JP2002259180A - ファイル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置およびファイル管理方法 - Google Patents

ファイル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置およびファイル管理方法

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JP2002259180A
JP2002259180A JP2001053309A JP2001053309A JP2002259180A JP 2002259180 A JP2002259180 A JP 2002259180A JP 2001053309 A JP2001053309 A JP 2001053309A JP 2001053309 A JP2001053309 A JP 2001053309A JP 2002259180 A JP2002259180 A JP 2002259180A
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Kazuo Matoba
和男 的場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のファイルを容易に管理すること。 【解決手段】 ファイル管理プログラムは、複数のファ
イルそれぞれのファイル名を複数のファイルに共通する
共通情報と対応付けて記憶するステップ(S3)と、共
通情報で関連付けられた複数のファイルそれぞれのファ
イル名をファイルの順位を示す順位情報と対応付けて記
憶するステップ(S4)とをコンピュータに実行させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファイル管理プ
ログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置およびファ
イル管理方法に関し、特に、複数のファイルを仮想的に
結合するファイル管理プログラム、ファイル管理プログ
ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファ
イル管理装置およびファイル管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等では、
ハードディスク等にファイルが記録される。記録される
ファイルの数が余りに多くなると、ファイル名またはフ
ォルダ名を含めたファイル名から使用者が所望するファ
イルを探し出すのが困難となる。特に、異なるアプリケ
ーションで作成されたファイル、たとえば、画像データ
を表わす画像ファイルやワードプロセッサアプリケーシ
ョンで作成される文書ファイルなどは、ファイルフォー
マットが異なるため1つのファイルとすることはできな
い。しかしながら、旅行の写真の画像ファイルとその旅
行の内容を記載した文書ファイル、または、企画書の文
書ファイルとグラフや絵を示した画像ファイルなどには
関連があるため、1つのファイルとして取扱える方が望
ましい。このため、ハードディスクに記録されるファイ
ルは異なるけれども、複数のファイルをあたかも1つの
ファイルであるかのように仮想的に結合する仮想結合の
技術が知られている。
【0003】複数のファイルが仮想結合されると、使用
者は複数のファイルが別のファイルであることを意識す
ることなく、1つのファイルとして取り扱うことができ
る。仮想結合された複数のファイルの内容を視覚で確認
する場合には、仮想結合された複数のファイルが、ファ
イルを縮小したサムネイルで順に表示される。ページ送
りすることにより、仮想結合された複数のファイルのサ
ムネイルが順に表示される。また、所望のページでマウ
スをダブルクリックするなどしてファイルを指定する指
示を入力することにより、指定されたファイルに対応す
るアプリケーションが起動し、そのファイルが読出され
て編集が可能となる。
【0004】このため、複数のファイルが仮想結合され
ると、複数のファイルに対してそれぞれ所定の操作を行
なわなくても、ファイルの内容を確認したり編集したり
することができ、取扱いが容易となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、仮想結
合された複数のファイルのうちから、1つのファイルを
その仮想結合から解除する場合には、複数のファイルの
仮想結合を解除しなければならない。また、仮想結合か
ら解除されたファイルが以前に仮想結合されていたとい
う情報は残らない。さらに、仮想結合から解除されたフ
ァイルを除くファイルに対して、再び仮想結合を行なわ
なければならず、処理が複雑であった。
【0006】このため、複数のファイルを仮想結合した
り、仮想結合されたファイルから一部のファイルを仮想
結合から解除したりする際に、使用者自身がそれらのフ
ァイルが仮想結合されているのかいないのか等を把握し
ていなければならず、煩わしいものであった。
【0007】また、仮想結合から解除されたファイル
は、他のファイルと関係がなくなるので、他のファイル
と再び仮想結合するためには、仮想結合する処理をやり
直さなければならず、簡単な操作で解除される前の元の
状態に戻すことができなかった。
【0008】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたもので、この発明の目的の1つは、関連付けら
れた複数のファイルを容易に管理することが可能なファ
イル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記録し
たコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置
およびファイル管理方法を提供することである。
【0009】この発明の他の目的は、ファイルを他のフ
ァイルと容易に関連付けることが可能なファイル管理プ
ログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置およびファ
イル管理方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明のある局面によれば、ファイル管理プログ
ラムは、複数のファイルそれぞれが識別情報で特定さ
れ、複数のファイルそれぞれの識別情報を複数のファイ
ルに共通する共通情報と対応付けて記憶するステップ
と、共通情報で関連付けられた複数のファイルそれぞれ
の識別情報をファイルの順位を示す順位情報と対応付け
て記憶するステップとをコンピュータに実行させる。
【0011】この発明に従えば、複数のファイルそれぞ
れが識別情報で特定され、複数のファイルそれぞれの識
別情報が複数のファイルに共通する共通情報と対応付け
て記憶される。このため、共通情報で複数のファイルが
関連付けられる。また、共通情報で関連付けられた複数
のファイルそれぞれの識別情報が、順位情報と対応付け
られて記憶されるので、関連付けられた複数のファイル
の順位を定めることができる。さらに、ファイルの識別
情報と共通情報とが対応付けられて記憶されているか否
かによりファイルが結合されているか否かがわかるの
で、ファイルを結合させるためには、識別情報と共通情
報との対応付けを記憶するだけでよい。さらに、識別情
報と共通情報との対応付けをなくすことで、他のファイ
ルとの関連付けを解除することができる。その結果、コ
ンピュータで実行されることにより、関連付けられた複
数のファイルを容易に管理可能なファイル管理プログラ
ム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読
取可能な記録媒体を提供することができる。
【0012】さらに、他のファイルとの関連付けが解除
されたファイルを再び関連付ける場合には、既にそのフ
ァイルの識別情報が順位情報と対応付けられて記憶され
ているので、順位を再度決め直す必要がない。その結
果、ファイルを他のファイルと容易に関連付けることが
可能なファイル管理プログラムおよびファイル管理プロ
グラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提
供することができる。
【0013】好ましくは、ファイル管理プログラムは、
共通情報と対応付けられた識別情報と識別情報に対応付
けられた順位情報とを読出すステップと、読出された順
位情報に従って、識別情報を並び替えるステップと、並
び替えられた識別情報に対応するファイルを読み出して
表示するステップとをさらにコンピュータに実行させ
る。
【0014】この発明に従えば、共通情報と対応付けら
れた識別情報と識別情報に対応付けられた順位情報とが
読出され、読出された順位情報に従って、読識別情報が
並び替えられ、並び替えられた識別情報に対応するファ
イルが読み出されて表示される。このため、関連付けら
れた複数のファイルを決められた順序で表示することが
できる。
【0015】好ましくは、ファイル管理プログラムの順
位情報は、上位または下位にあるファイルの識別情報で
ある。
【0016】この発明に従えば、順位情報が、上位また
は下位にあるファイルの識別情報なので、順位情報を順
にたどることでファイルの順位が容易にわかる。
【0017】好ましくは、ファイル管理プログラムは、
複数のファイルそれぞれを少なくとも1つの関連するキ
ーワードと対応付けるステップをさらに含む。
【0018】この発明に従えば、複数のファイルそれぞ
れが少なくとも1つの関連するキーワードと対応付けら
れるので、ファイルごとに対応付けられたキーワードを
用いて検索することにより、関連付けられた他のファイ
ルを抽出することができる。
【0019】好ましくは、ファイル管理プログラムは、
同一の共通情報で対応付けられた複数のファイルのセッ
トに関連する少なくとも1つのキーワードを複数のファ
イルそれぞれに対応付けて記憶するステップをさらに含
む。
【0020】この発明に従えば、同一の共通情報で対応
付けられた複数のファイルのセットに関連する少なくと
も1つのキーワードが前記複数のファイルそれぞれに対
応付けて記憶される。このため、複数のファイルのいず
れかが共通情報で対応付けられなくなった場合でも、対
応付けられなくなったファイルを、複数のファイルのセ
ットに関連するキーワードを用いて抽出することができ
る。
【0021】この発明の他の局面によれば、ファイル管
理装置は、複数のファイルそれぞれが識別情報で特定さ
れ、複数のファイルそれぞれの識別情報を複数のファイ
ルに共通する共通情報と対応付けて記憶する第1記憶手
段と、共通情報で関連付けられた複数のファイルそれぞ
れの識別情報をファイルの順位を示す順位情報と対応付
けて記憶する第2記憶手段とを備える。
【0022】この発明に従えば、関連付けられた複数の
ファイルを容易に管理可能なファイル管理装置を提供す
ることができる。また、ファイルを他のファイルと容易
に関連付けることが可能なファイル管理装置を提供する
ことができる。
【0023】この発明のさらに他の局面によれば、ファ
イル管理方法は、複数のファイルそれぞれが識別情報で
特定され、複数のファイルそれぞれの識別情報を複数の
ファイルに共通する共通情報と対応付けて記憶するステ
ップと、共通情報で関連付けられた複数のファイルそれ
ぞれの識別情報をファイルの順位を示す順位情報と対応
付けて記憶するステップとを含む。
【0024】この発明に従えば、関連付けられた複数の
ファイルを容易に管理可能なファイル管理方法を提供す
ることができる。また、ファイルを他のファイルと容易
に関連付けることが可能なファイル管理方法を提供する
ことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお図中同一符号は同一ま
たは相当する部材を示し、説明は繰返さない。
【0026】図1は、本発明の実施の形態の1つにおけ
るファイル管理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図1を参照して、ファイル管理装置100は、パー
ソナルコンピュータ等で構成される。ファイル管理装置
100は、ファイル管理装置100の全体を制御するた
めの制御部101と、データを入力するための入力部1
05と、データを記憶するための記憶部103と、デー
タを出力するための出力部107と、制御部101で実
行するためのプログラム等を記憶するための外部記憶装
置109とを含む。
【0027】制御部101は、中央演算装置(CPU)
と、このCPUで実行するためのプログラムを記憶する
ための読出専用メモリ(ROM)やCPUでプログラム
を実行する際に必要となる変数等を記憶するためのラン
ダムアクセスメモリ(RAM)を含む。
【0028】入力部105は、キーボードまたはマウス
などであり、文字または数字の入力、または、所定の指
示コマンドの入力が可能となっている。
【0029】記憶部103は、文字または画像等のデー
タを格納する。これらのデータは、たとえば、ワードプ
ロセッサのアプリケーションプログラムにより作成され
たデータファイル、表計算ソフトのアプリケーションに
より作成されたデータファイル、デジタルカメラまたは
イメージスキャナ等で読取られた画像からなるデータフ
ァイル、または、他の種々のアプリケーションプログラ
ムで作成されたデータファイルである。
【0030】また、記憶部103は、複数のフォルダを
有し、フォルダに分類してデータファイルを記憶するこ
とができる。たとえば、あるフォルダAには、ワードプ
ロセッサで作成したデータファイルを記憶し、別のフォ
ルダBには表計算のアプリケーションソフトウェアによ
り作成したデータファイルを記憶するようにしてもよ
い。さらに、所定の事案ごとにフォルダを作成するよう
にしてもよいし、データファイルが作成された日付をも
とに所定の期間で区切ってフォルダを作成するようにし
てもよい。これらのフォルダは、周知のアプリケーショ
ンプログラムより作成される。
【0031】出力部107は、液晶表示装置等のディス
プレイであり、制御部101の指示に従ってデータファ
イルに関する情報を表示する。データファイルに関する
情報とは、データファイルのファイル名、ファイルサイ
ズ、作成または更新された日付、データファイルを縮小
して表示するサムネイル等である。制御部101からの
表示のための指示が、サムネイルの場合には、複数のデ
ータファイルのサムネイルが一つのウィンドウに同時に
表示される。
【0032】外部記憶装置109は、コンピュータ読取
可能な記録媒体111に記録されたプログラムやデータ
を読込み、制御部101に送信する。また、制御部10
1からの指示により、コンピュータ読取可能な記録媒体
111に必要なデータを書込む。
【0033】コンピュータ読取可能な記録媒体111と
しては、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、
磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク
装置等)や光ディスク(CD−ROM/MO/MD/D
VD等)などのディスク系、ICカード(メモリカード
を含む)や光カードなどのカード系、あるいはマスクR
OM、EPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモ
リ等固定的にプログラムを担持する媒体である。また、
記録媒体111をネットワークからプログラムがダウン
ロードされるように流動的にプログラムを担持する媒体
とすることもできる。
【0034】制御部101は、記録媒体111に記録さ
れたファイル管理プログラムを外部記憶装置109で読
取ることにより、読取ったプログラムを実行することが
できる。
【0035】図2は、本実施の形態におけるファイル管
理装置100の記憶部103に記憶されるファイルの構
成を模式的に示す図である。図2を参照して、ファイル
管理装置100では、記憶部103に複数のファイルが
記憶され、制御部101でファイル管理ソフトウェア2
00が実行される。図2では、ファイル管理ソフトウェ
ア200か管理の対象する複数のファイルが記憶部10
3に記憶されている状態を示している。以下、ファイル
管理ソフトウェアが管理の対象とするファイルを管理対
象ファイルという。記憶部103に記憶されている管理
対象ファイルを、ここでは、ファイル名が「File−
1」のファイル203A、ファイル名が「File−
2」のファイル203B、ファイル名が「File−
n」のファイル203Nとして示している。
【0036】ファイル管理ソフトウェア200は、制御
部101で実行されて、管理対象ファイルを関連付けて
1つのファイルとして取り扱うための管理情報201を
作成する。作成された管理情報201は記憶部103に
記憶される。
【0037】管理情報201は、ファイル名と付与情報
との項目からなるデータを含む。管理情報201は、管
理対象ファイル203A,203B,203Nそれぞれ
のファイル名に付与情報を対応付けたデータである。フ
ァイル名は、ファイルを識別するための固有の情報であ
る。
【0038】図3は、本実施の形態におけるファイル管
理装置100で作成される管理情報の一例を示す図であ
る。図3を参照して、管理情報201は、ファイル名の
項目211、キーワードの項目212、結合の項目21
3、結合先の項目214、仮想結合タイトルの項目21
5、仮想結合キーワードの項目216からなるデータか
らなる。キーワードの項目212、結合の項目213、
結合先の項目214、仮想結合タイトルの項目215、
仮想結合キーワードの項目216が付加情報に対応する
項目である。
【0039】ファイル名の項目211は、管理対象ファ
イルのファイル名を示す。キーワードの項目212は、
ファイルに関連するキーワードである。キーワードの項
目は、ファイルごとに付与される。結合の項目213
は、ファイル名で特定される管理対象ファイルが仮想結
合の対象となるか否かを示す項目である。結合先の項目
214は、ファイル名の項目211で特定されるファイ
ルの直前の順位を有するファイルのファイル名を示す。
仮想結合タイトルの項目215は、複数のファイルが仮
想的に結合されたファイル(以下「仮想ファイル」とい
う)のタイトルを示す。仮想結合キーワードの項目21
6は、仮想ファイルに関連して付与されるキーワードを
示す。
【0040】結合の項目213で「○」印が付されてい
るデータは、仮想結合されていることを示す。仮想結合
とは、結合の項目213に「○」印が付されているデー
タのすべてのファイルが、関連付けられることをいう。
ここでは、説明のため結合の項目213を仮想結合され
ている場合に「○」印を付し、仮想結合されていない場
合をブランクで示したが、1ビットのフラグで表すこと
ができる。
【0041】また、結合先の項目214により、管理対
象ファイルの順位が決定される。なお、管理情報201
で管理の対象となるファイルのすべてについて、順位が
決定されるようにしてもよいが、仮想結合されたファイ
ルのみを順位を決定してもよい。ここでは、管理対象フ
ァイルのすべてについて順位が決定される場合を例に説
明する。
【0042】図3を参照して、ファイル名が「File
−2」のデータ205Bは、結合先の項目214がブラ
ンクであり、管理対象ファイルのうちで順位が最上位で
あることを示す。ファイル名が「File−1」のデー
タ205Aは、結合先の項目214に「File−2」
のファイル名が対応付けられる。これは、ファイル名が
「File−1」のファイルは、ファイル名が「Fil
e−2」のファイルの次の順位であることを示す。同様
に、ファイル名が「File−3」のデータ205C
は、結合先の項目214に「File−1」のファイル
名が対応付けられる。したがって、「File−3」の
ファイルは、ファイル名が「File−1」のファイル
の次の順位であることを示す。したがって、ファイル名
が「File−2」のファイル203B、「File−
1」のファイル203A、「File−3」のファイル
203Cの順にファイルの順位が定められる。
【0043】また、ファイル名が「File−2」のデ
ータ205Bについてみると、キーワードの項目212
には「レストラン」のキーワードが、仮想結合タイトル
の項目215には「北海道旅行情報」のタイトルが、仮
想結合キーワードの項目216には「北海道 グルメ」
のキーワードが対応付けられている。
【0044】仮想結合タイトルの項目215は、仮想結
合された仮想ファイルのタイトルを示し、1つの管理情
報に含まれるファイルにはすべて同じタイトルが対応付
けられる。同様に、仮想結合キーワードの項目216
は、仮想結合された仮想ファイルに関連するキーワード
であり、管理情報201に含まれるデータにはすべて同
じキーワードが対応付けられることになる。なお、仮想
結合されたファイルのデータにのみ、対応付けるように
してもよい。
【0045】一方、キーワードの項目212は、ファイ
ルに関連するキーワードである。したがって、管理情報
201に含まれるデータのすべてが同じキーワードとな
る必要はない。
【0046】仮想結合タイトルの項目215と、仮想結
合キーワードの項目216のデータは、仮想結合ファイ
ルを作成する際に、ファイル管理装置100の使用者が
入力部105から入力する情報である。また、キーワー
ドの項目212は、ファイル名で特定されるファイルが
記憶部103に記憶された時点、または、仮想結合され
て管理情報201が作成される時点で使用者により入力
部105から入力された情報である。
【0047】また、管理情報201において、管理情報
201を作成した日付、仮想ファイルを作成した日付ま
たはマーカを付加情報の項目に含めるようにしてもよ
い。マーカは、ファイルに対応付けられるイメージ情報
をいい、たとえば、管理情報201のファイル名の項目
211で特定されるファイルにスタンプなどの情報(マ
ーカ)を入力部105より入力することにより得られ、
対応付けられる。
【0048】なお、図3においては、管理情報201の
データのそれぞれに仮想結合タイトルの項目215と仮
想結合キーワードの項目216とを持たせるようにした
が、仮想結合タイトルの項目215と仮想結合キーワー
ドの項目216とは、管理情報201に固有の情報なの
で、仮想結合タイトルの項目215と仮想結合キーワー
ドの項目216を設けることなく、管理情報201に仮
想結合ごとの固有の情報を付して、その固有の情報と仮
想結合タイトルおよびキーワードとの関連付けテーブル
を管理情報201とは別に持たせるようにしてもよい。
このようにすることで、管理情報201のデータ量を削
減することができる。
【0049】本実施の形態におけるファイル管理装置で
は、管理情報201をフォルダごとに有し、ファイル管
理プログラムの起動時に管理情報201を有するフォル
ダを検索するようにしている。この結果、ファイル管理
装置100に一時的に接続または切離しができる外部記
憶装置109に記憶されたファイルについても、外部記
憶装置109の接続の有無に関係なく管理対象に含める
ことができる。すなわち、外部記憶装置109がファイ
ル管理装置100に接続された場合に管理対象とするこ
とができ、切離されている場合には管理対象とされるこ
とがない。
【0050】また、別のファイル管理装置で管理されて
いたファイルをフォルダごとに、フロッピー(登録商
標)ディスクなどの記録媒体、ネットワークまたはリム
ーバブルドライブなどを経由して記憶部103に記憶し
た場合であっても、そのフォルダに記憶されたデータフ
ァイルを直ちに管理対象に含めることができる。
【0051】さらに、記憶装置を備えた携帯端末、スキ
ャナ、スキャナとプリンタを組合わせた複合機、また
は、パソコンからのデータを受信して印刷が可能な複写
機などについても、ファイル管理装置100と接続可能
であれば、それらの記憶装置内のデータファイルを管理
対象とすることができる。
【0052】図4は、本実施の形態におけるファイル管
理装置100で行なわれる管理情報作成処理の流れを示
すフローチャートである。図4を参照して、ファイル管
理装置100では、まず、使用者が入力部105を用い
て、記憶部103に記憶されている複数のファイルの中
から、仮想結合するファイルを管理対象ファイルとして
選択し、かつ、選択された管理対象ファイルの順序を指
定することにより、仮想結合の指示が入力される(ステ
ップS1)。
【0053】ファイル管理装置100の出力部107の
ディスプレイに記憶部103に記憶されたファイルのフ
ァイル名が表示される。ディスプレイに表示されるファ
イルは、1つのフォルダに分類されたファイルとしても
よいし、複数のフォルダそれぞれに分類されたファイル
のすべてとしてもよい。使用者が出力部107のディス
プレイに表示されたファイル名の中から、入力部105
のマウス等を用いて仮想結合するファイルのファイル名
を選択する。これにより、選択されたファイルが管理対
象ファイルに選択される。また、選択された順に管理対
象ファイルの順位が定められる。なお、選択された順に
管理対象ファイルの順位を決定するのではなく、選択さ
れたファイルのファイル名またはサムネイルを、別のウ
ィンドウに選択された順に表示する。表示された管理対
象ファイルのファイル名またはサムネイルをマウス等の
入力部105を用いてウィンドウ中の並び順を変更する
ことにより、ファイルの順位を変更できるようにしても
よい。
【0054】そして、選択された管理対象ファイルのフ
ァイル名が、管理情報201のファイル名の項目211
に割付けられる(ステップS2)。次に、管理情報20
1の結合の項目213に結合を示す情報が割付けられる
(ステップS3)。結合を示す情報としては、本実施の
形態においては図3において「〇」を用いたが、これに
限定されるわけでなく、たとえば「1」で結合を示し、
「0」で結合なしを示す1ビットのフラグを用いてもよ
い。
【0055】そして、指定された順序に従って、管理情
報201の結合先の項目214に直前のファイルのファ
イル名を割付ける(ステップS4)。図3においては、
ファイル203Aの直前のファイルはファイル203B
なので、ファイル203Aのデータ205Aにおいて結
合先の項目214にファイル203Bのファイル名「F
ile−2」が割付けられる。また、ファイル203B
は順位が最上位なので、直前のファイルは存在しない。
この場合には、ファイル203Bのデータ205Bにお
いて結合先の項目214にはブランクが割付けられる。
さらに、ファイル203Cの直前のファイルはファイル
203Aなので、ファイル203Cのデータ205Cに
おいて結合先の項目214にはファイル203Aのファ
イル名「File−1」が割付けられる。
【0056】なお、本実施の形態においては、ファイル
の順序を割付けるために、直前のファイル名を結合先の
項目214に割付けるようにしたが、これに限定される
わけでなく、直後のファイルのファイル名を割付けるよ
うにしてもよい。また、直前のファイルのファイル名と
直後のファイルのファイル名との2つのファイル名を結
合先の項目214に割付けるようにしてもよい。このよ
うにすることで、後述する仮想結合の一部解除および再
結合における処理速度を速めることができる。
【0057】さらに、管理情報のサイズが制限されない
ような場合には、そのファイルよりも前の順位となるす
べてのファイルのファイル名とそれらの順位、または、
そのファイルより後の順位となるすべてのファイルのフ
ァイル名とそれらの順位を、結合先の項目214に割付
けるようにしてもよい。
【0058】さらに、結合先の項目214で示される情
報は、管理情報201に結合先の項目214を設けるの
ではなく、ファイル名の項目211にファイル名に付加
する情報として格納するようにしてもよい。
【0059】そして、管理対象ファイルのすべてについ
て結合先の項目214に直前のファイルのファイル名が
割付けられたか否かが判断される(ステップS5)。割
付けが終了していない場合には、ステップS4に進み、
すべての管理対象ファイルについて処理が終了するまで
ステップS4の処理が繰返し行なわれる。
【0060】すべての管理対象ファイルについて割付け
が終了した場合には、ステップS6において、仮想結合
タイトルが割付けられる。仮想結合タイトルは、管理対
象ファイルのうち結合の項目213で結合を示す情報が
割付けられたすべてのファイルを仮想的に結合した仮想
ファイルのタイトルを示す。仮想結合タイトルは、ファ
イル管理装置100の使用者により入力部105を用い
て入力される。
【0061】入力された仮想結合タイトルは、管理情報
201のすべてのデータの仮想結合タイトルの項目21
5に割付けられる。
【0062】次に、仮想結合キーワードが割付けられる
(ステップS7)。仮想結合キーワードは、仮想ファイ
ルのキーワードを示し、ファイル管理装置100の使用
者により入力部105を用いて入力される。入力された
仮想結合キーワードは、管理情報201のすべてのデー
タの仮想結合キーワードの項目216に割付けられる。
【0063】このようにして、管理情報作成処理におい
て、記憶部103に記憶されている複数のファイルのう
ち、管理対象ファイルに指定されたファイルのすべてを
対象にして、管理情報201が作成される。
【0064】図5は、本実施の形態におけるファイル管
理装置100で行なわれる仮想結合の一部解除処理の流
れを示すフローチャートである。図5を参照して、仮想
結合の一部解除処理においては、まず、使用者により仮
想ファイルが指定される(ステップS11)。ファイル
管理装置100において、出力部107のディスプレイ
にフォルダの内容を表示した場合、そのフォルダに分類
された仮想ファイルにあっては管理情報201の仮想結
合タイトルが表示される。使用者が、表示された仮想結
合タイトルを入力部105のマウス等を用いて指定する
ことにより、仮想ファイルが指定される。なお、フォル
ダの内容は、複数のフォルダについて表示するようにし
てもよい。
【0065】仮想ファイルが指定されると、仮想結合タ
イトルで特定される管理情報201が記憶部103より
読出され、管理情報201に含まれるデータのうち、結
合の項目213に結合を示す情報が付されているデータ
が選択され、選択されたデータのファイル名の項目21
1のデータが出力部107のディスプレイに表示される
(ステップS12)。なお、ファイル名に代えて、また
は、ファイル名とともに、選択されたデータで特定され
るファイルのサムネイルを表示するようにしてもよい。
【0066】表示された仮想結合されているファイルの
中から、使用者が仮想結合の解除を望むファイルが指定
される(ステップS13)。ここでは、説明を簡単にす
るための仮想結合を解除するファイルをファイルAとす
る。そして、管理情報201のデータのうち、ファイル
Aで特定されるデータの結合の項目213から結合を示
す情報が消去される。具体的には、結合しない旨を示す
情報(ブランク)が書込まれる(ステップS14)。そ
して、変更された管理情報201が記憶部103に記憶
される。
【0067】このように、仮想結合処理を行なうことに
より作成された管理情報201のうち、管理情報201
に含まれるデータの結合の項目213を結合していない
旨を示す情報に書換えるのみで、そのデータに対応する
ファイルを仮想結合から解除することができる。
【0068】図6は、本実施の形態におけるファイル管
理装置100で仮想結合の一部解除処理を行なった後の
管理情報の一例を示す図である。図6を参照して、図3
に示した管理情報と異なる点は、ファイル名が「Fil
e−1」のファイル203Aのデータ205Aにおい
て、結合の項目213から結合を示す情報(○印)が結
合しない旨を示す情報(ブランク)となっている点であ
る。結合先の項目214については、図3に示した管理
情報と異なることはない。これにより、ファイル203
Aに対応するデータが管理情報201に含まれ、管理情
報ファイルではあるが仮想結合の対象となるファイルで
はない旨が示される。
【0069】したがって、この図6に示す管理情報20
1では、ファイル名が「File−2」のファイル20
3Bとファイル名が「File−3」のファイル203
Cのみが仮想結合ファイルであることが示され、ファイ
ル名が「File−1」のファイル203Aは仮想結合
から除外されたファイルであることが示される。
【0070】図7は、本実施の形態におけるファイル管
理装置100で行なわれる仮想結合への再結合処理の流
れを示すフローチャートである。図7を参照して、ファ
イル管理装置100の使用者により、仮想ファイルの指
定が行なわれる(ステップS21)。ファイル管理装置
100において、出力部107のディスプレイにフォル
ダの内容を表示した場合、そのフォルダに分類された仮
想ファイルにあっては管理情報201の仮想結合タイト
ルが表示される。使用者が、表示された仮想結合タイト
ルを入力部105のマウス等を用いて指定することによ
り、仮想ファイルが指定される。なお、フォルダの内容
は、複数のフォルダについて表示するようにしてもよ
い。
【0071】仮想ファイルが指定されると、仮想結合タ
イトルで特定される管理情報201が記憶部103より
読出される。読出された管理情報に含まれるデータのす
べてについて、ファイル名の項目211と結合先の項目
214とが取出され、出力部107のディスプレイに表
示される(ステップS22)。これにより、ファイル管
理装置100の使用者は、自らが指定した仮想ファイル
について、管理の対象とされているファイルをすべて把
握することができるとともに、それぞれの管理対象ファ
イルが仮想結合の対象となっているか否かを結合先の項
目214から把握することができる。
【0072】そして、表示された管理対象ファイルの中
から、仮想結合に加えるファイルが指定される(ステッ
プS23)。ここで指定されるファイルは、表示された
管理対象ファイルのうち結合の項目213が仮想結合し
ていない情報(ブランク)とされているファイルのうち
のいずれかである。
【0073】ここでは、指定されるファイルを説明を簡
単にするためファイルAとして説明する。この指定は、
使用者により行なわれ、使用者が出力部107のディス
プレイに表示された管理対象ファイルのファイル名と結
合の項目213とに基づき、仮想結合されていないファ
イルのうちから所望するファイルを、入力部105のマ
ウス等を用いてファイル名を指定することにより行なわ
れる。
【0074】ファイルAが指定されると、管理情報20
1のデータのうち、指定されたファイルAに対応するデ
ータの結合の項目213に結合を示す情報(○印)が記
憶される(ステップS24)。
【0075】ここで、図6および図3を用いて具体的に
説明する。今、記憶部103には、図6に示す管理情報
201が記憶されている。この場合、仮想結合タイトル
が「北海道旅行情報」の仮想ファイルが使用者により指
定されると、管理情報201が記憶部103から読出さ
れる。そして、管理情報201に含まれるデータ205
A,205B,205Cが管理情報ファイルに対応する
データとされる。
【0076】そして、各データ205A,205B,2
05Cにおけるファイル名の項目211および結合の項
目213が出力部107のディスプレイに表示される。
図6では、データ205Aについてはファイル名が「F
ile−1」で結合の項目213が結合しない旨を示す
情報(ブランク)が、データ205Bについてはファイ
ル名が「File−2」で結合の項目213が結合を示
す情報(○印)が、データ205Cについてはファイル
名が「File−3」で結合の項目213が結合を示す
情報(○印)が表示される。このように図6では、ファ
イル名が「File−1」のファイルが仮想結合の対象
とされていない。使用者によりファイル名が「File
−1」のファイル203Aが選択されると、管理情報2
01のデータ205Aにおいて結合の項目213に結合
を示す情報(○印)が記憶される。そして、図3に示す
管理情報201の状態とされ、管理情報201が記憶部
103に記憶される。
【0077】図8は、本実施の形態におけるファイル管
理装置100で行なわれる新規ファイルの仮想結合への
追加処理の流れを示すフローチャートである。図8を参
照して、新規ファイルの仮想結合への追加処理では、ま
ず、ディスプレイに表示された記憶部103に記憶され
ているファイルの中から仮想ファイルに追加するファイ
ルが、使用者により入力部105を用いて指定される
(ステップS31)。仮想ファイルに追加する新規のフ
ァイルの指定は、出力部107のディスプレイにファイ
ル名またはサムネイルの一覧が表示され、一覧表示され
たファイルの中から、使用者がマウス等の入力部105
を用いて指定される。なお、ここでは説明を簡単にする
ため指定されるファイルをファイルAとして説明する。
【0078】次に、仮想ファイルの指定が行なわれる
(ステップS32)。ファイル管理装置100におい
て、出力部107のディスプレイにフォルダの内容を表
示した場合、そのフォルダに分類された仮想ファイルに
あっては管理情報201の仮想結合タイトルが表示され
る。使用者が、表示された仮想結合タイトルを入力部1
05のマウス等を用いて指定することにより、仮想ファ
イルが指定される。なお、フォルダの内容は、複数のフ
ォルダについて表示するようにしてもよい。
【0079】仮想結合タイトルが指定されると、指定さ
れた仮想結合タイトルの管理情報201に新たにデータ
が追加され、追加されたデータのファイル名の項目21
1にファイルAのファイル名が対応付けられるととも
に、結合の項目213に仮想結合を示す情報(○印)が
割付けられる(ステップS33)。
【0080】これにより、ファイルAのファイル名が管
理情報201に追加されたデータに割付けられ、ファイ
ルAが管理情報201で規定される管理対象ファイルと
される。また、管理情報201に追加されたファイルA
のデータにおいて結合の項目213に仮想結合に結合す
ることを示す情報(○印)が割付けられることにより、
ファイルAが仮想結合に含まれることになる。
【0081】そして、ステップS31で指定されたファ
イルAの仮想結合における順位が指定される(ステップ
S34)。出力部107のディスプレイに現在の管理情
報201で仮想結合されているファイルのファイル名が
定められている順位に従ってディスプレイ上で所定の方
向に配列されて表示される。たとえば、上から下もしく
は下から上に向かう方向、または、左から右もしくは右
から左に向かう方向にファイル名またはファイルのサム
ネイルが配列されて表示される。そして、使用者が、い
ずれの順位にファイルAを挿入するかを、入力部105
のマウス等を用いて指定される。たとえば、ファイルA
のファイル名またはサムネイルをドラッグして、順に表
示されたファイル名またはサムネイルの所望の順位の位
置でドロップすることで指定される。
【0082】ファイルAが挿入される順位が、仮想結合
されているファイルの最後か否かが判断される(ステッ
プS35)。仮想結合されているファイルの最後にファ
イルAが挿入されるとされた場合にはステップS40に
進み、そうでない場合にはステップS36に進む。
【0083】ステップS36では、ファイルAの順位
が、仮想結合されているファイルの先頭か否かが判断さ
れる。挿入される順位が、仮想結合されているファイル
の先頭である場合にはステップS39に進み、そうでな
い場合にはステップS37に進む。
【0084】ステップS37では、ファイルAに対応す
る管理情報201のデータにおける結合先の項目214
に、ファイルAの下位の順位となるファイルのデータに
おける結合先の項目214のデータを割付ける。なお、
ここでは説明を簡単にするため、ファイルAの下位の順
位となるファイルをファイルBとして説明する。
【0085】そして次のステップS38では、管理情報
201のファイルBに対応するデータの結合先の項目2
14にファイルAのファイル名が割付けられる。
【0086】ステップS37とステップS38との処理
について、図3を用いて具体的に説明する。ここでは、
ファイルAが、ファイル203Bとファイル203Aと
の間に挿入される場合を例に説明する。管理情報201
に新たに追加されたファイルAに対応するデータの結合
先の項目214には、ファイルAの下位の順位となるフ
ァイル203Aに対応するデータ205Aにおける結合
先の項目214のデータ「File−2」が割付けられ
る。そして、ファイル203Aのデータ205Aの結合
先の項目214にファイルAのファイル名が割付けられ
る。
【0087】一方、ステップS34において、ファイル
Aの順位が仮想結合されているファイルの先頭とされた
場合には、ステップS37に進む。ステップS37で
は、仮想結合されているファイルの先頭(最上位の順
位)のファイルのデータにおける結合先の項目214
に、ファイルAのファイル名が割付けられる。この場合
には、管理情報201に新たに追加されたファイルAの
データにおける結合の項目213はブランクのままであ
る。
【0088】さらに、ステップS35において、ファイ
ルAを仮想結合されているファイルの最後(最下位の順
位)に追加するとされた場合には、ステップS40に進
む。ステップS40では、管理情報201に新たに追加
されたファイルAのデータにおける結合先の項目214
に、仮想結合されているファイルのうちで最下位の順位
となっているファイルのファイル名が割付けられる。
【0089】ステップS38、ステップS39またはス
テップS40が終了すると、ステップS41に進む。ス
テップS41では、管理情報201に追加されたファイ
ルAのデータにおける仮想結合タイトルの項目215お
よび仮想結合キーワードの項目216に、仮想結合の情
報が割付けられる。仮想結合の情報とは、管理情報20
1で規定される仮想結合された複数のファイルに共通に
与えられる仮想結合タイトルと仮想結合キーワードであ
る。図3に示した管理情報201を例に説明すると、仮
想結合の情報は、仮想結合タイトルが「北海道旅行情
報」であり、仮想結合キーワードが「北海道 グルメ」
である。これらのそれぞれの情報が、管理情報201に
追加されたファイルAに対応するデータにおける仮想結
合タイトルの項目215および仮想結合キーワードの項
目216にそれぞれ割付けられる。
【0090】そして、変更された管理情報201が記憶
部103に記憶される(ステップS42)。なお、追加
されたファイルAが個別にキーワードを有する場合に
は、管理情報201に追加されたファイルAに対応する
データのキーワードの項目212に、追加されたファイ
ルAのキーワードが割付けられる。
【0091】このように、新規にファイルを仮想結合に
追加する場合には、管理情報201に新たにデータが追
加され、それぞれの項目に必要な情報が割付けられる。
特に、ファイル名の項目211に追加したファイルAの
ファイル名が割付けられることにより、ファイルAが管
理情報201の管理対象ファイルとされる。
【0092】また、追加されたファイルAに対応するデ
ータの結合の項目213に、仮想結合を示す情報(○
印)が割付けられることにより、ファイルAが他のファ
イルと関連付けられて仮想結合されることになる。
【0093】さらに、追加されたファイルAに対応する
データの結合先の項目214に、仮想結合されたファイ
ルのうちファイルAより上位(前)の順位にあるファイ
ルのファイル名が割付けられることにより、ファイルA
が仮想結合されたファイルのどの順位にあるかを定める
ことができる。
【0094】図9は、本実施の形態におけるファイル管
理装置100で行なわれる表示処理の流れを示すフロー
チャートである。図9を参照して、まず、ファイル管理
装置100の使用者により、仮想ファイルの指定が行な
われる(ステップS51)。ファイル管理装置100に
おいて、出力部107のディスプレイにフォルダの内容
を表示した場合、そのフォルダに分類された仮想ファイ
ルにあっては管理情報201の仮想結合タイトルが表示
される。使用者が、表示された仮想結合タイトルを入力
部105のマウス等を用いて指定することにより、仮想
ファイルが指定される。なお、フォルダの内容は、複数
のフォルダについて表示するようにしてもよい。仮想フ
ァイルが指定されると、仮想結合タイトルで特定される
管理情報201が記憶部103より読出される。
【0095】そして、空のキューが用意される(ステッ
プS52)。空のキューとは、仮想結合されたファイル
を表示するために、表示するファイルの順位を定めるた
めに用いられるキューである。キューには、たとえば、
表示する順に仮想結合されたファイルのファイル名を記
憶するメモリ領域を用いることができる。
【0096】ステップS51で特定された管理情報20
1のデータのうち、結合先の項目214がブランクであ
り、かつ、ファイル名の項目211のデータが、他のデ
ータの結合先の項目214に割付けられているデータの
ファイルが処理対象ファイルとされる(ステップS5
3)。ここでは、ステップS53で処理対象とされるフ
ァイルを、説明を簡単にするためファイルAとする。
【0097】図3を用いて具体的に説明すると、管理情
報201のデータのうち、結合先の項目214がブラン
クのデータは、ファイル名が「File−2」のデータ
205Bである。そして、データ205Bのファイル名
の項目211のデータ「File−2」が、ファイル2
03Aのデータ205Aの結合先の項目214に割付け
られる。したがって、ステップS53の抽出条件に該当
するデータは、ファイル名が「File−2」のファイ
ル203Bに対応するデータ205Bとなり、ファイル
203Bが処理対象ファイルとされる。
【0098】ステップS54では、ステップS53で処
理対象ファイルとされるファイルが存在するか否かが判
断される。存在する場合には、ステップS55に進み、
そうでない場合には処理を終了する。
【0099】次のステップS55では、処理対象ファイ
ルに対応するデータにおける結合の項目213が、仮想
結合を示す情報(○印)であるか否かが判断される。仮
想結合を示す情報である場合にはステップS56に進
み、そうでない場合にはステップS56をスキップしス
テップS57に進む。
【0100】ステップS56では、ステップS52で作
成されたキューに処理対象ファイルへのリンク情報を記
憶する。リンク情報は、処理対象ファイルを特定するこ
とができる情報であればよく、たとえば、処理対象ファ
イルのファイル名、記憶部103に記憶されている処理
対象ファイルの先頭アドレス等を用いることができる。
【0101】ステップS57では、処理対象ファイルを
結合先とするファイルがあるか否かが判断される。その
ようなファイルがある場合にはステップS58に進み、
ない場合にはステップS59に進む。処理対象ファイル
を結合先とするファイルの有無は、管理情報201のデ
ータのうち、結合先の項目214に処理対象ファイルの
ファイル名が割付けられたデータが存在するか否かによ
り判断される。存在する場合には、処理対象ファイルを
結合先とするファイルがあるものとし、存在しない場合
には、処理対象ファイルを結合先とするファイルがない
とする。
【0102】ステップS58では、処理対象ファイルを
結合先とするファイルを新たな処理対象ファイルとし、
ステップS55に進む。
【0103】管理情報201に記憶されているデータ
は、管理情報201で定義される管理対象ファイルに対
応するデータである。管理対象ファイルの順位が上位の
ファイルから順に、ステップS55〜ステップS57の
処理が繰返し行なわれることになる。
【0104】ステップS59では、ステップS52で作
成されたキューが空か否かが判断される。空の場合には
処理を終了し、そうでない場合にはステップS60に進
む。キューが空の場合とは、管理情報201に記憶され
ているデータに対応するファイルのすべてが、仮想結合
の対象となっていない場合が該当する。
【0105】ステップS60では、キューに記憶された
順にファイルが表示される。この表示は、たとえば、フ
ァイルを縮小して表示するサムネイルで、順にページ送
りをして表示する形態を用いることができる。
【0106】なお、図9に示した表示処理のステップS
54において、順位が最上位のファイルが処理対象ファ
イルとして存在しないとされた場合には、処理を終了す
るようにした。しかし、そのようにするのではなく、ス
テップS53において、次の順位のファイルを探し出
し、探し出されたファイルを処理対象ファイルとして、
ステップS55以降の処理を実行させるようにしてもよ
い。
【0107】図10は、本実施の形態におけるファイル
管理装置100で行なわれる表示処理で用いられるキュ
ーを模式的に示した図である。図10を参照して、キュ
ー250には、仮想結合されたファイルへのリンク情報
が、仮想結合されたファイルの順位が上位のものから順
に先頭(図面上方向)から記憶される。ここでは、ファ
イルAの順位が最上位であり、その次の順位にファイル
Bが記憶されている状態を示している。
【0108】ファイル管理装置100では、このキュー
に記憶されたファイルへのリンク情報をもとにして、仮
想的に結合されているファイルと、それらのファイルの
順位を得ることができる。したがって、ファイル管理装
置100では、キューに記憶されたリンク情報を読取る
ことにより、仮想的に結合されているファイルを順にデ
ィスプレイ107に表示することができる。
【0109】このように、図9に示した表示処理におい
ては、管理情報201が、図4に示した管理情報作成処
理で作成されたものである場合、作成された管理情報が
図5に示した仮想結合の一部解除処理により変更された
ものである場合、または、図7に示した仮想結合への再
結合処理により、管理情報201が変更された場合のい
ずれの場合であっても、仮想結合されたファイルを順に
表示させることができる。
【0110】[管理情報の変形例]次に、管理情報の変
形例について説明する。図11は、本実施の形態におけ
るファイル管理装置で作成される管理情報の変形例を示
す図である。図11を参照して、変形された管理情報2
01Aは、図3に示した管理情報201に加えて、図1
0に示したキューの情報を付加したものである。キュー
の情報を管理情報に含めることにより、表示処理におい
てキューを作成する必要がなく、仮想結合されているフ
ァイルとそれらのファイルの順位を直ちに読取ることが
できるので、仮想結合されたファイルを表示する場合の
処理速度が向上する。
【0111】図11を参照して、管理情報201Aに
は、キュー情報217が含まれる。キュー情報217
は、仮想結合されたファイルを順位が上位のものから順
にファイル名を列挙したデータである。より具体的に
は、キュー情報217は、仮想結合を識別するための固
有のIDを示す仮想結合ID218と、仮想結合された
ファイルのファイル名が順に列挙されたファイルデータ
219とを含む。仮想結合ID218は、仮想結合の状
態が変化するごとに新たな仮想結合IDが付される。こ
のため、仮想結合の状態が過去に複数回変更された場合
であっても、仮想結合IDで特定される仮想結合の状態
を再現することができる。
【0112】たとえば、図4に示した管理情報作成処理
においてまず最初の仮想結合IDが付され、管理情報作
成処理で仮想結合するとされたファイルの順位に従って
ファイル名が列挙されたファイルデータ219が記憶さ
れる。そして、図5に示した仮想結合の一部解除処理、
図7に示した仮想結合への再結合処理、図8に示した新
規ファイルの仮想結合への追加処理のいずれかが実行さ
れた時点で、新たにキュー情報217が作成されて管理
情報に付加される。
【0113】キュー情報217は、仮想結合ID218
が、「仮想結合ID−1」とされ、ファイルデータ21
9に「File−2:File−1:File−3」と
されている。したがって、仮想結合ID−1で特定され
るキュー情報217には、ファイル名がFile−2、
File−1、File−3の順に仮想結合されている
ファイルとその順位とを示すデータとなっている。
【0114】なお、変形された管理情報201Aでは、
結合の項目213と結合先の項目214とを削除するよ
うにしてもよい。
【0115】次に、仮想結合ファイルの検索について説
明する。図12は、本実施の形態におけるファイル管理
装置100で表示される検索条件指定画面の一例を示す
図である。図12を参照して、検索条件指定画面260
には、ファイル名を指定する領域261と、仮想結合タ
イトルを指定する領域262と、キーワードを指定する
領域263と、ファイル検索のためのオプションを指定
するための領域264と、仮想結合の検索オプションを
指定するための領域265と、検索実行を指示するため
の検索ボタン266と、指定した条件の取消を指示する
ための取消ボタン267とを含む。
【0116】検索条件として、ファイル名、仮想結合タ
イトルおよびキーワードを指定することができる。特
に、キーワードには、ファイルそれぞれに付されたキー
ワードと、仮想的に結合されたファイルに付されるキー
ワードとを分けることなく指定することができる。な
お、キーワードは、ファイルに付されるキーワードと、
仮想結合されたファイルに付されるキーワードとを分け
て検索条件を指定するようにしてもよい。
【0117】また、検索のオプションとして、ファイル
検索オプションと仮想結合検索オプションとがある。フ
ァイル検索オプションは、検索されたファイルが、仮想
結合されていることを考慮するか否かを指定するオプシ
ョンである。領域264には、「現在の仮想結合の表
示」と「過去の仮想結合の表示」とが表示され、それぞ
れの項目の左側にチェックボックスが配置されている。
「現在の仮想結合の表示」のチェックボックスがチェッ
クされると、検索により抽出されたファイルが現在仮想
結合されている場合には、仮想結合されている複数のフ
ァイルに共通に与えられる仮想結合タイトル(仮想ファ
イルのタイトル)が併せて表示される。
【0118】「過去の仮想結合の表示」の項目がチェッ
クされると、検索により抽出されたファイルが現在は仮
想結合されていないが、過去に仮想結合されていた場合
には、仮想結合されていた複数のファイルに共通に与え
られる仮想結合タイトル(仮想ファイルのタイトル)が
併せて表示される。
【0119】仮想結合検索オプションの領域265に
は、「現在結合中ファイルの表示」の項目と、「過去に
結合したファイルの表示」の項目とが表示され、それぞ
れ左側にチェックボックスが配置される。「現在結合中
のファイルの表示」の項目がチェックされると、検索に
より抽出されたファイルが現在仮想結合されて関連付け
られている他のファイルが抽出され、抽出されたすべて
のファイルのファイル名が表示される。「過去に結合し
たファイルの表示」の項目がチェックされると、検索に
より抽出されたファイルが現在は仮想結合されていない
が、過去に仮想結合されて関連付けられていた他のファ
イルが抽出され、抽出されたすべてのファイルのファイ
ル名が表示される。
【0120】「現在結合中のファイルの表示」の項目と
「過去に結合したファイルの表示」の項目との双方がチ
ェックされると、検索により抽出されたファイルが現在
または過去に仮想結合されて関連付けられた他のファイ
ルが抽出され、抽出されたファイルのファイル名が表示
されることになる。
【0121】領域261にファイル名が入力されると、
入力されたファイル名と同一のファイル名、または、そ
のファイル名を含むファイル名のファイルが抽出され
る。そして、ファイル検索オプションまたは仮想結合検
索オプションのチェック状態により、抽出されたファイ
ルが現在または過去に仮想結合されていた仮想ファイル
の仮想結合タイトル、または、抽出されたファイルが現
在または過去に仮想結合されていた他のファイルのファ
イル名が表示される。
【0122】領域262に仮想結合タイトルが入力され
ると、入力された仮想結合タイトルと同一の仮想結合タ
イトル、または、入力された仮想結合タイトルを含む仮
想結合タイトルを有する管理情報が記憶部103より読
出される。この場合には、読出された管理情報の内容
が、ディスプレイ107に表示される。
【0123】領域263にキーワードが入力されて検索
ボタン266が押下されると、記憶部103に記憶され
ている管理情報がすべて読出され、読出された管理情報
のキーワードの項目212および仮想結合キーワードの
項目216が検索される。キーワードの項目212また
は仮想結合キーワードの項目216のいずれかに領域2
63に入力されたキーワードと同一またはそのキーワー
ドを含む管理情報またはファイルが抽出される。
【0124】ファイルが抽出された場合には、ファイル
検索オプションでチェックされた条件に従い、抽出され
たファイルが現在または過去に仮想結合されていた仮想
ファイルの仮想結合タイトルが表示され、または、抽出
されたファイルが現在または過去に仮想結合されていた
ファイルのファイル名が表示される。
【0125】管理情報201が抽出された場合には、抽
出された管理情報の内容がディスプレイ107に表示さ
れる。
【0126】このように、本実施の形態におけるファイ
ル管理装置においては、仮想ファイルごとに仮想結合キ
ーワードを設ける一方、仮想ファイルとして仮想結合さ
れた複数のファイルごとにキーワードを設けるようにし
た。したがって、ファイルに付されたキーワードまたは
仮想ファイルに付された仮想結合キーワードのいずれか
らでも、ファイルを検索することができる。
【0127】また、ファイル検索オプションまたは仮想
結合検索オプションにより、表示させる情報を選択でき
るようにした。このため、仮想結合から解除されたファ
イルであっても、管理情報201における結合の項目2
13が仮想結合していない旨の情報(ブランク)に書換
えられるだけで、ファイル名の項目211、キーワード
の項目212、結合先の項目214、仮想結合タイトル
の項目215および仮想結合キーワードの項目216の
データはそのまま記憶されているので、仮想結合キーワ
ードから、そのファイルを検索により抽出することがで
きる。また、逆に、ファイルが仮想結合から解除された
後であっても、そのファイルにのみ付されたキーワード
からそのファイルが検索により抽出されるときは、その
ファイルが過去に仮想結合されていた仮想ファイルを抽
出することができる。
【0128】したがって、複数のファイルそれぞれと、
複数のファイルが仮想的に結合された仮想ファイルと
を、同一のファイルとして扱うことができるとともに、
仮想結合ファイルから結合が解除されたファイルであっ
ても、解除されたファイルと仮想ファイルとの関連を維
持することができる。
【0129】以上説明したように本実施の形態における
ファイル管理装置においては、複数のファイルを仮想的
に結合するために管理情報201を用いている。そし
て、管理情報201の結合の項目213で仮想結合する
か否かを定め、結合先の項目214で、管理対象ファイ
ルの順位を定めるようにした。仮想結合するか否かは、
結合の項目213に仮想結合する情報(○印)が付され
ているか否かにより決定されるので、仮想結合されてい
るファイルの一部のファイルを仮想結合から容易に解除
することができる。
【0130】さらに、仮想結合からファイルを解除した
場合に、結合の項目213を変更するだけで、ファイル
名の項目211、キーワードの項目212、結合先の項
目214、仮想結合タイトルの項目215および仮想結
合キーワードの項目216はそのまま維持される。この
ため、仮想結合から解除されたファイルを再度仮想結合
する際には、結合の項目213を書換えるだけですむの
で、処理を簡略化することができる。
【0131】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおけるファイル
管理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態におけるファイル管理装置の記
憶部に記憶されるファイルの構成を模式的に示す図であ
る。
【図3】 本実施の形態におけるファイル管理装置で作
成される管理情報の一例を示す図である。
【図4】 本実施の形態におけるファイル管理装置で行
なわれる管理情報作成処理の流れを示すフローチャート
である。
【図5】 本実施の形態におけるファイル管理装置で行
なわれる仮想結合の一部解除処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図6】 本実施の形態におけるファイル管理装置で仮
想結合の一部解除処理を行なった後の管理情報の一例を
示す図である。
【図7】 本実施の形態におけるファイル管理装置で行
なわれる仮想結合への再結合処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図8】 本実施の形態におけるファイル管理装置で行
なわれる新規ファイルの仮想結合への追加処理の流れを
示すフローチャートである。
【図9】 本実施の形態におけるファイル管理装置で行
なわれる表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】 本実施の形態におけるファイル管理装置で
行なわれる表示処理で用いられるキューを模式的に示し
た図である。
【図11】 本実施の形態におけるファイル管理装置で
作成される管理情報の変形例を示す図である。
【図12】 本実施の形態におけるファイル管理装置で
表示される検索条件指定画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 ファイル管理装置、101 制御部、103
記憶部、105 入力部、107 ディスプレイ、10
7 出力部、109 外部記憶装置、111記録媒体、
200 ファイル管理ソフトウェア、201,201A
管理情報、217 キュー情報、219 ファイルデ
ータ、250 キュー、260 検索条件指定画面、2
66 検索ボタン、267 取消ボタン、203A,2
03B,203N 管理対象ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/00 G11B 27/00 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のファイルそれぞれが識別情報で特
    定され、前記複数のファイルそれぞれの識別情報を前記
    複数のファイルに共通する共通情報と対応付けて記憶す
    るステップと、 前記共通情報で関連付けられた前記複数のファイルそれ
    ぞれの識別情報をファイルの順位を示す順位情報と対応
    付けて記憶するステップとをコンピュータで実行させる
    ファイル管理プログラム。
  2. 【請求項2】 前記共通情報と対応付けられた識別情報
    と前記識別情報に対応付けられた順位情報とを読出すス
    テップと、 前記読出された順位情報に従って、前記識別情報を並び
    替えるステップと、 前記並び替えられた識別情報に対応するファイルを読出
    して表示表示するステップとをさらにコンピュータに実
    行させる、請求項1に記載のファイル管理プログラム。
  3. 【請求項3】 前記順位情報は、上位または下位にある
    ファイルの識別情報である、請求項1に記載のファイル
    管理プログラム。
  4. 【請求項4】 前記複数のファイルそれぞれを少なくと
    も1つの関連するキーワードと対応付けるステップをさ
    らに含む、請求項1に記載のファイル管理プログラム。
  5. 【請求項5】 同一の共通情報で対応付けられた複数の
    ファイルのセットに関連する少なくとも1つのキーワー
    ドを前記複数のファイルそれぞれに対応付けて記憶する
    ステップをさらに含む、請求項1に記載のファイル管理
    プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のファイ
    ル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
    録媒体。
  7. 【請求項7】 複数のファイルそれぞれが識別情報で特
    定され、前記複数のファイルそれぞれの識別情報を前記
    複数のファイルに共通する共通情報と対応付けて記憶す
    る第1記憶手段と、 前記共通情報で関連付けられた前記複数のファイルそれ
    ぞれの識別情報をファイルの順位を示す順位情報と対応
    付けて記憶する第2記憶手段とを備えた、ファイル管理
    装置。
  8. 【請求項8】 複数のファイルそれぞれが識別情報で特
    定され、前記複数のファイルそれぞれの識別情報を前記
    複数のファイルに共通する共通情報と対応付けて記憶す
    るステップと、 前記共通情報で関連付けられた前記複数のファイルそれ
    ぞれの識別情報をファイルの順位を示す順位情報と対応
    付けて記憶するステップとを含む、ファイル管理方法。
JP2001053309A 2001-02-28 2001-02-28 ファイル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置およびファイル管理方法 Pending JP2002259180A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005301752A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Olympus Corp ファイル管理方法及びファイル管理ソフトウェア
JP2007257494A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Sony Corp データ記録装置、接続装置、情報処理システム、及び情報処理方法

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