JP2002260365A - ディスクカートリッジおよびそれを用いるディスク装置 - Google Patents

ディスクカートリッジおよびそれを用いるディスク装置

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JP2002260365A
JP2002260365A JP2001054247A JP2001054247A JP2002260365A JP 2002260365 A JP2002260365 A JP 2002260365A JP 2001054247 A JP2001054247 A JP 2001054247A JP 2001054247 A JP2001054247 A JP 2001054247A JP 2002260365 A JP2002260365 A JP 2002260365A
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disk
timing
holding unit
cartridge
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Tomomi Okamoto
知巳 岡本
Kyuichiro Nagai
究一郎 長井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクカートリッジに複数の情報保持部を
配置した場合ディスク装置に設ける検出センサも増え
る。情報保持部の数よりも少ない検出センサで検出する
ことにより、コストを低減し、装置の小型化を達成した
ディスクカートリッジおよびディスク装置を得る。 【解決手段】 ディスクカートリッジの情報保持部は、
ディスクカートリッジのディスク装置への挿入方向と略
平行な直線状に配置する。また、ディスク装置は、ディ
スクカートリッジがディスク装置に挿入を開始され、デ
ィスク装置内の記録および/あるいは再生を行う位置に
移動するまでに、情報保持部の情報を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクカートリッ
ジおよびそれを用いるディスク装置に係り、特に、ディ
スク状の可換型記録媒体を用いたディスクカートリッジ
およびそれを用いるディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスク状の記録媒体としては、例えば
光ディスク等のディスクがある。これらのディスクは記
録面に手の油脂、汚れ等が付着することを防ぐためにデ
ィスクカートリッジに内包されて使用されることが多
い。ところで、一般にディスクカートリッジにはディス
ク装置がディスクにアクセスする前にディスクの情報の
一部をディスク装置に認識させるための情報保持部が設
けてある。情報の保持は、ディスクカートリッジに設け
られた穴や凹や凸の有無などで行い、ディスク装置はこ
れらの穴や凸や凹の有無を検知することで情報を認識す
る。このとき1つの情報保持部が有する情報は1ビット
であり、複数の情報が必要な場合には情報保持部を複数
設け、またディスク装置に同数個の検出センサを設ける
ことで対応している。また、ディスクカートリッジが保
持する情報の種類としては、記録許可/上書き禁止、デ
ィスクをカートリッジの筐体から外部に取出した形跡の
有/無(以下、ディスク取出し履歴情報と称す)、記録
時における記録データの検証作業の要/不要(以下ベリ
ファイ動作の要/不要と称す)、ディスク容量やディス
ク種類の区別等が挙げられる。
【0003】これらの情報のうち、記録許可/上書き禁
止のようにユーザーが変更可能な情報はスイッチ状にな
っており、どちらでも選択できる可逆な構造になってい
る。また、ディスク容量やディスクの種類のような情報
はユーザーが変更することがないので、製造者が製造時
にディスクカートリッジの表面に穴や凹や凸を設けた構
造になっている。取出し履歴情報に関しては、例えば、
ディスク挿脱口の開閉部材に爪を設けておき、爪を折る
ことではじめて開閉部材は開口可能になる構造にし、デ
ィスク装置はディスク取出し履歴情報を爪の有無を検知
することで認識する方法がある。取出し履歴情報は、ユ
ーザーがディスクを取出すときに変更される情報である
が、取出し有りから取出し無への変更はできないため、
前記のような不可逆な情報保持部が必要になる。
【0004】現在、製品化されているディスクカートリ
ッジとして、DVD−RAMカートリッジがある。この
ディスクカートリッジには、予備の情報保持部を含めて
4個の情報保持部が用意されている。また。DVD−R
AMは両面ディスクが用意されているが、両面タイプの
カートリッジには情報保持部がそれぞれディスク両面に
配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクには、CD
−ROMに加え、CD−R、CD−RW、DVD−RO
M、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAMなど、
同一の大きさで、種類の異なるディスクが規格化されて
いる。新規ドライブでは、互換性を持たせるために複数
種類のディスクを記録又は再生する必要がある。このた
め、ディスク装置側では、使用されるディスクの種類を
判別し、適正な記録又は再生方法によって記録、再生す
る必要がある。従来ではディスク上に記録又は再生する
光ヘッドでディスクを判別しているが、光ディスクを光
ヘッドで読み取るには、ディスクのローディング、ディ
スク回転、光ヘッドのフォーカス調整などを行う必要が
あり、実際に記録又は再生できるまでには判別時間が必
要であった。このため、複数のディスクが使用可能なデ
ィスク装置では、ディスク装置にディスクを挿入してか
ら実際に使用できるようになるまでのスタンバイ時間が
長くなっていた。
【0006】この問題を解決するためには、ディスクカ
ートリッジにメディアの情報を持たせ、ディスク装置側
のセンサで読み取らせることが有効である。この方法に
よると、ディスクカートリッジをローディングした時点
でディスク装置はディスクの種類を判別でき、最初から
ディスクに適した記録又は再生が可能になる。従来技術
に示したようにディスクカートリッジには、ディスク情
報保持部が複数個配置してある。このディスクカートリ
ッジに新たにディスク判別用の情報を配置した場合の問
題点としては、ディスク装置に設ける検出センサが増え
ることである。一般にディスクカートリッジの情報保持
部は、カートリッジ表面に穴や凹凸の有無で行うため、
カートリッジ成型時に対応しておくことでコストアップ
もなく搭載できる。しかし、ディスク装置には、情報保
持部の数に対応した検出センサが必要になり、コストア
ップにつながる。また、検出センサの搭載数が多くなる
ことで装置の小型化にも影響が出る。
【0007】図6は従来のディスク装置およびディスク
カートリッジの平面図であり、図6(a)はカートリッ
ジローダを取り外した状態でのディスク装置を示し、図
6(b)はディスクカートリッジの裏面を示し、図6
(c)はディスクカートリッジの表面を示す。ディスク
装置には、電源部105、光ヘッド108、スピンドル
モータ109、メカシャーシ113、カートリッジ位置
決めピン112a、112bから構成されている。ま
た、ディスクカートリッジ101には、図6(b)、
(c)に示すようにディスク情報保持部102a、10
2b、カートリッジ位置決め穴114a、114b、シ
ャッタ117などが設けられている。本従来例のディス
クカートリッジ101は両面対応であるためディスクカ
ートリッジの両面にそれぞれのディスク面に対応したデ
ィスク情報保持部102a、102bが配置されてい
る。本従来例ではディスク情報保持部102a、102
bはディスク片面につき4個配置してあり、カートリッ
ジ表面の凹の有無で設定している。またディスク装置1
04には、ディスク情報検出センサ110が搭載されて
いる。ディスク装置104にはディスク情報保持部10
2a、102bの情報を読み込むためディスク情報検出
センサ110が4個必要になる。このようにディスクカ
ートリッジにディスク情報保持部が複数個搭載される
と、ディスク装置に搭載するディスク情報検出センサも
同数搭載する必要があり、情報保持部の増加の問題とな
る。
【0008】本発明の目的はディスク情報保持部の数よ
りも少ないセンサで複数の情報を読み込むことができ、
コスト低減およびセンサ配置部の削減を図ることによる
小型化を達成することができるディスクカートリッジお
よびそれを用いるディスク装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、第1の発明では、ディスクカートリッジは、デ
ィスク状の記録媒体を内包したディスクカートリッジに
おいて、該ディスクカートリッジは、該記録媒体の情報
あるいは使用者が該ディスクカートリッジに設定した情
報を保持する複数の情報保持部を有しており、該情報保
持部は、該ディスクカートリッジのディスク装置への挿
入方向と略平行な直線状に配置される。
【0010】第2の発明では、ディスクカートリッジ
は、ディスク状の記録媒体を内包したディスクカートリ
ッジにおいて、該ディスクカートリッジは、該記録媒体
の情報あるいは使用者が該ディスクカートリッジに設定
した情報を保持する複数の情報保持部と、該情報保持部
の検出タイミングを示すタイミング情報を保持するタイ
ミング情報保持部とを備え、該情報保持部および該タイ
ミング保持部は、該ディスクカートリッジのディスク装
置への挿入方向と略平行な直線状に配置される。
【0011】第1または第2の発明において、該情報保
持部又は該タイミング情報保持部は該ディスクカートリ
ッジ表面に設けられた穴あるいは凹あるいは凸の有無に
よって構成される。または、該情報保持部または該タイ
ミング情報保持部は該ディスクカートリッジ表面の反射
率の異なる表面処理の有無によって構成され、あるいは
情報が印刷された印刷物の貼り付けによって構成され
る。
【0012】第3の発明では、ディスク装置は、記録媒
体の情報あるいは使用者が該ディスクカートリッジに設
定した情報を保持する複数の情報保持部を有しており、
該情報保持部は、該ディスクカートリッジのディスク装
置への挿入方向と略平行な直線状に配置されるディスク
カートリッジを用いるディスク装置であって、該情報保
持部の情報を検出する情報検出センサを備え、該情報検
出センサは該ディスクカートリッジが該ディスク装置に
挿入され、該ディスク装置内で該記録媒体に記録あるい
は再生を行う位置に移動する間に該情報保持部の情報を
検出する。
【0013】第4の発明では、ディスク装置は、記録媒
体の情報あるいは使用者が該ディスクカートリッジに設
定した情報を保持する複数の情報保持部と、該情報保持
部の検出タイミングを示すタイミング情報を保持するタ
イミング情報保持部とを備え、該情報保持部および該タ
イミング保持部は、該ディスクカートリッジのディスク
装置への挿入方向と略平行な直線状に配置されたディス
クカートリッジを用いるディスク装置であって、該情報
保持部の情報を検出する情報検出センサと該タイミング
情報保持部のタイミングを検出するタイミング検出セン
サとを有しており、該情報検出センサおよび該タイミン
グ情報検出センサは、該ディスクカートリッジが該ディ
スク装置に挿入され、該ディスク装置内で該記録媒体に
記録あるいは再生を行う位置に移動する間に該情報保持
部の情報および該タイミング情報保持部のタイミング情
報を検出する。
【0014】第3または第4の発明において、該情報検
出センサまたは該タイミング情報検出センサの配置数
は、該情報保持部またはタイミング情報保持部の数より
少ない。また、該情報検出センサまたは該タイミング情
報検出センサは1個のセンサで少なくとも2個以上の該
情報保持部の情報またはタイミング情報保持部のタイミ
ング情報を検出する。また、該情報検出センサまたは該
タイミング情報検出センサは非接触式センサを使用す
る。また、該情報検出センサまたは該タイミング情報検
出センサは光センサを用いて該情報保持部の情報または
該タイミング情報保持部のタイミング情報を検出する。
また、該ディスク装置は、該タイミング情報検出センサ
が該タイミング情報保持部の切り替わりを検知したとき
に、該情報検出センサが該情報保持部の情報を検知す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を用い、図を参照して説明する。図1は本発
明によるディスクカートリッジおよびディスク装置の一
実施例を示す斜視図である。図2は図1においてディス
ク装置のカートリッジローダを取り外した場合の斜視図
である。また、図3は図2に示すディスク装置およびカ
ートリッジの平面図であり、図3(a)はカートリッジ
ローダを取り外したディスク装置を、図3(b)はディ
スクカートリッジの裏面を、図3(c)はディスクカー
トリッジの表面を示す。図1〜図3を用いて、本発明に
よるディスク装置とディスクカートリッジの一実施例の
構成について説明する。図1において、1はディスクカ
ートリッジであり、4はディスクカートリッジ1に対応
したディスク装置であり、ディスク装置4は内部構成が
分かるように天板は図示していない。また、図2では、
図1に示すディスク装置4の状態から、カートリッジロ
ーダ7を取り外した状態を示す。また、図3(a)では
ディスク装置4から、天板およびカートリッジローダ7
を取り外した状態を示す。図3(b)、図3(c)で
は、ディスクカートリッジ1の両面を示した図である
が、ここではディスクカートリッジ1は、両面対応であ
るため両面とも同じ形状をしている。
【0016】ディスクカートリッジ1には、図3(b)
(c)に示すようにディスク情報保持部2a、2b、タ
イミング情報保持部3a、3b、カートリッジ位置決め
穴14a、14b、シャッタ17などが設けられてい
る。本実施例のディスクカートリッジ1は両面対応であ
るためディスクカートリッジの両面にそれぞれのディス
ク面に対応したディスク情報保持部2a、2b、タイミ
ング情報保持部3a、3bが1組ずつ配置されている。
本実施例のディスク情報保持部2a、2bはディスク片
面につき7個配置してあり、カートリッジ表面の凹の有
無で情報を設定してある。また、タイミング情報保持部
3a、3bはディスク情報保持部2a、2bの数にあわ
せ7個配置してある。タイミング情報保持部3a、3b
もカートリッジ表面の凹の有無で情報を設定している。
【0017】また、ディスク装置4には、図1に示すよ
うに、カートリッジ挿入口16、カートリッジローダ
7、クランパ6、電源部5などが搭載されている。カー
トリッジローダ7の下には図2あるいは図3(a)に示
すようにメカシャーシ13が配置されている。メカシャ
ーシ13には、スピンドルモータ9、光ヘッド8、カー
トリッジ位置決めピン12a、12b、ディスク情報検
出センサ10、タイミング情報検出センサ11などが搭
載されている。ここでディスク情報検出センサ10、タ
イミング情報検出センサ11は非接触式の反射型光セン
サでディスクカートリッジ上の凹の有無を検出する。デ
ィスクカートリッジ1は、カートリッジ挿入口16より
ディスク装置4内にローディングされる。ディスクカー
トリッジ1はカートリッジローダ7によって、ディスク
装置4内をメカシャーシ13とほぼ平行に装置奥まで案
内される。このとき図示していないシャッタ開閉機構に
よりディスクカートリッジ1のシャッタ17を開口す
る。シャッタ7を開口し、ディスク装置4内の所定位置
までディスクカートリッジ1が移動した時点で、メカシ
ャーシ13はディスクカートリッジ1方向に移動し、カ
ートリッジ位置決め穴14a、14bにカートリッジ位
置決めピン12a、12bが契合することでメカシャー
シ13に対するディスクカートリッジ1の相対位置が決
まる。また、スピンドルモータ9もメカシャーシ13と
ともに移動し、ディスクカートリッジ1に内包されたデ
ィスクをはさんでクランパ6と密着する。この結果、ス
ピンドルモータ9の回転によりディスクは回転が可能に
なり、光ヘッド8でディスクに記録又は再生できる状態
になる。
【0018】本実施例のディスクカートリッジおよびデ
ィスク装置は、ディスクカートリッジに設けられたディ
スク情報保持部2a、2bの情報を、ディスク装置がデ
ィスクカートリッジ1をローディングする間に検出す
る。図2において、ディスク情報検出センサ10は、図
中のディスクカートリッジ1の裏面側にあるディスク情
報保持部2aの情報を読み取る。ディスク情報保持部2
aはディスクカートリッジ1挿入方向と略平行に1列に
配置してある。またディスク装置4内のディスク情報検
出センサ10はディスクカートリッジ1がローディング
中にディスク情報保持部2aが通る軌跡に近いメカシャ
ーシ13上に配置してある。本実施例ではディスク情報
保持部2aは7個の凹の有無から構成されているが、デ
ィスク情報検出センサ10は1個のセンサで、ディスク
カートリッジ1の7個の情報を判別することが出来る。
【0019】以下、図4、図5を用いて、ディスクカー
トリッジローディング中のディスク情報読み取りについ
て具体的に説明する。図4はディスクカートリッジおよ
びディスク装置の側面図であり、図4(a)はディスク
カートリッジをディスク装置にローディング前の状態を
示し、図4(b)はローディング中(ディスク情報読み
取り中)の状態を示し、図4(c)はローディング終了
時の状態を示す。なお、これらの図においては、内部状
態がわかるように、メカシャーシ13、ディスクカート
リッジ1を示している。図5はディスク情報検出センサ
およびタイミング情報検出センサの出力波形図である。
図5(a)はディスク情報検出センサの出力波形図であ
り、横軸は情報保持部の各位置を示し、縦軸は情報検出
センサ10の出力を示す。図5(b)はディスク情報検
出センサとタイミング情報検出センサの出力波形図であ
り、横軸は情報保持部の各位置を示し、縦軸はディスク
情報検出センサ10とタイミング情報検出センサ11の
出力を示す。図4(a)では、ディスクカートリッジ1
はディスク装置に挿入される前の状態であり、ディスク
情報保持部2aやタイミング情報保持部3aはディスク
情報検出センサ10やタイミング情報検出センサ11に
よって検出されない。
【0020】図4(b)に示すようにディスクカートリ
ッジ1ローディング中、ディスク情報保持部2aがディ
スク情報検出センサ10上を通過する。ディスク情報保
持部2aはディスクカートリッジ1挿入方向に略平行に
1列に配置されているので、ローディング中に7個の情
報保持部がディスク情報検出センサ10上を通過する。
このときのディスク情報検出センサ10出力波形は例え
ば図5(a)に示すようになる。図5(a)の本実施例
では、凹有りを出力1、凹無しを0と設定している。こ
のように設定すると、例えばディスク情報保持部の凹
が”有無無有無有無”のとき、ディスク情報検出センサ
10にはローディング中に図5(a)のような出力が検
出され、1個のセンサにより複数の保持情報を読み取る
ことが出来る。この方式により少ないセンサ数で複数の
情報保持部の情報が読み取り可能となる。
【0021】この場合、図5(a)に示すディスク情報
検出センサ10出力に対し、ディスク装置4がセンサ出
力を読み込むタイミングが重要になる。この読み込むタ
イミング情報もディスクカートリッジに設けることで、
より信頼性の高いシステムにすることが出来る。タイミ
ング情報保持部3a、3bはディスク情報保持部2a、
2bと同様にディスクカートリッジ挿入方向と略平行に
一列に配置され、かつディスク情報保持部2a、2bの
配置位置と対応した位置に配置される。本実施例では、
図2のディスクカートリッジ1の裏面(図3(b)に示
す側)にタイミング情報保持部3aが配置してあり、こ
の情報をローディング中にタイミング情報検出センサ1
1で検出する。このときのタイミング情報検出センサ1
1出力波形例を図5(b)に示す。タイミング情報はデ
ィスクカートリッジ1のローディング時の移動量に対応
して出力される。ここで、タイミング情報検出センサ1
1の出力の立ち上がりをトリガとすることでディスク情
報検出センサ10の出力を確実に読み込むことが出来
る。
【0022】本発明では、ディスク情報保持部あるいは
タイミング情報保持部は本実施例に示した凹だけでな
く、凸、あるいは穴、切り欠きなどを用いてもよい。ま
た、ディスクカートリッジに反射率の異なる表面処理
や、反射率の異なる印刷物を貼り付け、光センサで検出
してもよい。また、ディスク情報検出センサや、タイミ
ング情報検出センサは複数の情報保持部を検出する必要
があるので非接触式が望ましい。現在安価に入手できる
センサ例としては反射型光センサが挙げられる。
【0023】以上述べたように、本発明によれば、複数
のディスクカートリッジ上の情報を1個あるいは2個の
センサで、ローディング中に読み込むこと画で切るの
で、センサの数を少なくすることが可能になる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、デ
ィスクカートリッジに設けられた複数のディスク情報保
持部を少ないセンサで情報を読み込むことが出来るた
め、センサ数を低減することができる。その結果、コス
ト低減およびセンサ配置部の削減による小型化を図るこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクカートリッジおよびディ
スク装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1においてディスク装置のカートリッジロー
ダを取り外した場合の斜視図である。
【図3】図2に示すディスク装置およびカートリッジの
平面図である。
【図4】ディスクカートリッジおよびディスク装置の側
面図である。
【図5】ディスク情報検出センサおよびタイミング情報
検出センサの出力波形図である。
【図6】従来のディスク装置およびディスクカートリッ
ジの平面図である。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ、2a、2b…ディスク情報
保持部、3a、3b…タイミング情報保持部、4…ディ
スク装置、5…電源部、6…クランパ、7…カートリッ
ジローダ、8…光ヘッド、9…スピンドルモータ、10
…ディスク情報検出センサ、11…タイミング情報検出
センサ、12a、12b…カートリッジ位置決めピン、
13…メカシャーシ、14a、14b…カートリッジ位
置決め穴、15…回路基板、16…カートリッジ挿入
口、17…シャッタ、101…従来ディスクカートリッ
ジ、102a、102b…ディスク情報保持部、104
…従来ディスク装置、105…電源部、108…光ヘッ
ド、109…スピンドルモータ、110…ディスク情報
検出センサ、112a、112b…カートリッジ位置決
めピン、113…メカシャーシ、117…シャッタ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状の記録媒体を内包したディスク
    カートリッジにおいて、該ディスクカートリッジは、該
    記録媒体の情報あるいは使用者が該ディスクカートリッ
    ジに設定した情報を保持する複数の情報保持部を有して
    おり、該情報保持部は、該ディスクカートリッジのディ
    スク装置への挿入方向と略平行な直線状に配置されるこ
    とを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】ディスク状の記録媒体を内包したディスク
    カートリッジにおいて、該ディスクカートリッジは、該
    記録媒体の情報あるいは使用者が該ディスクカートリッ
    ジに設定した情報を保持する複数の情報保持部と、該情
    報保持部の検出タイミングを示すタイミング情報を保持
    するタイミング情報保持部とを備え、該情報保持部およ
    び該タイミング保持部は、該ディスクカートリッジのデ
    ィスク装置への挿入方向と略平行な直線状に配置される
    ことを特徴とするディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のディスクカートリ
    ッジにおいて、該情報保持部及び該タイミング情報保持
    部の一方は該ディスクカートリッジ表面に設けられた穴
    あるいは凹あるいは凸の有無によって構成されることを
    特徴とするディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載のディスクカートリ
    ッジにおいて、該情報保持部及び該タイミング情報保持
    部の一方は該ディスクカートリッジ表面の反射率の異な
    る表面処理の有無によって構成され、あるいは情報が印
    刷された印刷物の貼り付けによって構成されることを特
    徴とするディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】記録媒体の情報あるいは使用者が該ディス
    クカートリッジに設定した情報を保持する複数の情報保
    持部を有しており、該情報保持部は、該ディスクカート
    リッジのディスク装置への挿入方向と略平行な直線状に
    配置されるディスクカートリッジを用いるディスク装置
    であって、該情報保持部の情報を検出する情報検出セン
    サを備え、該情報検出センサは該ディスクカートリッジ
    が該ディスク装置に挿入され、該ディスク装置内で該記
    録媒体に記録あるいは再生を行う位置に移動する間に該
    情報保持部の情報を検出することを特徴とするディスク
    装置。
  6. 【請求項6】記録媒体の情報あるいは使用者が該ディス
    クカートリッジに設定した情報を保持する複数の情報保
    持部と、該情報保持部の検出タイミングを示すタイミン
    グ情報を保持するタイミング情報保持部とを備え、該情
    報保持部および該タイミング保持部は、該ディスクカー
    トリッジのディスク装置への挿入方向と略平行な直線状
    に配置されたディスクカートリッジを用いるディスク装
    置であって、該情報保持部の情報を検出する情報検出セ
    ンサと該タイミング情報保持部のタイミングを検出する
    タイミング検出センサとを有しており、該情報検出セン
    サおよび該タイミング情報検出センサは、該ディスクカ
    ートリッジが該ディスク装置に挿入され、該ディスク装
    置内で該記録媒体に記録あるいは再生を行う位置に移動
    する間に該情報保持部の情報および該タイミング情報保
    持部のタイミング情報を検出することを特徴とするディ
    スク装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載のディスク装置にお
    いて、該情報検出センサ及び該タイミング情報検出セン
    サの一方の配置数は、該情報保持部またはタイミング情
    報保持部の数より少ないことを特徴とするディスク装
    置。
  8. 【請求項8】請求項5または6記載のディスク装置にお
    いて、該情報検出センサまたは該タイミング情報検出セ
    ンサは1個のセンサで少なくとも2個以上の該情報保持
    部の情報またはタイミング情報保持部のタイミング情報
    を検出することを特徴とするディスク装置。
  9. 【請求項9】請求項5または6記載のディスク装置にお
    いて、該情報検出センサまたは該タイミング情報検出セ
    ンサは非接触式センサを使用することを特徴とするディ
    スク装置。
  10. 【請求項10】請求項5または6記載のディスク装置に
    おいて、該情報検出センサ及び該タイミング情報検出セ
    ンサの一方は光センサを用いて該情報保持部の情報また
    は該タイミング情報保持部のタイミング情報を検出する
    ことを特徴とするディスク装置。
  11. 【請求項11】請求項5または6記載のディスク装置に
    おいて、該ディスク装置は、該タイミング情報検出セン
    サが該タイミング情報保持部の切り替わりを検知したと
    きに、該情報検出センサが該情報保持部の情報を検知す
    ることを特徴とするディスク装置。
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