JP2002262518A - 円筒形整流子及びその製造方法 - Google Patents

円筒形整流子及びその製造方法

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JP2002262518A
JP2002262518A JP2001055286A JP2001055286A JP2002262518A JP 2002262518 A JP2002262518 A JP 2002262518A JP 2001055286 A JP2001055286 A JP 2001055286A JP 2001055286 A JP2001055286 A JP 2001055286A JP 2002262518 A JP2002262518 A JP 2002262518A
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Hiroyuki Kato
浩幸 加藤
Yoshiyasu Kogure
善保 小暮
Tsutomu Shioda
勉 塩田
Tsutomu Ishiwatari
勉 石渡
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SUGIYAMA SEISAKUSHO KK
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SUGIYAMA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシと摺接する整流子片の部分を予め高温
焼成したカーボン製とし、結線用のフック部を金属製と
した円筒形整流子及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 一端部側に結線用のフック7を備えた複
数のセグメントをモールド樹脂33により円筒形状に固
着保持した構成の円筒形整流子1において、前記セグメ
ントは、前記フック7を備えた金属製のフックベース9
と予め高温焼成したカーボン製の整流子片11とを一体
化した構成であり、かつ前記フックベース9の一部分及
び前記整流子片11の一部分を前記モールド樹脂内に埋
設固定した構成であって、カーボン製の整流子片11と
金属製のフックベース9はハンダ付け又はロウ付けにて
接合一体化してあり、かつフックベース9と整流子片1
1は、適宜一方に形成した係合凹部23と他方に形成し
た係合凸部19とを係合して相対的位置関係を保持した
構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば燃料ポンプ
等のモータ用の整流子として使用される円筒形整流子及
びその製造方法に係り、さらに詳細には、結線用のフッ
クを備えた部分を金属製とし、モータのブラシと摺接す
る整流子片の部分を、予め高温焼成したカーボン製とし
た構成の円筒形整流子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】円筒形整流子は、モータのブラシと摺接
する整流子片と結線用のフックは同一金属により一体に
形成してあるのが一般的であるが、近年は焼成したカー
ボンを整流子片として使用した円筒形整流子も開発され
つつある。この種の、カーボンを使用した円筒形整流子
の製法としては次のごとき方法が採用されている。
【0003】(i) カーボンを成形する際の成形型へフッ
クを備えた金属母材をインサートし、カーボン粉末を加
圧成形すると同時に上記金属母材を一体化し、その後に
カーボンを焼成する。
【0004】(ii) 樹脂絶縁体と金属母材とを予め一体
成形又は機械的方法等によって一体化しておき、その後
に、別個に用意したカーボンを前記金属母材にハンダ付
け又はロウ付けする。
【0005】(iii) 樹脂絶縁体と金属母材とを予め一体
成形又は機械的方法等によって一体化しておき、これ
を、カーボンを成形する際の成形型へインサートし、カ
ーボン粉末を加圧成形すると同時に前記金属母材等を一
体化し、その後にカーボンを焼成する。
【0006】(iV) 樹脂絶縁体と金属母材とを別個に用
意し、これらを、カーボンを成形する際の成形型へイン
サートし、カーボン粉末を加圧成形すると同時に前記金
属母材等を一体化し、その後にカーボンを焼成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記(i) の方法におい
ては、一体成形されている金属母材の熱軟化を避けるた
めに、例えば200℃程度の低温でカーボンの焼成を行
わなければならないので、硬度,電気抵抗率,耐膨潤性
等において問題がある。なお、仮に1000℃以上の高
温でカーボンの焼成を行うと、カーボンの特性は満足す
るものとなるが、金属母材が軟化すると共に、カーボン
と金属母材との熱膨張率の相違により両者間に微少空隙
を生じて電気的接続が損なわれることがある等の問題が
ある。
【0008】前記(ii)の場合には、カーボンを単独で焼
成することができるので、予め高温焼成することが可能
であって、カーボンの特性の向上を図ることができるも
のの、カーボンと金属母材とをハンダ付け又はロウ付け
するときに樹脂絶縁体が劣化することや、結線用のフッ
クにコイルを接続するヒュージング時に熱伝導等によっ
てハンダやロウが緩むことがあるなどの問題がある。
【0009】(iii)及び(iV)の場合には、樹脂絶縁体の
炭化や金属母材の軟化を避けるために、前記(i)の場合
と同様の問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき従
来の問題等に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発
明は、一端部側に結線用のフックを備えた複数のセグメ
ントをモールド樹脂により円筒形状に固着保持した構成
の円筒形整流子において、前記セグメントは、前記フッ
クを備えた金属製のフックベースと予め高温焼成したカ
ーボン製の整流子片とを一体化した構成であり、かつ前
記フックベースの一部分及び前記整流子片の一部分を前
記モールド樹脂内に埋設固定した構成である。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
円筒形整流子において、カーボン製の整流子片と金属製
のフックベースはハンダ付け又はロウ付けにて接合一体
化した構成である。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の円筒形整流子において、フックベースと整流子片
は、適宜一方に形成した係合凹部と他方に形成した係合
凸部とを係合して相対的位置関係を保持した構成であ
る。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
円筒形整流子において、係合凹部の周面に形成した切り
起し片の先端部を係合凸部に食い込ませ又は圧接した構
成である。
【0014】請求項5に係る発明は、一端部側に結線用
のフックを備えた複数のセグメントをモールド樹脂によ
り円筒形状に固着保持した構成の円筒形整流子を製造す
る方法において、モールド樹脂内に埋設される複数のア
ンカー部を内周面に備えると共に上記各アンカー部に対
応して一端面に複数の係合凸部又は係合凹部を備え、か
つ予め高温焼成したカーボン製の円筒形状の整流子母材
を得る(a)工程と、前記係合凸部又は係合凹部に対応
する係合凹部又は係合凸部を備えると共にフックを備え
た複数のフックベースを円形状に連結して備えた構成の
金属製のベース母材を得る(b)工程と、前記整流子母
材の前記係合凸部又は係合凹部を備えた端面に導電メッ
キを施す(c)工程と、前記整流子母材の各係合凸部又
は係合凹部と前記ベース母材の各係合凹部又は係合凸部
とを係合し、かつハンダ付け又はロウ付けを行って上記
整流子母材と上記ベース母材とを一体化する(d)工程
と、一体化した整流子母材の前記アンカー部とベース母
材のフックベースがモールド樹脂に埋没するようにイン
サートモールドする(e)工程と、上記(e)の工程の
後に、各整流子及びフックベースを各セグメント毎に分
割すべくモールド樹脂の外周面に周方向に等間隔にスリ
ッティング加工を行う(f)工程と、の各工程を有する
円筒形整流子の製造方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、本実施の形態
に係る円筒形整流子1は、モータシャフト嵌合用の嵌合
孔3を軸心に備えた円筒形状の整流子本体5を備えてい
る。上記整流子本体5はモールド樹脂よりなるものであ
って、一端部側にはモータのコイルとの結線用のフック
7を備えた複数のフックベース9が円周方向に等間隔に
埋設固定してある。
【0016】そして、前記整流子本体5の、モータにお
けるブラシ(図示省略)と接触する外周面には、前記各
フックベース9と一端側を一体的に固定した整流子片1
1が等間隔に埋設固定してある。この整流子片11は予
め高温(1000℃以上)焼成したカーボンよりなるも
のである。なお、整流子本体5の円周方向に隣接したフ
ックベース9及び整流子片11の電気的接続を絶縁する
ために、前記整流子本体5の外周面には軸心に平行なス
リット12が周方向に等間隔に形成してある。
【0017】前記整流子片11は、カーボンを予め高温
焼成した円筒形状の整流子母材13(図2参照)を前記
スリット12によって分割することによって得られるも
のである。上記整流子母材13は、図2に示すように、
内周面に全長に亘る突条部15と溝部17とを交互に等
間隔に備えた構成の円筒形状に形成してあり、一端面の
各突条部15の基部には、適宜形状の係合凸部19が形
成してある。
【0018】そして、少くとも係合凸部19を形成した
端面には、前記フックベース9とのハンダ付け又はロウ
付けが容易に行われ得るように、例えば錫などの適宜導
電メッキが施してある。なお、前記突条部15は前記整
流子本体5のモールド樹脂内に埋設されるアンカー部を
なすもので、モールド樹脂に対する固定性の向上を図る
ために、図2に示すように、断面形状を鳩尾形状に形成
してある。
【0019】前記フック7を備えた複数のフックベース
9は、図3,図4に示すごとく、屈曲する前の直ぐなフ
ック7を備えた複数のフックベース9を細い連結部29
でもって円形状に連結した構成のベース母材21の上記
連結部29を前記スリット12によって分割することに
より得られるものである。上記ベース母材21は、例え
ば銅又は銅合金などの金属よりなるものであって、プレ
ス加工によって予め成形加工してある。
【0020】より詳細には、前記フックベース9は、前
記整流子母材13における係合凸部19と係合自在の係
合凹部としての係合孔23を備えたベースプレート部9
Aと当該ベースプレート部9Aに対して直角に屈曲した
立設部9Bとを備えた構成である。
【0021】そして、上記立設部9Bの先端部に前記フ
ック7を備え、このフック7の両側部に内側へ屈曲した
アンカー部25を備えている。また前記ベースプレート
部9Aの内端側には、先端側が前記立設部9B方向を指
向するように屈曲したアンカー部27を備えている。上
記各アンカー部25,27及びベースプレート部9Aは
前記整流子本体5のモールド樹脂内に埋設されるもので
ある。
【0022】既に理解されるように、前記ベース母材2
1は、前記構成のごとき複数のフックベース9における
各ベースプレート部9Aを前記連結部29でもって円形
状に連結した態様の構成である。なお、上記連結部29
は前記スリット12を形成することによって切断される
ものである。
【0023】以上のごとき構成において、図5に示すよ
うに、前述したごとき構成の整流子母材13における各
係合凸部19と前記構成のごときベース母材21の各係
合孔23とを係合し、かつ上記整流子母材13とベース
母材21との接合面をハンダ付けやロウ付けして両者を
一体化する。
【0024】なお、前記係合凸部19と係合凹部は相対
的なものであるから、係合凸部をベース母材21に形成
し、係合凹部を整流子母材13に形成する構成としても
良いものである。また、整流子母材13とベース母材2
1との一体化を図る構成として、図6に示すように、係
合孔23の内周面の複数箇所に切り起し片31を形成
し、この切り起し片31の先端部を係合凸部19の外周
面に食い込ませる構成、又は切り起し片31の先端部を
係合凸部19の外周面に圧接する構成とすることができ
る。この場合、上記切り起し片31は、係合凸部19を
係合する前にバーリング加工用の円筒形状の工具によっ
て予め形成しておいても良く、また係合孔23に係合凸
部19を係合した後に上記工具によって形成しても良い
ものである。
【0025】既に理解されるように、整流子母材13と
ベース母材21とを一体化する構成としては、両者をハ
ンダ付け等によって接着する構成、又は係合凸部19に
係合孔23の周面に形成した切り起し片31を食い込ま
せるなど機械的に一体化する構成、あるいは両方を併用
した構成とすることができる。
【0026】前述のごとく整流子母材13とベース母材
21とを一体化した後、モールド金型(図示省略)内に
セットし、モールド樹脂33をモールドして前記整流子
本体5を成形する。この際、図5(B)に示すように、
整流子母材13における突条部15及びベース母材21
におけるベースプレート部9A,立設部9Bの内面及び
アンカー部25,27はモールド樹脂33内に埋没する
ようにモールドする。なお、整流子母材13全体及びフ
ック7の部分を残してベース母材21におけるフックベ
ース9の部分全体が埋没するようにモールド樹脂33を
モールドしても良いものである。この場合、整流子母材
13の外周面が露出するように外周面の切削加工を行う
ものである。なお、図5(B)には、上述のように外周
面の切削加工を行い、かつモータシャフト嵌合用の前記
嵌合孔3の切削加工を行った状態の断面が示されてい
る。
【0027】上述のように整流子母材13とベース母材
21とをモールド樹脂33によりモールドし一体化して
外周面の切削を行った後、又はその前に、整流子本体5
の外周面に軸心に平行な前記スリット12を周方向へ等
間隔に加工して、整流子母材13における各突条部15
を分割することによって前記整流子片11を形成し、か
つ前記ベース母材21の前記連結部29をスリット12
によって切断することにより、一端部側に結線用のフッ
ク7を備えた複数のセグメントを形成することになる。
その後、各フック7を外側へ屈曲することにより、図1
に示した円筒形整流子1が得られるものである。
【0028】既に理解されるように、本実施の形態によ
れば、整流子母材13とベース母材21はそれぞれ予め
別個に製造されるものであるから、カーボンは単独で高
温焼成が可能であり、機械的にも電気的にも特性が優れ
たものとすることができる。そして、整流子母材13と
ベース母材21は、適宜一方に備えた係合凸部19と他
方に備えた係合孔23とを係合した状態において相対的
な位置決めが行われるので、両者の位置関係は常に正確
に保持されるものである。
【0029】前記整流子母材13とベース母材21とを
一体化してモールド樹脂33によりモールドしたときに
は、フック7を備えたフックベース9の部分及び整流子
片11の部分に備えたそれぞれのアンカー部がモールド
樹脂33内に埋没されて、フック7及び整流子片11が
共にモールド樹脂33に埋設固定されるので、スリット
12の加工時やフック7を屈曲する加工時に、フック7
や整流子片11を確実に固定保持できるものである。
【0030】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、本発明によれば、カーボン製の整流子片と金属製の
フックベースはそれぞれ予め別個に製造されて一体化
し、その後にモールド型にセットしモールド樹脂をモー
ルドして整流子本体を成形するものであるから、カーボ
ンを予め高温焼成することができ、カーボンの電気的,
機械的特性を向上することができるものである。
【0031】また、小型化することにより整流子本体が
小径となり、整流子母材とベース母材との接合面積が小
さな場合であっても、係合凹部と係合凸部の関係で両端
を係合し、かつハンダ付け等によって一体化するので、
両者の係合を確実強固にすることができる。
【0032】さらに、カーボン製の整流子片と金属製の
フックベースは共にモールド樹脂に埋設固定してあるの
で、仮にハンダ付け部等に緩みを生じた場合であっても
互いの位置関係は正確に保持され、かつ緩みや脱落を生
じるようなことがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る円筒形整流子の外観
を示す説明図である。
【図2】整流子片を分割する前の整流子母材の説明図で
ある。
【図3】結線用のフックを備えたフックベースを分割す
る前のベース母材の説明図である。
【図4】ベース母材の主要部分の説明図である。
【図5】整流子母材とベース母材とを接合一体化し、モ
ールド樹脂でモールドした状態を示す断面説明図であ
る。
【図6】フックを備えたフックベースの別の形態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 円筒形整流子 3 嵌合孔 5 整流子本体 7 フック 9 フックベース 9A ベースプレート部 9B 立設部 11 整流子片 12 スリット 13 整流子母材 15 突条部 19 係合凸部 21 ベース母材 23 係合孔 25,27 アンカー部 33 モールド樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 勉 東京都目黒区目黒本町2−15−24 株式会 社杉山製作所内 (72)発明者 石渡 勉 東京都目黒区目黒本町2−15−24 株式会 社杉山製作所内 Fターム(参考) 5H613 AA01 AA02 BB04 BB13 GA05 GB12 KK02 KK03 KK08 PP08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部側に結線用のフックを備えた複数
    のセグメントをモールド樹脂により円筒形状に固着保持
    した構成の円筒形整流子において、前記セグメントは、
    前記フックを備えた金属製のフックベースと予め高温焼
    成したカーボン製の整流子片とを一体化した構成であ
    り、かつ前記フックベースの一部分及び前記整流子片の
    一部分を前記モールド樹脂内に埋設固定した構成である
    ことを特徴とする円筒形整流子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の円筒形整流子におい
    て、カーボン製の整流子片と金属製のフックベースはハ
    ンダ付け又はロウ付けにて接合一体化してあることを特
    徴とする円筒形整流子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の円筒形整流子に
    おいて、フックベースと整流子片は、適宜一方に形成し
    た係合凹部と他方に形成した係合凸部とを係合して相対
    的位置関係を保持した構成であることを特徴とする円筒
    形整流子。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の円筒形整流子におい
    て、係合凹部の周面に形成した切り起し片の先端部を係
    合凸部に食い込ませ又は圧接した構成であることを特徴
    とする円筒形整流子。
  5. 【請求項5】 一端部側に結線用のフックを備えた複数
    のセグメントをモールド樹脂により円筒形状に固着保持
    した構成の円筒形整流子を製造する方法において、
    (a)モールド樹脂内に埋設される複数のアンカー部を
    内周面に備えると共に上記各アンカー部に対応して一端
    面に複数の係合凸部又は係合凹部を備え、かつ予め高温
    焼成したカーボン製の円筒形状の整流子母材を得る工
    程、(b)前記係合凸部又は係合凹部に対応する係合凹
    部又は係合凸部を備えると共にフックを備えた複数のフ
    ックベースを円形状に連結して備えた構成の金属製のベ
    ース母材を得る工程、(c)前記整流子母材の前記係合
    凸部又は係合凹部を備えた端面に導電メッキを施す工
    程、(d)前記整流子母材の各係合凸部又は係合凹部と
    前記ベース母材の各係合凹部又は係合凸部とを係合し、
    かつハンダ付け又はロウ付けを行って上記整流子母材と
    上記ベース母材とを一体化する工程、(e)一体化した
    整流子母材の前記アンカー部とベース母材のフックベー
    スがモールド樹脂に埋没するようにインサートモールド
    する工程、(f)上記(e)の工程の後に、各整流子及
    びフックベースを各セグメント毎に分割すべくモールド
    樹脂の外周面に周方向に等間隔にスリッティング加工を
    行う工程、 の各工程を有することを特徴とする円筒形整流子の製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101950905A (zh) * 2010-09-19 2011-01-19 温州科奇比威自动化设备有限公司 钩型换向器的换向片

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