JP2002262726A - 釣 竿 - Google Patents

釣 竿

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JP2002262726A
JP2002262726A JP2001070999A JP2001070999A JP2002262726A JP 2002262726 A JP2002262726 A JP 2002262726A JP 2001070999 A JP2001070999 A JP 2001070999A JP 2001070999 A JP2001070999 A JP 2001070999A JP 2002262726 A JP2002262726 A JP 2002262726A
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JP
Japan
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fishing rod
reel
hood
convex portion
mounting surface
Prior art date
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JP2001070999A
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English (en)
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Masaru Akiba
勝 秋葉
Koichi Ito
浩一 伊藤
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機状態で握持する手が、より自然で最大限
楽になる釣竿を提供する。 【解決手段】 円周方向角度位置の規定として、リール
固定装置のリール載置面12Hとは径方向反対側、又は
その近くの角度位置に凸部14が設けられ、前後1対と
なった固定タイプか移動タイプの2つのフード12F,
12F’の内、後側フード12F’の開口12FK’の
前後方向中間位置を基準に、前記凸部の高さの半分の位
置Lが、概ね30mm以上、概ね100mm以下後方に
位置しているよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リール脚を保持固
定するリール固定装置を有する釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】釣竿には握り専用部を有しており、この
専用の握り部を握って釣り操作、特に投擲操作等を行
う。しかし、特にリールを装着するタイプの釣竿におい
て、リールをリール固定装着に装着した場合は、仕掛け
の付いた釣糸を垂らして魚が掛かるのを待っている間、
釣竿の後端部領域である握り専用部を握持していたので
は、釣竿が重くて長時間の待機はできない。そこで、一
般に、リール装着領域付近を持って待機することが行わ
れる。こうした場合を想定した本出願人による実用新案
登録第2150611号公報には、両軸受型リールとス
ピニングリールの両方に快適に使用できるリール脚固定
装置を開示している。この場合、なだらかな起伏の凸部
は、その裾野部を、後側フードである固定タイプフード
開口の径方向反対側に位置させている。これは、スピニ
ングリール使用の場合、公報の第7図を参照すればよく
分かるように、中指と薬指との間にリール脚杆8aを挟
持し、親指先部を釣竿に接触させるような典型的な握持
の仕方を想定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、このよう
に、親指先部を接触させる握持方法では、これまた長時
間の待機には親指が疲れ、必ずしも最良の握持方法とは
いえない。また、待機状態では、一般に釣竿はその先端
が下方に向く状態となり、この場合、親指を釣竿に接触
させるような持ち方で長時間経過すれば、更に親指を疲
労させる。依って本発明は、待機状態で握持する手が、
より自然で最大限楽になる釣竿の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は請求項1において、円周方向角度位置の規定として、
リール固定装置のリール載置面とは径方向反対側、又は
その近くの角度位置に凸部が設けられ、前後1対となっ
た固定タイプか移動タイプの2つのフードの内、後側フ
ードの開口の前後方向中間位置を基準に、前記凸部の高
さの半分の位置が、概ね30mm以上、概ね100mm
以下後方に位置していることを特徴とする釣竿を提供す
る。凸部の判断は、その直ぐ前部と比較して凸状に膨出
しているか否かで判断する。
【0005】凸部の高さの半分の位置が、後側フードの
開口の前後方向中間位置を基準に少なくとも概ね30m
m程度後方に位置しているため、既述の本出願人による
登録公報に開示の凸部とは区別できる。軽く握持した場
合、釣竿がずり下がろうとしても、本願凸部が、手の掌
の小指側の側縁部に係止して釣竿を保持できる。即ち、
親指を自由にした状態でリール固定装置部位を軽く握持
しても、釣竿先部が下がった方向にずり落ちようとした
場合、凸部が手の側縁部に引っ掛り、滑り落ちを止める
作用を果たす。この場合、親指に力を入れたり伸ばした
りする必要が無いため、軽く握持した手は自然な状態で
あって、釣竿を非常に楽に長時間保持しつつ魚が掛かる
のを待機できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は本発明
に係る第1形態例釣竿の要部側面図であり、図2は上面
図である。繊維強化樹脂製竿管10の外側に、合成樹脂
等で形成された筒状のリール固定装置本体12を嵌着さ
せている。リール(ここではスピニングリールR1)を
載置するリール載置面12Hの前後に1対のフードを設
けている。この形態例では、前側に固定フード12Fを
設け、後側に移動フード12F’を設けている。この移
動フードを有する部材は、リール固定装置本体12に設
けた前後方向の溝12Mに前後移動可能に係合した金属
部材を主体として構成されている。
【0007】この釣竿にとって、標準の大きさのスピニ
ングリールR1の脚を、固定フードの開口12FKと、
移動フードの開口12FK’に挿入して保持固定した状
態を図示している。この場合の、後側の移動フード12
F’の開口の、前後方向の中間位置から距離Lだけ後方
であって、前記リール載置面12Hとは径方向反対側角
度位置に、その前部領域に比べて膨出しており、高さ半
分の位置が位置するように凸部14が設けられている。
凸部はその前部領域とは滑らかに連続しており、前記径
方向反対側角度位置から、リール固定装置本体12の側
面にまで亘って凸部14が設けられている。スピニング
リールの場合、この距離Lは、概ね30mm以上、概ね
100mm(好ましくは、概ね80mm)以下の範囲で
ある。
【0008】凸部については、該形態例のように固定装
置本体12に一体的に形成してもよく、また後述する
が、ゴム部材等の軟質部材や合成樹脂等で別に形成した
ものを接着剤等で一体的に取り付けてもよく、更には、
ユーザーが釣竿を購入した後に、別体の凸部部品を、自
分の手の大きさや習慣的な握持位置を考慮して、適宜位
置に取り付けてもよい。更に、凸部14の稜線14R
は、前記径方向反対側角度位置からリール載置面12H
の方に進むに従って概ね前方向に傾斜している。この稜
線14Rは、必ずしも明示できるように凸部の頂部が先
鋭になっていることを意味するものではない。頂部は図
1に示す程度に、適宜な曲面状が好ましい。こうした傾
斜方向であるとに、図示の如く、釣竿を軽く握持した手
の側縁部に沿い易く、釣竿がずり下がろうとして側縁部
当接した場合、この側縁部に引っ掛って釣竿を保持でき
るだけでなく、当接状態が手に馴染んで心地よい。
【0009】図3は、図1と異なり、魚が掛かるのを待
っている状態ではなく、投擲等の釣竿操作を行う場合の
手の握持状態を示しており、握持状態の安定化のため、
親指を釣竿表面に当接させている。この場合も、凸部が
手の掌側縁部に沿い、当接状態が手に馴染んだ状態で釣
竿操作でき、滑り難く快適である。
【0010】図4は、図1とは異なる第2形態例を示
す。異なる事項を主に説明する。後側フードは移動フー
ド12F’であることは同じであるが、そのフードを有
する部材はナット部材16の回動によって前後移動す
る。凸部14は、移動フードを有する部材に一体に形成
するか、又は別体部品を装着して設けられている。その
他は、第1形態例と同様である。
【0011】図5は第3の形態例を示し、要部側面図で
あり、図6はその上面図である。この形態例では、標準
のリールはスピニングリール以外であり、例えば、両軸
受型リールR2である。この場合の釣竿はキャスティン
グロッドであり、竿杆10に嵌着させたリール固定装置
本体12には、そのリール載置面12Hの径方向反対側
角度位置にトリガー12Tが設けられている。参照番号
18は専用の握り部を示す。前後のフードの内、前側の
フードは移動フード12F’であり、後側のフードは固
定フード12Fである。移動フード12F’を有する部
材は、前後動しないナット部材16の回動によって前後
に移動する。
【0012】前記トリガーよりも後方位置であって、固
定フード開口12FKの前後方向中間位置を基準に距離
Lだけ後方には、凸部14(の高さの半分の位置)が位
置しており、この場合も専用握り部18の側部にまで亘
っている。その稜線14Rは、角度位置がトリガーの角
度位置から離れるに従って、後方に傾斜している。両軸
受型リールは、釣竿の上側に位置して使用するため、リ
ール固定装置付近を軽く握持した場合、手の掌の側縁部
が傾斜した凸部に沿い易く、心地よい。この場合のよう
に、スピニングリール以外のリールの場合には、距離L
は概ね30mm以上、概ね100mm以下の範囲であ
る。
【0013】図7は、両軸受型リールR2を標準のリー
ルとした釣竿の他の形態例を示している。第3形態例と
異なるのは釣竿がキャスティングロッドではなく、トリ
ガーはない。また、リール固定装置本体12の形態が異
なっている。前側フードが移動フード12F’であるこ
とは同じであるが、ナット部材16が回動しつつ移動フ
ードを有する部材と共に前後移動する(第2形態例の場
合と同じ)。その他は同様であり、距離Lの基準点は、
固定フード12Fの開口12FKの前後方向の中間位置
である。
【0014】図8は第1形態例の変形例であり、図9は
その矢視線H−Hによる拡大横断面図である。凸部が既
述のように別体部品14’として形成され、それをリー
ル固定装置本体12に装着したものである。この場合、
装着位置付近のリール固定装置本体12には係合凸部1
2Tが設けられており、前記凸部部品14’には、この
係合凸部12Tよりも前後方向に長い係合凹部14Kを
設けている。従って、当該凸部部品14’は装着される
と、リール固定装置本体12に対して回動することが防
止されるが、幾分前後方向には移動させることができ、
釣人の手の大きさや握持位置(握持の仕方)に応じて位
置を調節できる。
【0015】図10は、図8と図9に示す例の更なる変
形例であり、凸部部品14’をリール固定装置本体12
に対して接着剤で固定した例である。図11は他の変形
例であり、図12はその矢視線K−Kによる拡大横断面
図である。この場合は、凸部部品14”は、その周方向
両端部において、リール固定装置本体12の溝12Mに
係止し、回り止めがなされている。この場合も、凸部部
品14”は、溝12Mに沿って装着位置を調節できる。
【0016】標準のリールがスピニングリールでもその
他であっても、後側フードは移動フードでも固定フード
でもよい。また、凸部はどの部材に設けられていてもよ
い。更には、釣竿に対する標準のリールがスピニングリ
ールであっても、この釣竿に両軸等のその他のリールを
使用することは問題無く、また、こうしたリール使用で
あっても、凸部は、軽く握持した手の掌の側縁部に当接
し、釣竿がずり落ちるのを防止できる。逆に、その他
の、両軸受型リール等を標準リールとした釣竿に、スピ
ニングリールを使用することも問題無く、この場合も、
凸部は軽く握持した手の掌の側縁部に当接し、釣竿がず
り落ちるのを防止できる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、凸部が後側フード開口よりも概ね30mm程度
以上離れているため、リール固定装置付近を軽く握持し
た際に、凸部は手の掌の小指側側縁部に当って引っ掛か
り、軽く握持したにも拘わらず釣竿のずり落ちを防止で
き、長時間の待機が可能となる。また、その他、リール
固定装置付近の握持にしても、その握持位置には幾分か
の変動があり、こうした変動位置の軽い握持に対して
も、釣竿がずり落ちないように、手の側縁部に引っ掛か
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る第1形態例の釣竿の要部を
示す側面図である。
【図2】図2は図1の上面図である。
【図3】図3は図1の握持状態と異なる握持状態の側面
図である。
【図4】図4は本発明に係る第2形態例の釣竿の要部を
示す側面図である。
【図5】図5は本発明に係る第3形態例の釣竿の要部を
示す側面図である。
【図6】図6は図5の上面図である。
【図7】図7は本発明に係る第4形態例の釣竿の要部を
示す側面図である。
【図8】図8は第1形態例の変形例を示す側面図であ
る。
【図9】図9は図8の矢視線H−Hによる拡大横断面図
である。
【図10】図10は図9に代わる他の変形例を示す横断
面図である。
【図11】図11は第1形態例の更なる他の変形例を示
す側面図である。
【図12】図12は図11の矢視線K−Kによる拡大横
断面図である。
【符号の説明】
12H リール載置面 12F 固定フード 12F’ 移動フード 14 凸部 R1 スピニングリール R2 両軸受型リール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向角度位置の規定として、リール
    固定装置のリール載置面とは径方向反対側、又はその近
    くの角度位置に凸部が設けられ、前後1対となった固定
    タイプか移動タイプの2つのフードの内、後側フードの
    開口の前後方向中間位置を基準に、前記凸部の高さの1
    /2の位置が、概ね30mm以上、概ね100mm以下
    後方に位置していることを特徴とする釣竿。
  2. 【請求項2】 前記凸部がリール載置面とは径方向反対
    側、又はその近くの角度位置から側面に亘って設けられ
    ている請求項1記載の釣竿。
  3. 【請求項3】 前記側面にまで亘って設けられた凸部の
    側面視が、スピニングリールを主たる使用リールとした
    釣竿では、リール載置面とは径方向反対側近くの凸部位
    置を基準にして釣竿の前方向に傾斜しており、両軸受型
    等の、スピニングリール以外を主たるリールとした釣竿
    では、後方に向かって傾斜している請求項2記載の釣
    竿。
JP2001070999A 2001-03-13 2001-03-13 釣 竿 Pending JP2002262726A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118927A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Shimano Inc 釣り竿のグリップ

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