JP2002259867A - Usbキーを用いた電子キャッシュシステム - Google Patents

Usbキーを用いた電子キャッシュシステム

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JP2002259867A
JP2002259867A JP2001053775A JP2001053775A JP2002259867A JP 2002259867 A JP2002259867 A JP 2002259867A JP 2001053775 A JP2001053775 A JP 2001053775A JP 2001053775 A JP2001053775 A JP 2001053775A JP 2002259867 A JP2002259867 A JP 2002259867A
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usb key
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cash
electronic
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Masataka Hattori
正敬 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インターネット上で少額の商取引
を簡易なシステムによって実現するUSBキーを用いた
電子キャッシュシステムを提供する。 【解決手段】 USBキー5に暗号化されたID(識別
子)を記憶しておき、電子商取引の際に、当該IDをキ
ャッシュセンタ1に問い合わせて、そのUSBキー5の
残高から取引料金を引き落とす処理を行うものであり、
インターネット上での少額取引を簡易に行うことができ
るUSBキーを用いた電子キャッシュシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
で利用される電子キャッシュシステムに係り、特にUS
B(Universal Serial Bus )キーを用いて少額の電子
取引を簡易に行うことができる電子キャッシュシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネット上における電子キ
ャッシュシステムについては、クレジット会社を主導と
するもの、またメーカーを主導とするものが進められて
いる。特に、電子キャッシュは、インターネットにおけ
る電子商取引の基盤となるものであるので、推進母体は
標準化を狙って激しい競争が繰り広げられている。
【0003】また、パソコン(PC)の不正使用防止の
手段として、USBキーが用いられている。このUSB
キーは、まずPCに不正使用防止のソフトウェアをイン
ストールしておき、特定のUSBキーがPCのUSBポ
ートコネクタに装着されている状況の場合にのみPCを
動作可能とするものである。
【0004】具体的には、USBキーには特定の認証コ
ードが格納されており、USBポートコネクタにUSB
キーが装着されている場合に、PCの電源が投入される
と、不正使用防止のソフトウェアが動作し、USBキー
の認証コードを読みとり、ソフトウェア側に記憶された
認証コードとUSBキーの認証コードとを比較して、一
致した場合にのみPCを正常に動作可能とするものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子キャッシュシステムでは、お金の機能を電子キ
ャッシュに持たせるようにするために、電子キャッシュ
の流通過程で改竄されないよう複雑な仕組みを必要と
し、インターネット上での少額の商取引を簡易に実現で
きるものとはなっていないという問題点があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、インターネット上で少額の商取引を簡易なシステム
によって実現するUSBキーを用いた電子キャッシュシ
ステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、USBキーを用いた電子キャッ
シュシステムにおいて、インターネットにアクセス可能
なコンピュータのUSBポートコネクタに装着されるU
SBキーに、電子キャッシュ利用のための暗号化された
識別子が記憶されており、USBキーの識別子と電子キ
ャッシュの金額をキャッシュセンタが管理しており、電
子商取引において取引のユーザがUSBキーの電子キャ
ッシュを利用する際に、取引のサービスサイトからUS
Bキーの暗号化された識別子を用いて当該USBキーの
真正の問い合わせがキャッシュセンタにあると、キャッ
シュセンタは問い合わせがあった暗号化された識別子を
解読して当該識別子が管理されているか否かを確認し、
サービスサイトに取引可能を通知するものであり、イン
ターネット上で少額の商取引に適した簡易なシステムを
実現できる。
【0008】本発明は、上記USBキーを用いた電子キ
ャッシュシステムにおいて、USBキーの識別子と対応
する電子キャッシュの金額と、USBキーの電子キャッ
シュを用いた取引の履歴を記憶するデータベースを備
え、サービスサイトからのUSBキーの真正の問い合わ
せに対して、キャッシュセンタは、当該USBキーの暗
号化された識別子が真正であるか否かの通知に加えて、
データベースの取引の履歴情報から残高を読み取り、サ
ービスサイトで取引される金額が残高の範囲内であるか
否かの通知もサービスサイトに行うものであり、電子商
取引における取引の可能性を明確にできる。
【0009】本発明は、サービスサイトにおける電子商
取引において用いられるコンピュータプログラムであっ
て、サービスサイトとユーザ端末との間で電子商取引が
為される際に、ユーザ端末のUSBポートコネクタに装
着されたUSBキー内の暗号化された識別子を読み込ん
でUSBキーの識別子を管理するキャッシュセンタに送
信し、識別子が真正のものであって取引残高がある場合
に、取引確認の画面を表示し、当該画面で確認指示が為
されると、再度、USBキー内の暗号化された識別子を
読み込んでキャッシュセンタに送信し、識別子が真正の
場合にのみ、電子商取引を可能にするものであり、ユー
ザ端末とサービスサイトとの間の取引を明確にできる。
【0010】本発明は、上記プログラムにおいて、取引
確認の画面で、取引内容に加えて、取引後の電子キャッ
シュの残高を表示するものであり、ユーザの利便性を向
上させることができる。
【0011】本発明は、インターネットにアクセス可能
なコンピュータのUSBポートコネクタに装着されるU
SBキーであって、内部には、電子キャッシュを利用す
るための暗号化された識別子が記憶されており、暗号化
された識別子は、電子商取引の際に、取引を行うサービ
スサイトに読み込まれてUSBキーの識別子を管理する
キャッシュセンタに送信されて、USBキーの電子キャ
ッシュの真正が確認されるものであり、インターネット
上で少額の商取引に適した簡易なツールを提供できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係るU
SBキーを用いた電子キャッシュシステムは、USBキ
ーに暗号化されたID(識別子)を記憶しておき、電子
商取引の際に、当該IDをキャッシュセンターに問い合
わせて、そのUSBキーの残高から取引料金を引き落と
す処理を行うものであり、インターネット上での少額取
引を簡易に行うことができるものである。
【0013】本発明の実施の形態に係るUSBキーを用
いた電子キャッシュシステム(本システム)について図
1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
る電子キャッシュシステムの構成ブロック図である。本
システムは、図1に示すように、キャッシュセンタ1
と、コンビニ端末2と、サービスサイト3と、ユーザ端
末4と、USBキー5とから基本的に構成されている。
尚、キャッシュセンタ1に接続するコンビニ端末2は複
数あり、またキャッシュセンタ1に接続するサービスサ
イト3も複数ある構成である。また、サービスサイト3
には複数のユーザ端末4が接続可能となっている。
【0014】次に、本システムの各部を具体的に説明す
る。キャッシュセンタ1は、本発明のUSBキーの発売
元であり、このUSBキーを用いた電子キャッシュに関
する情報を管理するセンタであり、電子キャッシュに関
してUSBキーのID(識別子)と残高、それに履歴を
データベース(DB)10に記憶している。
【0015】ここで、DB10におけるデータの管理状
況を図2に示す。図2は、本システムにおけるDB10
におけるデータ管理状況を示す説明図である。図2に示
すように、複数のUSBキーのIDを管理しており、各
USBキーのIDに対してUSBキーの金額、さらにU
SBキーの電子キャッシュの履歴を記憶する。電子キャ
ッシュの履歴は、処理内容、日時、そして残高が記録さ
れる。残高はUSBキーの金額から取引が為された金額
を差し引いたものである。尚、USBキーの発売会社を
キャッシュセンタ1とは別にすることも考えられる。キ
ャッシュセンタ1に関する具体的処理は、後述する。
【0016】コンビニ端末2は、コンビニエンスストア
(コンビニ)、ガソリンスタンド、書店等に設置される
端末装置であり、キャッシュセンタ1に接続している。
コンビニ端末2における処理は、コンビニ等でUSBキ
ーを販売すると、販売したUSBキーの暗号化されたI
D及びその金額が入力され、キャッシュセンタ1に送信
される。コンビニ等としては、USBキーを販売したた
め、その代金を発売元に支払うことになる。
【0017】上記例では、USBキーを販売した場合
に、コンビニ等から発売元に代金が支払われる仕組みと
しているが、USBキーについてコンビニ等に代金を先
に払ってもらって仕入れてもらうようにすることができ
る。この場合、コンビニ端末2は不要となり、発売元か
ら出荷された時点でUSBキーのIDと金額がキャッシ
ュセンタ1のユーザDB10に記憶される。
【0018】サービスサイト3は、インターネット上に
おける商品又はサービスを有償にて提供するサイトであ
り、USBキー5を用いた電子キャッシュを取り扱う。
当該電子キャッシュを利用した買い物があった場合に、
サービスサイト3は、キャッシュセンタ1にアクセスし
てDB10における電子キャッシュ(USBキー)のI
D及び残高を照会する。そして、IDと残高が照会され
ると、サービスサイト3は、キャッシュセンタ1に商品
又はサービスの代金を請求し、その請求に対して支払い
を受ける。
【0019】また、サービスサイト3は、ユーザ端末4
からの商品等の購入申し込みがあると、ユーザ端末4に
対して暗号化されたUSBキー5のID送信要求を行
い、受信したUSBキー5の暗号化されたIDをキャッ
シュセンタ1に送信してキャッシュセンタ1からの支払
いを受けるようになっている。商品等購入に際しては、
サービスサイト3からユーザ端末4にアプレットを表示
し、そのアプレットを用いてサービスサイト3はユーザ
端末4とキャッシュセンタ1との通信を行う。
【0020】ユーザ端末4は、インターネットを介して
サービスサイト3に接続するものであり、サービスサイ
ト3が提供する商品又はサービスを有償にて受けること
ができる。また、ユーザ端末4にはUSBポートコネク
タが設けられており、そこにUSBキー5が挿入され
る。また、ユーザ端末4は、サービスサイト3から商品
等の購入を行う場合、サービスサイト3からのUSBキ
ー5のID送信要求に対して装着されているUSBキー
5の暗号化されたIDを送信する処理を行う。
【0021】USBキー5は、キャッシュセンタ1の運
営会社又は関連する会社から発売されるもので、内部に
は暗号化されたUSBキーのID(識別子)が記憶され
ている。尚、発売されたUSBキー5のID及び残高は
キャッシュセンタ1で管理されている。USBキー5で
扱うことができる電子キャッシュの金額は、10万円以
内を妥当とし、予め、1万円、3万円、5万円、10万
円などのように決めておく。また、USBキーを用いる
ことでコストがかかるため、USBキーを最初に購入す
る場合には、1つ1,000円の初期費用をユーザに負
担してもらい、その後は、使用済みのUSBキーと交換
にUSBキーの費用を無料化することも可能である。
【0022】次に、本システムの動作について図3を用
いて説明する。図3は、サービスサイト3における処理
を示したフローチャート図である。まず、サービスサイ
ト3はUSBキー5の発売元から商取引を行うためのソ
フトウェアの配布を受け、電子商取引においてUSBキ
ーの電子キャッシュが利用可能としておくことが必要で
ある。
【0023】また、販売されるUSBキー5についてキ
ャッシュセンタ1が管理するDB10にそのIDと金額
が登録され、さらに履歴としてキー購入が記憶されてい
ることも必要である。DB10への登録・記憶は、コン
ビニ端末2を用いて行ってもよく、また発売元から出荷
された時点で発売元が行うようにしても構わない。
【0024】そして、ユーザ端末4においてサービスサ
イト3にアクセスして商品等の購入を行う際に、その支
払いにUSBキーを用いた電子キャッシュを用いるオプ
ションを選択する。つまり、サービスサイト3で、US
Bキーの電子キャッシュを利用するか否かが判断され
(S1)、利用されるとなると(Yesの場合)、ユー
ザ端末4のUSBポートコネクタに差し込まれているU
SBキー5の暗号化IDを取得する(S2)。
【0025】暗号化IDの取得は、商品購入の際に、取
得のためのソフトウェアを一時的にサービスサイト3か
らユーザ端末4に落とし込み、アプレットとして動作さ
せる。また、USBキー5購入の際に、サービスサイト
3との通信のためのソフトウェアを添付するようにして
もよいし、また、キャッシュセンタ1が開設するWeb
からダウンロードするようにしてもよい。
【0026】次に、サービスサイト3は、取得したUS
Bキーの暗号化IDを用いて、キャッシュセンタ1に残
高を問い合わせる(S3)。処理S3は、まず、サービ
スサイト3が暗号化IDをキャッシュセンタ1に送信す
ると、キャッシュセンタ1で暗号化IDの解読(デコー
ド)が行われ、解読されたIDに対応するデータをDB
10から検索する。キャッシュセンタ1は、検索したU
SBキーのIDについて残高を読み出し、購入しようと
する商品について残高があるか否かを判断し、その結果
をサービスサイト3に送信する。
【0027】ここで、暗号化IDが不正に改竄されてい
れば、キャッシュセンタ1ではそのUSBキーのIDで
は取引ができないことをサービスサイト3及びユーザ端
末4に通知する。また、購入する商品の残高がない場合
には、その旨をサービスサイト3及びユーザ端末4に通
知する。
【0028】次に、図4に示すような、確認画面の表示
が為される(S4)。図4は、本システムにおけるユー
ザ端末に表示される確認画面を示す説明図である。図4
に示すように、購入する商品の商品名、数量、金額、消
費税、さらに合計支払金額が表示される。同時に、商品
購入後の残高も表示し、ユーザに確認を促し、確認OK
であるか否か判断する(S5)。この確認画面もアプレ
ットで表示する。
【0029】そして、確認画面で、「OK」がクリック
されて選択されると(Yesの場合)、サービスサイト
3は、再度ユーザ端末4からUSBポートコネクタに差
し込まれているUSBキー5の暗号化IDを取得する
(S6)。サービスサイト3は、この暗号化IDを再度
用いてキャッシュセンタ1に当該暗号化IDが真正のも
のであるか否かの確認を行う。
【0030】この確認が終了すると、ユーザ端末4とサ
ービスサイト3との間で取引処理が行われる(S7)。
取引処理とは、ユーザとサービスサイトとの間で商品等
購入の契約が成立し、サービスサイト3はその契約に基
づいてキャッシュセンタ1から料金の支払いを受けるこ
とをいう。そして、処理が終了する。
【0031】本システムによれば、キャッシュセンタ1
でUSBキー5に関する電子キャッシュを管理し、サー
ビスサイト3とユーザ端末4との間で電子商取引を行う
際に、USBキー5の暗号化IDを受け渡すことで、そ
の暗号化IDをサービスサイト3がキャッシュセンタ1
に問い合わせて、キャッシュセンタ1が当該暗号化ID
を解読してUSBキーの真正を確認して電子キャッシュ
を利用する仕組みとしているので、USBキー5を簡易
な電子キャッシュとして用いることができる効果があ
る。
【0032】また、本システムでは、電子取引の開始に
あたり、USBキーの真正と残高を確認し、取引確認時
に再度、USBキーの真正を確認するようにしているの
で、USBキーを用いた電子取引を確実なものとするこ
とができる。
【0033】また、本システムでは、USBキーを用い
た電子キャッシュを5万円以内としたことで、インター
ネット上で商品券のように気軽に利用できる効果があ
る。
【0034】尚、上記本システムでは、USBキー5に
は暗号化IDのみを記憶させるようにしているが、当初
の金額も記憶させておき、キャッシュセンタ1に対する
照会の際に、暗号化IDとその金額の両方をもって真正
を確認するようにしても構わない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、インターネットにアク
セス可能なコンピュータのUSBポートコネクタに装着
されるUSBキーに、電子キャッシュ利用のための暗号
化された識別子が記憶されており、USBキーの識別子
と電子キャッシュの金額をキャッシュセンタが管理して
おり、電子商取引において取引のユーザがUSBキーの
電子キャッシュを利用する際に、取引のサービスサイト
からUSBキーの暗号化された識別子を用いて当該US
Bキーの真正の問い合わせがキャッシュセンタにある
と、キャッシュセンタは問い合わせがあった暗号化され
た識別子を解読して当該識別子が管理されているか否か
を確認し、サービスサイトに取引可能を通知するUSB
キーを用いた電子キャッシュシステムとしているので、
インターネット上で少額の商取引に適した簡易なシステ
ムを実現できる効果がある。
【0036】本発明によれば、USBキーの識別子と対
応する電子キャッシュの金額と、USBキーの電子キャ
ッシュを用いた取引の履歴を記憶するデータベースを備
え、サービスサイトからのUSBキーの真正の問い合わ
せに対して、キャッシュセンタは、当該USBキーの暗
号化された識別子が真正であるか否かの通知に加えて、
データベースの取引の履歴情報から残高を読み取り、サ
ービスサイトで取引される金額が残高の範囲内であるか
否かの通知もサービスサイトに行う上記USBキーを用
いた電子キャッシュシステムとしているので、電子商取
引における取引の可能性を明確にできる効果がある。
【0037】本発明によれば、サービスサイトにおける
電子商取引において用いられるコンピュータプログラム
であって、サービスサイトとユーザ端末との間で電子商
取引が為される際に、ユーザ端末のUSBポートコネク
タに装着されたUSBキー内の暗号化された識別子を読
み込んでUSBキーの識別子を管理するキャッシュセン
タに送信し、識別子が真正のものであって取引残高があ
る場合に、取引確認の画面を表示し、当該画面で確認指
示が為されると、再度、USBキー内の暗号化された識
別子を読み込んでキャッシュセンタに送信し、識別子が
真正の場合にのみ、電子商取引を可能にするプログラム
としているので、ユーザ端末とサービスサイトとの間の
取引を明確にできる効果がある。
【0038】本発明によれば、取引確認の画面で、取引
内容に加えて、取引後の電子キャッシュの残高を表示す
る上記プログラムとしているので、ユーザの利便性を向
上させることができる効果がある。
【0039】本発明によれば、インターネットにアクセ
ス可能なコンピュータのUSBポートコネクタに装着さ
れるUSBキーであって、内部には、電子キャッシュを
利用するための暗号化された識別子が記憶されており、
暗号化された識別子は、電子商取引の際に、取引を行う
サービスサイトに読み込まれてUSBキーの識別子を管
理するキャッシュセンタに送信されて、USBキーの電
子キャッシュの真正が確認されるUSBキーとしている
ので、インターネット上で少額の商取引に適した簡易な
ツールを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子キャッシュシス
テムの構成ブロック図である。
【図2】本システムにおけるDB10におけるデータ管
理状況を示す説明図である。
【図3】サービスサイト3における処理を示したフロー
チャート図である。
【図4】本システムにおけるユーザ端末に表示される確
認画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1…キャッシュセンタ、 2…コンビニ端末、 3…サ
ービスサイト、 4…ユーザ端末、 5…USBキー、
10…データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/10 G06K 19/00 R

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットにアクセス可能なコンピ
    ュータのUSBポートコネクタに装着されるUSBキー
    に、電子キャッシュ利用のための暗号化された識別子が
    記憶されており、 当該USBキーの識別子と電子キャッシュの金額をキャ
    ッシュセンタが管理しており、 電子商取引において取引のユーザが前記USBキーの電
    子キャッシュを利用する際に、取引のサービスサイトか
    ら前記USBキーの暗号化された識別子を用いて当該U
    SBキーの真正の問い合わせが前記キャッシュセンタに
    あると、前記キャッシュセンタは前記問い合わせがあっ
    た暗号化された識別子を解読して当該識別子が管理され
    ているか否かを確認し、前記サービスサイトに取引可能
    を通知することを特徴とするUSBキーを用いた電子キ
    ャッシュシステム。
  2. 【請求項2】 USBキーの識別子と対応する電子キャ
    ッシュの金額と、前記USBキーの電子キャッシュを用
    いた取引の履歴を記憶するデータベースを備え、 サービスサイトからのUSBキーの真正の問い合わせに
    対して、キャッシュセンタは、当該USBキーの暗号化
    された識別子が真正であるか否かの通知に加えて、前記
    データベースの取引の履歴情報から残高を読み取り、前
    記サービスサイトで取引される金額が前記残高の範囲内
    であるか否かの通知も前記サービスサイトに行うことを
    特徴とする請求項1記載のUSBキーを用いた電子キャ
    ッシュシステム。
  3. 【請求項3】 サービスサイトにおける電子商取引にお
    いて用いられるコンピュータプログラムであって、 前記サービスサイトとユーザ端末との間で電子商取引が
    為される際に、ユーザ端末のUSBポートコネクタに装
    着されたUSBキー内の暗号化された識別子を読み込ん
    でUSBキーの識別子を管理するキャッシュセンタに送
    信し、前記識別子が真正のものであって取引残高がある
    場合に、取引確認の画面を表示し、当該画面で確認指示
    が為されると、再度、前記USBキー内の暗号化された
    識別子を読み込んで前記キャッシュセンタに送信し、前
    記識別子が真正の場合にのみ、電子商取引を可能にする
    ことを特徴とするプログラム。
  4. 【請求項4】 取引確認の画面において、取引内容に加
    えて、取引後の電子キャッシュの残高を表示することを
    特徴とする請求項3記載のプログラム。
  5. 【請求項5】 インターネットにアクセス可能なコンピ
    ュータのUSBポートコネクタに装着されるUSBキー
    であって、内部には、電子キャッシュを利用するための
    暗号化された識別子が記憶されており、前記暗号化され
    た識別子は、電子商取引の際に、取引を行うサービスサ
    イトに読み込まれてUSBキーの識別子を管理するキャ
    ッシュセンタに送信されて、USBキーの電子キャッシ
    ュの真正が確認されることを特徴とするUSBキー。
  6. 【請求項6】 USBキーの識別子と電子キャッシュの
    金額と、当該識別子に対して為された取引について履歴
    及び残高を管理するデータベースと、 前記データベースに対するデータの入出力を行い、US
    Bキーの真正の問い合わせについて受信した暗号化され
    た識別子を解読し、当該識別子を用いて前記データベー
    スを検索し、該当する識別子と残高があれば利用可能を
    送信するキャッシュセンタと、 ユーザ端末との電子商取引を行う際に、前記ユーザ端末
    のUSBポートコネクタに装着されたUSBキーの暗号
    化された識別子を読み込んで前記USBキーの真正を前
    記キャッシュセンタに問い合わせ、利用可能が確認され
    ると、取引確認の画面を表示して確認を促し、前記ユー
    ザ端末から確認が入力されると、再度、前記USBキー
    内の暗号化された識別子を読み込んで前記キャッシュセ
    ンタに送信し、前記識別子の電子キャッシュが利用可能
    な場合にのみ電子商取引を可能にするサービスサイトと
    を有することを特徴とするUSBキーを用いた電子キャ
    ッシュシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006034621A1 (fr) * 2004-09-27 2006-04-06 Zaiyan Gu Appareil d'entree de code de monnaie et son application
CN100389409C (zh) * 2004-10-14 2008-05-21 苏州超锐微电子有限公司 一种利用加密主分区表实现硬盘保护的方法
JP2012156746A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Sanyo Electric Co Ltd 盗難防止機能を有するテレビジョン受信機及び電子機器

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