JP2002259572A - 健康支援サービスのアドバイス装置 - Google Patents

健康支援サービスのアドバイス装置

Info

Publication number
JP2002259572A
JP2002259572A JP2001061303A JP2001061303A JP2002259572A JP 2002259572 A JP2002259572 A JP 2002259572A JP 2001061303 A JP2001061303 A JP 2001061303A JP 2001061303 A JP2001061303 A JP 2001061303A JP 2002259572 A JP2002259572 A JP 2002259572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advice
biological information
unit
health
biometric information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001061303A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Yamamoto
照夫 山本
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Toshihiko Yasui
利彦 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001061303A priority Critical patent/JP2002259572A/ja
Publication of JP2002259572A publication Critical patent/JP2002259572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 健康支援サービスの利用者に生体情報データ
を送信するということをほとんど意識させず、生体情報
に基づくサービスを提供する。 【解決手段】 生体情報の測定機能と通信機能を有する
健康機器15、16、17と、測定された生体情報が記
憶された生体情報記憶手段12と、前記健康機器15、
16、17の操作に基づいて生体情報を前記生体情報記
憶手段12に送信する通信手段18と、生体情報が記憶
される都度アドバイスを作成するアドバイス作成手段1
3と、このアドバイスを表示する表示手段19とを設け
ることにより、利用者の健康機器の操作だけで生体情報
を送信し、それに基づくアドバイスが作成され、利用者
はそれを閲覧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体情報に基づい
てアドバイスを作成する健康支援サービスのアドバイス
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアドバイス装置として
は、例えば特開平7−175404号公報に記載されて
いるものがあった。図14は前記公報に記載された従来
のアドバイス装置を示すものである。
【0003】図14において、健康診断データ1、問診
データ2、食生活に関するデータ3、運動生活に関する
データ4を入力部5から入力する。健康診断データ1と
問診データ2からは処理部6で生活習慣改善目標値を算
出し、食生活に関するデータ3と運動生活に関するデー
タ4ならびに問診データ2をもとに処理部6は食事の摂
取カロリーと栄養素の摂取量および各種運動の消費カロ
リーを求めて生活状況データとしてデータ記憶部7に累
積記録する。そしてこの生活状況データをもとに食生活
と運動生活におけるアドバイスとして生活習慣改善メニ
ューを作成するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成は、利用者が意識して各種の情報を入力しなけれ
ば、アドバイスを得ることはできない。これは、日常生
活行為にはないものであり、したがって、この種のサー
ビスは継続して始めて効果が得られる性質があるにもか
かわらず、本来狙いとする機能とは無関係である操作の
煩わしさが原因となって長続きしないという課題があっ
た。
【0005】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、生体情報データを送信するということをほとんど意
識させず、日常生活行為に適合したサービスを実現する
アドバイス装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、生体情報の測定機能と通信機能を有する健康
機器と、前記健康機器で測定された生体情報を記憶する
生体情報記憶手段と、前記健康機器の操作に基づいて生
体情報を前記生体情報記憶手段に送信する通信手段と、
前記生体情報記憶手段に新たに生体情報が記憶される都
度前記生体情報を参照してアドバイスを作成するアドバ
イス作成手段と、前記アドバイス作成手段によるアドバ
イスを表示する表示手段とを設けたものである。
【0007】これによって、利用者の健康機器の操作だ
けで生体情報を送信し、それに基づくアドバイスが作成
され、利用者はそれを閲覧する。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、身長
計、体重計、体脂肪率計、血圧計、尿糖値計、血糖値
計、コレステロール値計等の生体情報の測定機能および
測定した生体情報の通信機能を有する複数の健康機器の
うち少なくとも一つの健康機器と、前記健康機器で測定
された生体情報を記憶する生体情報記憶手段と、前記健
康機器の操作に基づいて生体情報を前記生体情報記憶手
段に送信する通信手段と、前記生体情報記憶手段に新た
に生体情報が記憶される都度前記生体情報を参照してア
ドバイスを作成するアドバイス作成手段と、前記アドバ
イス作成手段によるアドバイスを表示する表示手段とか
ら構成することにより、利用者が健康機器を使う際の操
作に伴って、測定した生体情報を通信手段に送信し、さ
らに通信手段がその生体情報を生体情報記憶手段に送信
して、それに応じたアドバイスが作成され、利用者は表
示手段でアドバイスを閲覧できる。すなわち、健康機器
で生体情報を測定する操作以外の煩わしさを最小限とし
て、測定した生体情報に基づくアドバイスサービスまで
享受することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、通信手段は、い
ずれかの健康機器から生体情報を受信したときに、その
生体情報を生体情報記憶手段に送信する構成とすること
により、測定した生体情報を即座に送信し、迅速なアド
バイスサービスを受けることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、通信手段は、生
体情報を一時的に記憶する生体情報一時記憶部と、送信
の条件を設定する送信条件設定部と、前記送信条件設定
部の出力に応じて前記生体情報一時記憶部の記憶内容を
生体情報記憶手段に送信する送信制御部とから構成する
ことにより、測定した生体情報をいったん生体情報一時
記憶部で記憶し、あらかじめ設定された条件を満足した
ときに生体情報を生体情報記憶手段に送信するので、通
信回線へのアクセス回数を減らしてトラフィックや通信
費用を軽減したり、生体情報の組み合わせや個数を制御
してより有効なアドバイスができるようにすることがで
きる。
【0011】請求項4に記載の発明は、送信制御部はタ
イマ手段を有し、送信条件設定部であらかじめ設定され
た送信時間間隔に従い、前記タイマ手段の出力に応じて
生体情報一時記憶部の記憶内容を生体情報記憶手段に送
信する構成とすることにより、測定された生体情報を一
定時間間隔で生体情報記憶手段に送信するので、ある程
度蓄積された生体情報を一括して送信することが可能
で、通信トラフィックやアドバイス作成手段の負荷を軽
減することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、送信制御部はク
ロック手段を有し、送信条件設定部であらかじめ設定さ
れた送信年月日時刻に従い、前記クロック手段の出力に
応じて生体情報一時記憶部の記憶内容を生体情報記憶手
段に送信する構成とすることにより、たとえば一日の蓄
積された生体情報を夜間に一括して送信することが可能
で、通信トラフィックやアドバイス作成手段の負荷を軽
減することができる。
【0013】請求項6に記載の発明は、送信制御部は、
生体情報一時記憶部に記憶された生体情報の種類が送信
条件設定部であらかじめ設定された条件を満たしたとき
に生体情報一時記憶部の記憶内容を生体情報記憶手段に
送信する構成とすることにより、アドバイスに必要な生
体情報の測定が完了した時点ではじめて生体情報記憶手
段に送信するので、有効なアドバイスを受けることがで
きるとともに、もし不足した生体情報があった場合には
アドバイスを受けられないので、それを測定する動機を
与えることもできる。
【0014】請求項7に記載の発明は、送信制御部は、
表示手段によりアドバイスを表示する操作がなされたと
きに生体情報一時記憶部の記憶内容を生体情報記憶手段
に送信する構成とすることにより、利用者がアドバイス
を閲覧しようとしたときに測定された生体情報を送信
し、それに基づくアドバイスが作成されてその内容を閲
覧することができるので、必要に応じて送信やアドバイ
ス作成がおこなわれ、通信回線のトラフィックやアドバ
イス作成の負荷は最小限となり、低コストのサービスを
提供したり、サービスの効率を向上させることができ
る。
【0015】請求項8に記載の発明は、アドバイス作成
手段は、生体情報記憶手段に記憶された生体情報のうち
アドバイス作成に必要な生体情報を抽出するアドバイス
作成対象生体情報抽出手段を有する構成とし、任意の生
体情報を用いてアドバイスを作成するので、より有効な
アドバイスを作成するための条件を自由に設定したり、
利用者の要求に応じたアドバイスを作成できる。
【0016】請求項9に記載の発明は、アドバイス作成
対象生体情報抽出手段は、生体情報記憶手段に記憶され
ている生体情報のうち、あらかじめ設定された一定期間
の生体情報を抽出する構成とし、たとえば一日や一週間
といった経時的な生体情報の変化に基づいてアドバイス
をするので、生活習慣を考慮したり、よい方向なのか悪
くなっているかといった傾向を考慮したアドバイスがで
きる。
【0017】請求項10に記載の発明は、アドバイス作
成対象生体情報抽出手段は、生体情報記憶手段に記憶さ
れている生体情報のうち、あらかじめ設定された少なく
ともひとつの特定の種類の生体情報を抽出する構成と
し、たとえば循環器系の疾患に関係の深い血圧を対象と
するなど、特定の疾病を想定したアドバイスができる。
【0018】請求項11に記載の発明は、健康機器は、
生体情報の測定完了時に通信手段に生体情報を送信する
構成とすることにより、利用者は健康機器による測定を
おこなうだけの操作で通信手段に生体情報が送信される
ので、測定以外に手を煩わせることなくアドバイスを受
けることができる。
【0019】請求項12の本発明は、請求項1〜11の
いずれか1つを機器に実現させるプログラムである。そ
して、プログラムを用いることでコンピュータやサーバ
ー等で容易に実現することができ、そのプログラムを記
録した記録媒体を用いることでソフトウエアをインスト
ールする作業が容易にできる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明の実施例1の構
成を示す図である。
【0022】サーバ11と、このサーバ11内に利用者
毎の生体情報が記憶された生体情報記憶手段12、この
生体情報に基づいてアドバイスを作成するアドバイス作
成手段13が設けられている。また、公衆回線網14を
用いて体重計15、体脂肪率計16、血圧計17の測定
データをサーバ11の生体情報記憶手段12に送信する
ための通信手段18を設け、さらに、公衆回線網15を
介してサーバ11に接続し、アドバイス作成手段13で
作成されたアドバイスを表示する表示手段19が設けら
れている。
【0023】なお、前記通信手段14および表示手段1
9とサーバ11との接続については一般的に採用されて
いるデータ通信をおこなうための手段を利用して実現す
るため、詳細な構成については省略する。
【0024】図2は生体情報記憶手段12の内容を示す
図である。記憶されているデータは複数の利用者2
1、利用者22、利用者23別に、利用者の年齢、
性別、身長、および測定データとしては、測定年月日時
刻、生体情報の種類およびその測定値、そしてそのデー
タに基づいてアドバイスがなされたかどうかのフラグで
ある。
【0025】図3は、アドバイス作成手段13の構成を
示し、アドバイス作成のためにその日一日の測定データ
を抽出するアドバイス作成対象生体情報抽出手段31、
このアドバイス作成対象生体情報抽出手段31で抽出さ
れた測定データとアドバイスの雛型データが記憶された
アドバイスデータベース32とからアドバイスを作成す
るアドバイス作成部33、作成されたアドバイスを利用
者に提示する提示アドバイス記憶部34とから構成され
る。提示アドバイス記憶部34の内容は具体的にはHT
MLで記述された文書であり、表示手段19でこのHT
ML文書を表示することによって利用者がアドバイスを
閲覧する。
【0026】図4は、体脂肪率計16と通信手段18の
構成を示し、体重計15についてはセンサ部41、セン
サ部41からの信号の変換や測定完了処理等をおこなう
測定制御部42、測定制御部42で測定された測定値を
送信するデータ送信部43とからなり、通信手段18は
体重計15のデータ送信部43からの測定データを受信
するデータ受信部44、公衆回線網14を通じてサーバ
11への測定データ送信を制御する送信制御部45、送
信制御部45により回線に接続する回線接続部46とか
らなる。また、体重計15および血圧計17の構成およ
びこれらと通信手段18との接続も体脂肪率計16に準
じる。なお、データ送信部43とデータ受信部44との
接続は、電波を用いた無線伝送である。
【0027】以上の構成において、その動作を図5のフ
ローチャートを用いて動作を説明する。
【0028】まず、ステップ51にて体脂肪率計16を
用いて体脂肪率を測定する。本実施例は、体脂肪率測定
の一方法として、人体を介した電極間に微弱電流を流し
て人体の電気抵抗値を測定し、それを身長、体重を考慮
して演算する方式である。センサ部41はすなわち電気
抵抗を測定する電極となるが、測定開始ボタンなどによ
り測定を始めると、測定制御部42が人体の電気抵抗を
測定する一連の動作と体脂肪率の演算とをおこなう。次
にステップ52では、測定が完了して体脂肪率が演算さ
れた時点で、その測定データを送信データ送信部43が
通信手段18のデータ受信部44に対して送信する。ス
テップ53では、受信された測定データは送信制御部4
5がそのままサーバ11に送信すべく回線接続部46を
制御して公衆回線網14に接続してサーバ11との通信
をおこなう。さらに、ステップ54にて、測定データを
受信したサーバ11は、それを生体情報記憶手段12に
記憶する。その後ステップ55で、アドバイス作成対象
生体情報検出手段21がこの体脂肪率が測定された日と
同じ日の他の測定データを抽出する。図2の利用者の
例では新しい方から3個の測定データ(体脂肪率、血
圧、体重)である。そして、ステップ56では、測定し
て送信された体脂肪率とその日の他の生体情報(体重、
血圧)に基づいて、アドバイス作成部33が適切なアド
バイスの雛型をアドバイスデータベース32の中から検
索してアドバイス文を作成する。さらに、ステップ57
では、アドバイス文をHTML文書化して提示アドバイ
ス記憶部34に記憶しておく。ステップ58は、アドバ
イス作成が完了した測定データを識別するために生体情
報記憶手段12のフラグを1にする。記憶されたアドバ
イスは、ステップ59にて表示手段19が公衆回線網1
4を用いてサーバ11に接続したときに表示され、利用
者がそれを閲覧する。
【0029】このように、本実施例では健康機器として
の体重計15、体脂肪計16、血圧計17で利用者が測
定すると、即座にそれがサーバ11に記憶されるととも
に、その測定データに応じたアドバイスが作成されて利
用者が閲覧することができるので、健康機器で測定する
だけの操作さえおこなっていれば、利用者がアドバイス
を受けたいと思ったときに表示手段19をサーバ11に
接続してアドバイスを閲覧することができる。
【0030】なお、本実施例では、サーバ11と通信手
段18との接続には公衆回線網14を用いたが、インタ
ーネット等他の通信手段を用いてもよい。
【0031】また、データ送信部43とデータ受信部4
4との接続は、電波による無線通信としたが、赤外線や
信号線を用いた有線接続でもかまわない。
【0032】さらに、アドバイス作成対象生体情報検出
手段21で抽出するデータの期間をその日のものとした
が、期間を1週間にするなど、長期間の生体情報を抽出
してアドバイス作成対象にすれば、経過を考慮したより
踏み込んだアドバイスができる。また、たとえば毎週月
曜日の生体情報を1年間にわたって抽出するといったよ
うなことも可能であり、生活パターンを考慮したり、よ
り長期間を対象としたアドバイスを効率化することもで
きる。
【0033】さらに、アドバイス作成部33は、アドバ
イス作成に先立って、一定期間の間に測定された同種の
測定データを平均するなどの演算をおこなっておいても
よい。
【0034】また、通信手段18と表示手段19とは別
設の構成でも、一体の構成でもよい。
【0035】(実施例2)次に本発明の実施例2につい
て説明する。実施例1と異なる点は、図6に示すよう
に、通信手段18内に健康機器からの測定データを一時
的に記憶する生体情報一時記憶部61と、この生体情報
一時記憶部61の内容をどういう条件でサーバ11に送
信するかを設定する送信条件設定部62を設けている。
ここでは一定の時間間隔で送信することとし、これに対
応したタイマ手段63を送信制御部45内に設けてい
る。
【0036】以上の構成において、その動作を図7のフ
ローチャートに示すが、実施例1のステップ52とステ
ップ53の間に、ステップ71としてタイマ手段63に
よる時間のカウントが入る点が異なり、この時間が満了
されるまでは測定データが生体情報一時記憶部61に記
憶されていく。タイマ手段63の満了時間は送信条件設
定部62に設定してある。
【0037】この実施例2の場合には、測定のたび毎に
データを送信せず、ある程度記憶された時点でサーバ1
1に接続して一括してデータを送信するという結果にな
るので、アドバイス作成手段13の負荷が小さくなるこ
とや、回線接続回数が減ってトラフィックが軽減される
こと、さらには通信コストがおさえられるといった効果
がある。
【0038】なお、送信条件設定部62で設定するタイ
マ手段の時間間隔は、利用者によって設定する方法の
他、サーバ11から公衆回線網14を介してサービス提
供者が設定する方法もある。
【0039】(実施例3)次に本発明の実施例3につい
て説明する。実施例2と異なる点は、図8に示すよう
に、タイマ手段63のかわりに時刻を計時するクロック
手段81を設けており、指定した時刻になったときに測
定データを一括してサーバ11に送信する構成としてい
る。動作は図9のフローチャートに示し、実施例2の判
断条件を時間満了に代わり、特定の送信時刻としている
(ステップ91)。この送信時刻は送信条件設定部62
に設定するが、時刻をひとつあるいは複数設定すること
の他、年月日時分秒および曜日のうちどれを設定するか
は任意であり、毎日同じ時刻であるとか、週一回たとえ
ば毎週金曜日の0:00に送信すると設定することもで
きる。
【0040】この実施例3においては、実施例2の効果
に加えて、送信のタイミング設定がきめ細かくできるの
で、利用者やサービス運用側のニーズにより柔軟に対応
することができる。
【0041】なお、送信条件設定部62で設定する送信
時刻は、利用者によって設定する方法の他、サーバ11
から公衆回線網14を介してサービス提供者が設定する
方法もある。
【0042】(実施例4)次に本発明の実施例4につい
て説明する。実施例2と異なる点は、図10に示すよう
に、タイマ手段63のかわりに生体情報一時記憶部61
に記憶されている測定データの種類を判断する生体情報
種類判断部101を設けており、送信すべき生体情報が
測定されているかどうかを判断して、それが満たされて
いるときにサーバ11に送信する。この実施例では体重
と体脂肪率が測定されている場合に送信する。また、ア
ドバイス作成対象生体情報抽出手段31は特定の種類の
生体情報だけを抽出してアドバイスをする構成としてい
る。そしてこの実施例では体重と体脂肪率のみ抽出す
る。動作は図11のフローチャートに示し、実施例2の
判断条件を時間満了に代わり、体重と体脂肪率が生体情
報一時記憶部61に存在するかどうかとなっている(ス
テップ111)。さらにステップ112では、アドバイ
ス作成対象の生体情報として体重と体脂肪率を抽出す
る。そして、ステップ113で体重と体脂肪率とに基づ
くアドバイスが作成される。
【0043】この実施例4は、体重、体脂肪を特定して
アドバイスを作成するので、肥満を解消するサービスに
適用するが、たとえば血糖値を抽出するものであれば、
糖尿病の予防や治療のサービスに適用できるというよう
に、この実施例の構成では、複数の異なるサービスを提
供することが可能になるという効果が得られる。アドバ
イス作成対象生体情報抽出手段31が抽出する特定種類
の生体情報はアドバイスに必要な組合せであり送信条件
設定部62で設定する。
【0044】なお、送信条件設定部62で設定する生体
情報は、利用者によって設定する方法の他、サーバ11
から公衆回線網14を介してサービス提供者が設定する
方法もある。
【0045】(実施例5)次に本発明の実施例5につい
て説明する。実施例2と異なる点は、図12に示すよう
に、タイマ手段63のかわりに表示手段19が起動され
たかどうかを検出する表示手段起動検出部121を設け
ており、表示手段19でアドバイスを閲覧しようとした
ときに測定データを送信し、その時点で即座にアドバイ
スを作成するものである。動作は図13のフローチャー
トに示し、実施例2の判断条件を時間満了に代わり、表
示手段19が起動したかどうかとなっている(ステップ
131)。
【0046】この実施例5は、たとえば利用者がアドバ
イスを閲覧しようとしたときに生体情報を送信してリア
ルタイムにアドバイスを作成するので、サーバ11への
測定データの送信が必要最小限となる利点がある。した
がって、利用者の使い勝手は変わらず、回線のトラフィ
ックの軽減や、サーバ11の負荷の軽減といった効果が
ある。
【0047】なお、図示しないが表示手段起動検出部1
21と表示手段とは有線通信または無線通信で接続され
ており、表示手段が操作されたときにその動作状態を示
す信号を表示手段起動検出部に送信することで表示手段
が起動されたかどうかを検出する。また、表示手段の起
動の他、表示内容の更新等の動作状態の変化を検出して
もよい。
【0048】(実施例6)次に図示しないが本発明の実
施例6について説明する。実施例1〜5との違いは、健
康機器に利用者によって操作される通信手段18への送
信ボタンを設けた点である。測定完了時に自動的に送信
する実施例1〜5は、利用者の煩わしさはないが、送信
したくないデータも含めてサーバ11に送信されること
があるが、健康機器に送信ボタンを設けることによっ
て、測定データを確認してから送信するという手順にな
る。操作がひとつ増えるが、確認することによる利点も
ある。
【0049】このように、健康機器は、利用者によって
操作される送信ボタンを備える構成とすることにより、
利用者は測定した生体情報を確認しながら送信操作をお
こなうので、アドバイスを受ける対象の生体情報を選択
することができる。ただしこの場合も別の情報端末など
に転記するというような煩わしさはなく、測定完了後に
ボタンを押すという最小限の操作でサービスを受けるこ
とが可能となる。
【0050】なお、本発明では健康機器として身長計、
体重計、体脂肪率計、血圧計で説明したがこのほかに尿
糖値計、血糖値計、コレステロール値計等であってもよ
い。
【0051】なお、通信手段と健康機器と表示手段とを
別筐体として図1等で説明したが本発明はこれにかぎる
ものではなく、通信手段と健康機器と表示手段の機能の
いくつかを一体化してもよい。また、例えば通信手段に
備えるよう説明した送信条件設定部を健康機器側に備え
るなど、他の手段や機器に備えるようにしてもよい。
【0052】また、本発明は、身長計、体重計、体脂肪
率計、血圧計、尿糖値計、血糖値計、コレステロール値
計等の健康機器で測定された生体情報を記憶する生体情
報記憶手段と、前記健康機器の操作に基づいて前記生体
情報を前記生体情報記憶手段に送信する通信手段であっ
て、前記通信手段は、いずれかの健康機器から生体情報
を受信したときに、その生体情報を生体情報記憶手段に
送信する通信手段を含む。
【0053】また、身長計、体重計、体脂肪率計、血圧
計、尿糖値計、血糖値計、コレステロール値計等の健康
機器で測定された生体情報を通信手段を介して受信し、
生体情報記憶手段に新たに前記生体情報が記憶される都
度アドバイスを作成するアドバイス作成手段を含む。
【0054】また、身長計、体重計、体脂肪率計、血圧
計、尿糖値計、血糖値計、コレステロール値計等の健康
機器で測定された生体情報を受け取り、生体情報記憶手
段に新たに前記生体情報が記憶される都度作成されるア
ドバイスを表示する表示手段を含む。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、利用者
が健康機器を使う際の従来どおりの操作以上のことはほ
とんどすることなく、生体情報に応じたアドバイスを受
けることができるので、極めて利便性の高いサービスを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における健康支援サービスの
アドバイス装置の構成図
【図2】同生体情報記憶手段の記憶内容を示した図
【図3】同アドバイス作成手段の構成図
【図4】同体重計と通信手段の構成図
【図5】同実施例1の動作のフローチャート
【図6】本発明の実施例2の通信手段の構成図
【図7】同実施例2の動作のフローチャート
【図8】同実施例3の通信手段の構成図
【図9】同実施例3の動作のフローチャート
【図10】同実施例4の通信手段の構成図
【図11】同実施例4の動作のフローチャート
【図12】同実施例5の通信手段の構成図
【図13】同実施例5の動作のフローチャート
【図14】従来の健康サービスのアドバイス装置の構成
【符号の説明】
12 生体情報記憶手段 13 アドバイス作成手段 14 公衆回線網 15 健康機器としての体重計 16 健康機器としての体脂肪率計 17 健康機器としての血圧計 18 通信手段 19 表示手段 31 アドバイス作成対象生体情報抽出手段 45 通信手段の送信制御部 61 生体情報一時記憶部 62 送信条件設定部 63 タイマ手段 81 クロック手段 101 生体情報種類判断部 102 表示手段起動検出部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身長計、体重計、体脂肪率計、血圧計、
    尿糖値計、血糖値計、コレステロール値計等の生体情報
    の測定機能および前記生体情報の通信機能を有する複数
    の健康機器のうち少なくとも一つの健康機器と、前記健
    康機器で測定された生体情報を記憶する生体情報記憶手
    段と、前記健康機器の操作に基づいて前記生体情報を前
    記生体情報記憶手段に送信する通信手段と、前記生体情
    報記憶手段に新たに前記生体情報が記憶される都度前記
    生体情報を参照してアドバイスを作成するアドバイス作
    成手段と、前記アドバイス作成手段によるアドバイスを
    表示する表示手段とから構成される健康支援サービスの
    アドバイス装置。
  2. 【請求項2】 通信手段は、いずれかの健康機器から生
    体情報を受信したときに、その生体情報を生体情報記憶
    手段に送信する請求項1記載の健康支援サービスのアド
    バイス装置。
  3. 【請求項3】 通信手段は、生体情報を一時的に記憶す
    る生体情報一時記憶部と、送信の条件を設定する送信条
    件設定部と、前記送信条件設定部の出力に応じて前記生
    体情報一時記憶部の記憶内容を生体情報記憶手段に送信
    する送信制御部とから構成された請求項1記載の健康支
    援サービスのアドバイス装置。
  4. 【請求項4】 送信制御部はタイマ手段を有し、送信条
    件設定部であらかじめ設定された送信時間間隔に従い、
    前記タイマ手段の出力に応じて生体情報一時記憶部の記
    憶内容を生体情報記憶手段に送信する請求項3記載の健
    康支援サービスのアドバイス装置。
  5. 【請求項5】 送信制御部はクロック手段を有し、送信
    条件設定部であらかじめ設定された送信年月日時刻に従
    い、前記クロック手段の出力に応じて生体情報一時記憶
    部の記憶内容を生体情報記憶手段に送信する請求項3記
    載の健康支援サービスのアドバイス装置。
  6. 【請求項6】 送信制御部は、生体情報一時記憶部に記
    憶された生体情報の種類が送信条件設定部であらかじめ
    設定された条件を満たしたときに生体情報一時記憶部の
    記憶内容を生体情報記憶手段に送信する請求項3記載の
    健康支援サービスのアドバイス装置。
  7. 【請求項7】 送信制御部は、表示手段によりアドバイ
    スを表示する操作がなされたときに生体情報一時記憶部
    の記憶内容を生体情報記憶手段に送信する請求項3記載
    の健康支援サービスのアドバイス装置。
  8. 【請求項8】 アドバイス作成手段は、生体情報記憶手
    段に記憶された生体情報のうちアドバイス作成に必要な
    生体情報を抽出するアドバイス作成対象生体情報抽出手
    段を有する構成とした請求項1〜7のいずれか一項記載
    の健康支援サービスのアドバイス装置。
  9. 【請求項9】 アドバイス作成対象生体情報抽出手段
    は、生体情報記憶手段に記憶されている生体情報のう
    ち、あらかじめ設定された一定期間の生体情報を抽出す
    る構成とした請求項8記載の健康支援サービスのアドバ
    イス装置。
  10. 【請求項10】 アドバイス作成対象生体情報抽出手段
    は、生体情報記憶手段に記憶されている生体情報のう
    ち、あらかじめ設定された少なくともひとつの特定の種
    類の生体情報を抽出する構成とした請求項8または9記
    載の健康支援サービスのアドバイス装置。
  11. 【請求項11】 健康機器は、生体情報の測定完了時に
    通信手段に生体情報を送信する構成とした請求項1〜1
    0のいずれか一項記載の健康支援サービスのアドバイス
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1つを機器
    に実現させるプログラム。
JP2001061303A 2001-03-06 2001-03-06 健康支援サービスのアドバイス装置 Pending JP2002259572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001061303A JP2002259572A (ja) 2001-03-06 2001-03-06 健康支援サービスのアドバイス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001061303A JP2002259572A (ja) 2001-03-06 2001-03-06 健康支援サービスのアドバイス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002259572A true JP2002259572A (ja) 2002-09-13

Family

ID=18920616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001061303A Pending JP2002259572A (ja) 2001-03-06 2001-03-06 健康支援サービスのアドバイス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002259572A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279051A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Yamaha Corp 生体情報管理装置および生体情報管理システム
JP2007259362A (ja) * 2006-03-26 2007-10-04 Tanita Corp 測定時間管理システム、データ送受信装置および測定時間管理方法
JP2007272284A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Sysmex Corp 健康管理システム
JP2009512929A (ja) * 2005-10-24 2009-03-26 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 再帰的教育:客観的データまたは主観的データにリンクした教材の自動配信方法
JP2014106696A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Hitachi Ltd 指導サポート情報配信システム及び方法
JP2016024633A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 株式会社DeNAライフサイエンス 情報処理装置、端末装置、情報処理システム、携帯型記録媒体、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体
CN113367658A (zh) * 2020-02-25 2021-09-10 夏普株式会社 生物体信息处理装置以及生物体信息处理方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279051A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Yamaha Corp 生体情報管理装置および生体情報管理システム
JP4525135B2 (ja) * 2004-03-30 2010-08-18 ヤマハ株式会社 生体情報管理システム
JP2009512929A (ja) * 2005-10-24 2009-03-26 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 再帰的教育:客観的データまたは主観的データにリンクした教材の自動配信方法
US10115482B2 (en) 2005-10-24 2018-10-30 Koninklijke Philips N.V. Reflexive education: a method for automated delivery of educational material linked to objective or subjective data
JP2007259362A (ja) * 2006-03-26 2007-10-04 Tanita Corp 測定時間管理システム、データ送受信装置および測定時間管理方法
JP2007272284A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Sysmex Corp 健康管理システム
JP2014106696A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Hitachi Ltd 指導サポート情報配信システム及び方法
JP2016024633A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 株式会社DeNAライフサイエンス 情報処理装置、端末装置、情報処理システム、携帯型記録媒体、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体
CN113367658A (zh) * 2020-02-25 2021-09-10 夏普株式会社 生物体信息处理装置以及生物体信息处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220054037A1 (en) Personal health management device, method and system
JP4005598B2 (ja) 血糖測定装置及びデータアップロード方法
JP5531711B2 (ja) 健康管理支援装置、健康管理支援システムおよび健康管理支援プログラム
JP4157031B2 (ja) 二つの携帯型医療装置間の無線データ情報を制御する方法とシステム
US20060015016A1 (en) Caloric balance weight control system and methods of making and using same
US20020165443A1 (en) Vital signs detection system, vital signs detection method, vital signs processing apparatus, and health control method
KR20040087870A (ko) 가정용 의료기를 이용한 온라인 건강 관리 방법 및 시스템
US20130331659A1 (en) User interface of a measurement device and system
KR101500673B1 (ko) 이동 통신 기기를 이용하는 건강 관리 시스템, 이동 통신 기기 및 건강 관리 방법
KR102124249B1 (ko) 건강 관련 앱과 웨어러블 기기를 이용한 성인초기 대상자를 위한 대사증후군 예방 프로그램
JP4069722B2 (ja) 健康管理端末
JPWO2007023818A1 (ja) リアルタイム情報収集・利用者支援システムおよびそれに用いられるサーバ制御プログラム
EP1512369A1 (en) Portable terminal device and life style-related disease patient-medical institution cooperation system
KR20140068726A (ko) 건강 정보 기반 맞춤형 식이 적합률 제공 방법
KR102321577B1 (ko) 애플리케이션 기반의 개인별 건강 분석에 따른 영양 관리 시스템 및 그 방법
US20120136218A1 (en) Remote healthcare system and healthcare method using the same
JP2004230099A (ja) 生体情報管理端末
JP5057499B2 (ja) 測定支援装置およびこれを利用する測定装置並びにプログラム
JP2002149830A (ja) 健康管理方法、アドバイス装置および健康管理システム
WO2001019237A1 (en) Health care system and method thereof
JP2002259572A (ja) 健康支援サービスのアドバイス装置
JP2007143672A (ja) 健康管理システム
JP2004135756A (ja) 健康管理端末および健康管理システム
JP2004302498A (ja) 食生活習慣改善支援装置
JP2004344265A (ja) 睡眠診断支援サーバおよびプログラム