JPH1080488A - 呼吸用気体供給装置 - Google Patents

呼吸用気体供給装置

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JPH1080488A
JPH1080488A JP2923297A JP2923297A JPH1080488A JP H1080488 A JPH1080488 A JP H1080488A JP 2923297 A JP2923297 A JP 2923297A JP 2923297 A JP2923297 A JP 2923297A JP H1080488 A JPH1080488 A JP H1080488A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯に便利でコンパクトな酸素供給装置を提供
する。 【解決手段】本体29と、これを縮径して軸方向に延設
した首部30とを有する酸素ボンベ27を採用した。酸
素ボンベ27から低圧の酸素ガスを流出させる減圧部2
8と酸素流量を調整するコントローラ25とをコンパク
トに集約し、酸素ボンベ27の上部に配置した。減圧部
28およびコントローラ25の大部分を、大径部である
本体29の上方への投影空間内に納めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、呼吸用気体供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】たと
えば慢性呼吸器疾患患者の呼吸不全の改善を図るため
に、従来から図9に示すような呼吸用気体供給装置とし
ての酸素供給装置1が使用されている。一般に酸素供給
装置1は、予めボンベ2に呼吸用気体としての酸素を高
圧、たとえば150kg/cm2に充填しておき、このボンベ
2から処方された流量で酸素を取り出し、カニューラ3
を用いて患者の鼻孔内に導入するようになっている。
【0003】酸素をボンベ2から取り出す際には、ま
ず、減圧部4によって酸素の圧力をたとえば1.4kg/c
m2に減圧する。この減圧部4は、ストップ弁5と減圧弁
6とを有しており、ストップ弁5がボンベ2に直接接続
されている。なお、参照符号7は、ストップ弁5の開閉
ハンドルを示しており、参照符号8は、ボンベ内圧力を
表示する圧力計を示している。この圧力計により酸素の
残量が分かるようになっている。
【0004】減圧弁5により減圧された酸素は、配管チ
ューブ9を介してコントローラ10に送られる。コント
ローラ10は、カニューラ3に供給する酸素量を制御す
るものである。コントローラ10には、所定のタイミン
グで開閉する流量調整弁(図示せず)が内蔵されてお
り、この流量調整弁が単位時間あたりに開放される回数
によってカニューラ3に供給される酸素量が設定され
る。なお、流量調整弁を開閉するタイミングは、コント
ローラ10に内蔵された制御装置(図示せず)により、
患者の状態に対応させて制御されるようになっている。
【0005】ところで、患者が外出等をする際には、酸
素供給装置1を携帯する必要があるが、ボンベ2および
減圧部4(図中二点鎖線で囲んだ部分)とコントローラ
10とは別々になっているので、患者はコントローラ1
0のみをバッグに入れるか、キャリーカートのポケット
に入れる等しなければばらず、携行性に欠けるという問
題があった。すなわち、減圧部4とコントローラ10と
を接続する配管チューブ9が患者の手元まで長く延びて
いるので、このような長い配管チューブ9が他のものに
引っ掛かったり折り曲がったりすれば酸素の供給が絶た
れることにもつながるから、患者は、配管チューブ9が
折り曲がったりしないように十分な注意をしなければな
らなかった。
【0006】一方、かかる問題を回避するため、単にコ
ントローラ10をボンベ2および減圧部4側に一体的に
組み付けて上記配管チューブ9を無くすと、ボンベ2,
減圧部4およびコントローラ10のアッセンブリがきわ
めてでこぼこした形状となり、持ち運び等に不便である
という新たな問題が生じる。そこで、この発明の目的
は、コンパクトで携帯性に優れた呼吸用気体供給装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ため、請求項1に係る呼吸用気体供給装置は、容器に高
圧で備蓄された呼吸用気体を減圧部により減圧して流出
させ、これをコントローラを介して設定された流量で供
給する呼吸用気体供給装置において、上記容器は、有底
で大径の本体と、本体から径が小さくなるように連続す
る肩部と、肩部に続く小径の首部とを有し、上記減圧部
およびコントローラは、上記首部の周囲の空間内であっ
て本体の軸方向投影空間内に略納められた状態で配置さ
れていることを特徴とするものである。
【0008】この構成によれば、減圧部およびコントロ
ーラを容器の首部の周囲の空間内で本体の軸方向投影空
間内に略納められているから、減圧部とコントローラと
を接続する配管長を極力短くすることが可能である。ま
た、装置全体をコンパクトに設計することができる。本
発明の目的を達成するため、請求項2に係る呼吸用気体
供給装置は、請求項1記載の呼吸用気体供給装置におい
て、上記本体,減圧部およびコントローラを含む部分の
外形形状は、略円柱状に形成されていることを特徴とす
るものである。
【0009】この構成によれば、請求項1に係る発明と
同様の作用を奏する。特に本請求項に係る発明では、本
体,減圧部およびコントローラを含む部分の外形形状を
全体として略円柱状に形成したので、当該外形形状にお
いていわゆる出っ張りを無くすことができる。本発明の
目的を達成するため、請求項3に係る呼吸用気体供給装
置は、容器に高圧で備蓄された呼吸用気体を減圧部によ
り減圧して流出させ、これをコントローラを介して設定
された流量で供給する呼吸用気体供給装置において、上
記容器は、有底で略円柱形状をした大径の本体と、本体
から径が小さくなるように連続する肩部と、肩部に続く
小径の首部とを有し、減圧部およびコントローラは、容
器の小径側を上方とし大径側を下方とした場合に、肩部
よりも上方であって首部の周囲の空間に収められた状態
で配置されていることを特徴とするものである。
【0010】この構成によれば、容器の大径部分である
略円柱状の本体は、装置全体に対する割合でも、呼吸用
気体を備蓄する容器に対する割合でも大きな容積を占め
ている。この大径部分よりも上方で且つ首部の周囲に、
コントローラ等を配置するので、全体として略円柱状形
状が占める割合を多くでき、且つ、制御等の機能部分ま
でを含んで全体としてコンパクトにできる。
【0011】よって、例えば、コントローラにあるスイ
ッチ等を急いで調整したい場合に、装置を素早く持とう
としたときに、装置全体として略円柱形状の割合が多け
れば、容易に略円柱形状の部分を掴んで装置を持つこと
ができるため、素早く且つ容易にスイッチ類を調整する
ことができる。また、例えば、上部に口を有するカバン
その他のケースに、上方から収納する場合、全体として
略円柱状の部分の割合が多ければ上記上部の口から挿入
し易いが、略円柱状の部分の割合が少なく凹凸の部分の
割合が多ければ収納し難い。即ち、カバン等に収納する
とき、通常、スイッチ類があるコントローラを上方にし
て収納するが、この場合も、本発明のように装置全体と
して特に下方に略円柱状部分の割合が多いので、カバン
の内部に深く入る部分が略円柱状部分で占められる結
果、カバン等の内部に深く入る部分が凹凸の多い形状で
占められるものよりも、カバンに収納し易い。
【0012】本発明の目的を達成するため、請求項4に
係る呼吸用気体供給装置は、請求項1,2または3記載
の呼吸用気体供給装置において、上記減圧部は、一次側
が上記首部の先端に直接接続されたストップ弁と、スト
ップ弁の二次側に着脱可能な状態で一次側が直接接続さ
れた減圧弁とを有しており、上記減圧弁の二次側と上記
コントローラとは、配管チューブにより接続されている
ことを特徴とするものである。
【0013】この構成によれば、請求項1,2または3
に係る発明と同様の作用を奏する。加えて、容器に酸素
を充填するときには、ストップ弁から減圧弁を外し、ス
トップ弁の二次側から呼吸用気体を容器内に送り込むの
であるが、減圧弁とコントローラとは配管チューブによ
り接続されているから、減圧弁の取り外しに先立って、
作業者に対して配管チューブの取り外しについて注意を
喚起することができる。
【0014】本発明の目的を達成するため、請求項5に
係る呼吸用気体供給装置は、請求項1ないし4のいずれ
かに記載の呼吸用気体供給装置において、上記容器,減
圧部およびコントローラは、上下二分割可能な上カバー
と下カバーとを有する、全体として略円柱状の収容器内
に収容されていることを特徴とするものである。この構
成によれば、請求項1ないし4のいずれかに係る発明と
同様の作用を奏する。加えて、収容器内に容器,減圧部
およびコントローラを収容することによって、装置全体
の外形形状の設計自由度が増大する。これにより、装置
の外径形状においていわゆる出っ張り部分を無くすこと
ができる。
【0015】本発明の目的を達成するため、請求項6に
係る呼吸用気体供給装置は、請求項5記載の呼吸用気体
供給装置において、上記上カバーには、上記ストップ弁
を開閉するための操作部が手動操作できるように露出さ
れていることを特徴とするものである。この構成によれ
ば、請求項5に係る発明と同様の作用を奏する。加え
て、ストップ弁を開閉するための操作部が上カバーに設
けられているから、ストップ弁から減圧弁を取り外す作
業に先立って、確実にストップ弁を閉じる動作をするこ
とが可能である。
【0016】本発明の目的を達成するため、請求項7に
係る呼吸用気体供給装置は、請求項4ないし6のいずれ
かに記載の呼吸用気体供給装置において、上記上カバー
には、上記コントローラに電源を供給するための電源ス
イッチと、上記コントローラによる呼吸用気体の流量設
定のための流量設定スイッチとが備えられていることを
特徴とするものである。
【0017】この構成によれば、請求項4ないし6のい
ずれかに係る発明と同様の作用を奏する。加えて、収容
器の上カバーに、コントローラの電源スイッチおよび呼
吸用気体の流量設定スイッチを配置することにより、上
カバーを外さなくても使用頻度の高いスイッチを極めて
容易に操作することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
添付図面を参照して詳細に説明する。第1の実施形態 図1は、この発明の第1の実施形態に係る呼吸用気体供
給装置としての酸素供給装置20の正面図であり、図2
は側面図である。また、図3は酸素供給装置20の平面
図であり、図4は酸素供給装置20の配管系統図であ
る。
【0019】これらの図を参照して、この酸素供給装置
20は、たとえば呼吸器疾患患者が呼吸不全の改善のた
めに使用するものであって、予め酸素ボンベ27に蓄え
られた呼吸用気体としての酸素を一定の圧力で流出さ
せ、流出した酸素を入口22から受入れて所定の気体通
路23を通して出口24へ間欠的に送り出すコントロー
ラ25と、コントローラ25の出口24に連結され、送
り出された酸素を患者の鼻孔内に導くカニューラ26と
を有している。
【0020】酸素ボンベ27は、酸素を高圧に充填する
ことにより多量の酸素を備蓄することができる。本実施
形態では、酸素ボンベ27内の圧力が約150Kgf/cm2
となるように酸素が充填されている。酸素ボンベ27に
は、高圧の酸素を上記一定の圧力(たとえば1.4Kgf/
cm2 )まで減圧して取り出すための減圧部28が備えら
れている。
【0021】酸素ボンベ27は、有底円筒状の本体29
と、本体29よりも小径で先端に開口部(図示せず)を
有する首部30と、本体29を円筒方向に沿って滑らか
に縮径することによって首部30と連続させる肩部21
とを有している。一方、減圧部28は、上記首部30の
先端開口部に取り付けられたストップ弁31と、これに
接続された減圧弁32とを有している。
【0022】図1を参照して、本実施形態の特徴とする
ところは、 上記減圧部28およびコントローラ25は、共に酸
素ボンベ27の首部30の周囲上方にコンパクトに配置
されている点、および 減圧弁32の出口すなわち二次側ポート33とコン
トローラ25の入口22とは、必要最小限の配管長とな
るようにホース34によって接続されている点にある。
以下、さらに詳しく説明する。
【0023】ストップ弁31は、一次側ポートが酸素ボ
ンベ27の首部30の先端開口部に直接ねじ込まれてい
る。ストップ弁31のつまみ40を回すことによって、
上記首部30の先端開口を開閉することができる。ま
た、ストップ弁31の二次側ポートは、減圧弁32の一
次側ポートと接続されており、この減圧弁32は、スト
ップ弁31に対して着脱自在となっている。つまり、つ
まみ40を回してストップ弁31を開放すると、減圧弁
32の二次側ポート33から一定の低圧(1.4Kgf/cm
2 )の酸素を発生させることができるようになってい
る。なお、参照符号M1は、酸素ボンベ27内の圧力す
なわち酸素の残量を表示するためのメータである。
【0024】次に、コントローラ25は、ケーシング3
5を有しており、このケーシング35に上記入口22お
よび出口24が設けられている。そして、これら入口2
2と出口24とを連通するように、上記気体通路23が
ケーシング35の内部に形成されている(図4参照)。
図4に注目して、コントローラ25の内部には、気体通
路23を開閉する電磁切換弁36と、電磁切換弁36の
開閉を制御する制御装置37とが備えられている。この
制御装置37は、気体通路23の下流側の圧力を検出す
る圧力検出器38と、検出された圧力に基づいて所定の
タイミングで電磁切換弁26の開閉を行うための信号を
出力する制御部39とを備えている。なお、参照符号4
9は、制御部39に含まれるロータリースイッチを示し
ている。このロータリースイッチ49は、コントローラ
25の電源スイッチと、上記信号出力タイミングを変え
るためのスイッチを兼ねている。もっとも、コントロー
ラ25の電源スイッチと上記信号出力タイミングを変え
るためのスイッチとを別々に設けることもできる。具体
的な制御方法については、後述する。
【0025】次に、コントローラ25および減圧部28
の取付構造について説明する。図5は、かかる取付構造
を示す要部斜視図である。図1および図5を参照して、
コントローラ25は、図に示すようなブラケット41を
用いてストップ弁31に固定されている。図5を参照し
て、ブラケット41は、略L字状の取付板42と、締付
ねじ43とを有している。コントローラ25は、たとえ
ばねじBを用いて取付板42に締結することができる。
【0026】そして、このようなブラケット41が取り
付けられたコントローラ25を、白抜き矢印44の方向
に沿ってストップ弁31に対して位置決めした後、締付
ねじ43を締め込むことによって、当該締付ねじ43と
コントローラ25のケーシング35の一部45との間で
ストップ弁31を挟み付けるようにして固定する。な
お、ブラケット41の形状は、上記のものに限られず、
コントローラ25をストップ弁31に取り付けることが
できるものであれば良い。
【0027】このようにブラケット41を用いてコント
ローラ25をストップ弁31に固定することにより、図
1および図2に示すように、減圧部28およびコントロ
ーラ25を、酸素ボンベ27の肩部21の上方で首部3
0周りの空間内に配置することができる。しかも、図3
に示すように、減圧部28およびコントローラ25を、
その大部分が本体29の軸方向投影空間内に納まるよう
に配置することができる。つまり、減圧部28およびコ
ントローラ25は、本体29の上記投影空間内に略集約
した状態でコンパクトに配置されており、酸素ボンベ2
7,減圧部28およびコントローラ25が組み付けられ
た部分の外形形状は、全体として略円柱状に形成されて
いる。
【0028】上記の減圧部28およびコントローラ25
は、本体29の軸方向投影空間に完全に納まることが最
も好ましいが、図3のように軸方向投影空間から多少は
み出す部分があっても良い。このはみ出す場合におい
て、はみ出す部分は、平面や円筒面等の平坦な形状をし
ていることが好ましい。本実施の形態では、略直方体形
状のコントローラ25が部分的にはみ出しているが、コ
ントローラ25の外面が平坦面をしていることに加え
て、この平坦面が本体29の軸方向に平行なので、好ま
しい。というのは、仮に、本酸素供給装置20を、袋や
カバンに収納しようとした場合に、引っ掛かり難くで
き、収納し易いからである。
【0029】すなわち、図3において示した一点鎖線
は、本体29の軸方向から投影的に見た場合に、コント
ローラ25および本体29の外形輪郭線を包括的に結ん
だ線であり、本酸素供給装置20全体としての、平面視
における外形輪郭線と言えるものであるが、この全体の
外形輪郭線が、本体29の周面とコントローラ25の外
面によって主構成されている。そして、本体29の周面
は、軸方向に延びており、しかも、この本体29の軸方
向投影空間から出っ張っている部分であるコントローラ
25に関しても、その外面である平坦面が軸方向に延び
ていることから、カバン等への収納時に迅速且つ容易に
収納することが可能となる。
【0030】なお、本体29の軸方向投影空間から出っ
張るコントローラ25の外面の部分は、円筒面や楕円面
その他の曲面であっても良い。その場合にも、コントロ
ーラ25の外面の母線は、本体29の軸方向に延びてい
ることが好ましい。図3のようにはみ出す部分がある場
合において、本体29の軸方向投影面積に対する、はみ
出す部分の投影面積の割合としては、0〜30%の範囲
にあることが好ましい。
【0031】また、入口22と減圧弁32の二次側ポー
ト33も、本体29の軸方向投影空間から微小量はみ出
しているが、引っ掛かりに関して問題のないレベルであ
る。コントローラ25のように大きな筐体を持つもので
ない、上記の入口22や二次側ポート33等がはみ出す
場合において、本体29の径方向に関するはみ出し長さ
は、本体29の直径の0〜10%の範囲にあれば好まし
く、0〜5%の範囲にあれば、より好ましい。
【0032】次に、上記制御装置37による具体的な制
御方法について簡単に説明する。図4を参照して、ま
ず、電磁切換弁36は、ノーマルクローズ型のものであ
って公知の構成である。従って、電磁切換弁36は、常
時気体通路23を閉じているが、上記制御部39から出
力された信号に基づいてソレノイドが駆動され、これに
より、気体通路23が開放されるようになっている。
【0033】また、圧力検出器38としては、公知のダ
イヤフラム式のものを使用することができる。この圧力
検出器38は、気体通路23の出口24の近傍に配置さ
れている。圧力検出器38は、気体通路23の出口24
側の圧力を監視するためのものであり、特に、負圧とな
った出口24側圧力を検出するためのものである。制御
部39は、圧力検出器38から出力された検出信号に基
づいて所定の出力信号を所定時間だけ出力する。これに
より、電磁切換弁36のソレノイドが所定時間だけ駆動
されて電磁切換弁36が所定時間だけ開き、その結果、
所定時間だけ気体通路23が開放されて酸素が間欠的に
供給されるようになっている。
【0034】詳しく説明すると、患者がカニューラ26
を装着して呼吸をした場合、息を吸い込んだ状態では気
体通路23の出口24側の圧力が負圧となる。つまり、
上記圧力検出器38が負圧を検出すれば、そのとき患者
は、呼吸サイクルにおいて息を吸っている状態であるこ
とがわかる。従って、このときに気体通路23を開放し
て酸素を供給する。
【0035】本実施形態では、圧力検出器38が負圧を
検出した場合、患者が息を吸っている間中酸素を供給し
続けるのではなく、息を吸い始めてから比較的短時間だ
け気体通路23を開放して酸素を供給するように設定さ
れている。これにより、患者にとって必要量の酸素を供
給することができると共に、無駄な酸素の消費を抑える
ことができるという利点がある。
【0036】また、上記ロータリースイッチ49によっ
て、上記所定時間、すなわち電磁切換弁36が開かれる
時間(酸素を供給する時間)を変化させることができる
ようになっている。ロータリースイッチ49を操作する
ことにより電磁切換弁13が開かれる時間を長くすれ
ば、患者に対して一呼吸あたりの酸素の供給量を多くす
ることができる。電磁切換弁13を開く時間の調整は、
患者の状態に合わせて、医師等の指示に基づいて行うの
が好ましい。
【0037】本実施形態によれば、特に次のような作用
効果を奏する。 図1および図2を参照して、減圧部28およびコン
トローラ25の大部分を酸素ボンベ27の本体29の投
影空間内に収まるように配置し、酸素ボンベ27,減圧
部28およびコントローラ25の外形形状を全体として
略円柱状に形成しているから、減圧部28の出っ張り等
を無くして装置全体をコンパクトに設計することができ
る。
【0038】従って、酸素供給装置20を携帯して外出
するときでも、当該装置20を鞄やキャリーカート等に
容易に収容することができる。また、減圧部28とコン
トローラ25とを接続するホース34を極力短くするこ
とが可能であるから、外出先においても、ホース34や
減圧部28が他のものに引っ掛かったりぶつかったりす
るのを効果的に防ぐことができる。これにより、ホース
34の引っ掛かり等に細心の注意を払う必要のない、携
帯に便利で使いやすい酸素供給装置20を提供すること
ができる。
【0039】 また、別の観点から本実施形態をとら
えると、容器27の大径部分である略円柱状の本体29
は、装置20全体に対する割合でも、呼吸用気体を備蓄
する容器27に対する割合でも大きな容積を占めてい
る。この大径部分よりも上方で且つ首部30の周囲に、
コントローラ25等を配置するので、全体として略円柱
状形状が占める割合を多くでき、且つ、制御等の機能部
分までを含んで全体としてコンパクトにできる。
【0040】よって、例えば、コントローラ25にある
スイッチ類等を急いで調整したい場合であって、装置2
0を素早く持とうとしたときに、装置20全体として略
円柱形状の割合が多いので、容易に略円柱形状の部分を
掴んで装置20を持つことができ、その結果、素早く且
つ容易にスイッチ類を調整することができる。また、例
えば、上部に口を有するカバンその他のケースに、上方
から収納する場合、全体として略円柱状の部分の割合が
多いので上記上部の口から挿入し易い。すなわち、通
常、スイッチ類があるコントローラ25を上方にして収
納するが、この場合も、本実施形態のように装置20全
体として特に下方に略円柱状部分の割合が多いので、カ
バンの内部に深く入る部分が略円柱状部分で占められる
結果、カバンに収納し易い。
【0041】 酸素ボンベ27に酸素を充填するとき
には、ストップ弁31から減圧弁32を外し、ストップ
弁31の二次側(減圧弁32が取り付けられていたポー
ト)から酸素を送り込む。このとき、減圧弁32とコン
トローラ25とはホース34により接続されているか
ら、減圧弁32の取り外しに先立って、作業者に対して
ホース34の取り外しについて注意を喚起することがで
きる。
【0042】詳しく説明すると、仮に減圧弁32とコン
トローラ5とがホース34を用いずに一体的に組み付け
られていれば、酸素ボンベ27に酸素を充填する際に、
まだ酸素ボンベ27に酸素が相当圧で残存しており、し
かもストップ弁31が閉め忘れられている状態で減圧弁
32を取り外してしまうと、酸素が一気に吹き出してし
まう。
【0043】しかしながら、本実施形態では、まず、減
圧弁32に接続されたホース34を取り外さないと減圧
弁32の取り外しが困難であることから、減圧弁32の
取り外しに先立って、作業者に対してホース34の取り
外しについて注意を喚起することができる。これによ
り、ストップ弁31を閉め忘れた状態で減圧弁32を取
り外しても、減圧された酸素が流出するだけであるので
危険はなく、しかも、この流出する酸素によってストッ
プ弁31を閉め忘れていることを認識することができ
る。つまり、酸素を充填する際等に必要な減圧弁32取
外時の安全性を確保することができる。
【0044】第2の実施形態 次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図6
は、本発明の第2の実施形態に係る酸素供給装置50の
斜視図である。図6を参照して、本実施形態の特徴とす
るところは、 第1の実施形態に係る酸素供給装置20が、上カバ
ー51および下カバー52を備えた収容器53内に収容
されている点、および 第1の実施形態で示したロータリスイッチ49およ
びストップ弁31の開閉を操作するためのつまみ40が
上カバー51に設けられている点、 上カバー51には、ストップ弁31に備えられた酸
素残量表示メータM1を見ることができる窓54が設け
られている点にある。
【0045】収容器53は、たとえば合成樹脂により形
成することができる。上カバー51と下カバー52と
は、たとえばインロー嵌合により嵌め合わせることがで
きる構造となっており、下カバー52に設けられた一対
の係止アーム55(図6では、一つのみ図示している
が、実際には当該係止アーム55と対称位置に他の係止
アームが設けられている。)が上カバー51と係合する
ことにより、上下カバー51,52の嵌合状態をロック
している。
【0046】下カバー52は、有底の円筒状に形成され
ている。下カバー52の内面形状は、酸素ボンベ27の
大径部29(図1参照)の外形形状に対応させることが
できる。これにより、酸素ボンベ27をぴったりと収容
することができる。また、下カバー52の下部は、たと
えばゴム製のキャップ58が設けられている。これによ
り、酸素供給装置50を携帯中に落とした場合であって
も、下カバー52を保護することができる。なお、下カ
バー52内に、たとえば発泡樹脂等の吸振性のある材料
で形成したコア部材を設けることもできる。このように
すれば、落とした場合に、酸素供給装置50が損傷を受
けるのを効果的に防ぐことができる。加えて、本実施形
態では、上記一対の係止アーム55にピン56が突設さ
れており、このピン56にストラップ57を取り付ける
ことができるようになっている。これにより、酸素供給
装置50を肩に掛けた状態で携帯することができる。
【0047】一方、上カバー51の上面59には、上記
ロータリースイッチ49,ストップ弁31のつまみ40
およびコントローラ25の出口ポート24が挿通される
開口(図示せず)が設けられている。そして、上カバー
51を下カバー52に嵌め合わせた状態で、上記各開口
から図に示すようにロータリースイッチ49等が露出さ
れるようになっている。
【0048】また、本実施形態では、上カバー51の前
面側は、斜め下方にカットされており、このカットされ
た傾斜面部60に窓54が設けられている。窓54の形
状は特に限定されないが、酸素残量表示メータM1が見
やすい形状にしておく必要がある。なお、この窓54に
は、たとえば合成樹脂製の透明な板部材を取り付けてお
くのが好ましい。加えて、上カバー51の上面59に
は、把手61が設けられている。この把手61により、
酸素供給装置50を手提げ状態で携帯することができ
る。なお、本実施形態では、下カバー52を円筒状に形
成したが、下カバー52の周面の一部に平坦面を形成す
ることにより、携帯時に体にフィットさせることがで
き、好ましい。
【0049】本実施形態によれば、第1の実施形態と同
様の作用効果を奏する。加えて、収容器53内に酸素ボ
ンベ27,減圧部28(図1参照)およびコントローラ
25を収容することによって、酸素供給装置50全体の
外形形状の設計自由度が増大する。これにより、酸素供
給装置50の外形形状に関して、優れたデザインを創作
することが可能であり、携帯に適した美感のある酸素供
給装置50を提供することができる。また、酸素供給装
置50の外形形状にいわゆる出っ張り部分を無くすこと
ができ、携帯時に他のものへの引っ掛かり等を起こさな
いような外形形状にすることもできる。
【0050】さらに、収容器53の上カバー51に、コ
ントローラ25の電源スイッチおよび酸素の供給量を調
整するためのスイッチを兼ねたロータリースイッチ49
を配置することにより、一々上カバー51を外さなくて
も使用頻度の高いスイッチ49を容易に操作することが
可能となる。これにより、極めて使い勝手の良い酸素供
給装置50を提供することができる。
【0051】また、上カバー51からストップ弁31の
つまみ40が露出しているから、酸素の充填時等におい
て、ストップ弁31から減圧弁32(図1参照)を取り
外す必要がある場合に、確実にストップ弁31を閉じる
動作をすることができる。これにより、ストップ弁31
の閉め忘れを確実に防止することができるという利点が
ある。
【0052】第3の実施形態 次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図7
は、本発明の第3の実施形態に係る酸素供給装置70の
斜視図である。図7を参照して、本実施形態が第2の実
施形態と異なるところは、第2の実施形態では、上カバ
ー51に設けた窓54によってストップ弁31の酸素残
量表示メータM1を覗き見るようになっていたが(図6
参照)、本実施形態では、酸素ボンベ27内の圧力(酸
素残量)を表示する酸素残量計71が上カバー51に設
けられている点にある。なお、その他の点については、
第2の実施形態と同様である。
【0053】図8は、酸素供給装置70の配管系統図で
ある。図8を参照して、酸素残量計71としては、たと
えばブルドン管型圧力計を用いて酸素ボンベ27内の圧
力を直接計測し表示することもできるが、本実施形態で
は、減圧弁32の二次側ポート33の圧力を計測するよ
うになっている。このように、減圧弁32の二次側ポー
ト33の圧力を計測することによって、酸素ボンベ27
内の圧力を知ることができるのは、次の理由による。
【0054】一般に減圧弁の特性として、一次側圧力が
変動すると二次側圧力も変わってしまう。本実施形態に
係る減圧弁32では、酸素ボンベ27内の酸素の残量が
減ってボンベ内圧力が低下すると、これに比例して二次
側ポート33の圧力が低下する。すなわち、酸素ボンベ
27内に当初圧力150Kgf/cm2 で酸素を充填してお
き、減圧弁32によって1.4Kgf/cm2 に減圧するよう
に設定していても、酸素ボンベ27内の圧力が下がれ
ば、減圧弁32の二次側ポート33の圧力が1.4Kgf/
cm2 よりも若干低くなって行き、そして、この二次側ポ
ート33の圧力の低下のしかたは、酸素ボンベ27内の
圧力の低下に比例する。従って、減圧弁32の二次側ポ
ート33の圧力を酸素ボンベ27内の圧力、すなわち酸
素残量として表示することができる。
【0055】ただし、電磁切換弁36が開かれて酸素が
流れているときには、減圧弁32の二次側ポート33の
圧力が低下するので、正確な二次側ポート33の圧力を
計測するには、計測時に一旦電磁切換弁36を締めきる
必要がある。このため、たとえば、コントローラ25に
チェックスイッチを設け、これを押すことによって、制
御部37からの信号の出力が規制されるようにすること
ができる。つまり、チェックスイッチを押している間
は、強制的に電磁切換弁36を閉じるようにすれば、酸
素の流れを一次的に止めて減圧弁32の二次側ポート3
3の圧力を正確に計測することができる。
【0056】図7を参照して、この実施形態によれば、
第2の実施形態と同様の作用効果を奏する。加えて、収
容器53の上カバー51に酸素残量計71を設けたの
で、酸素の残量の確認を一層容易に行うことができる。
また、酸素供給装置70の外形形状について一層優れた
デザインを創作することが可能である。
【0057】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、装置全体
をコンパクトに設計することができるから、装置を携帯
して外出したときでも、減圧部とコントローラとを接続
する配管が他のものに引っ掛かったりしないように細心
の注意を払う必要がない。これにより、携帯に便利で使
いやすい呼吸用気体供給装置を提供できる。
【0058】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
係る発明と同様の効果を奏する。加えて、装置の外形形
状を全体として略円柱状に形成することにより、外形形
状において出っ張りを無くし、バッグやキャリーカート
に容易に収容することができるという利点がある。請求
項3に係る発明によれば、全体として略円柱状形状の部
分が占める割合を多くできることから、全体としてコン
パクトにでき携帯性を向上できる。また、略円柱状形状
の部分の割合の多い装置となるので、装置を素早く持っ
て迅速にスイッチ類を調整できる。また、上部に口を有
するカバン等に挿入する場合にも、下方に円柱状の部分
の多い本装置であれば、容易に且つ迅速にカバンに挿入
して収納できる。
【0059】請求項4に係る発明によれば、請求項1,
2または3に係る発明と同様の効果を奏する。加えて、
たとえば容器に呼吸用気体としての酸素を充填する際の
減圧弁の取り外しに先立って、減圧弁に接続された配管
チューブを取り外す作業が必要であるから、減圧弁取外
時の安全性を向上させることができる。請求項5に係る
発明によれば、請求項1ないし4のいずれかに係る発明
と同様の効果を奏する。加えて、容器,減圧部およびコ
ントローラを収容器に収容することによって装置全体の
外形形状の設計自由度が増大するので、装置の外径形状
について自由なデザインを創作することができる。これ
により、携帯に適した美感のある呼吸用気体供給装置を
提供することができる。
【0060】請求項6に係る発明によれば、請求項5に
係る発明と同様の効果を奏する。加えて、ストップ弁を
開閉するための操作部が上カバーに設けられているか
ら、減圧弁の取外し時等のようにストップ弁を閉じる必
要があるときには、ストップ弁の閉め忘れを効果的に防
止することができ、安全性をさらに向上させることがで
きるという利点がある。
【0061】請求項7に係る発明によれば、請求項4な
いし6のいずれかに係る発明と同様の効果を奏する。加
えて、使用頻度の高いスイッチを収容器の上カバーに設
けることにより、極めて使い勝手の良い呼吸用気体供給
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る酸素供給装置の
正面図である。
【図2】第1の実施形態に係る酸素供給装置の側面図で
ある。
【図3】第1の実施形態に係る酸素供給装置の平面図で
ある。
【図4】第1の実施形態に係る酸素供給装置の配管系統
図である。
【図5】コントローラと減圧部の取付構造を示す要部斜
視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る酸素供給装置の
斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る酸素供給装置の
斜視図である。
【図8】第3の実施形態に係る酸素供給装置の配管系統
図である。
【図9】従来の酸素供給装置の斜視図である。
【符号の説明】
20 酸素供給装置(呼吸用気体供給装置) 21 肩部 23 気体通路 25 コントローラ 26 カニューラ 27 酸素ボンベ 28 減圧部 29 本体 30 首部 31 ストップ弁 32 減圧弁 34 ホース 36 電磁切換弁 51 上カバー 52 下カバー 53 収容器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器(27)に高圧で備蓄された呼吸用気体を
    減圧部(28)により減圧して流出させ、これをコントロー
    ラ(25)を介して設定された流量で供給する呼吸用気体供
    給装置において、 上記容器(27)は、有底で大径の本体(29)と、本体(29)か
    ら径が小さくなるように連続する肩部(21)と、肩部(21)
    に続く小径の首部(30)とを有し、 上記減圧部(28)およびコントローラ(25)は、上記首部(3
    0)の周囲の空間内であって本体(29)の軸方向投影空間内
    に略納められた状態で配置されていることを特徴とする
    呼吸用気体供給装置(20,50,70)。
  2. 【請求項2】請求項1記載の呼吸用気体供給装置におい
    て、 上記本体(29),減圧部(28)およびコントローラ(25)を含
    む部分の外形形状は、全体として略円柱状に形成されて
    いることを特徴とする呼吸用気体供給装置(20,50,70)。
  3. 【請求項3】容器(27)に高圧で備蓄された呼吸用気体を
    減圧部(28)により減圧して流出させ、これをコントロー
    ラ(25)を介して設定された流量で供給する呼吸用気体供
    給装置において、 上記容器(27)は、有底で略円柱形状をした大径の本体(2
    9)と、本体(29)から径が小さくなるように連続する肩部
    (21)と、肩部(21)に続く小径の首部(30)とを有し、 減圧部(28)およびコントローラ(25)は、容器(27)の小径
    側を上方とし大径側を下方とした場合に、肩部(21)より
    も上方であって首部(30)の周囲の空間に収められた状態
    で配置されていることを特徴とする呼吸用気体供給装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1,2又は3記載の呼吸用気体供給
    装置において、 上記減圧部(28)は、一次側が上記首部(30)の先端に直接
    接続されたストップ弁(31)と、ストップ弁(31)の二次側
    に着脱可能な状態で一次側が直接接続された減圧弁(32)
    とを有しており、 上記減圧弁(32)の二次側(33)と上記コントローラ(25)と
    は、配管チューブ(34)により接続されていることを特徴
    とする呼吸用気体供給装置(50,70) 。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の呼吸
    用気体供給装置において、 上記容器(27),減圧部(28)およびコントローラ(25)は、
    上下二分割可能な上カバー(51)と下カバー(52)とを有す
    る、全体として略円柱状の収容器(53)内に収容されてい
    ることを特徴とする呼吸用気体供給装置(50,70) 。
  6. 【請求項6】請求項5記載の呼吸用気体供給装置におい
    て、 上記減圧部(28)は、一次側が上記首部(30)の先端に直接
    接続されたストップ弁(31)と、ストップ弁(31)の二次側
    に着脱可能な状態で一次側が直接接続された減圧弁(32)
    とを有しており、 上記上カバー(51)には、上記ストップ弁(31)を開閉する
    ための操作部(40)が手動操作できるように露出されてい
    ることを特徴とする呼吸用気体供給装置(50,70) 。
  7. 【請求項7】請求項4ないし6のいずれかに記載の呼吸
    用気体供給装置において、 上記上カバー(51)には、 上記コントローラ(25)に電源を供給するための電源スイ
    ッチ(49)と、 上記コントローラ(25)による呼吸用気体の流量設定のた
    めの流量設定スイッチ(49)とが備えられていることを特
    徴とする呼吸用気体供給装置(50,70) 。
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