JP2002259064A - データ記憶装置 - Google Patents

データ記憶装置

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JP2002259064A
JP2002259064A JP2001061309A JP2001061309A JP2002259064A JP 2002259064 A JP2002259064 A JP 2002259064A JP 2001061309 A JP2001061309 A JP 2001061309A JP 2001061309 A JP2001061309 A JP 2001061309A JP 2002259064 A JP2002259064 A JP 2002259064A
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JP2001061309A
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Yuzo Murakami
祐三 村上
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はデータ記憶装置にて長時間連続して
記憶媒体への読み書きを行う場合に、熱の発生等でデー
タ記憶装置の読み書きの動作が不安定になるのを未然に
防止することを目的とする。 【解決手段】 データの読み書きが可能な記憶媒体と、
前記記憶媒体へデータの読み書きを行うドライブ手段
と、ホストコンピュータとの通信を行う通信処理手段を
具備し、ホストコンピュータから送信される通信コマン
ドによって制御されるデータ記憶装置において、前記ド
ライブ手段が前記記憶媒体へのデータの読み書きを連続
して実行する時間を計測するタイマー手段を備え、前記
タイマー手段で計測された時間が所定の時間を超えた場
合には前記ドライブ手段が前記記憶媒体へのデータの読
み書きを停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータで使
用するデータを記憶媒体に記憶するデータ記憶装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータで使用するデータをフロッ
ピー(登録商標)ディスクや大容量記録が可能なスーパ
ーディスク等の磁気記憶媒体に記憶するデータ記憶装置
において、コンピュータとデータ記憶装置との間をUS
B(Universal Serial Bus)等のインターフェースで接
続し、コンピュータ側がホストとなってインターフェー
スプロトコルを通じて通信コマンドを送信することによ
りデータ記憶装置を制御してデータの読み書きを行うよ
うになっている。また磁気記憶媒体であるフロッピーデ
ィスクやスーパーディスク等の磁気記憶媒体は記録密度
を向上させることにより、年々大容量化が図られてい
る。
【0003】図3に従来のデータ記憶装置に関するブロ
ック図を示す。
【0004】従来のデータ記憶装置は、通信処理手段1
01、ドライブ処理手段102、記憶媒体103より構
成される。
【0005】ホストコンピュータとUSBで接続された
データ記憶装置はホストコンピュータからインターフェ
ースプロトコルによって送信された通信コマンドを通信
処理手段101にて受信する。そしてインターフェース
プロトコルから通信コマンドを抽出してドライブ処理手
段102に発行する。そして書き込みコマンドの場合に
はその後書き込みデータがホストから一定のブロック単
位で送られ、そのデータをドライブ処理手段102を通
して記憶媒体103に書き込む。また読み込みコマンド
の場合には記憶媒体103からホストから指定されたサ
イズ分のデータをドライブ処理手段102が読み出して
通信処理手段101にてインターフェースプロトコルに
変換しホストに送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気記
憶媒体の大容量化が進むに連れて扱うデータ量が増加
し、それに伴い磁気記憶媒体にデータを連続して読み書
きする時間が長くなってきた。従来のデータ記憶装置に
おいてフロッピーディスクやスーパーディスク等の磁気
記憶媒体を長時間連続して読み書きすると熱が生じてデ
ータ記憶装置が不安定になってしまい、その結果データ
の読み書きが正常にできなくなるという問題がおきる可
能性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記ドライブ
手段が前記記憶媒体へのデータの読み書きを連続して実
行する時間を計測するタイマー手段を備え、前記タイマ
ー手段で計測された時間が所定の時間を超えた場合には
前記ドライブ手段が前記記憶媒体へのデータの読み書き
を停止させることを特徴としたものである。
【0008】これにより、ホストコンピュータ側からデ
ータ記憶装置に対して記憶媒体への読み書き動作が長時
間連続して行われた場合でも、熱により読み書きの動作
が不安定になる前にその動作を一時停止させることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のデータ
記憶装置は、データの読み書きが可能な記憶媒体と、前
記記憶媒体へデータの読み書きを行うドライブ手段と、
ホストコンピュータとの通信を行う通信処理手段を具備
し、前記ホストコンピュータから送信される通信コマン
ドによって制御されるデータ記憶装置において、前記ド
ライブ手段が前記記憶媒体へのデータの読み書きを連続
して実行する時間を計測するタイマー手段を備え、前記
タイマー手段で計測された時間が所定の時間を超えた場
合には前記ドライブ手段が前記記憶媒体へのデータの読
み書きを停止することを特徴としたもので、本発明によ
るとホストコンピュータ側からデータ記憶装置に対して
記憶媒体への読み書き動作が長時間連続して実行された
場合でも、データ記憶装置はその動作を一時停止させる
ので、熱によるデータ記憶装置の不安定動作を未然に防
ぐことができる。
【0010】次に本発明の請求項2に記載のデータ記憶
装置は、タイマー手段で計測された時間が所定の時間を
超えたことを通信処理手段を通じてホストコンピュータ
に通知することを特徴としたものであり、ホストコンピ
ュータ側でデータ記憶装置内部の動作状態を知ることが
可能になる。
【0011】次に本発明の請求項3に記載のデータ記憶
装置は、前記タイマー手段で計測された時間が所定の時
間を超えたか否かの確認を行う通信コマンドを、一定周
期ごとに前記ホストコンピュータから受信する事を特徴
としたもので、データ記憶装置側はこのコマンドに対す
る応答を返すことにより、データ記憶装置内部の動作状
態をホストコンピュータ側へ通知することができる。
【0012】次に本発明の請求項4に記載のデータ記憶
装置は、前記タイマー手段で計測された時間が所定の時
間を超えた場合に、前記ホストコンピュータのモニタに
警告表示をさせることを特徴としたもので、ホストコン
ピュータの使用者にデータ記憶装置が一時停止している
ことを知らせることが可能になる。
【0013】次に本発明の請求項5に記載のデータ記憶
装置は、前記ドライブ手段が前記記憶媒体とのデータの
読み書きを停止させるまでの最大連続実行時間の設定を
変更可能にすることを特徴としたものであり、データ記
憶装置によって最大連続実行時間が変更された場合でも
その設定時間を変更するだけで対応が可能になる。
【0014】次に本発明の請求項6に記載のデータ記憶
装置は、前記ドライブ手段が前記記憶媒体とのデータの
読み書きを停止させた後再び動作を開始させるまでの時
間の設定を変更可能にしたことを特徴としたものであ
り、データ記憶装置によって復帰時間が変更された場合
でもその設定時間を変更するだけで対応が可能になる。
【0015】本発明の請求項7に記載のデータ記憶装置
は、データの読み書きが可能な記憶媒体と、前記記憶媒
体へデータの読み書きを行うドライブ手段と、ホストコ
ンピュータとの通信を行う通信処理手段を具備し、前記
ホストコンピュータから送信される通信コマンドによっ
て制御するデータ記憶装置において、前記記憶媒体周辺
の温度を計測する温度計測手段を備え、前記温度計測手
段で計測された温度が所定の温度を超えた場合には前記
ドライブ手段が前記記憶媒体へのデータの読み書きを停
止させることを特徴としたデータ記憶装置であり、本発
明によるとホストコンピュータ側からデータ記憶装置に
対して記憶媒体への読み書き動作が長時間連続して実行
された場合でも、データ記憶装置は使用時の周囲温度の
状況に応じてその動作を停止させるので、使用温度環境
が変化してもデータ記憶装置の熱による不安定動作を未
然に防ぐことができる。
【0016】本発明の請求項8に記載のデータ記憶装置
は、前記温度計測手段で計測された温度が所定の温度を
超えたことを前記通信処理手段を通じて前記ホストコン
ピュータに通知することを特徴としたものであり、ホス
トコンピュータ側でデータ記憶装置内部の動作状態を知
ることが可能になる。
【0017】本発明の請求項9に記載のデータ記憶装置
は、前記温度計測手段で計測された温度が所定の温度を
超えたか否かの確認を行う通信コマンドを、一定周期ご
とに前記ホストコンピュータから受信する事を特徴とし
たものであり、データ記憶装置側はこのコマンドに対す
る応答を返すことにより、データ記憶装置内部の動作状
態をホストコンピュータ側へ通知することができる。
【0018】本発明の請求項10に記載のデータ記憶装
置は、前記温度計測手段で計測された温度が所定の温度
を超えた場合に、前記ホストコンピュータのモニタに警
告表示を行うことを特徴としたものであり、ホストコン
ピュータの使用者にデータ記憶装置が一時停止している
ことを知らせることが可能になる。
【0019】本発明の請求項11に記載のデータ記憶装
置は、前記ドライブ手段が前記記憶媒体とのデータの読
み書きを停止させる前記記憶媒体周辺の限界温度の設定
を変更可能にすることを特徴としたものであり、データ
記憶装置によって限界温度が変更された場合でもその設
定温度を変更するだけで対応が可能になる。
【0020】本発明の請求項12に記載のデータ記憶装
置は、前記ドライブ手段が前記記憶媒体とのデータの読
み書きを停止させた後再び動作を開始させる前記記憶媒
体周辺の温度の設定を変更可能にすることを特徴とした
ものであり、データ記憶装置によって復帰温度が変更さ
れた場合でもその設定温度を変更するだけで対応が可能
になる。 (実施の形態1)以下に、本発明の請求項1、2、3、
4、5、6に記載された発明の実施の形態について図1
を用いて説明する。
【0021】本発明の実施の形態1のデータ記憶装置は
通信処理手段101、ドライブ処理手段102、記憶媒
体103、タイマー手段201より構成される。本発明
のデータ記憶装置では、まずホストコンピュータからU
SB等のインターフェースプロトコルを通じて通信コマ
ンドが送信され、それを通信処理手段101で受信す
る。通信処理手段101ではインターフェースプロトコ
ルから通信コマンドを抽出してドライブ処理手段102
に送信する。
【0022】そしてドライブ処理手段102はコマンド
に対する応答を通信処理手段101に返し、それを通信
処理手段101にてインターフェースプロトコルに変換
して、ホストコンピュータに送信する。そして次にホス
トコンピュータは記憶媒体103にデータを書き込む場
合にはデータ記憶装置からの応答に異常がなければ所定
のブロック単位のデータを続けてインターフェースプロ
トコルを通じて通信処理手段101に送信する。
【0023】そして通信処理手段101では同じくイン
ターフェースプロトコルから書き込みデータを抽出しそ
のデータをドライブ処理手段102に送信する。ドライ
ブ処理手段102では送られてきたデータを記憶媒体1
03へ書き込むための所定の処理を行い、記憶媒体10
3へ書き込む。
【0024】一方記憶媒体103に書き込まれているデ
ータを読み出す場合にはドライブ処理手段102がホス
トコンピュータから指定されたサイズのデータを記憶媒
体103から読み出して、それを通信処理手段101に
送信する。
【0025】そして通信処理手段101でインターフェ
ースプロトコルに変換してホストコンピュータに送信す
る。ここで書き込み並びに読み込み処理は通常連続して
繰り返し行われる。そこでドライブ処理手段102から
記憶媒体103に対して書き込みまたは読み込み処理を
行う場合にはタイマー手段201に処理の開始を示す信
号が送られ、タイマーのカウントが開始される。
【0026】またホストコンピュータからはその時一定
の周期ごとにタイマーのカウントが所定の時間を超えて
いるか否かを確認するコマンドをデータ記憶装置に対し
て送信する。ここでタイマー手段201内部にはドライ
ブ処理手段102から記憶媒体103に対して連続して
書き込みまたは読み込み処理を実行することが可能な最
大連続実行時間をデータ記憶装置の能力に応じて設定し
ておく。
【0027】そして、タイマー201のカウント値が設
定された最大連続実行時間内であればそれを示す応答を
通信処理手段101からホストコンピュータに返す。記
憶媒体103への書き込みまたは読み込み処理が終了
し、その後ホストからの書き込みまたは読み込み要求が
連続して送られて来ない場合にはタイマーのカウントは
停止しリセットする。
【0028】また書き込み並びに読み込み処理が長時間
連続し、タイマーのカウント値が設定された最大連続実
行時間を超えた場合にはそれを示す応答を通信処理手段
101からホストコンピュータに返す。ホストコンピュ
ータはそれを受信するとそれ以降の書き込みまたは読み
込みコマンドの発行を一時中断する。その時ホストコン
ピュータはデータ記憶装置側で処理が停止していること
を示す警告画面をモニタ等に表示することにより、ホス
トコンピュータの使用者に処理が停止していることを知
らせる。
【0029】そして、それ以降は読み込みまたは書き込
みコマンドの発行が再開可能か否かのコマンドをデータ
記憶装置に対して送信する。データ記憶装置では読み込
みまたは書き込み処理停止後再度タイマー手段201に
てカウントを開始する。そしてカウント値がデータ記憶
装置の能力に応じて設定された復帰時間内であればそれ
を示す応答を通信処理手段101を通じてホストコンピ
ュータに返す。
【0030】またカウンタ値が設定された復帰時間を越
えた場合にはそれを示す応答を通信処理手段101を通
じてホストコンピュータに返す。ホストコンピュータは
それを受信すると中断していた書き込みまたは読み込み
コマンドの発行を再開する。
【0031】以上の構成によって、ホストコンピュータ
側からデータ記憶装置に対して記憶媒体への読み書き動
作が長時間連続して行われた場合でも、データ記憶装置
はその動作を一時停止させるので、データ記憶装置の熱
による読み書き動作の不安定は未然に防ぐことができ
る。 (実施の形態2)以下に、本発明の請求項7、8、9、
10、11、12に記載された発明の実施の形態につい
て図2を用いて説明する。第2の形態は第1の形態と同
様にコンピュータで使用するデータを記憶媒体に記憶す
るデータ記憶装置である。本発明の第2の形態のデータ
記憶装置は通信処理手段101、ドライブ処理手段10
2、記憶媒体103、温度計測手段301より構成され
る。
【0032】本発明のデータ記憶装置では、まずホスト
コンピュータからUSB等のインターフェースプロトコ
ルを通じて通信コマンドが送信され、それを通信処理手
段101で受信する。通信処理手段101ではインター
フェースプロトコルから通信コマンドを抽出してドライ
ブ処理手段102に送信する。そしてドライブ処理手段
102はコマンドに対する応答を通信処理手段101に
返し、それを通信処理手段101にてインターフェース
プロトコルに変換して、ホストコンピュータに送信す
る。
【0033】そして次にホストコンピュータは記憶媒体
103にデータを書き込む場合にはデータ記憶装置から
の応答に異常がなければ所定のブロック単位のデータを
続けてインターフェースプロトコルを通じて通信処理手
段101に送信する。そして通信処理手段101では同
じくインターフェースプロトコルから書き込みデータを
抽出しそのデータをドライブ処理手段102に送信す
る。ドライブ処理手段102では送られてきたデータを
記憶媒体103へ書き込むための所定の処理を行い、記
憶媒体103へ書き込む。
【0034】一方記憶媒体103に書き込まれているデ
ータを読み出す場合にはドライブ処理手段102がホス
トコンピュータから指定されたサイズのデータを記憶媒
体103から読み出して、それを通信処理手段101に
送信する。そして通信処理手段101でインターフェー
スプロトコルに変換してホストコンピュータに送信す
る。
【0035】また温度計測手段301は記憶媒体103
周辺の温度を計測する。ここで記憶媒体103に対して
読み書き実行可能な限界温度をデータ記憶装置の能力に
応じて設定し、その温度が設定された限界温度を越えた
場合にはそれを示す信号をドライブ処理手段102に送
信する。また書き込み並びに読み込み処理は通常連続し
て繰り返し行われる。
【0036】そこでホストコンピュータからはその時一
定の周期ごとに温度計測手段301で計測される記憶媒
体103の周辺温度が設定された限界温度を超えていな
いか否かのコマンドをデータ記憶装置に対して送信す
る。記憶媒体103の周辺温度が限界温度内であればそ
れを示す応答を通信処理手段101からホストコンピュ
ータに返す。
【0037】また書き込み並びに読み込み処理が長時間
連続し、記憶媒体103の周辺温度が限界温度を超えた
場合にはそれを示す信号が温度計測手段301からドラ
イブ処理手段102に送信され、それを示す応答を通信
処理手段101を通じてホストコンピュータに送信す
る。ホストコンピュータはデータ記憶装置から記憶媒体
103の周辺温度が限界温度を超えたことを示す応答を
受信するとそれ以降の書き込みまたは読み込みコマンド
の発行を一時中断する。
【0038】その時ホストコンピュータはデータ記憶装
置側で処理が一時停止していることを示す警告画面をモ
ニタ等に表示することにより、ホストコンピュータの使
用者に処理が停止していることを知らせる。そしてそれ
以降は読み込みまたは書き込みコマンドの発行を再開可
能か否かを確認するコマンドをデータ記憶装置に対して
送信する。データ記憶装置では読み込みまたは書き込み
処理停止後も引き続き温度計測手段301にて記憶媒体
103の周辺温度を計測する。そして記憶媒体103の
周辺温度がデータ記憶装置の能力に応じて設定された処
理の復帰可能な温度を越えていればそれを示す応答を通
信処理手段101を通じてホストコンピュータに返す。
【0039】また記憶媒体103の周辺温度が設定され
た温度以下まで戻った場合にはそれを示す応答を通信処
理手段101を通じてホストコンピュータに返す。ホス
トコンピュータはデータ記憶装置から記憶媒体103の
周辺温度が書き込みまたは読み込み処理を再開可能な温
度まで戻ったことを示す応答を受信すると、中断してい
た書き込みまたは読み込みコマンドの発行を再開する。
【0040】以上の構成によって、ホストコンピュータ
側からデータ記憶装置に対して記憶媒体への読み書き動
作が長時間連続して実行された場合でも、データ記憶装
置は使用時の周囲温度の状況に応じてその動作を停止さ
せるので、使用温度環境が変化してもデータ記憶装置の
熱によるデータの読み書きの不安定動作を未然に防ぐこ
とができる。
【0041】なお本発明の第1、2の実施の形態におい
て、ホストコンピュータとデータ記憶装置とのインター
フェースはUSBを例に説明したが、任意のインターフ
ェースでよい。また記憶媒体としてフロッピーディスク
やスーパーディスクとしたが、これも任意の記憶媒体で
構わない。
【0042】
【発明の効果】以上のように第1の本発明によれば、ホ
ストコンピュータ側からデータ記憶装置に対して記憶媒
体への読み書き動作が長時間連続して行われた場合で
も、データ記憶装置はその動作を一時停止させるので、
データ記憶装置の熱による読み書き動作の不安定を未然
に防ぐことができる。
【0043】また第2の本発明によれば、ホストコンピ
ュータ側からデータ記憶装置に対して記憶媒体への読み
書き動作が長時間連続して実行された場合でも、データ
記憶装置は使用時の周囲温度の状況に応じてその動作を
停止させるので、使用温度環境が変化してもデータ記憶
装置の熱による読み書き動作の不安定を未然に防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるデータ記憶装
置を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態によるデータ記憶装
置を示すブロック図
【図3】従来のデータ記憶装置を示すブロック図
【符号の説明】
101 通信処理手段 102 ドライブ処理手段 103 記憶媒体 201 タイマー手段 301 温度計測手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの読み書きが可能な記憶媒体と、
    前記記憶媒体へデータの読み書きを行うドライブ手段
    と、ホストコンピュータとの通信を行う通信処理手段を
    具備し、前記ホストコンピュータから送信される通信コ
    マンドによって制御されるデータ記憶装置において、前
    記ドライブ手段が前記記憶媒体へのデータの読み書きを
    連続して実行する時間を計測するタイマー手段を備え、
    前記タイマー手段で計測された時間が所定の時間を超え
    た場合には前記ドライブ手段が前記記憶媒体へのデータ
    の読み書きを停止することを特徴としたデータ記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記タイマー手段で計測された時間が所
    定の時間を超えたことを前記通信処理手段を通じて前記
    ホストコンピュータに通知することを特徴とする請求項
    1記載のデータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記タイマー手段で計測された時間が所
    定の時間を超えたか否かの確認を行う通信コマンドを、
    一定周期ごとに前記ホストコンピュータから受信する事
    を特徴とする請求項2記載のデータ記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記タイマー手段で計測された時間が所
    定の時間を超えた場合に、前記ホストコンピュータのモ
    ニタに警告表示をさせることを特徴とする請求項3記載
    のデータ記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記ドライブ手段が前記記憶媒体とのデ
    ータの読み書きを停止させるまでの最大連続実行時間の
    設定を変更可能にすることを特徴とする請求項1記載の
    データ記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記ドライブ手段が前記記憶媒体とのデ
    ータの読み書きを停止させた後再び動作を開始させるま
    での時間の設定を変更可能にしたことを特徴とする請求
    項1記載のデータ記憶装置。
  7. 【請求項7】 データの読み書きが可能な記憶媒体と、
    前記記憶媒体へデータの読み書きを行うドライブ手段
    と、ホストコンピュータとの通信を行う通信処理手段を
    具備し、前記ホストコンピュータから送信される通信コ
    マンドによって制御するデータ記憶装置において、前記
    記憶媒体周辺の温度を計測する温度計測手段を備え、前
    記温度計測手段で計測された温度が所定の温度を超えた
    場合には前記ドライブ手段が前記記憶媒体へのデータの
    読み書きを停止させることを特徴としたデータ記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 前記温度計測手段で計測された温度が所
    定の温度を超えたことを前記通信処理手段を通じて前記
    ホストコンピュータに通知することを特徴とする請求項
    7記載のデータ記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記温度計測手段で計測された温度が所
    定の温度を超えたか否かの確認を行う通信コマンドを、
    一定周期ごとに前記ホストコンピュータから受信する事
    を特徴とする請求項8記載のデータ記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記温度計測手段で計測された温度が
    所定の温度を超えた場合に、前記ホストコンピュータの
    モニタに警告表示を行うことを特徴とする請求項9記載
    のデータ記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記ドライブ手段が前記記憶媒体との
    データの読み書きを停止させる前記記憶媒体周辺の限界
    温度の設定を変更可能にすることを特徴とする請求項7
    記載のデータ記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記ドライブ手段が前記記憶媒体との
    データの読み書きを停止させた後再び動作を開始させる
    前記記憶媒体周辺の温度の設定を変更可能にすることを
    特徴とする請求項7記載のデータ記憶装置。
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