JPH0721284A - 装置構成要素の展開方法 - Google Patents

装置構成要素の展開方法

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JPH0721284A
JPH0721284A JP14596493A JP14596493A JPH0721284A JP H0721284 A JPH0721284 A JP H0721284A JP 14596493 A JP14596493 A JP 14596493A JP 14596493 A JP14596493 A JP 14596493A JP H0721284 A JPH0721284 A JP H0721284A
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JP14596493A
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Mitsuo Kimura
光男 木村
Katsuhiro Yokoyama
勝宏 横山
Takaari Toyoda
孝有 豊田
Mitsuo Matsunaga
三夫 松永
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Hitachi Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受注金額または受注装置規模から、受注装置
を構成する要素と数量を決定し、生産予定物量、予定原
価を把握するに好適な装置構成要素の展開方法。 【構成】 受注デ−タベ−ス11の金額または製品規模
と装置構成データベース12の内容とを照合し受注案件
を展開して構成要素と数量を求め、求めた構成要素は受
注予測構成データベース14に格納され、生産計画16
の作成のための元情報として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種装置システムや総
合装置などの生産管理方法に関するものであり、特に、
個々の装置または製品は標準仕様であっても、顧客の使
用条件によって前記装置または製品の組合せがそれぞれ
異なる総合装置を受注する場合において、受注見込情報
に基づいて見込生産を行なうに好適な生産管理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記の生産予定量を求める方法と
しては、先ず過去の生産実績値を把握して、次にこれを
現在の全体受注量の比率で案分を行なうという方法で予
想数量を算出していた。特開平4−171577号公報
には、過去の出荷量と受注量の比をもって受注確率と
し、受注量とこの受注確率の積から出荷量を算出する生
産量決定支援システムが開示されている。また、別の方
法では、受注装置ごとに大まかな装置分類を行ない、こ
の分類ごとに標準となる装置の構成要素と数量を設けて
おいて、これを受注データと突き合わせて生産予定数量
を求めていた。何れの方法においても得られた数値が大
まかなので、物量、すなわち、手配すべき材料、部品、
半製品などの精度を向上させるために、前記物量算出後
になんらかの数量補正が必要である。実際のこの補正作
業は、生産計画担当者の経験と技量に依るところが大き
く、また、多大の工数を必要とする。補正結果の物量に
ついても精度の保証がなく、常に生産数量の過不足が問
題になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記生産現場において
は、通常、長期および中期の生産予定物量を設定して生
産準備を行なっているが、種々の受注変更や条件変更の
ために補正処理が必要であり、前記長期および中期の生
産予定物量を算定する精度は十分とはいえず、往往にし
て過剰在庫や生産遅延などの問題が生じている。また、
前記物量の算定や補正作業は人力に依存し多大な工数を
費やしているのが現状である。また、算出した物量の原
価は、受注情報に基づいて計算されていることが多いた
め、生産予定物量から求めた原価との間に齟齬を生じ正
確な予定原価を把握することができない。本発明は、上
記の問題点を解決するためになされたもので、受注内
容、すなわち、受注金額または受注装置規模から、受注
装置を構成する要素と数量を決定し、生産予定物量、予
定原価を把握するに好適な装置構成要素の展開方法を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段は特許請求の範囲に記載されている。すなわ
ち、本発明の目的は、受注金額または受注装置規模から
これに対応すべき装置構成要素に展開する方法におい
て、前記受注金額または受注装置規模に対して展開のモ
デルパターンとなる装置構成要素の基準資料を作成し、
受注情報に含まれる装置構成要素と数量とを前記基準資
料と照合し、前記基準資料の中から所要の装置構成要素
と数量を選定出力することを特徴とする装置構成要素の
展開方法、若しくは前記受注情報を前記基準資料と照合
し、前記基準資料中に前記受注金額または受注装置規模
に一致する情報がないときは、前記基準資料に近い上側
数値と下側数値を用いて、所要の装置構成要素を演算出
力することを特徴とする装置構成要素の展開方法によっ
て達成される。前記基準資料を構成する数値は、前記製
品の出荷実績値によって更新し、また前記受注情報と前
記基準資料との照合により、前記受注情報の内容が前記
基準資料に該当しないとき、エラーメッセージを出力
し、展開不可処理を実施する。さらに、前記基準資料の
構成要素に対応する予想原価を付加する。
【0005】
【作用】受注金額または受注装置規模に対して、生産展
開のモデルパターンとなる装置構成要素の基準資料(以
下対比データと記す)を予め準備しておき、受注案件の
装置と前記対比データとを照合する。この結果、受注金
額または受注装置規模が一致する部分の装置構成要素と
その数量を選出する。これによって受注情報から自動的
に生産物量が求められる。予め準備した前記対比データ
は、受注案件の受注金額または受注装置規模と一致する
とは限らないので、一致しない場合は、受注案件の受注
金額または受注装置規模に最も近い対比データの上側と
下側の数値を用い、この数値に基づいて受注案件の受注
金額または受注装置規模に応ずる数値を補間法によって
求めることにより、受注情報と一致した装置構成要素と
その数量が求められ、これにより対比データ中にない受
注金額や受注装置規模の受注案件も正確に物量展開する
ことが可能である。正確な生産物量を得るためには、常
に正確な装置構成要素と数量の登録、すなわち、装置構
成ベースへの入力が求められるため、装置の出荷実績値
を用いて装置構成要素と数量を自動的に更新する。これ
によって、最新のデータを用いた精度のよい生産物量が
展開によって求められる。また、受注案件が予め準備し
た対比データによる金額または装置規模と一致しない場
合には、生産物量展開が不可能になるが、展開されない
受注案件があると全体の生産物量が手配されないことに
なったり、なんらかの数量補正が必要になる。このため
にどの受注案件が展開されないのかを、受注案件情報と
処理日付に基づいてエラーメッセージを発行する必要が
ある。受注案件から生産物量への展開が行なわれると、
同時に装置原価が求められることが多い。本発明では前
記対比データに構成要素ごとの予想原価を付加すること
によって、生産物量を得るのと同じ方法で構成装置の予
想原価を簡単に求めることができる。
【0006】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。以下の
説明において、本発明に係る受注品は、個々には完成さ
れた製品、広義の機械装置、部品などから構成された集
合体であって、以下これらを装置と呼称する。また、前
記装置を構成する製品などを装置構成要素と呼称してそ
れぞれ区別することとする。
【0007】例えば、情報処理装置のような総合装置を
受注する場合は、顧客からの受注情報に基づいて手配す
べき装置構成要素、すなわち、例えば、コンピュータ、
プリンタ、各種インタフェース、ケーブル類など数量を
決定し手配する手順について説明する。一般に、受注情
報は確定受注と受注予定から構成されており、受注情報
には、顧客名、納期、金額、装置名(具体的機種を含
む)等の情報が含まれているが、生産遂行に必要な具体
的な装置構成要素をどれだけの数量製造するかという情
報は記載されていない。しかし、受注情報に基づいて生
産計画を作成するためには対象となる装置構成要素とそ
の数量の情報を得ること、すなわち、装置を構成する要
素と数量をいつまでに調達するかが生産計画立案上の必
須要件である。このため、本発明では受注内容に対応す
る装置構成要素のモデルパターンとなる基準資料を予め
作成し準備しておき、この装置構成要素を受注情報の内
容と照合することにより、手配対象となる装置構成要素
とその数量を確定する手法を採用している。また、顧客
に対して既に見積が提出されていて製品などの構成が明
らかになっている場合は、見積情報によって生産計画が
作成される。
【0008】図1は、上記手順による受注から生産計画
作成に至る処理系統の一実施例を示す図である。図1に
おいて、先ず、受注情報を受注データベース11に取り
込む。次に、予め装置構成データベース12に登録され
ている対比データを用いて受注内容の展開を行ない、必
要な装置構成要素とその数量を割り出す。こうして展開
した結果は、予測構成データベース14に登録し生産計
画16に使用する。この予測構成データベース14を利
用することよって、生産予定数量、生産予定時期、部品
の必要量などが求められ、生産遂行に先だって必要な生
産手段調達の準備が可能になる。
【0009】また、見積データに記録された装置の構成
要素を使用する場合は、受注情報を見積データベース1
3と照合して、受注内容に該当する装置構成要素を予測
構成データ14内に登録する。さらに、実際に生産する
ためには、納期の他に、生産開始予定日の設定が必要で
あるから、装置構成要素の手配の日程パターンを示す製
品日程データ15を用いて受注案件の生産開始日を求め
て設定する。この製品日程データ15は装置構成データ
ベース12の装置と対応するように設定して一元的に管
理することが望ましい。
【0010】次に、受注デ−タベース12内の顧客名、
納期、金額、機種などの情報内容から、装置構成データ
ベース12を利用して装置構成要素となる製品名と数量
を決定する手順について説明する。受注情報は需要区
分、経理区分、装置区分に分類することができる。需要
区分とは事業内容による顧客分類であって、例えば、官
公庁向、流通業などの区分をいう。また、経理区分と
は、例えば製品の価格構成による分類であって、例えば
情報処理機、ネットワーク機器などの区分である。さら
に、装置区分とは、例えば機種による区分を示す。装置
展開に用いる装置構成データもこれら需要区分、経理区
分、装置区分に従って分類し、受注情報と同一様式で管
理する。
【0011】次に、この装置構成データの内容について
述べる。装置構成データは、受注情報と同じ分類を持っ
ているので、受注データベース11の分類に従った情報
を登録しておけばよい。例えば、受注情報と同様に装置
構成データを需要区分、経理区分、装置区分に分類し
て、この分類された装置区分ごとに構成構成データを登
録する。具体的に受注情報から装置構成を求めるとき
は、原則として、需要区分、経理区分、装置区分を指定
するだけでよいことになる。しかし、実際の受注情報に
は上記分類だけではなく、金額、装置規模などの具体的
な項目も含まれている。したがって、実際の装置構成デ
ータは、金額、装置規模にも対応したものでなければな
らない。
【0012】図2は上記分類による一実施例の装置構成
情報の登録内容を示す図である。装置構成データベース
12に登録される装置は、それぞれの装置固有の製品管
理コード21を持っているので、この製品管理コード2
1を登録のキー項目として用いる。先ず、登録作業は、
需要区分22、経理区分23、装置区分24に対応する
装置群を製品管理コード21を用いて登録する。次に、
製品管理コード21に対応する装置と必要な数量を登録
する。この数量は、受注金額、装置規模によって異なる
ので、受注金額、装置規模に対応する代表的な数量を登
録する。例えば同一装置区分で受注金額が100万円、
200万円、300万円というように異なる場合は、そ
れぞれについて数量を1台、2台、3台というように登
録する。これを全ての製品管理コード21について実施
する。また、受注単位が金額ではなく、装置規模である
場合も同様に登録する。装置規模とは、例えば、電力
量、メモリ容量、電話の回線数、床面積、人員等であ
る。
【0013】ところで、受注内容には装置の新規導入と
拡張追加の場合があるが、装置構成データではこれを識
別することはできない。例えば拡張追加の場合は、装置
の基本部分は既に納入されているので、規模の拡張のた
めに入出力装置のみを納入するようなケースである。し
たがって、新規導入と拡張追加の場合によって、それぞ
れ装置の構成を変えなければならない。このようなケー
スを考慮して、装置構成の登録内容を新規導入の受注
と、拡張追加の受注の場合に分けて登録する。したがっ
て、装置構成データベース12を参照する場合には、新
規導入または拡張追加のどちらかを指示する必要があ
る。また、受注内容には顧客がオプション装置を指定す
るものがある。このオプション装置は装置構成データと
して登録するが、装置規模が大きい場合に全てを纏めて
表すと、該当オプションがどこの装置に付属するものか
が判りにくい。そこで、オプションが付加される装置単
位にグルーピングして管理する方法をとる。このオプシ
ョンを装置構成データに登録する場合には、親装置を単
位として登録する。オプションの登録内容は、親装置と
同様に金額または規模に対する数量で示す。このように
して登録された装置構成データを参照すると、親装置の
次に対応するオプションが表示されるから製品の構成が
一層明確になる。また、オプション構成を更新する場合
にも、対象の装置単位に修正することができるので便利
である。オプションを親装置単位に管理する必要がない
場合には、同一オプションの数量を合計して単独に表示
することができる。
【0014】図3は、本発明の他の実施例の装置構成デ
ータの登録内容を示す図である。図2に示した実施例で
は、受注情報の需要区分、経理区分、装置区分による装
置構成情報の作成について説明したが、受注金額や装置
規模の全ての条件について装置構成情報を作成する訳で
はなく、受注金額や装置規模は、顧客の要求によって常
に変動するものであるから、その都度、装置構成情報を
作成していては、生産予定量が早く求められないため生
産準備作業が遅れることになる。そこで受注の金額や規
模に該当する装置構成データが存在しない場合は、既に
登録してあるデータを利用して補間法によって算出す
る。図3に示した登録内容に補間法を適用した算出例を
示す。例えば製品の受注金額が150万円であるとき、
装置構成情報には100万円と200万円と300万円
だけが登録されているものとする。図3の実施例では、
150万円に該当する装置構成情報がないので、100
万円の情報と200万円の情報の中間値をとることにす
る。例えば、製品名31のなかでコンピュータCの装置
構成情報に着目すると、受注金額100万円の場合の数
量は2で、200万円の場合は4であるから、受注金額
150万円の場合は、数量3と算定すればよいことがわ
かる。以下、他の構成装置全てについて補間法を適用し
て数量を求めることにより、受注金額150万円に対応
する装置構成データが得られる。
【0015】図4は、本発明の出荷実績情報の登録によ
る処理系統の一実施例を示す図である。装置構成データ
ベース12には、標準となる装置構成を予め登録してお
くことが必要である。しかし、受注製品が常に標準構成
であるとは限らないので、どの製品を標準として登録し
たらよいかの判断は難しい。また、標準構成は時期によ
って変化することが考えられる。したがって、受注動向
を常に監視していないと、装置構成データが実際の受注
内容と食い違ってくる可能性がある。この問題を解決す
るために、製品の出荷実績値を用いて自動的に装置構成
データの更新を行なう。製品の出荷情報には、装置構成
要素とこれに付加されるオプションの数量が含まれてい
る。また、受注実績情報には、需要区分、経理区分、装
置区分及び受注金額または装置規模が含まれているの
で、これらの情報を用いると装置構成データの登録項目
が全て満たされる。図4を用いて出荷情報の登録の流れ
を説明する。先ず、受注データベース11には受注予定
の情報と受注確定の両方の情報が格納されている。装置
構成データベース12は受注予定の装置構成を求める時
に使用する。受注予定の装置構成を求めるには、受注デ
ータベース11と装置構成データベース12を照合して
一致する情報を展開して取り出し、予測構成データベー
ス14を作成する。この情報は予測値であり先行きの生
産計画16を作成するために用いる。一方、受注確定の
案件の装置構成は、装置の仕様が確定しているので顧客
仕様に基づいて確定した構成を用いる。この構成は、受
注が確定したあとで生産指示が出されたときに展開さ
れ、生産データベース41に格納される。この生産情報
は生産に直接使用され、製造及び検査が終わったあとで
出荷手続が行われる。この出荷42は生産データベース
41とは異なることがある。つまり、生産途中で変更が
あったものを全て取り込んだ情報になっている。よっ
て、生産データベース41よりも出荷42のデータを用
いた方が正確な実績値が得られる。この出荷42のデー
タを装置構成データベース12に取り込み、次回の生産
予測値に活用する。具体的な登録時には、登録情報が異
常に多くならないようにするため、受注金額や装置規模
に適当な範囲を設けて、類似した情報が複数登録されな
いように制限を加える。また、登録情報の来歴管理を容
易にするために、適当な登録間隔を設定することによ
り、あまりに頻繁な更新が行なわれないようにすること
が必要である。
【0016】図5は本発明の装置構成による未展開の受
注情報の一実施例を示す図である。上記実施例では受注
情報と装置構成データを照合して、具体的な装置規模と
その数量を自動的に求める手順について説明した。しか
し、受注に対応する装置構成データが準備されていない
場合、もしくは照合条件項目が一致しなかった場合には
装置規模と数量は出力されない。このような処理が自動
的に行なわれている場合には、出力された情報と出力さ
れなかった情報の区分が判然としなくなる。したがっ
て、展開されなかった受注情報は、別の方法で装置構成
と数量に展開しなければならないから、図5に示すよう
なリストによってエラーメッセージを発行する必要があ
る。具体的なメッセージ内容には、受注管理番号51
(受注案件個々に独立な管理番号)、製品名52、金額
53、処理日付54、展開不可理由55等が出力され、
個々の案件への的確な対応を促す。
【0017】図6は、本発明の装置構成による原価計算
の一実施例図である。上記実施例の装置構成データベー
ス12を用いて、受注内容の具体的な製品数量を求め、
さらに、受注予定製品の予想原価を求めることができ
る。図6は予定原価を求めるための装置構成と原価情報
の持ち方を示す。製品の予想原価61を個々の装置ごと
に求めておき、これを装置構成データのそれぞれの装置
に対応させて情報ベースに格納しておく。受注内容の予
想原価を求める場合には、先ず、装置構成データベース
12と受注情報を突合せて構成される装置規模と数量を
求め、次に構成装置の予想原価と求めた数量とを掛け合
わせる。また、予想原価のみを求める場合には、最初か
ら装置構成要素の原価と数量を掛け合わせるだけでよ
い。さらに、求められた予想原価を利用して、売上高に
対する予定利益の計算を簡単に行なうことができる。ま
た、これに受注の実績値を投入することによって、売上
高と利益の予算・実績対比管理を行なうことが可能にな
る。当然のことであるが、受注情報の見積値が存在する
場合はその値を使用する。以上の実施例によって、受注
情報から生産に必要な製品の種類と数量を、精度よく求
めることができる。さらに、この手法を利用することに
より、製品の予想原価の算出や利益の予算・実績対比管
理にも利用することができる。上記実施例は、受注品の
生産手配に必要な展開方法について記載したが、購買手
配、外注手配における展開処理に適用可能なことはいう
までもない。
【0018】
【発明の効果】顧客の要求により大きく変動する装置構
成要素に基づいて製品の生産予測を行なう場合に、標準
の装置構成要素を登録しておくことによって、受注情報
から自動的に装置構成要素への展開ができるため、物量
計算や生産計画作成の工数を大幅に削減することができ
る。装置構成データの登録更新に出荷実績情報を用いる
ことによって、生産物量の精度が大幅に向上するので、
生産過不足による工程の混乱が少なくなる。装置構成デ
ータの補間値を使用することによって、受注内容と装置
構成要素が正確に一致しなくても生産物量が出力される
ため、装置構成データの登録件数を削減することができ
る。生産物量が展開されなかった場合においても、受注
案件別に警告がでるため物量補正の管理が容易になる。
また、この物量自動展開機能に原価情報を付加すること
によって、物量管理と予算管理が同時に実現できるため
管理工数を削減することができるなど、生産管理上での
多岐にわたる顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受注から生産計画作成に至る処理系統
の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の装置構成情報の登録内容を
示す図である。
【図3】本発明の他の実施例の装置構成の情報の登録内
容を示す図である。
【図4】本発明の出荷実績情報の登録による処理系統の
一実施例を示す図である。
【図5】本発明の装置構成による未展開の受注情報の一
実施例を示す図である。
【図6】本発明の装置構成による原価計算の一実施例図
である。
【符号の説明】
11…受注デ−タベ−ス 12…装
置構成デ−タベ−ス 13…見積デ−タベ−ス 14…予
測構成デ−タベ−ス 15…製品日程データベース 16…生
産計画 21…製品管理コード 22…需
要区分 23…経理区分 24…装
置区分 31…製品名 41…生
産データベース 42…出荷 51…受
注管理番号 52…装置名 53…金
額 54…処理日 55…理
由 61…予想原価
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 三夫 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受注金額または受注装置規模からこれに
    対応すべき装置構成要素に展開する方法において、 前記受注金額または受注装置規模に対して展開のモデル
    パターンとなる装置構成要素の基準資料を作成し、 受注情報に含まれる装置構成要素と数量とを前記基準資
    料と照合し、前記基準資料の中から所要の装置構成要素
    と数量を選定出力することを特徴とする装置構成要素の
    展開方法。
  2. 【請求項2】 受注金額または受注装置規模からこれに
    対応すべき装置構成要素に展開する方法において、 前記受注金額または受注装置規模に対して展開のモデル
    パターンとなる装置構成要素の基準資料を作成し、 前記受注情報を前記基準資料と照合し、前記基準資料中
    に前記受注金額または受注装置規模に一致する情報がな
    いときは、前記基準資料に近い上側数値と下側数値を用
    いて、所要の装置構成要素を演算出力することを特徴と
    する装置構成要素の展開方法。
  3. 【請求項3】 前記基準資料を構成する数は、前記製
    品の出荷実績値によって更新することを特徴とする請求
    項1または請求項2の何れかに記載の装置構成要素の展
    開方法。
  4. 【請求項4】 前記受注情報と前記基準資料との照合に
    より、前記受注情報の内容が前記基準資料に該当しない
    とき、エラーメッセージを出力し、展開不可処理を実施
    することを特徴とする請求項1または請求項2の何れか
    に記載の装置構成要素の展開方法。
  5. 【請求項5】 前記基準資料の構成要素に、対応する予
    想原価を付加することを特徴とする請求項1または請求
    項2の何れかに記載の装置構成要素の展開方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002259524A (ja) * 2001-02-22 2002-09-13 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 見積方法および装置並びにプログラム
JP2009139985A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Hitachi Ltd 原価情報処理装置及び原価情報処理方法

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