JP2002259711A - 振込入金異名義照合システム及びプログラム - Google Patents

振込入金異名義照合システム及びプログラム

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JP2002259711A
JP2002259711A JP2001057694A JP2001057694A JP2002259711A JP 2002259711 A JP2002259711 A JP 2002259711A JP 2001057694 A JP2001057694 A JP 2001057694A JP 2001057694 A JP2001057694 A JP 2001057694A JP 2002259711 A JP2002259711 A JP 2002259711A
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Akinobu Modani
章宣 母谷
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Daiwa Securities Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振込情報と顧客情報とを迅速かつ正確に照合
できる振込入金異名義照合システムを提供する。 【解決手段】 金融機関での振込に関する振込情報を取
得し、対応する顧客情報と組み合わせて表示して振込入
金名義を照合する振込入金異名義照合システムであっ
て、端末A10′の処理部1が、表示部2の表示画面か
ら振込情報と顧客情報のデータを複写し、表計算ソフト
のシートに貼り付けるデータ複写手段11と、複写され
たデータが関数を用いて両データのデータ形式を統一す
る調整を行うデータ形式調整手段12と、調整された振
込情報と顧客情報とを比較するデータ比較手段13と、
比較により両データが一致するか否かを判定するデータ
判定手段14と、判定された結果を表示部2に出力する
判定結果出力手段15と有する振込入金異名義照合シス
テムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関から例え
ば証券会社に振り込まれた入金について振込人と証券会
社の顧客とが一致するか否かを照合するシステム及びプ
ログラムに係り、特に照合作業の労力を低減できる振込
入金異名義照合システム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の振込入金異名義照合システムにつ
いて図6を参照しながら説明する。図6は、従来の振込
入金異名義照合システムを例示する構成ブロック図であ
る。従来の振込入金異名義照合システムは、図6に示す
ように、端末A10と、端末B20と、証券会社サーバ
30と、顧客データベース(顧客DB)40と、金融機
関処理装置50と、金融機関データベース(金融機関D
B)60とから構成されている。
【0003】従来の振込入金異名義照合システムの各部
を説明する。端末A10は、証券会社サーバ30から金
融機関側の振込情報と証券会社側の顧客情報との入力を
受け、これらの情報を表示する。端末B20は、証券会
社サーバ30を介して顧客DB40に顧客情報を登録す
る。ここで、振込情報とは、例えば、振込の取り扱いを
行った「取扱金融機関」、振り込まれた「口座番号」、
振込依頼を行った「振込依頼人名」などのことである。
また、顧客情報とは、例えば、証券会社が割り当てた
「顧客コード」、顧客をカナ表記した「顧客カナ名」、
開設された口座の「口座番号」などのことである。
【0004】証券会社サーバ30は、金融機関処理装置
50から受信した振込情報と顧客DB40からの顧客情
報とを対応付けて端末A10に出力する。ここで、振込
情報における口座番号をキーに顧客情報が対応付けられ
る。顧客DB40は、証券会社の顧客に関する顧客情報
を記憶する。顧客情報は証券会社サーバ30を介して端
末B20から入力される。
【0005】金融機関処理装置50は、金融機関業務の
処理を行う装置である。例えば、振込等の取引が行われ
ると、それに関する情報(振込情報)を金融機関DB6
0に記憶させる。また、金融機関処理装置50は、証券
会社サーバ30からの要求により、当該証券会社の口座
への振込情報が複数あれば金融機関DB60から複数読
み出して証券会社サーバ30に送信する。金融機関DB
60は、金融機関処理装置50で取り引きされたデータ
(振込情報を含む)を記憶する。
【0006】次に、従来の振込入金異名義照合システム
における処理動作を説明する。まず、端末B20から証
券会社にて取引を行う顧客の情報(顧客情報)を顧客D
B40に記憶させておく。顧客情報として「顧客コー
ド」「顧客カナ名」「口座番号」その他が記憶される。
ここで、「顧客カナ名」は通常、全角カナ文字で、名字
と氏名の間に全角スペースが設けられた状態となってい
る。また、金融機関処理装置50では証券会社の口座を
開設しておく必要がある。従って、金融機関DB60に
は、「取扱金融機関」「口座番号」が記憶された状態と
なっている。
【0007】そして、証券会社の顧客が有価証券取引を
行うために、証券会社の口座にお金を振り込むと、その
取引が金融機関処理装置50で処理され、その取引情報
が振込情報として金融機関DB60に記憶される。ここ
で、顧客は振込依頼人として振込の際に「振込依頼人
名」を入力するようになっている。
【0008】次に、端末A10は、証券会社サーバ30
を介して金融機関処理装置50に振込情報の取り込みを
要求し、それまで金融機関DB60に蓄積された証券会
社の口座への振込に関する振込情報を金融機関処理装置
50は読み出して、振込情報が複数あれば複数の振込情
報を証券会社サーバ30に送信する。尚、金融機関処理
装置50は一度証券会社サーバ30に振込情報を送信す
ると、同じ振込情報を送信しないよう制御される。
【0009】証券会社サーバ30は、金融機関処理装置
50から受信した振込情報に対して、口座番号をキーに
対応する顧客情報を読み込んで組として端末A10に出
力する。端末A10には、図2に例示するように、振込
情報と顧客情報が組となった情報が表示される。
【0010】図2において、振込情報として「状況」は
金融機関処理装置50から振込情報を証券会社サーバが
取り込んだ状態(取込済)にあるかを示し、「取扱金融
機関」は振込処理を行った取扱金融機関を示し、「口座
番号」は顧客が有価証券取引を行うために開設している
口座の番号を示し、「振込依頼人名」は振込の際に顧客
又は金融機関職員によって入力された振込の依頼人の名
前を示す。また、顧客情報として「顧客コード」は証券
会社における顧客のコードを示し、「顧客カナ名」は登
録されている顧客の氏名を示している。
【0011】そして、端末A10にて、振込情報と顧客
情報との照合が目視により行われ、一致の場合は端末A
10から証券会社サーバ30に「確認」を通知し、不一
致の場合には、証券会社によって振込状況の確認が為さ
れるようになっている。この確認によって振込を行った
顧客は当該口座にて有価証券取引を行うことができるよ
うになるものである。また、照合では、振込情報の振込
依頼人名と顧客情報の顧客カナ名とが比較されるが、振
込依頼人名が半角カナ文字で表示されているのに対し
て、顧客カナ名は全角カナ文字で表示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の振込入金異名義照合システムでは、振込情報と顧客
情報とを照合を行う係が目視により確認していたので、
作業速度が速くなく、照合作業の確実性と迅速性の向上
が望まれていた。特に、振込依頼人名が半角であり、顧
客カナ名が全角で表示されているため、従来は、確認作
業にかなりの時間を要するようになっていた。
【0013】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、振込情報と顧客情報とを迅速かつ正確に照合できる
振込入金異名義照合システム及びプログラムを提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、金融機関での振込に関する振込
情報を取得し、対応する顧客情報と組み合わせて表示し
て振込情報における振込依頼人と顧客情報における顧客
名とを端末にて照合する振込入金異名義照合システムで
あって、端末が、振込情報のデータ形式と顧客情報のデ
ータ形式とを統一する調整を行い、調整された振込情報
と顧客情報とを比較し、判定結果を出力するようにして
おり、振込情報と顧客情報とを迅速かつ正確に照合でき
る。
【0015】また、本発明は、金融機関での振込に関す
る振込情報を取得し、対応する顧客情報と組み合わせて
表示して振込情報における振込依頼人と顧客情報におけ
る顧客名とを端末にて照合する振込入金異名義照合シス
テムであって、表示部に組み合わせで表示される振込情
報と顧客情報の表示画面から振込情報と顧客情報のデー
タを複写し、表計算ソフトのシートに貼り付けるデータ
複写手段と、貼り付けられたデータのセル内に予めデー
タ形式を統一するための関数が設定されており、データ
複写手段によって複写されたデータがシートに貼り付け
られると関数を用いて両データのデータ形式を統一する
調整を行うデータ形式調整手段と、調整された振込情報
と顧客情報とを比較するデータ比較手段と、比較手段に
より両データが一致するか否かを判定するデータ判定手
段と、判定された結果を表示部に出力する判定結果出力
手段とを有するものであり、振込情報と顧客情報とを迅
速かつ正確に照合できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る振
込入金異名義照合システムは、端末に表示された振込情
報と顧客情報とを表計算ソフトのシートに貼り付け、当
該シートで予め設定された演算式によって両情報のデー
タを同一形式とする調整を行い、その上でプログラム処
理を用いて両データを比較し、照合結果を出力するもの
であり、振込入金異名義照合を迅速かつ正確に行うこと
ができるものである。
【0017】本発明の実施の形態に係る振込入金異名義
照合システムの基本構成及び基本動作は、図6に示した
通りであり、端末A10′における構成及び処理が従来
技術の端末A10と相違している。本発明の実施の形態
に係る振込入金異名義照合システム(本システム)にお
ける端末A10′の構成について具体的に図1を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る端
末A10′の構成ブロック図である。本実施の形態に係
る端末A10′は、図1に示すように、処理部1と、表
示部2と、データ入力部3とから基本的に構成されてい
る。
【0018】端末A10′のデータ入力部3と表示部2
は従来の端末A10においても備える構成であり、従来
ではデータ入力部3から出力されたデータが表示部2に
表示されるようになっていたが、本発明の実施の形態に
おける端末A10′では、処理部1にて特徴的な処理を
行い、その結果を表示部2に表示するようになってい
る。尚、データ入力部3から出力されるデータは図2に
示すような内容となっている。図2は、表示部2で表示
されるデータ入力部3からの振込情報と顧客情報の画面
例を示す説明図である。
【0019】処理部1は、データ複写手段11と、デー
タ形式調整手段12と、データ比較手段13と、データ
判定手段14と、判定結果出力手段15とから構成され
ている。ここで、各処理手段は、端末A10′内のCP
Uとメモリを用い、コンピュータプログラムによって実
現される機能実現手段である。また、処理部1には、図
2に示すデータがデータ入力部3から入力される。
【0020】データ複写手段11は、表示部2に表示さ
れる図2のデータを表計算ソフトのシートに貼り付け
る。ここで、表計算ソフトとしてはエクセル(商品名)
等が考えられる。表計算ソフトのシートに貼り付けられ
たイメージを図3に示す。図3は、本発明の実施の形態
に係る表計算ソフトのシートに貼り付けられた状態を示
す説明図である。ただ、図3では、判定結果も示したも
のとなっている。
【0021】データ形式調整手段12は、図2のデータ
における振込情報のデータ形式と顧客情報のデータ形式
を統一する処理を行う。具体的には、振込情報の「振込
依頼人名」と顧客情報の「顧客カナ名」のデータを同一
形式とするもので、半角カナ文字の「振込依頼人名」に
おける半角スペースを取り除き、全角カナ文字の「顧客
カナ名」の全角スペースを取り除いて半角カナ文字に変
換する処理を行う。
【0022】上記のデータ形式調整には、図5に示すよ
うなエクセルの関数演算にて実行している。図5は、デ
ータ形式調整に用いられる関数の例を示した説明図であ
る。ここで、=SUBSTITUTE(E5," ","")はE5のセルにお
いて半角スペースをスペースなしに置き換える(半角ス
ペースの取り除く)ことを意味しており、=ASC(SUBSTIT
UTE(G5," ",""))はG5のセルにおいて全角スペースを
スペースなしに置き換え(全角スペースを取り除き)、
さらにその文字を半角に置き換える処理を行っている。
【0023】これにより、例えば、セルE5における
「振込依頼人」の半角文字内の半角スペースを取り除
き、セルG5における「顧客カナ名」の全角文字内のス
ペースを取り除き、更にその全角文字を半角文字に置き
換える処理を行う。また、データ形式調整手段12は、
「振込依頼人名」と「顧客カナ名」とのフォント形式が
異なる場合にも、フォント形式を統一する処理を行うよ
うにしてもよい。
【0024】データ比較手段13は、データ形式調整手
段12によってデータ形式が統一された振込情報と顧客
情報とを比較する。つまり、データ形式が統一された振
込情報の「振込依頼人名」と顧客情報の「顧客カナ名」
とが比較される。
【0025】データ判定手段14は、データ比較手段1
3にて比較されたデータ内容が一致するか判定する。そ
して、データ判定手段14は、判定結果が一致する場合
は一致信号を、一致しない場合は不一致信号を判定結果
出力手段15に出力する。
【0026】また、データ判定手段14に、判定結果が
一致しない場合に、その不一致を解析する機能を持たせ
るようにしてもよい。具体的には、「イチロウ」と「イ
チロー」を同じと判定したり、「ナカジマ」と「ナカシ
マ」とを同じと判定するよう、プログラムルーチンを組
み込むようにする。
【0027】つまり、予め予想される軽微な入力誤りを
テーブルとして登録しておき、データ判定手段14にお
ける判定処理の結果、不一致がある場合に、そのテーブ
ルを参照し、不一致部分がテーブルに登録された軽微な
入力誤りであるかどうか更に判定する。テーブルに登録
された軽微な入力誤りの場合は、判定結果を不一致とは
せず、一致と判定結果を修正(判定修正)する。
【0028】判定結果出力手段15は、データ判定手段
14から一致信号又は不一致信号を入力し、一致信号の
場合、一致を表示部2に出力し、不一致の場合、不一致
を表示部2に出力する。図3においては、「A=B?」
の欄に一致を「○」で、不一致を「×」で表示してい
る。また、判定結果を修正した場合に、「○」とするの
ではなく、判定修正が為されたことを明確にするために
「△」と表示してもよい。更に、これら表示を明確にす
るために、「A=B?」欄の表示色を変えるようにして
もよく、結果だけでなく、表示行の色を変えるようにし
てもよい。
【0029】次に、本システムにおける処理動作につい
て図4を参照しながら説明する。図4は、本発明の実施
の形態に係る振込入金異名義照合システムにおける処理
の流れを示すフローチャート図である。本システムにお
ける概略処理は、振込入金名義の照合処理において、図
6で示した通り、端末A10′に振込情報と顧客情報と
が組で表示される。この状態で、端末A10′のデータ
複写手段11において、端末A10′の表示画面を複写
し、表計算ソフトのシートに貼り付ける処理を行う。
【0030】貼り付けられた状態を、図3に示す。ここ
で、「A=B?」の欄は一連の処理が終了して、結果が
表示されることになる。しかし、本システムでは、シー
トに貼り付けられると、直ちに処理を開始するので、実
際には「A=B?」の欄に直ちに結果が表示されること
になる。
【0031】表計算ソフトのシートにデータが貼り付け
られると、図4に示すように、データ形式調整手段12
で、振込依頼人(A)の半角スペースを取り除く処理を
行う(S1)。次に、データ形式調整手段12は、顧客
(B)の全角スペースを取り除く処理を行う(S2)。
更に、データ形式調整手段12は、処理S2の結果を半
角の英数カナ文字に変換する処理を行う(S3)。
【0032】次に、データ比較手段13は、処理S1と
処理S3の結果を比較する。そして、データ判定手段1
4は、両者が一致するか否かを判定する(S5)。一致
する場合(Yesの場合)は、データ判定手段13は、
判定結果出力手段15に一致信号を出力し、判定結果出
力手段15は、表示部2の「A=B?」の欄に「○」を
表示する。また、判定処理S5で一致しない場合(No
の場合)は、データ判定手段13は、判定結果出力手段
15に不一致信号を出力し、判定結果出力手段15は、
表示部2の「A=B?」の欄に「×」を表示する。
【0033】判定処理S5と処理S7との間に、軽微な
入力誤りに対してテーブルを参照して一致と判定修正す
る処理を設けることが考えられる。また、図3におい
て、判定結果「A=B?」で「×」が付された振込依頼
人(A)が「100243ヒラヤママサカズ」で顧客名
(B)が「ヒラヤマ マサカズ」の場合についても、判
定修正する処理を行うことが考えられる。
【0034】具体的には、上記の例では、本システムの
図4の処理に従えば、数字以外は一致していることにな
り、数字が付加されたがため不一致となっている。この
数字「100243」というのが図2で分かるように、
顧客コードであり、振込依頼人が顧客コードを顧客名に
付加して振込を行ったものである。
【0035】従って、振込依頼人名と顧客名を比較した
場合に、顧客名の前後に数字が付されていれば、その数
字を読み取って、顧客コードと一致しているか判断する
処理を行い、一致していれば判定結果を一致とする処理
を行うルーチンを設けることで実現できる。また、処理
をもっと簡略化するのであれば、数字が付されている場
合に、その数字を無視する(取り除く)処理を行い、数
字以外が一致するか否かを比較・判定するようにしても
よい。
【0036】また、上記本システムでは、判定結果を表
示部2で表示していたが、判定結果をプリンタに印刷出
力するようにしても構わない。
【0037】本システムによれば、振込情報と顧客情報
とを比較する場合に、両情報を表計算ソフトのシートに
貼り付ける処理を行い、各セルのデータ形式を統一する
処理を行って比較し、その比較した判定結果を表示する
ようにしているので、従来は目視による作業であった
が、照合作業を自動化して迅速かつ正確に行うことがで
きる効果がある。
【0038】尚、本システムでは、端末A10′に表示
される図2の画面を複写して表計算ソフトのシートに貼
り付ける処理を行ったが、図2の画面上のデータを直接
読み取って、振込情報と顧客情報との比較・判定を行
い、判定結果を図2の画面上に反映させるようにしても
よい。この場合、判定結果について不一致となった表示
ラインの色を変更して不一致を報知することが考えられ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、金融機関での振込に関
する振込情報を取得し、対応する顧客情報と組み合わせ
て表示して振込情報における振込依頼人と顧客情報にお
ける顧客名とを端末にて照合する振込入金異名義照合シ
ステムであって、端末が、振込情報のデータ形式と顧客
情報のデータ形式とを統一する調整を行い、調整された
振込情報と顧客情報とを比較し、判定結果を出力するよ
うにしており、振込情報と顧客情報とを迅速かつ正確に
照合できる効果がある。
【0040】本発明によれば、金融機関での振込に関す
る振込情報を取得し、対応する顧客情報と組み合わせて
表示して振込情報における振込依頼人と顧客情報におけ
る顧客名とを端末にて照合する振込入金異名義照合シス
テムであって、表示部に組み合わせで表示される振込情
報と顧客情報の表示画面から振込情報と顧客情報のデー
タを複写し、表計算ソフトのシートに貼り付けるデータ
複写手段と、貼り付けられたデータのセル内に予めデー
タ形式を統一するための関数が設定されており、データ
複写手段によって複写されたデータがシートに貼り付け
られると関数を用いて両データのデータ形式を統一する
調整を行うデータ形式調整手段と、調整された振込情報
と顧客情報とを比較するデータ比較手段と、比較手段に
より両データが一致するか否かを判定するデータ判定手
段と、判定された結果を表示部に出力する判定結果出力
手段と有する振込入金異名義照合システムとしているの
であり、振込情報と顧客情報とを迅速かつ正確に照合で
きる効果がある。また、本発明に係るプログラムによれ
ば、当該振込入金異名義照合システムに使用可能なプロ
グラムを提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る端末A10′の構成
ブロック図である。
【図2】表示部2で表示されるデータ入力部3からの振
込情報と顧客情報の画面例を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る表計算ソフトのシー
トに貼り付けられた状態を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る振込入金異名義照合
システムにおける処理の流れを示すフローチャート図で
ある。
【図5】データ形式調整に用いられる関数の例を示した
説明図である。
【図6】従来の振込入金異名義照合システムを例示する
構成ブロック図である。
【符号の説明】
1…処理部、 2…表示部、 3…データ入力部、 1
0,10′…端末A、11…データ複写手段、 12…
データ形式調整手段、 13…データ比較手段、 14
…データ判定手段、 15…判定結果出力手段、 20
…端末B、30…証券会社サーバ、 40…顧客データ
ベース、 50…金融機関処理装置、 60…金融機関
データベース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関での振込に関する振込情報を取
    得し、対応する顧客情報と組み合わせて表示して前記振
    込情報における振込依頼人と前記顧客情報における顧客
    名とを端末にて照合する振込入金異名義照合システムで
    あって、 前記端末が、前記振込情報のデータ形式と前記顧客情報
    のデータ形式とを統一する調整を行い、前記調整された
    振込情報と顧客情報とを比較し、判定結果を出力する端
    末であることを特徴とする振込入金異名義照合システ
    ム。
  2. 【請求項2】 端末が、振込情報と顧客情報を入力する
    データ入力部と、前記振込情報と前記顧客情報とを組み
    合わせで表示する表示部と、前記振込情報と前記顧客情
    報とを照合する処理を行う処理部とを有し、 前記処理部が、 前記振込情報のデータ形式と前記顧客情報のデータ形式
    とを統一する調整を行うデータ形式調整手段と、 前記調整された振込情報と顧客情報とを比較するデータ
    比較手段と、 前記比較により両データが一致するか否かを判定するデ
    ータ判定手段と、 前記判定された結果を前記表示部に出力する判定結果出
    力手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の振込
    入金異名義照合システム。
  3. 【請求項3】 処理部が、表示部に組み合わせで表示さ
    れる振込情報と顧客情報の表示画面から前記振込情報と
    前記顧客情報のデータを複写し、表計算ソフトのシート
    に貼り付けるデータ複写手段を備え、 データ形式調整手段が、前記貼り付けられたデータのセ
    ル内に予めデータ形式を統一するための関数が設定され
    ており、前記データ複写手段によって複写されたデータ
    が前記シートに貼り付けられると、前記関数を用いて両
    データのデータ形式を統一する調整を行うことを特徴と
    する請求項2記載の振込入金異名義照合システム。
  4. 【請求項4】 データ形式調整手段が、振込情報におけ
    る振込依頼人に含まれる半角スペースを取り除く処理
    と、顧客情報における顧客名に含まれる全角スペースを
    取り除き、全角文字を半角文字に変換する処理とを行
    い、 データ比較手段が、前記処理された振込依頼人と顧客名
    とを比較する処理とを行うことを特徴とする請求項3記
    載の振込入金異名義照合システム。
  5. 【請求項5】 データ判定手段が、振込依頼人と顧客名
    とが不一致の場合に一致とみなすことができる相違が予
    め設定されており、前記不一致の場合に、当該不一致部
    分が前記設定された相違であれば一致と判定することを
    特徴とする請求項4記載の振込入金異名義照合システ
    ム。
  6. 【請求項6】 データ判定手段が、振込依頼人と顧客名
    とが不一致の場合に、前記振込依頼人に数字を含むと、
    当該数字を除いてデータの一致を判定し、一致すれば前
    記数字が顧客情報の顧客コードに該当するか否か判定
    し、前記顧客コードに該当すれば一致と判定することを
    特徴とする請求項5記載の振込入金異名義照合システ
    ム。
  7. 【請求項7】 金融機関での振込に関する振込情報を取
    得し、対応する顧客情報と組み合わせて表示して前記振
    込情報における振込依頼人と前記顧客情報における顧客
    名とを端末にて照合する振込入金異名義照合システムに
    おいて用いられるプログラムであって、 表示部に組み合わせで表示される振込情報と顧客情報の
    表示画面から前記振込情報と前記顧客情報のデータを複
    写し、表計算ソフトのシートに貼り付けるデータ複写処
    理と、 前記貼り付けられたデータのセル内に予めデータ形式を
    統一するための関数が設定されており、前記データ複写
    処理によって複写されたデータが前記シートに貼り付け
    られると、前記関数を用いて両データのデータ形式を統
    一する調整を行うデータ形式調整処理と、 前記調整された振込情報と顧客情報とを比較するデータ
    比較処理と、 前記比較処理により両データが一致するか否かを判定す
    るデータ判定処理と、 前記判定された結果を前記表示部に出力する判定結果出
    力処理とをコンピュータに実行させるためのプログラ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013030111A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Oki Electric Ind Co Ltd 取引システム及び方法、並びに、取引装置及びプログラム
JP2013134543A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Mizuho Corporate Bank Ltd 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

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