JP2002262560A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2002262560A
JP2002262560A JP2001054468A JP2001054468A JP2002262560A JP 2002262560 A JP2002262560 A JP 2002262560A JP 2001054468 A JP2001054468 A JP 2001054468A JP 2001054468 A JP2001054468 A JP 2001054468A JP 2002262560 A JP2002262560 A JP 2002262560A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整流トランジスタのゲート容量を充放電する
ことによる損失を低減しつつ、整流トランジスタのゲー
トに蓄積された電荷を確実に放出することにより正常な
整流動作を行うことができるスイッチング電源装置を提
供する。 【解決手段】 トランス25と、スイッチング動作によ
りトランス25の1次巻線を励磁する入力スイッチング
回路21〜24と、トランス25の2次巻線に直列に接
続された整流トランジスタ26、27と、2次巻線に直
列に接続された平滑インダクタ28と、2次巻線に並列
に接続された平滑コンデンサ29と、入力スイッチング
回路21〜24のスイッチング動作に同期して整流トラ
ンジスタ26、27をオンさせる手段と、整流トランジ
スタ26、27のゲート−ソース間を短絡することによ
り整流トランジスタ26、27をオフさせる手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置に関し、さらに詳細には、変換効率が改良されたス
イッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】入力電圧を所定の出力電圧に変換するス
イッチング電源装置の一種として、トランスの2次側に
トランジスタを用いた同期整流型のスイッチング電源装
置が知られている。この種のスイッチング電源装置とし
ては、例えば、特開平10−210740号公報に記載
されたスイッチング電源装置がある。
【0003】図8は、同公報に記載された従来の同期整
流型のスイッチング電源装置の回路図である。
【0004】図8に示されるように、同公報に記載され
た従来の同期整流型のスイッチング電源装置は、トラン
ス1の1次巻線N1に流れる電流を制御するトランジス
タQ0と、トランス1の2次巻線N2に直列に接続され
た整流トランジスタ4と、トランス1の2次巻線N2に
並列に接続された整流ダイオード5とを備え、トランス
1の3次巻線N3に発生する電圧を用いて整流トランジ
スタ4のオン/オフを制御することにより同期整流を行
っている。
【0005】さらに、同公報に記載された従来の同期整
流型のスイッチング電源装置は、整流トランジスタ4の
ゲートと出力端との間にダイオードD2を備えており、
これによって整流トランジスタ4のゲートに蓄積されて
いる電荷を出力に回生している。これにより、整流トラ
ンジスタ4のゲート容量を充放電することによる損失が
低減されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
同期整流型のスイッチング電源装置においては、出力端
に接続された負荷が軽く出力電圧が低下しない場合、整
流トランジスタ4のゲートと出力端との間に設けられた
ダイオードD2が順バイアスされないため、整流トラン
ジスタ4のゲートに蓄積された電荷が放出できないおそ
れがあった。整流トランジスタ4のゲートに蓄積された
電荷が放出できない場合、整流トランジスタ4は、オフ
すべき期間においてもオン状態となるので、正常な整流
動作が行われないという問題が生じる。
【0007】したがって、本発明の目的は、整流トラン
ジスタのゲート容量を充放電することによる損失を低減
しつつ、整流トランジスタのゲートに蓄積された電荷を
確実に放出することにより正常な整流動作を行うことが
できるスイッチング電源装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
トランスと、スイッチング動作により前記トランスの1
次巻線を励磁する入力スイッチング回路と、前記トラン
スの2次巻線に直列に接続された整流トランジスタと、
前記トランスの前記2次巻線に直列に接続された平滑イ
ンダクタと、前記トランスの前記2次巻線に並列に接続
された平滑コンデンサと、前記入力スイッチング回路の
前記スイッチング動作に同期して前記整流トランジスタ
をオンさせる手段と、前記整流トランジスタのゲート−
ソース間を短絡することにより前記整流トランジスタを
オフさせる手段とを備えるスイッチング電源装置によっ
て達成される。
【0009】本発明によれば、整流トランジスタのゲー
ト−ソース間を短絡することにより整流トランジスタを
確実にオフすることができるので、正常な整流動作を行
うことが可能となる。
【0010】本発明の好ましい実施態様においては、前
記入力スイッチング回路がハーフブリッジ回路からな
る。
【0011】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記入力スイッチング回路の前記スイッチング動作
にデッドタイムが設けられている。
【0012】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記オフさせる手段が、前記デッドタイムの後に前
記整流トランジスタの前記ゲート−ソース間を短絡させ
る。
【0013】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記トランスの前記2次巻線が、互いに一端が接続
された第1及び第2の部分を含み、前記整流トランジス
タが、前記2次巻線の前記第1の部分の他端に接続され
た第1の整流トランジスタ及び前記2次巻線の前記第2
の部分の他端に接続された第2の整流トランジスタを含
み、前記平滑インダクタが、前記2次巻線の前記第1の
部分の前記一端と前記第2の部分の前記一端の節点に接
続されている。
【0014】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第1の整流トランジスタのゲートと前記第2の
整流トランジスタのゲートを短絡する手段をさらに備え
る。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、第1の整流トランジスタ及び第2の整流トランジス
タの一方のゲートに蓄積されている電荷が他方のゲート
に与えられるので、整流トランジスタのゲート容量を充
放電することによる損失を低減することができる。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第1の整流トランジスタのゲートと前記節点を
短絡する手段と、前記第2の整流トランジスタのゲート
と前記節点を短絡する手段とをさらに備える。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、第1の整流トランジスタ及び第2の整流トランジス
タのゲートに蓄積されている電荷が出力に回生されるの
で、第1及び第2の整流トランジスタのゲート容量を充
放電することによる損失を低減することができる。
【0018】本発明の前記目的はまた、1次巻線、第1
の2次巻線及び第2の2次巻線を有するトランスと、前
記1次巻線に接続されたハーフブリッジ回路と、平滑コ
ンデンサと、前記第1の2次巻線の一端及び前記第2の
2次巻線の一端の共通節点と前記平滑コンデンサの一端
との間に接続された平滑インダクタと、前記第1の2次
巻線の他端と前記平滑コンデンサの他端との間に接続さ
れた第1の整流トランジスタと、前記第2の2次巻線の
他端と前記平滑コンデンサの他端との間に接続された第
2の整流トランジスタと、前記第1の整流トランジスタ
のゲートと前記第2の整流トランジスタのゲートとを短
絡する第1の補助スイッチとを備えるスイッチング電源
装置によって達成される。
【0019】本発明によれば、第1の整流トランジスタ
及び第2の整流トランジスタの一方のゲートに蓄積され
ている電荷が他方のゲートに与えられるので、整流トラ
ンジスタのゲート容量を充放電することによる損失を低
減することができる。
【0020】本発明の好ましい実施態様においては、前
記第1の補助スイッチが、前記ハーフブリッジ回路のデ
ッドタイム期間の少なくとも一部においてオンする。
【0021】本発明の好ましい実施態様によれば、デッ
ドタイム期間において第1の整流トランジスタ及び第2
の整流トランジスタの両方をオンさせることができるの
で、出力電流が第1の整流トランジスタ及び第2の整流
トランジスタが有するボディダイオードを流れることが
なくなる。これにより、デッドタイムにおいて発生する
損失が大幅に低減される。
【0022】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第1の整流トランジスタのゲート−ソース間を
短絡する第2の補助スイッチと、前記第2の整流トラン
ジスタのゲート−ソース間を短絡する第3の補助スイッ
チとをさらに備える。
【0023】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、第1及び第2の整流トランジスタのゲート−ソース
間を短絡することによりこれら第1及び第2の整流トラ
ンジスタを確実にオフすることができるので、正常な整
流動作を行うことが可能となる。
【0024】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第2の補助スイッチは、前記第1の補助スイッ
チがオフした後、前記トランスの前記1次巻線に第1の
方向に電流が流れている期間の少なくとも一部において
オンし、前記第3の補助スイッチは、前記第1の補助ス
イッチがオフした後、前記トランスの前記1次巻線に第
2の方向に電流が流れている期間の少なくとも一部にお
いてオンする。
【0025】本発明の前記目的はまた、1次巻線、第1
の2次巻線及び第2の2次巻線を有するトランスと、前
記1次巻線に接続されたハーフブリッジ回路と、平滑コ
ンデンサと、前記第1の2次巻線の一端及び前記第2の
2次巻線の一端の共通節点と前記平滑コンデンサの一端
との間に接続された平滑インダクタと、前記第1の2次
巻線の他端と前記平滑コンデンサの他端との間に接続さ
れた第1の整流トランジスタと、前記第2の2次巻線の
他端と前記平滑コンデンサの他端との間に接続された第
2の整流トランジスタと、前記第1の整流トランジスタ
のゲートと前記共通節点を短絡する第1の補助スイッチ
と、前記第2の整流トランジスタのゲートと前記共通節
点を短絡する第2の補助スイッチと、前記第1の整流ト
ランジスタのゲート−ソース間を短絡する第3の補助ス
イッチと、前記第2の整流トランジスタのゲート−ソー
ス間を短絡する第4の補助スイッチとを備えるスイッチ
ング電源装置によって達成される。
【0026】本発明によれば、第1の整流トランジスタ
及び第2の整流トランジスタのゲートに蓄積されている
電荷が出力に回生されるので、第1及び第2の整流トラ
ンジスタのゲート容量を充放電することによる損失を低
減することができるとともに、これら第1及び第2の整
流トランジスタを確実にオフすることができるので、正
常な整流動作を行うことが可能となる。
【0027】本発明の好ましい実施態様においては、前
記第1の補助スイッチは、前記トランスの前記1次巻線
に第1の方向に電流が流れている期間と前記トランスの
前記1次巻線に第2の方向に電流が流れている期間との
間のデッドタイムの少なくとも一部においてオンし、前
記第2の補助スイッチは、前記トランスの前記1次巻線
に前記第2の方向に電流が流れている期間と前記トラン
スの前記1次巻線に前記第1の方向に電流が流れている
期間との間のデッドタイムの少なくとも一部においてオ
ンする。
【0028】本発明の好ましい実施態様によれば、トラ
ンスの1次巻線に第1の方向に電流が流れている期間と
トランスの1次巻線に第2の方向に電流が流れている期
間との間のデッドタイムにおいては、第1の整流トラン
ジスタのゲートに蓄積された電荷が徐々に出力側に放出
され、トランスの1次巻線に第2の方向に電流が流れて
いる期間とトランスの1次巻線に第1の方向に電流が流
れている期間との間のデッドタイムにおいては、第2の
整流トランジスタのゲートに蓄積された電荷が徐々に出
力側に放出されることから、デッドタイム期間において
第1の整流トランジスタ及び第2の整流トランジスタの
両方をオンさせることができる。これにより、出力電流
が第1の整流トランジスタ及び第2の整流トランジスタ
が有するボディダイオードを流れることがなくなり、デ
ッドタイムにおいて発生する損失が大幅に低減される。
【0029】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第3の補助スイッチは、前記第1の補助スイッ
チがオフした後、前記トランスの前記1次巻線に前記第
2の方向に電流が流れている期間の少なくとも一部にお
いてオンし、前記第4の補助スイッチは、前記第2の補
助スイッチがオフした後、前記トランスの前記1次巻線
に前記第1の方向に電流が流れている期間の少なくとも
一部においてオンする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0031】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るスイッチング電源装置20の回路図である。
【0032】図1に示されるように、本実施態様にかか
るスイッチング電源装置20は、直流電源の両端間に直
列に接続された第1の入力スイッチ21及び第2の入力
スイッチ22と、直流電源の両端間に直列に接続された
第1の入力コンデンサ23及び第2の入力コンデンサ2
4と、第1の入力スイッチ21及び第2の入力スイッチ
22の節点と第1の入力コンデンサ23及び第2の入力
コンデンサ24の節点との間に1次巻線N1が接続さ
れ、第1及び第2の2次巻線N2、N3を有するトラン
ス25と、ドレインがトランス25の第1の2次巻線N
2に接続された第1の整流トランジスタ26と、ドレイ
ンがトランス25の第2の2次巻線N3に接続された第
2の整流トランジスタ27と、トランス25の第1の2
次巻線N2及び第2の2次巻線N3の節点と負荷の一端
との間に接続された平滑インダクタ28と、負荷に並列
に接続された平滑コンデンサ29と、第1の入力スイッ
チ21及び第2の入力スイッチ22のオン/オフを制御
する1次制御回路30と、第1の整流トランジスタ26
のゲートと第2の整流トランジスタ27のゲートとの間
に設けられた第1の補助スイッチ31と、第1の整流ト
ランジスタ26のゲート−ソース間に設けられた第2の
補助スイッチ32と、第2の整流トランジスタ27のゲ
ート−ソース間に設けられた第3の補助スイッチ33
と、トランス25の2次側電圧V1〜V3を監視しこれ
に基づいて第1の整流トランジスタ26、第2の整流ト
ランジスタ27、第1の補助スイッチ31、第2の補助
スイッチ32及び第3の補助スイッチ33のオン/オフ
を制御する2次制御回路34とを備える。第1及び第2
の整流トランジスタ26、27のソースは、負荷の他端
に共通に接続されている。また、特に限定されないが、
負荷としては、サーバやルータのように低電圧(例え
ば、数V)且つ大電流(例えば、60A〜150A)が
必要な負荷を接続することが好適である。
【0033】かかる構成により、本実施態様にかかるス
イッチング電源装置20の1次側は、ハーフブリッジ回
路からなる入力スイッチング回路を構成し、2次側は同
期整流回路を構成している。また、図1に示されるよう
に、第1及び第2の整流トランジスタ26、27は、M
OSFET(電界効果トランジスタ)によって構成され
ている。
【0034】図2は、第1及び第2の整流トランジスタ
26、27を構成するMOSFETの等価回路である。
【0035】図2に示されるように、MOSFETは、
ゲート−ソース間容量Cgs及びゲート−ドレイン間容
量Cgdからなるゲート容量を有している他、ソース−
ドレイン間には逆方向接続されたボディダイオードDを
有している。一般に、ゲート容量は駆動能力の大きいM
OSFETほど大きいため、大電流が必要な負荷が接続
される場合には、かかるMOSFETのゲート容量はか
なり大きくなる。また、ボディーダイオードは通常のダ
イオードと同様、所定のしきい値電圧(典型的には、
0.8〜1.0V)を有しており、順方向にバイアスさ
れるとかかるしきい値電圧分の電圧降下を伴って導通す
る。
【0036】次に、本実施態様にかかるスイッチング電
源装置20の動作について説明する。
【0037】図3は、本実施態様にかかるスイッチング
電源装置20の動作波形図である。図3において、S2
1、S22、S31、S32及びS33は、それぞれ第
1の入力スイッチ21、第2の入力スイッチ22、第1
の補助スイッチ31、第2の補助スイッチ32及び第3
の補助スイッチ33のオン/オフを制御する信号であ
り、ハイレベルであれば対応するスイッチはオン状態と
なり、ローレベルであれば対応するスイッチはオフ状態
となる。また、V26及びV27は、それぞれ第1の整
流トランジスタ26のゲート−ソース間電圧及び第2の
整流トランジスタ27のゲート−ソース間電圧である。
さらに、I26、I27及びI28は、それぞれ第1の
整流トランジスタ26、第2の整流トランジスタ27及
び平滑インダクタ28を流れる電流である。
【0038】図3に示されるように、第1の入力スイッ
チ21及び第2の入力スイッチ22は、1次制御回路3
0による制御のもと交互にオンされるが、オン状態とな
る入力スイッチが第1の入力スイッチ21から第2の入
力スイッチ22に切り替わる際及び第2の入力スイッチ
22から第1の入力スイッチ21に切り替わる際に、第
1の入力スイッチ21及び第2の入力スイッチ22の両
方がオフとなるデッドタイムが挿入されている。
【0039】2次制御回路34は、トランス25の2次
側電圧V1〜V3に基づき、かかるデッドタイムにおい
て第1の補助スイッチ31をオンさせるとともに、第1
の入力スイッチ21がオンしている期間において第2の
整流トランジスタ27のゲートにハイレベルの信号を供
給し、第2の入力スイッチ22がオンしている期間にお
いて第1の整流トランジスタ26のゲートにハイレベル
の信号を供給する。
【0040】これにより、第1の入力スイッチ21がオ
ンしている期間においては第2の整流トランジスタ27
のゲートはハイレベルとなって第2の整流トランジスタ
27はオン状態となり、第2の入力スイッチ22がオン
している期間においては第1の整流トランジスタ26の
ゲートはハイレベルとなって第1の整流トランジスタ2
6はオン状態となる。さらに、第1の入力スイッチ21
及び第2の入力スイッチ22がいずれもオフしている期
間(デッドタイム)においては、第1の整流トランジス
タ26のゲートと第2の整流トランジスタ27のゲート
は、第1の補助スイッチ31によって短絡されることに
なる。
【0041】具体的には、第1の入力スイッチ21がオ
フするタイミングを時刻t0とし、第2の入力スイッチ
22がオンするタイミングを時刻t1とした場合、時刻
t0〜時刻t1(デッドタイム)において第1の補助ス
イッチ31がオン状態となる。この場合、時刻t0以前
においては、第2の整流トランジスタ27のゲートはハ
イレベルであり、第1の整流トランジスタ26のゲート
はローレベルとなっていることから、第1の補助スイッ
チ31がオンすると、これらゲートの電位はその中間電
位となる。図4に、時刻t0及びt1付近におけるスイ
ッチング電源装置20の動作をより詳細に示す。
【0042】同様に、第2の入力スイッチ22がオフす
るタイミングを時刻t2とし、第1の入力スイッチ21
がオンするタイミングを時刻t3とした場合、時刻t2
〜時刻t3(デッドタイム)において第1の補助スイッ
チ31がオン状態となる。この場合、時刻t2以前にお
いては、第1の整流トランジスタ26のゲートはハイレ
ベルであり、第2の整流トランジスタ27のゲートはロ
ーレベルとなっていることから、第1の補助スイッチ3
1がオンすると、これらゲートの電位はその中間電位と
なる。
【0043】これにより、デッドタイムにおいては、第
1の整流トランジスタ26と第2の整流トランジスタ2
7の両方がオン状態となるので、従来のスイッチング電
源装置のようにデッドタイムにおいて第1の整流トラン
ジスタ26や第2の整流トランジスタ27が有するボデ
ィーダイオードにインダクタ電流が流れることはない。
より詳細には、図4においてハッチングが施されている
部分が、従来のスイッチング電源装置ではボディーダイ
オードに流れていた電流であり、これが本実施態様にか
かるスイッチング電源装置20では第1の整流トランジ
スタ26及び第2の整流トランジスタ27に流れている
ことが分かる。
【0044】また、時刻t1において第1の補助スイッ
チ31がオフされた後は、2次制御回路34による制御
のもと第3の補助スイッチ33が所定の期間だけオンさ
れる。これによって第2の整流トランジスタ27のゲー
ト−ソース間が短絡されるので、第2の整流トランジス
タ27は完全にオフ状態となる。同様に、時刻t3にお
いて第1の補助スイッチ31がオフされた後は、2次制
御回路34による制御のもと第2の補助スイッチ32が
所定の期間だけオンされる。これによって第1の整流ト
ランジスタ26のゲート−ソース間が短絡されるので、
第1の整流トランジスタ26は完全にオフ状態となる。
【0045】以上の動作により、第1の入力スイッチ2
1がオンしている期間においては、平滑インダクタ28
を流れるインダクタ電流は、平滑インダクタ28、負
荷、第2の整流トランジスタ27及びトランス25の第
2の2次巻線N3からなる第1のループを循環し、第2
の入力スイッチ22がオンしている期間においては、平
滑インダクタ28、負荷、第1の整流トランジスタ26
及びトランス25の第1の2次巻線N2からなる第2の
ループを循環する。そして、デッドタイムにおいては、
これら第1のループ及び第2のループの両方に電流が流
れることになる。
【0046】このように、本実施態様によるスイッチン
グ電源装置20においては、デッドタイムにおいて第1
の補助スイッチ31をオンさせることにより第1の整流
トランジスタ26のゲートと第2の整流トランジスタ2
7のゲートを短絡しているので、デッドタイムにおいて
これら第1の整流トランジスタ26及び第2の整流トラ
ンジスタ27の両方をオン状態とすることができ、ボデ
ィーダイオードにインダクタ電流が流れるのを防止する
ことができる。
【0047】しかも、第1の補助スイッチ31がオンす
ることにより、第1の整流トランジスタ26のゲート及
び第2の整流トランジスタ27のゲートの一方に蓄積さ
れている電荷が他方のゲートに供給されるので、ゲート
容量を充放電することによる損失を低減することができ
る。
【0048】さらに、デッドタイムの経過後は、第2の
補助スイッチ32又は第3の補助スイッチ33がオンす
ることにより、第1の整流トランジスタ26又は第2の
整流トランジスタ27のゲート−ソース間が短絡される
ので、第1の整流トランジスタ26又は第2の整流トラ
ンジスタ27がオフすべき期間においてこれらを確実に
オフすることができる。
【0049】次に、本発明の好ましい他の実施態様につ
いて説明する。
【0050】図5は、本発明の好ましい他の実施態様に
かかるスイッチング電源装置40の回路図である。
【0051】図5に示されるように、本実施態様にかか
るスイッチング電源装置40は、上記実施態様にかかる
スイッチング電源装置20において備えられていた第1
の補助スイッチ31が削除されている代わりに、第1の
整流トランジスタ26のゲートと平滑インダクタ28の
一端との間に設けられた第4の補助スイッチ41と、第
2の整流トランジスタ27のゲートと平滑インダクタ2
8の一端との間に設けられた第5の補助スイッチ42と
が設けられている。これら第4の補助スイッチ41及び
第5の補助スイッチ42のオン/オフ制御は、2次制御
回路34によって行われる。
【0052】次に、本実施態様にかかるスイッチング電
源装置40の動作について説明する。
【0053】図6は、本実施態様にかかるスイッチング
電源装置40の動作波形図である。図6において、S4
1及びS42は、それぞれ第4の補助スイッチ41及び
第5の補助スイッチ42のオン/オフを制御する信号で
あり、ハイレベルであれば対応するスイッチはオン状態
となり、ローレベルであれば対応するスイッチはオフ状
態となる。その他は、図3と同様である。
【0054】図6に示されるように、本実施態様におい
ても、第1の入力スイッチ21及び第2の入力スイッチ
22は、1次制御回路30による制御のもと交互にオン
されるが、オン状態となる入力スイッチが第1の入力ス
イッチ21から第2の入力スイッチ22に切り替わる際
及び第2の入力スイッチ22から第1の入力スイッチ2
1に切り替わる際に、第1の入力スイッチ21及び第2
の入力スイッチ22の両方がオフとなるデッドタイムが
挿入されている。
【0055】2次制御回路34は、第1の入力スイッチ
21がオフしてから第2の入力スイッチ22がオフする
までの期間において第1の整流トランジスタ26のゲー
トにハイレベルの信号を供給し、第2の入力スイッチ2
2がオフしてから第1の入力スイッチ21がオフするま
での期間において第2の整流トランジスタ27のゲート
にハイレベルの信号を供給する。これにより、第1の入
力スイッチ21がオフしてから第2の入力スイッチ22
がオフするまでの期間においては第1の整流トランジス
タ26のゲートはハイレベルとなって第1の整流トラン
ジスタ26はオン状態となり、第2の入力スイッチ22
がオフしてから第1の入力スイッチ21がオフするまで
の期間においては第2の整流トランジスタ27のゲート
はハイレベルとなって第2の整流トランジスタ27はオ
ン状態となる。
【0056】2次制御回路34は、さらに、オン状態と
なる入力スイッチが第1の入力スイッチ21から第2の
入力スイッチ22に切り替わる際のデッドタイムにおい
て第5の補助スイッチ42をオン状態とし、オン状態と
なる入力スイッチが第2の入力スイッチ22から第1の
入力スイッチ21に切り替わる際のデッドタイムにおい
て第4の補助スイッチ41をオン状態とする。これによ
り、オン状態となる入力スイッチが第1の入力スイッチ
21から第2の入力スイッチ22に切り替わる際のデッ
ドタイムにおいて、第2の整流トランジスタ27のゲー
トが平滑インダクタ28の一端に接続され、オン状態と
なる入力スイッチが第2の入力スイッチ22から第1の
入力スイッチ21に切り替わる際のデッドタイムにおい
て、第1の整流トランジスタ26のゲートが平滑インダ
クタ28の一端に接続されることになる。
【0057】具体的には、第1の入力スイッチ21がオ
フするタイミングを時刻t10とし、第2の入力スイッ
チ22がオンするタイミングを時刻t11とした場合、
時刻t10〜時刻t11(デッドタイム)において第5
の補助スイッチ42がオン状態となる。この場合、時刻
t10以前においては、第2の整流トランジスタ27の
ゲートはハイレベルとなっていることから、第5の補助
スイッチ42がオンすると、第2の整流トランジスタ2
7のゲートに蓄えられている電荷は出力へ回生され、第
2の整流トランジスタ27のゲート−ソース間電圧は徐
々に低下する。本実施態様においては、第2の整流トラ
ンジスタ27のゲートに蓄えられている電荷を十分に出
力へ回生させるため、デッドタイム以上の期間に亘って
第5の補助スイッチ42をオンさせている。図7に、時
刻t10及びt11付近におけるスイッチング電源装置
40の動作をより詳細に示す。
【0058】同様に、第2の入力スイッチ22がオフす
るタイミングを時刻t12とし、第1の入力スイッチ2
1がオンするタイミングを時刻t13とした場合、時刻
t12〜時刻t13(デッドタイム)において第4の補
助スイッチ41がオン状態となる。この場合、時刻t1
2以前においては、第1の整流トランジスタ26のゲー
トはハイレベルとなっていることから、第4の補助スイ
ッチ41がオンすると、第1の整流トランジスタ26の
ゲートに蓄えられている電荷は出力へ回生され、第1の
整流トランジスタ26のゲート−ソース間電圧は徐々に
低下する。本実施態様においては、第1の整流トランジ
スタ26のゲートに蓄えられている電荷を十分に出力へ
回生させるため、デッドタイム以上の期間に亘って第4
の補助スイッチ41をオンさせている。
【0059】これにより、デッドタイムにおいては、第
1の整流トランジスタ26と第2の整流トランジスタ2
7の両方がオン状態となるので、上記実施態様と同様
に、デッドタイムにおいて第1の整流トランジスタ26
や第2の整流トランジスタ27が有するボディーダイオ
ードにインダクタ電流が流れることはない。より詳細に
は、図7においてハッチングが施されている部分が、従
来のスイッチング電源装置ではボディーダイオードに流
れていた電流であり、これが本実施態様にかかるスイッ
チング電源装置40では第1の整流トランジスタ26及
び第2の整流トランジスタ27に流れていることが分か
る。
【0060】また、第5の補助スイッチ42がオフされ
た後は、2次制御回路34による制御のもと第3の補助
スイッチ33が所定の期間だけオンされる。これによっ
て第2の整流トランジスタ27のゲート−ソース間が短
絡されるので、第2の整流トランジスタ27は完全にオ
フ状態となる。同様に、第4の補助スイッチ41がオフ
された後は、2次制御回路34による制御のもと第2の
補助スイッチ32が所定の期間だけオンされる。これに
よって第1の整流トランジスタ26のゲート−ソース間
が短絡されるので、第1の整流トランジスタ26は完全
にオフ状態となる。
【0061】このように、本実施態様によるスイッチン
グ電源装置40においては、オン状態となる入力スイッ
チが第1の入力スイッチ21から第2の入力スイッチ2
2に切り替わる際のデッドタイムにおいて第1の整流ト
ランジスタ26をオンさせるとともに第5の補助スイッ
チ42をオンさせることによって第2の整流トランジス
タ27のゲート−ソース間電圧を徐々に低下させ、第2
の入力スイッチ22から第1の入力スイッチ21に切り
替わる際のデッドタイムにおいて第2の整流トランジス
タ27をオンさせるとともに第4の補助スイッチ41を
オンさせることによって第1の整流トランジスタ26の
ゲート−ソース間電圧を徐々に低下させているので、デ
ッドタイムにおいてこれら第1の整流トランジスタ26
及び第2の整流トランジスタ27の両方をオン状態とす
ることができ、ボディーダイオードにインダクタ電流が
流れるのを防止することができる。
【0062】しかも、デッドタイムにおいて第4の補助
スイッチ41又は第5の補助スイッチ42をオンさせる
ことにより、第1の整流トランジスタ26又は第2の整
流トランジスタ27のゲートに蓄えられている電荷は出
力へ回生されるので、ゲート容量を充放電することによ
る損失を低減することができる。
【0063】さらに、デッドタイムの経過後は、第2の
補助スイッチ32又は第3の補助スイッチ33がオンす
ることにより、第1の整流トランジスタ26又は第2の
整流トランジスタ27のゲート−ソース間が短絡される
ので、第1の整流トランジスタ26又は第2の整流トラ
ンジスタ27がオフすべき期間においてこれらを確実に
オフすることができる。
【0064】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0065】例えば、上記実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置20においては、デッドタイムの全期間に亘
って第1の補助スイッチ31をオンさせているが、この
ようにデッドタイムの全期間に亘って第1の補助スイッ
チ31をオンさせることは必須でなく、少なくともデッ
ドタイムの初期において第1の補助スイッチ31をオン
させればよい。
【0066】また、上記実施態様にかかるスイッチング
電源装置40においては、デッドタイム以上の期間に亘
って第4の補助スイッチ41又は第5の補助スイッチ4
2をオンさせているが、このようにデッドタイム以上の
期間に亘って第4の補助スイッチ41又は第5の補助ス
イッチ42をオンさせることは必須でなく、少なくとも
デッドタイムの初期において第4の補助スイッチ41又
は第5の補助スイッチ42をオンさせればよい。但し、
第1の整流トランジスタ26又は第2の整流トランジス
タ27のゲートに蓄えられた電荷が、第4の補助スイッ
チ41又は第5の補助スイッチ42を介して出力に放出
される速度は出力電流に依存するので、かかる電荷が十
分に放出可能な期間に亘って第4の補助スイッチ41又
は第5の補助スイッチ42をオンさせることが好まし
い。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変換効率が改良されたスイッチング電源装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置20の回路図である。
【図2】第1及び第2の整流トランジスタ26、27を
構成するMOSFETの等価回路である。
【図3】本発明の好ましい実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置20の動作波形図である。
【図4】図3に示される動作波形図を拡大した図であ
る。
【図5】本発明の好ましい他の実施態様にかかるスイッ
チング電源装置40の回路図である。
【図6】本発明の好ましい他の実施態様にかかるスイッ
チング電源装置40の動作波形図である。
【図7】図6に示される動作波形図を拡大した図であ
る。
【図8】従来の同期整流型のスイッチング電源装置の回
路図である。
【符号の説明】
10,30 1次制御回路 20,40 スイッチング電源装置 21 第1の入力スイッチ 22 第2の入力スイッチ 23 第1の入力コンデンサ 24 第2の入力コンデンサ 25 トランス 26 第1の整流トランジスタ 27 第2の整流トランジスタ 28 平滑インダクタ 29 平滑コンデンサ 31 第1の補助スイッチ 32 第2の補助スイッチ 33 第3の補助スイッチ 34 2次制御回路 41 第4の補助スイッチ 42 第5の補助スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 克彦 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5H006 CA02 CB05 CB07 DB03 FA02 5H730 AA20 BB27 DD04 DD41 EE03 EE13 FG01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスと、スイッチング動作により前
    記トランスの1次巻線を励磁する入力スイッチング回路
    と、前記トランスの2次巻線に直列に接続された整流ト
    ランジスタと、前記トランスの前記2次巻線に直列に接
    続された平滑インダクタと、前記トランスの前記2次巻
    線に並列に接続された平滑コンデンサと、前記入力スイ
    ッチング回路の前記スイッチング動作に同期して前記整
    流トランジスタをオンさせる手段と、前記整流トランジ
    スタのゲート−ソース間を短絡することにより前記整流
    トランジスタをオフさせる手段とを備えるスイッチング
    電源装置。
  2. 【請求項2】 前記入力スイッチング回路がハーフブリ
    ッジ回路からなることを特徴とする請求項1に記載のス
    イッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 前記入力スイッチング回路の前記スイッ
    チング動作にデッドタイムが設けられていることを特徴
    とする請求項2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 前記オフさせる手段が、前記デッドタイ
    ムの後に前記整流トランジスタの前記ゲート−ソース間
    を短絡することを特徴とする請求項3に記載のスイッチ
    ング電源装置。
  5. 【請求項5】 前記トランスの前記2次巻線が、互いに
    一端が接続された第1及び第2の部分を含み、前記整流
    トランジスタが、前記2次巻線の前記第1の部分の他端
    に接続された第1の整流トランジスタ及び前記2次巻線
    の前記第2の部分の他端に接続された第2の整流トラン
    ジスタを含み、前記平滑インダクタが、前記2次巻線の
    前記第1の部分の前記一端と前記第2の部分の前記一端
    の節点に接続されていることを特徴とする請求項1乃至
    4に記載のスイッチング電源装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の整流トランジスタのゲートと
    前記第2の整流トランジスタのゲートを短絡する手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項5に記載のスイッ
    チング電源装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の整流トランジスタのゲートと
    前記節点を短絡する手段と、前記第2の整流トランジス
    タのゲートと前記節点を短絡する手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源装
    置。
  8. 【請求項8】 1次巻線、第1の2次巻線及び第2の2
    次巻線を有するトランスと、前記1次巻線に接続された
    ハーフブリッジ回路と、平滑コンデンサと、前記第1の
    2次巻線の一端及び前記第2の2次巻線の一端の共通節
    点と前記平滑コンデンサの一端との間に接続された平滑
    インダクタと、前記第1の2次巻線の他端と前記平滑コ
    ンデンサの他端との間に接続された第1の整流トランジ
    スタと、前記第2の2次巻線の他端と前記平滑コンデン
    サの他端との間に接続された第2の整流トランジスタ
    と、前記第1の整流トランジスタのゲートと前記第2の
    整流トランジスタのゲートとを短絡する第1の補助スイ
    ッチとを備えるスイッチング電源装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の補助スイッチが、前記ハーフ
    ブリッジ回路のデッドタイム期間の少なくとも一部にお
    いてオンすることを特徴とする請求項8に記載のスイッ
    チング電源装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の整流トランジスタのゲート
    −ソース間を短絡する第2の補助スイッチと、前記第2
    の整流トランジスタのゲート−ソース間を短絡する第3
    の補助スイッチとをさらに備えることを特徴とする請求
    項9に記載のスイッチング電源装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の補助スイッチは、前記第1
    の補助スイッチがオフした後、前記トランスの前記1次
    巻線に第1の方向に電流が流れている期間の少なくとも
    一部においてオンし、前記第3の補助スイッチは、前記
    第1の補助スイッチがオフした後、前記トランスの前記
    1次巻線に第2の方向に電流が流れている期間の少なく
    とも一部においてオンすることを特徴とする請求項10
    に記載のスイッチング電源装置。
  12. 【請求項12】 1次巻線、第1の2次巻線及び第2の
    2次巻線を有するトランスと、前記1次巻線に接続され
    たハーフブリッジ回路と、平滑コンデンサと、前記第1
    の2次巻線の一端及び前記第2の2次巻線の一端の共通
    節点と前記平滑コンデンサの一端との間に接続された平
    滑インダクタと、前記第1の2次巻線の他端と前記平滑
    コンデンサの他端との間に接続された第1の整流トラン
    ジスタと、前記第2の2次巻線の他端と前記平滑コンデ
    ンサの他端との間に接続された第2の整流トランジスタ
    と、前記第1の整流トランジスタのゲートと前記共通節
    点を短絡する第1の補助スイッチと、前記第2の整流ト
    ランジスタのゲートと前記共通節点を短絡する第2の補
    助スイッチと、前記第1の整流トランジスタのゲート−
    ソース間を短絡する第3の補助スイッチと、前記第2の
    整流トランジスタのゲート−ソース間を短絡する第4の
    補助スイッチとを備えるスイッチング電源装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の補助スイッチは、前記トラ
    ンスの前記1次巻線に第1の方向に電流が流れている期
    間と前記トランスの前記1次巻線に第2の方向に電流が
    流れている期間との間のデッドタイムの少なくとも一部
    においてオンし、前記第2の補助スイッチは、前記トラ
    ンスの前記1次巻線に前記第2の方向に電流が流れてい
    る期間と前記トランスの前記1次巻線に前記第1の方向
    に電流が流れている期間との間のデッドタイムの少なく
    とも一部においてオンすることを特徴とする請求項12
    に記載のスイッチング電源装置。
  14. 【請求項14】 前記第3の補助スイッチは、前記第1
    の補助スイッチがオフした後、前記トランスの前記1次
    巻線に前記第2の方向に電流が流れている期間の少なく
    とも一部においてオンし、前記第4の補助スイッチは、
    前記第2の補助スイッチがオフした後、前記トランスの
    前記1次巻線に前記第1の方向に電流が流れている期間
    の少なくとも一部においてオンすることを特徴とする請
    求項13に記載のスイッチング電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007000830A1 (ja) * 2005-06-29 2007-01-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Dc-dcコンバータ
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