JP2002259524A - 見積方法および装置並びにプログラム - Google Patents

見積方法および装置並びにプログラム

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JP2002259524A
JP2002259524A JP2001046862A JP2001046862A JP2002259524A JP 2002259524 A JP2002259524 A JP 2002259524A JP 2001046862 A JP2001046862 A JP 2001046862A JP 2001046862 A JP2001046862 A JP 2001046862A JP 2002259524 A JP2002259524 A JP 2002259524A
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Application number
JP2001046862A
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English (en)
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Yushi Fusaeda
祐志 房枝
Masayuki Murai
雅之 村井
Shigeki Kurahashi
茂樹 倉橋
Hiroyuki Kanai
宏之 金井
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見積業務を適切に遂行する。 【解決手段】 一括受注予定の複数の商品のおのおのに
ついて期待販売価格、見積価格、営業粗利益、値引額お
よび値引率を表示装置で表示するとともに、それら複数
の商品全体について目標見積価格、期待販売価格合計、
見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計および総合
値引率を表示装置で表示し、見積作業者の入力に基づく
商品ごとの見積価格の修正に応じてその商品の営業粗利
益、値引額および値引率、並びに、見積価格合計、営業
粗利益合計、値引額合計および総合値引率をシミュレー
ションして表示装置で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見積方法および装
置並びにプログラム(program)に関し、特に、
コンピュータ(computer)を使用して見積を行
う方法および装置、並びに、見積を行うための機能をコ
ンピュータに実現させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】商取引では、売り手から買い手に商品の
構成や価格等について見積を提示することが行われる。
買い手は提示された見積に基づいて売り手と交渉し、容
認可能な条件を得たところで取引を成立させる。取引す
る商品は、物品、情報、役務、金融商品等、多様な形態
をとる。
【0003】見積は、売り手の見積作成部署で作成さ
れ、決裁部署での決裁を経て買い手に提示される。商品
が複数の要素の組み合わせによって構成される場合は、
見積は商品の構成に関する見積および価格に関する見積
の両面で行われる。すなわち、見積作成者は、買い手が
要求する機能を実現する商品を適切な要素の組み合わせ
によって構成し、また、買い手と売り手の双方が容認可
能な価格を案出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】商品構成の面では、構
成要素は、商品の機能を実現する上で必要なものが欠け
てはならず、また余分なものを含まないことが望まれ
る。このため、例えばシステム(system)商品等
のように多種多様な要素からなる商品の見積を行う作業
者は、多数の候補の中から必要十分なものを選択する高
度な技量が要求される。
【0005】価格の面では、買い手が希望する購入価格
が売り手が期待する販売価格より低いときは、希望購入
価格に合わせて期待販売価格を値引しなければならず、
しかも売り手の利益は極力確保しなければならない。
【0006】そこで、本発明の課題は、見積業務を適切
に遂行する方法および装置、並びに、そのような見積を
行うための機能をコンピュータに実現させるプログラム
を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
するためのひとつの観点での発明は、コンピュータを使
用した見積方法であって、商品を構成する複数の要素の
候補を単価とともに表示装置で表示する要素リスト表示
ステップと、前記候補のうち見積作業者による入力に基
づいて選択されたものの単価を累計し商品の期待販売価
格として表示装置で表示する期待販売価格表示ステップ
と、それぞれが前記選択された要素の組み合わせによっ
て構成された複数の商品のおのおのについて期待販売価
格、見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうち
の少なくともいずれか1つを表示装置で表示するととも
に、それら複数の商品全体について目標見積価格、期待
販売価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額
合計および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つ
を表示装置で表示する試算額表示ステップと、見積作業
者の入力に基づく商品ごとの見積価格の修正に応じてそ
の商品の営業粗利益、値引額および値引率のうちの少な
くともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合計、前記
営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総合値引率
のうちの少なくともいずれか1つを再計算して表示装置
で表示する修正額表示ステップと、を具備することを特
徴とする見積方法である。
【0008】(2)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータを使用した見積装置であっ
て、商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表
示する要素リスト表示手段と、前記候補のうち見積作業
者による入力に基づいて選択されたものの単価を累計し
商品の期待販売価格として表示する期待販売価格表示手
段と、それぞれが前記選択された要素の組み合わせによ
って構成された複数の商品のおのおのについて期待販売
価格、見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のう
ちの少なくともいずれか1つを表示するとともに、それ
ら複数の商品全体について目標見積価格、期待販売価格
合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計およ
び総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表示す
る試算額表示手段と、見積作業者の入力に基づく商品ご
との見積価格の修正に応じてその商品の営業粗利益、値
引額および値引率のうちの少なくともいずれか1つ、並
びに、前記見積価格合計、前記営業粗利益合計、前記値
引額合計および前記総合値引率のうちの少なくともいず
れか1つを再計算して表示する修正額表示手段と、を具
備することを特徴とする見積装置である。
【0009】(3)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータを使用した見積を行うため
のプログラムであって、商品を構成する複数の要素の候
補を単価とともに表示装置で表示する要素リスト表示機
能と、前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて
選択されたものの単価を累計し商品の期待販売価格とし
て表示装置で表示する期待販売価格表示機能と、それぞ
れが前記選択された要素の組み合わせによって構成され
た複数の商品のおのおのについて期待販売価格、見積価
格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少なくと
もいずれか1つを表示装置で表示するとともに、それら
複数の商品全体について目標見積価格、期待販売価格合
計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計および
総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表示装置
で表示する試算額表示機能と、見積作業者の入力に基づ
く商品ごとの見積価格の修正に応じてその商品の営業粗
利益、値引額および値引率のうちの少なくともいずれか
1つ、並びに、前記見積価格合計、前記営業粗利益合
計、前記値引額合計および前記総合値引率のうちの少な
くともいずれか1つを再計算して表示装置で表示する修
正額表示機能と、をコンピュータに実現させることを特
徴とするプログラムである。
【0010】上記(1)〜(3)に記載の各観点での発
明では、それぞれが選択された要素の組み合わせによっ
て構成された複数の商品のおのおのについて期待販売価
格、見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうち
の少なくともいずれか1つを表示装置で表示するととも
に、それら複数の商品全体について目標見積価格、期待
販売価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額
合計および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つ
を表示装置で表示し、見積作業者の入力に基づく商品ご
との見積価格の修正に応じてその商品の営業粗利益、値
引額および値引率のうちの少なくともいずれか1つ、並
びに、複数の商品全体についての見積価格合計、営業粗
利益合計、値引額合計および総合値引率のうちの少なく
ともいずれか1つを再計算して表示装置で表示するの
で、商品ごとの見積価格の修正による、その商品の営業
粗利益、値引額および値引率のうちの少なくともいずれ
か1つ、並びに、複数の商品全体についての見積価格合
計、営業粗利益合計、値引額合計および総合値引率のう
ちの少なくともいずれか1つをシミュレーションするこ
とができる。したがって、このシミュレーションを通じ
て、複数の商品全体として、見積価格を目標見積価格に
合わせつつ最大の利益を確保する最適な見積価格を求め
ることができる。
【0011】(4)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータを使用した見積方法であっ
て、商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表
示装置で表示する要素リスト表示ステップと、前記候補
のうち見積作業者による入力に基づいて選択されたもの
の単価を累計し商品の期待販売価格として表示装置で表
示する期待販売価格表示ステップと、それぞれが前記選
択された要素の組み合わせによって構成された複数の商
品のおのおのについて期待販売価格、見積価格、営業粗
利益、値引額および値引率のうちの少なくともいずれか
1つを表示装置で表示するとともに、それら複数の商品
全体について目標見積価格、期待販売価格合計、見積価
格合計、営業粗利益合計、値引額合計および総合値引率
のうちの少なくともいずれか1つを表示装置で表示する
試算額表示ステップと、見積作業者の入力に基づく商品
ごとの値引額の修正に応じてその商品の見積価格、営業
粗利益および値引率のうちの少なくともいずれか1つ、
並びに、前記見積価格合計、前記営業粗利益合計、前記
値引額合計および前記総合値引率のうちの少なくともい
ずれか1つを再計算して表示装置で表示する修正額表示
ステップと、を具備することを特徴とする見積方法であ
る。
【0012】(5)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータを使用した見積装置であっ
て、商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表
示する要素リスト表示手段と、前記候補のうち見積作業
者による入力に基づいて選択されたものの単価を累計し
商品の期待販売価格として表示する期待販売価格表示手
段と、それぞれが前記選択された要素の組み合わせによ
って構成された複数の商品のおのおのについて期待販売
価格、見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のう
ちの少なくともいずれか1つを表示するとともに、それ
ら複数の商品全体について目標見積価格、期待販売価格
合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計およ
び総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表示す
る試算額表示手段と、見積作業者の入力に基づく商品ご
との値引額の修正に応じてその商品の見積価格、営業粗
利益および値引率のうちの少なくともいずれか1つ、並
びに、前記見積価格合計、前記営業粗利益合計、前記値
引額合計および前記総合値引率のうちの少なくともいず
れか1つを再計算して表示する修正額表示手段と、を具
備することを特徴とする見積装置である。
【0013】(6)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータを使用した見積方法であっ
て、商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表
示装置で表示する要素リスト表示機能と、前記候補のう
ち見積作業者による入力に基づいて選択されたものの単
価を累計し商品の期待販売価格として表示装置で表示す
る期待販売価格表示機能と、それぞれが前記選択された
要素の組み合わせによって構成された複数の商品のおの
おのについて期待販売価格、見積価格、営業粗利益、値
引額および値引率のうちの少なくともいずれか1つを表
示装置で表示するとともに、それら複数の商品全体につ
いて目標見積価格、期待販売価格合計、見積価格合計、
営業粗利益合計、値引額合計および総合値引率のうちの
少なくともいずれか1つを表示装置で表示する試算額表
示機能と、見積作業者の入力に基づく商品ごとの値引額
の修正に応じてその商品の見積価格、営業粗利益および
値引率のうちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記
見積価格合計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計お
よび前記総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを
再計算して表示装置で表示する修正額表示機能と、をコ
ンピュータに実現させることを特徴とするプログラムで
ある。
【0014】上記(4)〜(6)に記載の各観点での発
明では、それぞれが選択された要素の組み合わせによっ
て構成された複数の商品のおのおのについて期待販売価
格、見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうち
の少なくともいずれか1つを表示装置で表示するととも
に、それら複数の商品全体について目標見積価格、期待
販売価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額
合計および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つ
を表示装置で表示し、見積作業者の入力に基づく商品ご
との値引額の修正に応じてその商品の見積価格、営業粗
利益および値引率のうちの少なくともいずれか1つ、並
びに、複数の商品全体についての見積価格合計、営業粗
利益合計、値引額合計および総合値引率のうちの少なく
ともいずれか1つを再計算して表示装置で表示するの
で、商品ごとの値引額の修正による、その商品の見積価
格、営業粗利益および値引率のうちの少なくともいずれ
か1つ、並びに、複数の商品全体についての見積価格合
計、営業粗利益合計、値引額合計および総合値引率のう
ちの少なくともいずれか1つをシミュレーションするこ
とができる。したがって、このシミュレーションを通じ
て、複数の商品全体として、見積価格を目標見積価格に
合わせつつ最大の利益を確保する最適な見積価格を求め
ることができる。
【0015】(7)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータを使用した見積方法であっ
て、商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表
示装置で表示する要素リスト表示ステップと、前記候補
のうち見積作業者による入力に基づいて選択されたもの
の単価を累計し商品の期待販売価格として表示装置で表
示する期待販売価格表示ステップと、それぞれが前記選
択された要素の組み合わせによって構成された複数の商
品のおのおのについて期待販売価格、見積価格、営業粗
利益、値引額および値引率のうちの少なくともいずれか
1つを表示装置で表示するとともに、それら複数の商品
全体について目標見積価格、期待販売価格合計、見積価
格合計、営業粗利益合計、値引額合計および総合値引率
のうちの少なくともいずれか1つを表示装置で表示する
試算額表示ステップと、見積作業者の入力に基づく商品
ごとの値引率の修正に応じてその商品の見積価格、営業
粗利益および値引額のうちの少なくともいずれか1つ、
並びに、前記見積価格合計、前記営業粗利益合計、前記
値引額合計および前記総合値引率のうちの少なくともい
ずれか1つを再計算して表示装置で表示する修正額表示
ステップと、を具備することを特徴とする見積方法であ
る。
【0016】(8)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータを使用した見積装置であっ
て、商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表
示する要素リスト表示手段と、前記候補のうち見積作業
者による入力に基づいて選択されたものの単価を累計し
商品の期待販売価格として表示する期待販売価格表示手
段と、それぞれが前記選択された要素の組み合わせによ
って構成された複数の商品のおのおのについて期待販売
価格、見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のう
ちの少なくともいずれか1つを表示するとともに、それ
ら複数の商品全体について目標見積価格、期待販売価格
合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計およ
び総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表示す
る試算額表示手段と、見積作業者の入力に基づく商品ご
との値引率の修正に応じてその商品の見積価格、営業粗
利益および値引額のうちの少なくともいずれか1つ、並
びに、前記見積価格合計、前記営業粗利益合計、前記値
引額合計および前記総合値引率のうちの少なくともいず
れか1つを再計算して表示する修正額表示手段と、を具
備することを特徴とする見積装置である。
【0017】(9)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、コンピュータを使用した見積方法であっ
て、商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表
示装置で表示する要素リスト表示機能と、前記候補のう
ち見積作業者による入力に基づいて選択されたものの単
価を累計し商品の期待販売価格として表示装置で表示す
る期待販売価格表示機能と、それぞれが前記選択された
要素の組み合わせによって構成された複数の商品のおの
おのについて期待販売価格、見積価格、営業粗利益、値
引額および値引率のうちの少なくともいずれか1つを表
示装置で表示するとともに、それら複数の商品全体につ
いて目標見積価格、期待販売価格合計、見積価格合計、
営業粗利益合計、値引額合計および総合値引率のうちの
少なくともいずれか1つを表示装置で表示する試算額表
示機能と、見積作業者の入力に基づく商品ごとの値引率
の修正に応じてその商品の見積価格、営業粗利益および
値引額のうちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記
見積価格合計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計お
よび前記総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを
再計算して表示装置で表示する修正額表示機能と、をコ
ンピュータに実現させることを特徴とするプログラムで
ある。
【0018】上記(7)〜(9)に記載の各観点での発
明では、それぞれが選択された要素の組み合わせによっ
て構成された複数の商品のおのおのについて期待販売価
格、見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうち
の少なくともいずれか1つを表示装置で表示するととも
に、それら複数の商品全体について目標見積価格、期待
販売価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額
合計および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つ
を表示装置で表示し、見積作業者の入力に基づく商品ご
との値引率の修正に応じてその商品見積価格、営業粗利
益および値引額のうちの少なくともいずれか1つ、並び
に、複数の商品全体についての見積価格合計、営業粗利
益合計、値引額合計および総合値引率のうちの少なくと
もいずれか1つを再計算して表示装置で表示するので、
商品ごとの値引率の修正に応じてその商品の見積価格、
営業粗利益および値引額のうちの少なくともいずれか1
つ、並びに、複数の商品全体についての見積価格合計、
営業粗利益合計、値引額合計および総合値引率のうちの
少なくともいずれか1つをシミュレーションすることが
できる。したがって、このシミュレーションを通じて、
複数の商品全体として、見積価格を目標見積価格に合わ
せつつ最大の利益を確保する最適な見積価格を求めるこ
とができる。
【0019】上記各観点での発明において、前記要素リ
スト表示で見積対象商品に関わる要素のみについて候補
および単価を表示することが、不必要な要素が選択され
る可能性を排除する点で好ましい。
【0020】上記各観点での発明において、前記期待販
売価格表示で前記目標見積価格をも表示することが、期
待販売価格と目標見積価格を比較しながら要素選択を遂
行できる点で好ましい。
【0021】その場合、前記目標見積価格と前記期待販
売価格との差額をも表示することが、両者の比較を容易
にする点で好ましい。上記各観点での発明において、前
記期待販売価格表示で前記期待販売価格とすでに要素の
選択が完了している他の商品の期待販売価格との合算額
をも表示することが、期待販売価格の合算額と目標見積
価格を比較しながら複数の商品について要素選択を行え
る点で好ましい。
【0022】その場合、前記期待販売価格表示ステップ
で前記目標見積価格と前記合算額との差額をも表示する
ことが、両者の比較を容易にする点で好ましい。上記各
観点での発明において、前記試算額表示で前記目標見積
価格と前記見積価格合計との差額をも表示することが、
目標見積価格と見積価格合計との乖離を把握する点で好
ましい。
【0023】上記各観点での発明において、前記修正額
表示で前記目標見積価格と前記見積価格合計との差額を
も再計算して表示することが、シミュレーションを適切
に行う点で好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に、見積・決裁システ
ム(system)の概念図を示す。
【0025】図1に示すように、本システムは、通信ネ
ットワークで接続された複数の端末によって構成され
る。以下、通信ネットワークを単にネットワークともい
う。ネットワークには内部ネットワーク100が含まれ
る。内部ネットワーク100は企業内のネットワークで
あり、例えばLAN(Local Area Netw
ork)である。なお、内部ネットワークはLANに限
るものではなく、例えばWAN(Wide Area
Network)あるいはイントラネット(Intra
net)等であって良い。
【0026】ネットワークには、また、公衆電話回線1
10が含まれる。公衆電話回線110はインターフェー
ス(interface)112を介して内部ネットワ
ーク100に接続される。インターフェース112はモ
デム(modem)の機能を有する。
【0027】ネットワークには、さらに、インターネッ
ト(Internet)120が含まれる。インターネ
ット120はインターフェース122を介して内部ネッ
トワーク100に接続される。インターフェース122
は、内部ネットワーク100への不正なアクセス(ac
cess)を阻止するファイヤーウォール(firew
all)機能を有する。インターネット120には公衆
電話回線130が接続されている。なお、インターネッ
ト120上のプロバイダ(provider)について
は図示を省略する。
【0028】内部ネットワーク100にはサーバー(s
erver)端末200が接続される。サーバー端末2
00は、見積作成用の参照情報に関するデータベース
(data base)を保管している。見積作成用の
参照情報には商品とその価格に関する情報が含まれる。
また、既成の見積に関する情報が含まれる。これによっ
て、サーバー端末200はデータベース・サーバーとし
て機能する。サーバー端末200は、また、メールサー
バー(mail server)の機能をも有する。な
お、メールサーバーはデータベース・サーバーとは物理
的に別体の端末としても良い。
【0029】サーバー端末200は、例えばメインフレ
ーム・コンピュータ(mainframe compu
ter)等によって構成される。なお、メインフレーム
・コンピュータに限らず大型または中型の適宜のコンピ
ュータであって良い。
【0030】内部ネットワーク100には、また、見積
端末300が接続される。見積端末300は、見積作成
者が見積を作成するのに使用するものである。見積端末
300は例えばデスクトップ・コンピュータ(Desk
top Computer)等によって構成される。な
お、それに限るものではなく、WS(Work Sta
tion)等、中小型の適宜のコンピュータであって良
い。あるいはノート型PC(Notebook typ
e Personal Computer)等であって
良い。
【0031】見積端末300はネットワーク上に複数台
あり得るが1台だけを代表的に図示する。見積端末30
0は、本発明の見積装置の実施の形態の一例である。本
装置の構成によって、本発明の装置についての実施の形
態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の
方法についての実施の形態の一例が示される。
【0032】内部ネットワーク100には、さらに、決
裁端末400が接続される。決裁端末400は、決裁者
が使用して見積を決裁するものである。決裁端末400
は例えばデスクトップ・コンピュータ等によって構成さ
れる。なお、それに限るものではなく、例えばWS等、
中小型の適宜のコンピュータであって良い。決裁端末4
00は、決裁者の役割分担あるいは決裁権限の階層に応
じて、ネットワーク上に複数台あり得るが1台だけを代
表的に図示する。
【0033】なお、サーバー端末200、見積端末30
0および決裁端末400は、少なくとも論理的(log
ical)に異なるものであれば良く、物理的(phy
sical)には必ずしも別体である必要はない。
【0034】すなわち、例えば、物理的には同一の端末
を見積作成者が見積端末300として使用し、決裁者が
決裁端末400として使用することがあっても良く、あ
るいは、サーバー端末200を決裁者が決裁端末400
として使用することがあっても良い。
【0035】決裁端末400の代わりに、あるいはそれ
に加えて、携帯決裁端末500が内部ネットワーク10
0に接続される。携帯決裁端末500は内部ネットワー
ク100から切り離して携帯することが可能である。携
帯決裁端末500は、例えばノート型PC等、携帯可能
な小型コンピュータによって構成される。なお、それに
限らず例えば携帯情報端末(PDA:Personal
Data Assistant)等、適宜の携帯情報
機器であって良い。ただし、いずれもデータ通信機能を
持つものであることはいうまでもない。
【0036】公衆電話回線110にも、モデム114を
介して携帯決裁端末500が接続可能になっている。ま
た、データ通信機能を持つ携帯電話600も携帯決裁端
末となり得る。携帯電話600は無線基地116を通じ
て公衆電話回線110に接続される。データ通信機能を
持つ簡易型携帯電話700も携帯決裁端末となり得る。
簡易型携帯電話700は無線基地118を通じて公衆電
話回線110に接続される。
【0037】インターネット120に接続された公衆電
話回線130にも、同様に、モデム134、無線基地1
36および無線基地138を通じて、携帯決裁端末50
0、携帯電話600および簡易型携帯電話700がそれ
ぞれ接続可能になっている。
【0038】図2に、サーバー端末200のブロック
(block)図を示す。同図に示すように、サーバー
端末200は処理部202を有する。処理部202は例
えばコンピュータのCPU(Central Proc
essing Unit)等によって構成される。処理
部202は通信部210を通じてネットワーク100上
でのデータ通信を行う。
【0039】処理部202には表示部204および操作
部206が接続されている。表示部204は例えばグラ
フィックディスプレー(graphic displa
y)等によって構成される。操作部206は例えばキー
ボード(keyboard)等によって構成される。キ
ーボードには例えばマウス(mouse)等のポインテ
ィングデバイス(pointing device)が
付属する。処理部202は、これら表示部204および
操作部206を通じて、操作者によるインタラクティブ
(interactive)な操作が可能になってい
る。
【0040】処理部202には貯蔵部208が接続され
ている。貯蔵部208は、データベースを貯蔵してい
る。また、処理部202のための種々のプログラム(p
rogram)を記憶している。処理部202がそれら
プログラムを実行することにより、サーバー端末200
が所定の機能を果たす。
【0041】図3に、見積端末300のブロック図を示
す。同図に示すように、見積端末300は処理部302
を有する。処理部302は例えばコンピュータのMPU
(Micro Processing Unit)等に
よって構成される。処理部302は通信部310を通じ
てネットワーク100上でのデータ通信を行う。
【0042】処理部302には表示部304および操作
部306が接続されている。表示部304は例えばグラ
フィックディスプレー等によって構成される。操作部3
06は例えばキーボード等によって構成される。キーボ
ードには例えばマウス等のポインティングデバイスが付
属する。
【0043】処理部302は、これら表示部304およ
び操作部306を通じて、操作者(見積作成者)による
インタラクティブな操作が可能になっている。操作者に
よる操作の下で、処理部302は後述するような見積作
成用の各種の手続を実行する。
【0044】処理部302には貯蔵部308が接続され
ている。貯蔵部308は、処理部302のための種々の
プログラムを記憶している。処理部302がそれらプロ
グラムを実行することにより、見積端末300が所定の
機能を果たす。
【0045】図4に、決裁端末400のブロック図を示
す。同図に示すように、決裁端末400は処理部402
を有する。処理部402は例えばコンピュータのMPU
等によって構成される。処理部402は通信部410を
通じてネットワーク100上でのデータ通信を行う。
【0046】処理部402には表示部404および操作
部406が接続されている。表示部404は例えばグラ
フィックディスプレー等によって構成される。操作部4
06は例えばキーボード等によって構成される。キーボ
ードには例えばマウス等のポインティングデバイスが付
属する。
【0047】処理部402は、これら表示部404およ
び操作部406を通じて、操作者(決裁者)によるイン
タラクティブな操作が可能になっている。操作者による
操作の下で、処理部402は後述するような決裁用の各
種の手続を実行する。
【0048】処理部402には貯蔵部408が接続され
ている。貯蔵部408は、処理部402のための種々の
プログラムを記憶している。処理部402がそれらプロ
グラムを実行することにより、決裁端末400が所定の
機能を果たす。
【0049】図5に、携帯決裁端末500のブロック図
を示す。同図に示すように、携帯決裁端末500は処理
部502を有する。処理部502は例えばコンピュータ
のMPU等によって構成される。処理部502は通信部
510を通じてネットワーク100上でのデータ通信を
行う。
【0050】処理部502には表示部504および操作
部506が接続されている。表示部504は例えばグラ
フィックディスプレー等によって構成される。操作部5
06は例えばキーボード等によって構成される。キーボ
ードには例えばグライドパッド(glide pad)
等のポインティングデバイスが付属する。
【0051】処理部502は、これら表示部504およ
び操作部506を通じて、操作者(決裁者)によるイン
タラクティブな操作が可能になっている。操作者による
操作の下で、処理部502は後述するような決裁用の各
種の手続を実行する。
【0052】処理部502には貯蔵部508が接続され
ている。貯蔵部508は、処理部502のための種々の
プログラムを記憶している。処理部502がそれらプロ
グラムを実行することにより、携帯決裁端末500が所
定の機能を果たす。
【0053】図6に、携帯電話600のブロック図を示
す。同図に示すように、携帯電話600は処理部602
を有する。処理部602は例えばMPU等によって構成
される。処理部602は通信部610を通じてネットワ
ーク100上でのデータ通信を行う。
【0054】処理部602には表示部604および操作
部606が接続されている。表示部604は例えばグラ
フィックディスプレー等によって構成される。操作部6
06は例えばキーボード等によって構成される。
【0055】処理部602は、これら表示部604およ
び操作部606を通じて、操作者(決裁者)によるイン
タラクティブな操作が可能になっている。操作者による
操作の下で、処理部602は後述するような決裁用の各
種の手続を実行する。
【0056】処理部602には貯蔵部608が接続され
ている。貯蔵部608は、処理部602のための種々の
プログラムを記憶している。処理部602がそれらプロ
グラムを実行することにより、携帯電話600が決裁端
末としての機能を果たす。
【0057】処理部602には送話部612および受話
部614が接続されている。送話部612は例えばマイ
クロフォン(microphone)等によって構成さ
れる。受話部614は例えばスピーカ(speake
r)等によって構成される。操作者はこれらを通じて通
話をすることができる。
【0058】図7に、簡易型携帯電話700のブロック
図を示す。同図に示すように、簡易型携帯電話700は
処理部702を有する。処理部702は例えばMPU等
によって構成される。処理部702は通信部710を通
じてネットワーク100上でのデータ通信を行う。
【0059】処理部702には表示部704および操作
部706が接続されている。表示部704は例えばグラ
フィックディスプレー等によって構成される。操作部7
06は例えばキーボード等によって構成される。
【0060】処理部702は、これら表示部704およ
び操作部706を通じて、操作者(決裁者)によるイン
タラクティブな操作が可能になっている。操作者による
操作の下で、処理部702は後述するような決裁用の各
種の手続を実行する。
【0061】処理部702には貯蔵部708が接続され
ている。貯蔵部708は、処理部702のための種々の
プログラムを記憶している。処理部702がそれらプロ
グラムを実行することにより、簡易型携帯電話700が
決裁端末としての機能を果たす。簡易型携帯電話700
を用いた場合は、携帯電話600が使用不可能な例えば
地下街等においても決裁業務を行うことができる。
【0062】処理部702には送話部712および受話
部714が接続されている。送話部712は例えばマイ
クロフォン等によって構成される。受話部714は例え
ばスピーカ等によって構成される。操作者はこれらを通
じて通話をすることができる。
【0063】本システムの動作を説明する。ただし、以
下の説明に出てくる名称、金額、個数等は架空のもので
ある。図8に、本システムによる見積の手続のフォロー
(follow)図を示す。同図では、縦に区切った4
つの区画に、左から順に、見積依頼者、見積作成者、決
裁者および上位決裁者の手続をそれぞれ示す。見積依頼
者は、商品の最終需要者あるいは中間の代理業者等であ
る。
【0064】同図に示すように、手続802で、見積依
頼者から所望の商品について見積が依頼される。この見
積依頼に基づいて、見積作成者が手続804で見積を作
成する。見積作成は見積端末300を使用して行われ
る。
【0065】図9に、見積作成のさらに詳細な手続のフ
ォロー図を示す。同図の上部に横並びに示すように、見
積を作成する方法は4通り用意されている。左から順
に、1番目の方法は、ホスト(host)から機種を選
んで作成する方法である。機種は、本発明における商品
の実施の形態の一例である。以下商品を機種ともいう。
【0066】ホストとはサーバー端末200のことであ
る。ホストから機種を選ぶとはホストが有するデータベ
ースに登録されている機種リスト(list)の中から
適宜の機種を選ぶことを意味する。
【0067】2番目の方法は、PCにある機種から作成
する方法である。PCとは見積端末300のことであ
る。PCにある機種から作成するとは、見積端末300
が有する機種リストの中から適宜の機種を選んで見積を
作成することを意味する。見積端末300が有する機種
リストは、サーバー端末200のデータベースの所要部
分を予めダウンロード(down load)すること
等により構成される。
【0068】3番目の方法は、ホストの見積をコピー
(copy)して作成する方法である。ホストの見積を
コピーして作成するとは、サーバー端末200のデータ
ベースに登録されている既成の見積をコピーし、それを
利用して見積を作成することを意味する。サーバー端末
200のデータベースには、取引が成立した過去の見積
が全て登録されている。
【0069】4番目の方法は、PCにある見積から作成
する方法である。PCにある見積から作成するとは、見
積端末300に保存されている既成の見積を利用して見
積を作成することを意味する。見積端末300には、こ
の端末で作成した過去の見積が保存されているので、そ
れを利用することが可能である。あるいは、過去の見積
をサーバー端末200のデータベースから予めダウンロ
ードしておいても良い。
【0070】このような4種類の方法のいずれかによる
見積作成を可能にするために、見積端末300は例えば
図10に示すような作業画面を有する。この作業画面は
GUI(Graphical User Interf
ace)を用いて構成される。以下に述べる他の作業画
面も同様である。
【0071】同図に示すように、画面の左側の「新規」
という表示の下にGUIによる4つのボタン(butt
on)がある。この部分の拡大図を図11に示す。これ
ら4つのボタンが見積作成の4つの方法にそれぞれ対応
する。作業者は所望の1つをポインティングデバイスで
クリック(click)して見積作成方法を選択する。
以下の作業者の操作は、特に断らない限り、ポインティ
ングデバイスによるGUIのクリックである。
【0072】以下、4つの方法のうち1番目の方法によ
り見積を作成する動作と2番目の方法により見積を作成
する動作について説明する。 (1)ホストから機種を選んで作成 この方法は、4つのボタンのうち右上のボタンをクリッ
クすることにより選択される。この方法を選択すると、
例えば図12に示すような機種選択画面が表示される。
同図に示すように、機種選択画面には機種リストが表示
される。作業者は、この中から見積対象機種を指定し、
機種コピーすなわち指定した機種に関するデータベース
のダウンロードを行う。
【0073】この手続が、図9に示した手続902であ
る。これによって、ホストから機種のダウンロードが行
われ、例えば図13に示すような製品群選択画面が表示
される。同図に示すように、この画面には最上部の欄に
機種名が表示され、その下の欄にカテゴリ(categ
ory)すなわち製品群が表示される。
【0074】次に、手続904で、この画面においてカ
テゴリを選択する。これによって、例えば図14に示す
ように、選択されたカテゴリについてのカタログ選択画
面が表示される。カタログ選択画面は、後の作業で使用
する明細作成画面の上に重ねて表示される。
【0075】カタログ選択画面の表示は、見積端末30
0の要素リスト表示機能によって行われる。見積端末3
00は、本発明における要素リスト表示手段の実施の形
態の一例である。
【0076】カタログ選択画面には、1つの機種(ここ
ではDEWA)の構成に関わる製品の候補のリスト(l
ist)すなわち機種構成要素の候補のリストが表示さ
れる。機種の構成に関わる製品は、本発明における商品
を構成する要素の実施の形態の一例である。リストは1
つの機種の構成に関わる要素の候補のみを含むものとな
っている。したがって、その機種の構成に無関係な要素
例えば他の機種の構成に関わる要素はリストに含まれな
い。
【0077】同図に示すように、カタログ選択画面は製
品について、製品群名称、カタログ(catalog)
番号、カタログ名称、定価および標準価格を示す。定価
または標準価格は、本発明における単価の実施の形態の
一例である。なお、標準価格は売り手が期待する販売価
格すなわち期待販売価格を意味する。期待販売価格は通
常は定価よりも低く設定される。なお、金額等の数値は
〇〇〇で示す。以下同様である。
【0078】カタログ選択画面の下段に複数のボタンが
横並び設けられている。各ボタンは、左から順に、「戻
る」、「選択」、「製品群選択」および「次へ」の各ボ
タンである。
【0079】「戻る」は1つ前の画面に戻るためのボタ
ンである。後述する他の画面でも同様である。「選択」
は要素を選択するためのボタンである。所望の要素にカ
ーソル(cursor)を合わせて「選択」ボタンをク
リックすることにより、その要素が選択される。「製品
群選択」ボタンは図13に示した製品群選択画面を表示
させるためのボタンである。後述する他の画面でも同様
である。「次へ」は次の画面に移るためのボタンであ
る。後述する他の画面でも同様である。
【0080】手続906で、この画面において項目を選
択する。すなわち、買い手が要求する機能を実現する商
品を構成するに足りる項目(要素)を逐一選択する。選
択された項目については左端の「登録」欄に*マーク
(mark)が付される。
【0081】リストには機種の構成に無関係な要素が含
まれないので、過誤等により不適切な要素が選択される
おそれがない。したがって、適正な選択を容易に行うこ
とができる。なお、要素は代替可能な要素を含めて多め
に選択しておくと後の作業がやりやすい。この段階はい
わば要素の仮選択の段階である。
【0082】所要の項目を全て選択した後に「次へ」ボ
タンをクリックする。これによって、例えば図15に示
すような明細作成(カタログ一覧)画面が表示される。
同図に示すように、この画面は、画面中段の主表示面
に、上記のようにして選択された要素ごとに、カタログ
番号、カタログ名称、数量、標準価格、営業粗利益、契
約単価、契約金額、値引率および定価を表示する。説明
の便宜上、ここではこの機種が3つの要素で構成される
例を示すが、要素の数は3つに限らないのはいうまでも
ない。
【0083】表示は各要素につき2行の表示ボックス
(box)を用いて行われる。以下、表示ボックスを単
にボックスともいう。2行のうち上の行の各ボックスに
は左から順に、カタログ番号、カタログ名称および数量
がそれぞれ表示される。下の行の各ボックスには左から
順に、削除チェックマーク(check mark)、
計算チェックマーク、2つの注記、状態フラグ(STS
flag)、標準価格、営業粗利益、契約単価、契約
金額、値引率および定価がそれぞれ表示される。
【0084】削除チェックマークは、当該要素を機種の
構成から除外する場合に見積作成者が入力する。ただ
し、チェックマークを入力しても当該要素は画面から消
去されない。このため、当該要素の復活はチェックマー
クを外すだけで行うことができ、前記のカタログ選択画
面に戻ってあらためて選択する必要はない。
【0085】計算チェックマークは、見積作成者が当該
要素を後述する計算に加える場合に入力する。チェック
マークを外すことにより当該要素は計算の対象外とな
る。チェックマークを外しても当該要素は画面から消去
されない。このため、このチェックマークをつけたり外
したりして後述の計算を何度でも試行することができ
る。なお、計算チェックマークは、削除チェックマーク
を入力したとき自動的に外れるようになっている。注記
および状態フラグについては説明を省略する。
【0086】営業粗利益は契約金額と営業仕切価格との
差額である。契約金額は標準価格を値引した額である。
値引率は営業担当部署の内部規則等によって予め定めら
れ値引率である。契約単価は1個当たりの契約金額であ
る。したがって契約単価を個数倍したものが契約金額と
なる。
【0087】画面の下段の副表示面に、機種合計が1行
で表示される。機種合計の内訳は、主表示面に表示され
た全要素についての、標準価格合計、営業粗利益合計、
契約単価合計、契約金額合計、総合値引率および定価合
計であり、この順に左から右に並ぶ複数のボックスにそ
れぞれ表示される。各合計および総合値引率は自動的に
計算される。なお、計算は計算チェックマークが付され
たものについてのみ行われる。以下同様である。
【0088】標準価格合計は、本発明における期待販売
価格の実施の形態の一例である。標準価格合計の計算と
表示は、見積端末300の期待販売価格表示機能によっ
て行われる。見積端末300は、本発明における期待販
売価格表示手段の実施の形態の一例である。
【0089】機種合計の下の行には、選択結果合計が表
示される。選択結果合計とは、ここまでの作業で選択さ
れた全ての要素の合計であり、一括して受注する予定の
他の機種についてすでに要素選択が終わっているとき
は、それまでの合計に上記の機種合計を加えた額が表示
される。なお、機種が1つしかないときあるいは複数機
種の最初のものであるときは、機種合計と同じ内容が表
示される。
【0090】表示科目は機種合計と同一である。各合計
および総合値引率は自動的に計算される。選択結果合計
における標準価格合計は、本発明における合算額の実施
の形態の一例である。
【0091】選択結果合計の下の行には、契約予定額と
の差が表示される。契約予定額は画面の右上の入力ボッ
クスに見積作成者によって入力された額である。契約予
定額との差は、選択結果合計における標準価格合計、契
約金額合計および定価合計についてそれぞれ示される。
なお、機種が1つしかないときあるいは複数機種の最初
のものであるときは、実質的に機種合計における標準価
格合計、契約金額合計および定価合計との差が表示され
るのはいうまでもない。
【0092】差額は各合計から契約予定額を引いた値と
して表示される。したがって、差額は各合計が契約予定
額を上回ると正となり下回ると負となる。後述の営業仕
切価格についても同様である。差額の計算は見積作成者
が後述の「計算」ボタンをクリックすることにより行わ
れる。
【0093】契約予定額とは、買い手の購入予定額ない
し予算額である。あるいは、受注が他者と競合している
ときは、見積作成者が競合に勝つ可能性が高いと考える
受注予定額である。契約予定額はいわば見積の目標額と
なる。契約予定額は、本発明における目標見積価格の実
施の形態の一例である。
【0094】主表示面および副表示面は横方向にスクロ
ール(scroll)可能になっている。左にスクロー
ルさせることにより、図16に示すように、主表示面お
よび副表示面の右側部分が表示される。これら表示画面
は図15に示したものと部分的に重複する。
【0095】主表示面の右側部分には、図15に示した
ものと重複する科目に加えて、掛率、転売コストおよび
営業仕切価格が機種構成要素ごとに表示される。副表示
面の右側部分には、図15に示したものと重複する科目
に加えて、営業仕切価格に関する機種合計および選択結
果合計が自動的に計算されて表示される。また、見積作
成者が後述の「計算」ボタンをクリックすることにより
契約予定額と選択結果合計の差の計算値が表示される。
【0096】掛率は、機種構成要素が転売品である場合
に仕入れ値に掛ける乗率である。仕入れ値に掛率を掛け
たものが定価となる。転売コストは、機種構成要素の転
売に関連して発生する費用である。営業仕切価格は、営
業担当部署が機種構成要素の供給元に支払う対価であ
る。転売品の場合は仕入れ値が営業仕切価格に相当す
る。
【0097】画面の最下段に複数のボタンが横並びに設
けられている。左から順に、「戻る」、「カタログ追
加」、「カタログダイレクト追加」、「カタログ削
除」、「計算」、「製品群選択」、プリンタを図案化し
た「印刷」、「次へ」および出口を図案化した「終了」
の各ボタンである。
【0098】「カタログ追加」は図14に示したカタロ
グ選択画面を表示させるボタンである。表示させたカタ
ログ選択画面上で、追加する要素を選択することができ
る。「カタログダイレクト追加」は、カタログ番号が分
かっているときに、カタログ選択画面によらずにカタロ
グ番号を入力することにより直接的に要素を追加するた
めのボタンである。「カタログ削除」は要素を削除する
ボタンである。これをクリックすることにより削除チェ
ックマークがついている要素が機種構成から削除されか
つ画面からも消える。「製品群選択」は図13に示した
製品群選択画面を表示させるボタンであり、あらためて
製品群を選択するときはこれをクリックする。
【0099】「計算」は、契約予定額との差を、選択結
果合計における標準価格合計、契約金額合計、定価合計
および営業仕切価格合計についてそれぞれ計算させるボ
タンである。「計算」ボタンをクリックすることにより
各差額がそれぞれ計算されて表示される。差額は、本発
明における差額の実施の形態の一例である。
【0100】差額計算にあたり、見積作成者は主として
契約予定額と契約金額合計との差に注目する。あるい
は、契約予定額と標準価格合計との差に注目しても良
い。差額が正なるのは契約金額ないし標準価格の合計が
契約予定額を超過している場合である。そのような場合
は機種構成を調節してできるだけ差を縮める必要があ
る。
【0101】そこで、見積作成者は計算チェックマーク
によって計算に加える要素の加除を行い、そのつど計算
ボタンをクリックして差額の試算を行わせ、差額が最小
となる機種構成すなわち最適な機種構成を模索する。契
約予定額と契約金額ないし標準価格の合計との差を機種
選択の適否判定の目安として利用することにより、最適
な機種構成を容易に求めることができる。この段階はい
わば要素の最終選択の段階である。
【0102】以上のような仮選択と最終選択が手続90
6における項目選択である。一括受注予定の複数の機種
の全てについて、上記のような要素選択を逐一行う。全
機種の構成要素の選択が確定したら「次へ」ボタンをク
リックする。
【0103】これによって、例えば図17に示すような
値引案分画面が表示される。同図に示すように、この画
面は、上段に3行にわたって設けられたボックスを有す
る。各ボックスは入力ボックス兼表示ボックスである。
1行目の3つのボックスには、左から順に、計算基準価
格、契約予定額、特別発生費用が表示される。特別発生
費用は、本発明における特別発生費用の実施の形態の一
例である。
【0104】計算基準価格契約ボックスには例えば「標
準価格」と表示される。これによって、計算基準価格は
標準価格すなわち期待販売価格であることが示される。
予定額ボックスの横には「契約額案分」ボタンが設けら
れている。「契約額案分」ボタンの使用については後述
する。
【0105】2行目には特別発生費用内訳が、3つのボ
ックスを用いて表示される。特別発生費用内訳は、左か
ら順に、利子、支払関係およびその他である。3行目に
は特別発生費用内訳におけるその他の内訳が文字で表示
される。
【0106】契約予定額および特別発生費用の表示値
は、初期状態ではデフォルト(default)値すな
わち0となっている。したがって、特別発生費用内訳も
全て0であり、その他内訳ボックスは空白である。
【0107】値引案分画面は、中段の主表示面に、構成
要素が確定した複数の機種(商品)のおのおのについ
て、見積番号、機種名称、標準価格、契約額、営業粗利
益、値引額、値引率および特別発生費用を表示する。説
明の便宜上、ここでは機種数が4つである例を示すが、
4つに限らないのはいうまでもない。
【0108】表示は各機種につき2行のボックスを用い
て行われる。2行のうち上の行の2つのボックスには左
から順に、見積番号および機種名称がそれぞれ表示され
る。下の行の6つのボックスには左から順に、標準価
格、契約額、営業粗利益、値引額、値引率および特別発
生費用がそれぞれ表示される。値引額は標準価格と契約
価格との差である。これらの値を表示するボックスのう
ち契約額および値引率のボックスは入力ボックスを兼ね
ている。
【0109】契約額は、本発明における見積価格の実施
の形態の一例である。営業粗利益、値引額および値引率
は、それぞれ、本発明における営業粗利益、値引額およ
び値引率の実施の形態の一例である。
【0110】初期状態では、標準価格、契約額、営業粗
利益および値引率として、それぞれ、機種合計における
標準価格合計、契約金額合計、営業粗利益合計および総
合値引率が表示される。特別発生費用の表示値はもちろ
ん0である。
【0111】値引案分画面の下段の副表示面に、全機種
合計が1行で表示される。全機種合計の内訳は、主表示
面に表示された全機種についての、標準価格合計、契約
額合計、営業粗利益合計、値引額合計、総合値引率およ
び特別発生費用合計であり、この順に左から右に並ぶ6
つのボックスにそれぞれ表示される。
【0112】標準価格合計、契約額合計、営業粗利益合
計、値引額合計および総合値引率は、それぞれ、本発明
における期待販売価格合計、見積価格合計、営業粗利益
合計、値引額合計および総合値引率の実施の形態の一例
である。
【0113】各合計および総合値引率は上記の「契約額
案分」ボタン、後述する「契約額計算」ボタンまたは
「値引率計算」ボタンのいずれかをクリックすることに
再計算される。
【0114】契約額に関する全機種合計の下の行には、
予定との差額すなわち契約予定額との差が表示される。
この差額は、本発明における差額の実施の形態の一例で
ある。差額の計算も上記のボタンのいずれかをクリック
することにより行われる。
【0115】画面の最下段に複数のボタンが横並びに設
けられている。左から順に、「戻る」、「印刷」、「契
約額計算」、「値引率計算」、「次へ」および「終了」
の各ボタンである。
【0116】このような値引案分画面の表示は、見積端
末300の試算額表示表示機能によって行われる。見積
端末300は、本発明における試算額表示表示手段の実
施の形態の一例である。
【0117】見積作成者は、この値引案分画面を用い
て、図9に示した手続908の値引案分を行う。先ず、
特別発生費用がある場合はその総額を特別発生費用ボッ
クスに入力し、その内訳を利子、支払関係およびその他
の各ボックスに入力する。またその他内訳ボックスにそ
の他の内訳を文字で入力する。
【0118】特別発生費用の入力にともなって、特別発
生費用の機種ごとの案分額が自動的に計算され、図18
に示すように、機種ごとの特別発生費用ボックスにそれ
ぞれ表示される。特別発生費用の案分は例えば標準価格
に基づく比例配分によって行われる。
【0119】次に、図19に示すように、契約予定額ボ
ックスに契約予定額を入力する。契約予定額の内容は前
述の通りである。契約予定額の入力にともなって、契約
予定額と契約額の全機種合計との差が自動的に計算さ
れ、予定との差額ボックスに表示される。
【0120】見積作成者はこの差額に注目して値引案分
を行う。正の差額は契約額の全機種合計が契約予定額を
超過していることを意味する。そのような場合は契約額
を調節して差額を0ないし最小にしなければならない。
【0121】契約額を調節する方法として3つの方法が
用意されている。第1の方法は契約予定額を機種ごとに
案分する方法である。この方法は契約予定額ボックスの
横の「契約額案分」ボタンをクリックすることにより実
行される。機種ごとの案分は例えば全機種の値引率が同
一になるように行われる。あるいは、標準価格に応じて
比例配分するようにしても良い。
【0122】契約額案分により機種ごとの契約額が変更
される。また、それにともなって機種ごとの営業粗利
益、値引額および値引率、並びに、全機種の契約額合
計、営業粗利益合計、値引額合計および総合値引率が自
動的に再計算され、それぞれの表示値が更新される。契
約予定額を案分したことにより、契約額の全機種合計は
自ずから契約予定額に一致し差額は0となる。
【0123】第2の方法は、機種ごとの契約額を見積作
成者の入力に基づいて変更する方法である。見積作成者
は機種ごとに契約額の修正値を入力した後に「契約額計
算」ボタンをクリックする。それにともなって、契約額
の全機種合計が再計算されかつ予定との差額が再計算さ
れてそれぞれの表示値が更新される。また、機種ごとの
営業粗利益、値引額および値引率、並びに、全機種の営
業粗利益合計、値引額合計および総合値引率が自動的に
再計算され、それぞれの表示値が更新される。
【0124】第3の方法は、機種ごとの値引率を見積作
成者の入力に基づいて変更する方法である。見積作成者
は機種ごとに値引率の修正値を入力した後に「値引率計
算」ボタンをクリックする。それに伴って、機種ごとの
契約額、営業粗利益、値引額および値引率、並びに、全
機種の契約額合計、営業粗利益合計、値引額合計および
総合値引率が自動的に再計算され、それぞれの表示値が
更新される。また、契約額の全機種合計と予定との差額
が再計算され、それぞれの表示値が更新される。
【0125】なお、第4の方法として、図示しない「値
引額計算」ボタンを設けて機種ごとの値引額を見積作成
者の入力に基づいて変更する方法を設けるようにしても
良い。見積作成者は機種ごとに値引額の修正値を入力し
た後に「値引額計算」ボタンをクリックする。それに伴
って、機種ごとの契約額、営業粗利益、値引額および値
引率、並びに、全機種の契約額合計、営業粗利益合計、
値引額合計および総合値引率が自動的に再計算され、そ
れぞれの表示値が更新される。また、契約額の全機種合
計と予定との差額が再計算され、それぞれの表示値が更
新される。
【0126】見積作成者は、これら3つ(または4つ)
の方法のいずれかを単独で、あるいは、いずれか2つま
たは全部を組み合わせて実行する。すなわち、例えば先
ず第1の方法によって契約予定額を機種ごとに案分し、
機種ごとの契約額、営業粗利益、値引額および値引率、
並びに、全機種の営業粗利益合計、値引額合計および総
合値引率がどうなるかを見てみる。
【0127】その結果、契約額が小さすぎる機種がある
場合は、第2の方法によって、その機種の契約額を修正
して他の諸数値を再計算させ、契約額の修正の効果をみ
る。あるいは、値引率が大きすぎる機種がある場合は、
第3の方法によって、その機種の値引率を修正して他の
諸数値を再計算させ、値引率の修正の効果をみる。また
は、値引額が大きすぎる機種がある場合は、第3の方法
によって、その機種の値引額を修正して他の諸数値を再
計算させ、値引額の修正の効果をみる。
【0128】このように、機種別の契約額および値引率
(値引額)について種々の数値を入力し、他の諸数値の
試算すなわちシミュレーション(simulatio
n)を行うことができる。このため、シミュレーション
を通じて、例えば営業粗利益を最大にするような値引案
分の最適値を得ることができる。
【0129】このような再計算と修正額の表示は、見積
端末300の修正額表示表示機能によって行われる。見
積端末300は、本発明における修正額表示表示手段の
実施の形態の一例である。
【0130】値引案分が完了したら「次へ」のボタンを
クリックする。これによって、例えば図20に示すよう
な画面が表示される。同図に示すように、この画面は見
積データの登録の形態を選択する画面である。登録の形
態としては、「保存」、「ホストへ登録(更新保
持)」、「ホストへ登録(更新放棄)」、「申請(更新
保持)」および「申請(更新放棄)」の5つの形態があ
る。
【0131】「保存」とは見積端末300の貯蔵部30
8に保存することである。「ホストへ登録」とは、サー
バー端末200のデータベースに登録(アップロード:
upload)することである。このとき、並行して貯
蔵部308にも保存する。ホストへ登録するにあたって
は、他の見積端末による更新を拒否する「更新保持」
と、他の見積端末による更新を許容する「更新放棄」の
いずれかを選ぶ。
【0132】「申請」とは決裁を申請することである。
これに並行して、ホストへの登録および貯蔵部308へ
の保存が行われる。ここでも、「更新保持」または「更
新放棄」のいずれかを選ぶ。
【0133】次に、手続910で、値引承認申請を行
う。すなわち、図20に示した画面において「申請(更
新保持)」をクリックする。なお、案件の事情によって
は「申請(更新放棄)」をクリックする場合もある。
【0134】(2)見積をPCにある機種から作成 この方法は、図11に示した4つのボタンのうち右下の
ボタンをクリックすることにより選択される。この方法
を選択すると、見積端末300の貯蔵部308に貯蔵さ
れているデータに基づいて、例えば図13に示したよう
な画面が表示される。以下、上記(1)の場合と同様
に、手続904〜910に従って見積作成および決済申
請が行われる。
【0135】以上が、図8に示した手続804における
見積作成の詳細である。見積作成の手続910で、図2
0に示した画面の「申請」ボタンをクリックすると、例
えば図21に示すような画面が表示される。同図に示す
ように、この画面は決済申請の文面を有する電子メール
(e−mail)画面である。この画面において「送
信」ボタンをクリックすると、予め定められた決裁者宛
に電子メールが送付される。
【0136】決裁者が、決裁端末400で電子メールを
開くと、例えば図22に示すような値引承認を申請する
文面が表示される。このメールには見積データのファイ
ル(file)が添付されている。このファイルを開く
と、例えば図23に示すような見積内容が表示される。
【0137】決裁者はこの内容を検討して、手続808
で、処置を決定する。処置の決定には例えば図24に示
す画面が用いられる。同図に示すように、処置の種類は
「承認」、「上位伺い」、「保留」および「却下」の4
種類がある。決裁者はいずれか1つを選択して該当する
ボタンをクリックする。
【0138】「上位伺い」を選択したときは、予め定め
られた上位の決裁者に、上位伺いの電子メールが送付さ
れる。このメールには見積作成者の電子メールが見積デ
ータファイルとともに添付される。
【0139】上位決裁者は、自己の決裁端末400でこ
のメールを開き、手続810で、上位伺いの内容につい
て検討し、処置を決定する。処置は上記の4つの処置か
ら「上位伺い」を除いたもののうちのいずれか1つであ
る。処置画面は図24に示したものと同様である。な
お、さらに上位の決裁者が存在する場合は「上位伺い」
があり得る。
【0140】電子メールは、携帯決裁端末500で見る
こともできる。したがって、決裁業務は携帯決裁端末5
00を通じて決裁を行うことができる。このため、携帯
決裁端末500は決裁者がその移動先に携帯し、現地で
内部ネットワーク100または公衆電話回線110,1
30に接続してメールを開き、それについて決裁をする
ことができる。
【0141】また、メールをいったんダウンロードした
後はその内容が貯蔵部508に記憶されるので、ネット
ワークから切り離したオフライン(off−line)
状態でも、携帯決裁端末500の携行先でメールの内容
を見ることができる。すなわち、決裁者はネットワーク
に接続不可能な移動先でも、値引承認申請を検討しかつ
処置を決定することができる。決定した処置は、後刻ネ
ットワークを通じて電子メールで申請者に通知する。同
様な作業を、携帯電話600または簡易型携帯電話70
0を用いて行うことができる。
【0142】決裁者または上位決裁者の処置が電子メー
ルで見積作成者に送付される。見積作成者が見積端末3
00でメールを開くと、例えば図25に示すような、値
引承認を内容とする文面が表示される。そこで、手続8
12で、見積作成者は値引承認を受領する。
【0143】なお、却下や保留の場合は、それぞれ相応
の文面のメールが表示される。見積作成者はそれらの処
置に従い、却下に対しては例えば値引率を変更しての再
申請等を行い、保留に対しては処置の決定を待つことに
なる。
【0144】次に、手続814で、見積書印刷を行う。
見積書を印刷するには、図10に示した見積作業の初期
画面に戻り、左端の「印刷」欄の「見積書」ボタンをク
リックする。
【0145】これによって、例えば図26に示すよう
に、見積端末300の貯蔵部308に保存されている見
積のリストが表示される。この中から値引承認を受領し
た見積を指定することにより、例えば図27に示すよう
な、見積内容が表示される。
【0146】この画面で、「印刷」ボタンをクリックす
ると、例えば図28に示すように、見積書のプレビュー
(preview)画面が表示される。この画面で印刷
ボタンをクリックすると、見積端末300に接続されて
いる図示しないプリンタで見積書が印刷される。印刷し
た見積書は依頼者に届けられ、依頼者は手続816でこ
れを受領する。
【0147】なお、見積依頼者が電子メールのアドレス
を持っているときは、見積書は印刷文書に代えて、ある
いはそれに加えて電子メールに添付したファイル文書と
して送付するようにしても良い。
【0148】以上のような見積端末の機能をコンピュー
タに実現させるプログラムが、記録媒体に、コンピュー
タで読み取り可能なように記録される。記録媒体として
は、例えば、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒
体およびその他の方式の適宜の記録媒体が用いられる。
記録媒体は半導体記憶媒体であっても良い。本書では記
憶媒体は記録媒体と同義である。
【0149】以上、見積対象の商品が医療用機器である
例で説明したが、商品は医療用機器に限定されるもので
はなく、市場で取引可能などのような商品であっても良
い。また、商品の形態は物品に限るものではなく、情
報、役務、金融商品等、どのような形態であっても良
い。
【0150】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、見積業務を適切に遂行する方法および装置、並び
に、そのような見積を行うための機能をコンピュータに
実現させるプログラムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置の概念図であ
る。
【図2】サーバー端末のブロック図である。
【図3】見積端末のブロック図である。
【図4】決裁端末のブロック図である。
【図5】携帯決裁端末のブロック図である。
【図6】携帯電話のブロック図である。
【図7】簡易型携帯電話のブロック図である。
【図8】見積・決裁を行う手続のフォロー図である。
【図9】見積作成手続の詳細図である。
【図10】作業画面を示す図である。
【図11】図10に示した作業画面の一部分の拡大図で
ある。
【図12】作業画面を示す図である。
【図13】作業画面を示す図である。
【図14】作業画面を示す図である。
【図15】作業画面を示す図である。
【図16】作業画面を示す図である。
【図17】作業画面を示す図である。
【図18】作業画面を示す図である。
【図19】作業画面を示す図である。
【図20】作業画面を示す図である。
【図21】作業画面を示す図である。
【図22】作業画面を示す図である。
【図23】作業画面を示す図である。
【図24】作業画面を示す図である。
【図25】作業画面を示す図である。
【図26】作業画面を示す図である。
【図27】作業画面を示す図である。
【図28】作業画面を示す図である。
【符号の説明】
100 内部ネットワーク 110,130 公衆電話回線 120 インターネット 200 サーバー端末 300 見積端末 400 決裁端末 500 携帯決裁端末 600 携帯電話 700 簡易型携帯電話 202,302,402,502,602,702 処
理部 204,304,402,504,604,704 表
示部 206,306,406,506,606,706 操
作部 208,308,408,508,608,708 貯
蔵部 210,310,410,510,610,710 通
信部 612,712 送話部 614,714 受話部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 房枝 祐志 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 村井 雅之 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 倉橋 茂樹 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 金井 宏之 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを使用した見積方法であっ
    て、 商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表示装
    置で表示する要素リスト表示ステップと、 前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて選択さ
    れたものの単価を累計し商品の期待販売価格として表示
    装置で表示する期待販売価格表示ステップと、 それぞれが前記選択された要素の組み合わせによって構
    成された複数の商品のおのおのについて期待販売価格、
    見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少
    なくともいずれか1つを表示装置で表示するとともに、
    それら複数の商品全体について目標見積価格、期待販売
    価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計
    および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表
    示装置で表示する試算額表示ステップと、 見積作業者の入力に基づく商品ごとの見積価格の修正に
    応じてその商品の営業粗利益、値引額および値引率のう
    ちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合
    計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総
    合値引率のうちの少なくともいずれか1つを再計算して
    表示装置で表示する修正額表示ステップと、を具備する
    ことを特徴とする見積方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータを使用した見積方法であっ
    て、 商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表示装
    置で表示する要素リスト表示ステップと、 前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて選択さ
    れたものの単価を累計し商品の期待販売価格として表示
    装置で表示する期待販売価格表示ステップと、 それぞれが前記選択された要素の組み合わせによって構
    成された複数の商品のおのおのについて期待販売価格、
    見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少
    なくともいずれか1つを表示装置で表示するとともに、
    それら複数の商品全体について目標見積価格、期待販売
    価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計
    および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表
    示装置で表示する試算額表示ステップと、 見積作業者の入力に基づく商品ごとの値引額の修正に応
    じてその商品の見積価格、営業粗利益および値引率のう
    ちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合
    計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総
    合値引率のうちの少なくともいずれか1つを再計算して
    表示装置で表示する修正額表示ステップと、を具備する
    ことを特徴とする見積方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータを使用した見積方法であっ
    て、 商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表示装
    置で表示する要素リスト表示ステップと、 前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて選択さ
    れたものの単価を累計し商品の期待販売価格として表示
    装置で表示する期待販売価格表示ステップと、 それぞれが前記選択された要素の組み合わせによって構
    成された複数の商品のおのおのについて期待販売価格、
    見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少
    なくともいずれか1つを表示装置で表示するとともに、
    それら複数の商品全体について目標見積価格、期待販売
    価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計
    および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表
    示装置で表示する試算額表示ステップと、 見積作業者の入力に基づく商品ごとの値引率の修正に応
    じてその商品の見積価格、営業粗利益および値引額のう
    ちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合
    計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総
    合値引率のうちの少なくともいずれか1つを再計算して
    表示装置で表示する修正額表示ステップと、を具備する
    ことを特徴とする見積方法。
  4. 【請求項4】 前記要素リスト表示ステップで見積対象
    商品に関わる要素のみについて候補および単価を表示す
    る、ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちの
    いずれか1つに記載の見積方法。
  5. 【請求項5】 前記期待販売価格表示ステップで前記目
    標見積価格をも表示する、ことを特徴とする請求項1な
    いし請求項4のうちのいずれか1つに記載の見積方法。
  6. 【請求項6】 前記期待販売価格表示ステップで前記目
    標見積価格と前記期待販売価格との差額をも表示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の見積方法。
  7. 【請求項7】 前記期待販売価格表示ステップで前記期
    待販売価格とすでに要素の選択が完了している他の商品
    の期待販売価格との合算額をも表示する、ことを特徴と
    する請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記
    載の見積方法。
  8. 【請求項8】 前記期待販売価格表示ステップで前記目
    標見積価格と前記合算額との差額をも表示する、ことを
    特徴とする請求項7に記載の見積方法。
  9. 【請求項9】 前記試算額表示ステップで前記目標見積
    価格と前記見積価格合計との差額をも表示する、ことを
    特徴とする請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1
    つに記載の見積方法。
  10. 【請求項10】 前記修正額表示ステップで前記目標見
    積価格と前記見積価格合計との差額をも再計算して表示
    する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のうち
    のいずれか1つに記載の見積方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータを使用した見積装置であ
    って、 商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表示す
    る要素リスト表示手段と、 前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて選択さ
    れたものの単価を累計し商品の期待販売価格として表示
    する期待販売価格表示手段と、 それぞれが前記選択された要素の組み合わせによって構
    成された複数の商品のおのおのについて期待販売価格、
    見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少
    なくともいずれか1つを表示するとともに、それら複数
    の商品全体について目標見積価格、期待販売価格合計、
    見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計および総合
    値引率のうちの少なくともいずれか1つを表示する試算
    額表示手段と、 見積作業者の入力に基づく商品ごとの見積価格の修正に
    応じてその商品の営業粗利益、値引額および値引率のう
    ちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合
    計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総
    合値引率のうちの少なくともいずれか1つを再計算して
    表示する修正額表示手段と、を具備することを特徴とす
    る見積装置。
  12. 【請求項12】 コンピュータを使用した見積装置であ
    って、 商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表示す
    る要素リスト表示手段と、 前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて選択さ
    れたものの単価を累計し商品の期待販売価格として表示
    する期待販売価格表示手段と、 それぞれが前記選択された要素の組み合わせによって構
    成された複数の商品のおのおのについて期待販売価格、
    見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少
    なくともいずれか1つを表示するとともに、それら複数
    の商品全体について目標見積価格、期待販売価格合計、
    見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計および総合
    値引率のうちの少なくともいずれか1つを表示する試算
    額表示手段と、 見積作業者の入力に基づく商品ごとの値引額の修正に応
    じてその商品の見積価格、営業粗利益および値引率のう
    ちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合
    計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総
    合値引率のうちの少なくともいずれか1つを再計算して
    表示する修正額表示手段と、を具備することを特徴とす
    る見積装置。
  13. 【請求項13】 コンピュータを使用した見積装置であ
    って、 商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表示す
    る要素リスト表示手段と、 前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて選択さ
    れたものの単価を累計し商品の期待販売価格として表示
    する期待販売価格表示手段と、 それぞれが前記選択された要素の組み合わせによって構
    成された複数の商品のおのおのについて期待販売価格、
    見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少
    なくともいずれか1つを表示するとともに、それら複数
    の商品全体について目標見積価格、期待販売価格合計、
    見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計および総合
    値引率のうちの少なくともいずれか1つを表示する試算
    額表示手段と、 見積作業者の入力に基づく商品ごとの値引率の修正に応
    じてその商品の見積価格、営業粗利益および値引額のう
    ちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合
    計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総
    合値引率のうちの少なくともいずれか1つを再計算して
    表示する修正額表示手段と、を具備することを特徴とす
    る見積装置。
  14. 【請求項14】 前記要素リスト表示手段は見積対象商
    品に関わる要素のみについて候補および単価を表示す
    る、ことを特徴とする請求項11ないし請求項13のう
    ちのいずれか1つに記載の見積装置。
  15. 【請求項15】 前記期待販売価格表示手段は前記目標
    見積価格をも表示する、ことを特徴とする請求項11な
    いし請求項14のうちのいずれか1つに記載の見積装
    置。
  16. 【請求項16】 前記期待販売価格表示手段は前記目標
    見積価格と前記期待販売価格との差額をも表示する、こ
    とを特徴とする請求項15に記載の見積装置。
  17. 【請求項17】 前記期待販売価格表示手段は前記期待
    販売価格とすでに要素の選択が完了している他の商品の
    期待販売価格との合算額をも表示する、ことを特徴とす
    る請求項11ないし請求項16のうちのいずれか1つに
    記載の見積装置。
  18. 【請求項18】 前記期待販売価格表示手段は前記目標
    見積価格と前記合算額との差額をも表示する、ことを特
    徴とする請求項17に記載の見積装置。
  19. 【請求項19】 前記試算額表示手段は前記目標見積価
    格と前記見積価格合計との差額をも表示する、ことを特
    徴とする請求項11ないし請求項18のうちのいずれか
    1つに記載の見積装置。
  20. 【請求項20】 前記修正額表示手段は前記目標見積価
    格と前記見積価格合計との差額をも再計算して表示す
    る、ことを特徴とする請求項11ないし請求項19のう
    ちのいずれか1つに記載の見積装置。
  21. 【請求項21】 コンピュータを使用した見積を行うた
    めのプログラムであって、 商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表示装
    置で表示する要素リスト表示機能と、 前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて選択さ
    れたものの単価を累計し商品の期待販売価格として表示
    装置で表示する期待販売価格表示機能と、 それぞれが前記選択された要素の組み合わせによって構
    成された複数の商品のおのおのについて期待販売価格、
    見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少
    なくともいずれか1つを表示装置で表示するとともに、
    それら複数の商品全体について目標見積価格、期待販売
    価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計
    および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表
    示装置で表示する試算額表示機能と、 見積作業者の入力に基づく商品ごとの見積価格の修正に
    応じてその商品の営業粗利益、値引額および値引率のう
    ちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合
    計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総
    合値引率のうちの少なくともいずれか1つを再計算して
    表示装置で表示する修正額表示機能と、をコンピュータ
    に実現させることを特徴とするプログラム。
  22. 【請求項22】 コンピュータを使用した見積方法であ
    って、 商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表示装
    置で表示する要素リスト表示機能と、 前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて選択さ
    れたものの単価を累計し商品の期待販売価格として表示
    装置で表示する期待販売価格表示機能と、 それぞれが前記選択された要素の組み合わせによって構
    成された複数の商品のおのおのについて期待販売価格、
    見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少
    なくともいずれか1つを表示装置で表示するとともに、
    それら複数の商品全体について目標見積価格、期待販売
    価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計
    および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表
    示装置で表示する試算額表示機能と、 見積作業者の入力に基づく商品ごとの値引額の修正に応
    じてその商品の見積価格、営業粗利益および値引率のう
    ちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合
    計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総
    合値引率のうちの少なくともいずれか1つを再計算して
    表示装置で表示する修正額表示機能と、をコンピュータ
    に実現させることを特徴とするプログラム。
  23. 【請求項23】 コンピュータを使用した見積方法であ
    って、 商品を構成する複数の要素の候補を単価とともに表示装
    置で表示する要素リスト表示機能と、 前記候補のうち見積作業者による入力に基づいて選択さ
    れたものの単価を累計し商品の期待販売価格として表示
    装置で表示する期待販売価格表示機能と、 それぞれが前記選択された要素の組み合わせによって構
    成された複数の商品のおのおのについて期待販売価格、
    見積価格、営業粗利益、値引額および値引率のうちの少
    なくともいずれか1つを表示装置で表示するとともに、
    それら複数の商品全体について目標見積価格、期待販売
    価格合計、見積価格合計、営業粗利益合計、値引額合計
    および総合値引率のうちの少なくともいずれか1つを表
    示装置で表示する試算額表示機能と、 見積作業者の入力に基づく商品ごとの値引率の修正に応
    じてその商品の見積価格、営業粗利益および値引額のう
    ちの少なくともいずれか1つ、並びに、前記見積価格合
    計、前記営業粗利益合計、前記値引額合計および前記総
    合値引率のうちの少なくともいずれか1つを再計算して
    表示装置で表示する修正額表示機能と、をコンピュータ
    に実現させることを特徴とするプログラム。
  24. 【請求項24】 前記要素リスト表示機能は見積対象商
    品に関わる要素のみについて候補および単価を表示す
    る、ことを特徴とする請求項21ないし請求項23のう
    ちのいずれか1つに記載のプログラム。
  25. 【請求項25】 前記期待販売価格表示機能は前記目標
    見積価格をも表示する、ことを特徴とする請求項21な
    いし請求項24のうちのいずれか1つに記載のプログラ
    ム。
  26. 【請求項26】 前記期待販売価格表示機能は前記目標
    見積価格と前記期待販売価格との差額をも表示する、こ
    とを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記期待販売価格表示機能は前記期待
    販売価格とすでに要素の選択が完了している他の商品の
    期待販売価格との合算額をも表示する、ことを特徴とす
    る請求項21ないし請求項26のうちのいずれか1つに
    記載のプログラム。
  28. 【請求項28】 前記期待販売価格表示機能は前記目標
    見積価格と前記合算額との差額をも表示する、ことを特
    徴とする請求項27に記載のプログラム。
  29. 【請求項29】 前記試算額表示機能は前記目標見積価
    格と前記見積価格合計との差額をも表示する、ことを特
    徴とする請求項21ないし請求項28のうちのいずれか
    1つに記載のプログラム。
  30. 【請求項30】 前記修正額表示機能は前記目標見積価
    格と前記見積価格合計との差額をも再計算して表示す
    る、ことを特徴とする請求項21ないし請求項29のう
    ちのいずれか1つに記載のプログラム。
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