JP2003345862A - ミルシート配布システム、ミルシート配布装置およびミルシート配布方法 - Google Patents

ミルシート配布システム、ミルシート配布装置およびミルシート配布方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ミルシートを配布するミルシート
配布システム、該ミルシート配布システムに利用される
ミルシート配布装置およびミルシート配布方法に関す
る。 【解決手段】 本発明に係る、サーバ21から通信回線
23を介して接続される端末22にミルシートを配布す
るミルシート配布システム100は、サーバ21が、端
末22からの要求に従って、ミルシートの諸元である諸
元データと、ミルシート用紙の画像データと、諸元デー
タと画像データとを合成する合成プログラムとを端末2
2に転送し、端末22が、受領した諸元データと画像デ
ータとを受領した合成プログラムによって合成し、合成
後のミルシートが印刷可能であるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
証明書を配布する配布システムに関し、特に、ミルシー
トを配布するミルシート配布システムに関する。そし
て、該ミルシート配布システムに利用されるミルシート
配布装置およびミルシート配布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼材などの製品を製造する1次企業は、
販売先である2次企業に製品を納入する際に一般にミル
シートと呼ばれる製品検査証明書も納入する。このミル
シートは、製品内容、例えば、寸法、員数、質量、製品
番号、製鋼番号(鋼材番号)、引張・曲げ・衝撃などの
各種機械的性質および化学成分などを示すデータシート
であり、寸法、質量、各種機械的性質および化学成分な
どの各値は、実測した試験検査結果である。このため、
ミルシートは、製品の品質などを証明する製品検査証明
書にもなる。このミルシートは、従来、次のようにして
作成され、配布されている。
【0003】図14は、従来の販売・製造・試験におけ
るシステムの構成を示す図である。
【0004】図14において、従来の販売・製造・試験
におけるシステム300は、集中管理システムであるホ
ストコンピュータ301と、ホストコンピュータと接続
されるデータベース(以下、「DB」と略記する。)3
02、端末装置308、印刷装置307および通信装置
303と、分散管理システムであって通信装置303と
それぞれ接続される受注処理システム304、製造処理
システム305および試験処理システム306とを備え
て構成される。
【0005】顧客である2次企業から製品の発注を受け
ると、注文情報が受注処理システム304に入力され
る。注文情報は、契約ごとに発行される契約番号、顧客
である2次企業を識別するための符号である顧客コード
および受注した製品の種類を示す品種コードなどを備え
る。注文情報は、通信装置303を介してホストコンピ
ュータ301に転送され、オーダ管理マスタデータベー
ス(以下、「オーダ管理マスタDB」と略記する。)3
02−1に登録される。
【0006】注文情報がオーダ管理マスタDB302−
1に登録されると、注文情報を通信装置303を介して
製造処理システム305に転送する。製造処理システム
305は、注文情報を取得すると他の注文情報を考慮し
て製造計画を作成し、注文された製品に付された鋼材番
号を契約番号と共に通信装置303を介してホストコン
ピュータ301に転送する。ホストコンピュータ301
は、鋼材番号および契約番号などを生産管理データベー
ス(以下、「生産管理DB」と略記する。)302−2
に登録する。生産管理DB302−2は、鋼材1個ごと
に管理する。
【0007】そして、鋼材が完成するとその一部分が試
験片として試験項目、例えば、寸法、質量、各種機械的
性質および化学成分などが実測される。試験結果は、試
験検査した鋼材に付された鋼材番号と試験検査の際に発
行された試験番号と共に、試験処理システム306に入
力される。試験処理システム306は、契約番号、試験
番号および試験結果を通信装置303を介してホストコ
ンピュータ301に転送する。ホストコンピュータ30
1は、契約番号に基づいて生産管理データベース302
−2に試験番号を登録する。そして、ホストコンピュー
タ301は、試験番号と試験結果を材料試験データベー
ス(以下、「材料試験DB」と略記する。)302−3
に登録する。
【0008】一方、完成した製品を顧客の2次企業に出
荷すると、バッチ処理によりホストコンピュータ301
は、オーダ管理マスタDB302−1、材料試験DB3
02−3、規格マスタデータベース(以下、「規格マス
タDB」と略記する。)302−4、顧客仕様マスタデ
ータベース(以下、「顧客仕様マスタDB」と略記す
る。)302−5およびミルシートフォームイメージデ
ータデータベース(以下、「ミルシートフォームイメー
ジデータDB」と略記する。)302−6を参照してミ
ルシートを作成する。規格マスタDB302−4は、ミ
ルシートに記載すべき記載項目などを登録したDBであ
り、顧客仕様マスタDB302−5は、規格マスタDB
302−4による記載項目に加えて、顧客の要求によっ
てミルシートに記載すべき記載項目などを登録したDB
でり、そして、ミルシートフォームイメージデータDB
302−6は、ミルシートの諸元を記載する前のミルシ
ート用紙のイメージデータを登録したDBである。
【0009】まず、ホストコンピュータ301は、オー
ダ管理マスタDB302−1および生産管理DB302
−2を契約番号に基づいて検索する。そして、ホストコ
ンピュータ301は、オーダ管理マスタDB302−1
から注文情報を取得し、製品を発注した顧客と品種など
を判断する。ホストコンピュータ301は、生産管理D
B302−2から鋼材番号および試験番号を取得する。
ホストコンピュータ301は、材料試験DB302−3
から試験結果を取得する。また、ホストコンピュータ3
01は、注文情報に基づいて規格マスタDB302−4
および顧客仕様マスタDB302−5からミルシートに
記載する記載項目を取得し、ミルシートフォームイメー
ジデータDB302−6からミルシート用紙のイメージ
データを取得する。そして、ホストコンピュータ301
は、取得したこれら顧客、契約番号、鋼材番号、品種、
試験結果、記載項目およびミルシート用紙のイメージデ
ータに基づいてミルシートを作成する。ホストコンピュ
ータ301は、作成したミルシートを印刷装置307で
印刷する。印刷されたミルシートは、2次企業ごとの仕
分け、封筒への封入および宛名書きが手作業により行わ
れ、そして、郵送または直接2次企業に届けることによ
って配布される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
配布されたミルシートは、将来、必要となる場合に備え
て1次企業および2次企業などに保管される。2次企業
では、例えば、1次企業から納入された製品を2次企業
が加工して加工製品を製造・販売する際に、販売先であ
る3次企業や官公庁などに加工製品の品質証明の一つと
して添付する場合、あるいは販売した加工製品がトラブ
ルに巻き込まれた際に加工製品の材料となった当該製品
に問題がなかったことを販売後に証明する場合などに備
えて保管される。また1次企業では、このような場合に
2次企業や3次企業(官公庁なども含む)から再発行が
求められる場合などに備えて保管される。
【0011】このミルシートの保管は、従来、ミルシー
トが紙媒体であるために、大容積の保管場所を確保しな
ければならないという問題があった。さらに、ミルシー
トは、上述のように、製品の出荷があってから作成・仕
分け・郵送するため、製品の納品時とミルシートの到達
時とに時間差(タイムラグ)が生じるという問題もあっ
た。特に、製品が鋼材である場合には1回に例えば1万
枚の鋼材が発注されるため、これに合わせて1万枚のミ
ルシートが発行・納入されるので、1次企業および2次
企業にとってミルシートの保管が重大な問題になってい
た。そして、1次企業にとってミルシートの仕分け・封
入・宛名書き作業などが重大な問題になっていた。
【0012】本発明は、上記問題に鑑みてなされた発明
であり、本発明は、ミルシートを電子的に1次企業に保
管すると共に、必要に応じて2次企業などが通信回線を
介して取得するミルシート配布システムを提供すること
を目的とする。そして、このミルシート配布システムに
利用されるミルシート配布装置およびミルシート配布方
法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る第1の手段は、サーバから通信回線
を介して接続される端末にミルシートを配布するミルシ
ート配布システムであって、前記サーバは、前記端末か
らの要求に従って、ミルシートの複数の諸元からなる諸
元データと、ミルシート用紙の画像データと、前記諸元
データと前記画像データとを合成する合成プログラムと
を前記端末に転送し、前記端末は、受領した前記諸元デ
ータと前記画像データとを受領した前記合成プログラム
によって合成し、合成後のミルシートが印刷可能である
ように構成される。
【0014】そして、本発明に係る第2の手段は、通信
回線を介して接続される端末にミルシートを配布するミ
ルシート配布装置であって、前記端末からの情報を前記
通信回線を介して受領する情報受領手段と、ミルシート
の複数の諸元からなる複数の諸元データを登録する諸元
データデータベースと、ミルシート用紙の複数の画像デ
ータを登録する用紙画像データデータベースと、前記諸
元データと前記画像データとを合成する合成プログラム
とを記憶する記憶手段と、前記諸元データデータベース
から前記端末からの情報に応じた諸元データを抽出する
と共に、前記用紙画像データデータベースから前記端末
からの情報に応じた画像データを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出した諸元データおよび画像データ
と、前記合成プログラムとを前記端末に転送する転送手
段とを備えて構成される。
【0015】さらに、本発明に係る第3の手段は、通信
回線を介して接続される端末にミルシートを配布するミ
ルシート配布装置であって、前記端末からの情報を前記
通信回線を介して受領する情報受領手段と、顧客を識別
するための符号である顧客コードと、前記顧客のうち当
該ミルシート配布装置を利用する権利を有する利用者を
識別するためのIDとが相互に対応付けて登録される顧
客管理データベースと、鋼材の品種を識別するための符
号である品種コードと、ミルシート用紙の画像データと
が相互に対応付けて登録される用紙画像データデータベ
ースと、前記顧客コードと、前記品種コードと、ミルシ
ートの複数の諸元からなる諸元データとが相互に対応付
けられて登録される諸元データデータベースと、前記諸
元データと前記画像データとを合成する合成プログラム
と、前記顧客管理データベース、前記用紙画像データデ
ータベース、諸元データデータベースおよび合成プログ
ラムを記憶する記憶手段と、前記情報受領手段で受領し
た前記端末からのIDに基づいて前記顧客管理データベ
ースを検索して該IDに対応する顧客コードを取得し、
取得した顧客コードに基づいて前記諸元データデータベ
ースを検索して該顧客コードに対応する品種コードおよ
び諸元データを取得し、取得した品種コードに基づいて
前記用紙画像データデータベースを検索して該品種コー
ドに対応する画像データを取得する取得手段と、前記取
得手段で取得した諸元データおよび画像データと、前記
合成プログラムとを前記端末に転送する転送手段とを備
えて構成される。
【0016】このように本発明に係るミルシート配布シ
ステムおよびミルシート配布装置は、ミルシートに係る
諸データを電子データとしてデータベースに保存され
る。このため、紙媒体に比較して小容積の保管場所でミ
ルシートを保管することができる。また、2次企業は、
端末からサーバにアクセスして、ミルシートの記載項目
が2次企業の要求に合った、所望のミルシートに係るデ
ータをサーバから得、印刷することができる。そのた
め、ミルシートを紙媒体で保存する必要がない。さら
に、従来のように、ミルシートの仕分け・封入・宛名書
き作業が無く、また郵送などの時間がないので、従来に
比べてミルシートをより早く得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて説明する。なお、各図において同一の構成
については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0018】図1は、本発明に係るミルシート配布シス
テムの全体構成を概略的に示すブロック図である。
【0019】図1において、ミルシート配布システム1
00は、大別すると、作成システム101と配布システ
ム102とから構成される。作成システム101は、ホ
ストコンピュータ11、データベース(以下、「DB」
と略記する。)12、通信装置13、受注処理システム
14、製造処理システム15、試験処理システム16お
よび端末装置17を備えて構成される。配布システム1
02は、ウェブサーバ21、顧客端末22および通信回
線23を備えて構成される。ここで、配布システム10
2のウェブサーバ21と作成システム101とが製品の
製造企業である1次企業に設置される。一方、配布シス
テム102の顧客端末22は、1次企業が製品を納品す
る2次企業(例えば、加工メーカや商社など)に設置さ
れる。また、2次企業から加工製品あるいは製品が納品
される3次企業にも後述するようにミルシートを配布す
る場合には、端末装置22は、3次企業にも設置され
る。
【0020】ホストコンピュータ11、受注処理システ
ム14、製造処理システム15、試験処理システム1
6、端末装置17、ウェブサーバ21および顧客端末2
2は、当該機能に応じた呼称であり、ハードウェア的に
は、いわゆるコンピュータである。すなわち、プログラ
ムおよびプログラム実行中の各種データなどを記憶する
記憶部と、コマンド(命令)やデータなどを入力する入
力部(例えばキーボードやマウスなど)と、画像や各種
データなどを外部に出力する出力部(例えばディスプレ
イやプリンタなど)と、これら記憶部、入力部および出
力部の制御およびプログラムの実行など各種演算処理を
行う中央処理装置(以下、「CPU」と略記する。)と
を備え、さらに、必要に応じて、補助記憶装置、外部記
憶装置または各種インターフェースなどを備える。な
お、受注処理システム14は、単独のコンピュータシス
テムである場合に限らず、販売拠点が複数あるためや商
社などの2次企業に設置されるために、ホストコンピュ
ータと端末装置とこれらの間でデータを相互にやり取り
するための通信装置とを備えたネットワークを形成する
場合もある。同様に、製造処理システム15および試験
処理システム16も、製造拠点や試験検査拠点が複数あ
るために、ネットワークを形成する場合もある。
【0021】まず、作成システムの構成および動作につ
いて説明し、次に、配布システムの構成および動作につ
いて説明する。 (作成システムの構成)作成システム101を概説する
と、作成システム101は、ミルシートに係る各情報を
分散処理で処理する。すなわち、分散処理システムは、
受注処理システム14と製造処理システム15と試験処
理システム16とを備えて構成され、製品の受注から生
産、試験検査を経て出荷に至る処理工程を複数に分割
し、当該分割された処理工程において発生する情報を各
処理システム14〜16にそれぞれ管理させる。そし
て、各処理システム14〜16は、集中管理システムが
必要とする情報を転送する。集中管理システムは、ホス
トコンピュータ11とDB12と通信装置13と端末装
置17とを備えて構成される。集中管理システムは、各
処理システム14〜16から転送された各種情報を処理
してDB12に登録すると共に、端末装置17や各処理
システム14〜16からの要求に従ってDB12を検索
し要求に対応した情報を要求元に転送することで、情報
を集中的に管理し、そしてミルシート諸元データを作成
する。以下、より詳しく説明する。
【0022】ホストコンピュータ11は、DB12、通
信装置13、端末装置17およびウェブサーバ21と接
続される。ここで、当該1次企業以外の外部から作成シ
ステム101への不正アクセスを防止する観点から、ホ
ストコンピュータとウェブサーバ21との間にファイア
ウォール(firewall)の機能を果たす機器を設置しても
よい。
【0023】受注処理システム14は、注文情報を取り
扱うシステムであり、通信回線(専用回線または交換回
線)を介して通信装置13と接続される。注文情報は、
商社などの2次顧客側に設置された端末装置から入力さ
れたり、営業部門で入力されたりする。注文情報が入力
されると受注処理システム14は、注文情報を回線を介
して通信装置13に転送し、通信装置13はさらに注文
情報をホストコンピュータ11に転送する。
【0024】注文情報は、例えば、契約番号、顧客コー
ド、品種コード、規格コード、注文員数、注文質量、仕
様番号および納期などである。契約番号は、個々の契約
を識別するために契約ごとに発行される番号である。顧
客コードは、顧客である2次企業を個々に識別するため
に顧客ごとに割り当てられた符号である。品種コード
は、個々の鋼材の種類を識別するために種類ごとに割り
当てられた符号である。品種は、例えば、厚板、線材、
棒鋼、薄板熱延および薄板冷延などがある。注文員数
は、当該注文において注文された製造品すなわち鋼材の
数である。注文質量は、当該注文において注文された鋼
材の質量である。仕様番号は、当該注文において注文さ
れた鋼材の仕様を決める番号であり、この仕様番号に基
づいて顧客仕様マスタDB12−5を検索することによ
って仕様が求まる。仕様は、外観、降伏点または耐力、
引張強さ、伸び、曲げ、衝撃特性および硬度などの各種
機械的性質および化学成分などについての顧客からの特
別要求である。納期は、当該契約において注文された製
品の納入期限である。
【0025】規格コードは、個々の規格を識別するため
に規格ごとに割り当てられた符号である。規格は、日本
工業規格(JIS)または業界の標準化団体などによっ
て定められ、ミルシートに掲載すべき記載項目は、主に
規格、用途(例えば自動車用、橋梁用など)または顧客
からの特別な要求によって決定される。このため、ミル
シートは、同一品種であっても、規格よってミルシート
に掲載すべき記載項目が異なる場合がある。
【0026】製造処理システム15は、鋼材の製品進捗
情報と出荷情報とを取り扱うシステムであり、通信回線
を介して通信装置13と接続される。製品進捗情報は、
例えば、鋼材番号、製造開始日、製造終了日および必要
に応じて各製造工程の終了日などである。鋼材番号は、
個々の鋼材を識別するために鋼材ごとに発行される番号
である。鋼材をその品種に応じて1コイルまたは複数の
シートを梱包して纏め、顧客の注文員数分揃えて製品と
して納品される。したがって、1個の契約番号に対して
複数の鋼材番号が対応する場合もある。製造開始日およ
び製造終了日は、それぞれ、鋼材の製造を開始した日お
よび終了した日である。出荷情報は、製品を出荷した日
付である。製品進捗情報および出荷情報が製造処理シス
テム15に入力されると、製造処理システム14は、製
品進捗情報および出荷情報を回線を介して通信装置13
に転送し、通信装置13はさらにこれらをホストコンピ
ュータ11に転送する。
【0027】試験処理システム16は、製品の試験検査
情報を取り扱うシステムであり、通信回線を介して通信
装置13と接続される。鋼材が完成すると外観、形状お
よび寸法について検査され、鋼材の一部分が試験片とし
て試験検査場に搬入され、規格および仕様で指定された
試験項目などが測定される。これらが実測されると鋼材
ごとに試験番号が発行される。測定結果は、製造段階で
得た化学成分と併せて試験検査情報とされ、鋼材番号お
よび試験番号と共に試験処理システム16に入力され
る。これらが入力されると、試験処理システム16は、
試験検査情報、鋼材番号および試験番号を回線を介して
通信装置13に転送し、通信装置13はさらにこれらを
ホストコンピュータ11に転送する。
【0028】通信装置13は、ホストコンピュータ11
と受注処理システム14、製造処理システム15および
試験処理システム16との間で情報を通信規約(プロト
コル)に従って相互に転送させる装置である。端末装置
17は、ホストコンピュータ11にデータやコマンドな
ど入力することによって、ホストコンピュータ11を操
作する装置である。
【0029】DB12は、磁気テープ、ハードディスク
および光記憶媒体などを記憶媒体とする補助記憶装置で
あり、オーダ管理マスタDB12−1、生産管理DB1
2−2、材料試験DB12−3、規格マスタDB12−
4および顧客仕様マスタDB12−5を備える。
【0030】オーダ管理マスタDB12−1は、注文情
報を管理するデータベースである。そのフィールドは、
注文情報に応じて決定され、上述の例の場合には契約番
号、顧客コード、品種コード、規格コード、注文員数、
注文質量、仕様番号および納期などを備える。そのレコ
ードは、契約番号ごとに作成される。生産管理DB12
−2は、生産すべきまたは生産された鋼材に関する情報
を管理するデータベースである。そのフィールドは、鋼
材番号、契約番号、製造開始日、製造終了予定日、製造
終了日および試験番号などを備え、そのレコードは、鋼
材番号ごとに作成される。材料試験DB12−3は、鋼
材の試験検査情報を管理するデータベースであり、その
フィールドは、試験番号および試験検査情報、すなわ
ち、質量、外観、寸法、物性(降伏点または耐力、引張
強さ、伸び、曲げ、衝撃特性および硬度など)および化
学成分(炭素(C)、珪素(Si)、マンガン(M
n)、リン(P)、硫黄(S)、銅(Cu),ニッケル
(Ni),クロム(Cr)、モリブテン(Mo)、バナ
ジウム(V)、ニオブ(Nb)、アルミニウム(Al)
および窒素(N)など)などを備え、そのレコードは、
試験番号ごとに作成される。
【0031】規格マスタDB12−4は、鋼材の規格と
ミルシートに掲載すべき記載項目との対応関係を示す情
報を管理するデータベースであり、そのフィールドは、
規格コードおよびミルシートの記載項目などを備え、そ
のレコードは、規格コードごとに作成される。
【0032】顧客仕様マスタDB31−5は、仕様番号
と顧客の仕様および顧客の要求に応じてミルシートに記
載すべき記載項目との対応関係を示す情報を管理するデ
ータベースである。この顧客仕様マスタDB31−5を
備えることによって顧客の仕様に応じて鋼材が製造され
ると共に、ミルシートの記載項目を顧客の要求に応じる
ことができる。同一規格であっても顧客によってミルシ
ートの記載項目が増減されることがあるからである。そ
のフィールドは、仕様番号、仕様およびミルシートの記
載項目などを備え、そのレコードは、仕様番号ごとに作
成される。
【0033】(作成システムの動作)顧客である2次企
業より受注すると、受注処理システム14に注文情報が
入力される。受注処理システム14は、契約番号を発行
して該契約番号と共に注文情報を通信装置13を介して
ホストコンピュータ11に転送される。ホストコンピュ
ータ11は、転送された注文情報をオーダ管理マスタD
B12−1に契約番号ごとにレコードを作成することに
よって登録する。ホストコンピュータ11は、さらに製
造処理システム15に注文情報を通信装置13を介して
製造処理システム15に転送する。
【0034】注文情報が転送されると、製造処理システ
ム15は、現在の製造状況、他の注文情報および当該製
品の納期などを考慮して、当該注文情報の製品となる鋼
材の製造計画を立案し、製造開始日および製造終了予定
日などを決定する。この立案の際に、当該製品に割り当
てられる鋼材の鋼材番号が製造処理システム15によっ
て発行される。製造すべきまたは製造された鋼材と鋼材
番号とは一意に対応する。このため、鋼材は、鋼材番号
によって管理することができる。製造すべき鋼材は、注
文された製品によって1個または複数個となるので、1
つの契約番号に対して複数の鋼材番号が対応する場合が
ある。製造処理システム15は、これら鋼材番号、契約
番号、製造開始日および製造終了予定日を通信装置13
を介してホストコンピュータ11に転送する。ホストコ
ンピュータ11は、転送された鋼材番号、契約番号、製
造開始日および製造終了予定日を鋼材番号ごとにレコー
ドを作成することによって生産管理DB12−2に登録
する。
【0035】製品の鋼材が各種製造工程を経て製造が完
了すると、製造部門は、製造の完了を確認する入力を製
造処理システム15に行う。製造完了が入力されると製
造処理システム15は、鋼材番号および製造終了日を通
信装置13を介してホストコンピュータ11に転送す
る。ホストコンピュータ11は、鋼材番号に基づいて生
産管理DB12−2を検索し、当該鋼材番号のレコード
に製造終了日を登録する。一方、製造部門は、或る製造
段階で化学成分を分析すると共に製造後に外観、形状、
寸法などを実測する。そして、これら実測結果と共に試
験片を試験部門に送る。
【0036】ここで、鋼材の一の製造工程が終了するご
とに当該製造工程の終了日を製造処理システム15に入
力し、当該製造工程の終了日を生産管理DB12−2に
さらに登録するようにすることによって、きめ細かく製
造進捗状況を管理するようにしてもよい。このようにす
ることにより、営業部門は、顧客から製品の進捗状況に
ついて問合せがあった場合に、受注処理システム14か
ら通信装置13およびホストコンピュータ11を利用し
て生産管理DB12−2を参照することにより、進捗状
況について顧客に的確に応答することができる。
【0037】鋼材の試験片が送られると、試験部門は、
各種機械的性質を実測する。試験部門は、鋼材番号と外
観、寸法、各種機械的性質および化学成分などの試験検
査結果とを試験処理システム16に入力する。また、出
荷部門は、発注された製品となるように鋼材を纏め、顧
客に出荷する。
【0038】試験処理システム16は、鋼材番号および
試験検査結果が入力されると、試験番号を発行すると共
に、鋼材番号、試験番号および試験検査結果を通信装置
13を介してホストコンピュータ11に転送する。ホス
トコンピュータ11は、転送された試験番号および試験
検査結果を試験番号ごとにレコードを作成することによ
って材料試験DB12−3に登録する。そして、ホスト
コンピュータ11は、鋼材番号に基づいて生産管理DB
12−2を検索し、当該鋼材番号のレコードに試験番号
を登録する。
【0039】ホストコンピュータ11は、材料試験DB
12−3に試験検査結果が登録されるとミルシート諸元
データの作成を開始する。すなわち、ホストコンピュー
タ11は、まず、記憶部(不図示)に仮の諸元データ用
の記憶領域(仮諸元データ記憶領域)とミルシートに記
載すべき記載項目の諸元データ用の記憶領域(諸元デー
タ記憶領域)を確保する。ホストコンピュータ11は、
鋼材番号に基づいて生産管理DB12−2を検索し、当
該鋼材番号に対応する契約番号および試験番号を取得す
る。次に、ホストコンピュータ11は、取得した試験番
号に基づいて材料試験DB12−3を検索し、当該試験
番号に対応する鋼材の試験検査結果を取得して、これを
仮諸元データ記憶領域に記憶する。
【0040】次に、ホストコンピュータ11は、取得し
た契約番号に基づいてオーダ管理マスタDB12−1を
検索して規格コードおよび仕様番号を取得する。次に、
ホストコンピュータ11は、取得した規格コードに基づ
いて規格マスタDB12−4を検索して当該規格コード
に対応するミルシートの記載項目を取得する。次に、ホ
ストコンピュータ11は、取得した記載項目に従って、
仮諸元データ記憶領域に格納されている試験検査結果の
各データの中からデータを抽出する。ホストコンピュー
タ11は、抽出したデータを諸元データ記憶領域に格納
する。
【0041】次に、ホストコンピュータ11は、取得し
た仕様番号に基づいて顧客仕様マスタDB12−5を検
索して当該仕様番号に対応するミルシートの記載項目を
取得する。次に、ホストコンピュータ11は、取得した
記載項目に従って、仮諸元データ記憶領域に格納されて
いる試験検査結果の各データの中からデータを抽出して
諸元データ記憶領域に追加・格納する。あるいは、ホス
トコンピュータ11は、諸元データ記録領域に格納され
ているデータから取得した記載項目に照らして不要なデ
ータを消去する。
【0042】このようにしてホストコンピュータ11
は、記憶部の諸元データ記憶領域に、規格および顧客の
要求に合った記載項目を備えたミルシート諸元データを
作成する。そして、ホストコンピュータ11は、ミルシ
ート諸元データをウェブサーバ21に転送する。
【0043】なお、上述の実施形態では、鋼材番号は製
造処理システム15が発行し、試験番号は試験処理シス
テム16が発行するように構成したが、発注情報が入力
された際に受注処理システム14が鋼材番号および試験
番号を発行するようにしてもよい。この場合では、受注
処理システム14は、発行した契約番号、鋼材番号およ
び試験番号を通信装置13を介してホストコンピュータ
11に転送する。ホストコンピュータ11は、契約番号
ごとにレコードを作成して発注情報をオーダ管理マスタ
DB12−1に登録する共に、鋼材番号ごとにレコード
を作成して鋼材番号および試験番号を生産管理DB12
−2に、試験番号ごとにレコードを作成して試験番号を
材料試験DB12−3に登録する。そして、ホストコン
ピュータ11は、契約番号および鋼材番号を製造処理シ
ステム15に、鋼材番号および試験番号を試験処理シス
テム16にそれぞれ通信装置13を介して通知するよう
にする。
【0044】そして、上述の実施形態では、ミルシート
諸元データの作成は、試験処理システム16から試験検
査結果のデータがホストコンピュータ11に転送された
ことを切っ掛けに作成するようにしたが、これに限定さ
れず、試験検査結果が出た後であれば何時でもよい。例
えば、ホストコンピュータ11と通信装置13を介して
接続された端末装置を出荷部門にさらに設置して、出荷
部門が製品の出荷後に当該端末装置を用いて製品を出荷
した旨をホストコンピュータ11に通知し、ホストコン
ピュータ11は、この通知を受領したことを切っ掛けに
ミルシート諸元データを作成するようにしてもよい。
【0045】また、上述の実施形態では、作成したミル
シート諸元データは、ウェブサーバ21に転送し、ミル
シート配布システム100にミルシート諸元データを残
さないようにしたが、DB12にミルシート諸元データ
を登録するミルシート諸元データ用のデータベースをさ
らに構築して、ホストコンピュータ11は、作成したミ
ルシート諸元データをウェブサーバ21に転送すると共
に、ミルシート諸元データ用のデータベースに登録する
ようにしてもよい。
【0046】(配布システムの構成)配布システム10
2を概説すると、ウェブサーバ21は、通信回線23を
介して接続される顧客端末22にミルシートが完成した
旨を通知し、さらに、顧客端末22からのミルシート配
布要求に従って、顧客のログインの許否、ミルシート諸
元データの送信、発行履歴の保存、発行追番の発行およ
びミルシートの3次企業への配布などを行う。以下、よ
り詳しく説明する。
【0047】図1において、ウェブサーバ21は、1ま
たは複数の顧客端末22と通信回線23を介して接続さ
れ、顧客端末22と通信回線23を介して相互に情報を
やり取りする。
【0048】図2は、ウェブサーバの構成を示すブロッ
ク図である。
【0049】図2において、ウェブサーバ21は、DB
31、CPU32、通信用インターフェース33、外部
入出力装置34、出力装置35、メモリ36、入力装置
37およびバス38を備えて構成される。
【0050】DB31は、補助記憶装置であり、顧客管
理マスタデータベース(以下、「顧客管理マスタDB」
と略記する。)31−1、ミルシート諸元データデータ
ベース(以下、「ミルシート諸元データDB」と略記す
る。)31−2、ミルシートフォームイメージデータデ
ータベース(以下、ミルシートフォームイメージデータ
DB)と略記する。)31−3および履歴管理データベ
ース(以下、「履歴管理DB」と略記する。)31−4
を備える。
【0051】顧客管理マスタDB31−1は、2次企業
の顧客に関する情報を管理するデータベースである。そ
のフィールドは、顧客コード、ID(Identificatio
n)、パスワードおよび電子メールアドレスなどを備
え、IDごとにレコードが作成される。IDは、ミルシ
ート配布システム100を利用することができるクライ
アントを識別するための符号(識別子)である。ウェブ
サーバ21にアクセスするクライアントを顧客コードと
は別にIDで管理することによって、ミルシート配布シ
ステム100を使用する権利を一の2次企業に複数与え
ることができる。また、顧客コードを2次企業に開示す
る必要がなくなるので、仮に2次企業がミルシート諸元
データDB31−2にアクセスしたとしても自己に関す
るミルシート諸元データを抽出することが困難であり、
ミルシート諸元データDB31−2の直接利用を抑止す
ることができる。なお、顧客コードをIDと兼ねてもよ
い。
【0052】ミルシート諸元データDB31−2は、作
成システム101で作成され転送されたミルシート諸元
データを管理するデータベースである。そのフィールド
は、鋼材番号および該ミルシートの記載項目、例えば、
顧客コード、品種コードおよび試験検査情報などであ
り、そのレコードは、鋼材番号ごとに作成される。
【0053】ミルシートフォームイメージデータDB3
1−3は、品種コードとミルシート用紙データとの対応
関係を示す情報を管理するデータベースである。そのフ
ィールドは、品種コードおよびミルシート用紙データで
あり、レコードは、品種コードごとに作成される。ミル
シート用紙データは、ミルシートの諸元を記載する前の
ミルシート用紙をイメージデータとしてデータ化したも
のである。具体的には、例えば、鋼材の品種が厚板の場
合にはミルシート用紙は図3に示す用紙であり、厚板の
ミルシート用紙データは図3をイメージデータ化したも
のである。なお、鋼材の品種が同じ厚板でも顧客によっ
ては図4に示すミルシート用紙を指定される場合もあ
る。この場合には同じ厚板の品種コードであっても図3
に対応する品種コードと図4に対応する品種コードとを
それぞれ用意する必要がある。鋼材の品種が線材の場合
にはミルシート用紙は図5に示す用紙であり、線材のミ
ルシート用紙データは図5をイメージデータ化したもの
である。鋼材の品種が薄板熱延の場合にはミルシート用
紙は図6に示す用紙であり、薄板熱延のミルシート用紙
データは図6をイメージデータ化したものである。鋼材
の品種が薄板冷延の場合にはミルシート用紙は図7に示
す用紙であり、薄板冷延のミルシート用紙データは図7
をイメージデータ化したものである。ミルシート用紙の
データ化は、例えば、イメージスキャナなどの画像読取
装置でミルシート用紙を読み取ることでイメージデータ
化する。ここで、図3ないし図7に示すミルシート用紙
は、各品種の一例であり、図5に示すミルシート用紙
は、特に試験検査結果による数値も記入された例であ
る。すなわち、化学成分を記入する欄において、C(炭
素)に1が、Si(ケイ素)に1が、Mn(マンガン)
に20が、P(リン)に10が、S(硫黄)に7が、C
u(銅)に1が、Ni(ニッケル)に1が、そしてCr
(クロム)に3がそれぞれ記入されている。
【0054】図3から図7を見ると分かるように、ミル
シート用紙データは、ミルシート用紙の各欄および各欄
の説明文から構成される第1部分(例えば図3の51)
と、当該鋼材を試験検査した責任者のサインおよび朱印
から構成される第2部分(例えば図3の52)とのイメ
ージデータである。なお、本実施形態では、第1部分と
第2部分とを一体化したイメージデータであるので、ミ
ルシート用紙および試験検査する責任者のうちの少なく
とも一方に変更があった場合には、ミルシートフォーム
イメージデータDB31−3全体を更新する必要があ
る。そこで、第1部分と第2部分とを分けてミルシート
フォームイメージデータDB31−3を作成する。この
場合には、ミルシートフォームイメージデータDB31
−3は、品種コードとミルシート用紙の第1部分のデー
タとの対応関係を示す情報を管理するデータベースと
し、ミルシート用紙の第2部分のデータは、DB31ま
たはメモリ36などに記憶するようにする。これによっ
て変更部分のみ更新すればよく、更新の手間と時間をよ
り省くことができる。
【0055】履歴管理DB31−4は、鋼材番号と印刷
履歴との対応関係を示す情報を管理するデータベースで
あり、これによってミルシートごとにミルシートの発行
の履歴が管理される。履歴管理DB31−4のフィール
ドは、鋼材番号、顧客コード、発行年月日および枚数を
備え、そのレコードは、鋼材番号および発行年月日ごと
に作成される。
【0056】CPU32は、ウェブサーバ21の各部を
制御する各制御部(図2に不図示)のほか、通信用イン
ターフェース33を制御する制御部と協動して通信回線
23を介して顧客端末22と情報のやり取りを行う情報
転送受領部32−1、情報転送受領部32−1の内容を
解析する情報解析部32−2、情報解析部32−2で解
析された解析結果に基づいて各DB31−1〜31−4
を操作するデータベース操作部(以下、「DB操作部」
と略記する。)32−3、情報解析部32−2で解析さ
れた解析結果およびDB操作部32−3の出力に基づい
てミルシートの諸元データを作成する諸元データ作成部
32−4、および、電子メールを作成する電子メール作
成部32−5などを備える。DB操作部32−3は、新
たなデータを登録する際にDBにレコードを作成して各
フィールドにデータを登録する登録部、検索にかかる情
報に基づいてDBを検索する検索部、および、検索部で
検索されたレコードから各フィールドに登録されている
各データを取得する取得部などを備える。
【0057】通信用インターフェース33は、ウェブサ
ーバ21とホストコンピュータ11や顧客端末22との
間で情報を交換することができるようにするために、情
報の載ったデータを通信規約に従って変換する装置であ
り、例えば、モデムやDSU/TA(Digtal Service U
nit/Terminal Adapter)である。
【0058】外部入出力装置34は、CPU32が実行
するプログラムやCPU32が処理したデータなどを記
録する外部補助記憶装置であり、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスクドライブ装置、CD−ROM(Co
mpact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact D
isc Recordable)、CD−RW(Compact Disc ReWrita
ble)、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Rand
om Access Memory)およびMO(magneto-optic)など
の光記憶媒体を扱うドライブ装置である。
【0059】出力装置35は、ウェブサーバ21が情報
を処理した結果を表示または印刷する出力機器である。
例えば、CRT(陰極線管)ディスプレイ、LCD(液
晶表示装置)、有機EL(有機ホトルミネッセンス)デ
ィスプレイ、プリンタなどである。
【0060】メモリ36は、各種プログラムや各種デー
タなどを記憶する半導体メモリであり、ROM(Read O
nly Memory)やRAM(Random Access Memory)であ
る。各種プログラムは、例えば、CPU32が実行する
実行プログラム、合成プログラムおよび履歴管理プログ
ラムなどである。この合成プログラムは、ミルシート諸
元データとミルシートフォームイメージデータとを合成
するプログラムであり、数値・テキストデータとイメー
ジデータとを合成する周知の手法によってプログラミン
グされている。また、履歴管理プログラムは、顧客がミ
ルシートを印刷した場合に印刷イベントの発生を監視し
て、印刷があったことおよび印刷枚数をウェブサーバ2
1に転送するプログラムであり、周知の手法によってプ
ログラミングされている。データは、CPU32が処理
したデータやミルシートフォームイメージデータが顧客
端末22に転送済みであるか否かを示すフォーム転送済
み対応表などである。このフォーム転送済み対応表は、
品種コード、転送済みであるか否かを示す転送済みフラ
グおよび顧客端末22を識別する識別子(例えば、顧客
端末22のIPアドレスなど)を備える。
【0061】入力装置37は、ウェブサーバ21にデー
タや指示などを入力する装置であり、例えば、キーボー
ド、マウスおよびトラックパッドなどである。これらD
B31、CPU32、通信用インタフェース33、外部
入出力装置34、出力装置35、メモリ36および入力
装置37は、バス38を介して相互に接続され、DB3
1、通信用インタフェース33、外部入出力装置34、
出力装置35、メモリ36および入力装置37は、CP
U32によってその動作が制御される。通信回線23
は、電話回線およびディジタル回線などの交換回線や専
用回線による通信網である。
【0062】図8は、顧客端末の構成を示すブロック図
である。
【0063】図8において、顧客端末22は、ハードデ
ィスク41、CPU42、通信用インターフェース4
3、外部入出力装置44、表示装置45、印刷装置4
6、入力装置47、メモリ48およびバス49を備えて
構成される。通信用インターフェース43、外部入出力
装置44、入力装置47、メモリ48およびバス49
は、図2を用いて説明した通信用インターフェース3
3、外部入出力装置34、入力装置37、メモリ36お
よびバス38とそれぞれ同様なのでその説明を省略す
る。
【0064】ハードディスク41は、CPU42が実行
するプログラムやCPU42が処理したデータなどを記
録する補助記憶装置である。プログラムは、例えば、O
S(operating system)やブラウザ(browser)などで
ある。表示装置45は、ウェブサーバ21から転送され
たデータやCPU42が処理したデータを表示する表示
機器であり、例えば、前述したCRT(陰極線管)ディ
スプレイなどである。印刷装置46は、ウェブサーバ2
1から転送されたデータやCPU42が処理したデー
タ、特にミルシートを印刷する。ここで、通信回線23
を介してウェブサーバ21から転送されたデータやプロ
グラムは、メモリ48またはハードディスク41に一時
的に格納される。
【0065】CPU42は、顧客端末22の各部を制御
する各制御部(図8に不図示)のほか、通信用インター
フェース43を制御する制御部と協動して通信回線23
を介してウェブサーバ21と情報のやり取りを行う情報
転送受領部42−1、情報転送受領部42−1の内容を
解析する情報解析部42−2、情報解析部42−2で解
析された解析結果に基づいて合成プログラムを実行して
ミルシートを合成する合成部42−3、および、履歴管
理プログラムを実行し、印刷装置46を制御する制御部
と協動してミルシートの印刷枚数を監視する印刷監視部
42−4などを備える。
【0066】(配布システムの動作)図9は、配布シス
テムの動作を示すフローチャート(その1)である。図
10は、配布システムの動作を示すフローチャート(そ
の2)である。
【0067】ここで、ウェブサーバ21と顧客端末22
とは、両情報転送受領部32−1、42−1や両通信用
インターフェース33、43を用いて交換すべきデータ
を通信規約に従って変換し、通信回線23を介して両者
間でデータ交換するが、以下の説明においてこの過程の
説明を省略する。
【0068】図9および図10において、ウェブサーバ
21のCPU32は、情報転送受領部32−1などを用
いて、ホストコンピュータ11からミルシート諸元デー
タを受領すると、DB操作部32−3などを用いて、ミ
ルシート諸元データをミルシート諸元データDB31−
2に登録する(S11W)。そして、CPU32は、D
B操作部32−3などを用いて、ミルシート諸元データ
から顧客コード、契約番号および鋼材番号を抽出すると
共に、顧客コードに基づいて顧客管理マスタDB31−
1を検索し、電子メール作成部32−5などを用いて、
当該顧客コードに対応する電子メールアドレスを取得す
る。CPU32は、当該契約番号のミルシートが作成さ
れた旨を通知する電子メールを作成し、取得した電子メ
ールアドレス宛てに送信する(S12W)。顧客端末2
2は、情報転送受領部42−1などを用いて、この電子
メールを受信する(S101C)。2次企業の顧客は、
この電子メールを読むことにより当該契約番号のミルシ
ートが作成されたことを知ることができ、ミルシートが
必要になった場合には何時でも(例えば直ちに)ミルシ
ートを得ることができる。ミルシートが作成された旨が
電子的に通知されるので、従来よりタイムラグを減少さ
せることができる。
【0069】電子メールを受信した顧客は、ミルシート
が必要になると、端末装置22にインストールされてい
るブラウザを立ち上げ、本サービスを提供するミルシー
ト配布サイトのURL(Uniform Resource Locator)を
入力する(S102C)。顧客端末22のCPU42か
らアクセスを受けたウェブサーバ21のCPU32は、
情報転送受領部32−1などを用いて、当該顧客端末2
2にデータを転送して、例えば、図11に示すような初
期画面を表示させ、ユーザIDおよびパスワードの入力
を求める(S13W)。図11に示すように初期画面
は、ミルシート配布サイトであることを示す「Welc
ome! 神戸製鋼ミルシートデリバリシステムへよう
こそ!」と書かれた初期画面部分61とログインを促す
ウィンドウ部分62とを備える。ウィンドウ部分62
は、ユーザIDを入力するユーザID入力部分63と、
パスワードを入力するパスワード入力部分64と、入力
後にこれら各データをウェブサーバ21に送信すること
をCPU42に実行させる「実行」65のボタンと、入
力後に入力を誤った場合に入力したデータを取り消す
「取消」66のボタンとを備えて構成される。
【0070】2次企業の顧客は、キーボードなどの入力
装置47を用いてユーザIDおよびパスワードを入力
し、「実行」65のボタンをマウスなどの入力装置47
を用いてクリックすることでCPU42に指示する。ま
た、顧客は、ユーザIDまたはパスワードの入力を誤っ
た場合には、「取消」66のボタンをマウスなどの入力
装置47を用いてクリックすることでCPU42に指示
する。CPU42は、指示の内容が取り消しである場合
には、ユーザID入力部分63およびパスワード入力部
分64を空欄にし、再度これらの入力を待つ。一方、C
PU42は、情報転送受領部42−1などを用いて、指
示の内容が実行である場合には、ユーザIDおよびパス
ワードをウェブサーバ21に転送する(S103C)。
【0071】ウェブサーバ21のCPU32は、情報転
送受領部32−1、情報解析部32−2およびDB操作
部32−3などを用いて、受領したユーザIDに基づい
て顧客管理マスタDB31−1を検索し、顧客コードお
よびパスワードを取得する。CPU32は、顧客端末2
2から受領したパスワードと顧客管理マスタDB31−
1から取得したパスワードとが一致するか否かを判断す
る(S14W)。CPU32は、両パスワードが不一致
である場合には、本システムを使用する使用権がない不
正規アクセス者であると判断し、再度初期画面を当該顧
客端末22に表示させるべく処理をS13Wに戻す。一
方、CPU32は、両パスワードが一致する場合には、
本システムを使用する使用権がある正規顧客であると判
断し、ログインを許可する(S15W)。
【0072】ウェブサーバ21のCPU32は、DB操
作部32−3などを用いて、S14Wで取得した顧客コ
ードに基づいてミルシート諸元データDB31−2を検
索し、当該顧客コードに対応するミルシート諸元データ
を取得する。CPU32は、情報転送受領部32−1な
どを用いて、当該顧客に対応するミルシートの一覧を当
該顧客端末22に表示させるべく、ミルシート諸元デー
タのうちの、ミルシートを特定することができる一部分
を転送する。一部分のみを転送するので転送するデータ
容量を少なくすることができる。例えば、CPU32
は、ミルシート諸元データのうちの、帳票タイトルデー
タと作成日時データと鋼材番号をミルシート諸元データ
から抽出して帳票タイトルデータと作成日時データと鋼
材番号とを当該顧客端末22に転送する。さらに、CP
U32は、メモリ36に記憶されている合成プログラム
および履歴管理プログラムを当該顧客端末22に転送す
る(S16W)。
【0073】顧客端末22のCPU42は、情報転送受
領部42−1および情報解析部42−2などを用いて、
受領したミルシート諸元データのうちの一部分を作成済
みミルシート一覧表として表示装置45に表示させる。
CPU42は、例えば、図12に示すように帳票タイト
ルデータと作成日時データとを一覧形式で表示する。さ
らに、CPU42は、受領した合成プログラムをメモリ
48に格納する。(S104C)。顧客は、ミルシート
の表示を求める場合には、一覧表示から目的のミルシー
トの欄をマウスなどの入力装置47を用いてクリックす
ることで指定する。CPU42は、一覧表示から特定の
ミルシートの指定を受けると、指定されたミルシートデ
ータの鋼材番号をウェブサーバ21に転送して当該ミル
シートデータを要求する(S105C)。
【0074】ウェブサーバ21のCPU32は、情報転
送受領部32−1、情報解析部32−2、DB操作部3
2−3および諸元データ作成部42−4などを用いて、
鋼材番号を受領するとミルシート諸元データDB31−
2から当該鋼材番号に対応するミルシート諸元データを
取得する。そして、CPU32は、取得したミルシート
諸元データの品種コードに基づいてミルシートフォーム
イメージデータDB31−3を検索し、当該品種コード
に対応するミルシートフォームイメージデータを取得す
る(S17W)。
【0075】CPU32は、取得したミルシートフォー
ムイメージデータが当該顧客端末22に転送済みである
か否かをフォーム転送済み対応表を参照することによっ
て判断する。CPU32は、判断の結果、転送済みであ
る場合には取得したミルシートフォームイメージデータ
を破棄し、未転送である場合には転送済みフラグを転送
済みに変更する。これによって、データ容量が比較的大
きい画像データであるミルシートフォームイメージデー
タを重複して転送することを防止することができるか
ら、ミルシートにかかるデータの転送時間を短縮するこ
とができる。
【0076】CPU32は、情報転送受領部32−1な
どを用いて、取得したミルシート諸元データを必要に応
じてミルシートフォームイメージデータと共に顧客端末
22に転送する(S18W)。
【0077】顧客端末22のCPU42は、情報転送受
領部42−1および情報解析部42−2などを用いて、
ミルシートフォームイメージデータを受領した場合には
これをメモリ48に記憶する。CPU42は、受領した
ミルシート諸元データと受領したまたは記憶されている
ミルシートフォームイメージデータとを合成し、表示装
置45に表示する。例えば、図13に示すようにミルシ
ートが表示される。そして、CPU42は、メモリ48
に記憶されている履歴管理プログラムを起動する。
【0078】顧客は、表示されたミルシートを印字した
い場合には、マウスなどの入力装置47を用いてツール
バーの「操作」のプルダウンメニューの中から「印刷」
(図13に不図示)をクリックすることで、顧客端末2
2に印刷を要求する(S107C)。
【0079】印刷の要求を受けると、CPU42は、印
刷を実行する(S108C)。この場合において、印刷
監視部42−4および情報転送受領部42−1などによ
って、履歴管理プログラムは、印刷の枚数を計数し、印
刷したミルシートの鋼材番号、顧客コードおよび印刷枚
数をウェブサーバ21のCPU32に転送する。ウェブ
サーバ21のCPU32は、これらを受領した際に例え
ばOSなどに組み込まれているカレンダおよび時計から
年月日を取得し、履歴管理DB31−4にこれらと共に
履歴管理情報を登録する(S19W)。なお、この年月
日に関する情報も履歴管理プログラムによって顧客端末
22から取得し、履歴管理情報としてウェブサーバ21
に転送するようにしてもよい。
【0080】このようにして本実施形態に係るミルシー
ト配布システムを利用する顧客は、紙媒体に印刷した目
的のミルシートを得ることができる。
【0081】なお、上述の実施形態では、印刷履歴は、
発行年月日と発行枚数とによって管理する場合を説明し
たが、ミルシートの悪用防止の観点からよりきめ細かく
印刷履歴を残すようにしてもよい。例えば、ミルシート
の使用目的、印刷した顧客端末22および発行者などの
情報も残すようにしてもよい。この場合において、印刷
履歴DB31−4に、追加する項目に応じて、ミルシー
トの使用目的、印刷顧客端末および発行者などの各フィ
ールドをさらに設ける。ミルシートの使用目的、発行し
た顧客端末22および発行者の情報を残す場合には、S
107Cの印刷要求があった際に、履歴管理プログラム
は、「ミルシートの使用目的の入力欄」と「発行者を入
力する欄」とを備える入力画面を顧客端末22の表示装
置45に表示し、入力を求める。そして、発行者がこれ
らを入力した場合に顧客端末22に印刷を実行させる。
また、印刷を実行した顧客端末22は、顧客端末22の
アドレス情報、例えば、MACアドレスやIPアドレス
をヘッダから抽出することによって特定する。履歴管理
プログラムは、S109Cでミルシートの使用目的、発
行者および印刷顧客端末をウェブサーバ21に転送し、
CPU32は、S19Wにおいてこれらを履歴管理DB
31−4に登録するようにすればよい。
【0082】また、上述の実施形態では、同一のミルシ
ートを複数枚印刷した場合にこれらミルシートを互いに
区別することができない。そのため、印刷したミルシー
トが複写機によって複写された場合には、印刷したオリ
ジナルのミルシートと複写したミルシートとを区別する
ことも困難である。そのため、同一のミルシートが印刷
枚数の総計よりも多く存在してしまう場合がある。そこ
で、これを防止するために、ミルシートを印刷する際に
ミルシートに通し番号を振るようにすればよい。この場
合において、印刷履歴DB31−4にミルシートの印刷
総枚数のフィールドをさらに設ける。そして、ウェブサ
ーバ21のCPU21は、S17Wにおいて最新の年月
日における印刷総枚数を当該ミルシートの印刷総枚数と
すべく履歴管理DB31−4も検索し、S18Wにおい
て顧客端末22に転送する。履歴管理プログラムは、S
108Cにおいて、印刷総枚数から1ずつインクリメン
トした数値をミルシートに印刷するごとに印刷するよう
にする。さらに、履歴管理プログラムは、S109Cに
おいてインクリメント後の印刷総枚数をウェブサーバ2
1のCPU32に転送し、CPU32は、S19Wで履
歴管理DB31−4に登録するようにする。このように
通し番号をミルシートに付することによって、同一の番
号のミルシートがあった場合には、何れかが複写物ある
いは偽造物ということが分かる。
【0083】そして、上述の実施形態では、ホストコン
ピュータ11がミルシート諸元データを作成してウェブ
サーバ21に転送するようにしたが、ホストコンピュー
タ11は、記載項目を規格および顧客に合わせる前の各
データ、すなわち、仮諸元データ記憶領域に記憶されて
いる各データを原ミルシート諸元データとしてウェブサ
ーバ21に転送し、ウェブサーバ21がこの原ミルシー
ト諸元データから規格および顧客に合わせたミルシート
諸元データを作成するようにしてもよい。このように構
成することによって、作成システムのDB12に原ミル
シート諸元データの各データを残すことができる。
【0084】また、上述の実施形態では、ウェブサーバ
21のCPU32は、ミルシート諸元データとミルシー
トフォームイメージデータとを転送し、顧客端末22の
CPU42で合成してミルシートとして表示・印刷する
ようにしたが、ウェブサーバ21のCPU32が合成プ
ログラムを用いて両データを合成し合成後のミルシート
データを顧客端末22に転送するようにしてもよい。
【0085】そして、上述の実施形態では、合成プログ
ラムは、S16Wで顧客端末22に転送するようにした
がこれに限定されない。合成プログラムは合成の際に必
要になることから、顧客端末22がミルシートを合成す
るS106Cまでに転送すればよい。例えば、本実施形
態の場合には、S13WまたはS18Wなどで転送して
もよい。
【0086】また、上述の実施形態では、履歴管理プロ
グラムは、S16Wで顧客端末22に転送するようにし
たがこれに限定されない。ミルシートを印刷する場合に
必要となることから、顧客端末22がミルシートを印刷
する前にまでに転送すればよい。例えば、本実施形態の
場合には、S13W、S18WまたはS19Wなどで転
送してもよい。
【0087】さらに、上述の実施形態では、フォーム転
送済み対応表によってミルシートフォームイメージデー
タを転送するか否かを判断し必要に応じて転送したがこ
れに限定されない。例えば、総てのミルシートフォーム
イメージデータをS13WやS16Wなどに顧客端末2
2に転送するようにしてもよい。このようにすることに
よってフォーム転送済み対応表を作成する必要がなくな
りメモリ36の記憶容量を減少させることができる。
【0088】最後に、上述の実施形態のミルシート配布
システムにおいて、3次企業にもミルシートを配布する
ように本実施形態を変形した実施形態について説明す
る。
【0089】3次企業(官公庁なども含む)にもミルシ
ートを配布する場合には、ミルシートの配布を許可する
3次企業を管理する3次顧客管理データベース(以下、
「3次顧客管理DB」と略記する。)31−5をさらに
ウェブサーバ21のDB31に設ける。3次顧客管理D
B31−5のフィールドは、ID、パスワード、2次顧
客コード、3次顧客コードおよび鋼材番号配列を備え、
レコードは、IDごとに作成される。3次顧客管理DB
31−5のIDは、3次企業のIDであり、3次顧客管
理DB31−5のパスワードは、3次企業のパスワード
である。2次顧客コードは、3次企業にミルシートの配
布を許可した2次企業の顧客コードであり、上述の顧客
管理マスタDB31−1における顧客コードである。3
次顧客コードは、3次企業の顧客コードである。2次顧
客コードと3次顧客コードとによって2次企業と3次企
業との対応関係が明らかとなる。鋼材番号配列は、当該
2次企業が当該3次企業に配布を許可したミルシートの
鋼材番号の集合である。ここで、3次顧客管理DB31
−7の登録・更新は、1次企業が2次企業の要求に従っ
て行ってもよいし、2次企業が顧客端末22および通信
回線23を介して行ってもよい。
【0090】そして、3次顧客フラグテーブルを記憶す
る記憶領域をメモリ36内に設ける。3次顧客フラグテ
ーブルは、本ミルシート配布サイトにアクセス中の顧客
端末22が3次企業であるか否かを示すフラグであり、
顧客端末22を特定する情報(例えばIPアドレス)を
格納する領域と3次企業であるか否かを示すフラグを格
納する領域と2次顧客コードを格納する領域と鋼材番号
配列を格納する領域とを備える。
【0091】このような3次顧客管理DB31−5と3
次顧客フラグテーブルをウェブサーバ21に設け、さら
に、ウェブサーバ21のCPU32は、図9および図1
0に示した動作において次のように動作すればよい。
【0092】すなわち、S14Wにおいて、CPU32
は、受領したユーザIDに基づいて顧客管理マスタDB
31−1を検索するだけでなく、3次顧客管理DB31
−5も検索し、顧客コードおよびパスワードを取得す
る。そして、CPU32は、顧客端末22から受領した
パスワードと顧客管理マスタDB31−1または3次顧
客管理DB31−5から取得したパスワードとが一致す
るか否かを判断する。
【0093】S15Wにおいて、CPU32は、両パス
ワードが不一致である場合には、本システムを使用する
使用権がない不正規アクセス者であると判断し、再度初
期画面を当該顧客端末22に表示させるべく処理をS1
3Wに戻す。一方、CPU32は、両パスワードが一致
する場合には、本システムを使用する使用権がある正規
顧客であると判断し、ログインを許可する。さらに、顧
客コードおよびパスワードを3次顧客管理DB31−7
から取得した場合には、3次顧客管理DB31−5から
2次顧客コードおよび鋼材番号配列も取得し、3次顧客
フラグテーブルに、顧客端末22を特定する情報と3次
企業である旨を示すフラグと2次顧客コードと鋼材番号
配列とを格納する。
【0094】そして、S16Wにおいて、CPU32
は、まず、顧客端末22を特定する情報に基づいて3次
顧客フラグテーブルを参照することによって、アクセス
中の顧客端末22が3次企業であるか否かを判断する。
判断の結果、3次企業ではない場合には2次企業である
と判断し、先に説明した通りに動作する。一方、3次企
業である場合には、鋼材番号配列に基づいてミルシート
諸元データDB31−2を検索し、当該鋼材番号に対応
するミルシート諸元データを取得する。CPU32は、
取得したミルシートの一覧を当該顧客端末22に表示さ
せるべく、原ミルシート諸元データのうちの、ミルシー
トを特定することができる一部分を転送する。さらに、
CPU32は、メモリ36に記憶されている合成プログ
ラムおよび履歴管理プログラムを当該顧客端末22に転
送する。
【0095】このようにして、3次企業は、当該3次企
業に配置された顧客端末22からミルシートを取得する
ことができる。そして、3次顧客管理DB31−5を設
けているので、鋼材番号配列によって当該3次企業に開
示するミルシートを制限することができる。このため、
当該3次企業は、1次企業の取引先や取引内容および2
次企業の取引先や取引内容を閲覧することができないの
で、1次企業および2次企業の営業秘密を守ることがで
きる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ミルシ
ートの諸元データをデータベースで電子的に管理するの
で、1次企業は、従来の紙媒体で保管する場合に比べて
小容積で保管することができる。さらに、ミルシートご
とに異なる諸元データの部分とミルシートに共通なミル
シート用紙の部分とを分けてデータベースで管理するの
で、両部分を一体としてミルシートをそのままデータベ
ースで管理するよりも小記憶容量で保存することができ
る。
【0097】また、2次企業は、端末からサーバにアク
セスして、ミルシートの記載項目が2次企業の要求に合
った、所望のミルシートに係るデータをサーバから得、
印刷することができる。そのため、ミルシートを紙媒体
で保存する必要がない。さらに、従来のように、ミルシ
ートの仕分け・封入・宛名書き作業がなく、また郵送な
どの時間がないので、従来に比べてミルシートをより早
く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミルシート配布システムの全体構
成を概略的に示すブロック図である。
【図2】ウェブサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】厚板のミルシート用紙の一例を示す図である。
【図4】厚板のミルシート用紙の他の一例を示す図であ
る。
【図5】線材のミルシート用紙の一例を示す図である。
【図6】薄板熱延のミルシート用紙の一例を示す図であ
る。
【図7】薄板冷延のミルシート用紙の一例を示す図であ
る。
【図8】顧客端末の構成を示すブロック図である。
【図9】配布システムの動作を示すフローチャート(そ
の1)である。
【図10】配布システムの動作を示すフローチャート
(その2)である。
【図11】ミルシートデリバリシステムの初期画面の一
例を示す図である。
【図12】作成済みミルシート一覧表示の表示画面の一
例を示す図である。
【図13】ミルシートの一例を示す図である。
【図14】従来の販売・製造・試験におけるシステムの
構成を示す図である。
【符号の説明】
11、301 ホストコンピュータ 12、31、302 データベース 12−1、302−1 オーダ管理マスタデータベース 12−2、302−2 生産管理データベース 12−3、302−3 材料試験データベース 12−4、302−4 規格マスタデータベース 12−5、302−5 顧客仕様マスタデータベース 13、303 通信装置 14、304 受注処理システム 15、305 製造処理システム 16、306 試験処理システム 17、308 端末装置 21 ウェブサーバ 22 顧客端末 23 通信回線 31−1 顧客管理マスタデータベース 31−2 ミルシート諸元データデータベース 31−3 ミルシートフォームイメージデータデータベ
ース 31−4 履歴管理データベース 32、42 中央処理装置 32−1、42−1 情報転送受領部 32−2、42−2 情報解析部 32−3 データベース操作部 32−4 諸元データ作成部 32−5 電子メール作成部 42−3 合成部 42−4 印刷監視部 45 表示装置 46、307 印刷装置 100 ミルシート配布システム 101 作成システム 102 配布システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 H04N 1/387 (72)発明者 中谷 義幸 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内 (72)発明者 安積 昭人 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内 Fターム(参考) 5B021 AA04 BB05 CC05 CC09 NN18 5C062 AA02 AA14 AA29 AB22 AB38 AC24 AC41 AC42 AC43 AC51 AE16 AF00 BA04 BD06 5C075 AB90 BB11 CA14 5C076 AA14 AA16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバから通信回線を介して接続される
    端末にミルシートを配布するミルシート配布システムに
    おいて、 前記サーバは、前記端末からの要求に従って、ミルシー
    トの複数の諸元からなる諸元データと、ミルシート用紙
    の画像データと、前記諸元データと前記画像データとを
    合成する合成プログラムとを前記端末に転送し、 前記端末は、受領した前記諸元データと前記画像データ
    とを受領した前記合成プログラムによって合成し、合成
    後のミルシートが印刷可能であることを特徴とするミル
    シート配布システム。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して接続される端末にミル
    シートを配布するミルシート配布装置において、 前記端末からの情報を前記通信回線を介して受領する情
    報受領手段と、 ミルシートの複数の諸元からなる複数の諸元データを登
    録する諸元データデータベースと、ミルシート用紙の複
    数の画像データを登録する用紙画像データデータベース
    と、前記諸元データと前記画像データとを合成する合成
    プログラムとを記憶する記憶手段と、 前記諸元データデータベースから前記端末からの情報に
    応じた諸元データを抽出すると共に、前記用紙画像デー
    タデータベースから前記端末からの情報に応じた画像デ
    ータを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出した諸元データおよび画像データ
    と、前記合成プログラムとを前記端末に転送する転送手
    段とを備えることを特徴とするミルシート配布装置。
  3. 【請求項3】 通信回線を介して接続される端末にミル
    シートを配布するミルシート配布装置において、 前記端末からの情報を前記通信回線を介して受領する情
    報受領手段と、 顧客を識別するための符号である顧客コードと、前記顧
    客のうち当該ミルシート配布装置を利用する権利を有す
    る利用者を識別するためのIDとが相互に対応付けて登
    録される顧客管理データベースと、 鋼材の品種を識別するための符号である品種コードと、
    ミルシート用紙の画像データとが相互に対応付けて登録
    される用紙画像データデータベースと、 前記顧客コードと、前記品種コードと、ミルシートの複
    数の諸元からなる諸元データとが相互に対応付けられて
    登録される諸元データデータベースと、 前記諸元データと前記画像データとを合成する合成プロ
    グラムと、 前記顧客管理データベース、前記用紙画像データデータ
    ベース、諸元データデータベースおよび合成プログラム
    を記憶する記憶手段と、 前記情報受領手段で受領した前記端末からのIDに基づ
    いて前記顧客管理データベースを検索して該IDに対応
    する顧客コードを取得し、取得した顧客コードに基づい
    て前記諸元データデータベースを検索して該顧客コード
    に対応する品種コードおよび諸元データを取得し、取得
    した品種コードに基づいて前記用紙画像データデータベ
    ースを検索して該品種コードに対応する画像データを取
    得する取得手段と、 前記取得手段で取得した諸元データおよび画像データ
    と、前記合成プログラムとを前記端末に転送する転送手
    段とを備えることを特徴とするミルシート配布装置。
  4. 【請求項4】 前記顧客管理データベースは、前記顧客
    コードと対応付けられて顧客の連絡先をさらに登録し、 新たな諸元データが前記諸元データデータベースに登録
    された場合に、該新たな諸元データ中の顧客コードに基
    づいて前記顧客管理データベースを検索して前記顧客コ
    ードに対応する顧客の連絡先を取得する連絡先取得手段
    と、 取得した前記顧客の連絡先に前記新たな諸元データのミ
    ルシートが作成された旨を通知する通知手段とをさらに
    備えることを特徴とする請求項3に記載のミルシート配
    布装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、ミルシートが端末で印
    刷された場合に、印刷されたミルシートを特定する情報
    と印刷されたミルシートの枚数と前記端末を使用する顧
    客を特定する情報とを含む印刷履歴情報を当該ミルシー
    ト配布装置に転送させる履歴情報転送プログラムと、前
    記印刷履歴情報と前記刷履歴情報に係る年月日とが相互
    に対応付けて登録される履歴管理データベースとをさら
    に記憶し、 前記転送手段は、前記履歴情報転送プログラムを前記端
    末にさらに転送し、 前記端末から前記印刷履歴情報が転送された場合に、年
    月日と共に転送された前記印刷履歴情報を前記履歴管理
    データベースに登録する登録手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項3に記載のミルシート配布装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷履歴情報は、使用目的、前記端
    末を特定する端末情報および印刷した印刷者を特定する
    印刷者情報のうち少なくとも1個をさらに含むことを特
    徴とする請求項5に記載のミルシート配布装置。
  7. 【請求項7】 前記登録手段は、前記諸元データに対応
    するミルシートの印刷枚数を前記履歴管理データベース
    から取得し、 前記転送手段は、取得した前記印刷枚数をさらに転送
    し、 前記履歴情報転送プログラムは、ミルシートを印刷する
    際に、前記印刷枚数に基づいて該ミルシートの印刷枚数
    に対応する番号を該ミルシートに、さらに印刷すること
    を特徴とする請求項5に記載のミルシート配布装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、前記顧客の顧客である
    3次企業を識別するための符号である3次顧客コード
    と、当該ミルシート配布装置を利用する権利を有する利
    用者を識別するための前記3次企業のIDと、正規の利
    用者であるか否かを判別するための前記3次企業のパス
    ワードと、前記顧客コードと、前記3次企業に開示可能
    なミルシートを特定する開示情報とを相互に対応付けて
    登録される3次顧客管理データベースをさらに記憶し、 前記取得手段は、前記情報受領手段で受領した前記端末
    からのIDに基づいて前記3次顧客管理データベースを
    検索して該IDに対応する開示情報を取得し、取得した
    開示情報に基づいて前記諸元データデータベースを検索
    して該開示情報に対応する品種コードおよび諸元データ
    を取得し、取得した品種コードに基づいて前記用紙画像
    データデータベースを検索して該品種コードに対応する
    画像データを取得する手段であることを特徴とする請求
    項3に記載のミルシート配布装置。
  9. 【請求項9】 前記3次顧客管理データベースは、さら
    に前記顧客に配置された端末より操作可能であることを
    特徴とする請求項8に記載のミルシート配布装置。
  10. 【請求項10】 通信回線を介して接続される端末にミ
    ルシートを配布するミルシート配布装置のミルシート配
    布方法において、 前記ミルシート配布装置は、 顧客を識別するための符号である顧客コードと、前記顧
    客のうち当該ミルシート配布装置を利用する権利を有す
    る利用者を識別するためのIDとが相互に対応付けて登
    録される顧客管理データベースと、 鋼材の品種を識別するための符号である品種コードと、
    ミルシート用紙の画像データとが相互に対応付けて登録
    される用紙画像データデータベースと、 前記顧客コードと、前記品種コードと、ミルシートの複
    数の諸元からなる諸元データとが相互に対応付けられて
    登録される諸元データデータベースと、 前記諸元データと前記画像データとを合成する合成プロ
    グラムとを記憶する記憶手段を備え、 前記端末からの情報を前記通信回線を介して受領する情
    報受領工程と、 前記情報受領手段で受領した前記端末からのIDに基づ
    いて前記顧客管理データベースを検索して該IDに対応
    する顧客コードを取得する工程と、 取得した顧客コードに基づいて前記諸元データデータベ
    ースを検索して該顧客コードに対応する品種コードおよ
    び諸元データを取得する工程と、 取得した品種コードに基づいて前記用紙画像データデー
    タベースを検索して該品種コードに対応する画像データ
    を取得する工程と、 取得した諸元データおよび画像データと、前記合成プロ
    グラムとを前記端末に転送する転送工程とを備えること
    を特徴とするミルシート配布方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1303560C (zh) * 2003-12-31 2007-03-07 冶金自动化研究设计院 一种一体化的钢铁企业生产过程在线计划调度系统与方法
JP2013109728A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Jfe Steel Corp ミルシート閲覧方法およびミルシート閲覧システム
JP2013114639A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Hitachi Systems Ltd 検査証明書管理システム、検査証明書の管理方法、およびプログラム
JP2016197463A (ja) * 2016-08-16 2016-11-24 Jfeスチール株式会社 ミルシート閲覧方法、ミルシート閲覧システム、ミルシート開示方法およびミルシート開示システム

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