JP2002260805A - 熱圧着装置 - Google Patents

熱圧着装置

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JP2002260805A
JP2002260805A JP2001053863A JP2001053863A JP2002260805A JP 2002260805 A JP2002260805 A JP 2002260805A JP 2001053863 A JP2001053863 A JP 2001053863A JP 2001053863 A JP2001053863 A JP 2001053863A JP 2002260805 A JP2002260805 A JP 2002260805A
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JP
Japan
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thermocompression bonding
joint
load
load cell
liquid crystal
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JP2001053863A
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English (en)
Inventor
Akio Kajiya
聡夫 加治屋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶基板とフレキシブル配線板との熱圧着等
に使用する熱圧着装置において、圧着荷重を常時管理す
る。 【解決手段】 被圧着体1を加熱加圧するヒートブロッ
ク21を有するヘッドユニット20と加圧シリンダ31
からなり、加圧シリンダ31がジョイント部35を介し
てヘッドユニット20を加圧する熱圧着装置100Aに
おいて、ジョイント部35に圧着荷重測定用のロードセ
ル41を設け、ロードセル41で測定された圧着荷重が
設定範囲外の場合に、熱圧着装置100Aの稼働を自動
停止させるスイッチング手段43を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧着荷重をロード
セルにより常時監視し、圧着不良の発生を防止する熱圧
着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶基板と異方性導電膜付きフレキシブ
ル配線板とを熱圧着する場合、熱圧着装置として、図2
に示すような熱圧着装置100が使用されている。
【0003】この熱圧着装置100は、被圧着体1とす
る、液晶基板2と異方性導電膜付フレキシブル配線板3
とを載置するテーブル部10、テーブル部10に載置し
た被圧着体1を加熱加圧するヒートブロック(熱圧着ヘ
ッド)21を有するヘッドユニット20、及びヘッドユ
ニット20を加圧する加圧手段30からなっている。
【0004】ヘッドユニット20ではヒートブロック2
1がヒートブロック支持体22で支持されている。また
ヒートブロック21にはヒータ23が内蔵されている。
【0005】加圧手段30では、圧着荷重を発生させる
空気圧シリンダ等の加圧シリンダ31が支柱33で支持
されている。また、ヘッドユニット20と接合している
アーム34と加圧シリンダ31のロッド32とがジョイ
ント部35で連結されている。アーム34はリニアガイ
ド36によって垂直方向に移動できるようになってお
り、また、アーム34の下方にはダンパー37が設けら
れている。また、ジョイント部35は、ロッド32との
接続のためのジョイント38と、接続角度補正のための
ユニバーサルジョイント39からなっている。
【0006】この熱圧着装置100における熱圧着操作
としては、テーブル部10上で、被圧着体1とする液晶
基板2と異方性導電膜付きフレキシブル配線板3とを、
異方性導電膜を挟むように重ねて位置決めし、ヒータ2
3で加熱されているヒートブロック21を、加圧シリン
ダ31を駆動させて降下させ、ヒートブロック21を、
液晶基板2と異方性導電膜付きフレキシブル配線板3の
圧着部位に押し付ける。ここで、被圧着体1に対する圧
着荷重は、圧着荷重測定部位40で測定することがで
き、加圧シリンダ31への供給圧等を変えることにより
所定の設定範囲に調整する。
【0007】被圧着体1に対する圧着荷重が設定範囲外
となると、配線の圧着不良が生じる。そこで、日々の始
業前に行う日常点検項目として、オペレータが熱圧着装
置100の圧着荷重測定部位40にロードセルを手で挿
入し、ハンディタイプの指示計で物理量を読み取る圧着
荷重の点検が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、日常点
検項目として行われる圧着荷重の点検によって作業中の
圧着荷重を常時管理することはできない。そのため、圧
着荷重の設定に狂いが生じた場合には、圧着不良品が大
量に発生するおそれがある。
【0009】また、従来の圧着荷重の点検は、個々のオ
ペレータがロードセルを圧着荷重測定部位40に置くこ
とによりなされるので、ロードセルの置き方によってロ
ードセルへの荷重方向が変わり、測定誤差が生じる。
【0010】また、この圧着荷重の点検は、ロードセル
のセッティングに手間がかかるという問題もある。
【0011】このような従来の熱圧着装置の問題に対
し、本発明は、圧着荷重を正確に測定し、さらに圧着荷
重を常時管理できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ロードセル
を加圧シリンダとヘッドユニットとの間のジョイント部
に設けると、ロードセルに対する荷重方向のバラツキが
解消し、被圧着体の圧着部位にかかる荷重に等しい荷重
を測定できること、また、ロードセルから検出された圧
着荷重が所定の設定条件の範囲外であった場合に、熱圧
着装置の稼働を自動停止させるスイッチング手段を接続
すると、圧着不良品の大量発生を防止できることを見出
した。
【0013】即ち、本発明は、被圧着体を加熱加圧する
ヒートブロックを有するヘッドユニットと加圧シリンダ
からなり、加圧シリンダがジョイント部を介してヘッド
ユニットを加圧する熱圧着装置において、ジョイント部
に圧着荷重測定用のロードセルが設けられ、ロードセル
で測定された圧着荷重が設定範囲外の場合に、熱圧着装
置の稼働を自動停止させるスイッチング手段が設けられ
ていることを特徴とする熱圧着装置を提供する。
【0014】また、本発明は、液晶表示パネルを構成す
る液晶基板とフレキシブル配線板とを、異方性導電接着
剤を介して熱圧着装置で熱圧着する工程を含む液晶表示
装置の製造方法において、熱圧着装置として、上述の装
置を使用する液晶表示装置の製造方法を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は
同等の構成要素を表している。
【0016】図1は、本発明の熱圧着装置の一例の側面
図である。この熱圧着装置100Aは、図2に示した従
来の熱圧着装置100に対して、加圧シリンダ31とヘ
ッドユニット20との間のジョイント部35に圧着荷重
測定用のロードセル41が設けられており、さらにこの
ロードセル41からの出力信号を圧着荷重として表示す
る指示計42、及び、ロードセル41で測定された圧着
荷重が設定範囲外の場合に熱圧着装置100Aの稼働を
自動停止させるスイッチング手段43が設けられている
点で異なっており、テーブル部10とヘッドユニット2
0は従来の熱圧着装置100と同様に構成されている。
したがって、この熱圧着装置100Aにおいても、加圧
シリンダ31が発生する圧着荷重でヒートブロック21
を降下させ、被圧着体1の圧着部位を押圧する。
【0017】この熱圧着装置100Aにおいて、ロード
セル41は、より具体的にはジョイント38とユニバー
サルジョイント39の間にネジ止めされ、ロードセル4
1に対して垂直に荷重がかかるように設けられている。
【0018】このようにジョイント部35にロードセル
41を設けることにより、ロードセル41への荷重方向
のバラツキを無くし、測定誤差を低減させることができ
る。
【0019】ロードセル41としては、引張圧縮両用ロ
ードセル、経年変化の少ない歪みゲージ式ロードセル等
を使用することが好ましい。
【0020】指示計42としては、ロードセル41から
の出力信号を圧着荷重として表示すると共に、適正な圧
着荷重として設定した上限値と下限値、あるいは上限値
又は下限値と測定値とを比較し、判定信号を出力する上
下限比較器付指示計が好ましい。これにより、常時オペ
レータが圧着荷重を監視することができる。
【0021】スイッチング手段43としては、ロードセ
ル41で測定された圧着荷重が設定範囲外であった場合
に、熱圧着装置100Aの稼働を自動停止させる停止信
号を出力するものを設ける。これにより、設定範囲外の
圧着荷重での圧着操作が続くことによる接続不良品の大
量発生を防止できる。ロードセル41で測定された圧着
荷重が設定範囲外であった場合には、熱圧着装置100
Aの稼働を停止させる他、さらに、ブザー、タワーライ
トの点灯又は点滅などのオペレータへの警報手段を駆動
させることが好ましく、そのためにスイッチング手段4
3としては、シーケンサースイッチを設けることが好ま
しい。オペレータへの警報手段を駆動させることによ
り、オペレータが速やかに熱圧着装置の点検、圧着荷重
の再調整等を行うことができる。
【0022】この熱圧着装置100Aは、種々の被圧着
体に対して使用することができ、例えば、液晶表示パネ
ルを構成する液晶基板とフレキシブル配線板とを異方性
導電接着剤を介在させて熱圧着する場合に好適に使用す
ることができる。この場合、異方性導電接着剤を用いた
熱圧着態様としては、液晶基板又はフレキシブル配線板
の一方に異方性導電フィルムを予め仮圧着しておき、そ
れと他方とをこの装置で熱圧着してもよく、液晶基板又
はフレキシブル配線板の一方に異方性導電接着塗料を塗
工し、それと他方とを熱圧着してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明の熱圧着装置によれば、常時圧着
荷重を監視することができ、また、圧着荷重が設定範囲
外の場合には、装置の稼働が自動停止するので接続不良
品の大量発生を防止することができる。
【0024】また、圧着荷重の測定を、個々のオペレー
タの作業によらずに行うので、測定誤差を低減させて正
確に行うことができ、またオペレータの作業負担も軽減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の熱圧着装置の側面図である。
【図2】 従来の熱圧着装置の側面図である。
【符号の説明】
1…被圧着体、 2…液晶基板、 3…異方性導電膜付
フレキシブル配線板、10…テーブル部、 20…ヘッ
ドユニット、 21…ヒートブロック、 23…ヒー
タ、 30…加圧手段、 31…加圧シリンダ、 35
…ジョイント部、 38…ジョイント、 39…ユニバ
ーサルジョイント、 40…圧着荷重測定部位、 41
…ロードセル、 42…指示計、 43…スイッチング
手段、100A…熱圧着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/36 H05K 3/36 A Fターム(参考) 2H088 FA30 HA01 MA20 5E063 CB19 CC10 XA07 5E344 AA02 BB02 BB04 CD04 DD06 DD10 EE21 5F044 NN19 NN22 PP11 PP12 5G435 AA17 BB12 EE32 EE42 EE47 KK05 KK10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被圧着体を加熱加圧するヒートブロック
    を有するヘッドユニットと加圧シリンダからなり、加圧
    シリンダがジョイント部を介してヘッドユニットを加圧
    する熱圧着装置において、ジョイント部に圧着荷重測定
    用のロードセルが設けられ、ロードセルで測定された圧
    着荷重が設定範囲外の場合に、熱圧着装置の稼働を自動
    停止させるスイッチング手段が設けられていることを特
    徴とする熱圧着装置。
  2. 【請求項2】 ジョイント部がジョイントとユニバーサ
    ルジョイントからなり、ロードセルがジョイントとユニ
    バーサルジョイントの間に設けられている請求項1記載
    の熱圧着装置。
  3. 【請求項3】 スイッチング手段が、熱圧着装置の稼働
    停止と共に、オペレータへの警報手段を駆動させる請求
    項1又は2記載の熱圧着装置。
  4. 【請求項4】 被圧着体が、液晶基板とフレキシブル配
    線板である請求項1〜3のいずれかに記載の熱圧着装
    置。
  5. 【請求項5】 液晶表示パネルを構成する液晶基板とフ
    レキシブル配線板とを、異方性導電接着剤を介して熱圧
    着装置で熱圧着する工程を含む液晶表示装置の製造方法
    において、ヒートブロックを有するヘッドユニットと加
    圧シリンダからなり、加圧シリンダがジョイント部を介
    してヘッドユニットを加圧する熱圧着装置であって、ジ
    ョイント部に圧着荷重測定用のロードセルが設けられ、
    ロードセルで測定された圧着荷重が設定範囲外の場合
    に、熱圧着装置の稼働を自動停止させるスイッチング手
    段が設けられている熱圧着装置を使用することを特徴と
    する液晶表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 熱圧着装置のジョイント部がジョイント
    とユニバーサルジョイントからなり、ロードセルがジョ
    イントとユニバーサルジョイントの間に設けられている
    請求項5記載の液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 スイッチング手段が、熱圧着装置の稼働
    停止と共に、オペレータへの警報手段を駆動させる請求
    項5又は6記載の液晶表示装置の製造方法。
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