JP2006260043A - 電子フォームモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 通貨の略称及び数字による金額を入力すると、自動的にスペルミスのない英単語で通貨の正式名称と、補助通貨を含む金額の英語表記とを正確に表示することが可能な電子フォームを提供する。
【解決手段】 電子フォームモジュールは、入力データ及び通貨テーブル104に基づいて、通貨項目30に入力された略称に対応する正式名称を特定する。また、電子フォームモジュールは、入力データに基づいて、金額項目31に入力された金額を表す数字を特定する。さらに、電子フォームモジュールは、当該数字、単位テーブル110及び数字テーブル109に基づいて、金額の単位の言語表記及び金額を表す数字の言語表記を特定する。そして、電子フォームモジュールは、特定した通貨の正式名称と、金額の単位の言語表記と、金額を表す数字の言語表記とを組み合わせることで、表示項目32に表示を行う。
【選択図】 図9

Description

本発明は、電子フォームに入力されたデータを変換して表示する技術に関する。
従来から、輸出業者は、外国為替手形に必要事項を記入し、買取を依頼する銀行に当該外国為替手形及び関連書類を提示することで、輸出商品の代金を回収している。そのため現在では、このような為替関係の書類取引をネットワーク上で行うシステムも知られている(特許文献1)。
しかし、輸出入荷に関する為替関係の書類は、項目が多く、複雑であるため、不備のない正確な書類を作成することが難しい。特に、外国為替手形は通常、「数字による金額の表記」及び「英文字による金額の表記」という金額を記入する2つの項目を有するため、当該2つの項目の不一致や、英語表記のスペルミスといった不備がよく発生する。このように軽微な人為的ミスであっても、手続上は再度正確な外国為替手形を発行しなければならないため、輸出業者にとっても、銀行側にとっても事務作業上の大きな負担となっていた。
特開2002−73909号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、「数字による金額」と「英語表記による金額」の記入が必要な書類を電子フォーム化し、通貨の略称及び数字による金額を入力すると、自動的にスペルミスのない英単語で通貨の正式名称及び補助通貨を含む金額の英語表記を正確に表示する電子フォームを提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、データ部分と、コンピュータ上で実行されるプログラム部分とを有する電子フォームモジュールであって、前記データ部分は、通貨の略称を入力する通貨項目と、数字により金額を入力する金額項目と、通貨の正式名称及び金額の言語表記を表示する表示項目と、を有する電子フォームのデータと、前記電子フォームを構成する罫線、枠及び項目を定義するフォーム定義情報と、前記通貨の略称と、正式名称とを対応付けた通貨情報と、前記金額を表す数字の位と、前記金額の単位の言語表記とを対応付けた単位情報と、前記数字と、前記数字の言語表記とを対応付けて記憶する数字情報と、を有し、前記プログラム部分は、前記電子フォームに入力された入力データを取得する入力データ取得手段と、前記フォーム定義情報に基づいて、前記通貨項目に入力された通貨データを抽出する通貨データ抽出手段と、前記フォーム定義情報に基づいて、前記金額項目に入力された金額データを抽出する金額データ抽出手段と、前記通貨データに基づいて、前記通貨の略称を特定する略称特定手段と、特定した略称と、前記通貨情報とに基づいて、前記通貨の正式名称を特定する正式名称特定手段と、前記金額データに基づいて、前記金額を表す数字を特定する数字特定手段と、特定した数字の位と、前記単位情報とに基づいて、前記金額の単位の言語表記を特定する単位表記特定手段と、特定した数字と、前記数字情報とに基づいて、前記金額を表す数字の言語表記を特定する数字表記特定手段と、特定した前記正式名称と、前記金額の単位の言語表記と、前記金額を表す数字の言語表記とに基づいて、前記表示項目に表示を行う表示手段と、を備える。
上記のように構成された電子フォームモジュールを有するコンピュータにおいて、電子フォームは、例えば外国為替手形や小切手などの電子フォームであって、通貨項目、金額項目及び表示項目を有している。また、電子フォームモジュールは、フォーム定義情報、通貨情報、単位情報及び数字情報を予め有している。電子フォームモジュールは、電子フォームに入力された入力データを取得し、フォーム定義情報に基づいて当該入力データから、通貨データ及び金額データをそれぞれ抽出する。そして、電子フォームモジュールは、通貨データ及び通貨情報に基づいて、通貨項目に入力された略称に対応する正式名称を特定する。ここで、通貨の正式名称とは、例えば「U.S.DOLLARS」であり、通貨の略称とは、「USD」である。なお、正式名称とは、何かに正規に規定されている名称のみでなく、略称より長い名称を含む概念とする。また、略称とは文字列に限るものではなく、通貨の種類を識別可能なものであれば、IDやコードを含む概念とする。また、電子フォームモジュールは、金額データに基づいて、金額項目に入力された金額を表す数字を特定する。さらに、電子フォームモジュールは、当該数字、単位情報及び数字情報に基づいて、金額の単位の言語表記及び金額を表す数字の言語表記を特定する。ここで、金額を表す数字とは、いわゆる「1」や「2」といった算用数字である。また、言語表記とは、英語や日本語などで表記された文字列のことであり、例えば数字「1」の英語による言語表記は「ONE」となる。そして、電子フォームモジュールは、特定した通貨の正式名称と、金額の単位の言語表記と、金額を表す数字の言語表記とを組み合わせることで、表示項目に表示を行う。
これによれば、通貨の略称及び数字による金額を入力すると、電子フォームが自動的にスペルミスのない英語や日本語で通貨の正式名称及び金額を正確に表示する。よって、外国為替手形や小切手などにおいて従来記入ミスが多かった「数字による金額」と「言語表記による金額」を常に一致させることができる。換言すると、記入ミスが大幅に軽減され、事務の効率化を図ることができる。
上記電子フォームモジュールの一態様では、前記データ部分は、前記金額項目に入力する最大入力桁数を規定したルール情報をさらに有し、前記プログラム部分は、前記金額データに基づいて、前記金額を表す数字の全桁数を算出する全桁数算出手段と、算出した全桁数と前記ルール情報の最大入力桁数を比較することにより、前記全桁数に問題があるか否かを判定する全桁数判定手段と、前記全桁数判定手段が問題があると判定した場合に、エラーメッセージを出力する出力手段と、をさらに備える。ここで、全桁数判定手段が問題があると判定する場合とは、例えば、算出した全桁数が、ルール情報に規定された最大入力桁数より多い場合などである。これによれば、電子フォームは、金額項目に入力された桁数に問題がある場合にエラーメッセージを出力するため、利用者の入力ミスを防止することが可能である。
上記電子フォームモジュールの他の一態様では、前記通貨情報は、前記通貨の略称と、正式名称と、さらに補助桁数とを対応付けており、前記プログラム部分は、前記略称特定手段が特定した通貨の略称に基づいて、前記通貨情報から前記補助桁数を抽出する補助桁数抽出手段と、前記金額データに基づいて、前記金額項目にピリオドが入力されたか否かを判定するピリオド判定手段と、前記ピリオド判定手段が入力されたと判定した場合に、前記金額データに基づいて、前記ピリオドを基準とする小数点以下の補助桁数を算出する補助桁数算出手段と、算出した補助桁数と抽出した補助桁数を比較することにより、前記補助桁数に問題があるか否かを判定する補助桁数判定手段と、をさらに備え、前記出力手段は、前記補助桁数判定手段が問題があると判定した場合にも、エラーメッセージを出力する。
上記のように構成された電子フォームモジュールにおいて、利用者は、通貨に補助通貨が存在する場合には、金額項目内にピリオドを入力することにより、補助通貨の金額も入力することが可能である。補助通貨とは、例えば「ドル」に対する「セント」であって、所定の通貨より下位の金額を表す通貨のことである。補助通貨の有無や補助通貨の桁数は、通貨の種類によってそれぞれ異なるため、電子フォームモジュールは、通貨の略称及び正式名称に対応付けて当該補助桁数を記憶している。利用者が補助通貨の金額を入力する場合、例えば「50セント」であれば、金額項目に「.50」と入力する。即ち、ピリオドを基準とする小数点以下の数字が補助通貨の金額を表す補助桁である。電子フォームモジュールは、金額項目にピリオドが入力されたか否かを判定し、入力された場合には、当該ピリオドを基準とする小数点以下の補助桁数を算出する。そして、算出した補助桁数と、予め通貨情報に規定された補助桁数とを比較することにより、補助桁数に問題があるか否かを判定する。ここで、問題がある場合とは、例えば、「円」のように補助通貨が存在しない通貨であるにも関わらずピリオドを利用して小数点以下の数字を入力している場合や、算出した補助桁数が通貨情報に規定された補助桁数よりも多い場合などである。これによれば、電子フォームは、金額項目に入力された補助桁数に問題があるか否かを、通貨の種類毎に判定し、エラーメッセージを出力する。よって、補助通貨の小数点以下の桁数を正確に表示することができる。
上記電子フォームモジュールの他の一態様では、前記データ部分は、前記補助桁数と、前記金額の補助桁の言語表記とを対応付けた補助桁情報をさらに有し、前記プログラム部分は、前記補助桁数算出手段が算出した補助桁数と、前記補助桁情報とに基づいて、前記金額の補助桁の言語表記を特定する補助桁表記特定手段と、をさらに備え、前記表示手段は、特定した前記正式名称と、前記金額の単位の言語表記と、前記金額を表す数字の言語表記と、さらに前記金額の補助桁の言語表記とに基づいて表示を行う。
上記のように構成された電子フォームモジュールは、予め補助桁数と、金額の補助桁の言語表記とを対応付けて記憶している。電子フォームモジュールは、補助桁数算出手段が算出した補助桁数に基づいて、補助桁情報を参照することにより、金額の補助桁の言語表記を特定することができる。これにより、電子フォームモジュールは、通貨の正式名称と、金額の単位の言語表記と、金額を表す数字の言語表記と、さらに金額の補助桁の言語表記とを組み合わせることで、表示項目に表示を行う。よって、補助通貨の小数点以下の桁数も正確に言語表記することが可能となる。
上記電子フォームモジュールのさらに他の一態様では、前記表示項目は入力不可能であることを特徴とする。これによれば、利用者が言語表記による金額を改ざんすることを防止することができる。また、必ず金額項目に入力された数字による金額と、表示項目に表示された英語表記による金額とを一致させることができる。
本発明によれば、通貨の略称及び数字による金額を入力すると、電子フォームが自動的に通貨の正式名称及び補助通貨を含む金額の英語表記を正確に表示するため、書類の記入ミスが大幅に軽減され、事務の効率化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[電子フォームシステム]
まず、本発明の電子フォームシステムについて図1及び図2を参照して説明する。図1は、電子フォームシステム100の概略構成を示す。また、図2(a)は記入前の電子フォームの例であり、図2(b)は記入後の電子フォームの例である。
図2に示す電子フォームシステム100は、外国為替手形や小切手のように「数字による金額」と「英語表記による金額」の記入が必要な書類を電子フォーム化したものであって、通貨の略称及び数字による金額を入力すると、自動的にスペルミスのない英単語で通貨の正式名称及び補助通貨を含む金額の英語表記を表示するものである。ここで、正式名称とは、何かに正規に規定されている名称のみでなく、略称より長い名称を含む概念とする。
図1に示すように、電子フォームシステム100において、利用者が使用する端末装置10と、サーバ12とはネットワーク2を介して通信可能に接続されている。ネットワーク2の1つの好適な例はインターネットである。ここで、端末装置10とは、各利用者が使用しており、ネットワーク2を介してサーバ12から電子フォームをダウンロードすることが可能なパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)等である。また、サーバ12とは例えば銀行のサーバであり、利用者は端末装置10を使用して当該サーバ12から「数字による金額」と「英語表記による金額」の記入が必要な書類の電子フォームをダウンロードすることができる。なお、本実施形態では、外国為替手形の電子フォームをダウンロードするものとする。
利用者は、端末装置10を使用してサーバ12から、図2(a)に示すような電子フォームをダウンロードし、表示する。電子フォームは、通貨の略称を入力する通貨項目30と、金額を入力する金額項目31と、通貨の正式名称及び金額の英語表記を表示する表示項目32とを有している。利用者は、端末装置10を使用して、図2(b)に示すように各項目への入力を行う。
ここで、電子フォームに含まれる各項目について説明する。通貨項目30は、例えばUSドル、ユーロ、円などといった通貨の種類を識別する情報を入力する項目である。詳細は後述するが、利用者は、具体的に通貨テーブルに予め設定された略称を入力する。この略称は任意に設定することが可能であるが、本実施形態では、例えばUSドルは「USD」、円は「JPY」となる。
金額項目31は、数字により金額を入力する項目である。金額項目31は、予めルールテーブルにより最大入力桁数が決められている。また、USドルにおけるセントのように補助通貨が存在する通貨の略称を通貨項目30に入力している場合には、ピリオド(.)を入力することができる。ピリオドは小数点のことであり、当該ピリオドを基準として小数点以下の数字が補助通貨による金額を表している。つまり、通貨項目30に「USD」、金額項目31に「123,456.78」と入力した場合には、通貨種類がUSドルであって、金額が「123,456ドル78セント」を表していることとなる。なお、金額項目31に千の位以上の数字を入力すると、自動的に3桁毎に区切ったカンマ(,)が表示される。これにより、利用者は視覚的に金額の桁を認識しやすくなるため、入力ミスを防止することができる。
表示項目32は、通貨項目30に入力された通貨の略称に対応する正式名称と、金額項目に入力された金額の英語表記とが表示される。つまり、電子フォームは、通貨項目30及び金額項目31にそれぞれ入力された通貨の略称及び数字による金額を、自動的に英語表記に変換して表示する。このとき、補助通貨を表す小数点以下の桁数(以下、「補助桁数」とも呼ぶ。)も所定のルールに従って正確に表示する。
なお、表示項目32は利用者が入力することができないようにロックされている。これにより、利用者が英語表記による金額を改ざんすることを防止することができる。また、必ず金額項目31に入力された数字による金額と、表示項目32に表示された英語表記による金額とを一致させることができる。表示項目32に表示された英語表記による金額を修正したい場合、上述のように表示項目32はロックされているため、一旦金額項目31の数字による金額をクリアした後、再度入力することで修正する。
また、表示項目32において英語表記による金額が2行にわたる場合であって、折り返し位置が英単語と被る場合は、対象の英単語を2行目に設定する。これによれば、英単語の途中に折り返し位置がくることがない。本実施形態では、英語表記による金額を最大2行としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、行数は任意に設定することができる。
このように、本発明の電子フォームによれば、通貨の略称及び数字による金額を入力すると、自動的にスペルミスのない英語で通貨正式名称と、補助桁数を含む金額とを正確に表示することができる。よって、書類の入力ミスを大幅に軽減するとともに、事務の効率化を図ることができる。
なお、本実施形態では、電子フォームシステム100により、利用者は端末装置10を使用して銀行のサーバ12から外国為替手形の電子フォームをダウンロードすることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、予め端末装置10が外国為替手形の電子フォームを保有していることとしてもよい。これによれば、端末装置10が、ネットワーク2に接続されていないスタンドアロンの状態であっても、本発明を適用することができる。
[通貨の正式名称の表示方法]
ここで、通貨項目30に入力された通貨の略称に基づいて通貨の正式名称を特定し、表示項目32に表示する方法について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、通貨テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。また、図4は、通貨項目30に入力された略称と、表示項目32に表示される英語表記の正式名称との関係を示す図である。
通貨テーブルは、図3に示すように、通貨の種類を識別する通番と、通貨を示す3桁の略称と、正式名称と、通貨の補助桁数とを対応付けて記憶している。補助桁数とは、上述のように、当該通貨に補助通貨が存在する場合における、有効な補助通貨の桁数を表している、よって、USドルの場合、100セントが1ドルであるため、補助桁数は「2」となる。一方、円の場合、円より下位を表す補助通貨は存在しないため、補助桁数は「0」となる。本実施形態では、図示のように、補助桁数は最大「3」である。そのため、小数点以下の桁数は最大で「3」となる。
電子フォームは、通貨項目30に入力された3桁の略称に基づいて、図3に示すような通貨テーブルを参照することにより、正式名称を特定する。そして、電子フォームは、特定した正式名称を表示項目32の冒頭に表示する。具体的には、図4に示すように、通貨項目30に「USD」が入力された場合、表示項目32には「U.S.DOLLAR」が表示される。同様に、通貨項目30に「RUB」又は「JPY」が入力された場合、表示項目32にはそれぞれ「RUSSIAN RUBLE」又は「YEN」が表示される。
[金額の英語表記の表示方法]
次に、金額項目31に入力された数字による金額に基づいて、当該金額の単位の英語表記と、当該金額を表す数字の英語表記と、当該金額の補助桁の英語表記とを特定し、表示項目32に表示する方法について、図5乃至図8を参照して説明する。図5(a)は、金額項目31の入力に関するルールを説明する図である。図5(b)は、金額項目31に入力された数字の位と、金額の単位の英語表記との関係を説明する図である。図5(c)は、金額項目31に入力された補助桁数と、金額の補助桁の英語表記との関係を説明する図である。図6は、数字テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。図7は、補助桁が存在する場合において、金額項目31に入力された通貨の略称及び金額を表す数字と、表示項目32に表示する通貨の正式名称及び金額の英語表記との対応関係を示す図である。図8は、補助桁が存在しない場合において、金額項目31に入力された金額を表す数字と、表示項目32に表示する金額の英語表記との対応関係を示す図である。
まず、図5(a)を参照して、金額項目31の入力に関するルールを説明する。図示のように、金額項目31に入力可能な全桁数は最大16桁である。このとき、利用者が任意に入力するピリオドは16桁の中に含まれるが、自動的に表示されるカンマは16桁の中に含まれない。また、図示のように、金額項目31に入力可能な補助桁数、即ちピリオドを基準とする小数点以下の桁数は最大3桁である。このようなルールは、予めルールテーブルに規定されており、ルールに違反する入力を行うと端末装置10上にエラーメッセージが出力される。具体的に、ルールに違反する場合とは、最大桁数以上の桁数を入力した場合などが挙げられる。なお、本実施形態では、ルールテーブルに最大入力桁数が「16桁」と規定されていることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の桁数を最大入力桁数として規定できるものとする。
次に、図5(b)及び図6を参照して、金額項目31に入力された数字による金額に基づいて、当該金額の単位の英語表記と、当該金額を表す数字の英語表記とを特定する方法について説明する。電子フォームは、まず、図5(b)に示すように、金額項目31に入力された数字を3桁ずつカンマによって区切る。そして、電子フォームは、図6に示すような数字テーブルに基づいて、3桁の数字に対応する英語表記をそれぞれ特定する。例えば3桁の数字が「100」であれば「ONE HUNDRED」となる。なお、図6に示す数字テーブルは、数字と、当該数字の英語表記とを対応付けて記憶している。数字テーブルには、全ての数字と英語表記との対応を記憶してもよいし、図6に示すように一定の法則を示す一部の数字と英語表記との対応のみを記憶してもよい。
さらに、電子フォームは、入力された桁数に対するカンマ位置を調べて単位を特定する。カンマは、図5(b)に示すように最大4つある。単位は、カンマ毎に右から「Th(THOUSAND)」、「M(MILLION)」、「B(BILLION)」及び「T(TRILLION)」の4つが存在する。電子フォームは、最終的に、数字の英語表記と、単位の英語表記とを組み合わせて、金額の英語表記を特定する。具体的に、図5(b)に示すような金額を表す数字「1,100,100,100,100」であれば、金額の英語表記は「ONE TRILLION ONE HUNDRED BILLION ONE HUNDRED MILLION ONE HUNDRED THOUSAND ONE HUNDRED」となる。
次に、図5(c)を参照して、金額項目31に入力された数字による金額に基づいて、当該金額の補助桁の英語表記を特定する方法について説明する。図示のように、金額項目31にピリオド、即ち小数点以下の補助桁がない数字が入力された場合、金額の英語表記の最後に「ONLY」という文字列を付加する。同様に、小数点以下の補助桁が「.0」、「.00」及び「.000」の場合にも、金額の英語表記の最後に「ONLY」という文字列を付加する。つまり、補助通貨が存在しない場合や補助通貨を使用せずに表せる金額の場合は、補助桁の英語表記として「ONLY」を特定する。
一方、図示のように、小数点以下の補助桁が0以外であって、補助桁数が1桁又は2桁の数字が入力された場合、小数点以上の金額の英語表記の最後に「補助桁の数字/100」という文字列を付加する。つまり、補助桁が0以外であって、補助桁数が1桁又は2桁の場合は、補助桁の英語表記として「補助桁の数字/100」を特定する。また、図示のように、小数点以下の補助桁数が3桁の数字が入力された場合、少数点以上の金額の英語表記の最後に「補助桁の数字/1000」という文字列を付加する。つまり、補助桁が0以外であって、補助桁数が3桁の場合は、補助桁の英語表記として「補助桁の数字/1000」を特定する。
電子フォームは、最終的に、小数点以上の金額の英語表記の最後に、補助桁の英語表記を組み合わせて、金額の英語表記を特定する。具体的に、USドルであって金額を表す数字が「100.50」の場合、金額の英語表記は「ONE HUNDRED 50/100」となる。
電子フォームは、上述のように金額項目31に入力された数字による金額に基づいて、当該金額の単位の英語表記と、当該金額を表す数字の英語表記と、当該金額の補助桁の英語表記とを特定し、表示項目32に表示するために変換する。具体的に、電子フォームは、補助桁が存在する場合、図7(a)乃至(c)に示すように、通貨項目30及び金額項目31に入力された通貨の略称及び金額を表す数字を、通貨の正式名称及び金額の英語表記に変換し、表示項目32に表示する。また、電子フォームは、補助桁が存在しない場合、図8に示すように、金額を表す数字を英語表記に変換する。
なお、図7(a)乃至(c)及び図8では、便宜上、通貨の正式名称を斜体、金額の単位の英語表記を破線、補助桁の英語表記を太字で表すものとする。また、図8に示す金額を表す数字の英語表記を表示項目32に表示する場合には、冒頭に通貨の正式名称を結合して表示する必要がある。
[機能ブロック]
次に、電子フォームの機能について図9を参照して詳しく説明する。図9は、電子フォームの機能ブロック図である。端末装置10がサーバ12からダウンロードする電子フォームは、電子フォームプログラム200を有しており、端末装置10上で電子フォームモジュールとして機能する。なお、予め端末装置10が電子フォームを保有している場合も同様に、電子フォームプログラムを有しており、電子フォームモジュールとして機能するものとする。
具体的に、電子フォームは、図9に示すように、電子フォームプログラム200、フォーム定義テーブル101、入力データ取得機能102、通貨特定機能103、通貨テーブル104、桁数判定機能105、エラーメッセージ出力機能106、ルールテーブル107、金額特定機能108、数字テーブル109、単位テーブル110、補助桁テーブル111及び変換・表示機能112から構成されている。なお、各機能は、電子フォームを取得又は保有する端末装置10が電子フォームプログラム200を実行することにより実現される。
電子フォームプログラム200は、通貨の略称及び金額を表す数字に関する入力データを取得し、各種テーブルに基づいて、自動的に通貨の正式名称及び金額の英語表記をスペルミスなく正確に表示するプログラムである。また、電子フォームプログラムは、入力データ及び各種テーブルに基づいて、入力ミスの有無をチェックし、必要な場合はエラーメッセージを出力するプログラムである。
フォーム定義テーブル101は、電子フォーム上における罫線、枠及び項目の位置を定義する情報である。
入力データ取得機能102は、電子フォームプログラム200に従って、端末装置10から入力データを取得する機能である。さらに、入力データ取得機能は、通貨データ抽出機能及び金額データ抽出機能を有している。通貨データ抽出機能は、フォーム定義テーブル101を参照することにより、入力データから、図2に示すような通貨項目30に入力されたデータを通貨データとして抽出する機能である。一方、金額データ抽出機能は、フォーム定義テーブル101を参照することにより、入力データから、図2に示すような金額項目31に入力されたデータを金額データとして抽出する機能である。
通貨特定機能103は、通貨データ抽出機能が抽出した通貨データに基づいて、通貨項目30に入力された通貨の略称を特定する機能である。さらに、通貨特定機能103は、正式名称特定機能及び補助桁数抽出機能を有している。正式名称特定機能は、特定した略称に基づいて通貨テーブル104を参照することにより、対応する正式名称を特定する機能である。ここで、通貨テーブル104について説明する。通貨テーブル104とは、図3に示すような、通貨の種類を識別する通番と、通貨の略称と、通貨の正式名称と、通貨の補助桁数とを対応付けた情報である。一方、補助桁数抽出機能は、特定した略称に基づいて通貨テーブル104から、対応する補助桁数を抽出する機能である。
桁数判定機能105は、さらに全桁数算出機能、補助桁数算出機能、全桁数判定機能及び補助桁数判定機能から構成されている。全桁数算出機能は、金額データ抽出機能が抽出した金額データに基づいて、金額項目31に入力された金額を表す数字の全桁数を算出する機能である。また、補助桁数算出機能は、金額データに基づいて、金額項目31にピリオドが入力されている場合に、当該ピリオドを基準とする小数点以下の補助桁数を算出する機能である。一方、全桁数判定機能は、算出した全桁数と、ルールテーブル107に規定された最大入力桁数とを比較することにより、金額項目31に入力された全桁数に問題があるか否かを判定する機能である。ここで、ルールテーブル107について説明する。ルールテーブル107とは、金額項目31の入力に関するルールを規定したテーブルであり、具体的には図5(a)に示すような「全桁数の最大入力桁数は16桁である」といった情報が規定されている。また、補助桁数判定機能は、算出した補助桁数と、補助桁数抽出機能が抽出した補助桁数とを比較することにより、金額項目31に入力された補助桁数に問題があるか否かを判定する機能である。なお、全桁数判定機能及び補助桁数判定機能が問題があると判定する場合は、具体的に、金額項目31に入力された桁数が最大入力桁数より多い場合などが挙げられる。
エラーメッセージ出力機能106は、全桁数判定機能が問題があると判定した場合に、エラーメッセージを作成し、端末装置10上に出力する機能である。また、エラーメッセージ出力機能106は、補助桁数判定機能が問題があると判定した場合に、エラーメッセージを作成し、端末装置10上に出力する機能である。
金額特定機能108は、金額データ抽出機能が抽出した金額データに基づいて、金額項目31に入力された金額を表す数字やピリオドを特定する機能である。さらに、金額特定機能108は、数字表記特定機能、単位表記特定機能、補助桁表記特定機能を有している。数字表記特定機能は、上述のように、特定した金額を表す数字を3桁ずつに区切り、数字テーブル109を参照して当該3桁の数字に対応する英語表記をそれぞれ特定する機能である。ここで、数字テーブル109について説明する。数字テーブル109とは、図6に示すような、数字と、数字の英語表記とを対応付けたテーブルである。
単位表記特定機能は、特定した金額を表す数字の桁数に対するカンマ位置を調べ、単位テーブル110を参照して当該カンマ毎に単位の英語表記を特定する機能である。カンマ位置は、千の位、百万の位、十億の位及び兆の位をそれぞれ表すものであるため、換言すると、単位表記特定機能は、単位テーブル110を参照して金額を表す数字の位毎に単位の英語表記を特定する機能である。ここで、単位テーブル110について説明する。単位テーブル110とは、金額を表す数字の位(又はカンマ)と、金額の単位の英語表記とを対応付けたテーブルであり、具体的には図5(b)に示すように、金額を表す数字の位(又はカンマ)と、金額の単位の英語表記「Th」、「M」、「B」、「Tr」とを対応付けて記憶している。
補助桁表記特定機能は、金額データに基づいて、金額項目31にピリオドが入力されたか否かを判定し、入力されていない場合に、補助桁テーブル111を参照することで、補助桁の英語表記として「ONLY」を特定する機能である。また、補助桁表記特定機能は、ピリオドが入力されており、補助桁が0ではなく、且つ、補助桁数が1桁又は2桁の場合に、補助桁テーブル111を参照し、補助桁の英語表記として「補助桁に入力した数字/100」を特定する機能である。さらに、補助桁表記特定機能は、ピリオドが入力されており、補助桁が0ではなく、且つ、補助桁数が3桁の場合に、補助桁テーブル111を参照し、補助桁の英語表記として「補助桁に入力した数字/1000」を特定する機能である。ここで、補助桁テーブル111について説明する。補助桁テーブル111とは、金額の補助桁数と、金額の補助桁の英語表記とを対応付けたテーブルであり、具体的には図5(c)に示すような、金額の補助桁数と、金額の補助桁の英語表記「ONLY」、「補助桁に入力した数字/100」、「補助桁に入力した数字/1000」とを対応付けて記憶している。
金額特定機能108は、最終的に、数字表記特定機能、単位表記特定機能及び補助桁表記特定機能がそれぞれ特定した金額の数字の英語表記、金額の単位の英語表記及び金額の補助桁の英語表記を組み合わせて、金額の英語表記を特定する。
変換・表示機能112は、通貨項目30及び金額項目31に入力された通貨の略称及び数字による金額を、通貨特定機能103及び金額特定機能108が特定した通貨の正式名称及び金額の英語表記に変換し、表示項目32に表示する機能である。
[変換表示処理]
次に、図10を参照して、上記電子フォームシステム100を構成する端末装置10により実行される変換表示処理ついて説明する。図10は、変換表示処理のフローチャートである。
利用者は、まず、端末装置10を使用して所定の電子フォームをサーバ12からダウンロードする。端末装置10において、電子フォームが有する電子フォームモジュールは、フォーム定義テーブル101を参照し、ダウンロードした電子フォームの罫線、枠、項目等の位置情報を認識し、表示する。利用者が、表示された電子フォームの通貨項目30及び金額項目31にそれぞれ通貨の略称及び数字による金額を入力すると、電子フォームモジュールは、利用者が入力した入力データを取得する(ステップS1)。そして、電子フォームモジュールは、フォーム定義テーブル101を参照することにより入力データから、通貨項目30に入力された通貨データと、金額項目31に入力された金額データとをそれぞれ抽出する(ステップS2)。さらに、電子フォームモジュールは、抽出した通貨データに基づいて、通貨項目30に入力された通貨の略称を特定する(ステップS3)。そして、電子フォームモジュールは、特定した略称に基づいて通貨テーブル104を参照することにより、当該通貨の正式名称を特定する(ステップS4)。また、電子フォームモジュールは、特定した略称に基づいて通貨テーブル104から、当該通貨の補助桁数を抽出する(ステップS5)。
次に、電子フォームモジュールは、抽出した金額データに基づいて、金額項目31に入力された数字(ピリオド含む)の全桁数を算出する。さらに、電子フォームモジュールは、抽出した金額データに基づいて、金額項目31におけるピリオドの入力の有無を判定し、ピリオドが入力されている場合には、当該ピリオドを基準とする小数点以下の数字の桁数を補助桁数として算出する(ステップS6)。そして、電子フォームモジュールは、算出した全桁数と、ルールテーブル107に規定された全桁数の最大入力桁数とを比較することにより、入力した全桁数に問題があるか否かを判定する(ステップS7)。算出した全桁数に問題がある場合(ステップS7;No)、電子フォームモジュールは、エラーメッセージを作成して端末装置10上に出力し(ステップS8)、ステップS1乃至S7の処理を繰り返し行う。一方、入力した全桁数に問題がない場合(ステップS7;Yes)、電子フォームモジュールは、算出した補助桁数と、通貨テーブル104から抽出した補助桁数とを比較することにより、入力した補助桁数に問題があるか否かを判定する(ステップS9)。算出した補助桁数に問題がある場合(ステップS9;No)、電子フォームモジュールは、エラーメッセージを作成して端末装置10上に出力し(ステップS8)、ステップS1乃至S9の処理を繰り返し行う。
一方、入力した補助桁数に問題がない場合(ステップS9;Yes)、電子フォームモジュールは、金額データに基づいて金額項目31に入力された数字を特定し、数字テーブル109を参照することで、対応する金額の数字の英語表記を特定する(ステップS10)。また、電子フォームモジュールは、金額項目31に入力された数字と、単位テーブル110とに基づいて、対応する金額の単位の英語表記を特定する(ステップS11)。さらに、電子フォームモジュールは、金額項目31に入力された数字と、補助桁テーブル111とに基づいて、対応する金額の補助桁の英語表記を特定する(ステップS12)。そして、電子フォームモジュールは、最終的に特定した金額の数字の英語表記と、金額の単位の英語表記と、金額の補助桁の英語表記とを組み合わせることで金額の英語表記を特定する。
最後に、電子フォームモジュールは、通貨項目30に入力された通貨の略称及び金額項目31に入力された数字による金額を、特定した通貨の正式名称及び金額の英語表記に変換し、表示項目32に表示する(ステップS13)。これにより、変換表示処理は完了する。
なお、本実施形態では、金額項目31に入力される数字による金額は「半角数字」によるものとし、「半角数字」で入力されていたときのみ、上述の変換表示処理を行うものとする。この変換表示処理を行うタイミングは、入力フィールドのフォーカスアウト時、即ちカーソルなどが別の項目に移動して入力値が確定したときとする。
また、本実施形態では、表示項目32に英語表記を表示することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、日本語やフランス語など任意の言語を適用することができる。この場合、各種テーブルはそれぞれの言語に対応したものとなる。このような任意の言語による表記を総称して「言語表記」と呼ぶ。
また、本実施形態では、通貨項目30に通貨の略称を入力することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、通貨の種類を識別することが可能であれば、例えば通番など入力することとしてもよい。
このように、本発明によれば、通貨の略称及び数字による金額を入力すると、電子フォームが自動的にスペルミスのない英単語で通貨種類、金額及び補助通貨の小数点以下の桁数を正確に表示する。よって、外国為替手形や小切手において従来記入ミスが多かった「数字による金額」と「英語表記による金額」を常に一致させることができる。換言すると、輸出入に関する書類の記入ミスが大幅に軽減され、事務の効率化を図ることができる。また、銀行は電子フォームの提供により顧客サービスの向上を図ることが可能となる。
[変形例]
上記の実施形態では、利用者が図2(a)に示すような電子フォームの金額項目31に直接数字による金額を入力することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、関連する書類の電子フォームに数字による金額が入力されている場合には、当該金額を図2(a)に示すような電子フォームの金額項目31に、自動的に転記することも可能である。これによれば、同じ金額を入力する複数の項目にそれぞれ金額を入力する必要がなく、利用者の手間を省くことができる。具体的には、銀行に一緒に提示するような関連書類と組み合わせ、同じ意味を持つ入力項目を転記により統一させることで、書類毎の入力データの不一致を防止することができる。
本発明は、銀行や輸出業者が、「数字による金額」と「英語表記による金額」の項目を有する外国為替手形や小切手を効率良く作成する電子フォームとして利用することができる。
本発明における電子フォームシステムの概略構成を示す図である。 電子フォームの例を示す。 通貨テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。 通貨項目に入力される略称と、表示項目に表示する正式名称との関係を説明する図である。 金額の英語表記を特定する方法を説明する図である。 数字テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。 通貨項目、金額項目及び表示項目との関係を説明する図である。 数字による金額と、英語表記による金額との関係を説明する図である。 電子フォームの機能ブロック図である。 本発明における変換表示処理のフローチャートである。
符号の説明
2…ネットワーク
10…端末装置
12…サーバ
100…電子フォームシステム
101…フォーム定義テーブル
102…入力データ取得機能
103…通貨特定機能
104…通貨テーブル
105…桁数判定機能
106…エラーメッセージ出力機能
107…ルールテーブル
108…金額特定機能
109…数字テーブル
110…単位テーブル
111…補助桁テーブル
112…変換・表示機能
200…電子フォームプログラム

Claims (5)

  1. データ部分と、コンピュータ上で実行されるプログラム部分とを有する電子フォームモジュールであって、
    前記データ部分は、
    通貨の略称を入力する通貨項目と、数字により金額を入力する金額項目と、通貨の正式名称及び金額の言語表記を表示する表示項目と、を有する電子フォームのデータと、
    前記電子フォームを構成する罫線、枠及び項目を定義するフォーム定義情報と、
    前記通貨の略称と、正式名称とを対応付けた通貨情報と、
    前記金額を表す数字の位と、前記金額の単位の言語表記とを対応付けた単位情報と、
    前記数字と、前記数字の言語表記とを対応付けて記憶する数字情報と、を有し、
    前記プログラム部分は、
    前記電子フォームに入力された入力データを取得する入力データ取得手段と、
    前記フォーム定義情報に基づいて、前記通貨項目に入力された通貨データを抽出する通貨データ抽出手段と、
    前記フォーム定義情報に基づいて、前記金額項目に入力された金額データを抽出する金額データ抽出手段と、
    前記通貨データに基づいて、前記通貨の略称を特定する略称特定手段と、
    特定した略称と、前記通貨情報とに基づいて、前記通貨の正式名称を特定する正式名称特定手段と、
    前記金額データに基づいて、前記金額を表す数字を特定する数字特定手段と、
    特定した数字の位と、前記単位情報とに基づいて、前記金額の単位の言語表記を特定する単位表記特定手段と、
    特定した数字と、前記数字情報とに基づいて、前記金額を表す数字の言語表記を特定する数字表記特定手段と、
    特定した前記正式名称と、前記金額の単位の言語表記と、前記金額を表す数字の言語表記とに基づいて、前記表示項目に表示を行う表示手段と、を備えることを特徴とする電子フォームモジュール。
  2. 前記データ部分は、
    前記金額項目に入力する最大入力桁数を規定したルール情報をさらに有し、
    前記プログラム部分は、
    前記金額データに基づいて、前記金額を表す数字の全桁数を算出する全桁数算出手段と、
    算出した全桁数と前記ルール情報の最大入力桁数を比較することにより、前記全桁数に問題があるか否かを判定する全桁数判定手段と、
    前記全桁数判定手段が問題があると判定した場合に、エラーメッセージを出力する出力手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子フォームモジュール。
  3. 前記通貨情報は、前記通貨の略称と、正式名称と、さらに補助桁数とを対応付けており、
    前記プログラム部分は、
    前記略称特定手段が特定した通貨の略称に基づいて、前記通貨情報から前記補助桁数を抽出する補助桁数抽出手段と、
    前記金額データに基づいて、前記金額項目にピリオドが入力されたか否かを判定するピリオド判定手段と、
    前記ピリオド判定手段が入力されたと判定した場合に、前記金額データに基づいて、前記ピリオドを基準とする小数点以下の補助桁数を算出する補助桁数算出手段と、
    算出した補助桁数と抽出した補助桁数を比較することにより、前記補助桁数に問題があるか否かを判定する補助桁数判定手段と、をさらに備え、
    前記出力手段は、前記補助桁数判定手段が問題があると判定した場合にも、エラーメッセージを出力することを特徴とする請求項2に記載の電子フォームモジュール。
  4. 前記データ部分は、
    前記補助桁数と、前記金額の補助桁の言語表記とを対応付けた補助桁情報をさらに有し、
    前記プログラム部分は、
    前記補助桁数算出手段が算出した補助桁数と、前記補助桁情報とに基づいて、前記金額の補助桁の言語表記を特定する補助桁表記特定手段と、をさらに備え、
    前記表示手段は、特定した前記正式名称と、前記金額の単位の言語表記と、前記金額を表す数字の言語表記と、さらに前記金額の補助桁の言語表記とに基づいて表示を行うことを特徴とする請求項3に記載の電子フォームモジュール。
  5. 前記表示項目は入力不可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子フォームモジュール。
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