必ずしも十分な監視機能は備わ
っていない。
【０００７】また、表示手段全てがデマンドレギュレー
ターに付属されているため、使用者が該表示手段を確認
する時は、カート式の該呼吸用気体供給装置の場合、停
車させ倒立状態にし、収納ケースを一部取り除く必要が
ある。このように該表示部の確認作業は使用者である高
齢の患者や介護者にとっては困難な作業であり、該作業
を怠ることもあり、非常に危険である。特に、警報発音
時などは気が動転し、該確認作業を慌て、誤操作を生じ
やすい。
ターに付属されているため、使用者が該表示手段を確認
する時は、カート式の該呼吸用気体供給装置の場合、停
車させ倒立状態にし、収納ケースを一部取り除く必要が
ある。このように該表示部の確認作業は使用者である高
齢の患者や介護者にとっては困難な作業であり、該作業
を怠ることもあり、非常に危険である。特に、警報発音
時などは気が動転し、該確認作業を慌て、誤操作を生じ
やすい。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
未然に防止することを目的とするものであり、より安全
に表示部を確認できる呼吸用気体供給装置を提供するも
のである。かかる課題に対して本発明者は鋭意検討した
結果、以下の呼吸用気体供給装置を見出した。
未然に防止することを目的とするものであり、より安全
に表示部を確認できる呼吸用気体供給装置を提供するも
のである。かかる課題に対して本発明者は鋭意検討した
結果、以下の呼吸用気体供給装置を見出した。
【０００９】すなわち本発明は、呼吸用気体を充填した
ボンベ、及び該ボンベからの呼吸用気体を、使用者の呼
吸を検知し該呼吸に同調して使用者のカニューラに供給
するデマンドレギュレーターを備えた呼吸用気体供給装
置において、該デマンドレギュレーターが呼吸圧力検知
手段および呼吸周期時間検知手段を備え、設定呼吸圧力
及び／又は設定呼吸周期時間であり、検知結果が設定圧
力閾値及び／又は設定呼吸周期時間閾値を外れた場合、
異常信号を発する異常検知手段を備えることを特徴とす
る呼吸用気体供給装置を提供するものである。
ボンベ、及び該ボンベからの呼吸用気体を、使用者の呼
吸を検知し該呼吸に同調して使用者のカニューラに供給
するデマンドレギュレーターを備えた呼吸用気体供給装
置において、該デマンドレギュレーターが呼吸圧力検知
手段および呼吸周期時間検知手段を備え、設定呼吸圧力
及び／又は設定呼吸周期時間であり、検知結果が設定圧
力閾値及び／又は設定呼吸周期時間閾値を外れた場合、
異常信号を発する異常検知手段を備えることを特徴とす
る呼吸用気体供給装置を提供するものである。
【００１０】また本発明は、使用者の手元に備える該デ
マンドレギュレーターとは独立した表示手段を更に備
え、該デマンドレギュレーターに、該異常信号を送信す
る送信手段を、該表示手段に、該異常信号の受信手段を
備え、受信情報を該表示手段に表示することを特徴とす
る呼吸用気体供給装置を提供するものである。
マンドレギュレーターとは独立した表示手段を更に備
え、該デマンドレギュレーターに、該異常信号を送信す
る送信手段を、該表示手段に、該異常信号の受信手段を
備え、受信情報を該表示手段に表示することを特徴とす
る呼吸用気体供給装置を提供するものである。
【００１１】また本発明は、かかるデマンドレギュレー
ターに、呼吸用気体の設定流量値又は実流量値を検知す
る流量検知手段を備え、該デマンドレギュレーターに、
該流量検知結果を送信する送信手段を、該表示手段に、
該流量検知結果の受信手段を備え、受信情報を該表示手
段に表示することを特徴とする呼吸用気体供給装置を提
供するものである。
ターに、呼吸用気体の設定流量値又は実流量値を検知す
る流量検知手段を備え、該デマンドレギュレーターに、
該流量検知結果を送信する送信手段を、該表示手段に、
該流量検知結果の受信手段を備え、受信情報を該表示手
段に表示することを特徴とする呼吸用気体供給装置を提
供するものである。
【００１２】また本発明は、かかるデマンドレギュレー
ターの電源電池の残量を検知する電池残量検知手段、該
ボンベの残圧を検知する圧力検知手段の少なくとも一つ
を更に備え、設定閾値を下回る場合に、該異常信号検知
手段が異常信号を発することを特徴とする呼吸用気体供
給装置を提供するものである。
ターの電源電池の残量を検知する電池残量検知手段、該
ボンベの残圧を検知する圧力検知手段の少なくとも一つ
を更に備え、設定閾値を下回る場合に、該異常信号検知
手段が異常信号を発することを特徴とする呼吸用気体供
給装置を提供するものである。
【００１３】更に本発明は、上記デマンドレギュレータ
ーの送信手段、該表示手段の受信手段が小電力無線又は
ブルートゥースであることを特徴とする呼吸用気体供給
装置を提供するものである。
ーの送信手段、該表示手段の受信手段が小電力無線又は
ブルートゥースであることを特徴とする呼吸用気体供給
装置を提供するものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の呼吸用気体供給装置は、
呼吸用気体を充填したボンベ、及び該ボンベからの呼吸
用気体を、使用者の呼吸を検知し該呼吸に同調して使用
者のカニューラに供給するデマンドレギュレーターを備
えた呼吸用気体供給装置であり、酸素ガス等の呼吸用気
体を充填した高圧ボンベから圧力調整手段、流量設定器
等を介し、デマンドレギュレーターの自動開閉弁の開閉
を使用者の呼吸に同調させることで、使用者の吸気時に
のみ鼻カニューラなどの使用者供給手段に供給する呼吸
用気体供給装置である。
呼吸用気体を充填したボンベ、及び該ボンベからの呼吸
用気体を、使用者の呼吸を検知し該呼吸に同調して使用
者のカニューラに供給するデマンドレギュレーターを備
えた呼吸用気体供給装置であり、酸素ガス等の呼吸用気
体を充填した高圧ボンベから圧力調整手段、流量設定器
等を介し、デマンドレギュレーターの自動開閉弁の開閉
を使用者の呼吸に同調させることで、使用者の吸気時に
のみ鼻カニューラなどの使用者供給手段に供給する呼吸
用気体供給装置である。
【００１５】かかるデマンドレギュレーターは、呼吸圧
力検知手段および呼吸周期時間検知手段を備え、設定呼
吸圧力及び／又は設定呼吸周期時間であり、検知結果が
設定圧力閾値及び／又は設定呼吸周期時間閾値を外れた
場合、異常信号を発する異常検知手段を備えることを特
徴とする。
力検知手段および呼吸周期時間検知手段を備え、設定呼
吸圧力及び／又は設定呼吸周期時間であり、検知結果が
設定圧力閾値及び／又は設定呼吸周期時間閾値を外れた
場合、異常信号を発する異常検知手段を備えることを特
徴とする。
【００１６】呼吸圧力検知手段、呼吸周期検知手段は、
使用者の呼吸圧力、時間を検知するものであり、デマン
ドレギュレーター付属の圧力センサーにより、圧力と時
間を検知する。かかる結果はデマンドレギュレーターの
自動開閉弁の開閉を制御する信号となる。同時に最大吸
気時圧力値、或いは最大呼気時圧力値を検知することに
より使用者の呼吸能力の低下を検知することが可能とな
り、検知結果が設定圧力閾値を外れた場合に異常検知手
段が異常信号を発することにより、使用者や介護者等に
警報することができる。同様に呼吸周期時間を検知する
ことにより呼吸の有無を検知し警報することが可能とな
る。
使用者の呼吸圧力、時間を検知するものであり、デマン
ドレギュレーター付属の圧力センサーにより、圧力と時
間を検知する。かかる結果はデマンドレギュレーターの
自動開閉弁の開閉を制御する信号となる。同時に最大吸
気時圧力値、或いは最大呼気時圧力値を検知することに
より使用者の呼吸能力の低下を検知することが可能とな
り、検知結果が設定圧力閾値を外れた場合に異常検知手
段が異常信号を発することにより、使用者や介護者等に
警報することができる。同様に呼吸周期時間を検知する
ことにより呼吸の有無を検知し警報することが可能とな
る。
【００１７】患者自身に生体異常の検知だけではなく、
たとえばカニューラが途中で折れて十分な酸素流量が流
れていない場合には、呼吸圧力検知手段が上限閾値を越
えるなどで異常を検知したり、呼吸周期時間検知により
異常を検知することが可能となる。
たとえばカニューラが途中で折れて十分な酸素流量が流
れていない場合には、呼吸圧力検知手段が上限閾値を越
えるなどで異常を検知したり、呼吸周期時間検知により
異常を検知することが可能となる。
【００１８】任意に設定された時間に圧力変動がない場
合、異常信号をデマンドレギュレーターとは独立した表
示手段に送信し、異常警報を表示手段で表示する。かか
る表示手段は、たとえば使用者の胸ポケットに入る程度
の、表示だけのためのコンパクトな形状であることが好
ましく、ボンベやデマンドレギュレーターとは分離し、
使用者の手元に身に付ける構造をとるのが好ましい。
合、異常信号をデマンドレギュレーターとは独立した表
示手段に送信し、異常警報を表示手段で表示する。かか
る表示手段は、たとえば使用者の胸ポケットに入る程度
の、表示だけのためのコンパクトな形状であることが好
ましく、ボンベやデマンドレギュレーターとは分離し、
使用者の手元に身に付ける構造をとるのが好ましい。
【００１９】デマンドレギュレーター本体と表示手段は
有線でつなぐ他、４２０〜４３０ＭＨｚの小電力無線
や、２．４〜２．５ＧＨｚのブルートゥースを用いた無
線通信手段を用いることによって、コード切断による故
障やコード巻き付きを改善することができる。
有線でつなぐ他、４２０〜４３０ＭＨｚの小電力無線
や、２．４〜２．５ＧＨｚのブルートゥースを用いた無
線通信手段を用いることによって、コード切断による故
障やコード巻き付きを改善することができる。
【００２０】本発明の表示手段は、異常警報表示や設定
流量表示、実流量表示、電池残量表示、ガスボンベ残量
表示など各種表示のための情報を受信し表示することが
可能である。警報表示には異常点滅表示の他、音声異常
警報、偏心モーターを用いた振動警報表示など各種表示
を行うことにより、高齢者や障害者にも対応した警報表
示を行うことができる。
流量表示、実流量表示、電池残量表示、ガスボンベ残量
表示など各種表示のための情報を受信し表示することが
可能である。警報表示には異常点滅表示の他、音声異常
警報、偏心モーターを用いた振動警報表示など各種表示
を行うことにより、高齢者や障害者にも対応した警報表
示を行うことができる。
【００２１】流量設定値情報の取得には、デマンドレギ
ュレーターの流量設定器に付属されたロータリースイッ
チにより設定値を検知し、流量設定値を信号としてデマ
ンドレギュレーターとは独立した表示手段に送信し表示
させる。
ュレーターの流量設定器に付属されたロータリースイッ
チにより設定値を検知し、流量設定値を信号としてデマ
ンドレギュレーターとは独立した表示手段に送信し表示
させる。
【００２２】電池残量は、デマンドレギュレータ使用に
伴う電圧降下を検出し、該閾値に応じた電池残量表示を
該独立した表示手段に送信し表示させる。電池切れ寸前
になると異常警報を発する手段を備えることも好まし
い。
伴う電圧降下を検出し、該閾値に応じた電池残量表示を
該独立した表示手段に送信し表示させる。電池切れ寸前
になると異常警報を発する手段を備えることも好まし
い。
【００２３】更に、ボンベ残量の表示は、ボンベと減圧
弁との間に圧力センサーを設置し、圧力を検知し独立し
た表示手段に送信することで可能となる。
弁との間に圧力センサーを設置し、圧力を検知し独立し
た表示手段に送信することで可能となる。
【００２４】
【実施例】本発明の呼吸用気体供給装置の好ましい態様
例について更に図面を用いて説明する。酸素ガスは酸素
ボンベ１から容器弁２、減圧弁３、デマンドレギュレー
ター４を通過して患者の呼吸用気体吸入手段であるカニ
ューラへ流れる。酸素ボンベ１の残量は圧力として圧力
センサー５によって検知され、表示信号に演算する演算
手段６に送信、独立した表示手段７に送信後、ボンベ残
量表示手段８に表示される。流量設定器９の設定値はロ
ータリースイッチ１０により検出され、演算手段６に送
信され、表示信号に演算された後に、独立した表示手段
７に送信、流量設定値表示手段１１で表示される。
例について更に図面を用いて説明する。酸素ガスは酸素
ボンベ１から容器弁２、減圧弁３、デマンドレギュレー
ター４を通過して患者の呼吸用気体吸入手段であるカニ
ューラへ流れる。酸素ボンベ１の残量は圧力として圧力
センサー５によって検知され、表示信号に演算する演算
手段６に送信、独立した表示手段７に送信後、ボンベ残
量表示手段８に表示される。流量設定器９の設定値はロ
ータリースイッチ１０により検出され、演算手段６に送
信され、表示信号に演算された後に、独立した表示手段
７に送信、流量設定値表示手段１１で表示される。
【００２５】カニューラ内の圧力は圧力センサー１２に
よって検知され演算手段６に送信される。そして、一定
時間以上、圧力変動がない場合、異常と認識し、演算手
段６より警告と警報の信号を独立した表示手段７に送信
され警告表示手段１３を点灯、警報発音手段１４で発音
される。異常でない場合、正常に吸入できていることを
示す表示手段１５を点灯させる。
よって検知され演算手段６に送信される。そして、一定
時間以上、圧力変動がない場合、異常と認識し、演算手
段６より警告と警報の信号を独立した表示手段７に送信
され警告表示手段１３を点灯、警報発音手段１４で発音
される。異常でない場合、正常に吸入できていることを
示す表示手段１５を点灯させる。
【００２６】電池１６の電圧は常時演算部６に送信さ
れ、ある閾値と比較し、該閾値に達するとこれに応じた
電池残量を表示する信号を独立した表示手段７に送信
し、電池残量表示手段１７に表示する。
れ、ある閾値と比較し、該閾値に達するとこれに応じた
電池残量を表示する信号を独立した表示手段７に送信
し、電池残量表示手段１７に表示する。
【００２７】また、図２のように、小電力送信装置１８
をデマンドレギュレーター４に搭載し、小電力受信装置
１９を独立した表示部に搭載することにより、ワイアレ
スで独立した表示部７に、ボンベ残量表示手段８、流量
設定値表示手段１１、警告表示手段１３、警報発音手段
１４、正常に吸入していることを示す表示手段１５、電
池残量表示手段１７を表示することができた。
をデマンドレギュレーター４に搭載し、小電力受信装置
１９を独立した表示部に搭載することにより、ワイアレ
スで独立した表示部７に、ボンベ残量表示手段８、流量
設定値表示手段１１、警告表示手段１３、警報発音手段
１４、正常に吸入していることを示す表示手段１５、電
池残量表示手段１７を表示することができた。
【図１】本発明の呼吸用気体供給装置における有線使用
時の構成回路図。
時の構成回路図。
【図２】本発明の呼吸用気体供給装置における無線使用
時の構成回路図。
時の構成回路図。
１ 酸素ボンベ ２ 容器弁 ３ 減圧弁 ４ デマンドレギュレーター ５ 圧力センサー ６ 演算部 ７ 独立した表示手段 ８ ボンベ残量表示手段 ９ 流量設定器 １０ ロータリースイッチ １１ 流量設定値表示手段 １２ 圧力センサー １３ 警告表示手段 １４ 警報発音手段 １５ 正常に吸入していることを示す表示手段 １６ 電池 １７ 電池残量表示手段 １８ 小電力無線送信装置 １９ 小電力無線受信装置
Claims (5)
- 【請求項１】 呼吸用気体を充填したボンベ、及び該ボ
ンベからの呼吸用気体を、使用者の呼吸を検知し該呼吸
に同調して使用者のカニューラに供給するデマンドレギ
ュレーターを備えた呼吸用気体供給装置において、該デ
マンドレギュレーターが呼吸圧力検知手段および呼吸周
期時間検知手段を備え、設定呼吸圧力及び／又は設定呼
吸周期時間であり、検知結果が設定圧力閾値及び／又は
設定呼吸周期時間閾値を外れた場合、異常信号を発する
異常検知手段を備えることを特徴とする呼吸用気体供給
装置。 - 【請求項２】 使用者の手元に備える該デマンドレギュ
レーターとは独立した表示手段を更に備え、該デマンド
レギュレーターに、該異常信号を送信する送信手段を、
該表示手段に、該異常信号の受信手段を備え、受信情報
を該表示手段に表示することを特徴とする請求項１記載
の呼吸用気体供給装置。 - 【請求項３】 該デマンドレギュレーターに、呼吸用気
体の設定流量値又は実流量値を検知する流量検知手段を
備え、該デマンドレギュレーターに、該流量検知結果を
送信する送信手段を、該表示手段に、該流量検知結果の
受信手段を備え、受信情報を該表示手段に表示すること
を特徴とする請求項１、２記載の呼吸用気体供給装置。 - 【請求項４】 該デマンドレギュレーターの電源電池の
残量を検知する電池残量検知手段、該ボンベの残圧を検
知する圧力検知手段の少なくとも一つを更に備え、設定
閾値を下回る場合に、該異常信号検知手段が異常信号を
発することを特徴とする請求項２、３記載の呼吸用気体
供給装置。 - 【請求項５】 該デマンドレギュレーターの送信手段、
該表示手段の受信手段が小電力無線又はブルートゥース
であることを特徴とする請求項２〜４記載の呼吸用気体
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001064761A JP2002263191A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 呼吸用気体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001064761A JP2002263191A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 呼吸用気体供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002263191A true JP2002263191A (ja) | 2002-09-17 |
| JP2002263191A5 JP2002263191A5 (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=18923537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001064761A Pending JP2002263191A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 呼吸用気体供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002263191A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004298325A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Teijin Ltd | バッテリ駆動可搬型呼吸用気体供給装置のバッテリ手配方法 |
| JP2008113861A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Teijin Pharma Ltd | 酸素濃縮器運転システム、在宅医療機器管理方法、ガスボンベの使用管理方法 |
| JP2010088925A (ja) * | 2009-12-15 | 2010-04-22 | Teijin Pharma Ltd | 治療システム、酸素濃縮装置 |
| KR101275455B1 (ko) * | 2011-07-12 | 2013-06-17 | 박성진 | Ｌｅｄ를 이용한 소방안전시스템 |
| JP2016027896A (ja) * | 2010-03-17 | 2016-02-25 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 電動空気浄化式呼吸用保護具 |
| JP2016187624A (ja) * | 2016-07-08 | 2016-11-04 | エア・ウォーター防災株式会社 | 呼吸器 |
| CN109662713A (zh) * | 2019-01-14 | 2019-04-23 | 张晶 | 一种基于LoRa远端通信应对病人呼吸异常的语音报警设备 |
| JP2020006017A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 株式会社群馬コイケ | 医療用酸素供給装置 |
Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6284737A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-18 | 森岡 亨 | 医用警報集中装置 |
| JPS6294175A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-30 | 鳥取大学長 | 呼吸同調式ガス吹送装置および方法 |
| JPH024315A (ja) * | 1987-12-03 | 1990-01-09 | American Health Prod Inc | ベルト型生理機能モニター |
| JPH03143451A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-19 | Teijin Ltd | 呼吸用気体供給システム及び呼吸用気体供給装置 |
| JPH05154U (ja) * | 1991-06-21 | 1993-01-08 | ミドリ安全工業株式会社 | 携帯用酸素吸入器 |
| JPH0654910A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-01 | Teijin Ltd | 酸素濃縮気体供給システム及び装置 |
| JPH09299485A (ja) * | 1996-05-10 | 1997-11-25 | Teijin Ltd | 呼吸同調酸素供給装置 |
| JPH1080488A (ja) * | 1996-07-19 | 1998-03-31 | Daikin Ind Ltd | 呼吸用気体供給装置 |
| JPH10192405A (ja) * | 1997-01-13 | 1998-07-28 | Gunma Koike:Kk | 呼吸同調装置 |
| JPH11319096A (ja) * | 1998-05-12 | 1999-11-24 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 移動型酸素濃縮装置 |
| JP2000300673A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-10-31 | Teijin Ltd | 呼吸同調型気体供給装置 |
| JP2001046504A (ja) * | 1999-08-10 | 2001-02-20 | Daikin Ind Ltd | 医療用酸素濃縮器 |
-
2001
- 2001-03-08 JP JP2001064761A patent/JP2002263191A/ja active Pending
Patent Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6284737A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-18 | 森岡 亨 | 医用警報集中装置 |
| JPS6294175A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-30 | 鳥取大学長 | 呼吸同調式ガス吹送装置および方法 |
| JPH024315A (ja) * | 1987-12-03 | 1990-01-09 | American Health Prod Inc | ベルト型生理機能モニター |
| JPH03143451A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-19 | Teijin Ltd | 呼吸用気体供給システム及び呼吸用気体供給装置 |
| JPH05154U (ja) * | 1991-06-21 | 1993-01-08 | ミドリ安全工業株式会社 | 携帯用酸素吸入器 |
| JPH0654910A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-01 | Teijin Ltd | 酸素濃縮気体供給システム及び装置 |
| JPH09299485A (ja) * | 1996-05-10 | 1997-11-25 | Teijin Ltd | 呼吸同調酸素供給装置 |
| JPH1080488A (ja) * | 1996-07-19 | 1998-03-31 | Daikin Ind Ltd | 呼吸用気体供給装置 |
| JPH10192405A (ja) * | 1997-01-13 | 1998-07-28 | Gunma Koike:Kk | 呼吸同調装置 |
| JPH11319096A (ja) * | 1998-05-12 | 1999-11-24 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 移動型酸素濃縮装置 |
| JP2000300673A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-10-31 | Teijin Ltd | 呼吸同調型気体供給装置 |
| JP2001046504A (ja) * | 1999-08-10 | 2001-02-20 | Daikin Ind Ltd | 医療用酸素濃縮器 |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004298325A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Teijin Ltd | バッテリ駆動可搬型呼吸用気体供給装置のバッテリ手配方法 |
| JP4520702B2 (ja) * | 2003-03-31 | 2010-08-11 | 帝人株式会社 | バッテリ駆動可搬型呼吸用気体供給装置のバッテリ手配方法 |
| JP2008113861A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Teijin Pharma Ltd | 酸素濃縮器運転システム、在宅医療機器管理方法、ガスボンベの使用管理方法 |
| JP2010088925A (ja) * | 2009-12-15 | 2010-04-22 | Teijin Pharma Ltd | 治療システム、酸素濃縮装置 |
| JP2016027896A (ja) * | 2010-03-17 | 2016-02-25 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 電動空気浄化式呼吸用保護具 |
| US10441828B2 (en) | 2010-03-17 | 2019-10-15 | 3M Innovative Properties Company | Powered air-purifying respirator |
| KR101275455B1 (ko) * | 2011-07-12 | 2013-06-17 | 박성진 | Ｌｅｄ를 이용한 소방안전시스템 |
| JP2016187624A (ja) * | 2016-07-08 | 2016-11-04 | エア・ウォーター防災株式会社 | 呼吸器 |
| JP2020006017A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 株式会社群馬コイケ | 医療用酸素供給装置 |
| CN109662713A (zh) * | 2019-01-14 | 2019-04-23 | 张晶 | 一种基于LoRa远端通信应对病人呼吸异常的语音报警设备 |
| CN109662713B (zh) * | 2019-01-14 | 2024-02-20 | 张晶 | 一种基于LoRa远端通信应对病人呼吸异常的语音报警设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20220211967A1 (en) | Systems and Methods for Ambulatory Generation of Nitric Oxide | |
| US7552731B2 (en) | Remote control gas regulation system | |
| US20040133123A1 (en) | Ventilation system | |
| US20070060874A1 (en) | Apparatus and methods for controlling and automating fluid infusion activities | |
| US20060032500A1 (en) | Connector piece for oxygen mask, oxygen mask and corresponding respiratory monitoring assembly | |
| US11690966B2 (en) | Tracheotomy tube-based monitoring systems and methods | |
| JP2014513992A (ja) | 三次元加速度計を用いる酸素療法の順守の測定のための装置 | |
| JP2018524064A (ja) | 患者の換気有効性を診断するための装置および患者の換気有効性を決定するための方法 | |
| CN104203084B (zh) | 用于觉醒睡眠探测报警的系统与方法 | |
| JP2019188030A (ja) | 患者治療システム、及びモニタリング装置 | |
| EP2451515A1 (en) | A system for respiratory emergencies | |
| US20140350427A1 (en) | Supplemental gas delivery and monitoring system | |
| JP2002263191A (ja) | 呼吸用気体供給装置 | |
| JP4594112B2 (ja) | 酸素濃縮装置およびその制御方法 | |
| CN102755685B (zh) | 移动呼吸机 | |
| CN107519563A (zh) | 用于警报组织的方法和医疗技术设备 | |
| JP2011030990A (ja) | 携帯用人工呼吸器の人命救助ナビゲーション装置 | |
| KR101470328B1 (ko) | 인공지능 포터블 석션기 | |
| US20220111167A1 (en) | Device for diagnosing the efficacy of ventilation of a patient and method for determining the ventilatory efficacy of a patient | |
| JP2023533598A (ja) | 流れで起動するガス供給 | |
| JP2004298554A (ja) | 呼吸用気体供給装置 | |
| JP2002143307A (ja) | 呼吸同調型酸素供給装置 | |
| KR100624337B1 (ko) | 지속적 기도양압 치료를 위한 양압호흡기 | |
| CN206687988U (zh) | 具有血氧检测功能的脉冲供氧装置 | |
| CN215504953U (zh) | 一种用于防止二氧化碳潴留的监控装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071107 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071107 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100128 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100202 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100405 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100727 |