JP2002259013A - 画像表示方法 - Google Patents

画像表示方法

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JP2002259013A
JP2002259013A JP2001058064A JP2001058064A JP2002259013A JP 2002259013 A JP2002259013 A JP 2002259013A JP 2001058064 A JP2001058064 A JP 2001058064A JP 2001058064 A JP2001058064 A JP 2001058064A JP 2002259013 A JP2002259013 A JP 2002259013A
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JP2001058064A
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Kenji Shimizu
建二 清水
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Schneider Electric Japan Holdings Ltd
Original Assignee
Digital Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム式の表示装置13における内部メ
モリの使用を可及的に抑制しながら、同時により多数の
動画像表示を簡易に実現でき、更に表示状態の変更制御
動作が容易に行える様にする。 【解決手段】 各ビデオウインドウ上における画像表示
に必要な情報は別ファイルとして外部メモリ上に参照可
能に格納しておき、そのデータファイルを参照する必要
がある時期に対応してそのファイル中の必要部分を内部
メモリに読み込み、それ以後は読み込んだ情報を利用し
て画像表示を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PLCの様な制
御手段に接続されてその制御状態に対応した表示を可能
とする表示装置における画像表示方法であって、特に動
画像を表示可能とするものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像表示方法は、ベース画
面上に画像表示用のウインドウを1つ開き、そのウイン
ドウ上にビデオカメラからの映像を表示することが行わ
れていた。更に、1つのウインドウを複数に分割し、そ
のウインドウ上に複数の画像源から送られる画像情報を
個別に表示することも考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビデオ
画像を始めとする画像表示に必要な情報は比較的多く、
表示すべき画像源が増加するとプログラムが大きくな
り、使用できる画像源が少数に抑制されるなど、プログ
ラム設計上も制限が大きい。
【0004】本発明はかかる不都合に鑑みてなされたも
のであって、各ビデオウインドウ上における画像表示に
必要な情報は別ファイルとして外部メモリ上に参照可能
に格納しておき、そのデータファイルを参照する必要が
ある時期に対応し、そのファイル中の必要部分を内部メ
モリに読み込み、それ以後は読み込んだ情報を利用して
画像表示を行わせる。これによって、内部メモリの使用
を可及的に抑制しながら、同時により多くの画像表示を
簡易に実現でき、更に表示状態の変更制御動作が容易に
行える画像の表示方法を提供することを目的とする。
【0005】本発明は更に、分割したビデオウインドウ
上にビデオ画像とホストコンピュータの画面とを同時に
表示可能とすることにより、制御手段による実際の制御
状態を動画として示す画像と、制御手段から送られる制
御データに基づいたコンピュータ装置による解析結果を
示す画面状態とが同一画面上で並列して視認でき、事故
等の状況判断がより的確に行える画像表示方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる画像の表
示方法は、図1にその全体的な構成を概略的に示す如
く、PLCの様な制御手段1に接続されたプログラム式
の表示装置13における画面20上で、制御手段1の制
御動作に対応した画像表示を可能とするものである。
【0007】更に、画面20上における表示内容に関す
る情報と、制御手段1側のメモリ上に設定された所定デ
ータの変化を検出する様な、その表示内容に対応した画
像の表示タイミングに関する情報と、画像の表示状態に
関する情報とを予め設定可能とする。一方、前記した画
像の表示時期が検出されると、前記した対応する表示内
容が解読され、その表示内容で特定される画像の表示動
作が、前記表示状態に対応して画面20上で行われる様
に構成している。
【0008】前記した表示内容に関する情報と前記表示
状態に関する情報の少なくとも一部は、画像の表示時期
に対応して外部メモリ側から取り出され、表示装置13
の内部メモリ内に設定されたビデオ制御エリア46上に
格納されて画像表示時に参照使用されるとともに、表示
装置13の内外から前記ビデオ制御エリア46内のデー
タを変更可能とすることにより、リアルタイムに表示画
像を変更できる様にしている。
【0009】また前記した表示内容には、画像の表示用
ウインドウ34に関する情報と、その表示用ウインドウ
34上における画面分割情報と、各分割画面上で表示さ
れる画像情報とが含まれる。
【0010】表示装置13には更に、ビデオカメラ31
とコンピュータ装置4とが接続され、前記した分割画面
上で表示される画像には、ビデオカメラ31から出力さ
れる動画像と、コンピュータ装置4における表示画面
と、予め設定した静止画像とを含むことにより、ビデオ
カメラ31による動画像とコンピュータ装置4の解析画
面とが同一のウインドウ34上で並行して表示できる様
にしている。
【0011】ここで、所定の選択動作と連動して前記し
たビデオカメラ31から出力される動画像が静止画像と
して取り込まれる。また前記した画面20上に表示され
る表示ウインドウが複数ある場合、それらは重畳して表
示されるとともに、選択した表示ウインドウが最上層に
表示される様に構成することが好ましい。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記のごとく、各ビデオウイン
ドウ上における画像表示に必要な情報は別ファイルとし
て外部メモリ上に参照可能に格納しておき、そのデータ
ファイルを参照する必要がある時期に対応してそのファ
イル中の必要部分を内部メモリに読み込み、それ以後は
読み込んだ情報を利用して画像表示を行わせることによ
り、内部メモリの使用を可及的に抑制しながら、同時に
より多くの画像表示を簡易に実現でき、更に表示状態の
変更制御動作が容易に行える。
【0013】更に、分割したビデオウインドウ上にビデ
オ画像とホストコンピュータの画面とを同時に表示可能
とすることにより、制御手段による実際の制御状態を動
画として示す画像と、制御手段から送られる制御データ
に基づいたコンピュータ装置による解析結果を示す画面
状態とが同一画面上で並列して視認でき、事故等の状況
判断がより的確に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図2〜図4に示す
ごとく、制御手段として備えた複数台のPLC10を互
いに連携させてターゲットシステム11をシーケンス制
御可能とする制御システム12において、各PLC10
用の制御盤として使用するプログラム式の表示装置13
に実施した一例に基づいて説明するがこれに限らず、表
示装置13を単独で使用し、あるいは表示機能を備えた
各種のパソコン応用装置に対しても略同様に実施できる
ことは勿論である。
【0015】表示装置13は、PLC10とともにター
ゲットシステム11の操作卓などに一体に組み込み、あ
るいはそれ自身が独立して配備され、ターゲットシステ
ム11に対する操作および表示盤として使用されるもの
であって、後で詳述する処理指示語Wを用い、必要とす
る1または複数枚の表示画面14を作成するとともに、
その表示画面14をユーザーインターフェイスとして各
種の表示あるいは制御動作を行わせる。
【0016】ターゲットシステム11を制御するPLC
10は、CPUユニットやメモリユニットなどの必要と
する個別の機能毎に回路がユニット化され、各ユニット
を必要に応じて適宜増減可能に並列接続することによ
り、PLC10における全体として達成される機能を変
更可能とする従来と略同様な構成のものである。
【0017】また、ターゲットシステム11に対して入
出力される各種情報の格納場所が、制御あるいは表示す
べきターゲットシステム11上に備えたレベル計やリミ
ットスイッチの様な受動部品あるいはリレーやモータの
様な能動部品毎にメモリユニット上に確保され、入出力
されるデータが数値の様なワードデータに対してはワー
ドデバイスが、オンオフ情報の様なビットデータに対し
てはビットデバイスが指定されるとともに、各デバイス
に対して例えば「D100」の様な機種固有のデバイス
名を予め設定することにより、デバイス名の指定によっ
て格納場所を特定可能に、必要なデータがメモリユニッ
ト内に格納されている。
【0018】従って、PLC10の内外部からメモリユ
ニット内における任意のワードデバイスあるいはビット
デバイスに対してデバイス名を指定してアクセスするだ
けで、PLC10内の実際のアドレスを知ることなく、
ターゲットシステム11の対応位置を制御し或いはその
動作状態に関するデータが個別に取り出せる。
【0019】表示装置13は複数台あって、図2の如
く、PLC10との間で専用の通信ライン15を介して
専用の通信プロトコルを用いてデータ通信を行う一方、
各表示装置13は汎用的なネットワークライン16を介
してホストコンピュータ17とLAN接続され、ホスト
コンピュータ17との間で共通の通信プロトコルを用い
て各種データの受け渡しを可能とする。
【0020】ホストコンピュータ17には例えば汎用的
なパソコン装置が使用され、表示装置13を介して各P
LC10のメモリユニット内から適宜時期にデータを収
集可能とするとともに、収集したデータを表計算ソフト
やデータベースの様なデータ処理手段を利用し、リアル
タイムあるいは適宜時期にデータ解析することにより、
ホストコンピュータ17の画面上でPLC10の動作状
態に関する解析結果を表示すると同時に、各表示装置1
3側にもそのデータを配信できる様にしている。
【0021】各表示装置13は、図3に例示する如く、
本体ケース18における正面側に例えば液晶表示デバイ
スをディスプレイ19として使用した画面を配置すると
ともに、そのディスプレイ画面20に密着させてタッチ
パネル21を配設する。一方、本体ケース18の内部に
図4で示す表示制御回路22を収納することにより、デ
ィスプレイ画面20上にPLC10における制御状態に
対応した表示を行うと同時に、タッチパネル21を介し
た表示画面14に対する指先による指示動作は、タッチ
パネルコントローラ23によりその指示座標および指示
時期が解析され、所定のデータ入力およびPLC10側
の制御を可能とする。
【0022】表示装置13に備える表示制御回路22は
パソコン装置と基本的に略同一であって、バスライン2
4を介して、CPU25、ROMやRAMを使用してC
PU25との直接的なデータの受け渡しを可能とする内
部メモリ26、フラッシュメモリを使用したICカード
形式やハードディスクの様な外部メモリ27あるいはグ
ラフィックコントローラ28を接続している。
【0023】そして、適宜時期に外部メモリ27と内部
メモリ26との間で必要なデータの読み書きを可能とす
るとともに、CPU25によるデータ処理結果はグラフ
ィックコントローラ28を介してビデオRAM29に展
開され、対応する内容がディスプレイ19の画面上に表
示される。
【0024】また図8の様に、内部メモリ26上に状態
データ格納エリア30を設け、PLC10側のメモリユ
ニットとの間で、制御および表示動作に必要な状態デー
タを所定のタイミングで周期的に読み書きすることによ
り、両者の状態データが微小時間の遅れで一致する様に
している。
【0025】更に、1または複数台(本実施例にあって
は4台)のビデオカメラ31をターゲットシステム11
における制御箇所の様な常時の監視を必要とする各場所
に対応させて配置するとともに、所定の映像処理回路3
2を介して表示制御回路22内にビデオカメラ31から
出力される映像信号を取り込むことにより、図3の如く
ベース画面33に開いた画像表示用ウインドウ34の上
で、制御状態に対応した1または複数種類の動画像表示
が並行して行える様にしている。
【0026】本発明は、上記したディスプレイ画面20
上における画像表示の方法に特徴を有するものであっ
て、本実施例にあっては更に、ベース画面33上に1ま
たは複数の処理指示語を設定することによって、表示制
御動作に必要な表示画面14が構成できる様にしたもの
である。
【0027】すなわち、上記した表示装置13における
表示制御動作に使用する表示画面14は、画面20上で
データ処理すべき例えばタッチパネル21を使用したス
イッチのオン操作あるいは数値や文字の画面表示の様な
基本単位となるデータ処理機能の各々を処理指示語とし
て予め用意するとともに、1または複数の処理指示語を
ベース画面33上に配設位置を特定して設定することに
より、プログラムを作成することなく、必要な機能動作
をベース画面33上で容易に実現可能とするものであ
る。
【0028】更に1台の表示装置13内には、上記の様
にして構成した単位画面を複数枚そのデータ処理用とし
て備えるとともに、各単位画面毎に異なったファイル番
号を指定することにより、単位画面を切り換えるだけで
必要な内容を表示した表示画面14が得られる。
【0029】例えば図5に示す如く、表示内容に変更を
要しない図形や文字の様な静止図形35が表示されたベ
ース画面33、および所定の機能動作の実行を特定する
処理指示語あるいは処理指示語を組み合わせて構成され
てベース画面33上で形状変化や点滅あるいは色変化さ
せるランプやスイッチの様な各種の機能部品36を、必
要とする表示単位毎にファイル番号Fを指定し、内部メ
モリ26上に設けた事象データ格納用エリア37に記憶
しておく。
【0030】そして、上記の様に事象データ格納エリア
37に予め格納しておいた各処理指示語Wを図8に示す
表示制御部38が微小時間毎に間欠的に読み出し、各処
理指示語Wの事象名で特定される内容の動作を、各処理
指示語毎に設定された参照情報およびPLC10側から
状態データ格納エリア30に取り出された状態データを
参照しながら順次に実行することにより、PLC10側
のビットデバイスあるいはワードデバイスの内容変化に
即応して表示図形や数値が変化する表示動作が行われ
る。
【0031】ここで処理指示語Wの基本的な構成は略同
一であって、図6(a)に例示する如く、表示制御動作
を実行すべきベース画面33のファイル番号Fと、その
ベース画面33上で実行すべき動作内容を特定する事象
名Nと、各実行事象毎に参照される1又は複数のデータ
からなる参照情報rとを1組として備えている。
【0032】例えば図6(b)はタッチパネル21に対
するタッチ動作を制御するための処理指示語WTであっ
て、参照情報rとして、入力座標範囲X・Yと、その範
囲をタッチするのと連動してビットデータが反転される
書き込みビットアドレスA1を指定可能とする。
【0033】更に、より高度な機能についても上記した
基本となる複数の処理指示語を組み合わせることによっ
て構成できるので、使用される頻度が大きい機能につい
ては、対応する処理指示語群が1つにまとめられて総括
した処理指示語とし、あるいはそれ専用の処理指示語が
規定されている。
【0034】本発明は、画像表示用の処理指示語WVお
よび参照情報rとして設定されるデータファイルの構
成、あるいはそれらのデータ処理手順に特徴を有するも
のであって、「常時表示モード」と、「直接表示モー
ド」と、「間接表示モード」の3つの表示モードを備
え、択一的に選択動作される様にしている。
【0035】ここで「常時表示モード」は、画像表示用
の処理指示語が設定されたベース画面33が表示される
のと同時に所定の画像表示がされるもので、そのベース
画面33の選択表示中は、そのベース画面33上に予め
設定した画像が恒常的に表示される。
【0036】次に「直接表示モード」は、PLC10側
の所定ビットアドレスにおけるビットデータがオンされ
るのをトリガとし、処理指示語中に予め固定的に設定し
ておいた情報に対応してベース画面33上の設定座標に
画像表示用ウインドウ34を開き、更にそのウインドウ
上または複数のビデオウインドウ39を開き、所定の画
像ファイル番号に対応した形式で必要な画像を表示可能
とすることを基本的な機能とする。
【0037】一方「間接表示モード」は、処理指示語中
では画像の設定情報を固定的に指定せず、PLC10側
のワードデバイスのアドレスのみを指定可能としてお
き、そのワードデバイス中にPLC10側のプログラム
を使用しあるいは表示装置13側の指示により、前記し
た直接モードにおいて設定したものと同様な表示情報を
リアルタイムで設定することにより、オンライン中に画
像の表示条件を任意に決定できるようにしている。
【0038】なお上記した3つの表示モードは、画像表
示のタイミングおよび設定データが固定か可変かあるい
はどのメモリエリアに記憶させるかの違いがあるのみ
で、基本的なデータ構成およびデータ処理手順は互いに
相違しないので、以下においては、「間接モード」を中
心にその内容を更に詳細に説明する。
【0039】ここで、画像表示専用として構成された処
理指示語WVの参照情報rは、図6(c)の様に画像表
示用ウインドウ34の表示時期を規定するデータが書き
込まれるPLC10側の参照アドレスA2のみであっ
て、そのアドレスA2で特定されるワードデバイス上
に、図9の如く、ウインドウの表示時期を規定するコン
トロール情報40と、表示される画像表示用ウインドウ
34のベース画面33上における表示座標41X・Y
と、その表示されたウインドウ上における画像表示に関
するデータ群を格納した画像ファイル43のビデオ画像
番号42Gを書き込む様に構成している。
【0040】すなわち、処理指示語自体に直接的に設定
される情報は参照アドレスA2のみとし、その参照アド
レスA2で特定されるメモリエリアにウインドウを開く
ための必須情報を書き込む一方、開かれた画像表示用ウ
インドウ34に表示されるビデオ画像の表示に必要な情
報は別に用意した画像ファイル43やシステムファイル
44にまとめて格納するという様に、データを概略3分
割して異なるメモリ領域に保存する構成を採用してい
る。
【0041】この様なデータ構造を採用することによ
り、画面作成に直接的に必要なデータ量を抑制して画面
構成に汎用性あるいは従来画面との互換性を持たせる一
方、簡易にビデオ画像の表示内容を設定および変更可能
とする。
【0042】例えばこの画像ファイル43に設定される
情報には、一般設定項目と個別設定項目とが含まれ、一
意のファイル番号が設定されて外部メモリ27上に保存
される。
【0043】この一般設定項目は画像表示用ウインドウ
34に共通の設定項目であって、画像表示用ウインドウ
全体としての縦横サイズ、そのウインドウ上に構成され
るビデオウインドウ39の分割数と分割位置、ビデオウ
インドウ39間を区画する枠の有無と枠の表示色、ビデ
オウインドウ39上の透過色やタッチスイッチ機能の有
効あるいは無効の設定情報等である。
【0044】また、各々のビデオウインドウ39毎の個
別設定項目として、画像表示用ウインドウ34を区画し
て形成された各々のビデオウインドウ39上に表示され
る画像源の種類がある。更に本実施例における画像源と
して、4台のビデオカメラ31から出力される4種類の
動画像と、ホストコンピュータ17側の表示画面14
と、外部メモリ27に予め記憶されたファイル番号で特
定される静止あるいは動画像の内から選択されるもので
あって、更に取り込まれる画像のサイズ、取り込み範
囲、表示倍率等を各々のビデオウインドウ39毎に設定
できる様にしているが、これに限定されないことは勿論
である。
【0045】更に本実施例にあっては、ビデオウインド
ウ39の分割数を例えば最大4つに制限するとともに、
図7(a)〜(d)の如く、予め分割パターンを複数設
定しておいてその内から1つのパターンを選択使用する
ように構成している。そして、使用する表示パターンを
決定すると、図7(e)の様にビデオウインドウ39間
の境界線45が移動でき、更に選択した各ビデオウイン
ドウ39に表示すべき画像源を設定し或いは設定しない
ことにより、図7(f)の様に画像源が設定されなかっ
たビデオウインドウ39のウインドウ枠45は表示され
ず、選択可能な表示パターンの種類を最小限に抑制しな
がら、ビデオウインドウ39のバリエーションに変化を
持たせるようにしている。
【0046】なお画像表示用ウインドウ34に設定され
るビデオウインドウ39のパターンは一例であって、上
記の様に半固定されたものに限らず、表示数、区画位
置、表示内容ともに上記に限定されることなく、任意に
設定できることは勿論である。
【0047】以上の様な各特定の画像表示用ウインドウ
34上におけるビデオウインドウ39に対する特定の情
報に対し、画像表示用ウインドウ34に限定されない全
てのビデオウインドウ39に共通の設定情報について
は、システムファイル44中に格納される。このシステ
ムファイル44に設定されるビデオ画像固有の情報は、
例えば各ビデオカメラ31毎の輝度・コントラスト・色
合いの様に、開くウインドウに関係なく予め設定する必
要がある情報である。
【0048】更に、ビデオカメラ31が接続されて動画
像が表示可能なハードウェア環境にあっては、装置の初
期設定時に上記の様な必要なシステム情報の設定が促さ
れるとともに、表示装置13内における内部メモリ26
上にビデオ制御エリア46が設定され、装置の初期化時
あるいはその他の必要な時期に、ビデオ制御エリア46
にシステムファイル44中からビデオ表示に必要なデー
タがコピーされる様に構成されている。
【0049】以下、図8〜図10の説明図および図11
に示す流れ図に基づいて、上記した処理指示語WVを使
用したビデオ画像の表示過程について更に詳細に説明す
る。
【0050】まず表示装置13を立ち上げると、図11
のステップST1で初期化動作が行われる。かかる初期
化動作中のステップST2において、システムファイル
44に基づいて表示装置13の内部メモリ26上にビデ
オ制御エリア46が設定され、更にシステムファイル4
4中からビデオ表示に必要なデータが書き込まれる(ス
テップST3)。またステップST4において、事象デ
ータ格納エリア37に表示すべきベース画面33に設定
された処理指示語群が書き込まれ、ステップST5から
のオンラインモードに移る。
【0051】オンラインモードにあっては、ステップS
T4において周期的に各処理指示語を読み出し、その処
理指示語に対応した画面表示が図8の様にベース画面3
3上で行われるとともに、ステップST5において、各
処理指示語で指定されているPLC10側のデータ変化
を調べる。
【0052】ここで画像表示用の処理指示語WV1で設
定されたワードデバイスA2のコントロール情報40が
図9の様に表示オン側に反転したことがステップST5
で検出されると、ステップST6からの画像表示工程に
移る。
【0053】かかる画像表示工程にあっては、ステップ
ST6において、ワードデバイスA2上に設定されてい
るビデオ画像番号に基づいて対応する画像ファイル43
が外部メモリ27から読み出され、内部メモリ26上の
ビデオ制御エリア46に必要なデータが書き込まれる。
それと同時にワードデバイスA2から読み出された表示
座標データに基づいて、画像表示用のウインドウ34が
ベース画面33上に開かれる(ステップST7)ととも
に、開かれた画像表示用ウインドウ34上に、画像ファ
イル43に基づいてビデオウインドウ39が設定される
(ステップST8)。
【0054】それ以後は、ステップST10でワードデ
バイスA2のコントロール情報40が該当のウインドウ
34のオフを指示し、ステップST11に画像表示用ウ
インドウ34がベース画面33上から消去されるまで、
ビデオ制御エリア46に格納された情報を利用して画像
の表示動作がステップST9において継続される。
【0055】更に、PLC10側のワードデバイスにお
ける表示座標41データを変更することにより、画像表
示用ウインドウ34の表示位置は変更される。また画像
ファイル番号を変更すれば、その番号で特定される画像
ファイル43を利用してビデオ制御エリア46のデータ
が更新され、それ以後は更新されたデータを利用し、画
像表示が行われる。
【0056】更にビデオ制御エリア46内におけるシス
テムデータを始めとする画像表示に必要なデータについ
ても、表示装置13の内部あるいは外部から書き換え可
能とすることにより、画像表示用ウインドウ34および
その上における表示内容がリアルタイムで変更できる様
にしている。
【0057】また画像表示用ウインドウ34およびその
上におけるビデオウインドウ39毎に、タッチスイッチ
機能の設定ができる様に構成されており、この機能を設
定すると、タッチパネル21のオン時期を検知するのと
連動して所定のデータ処理動作が行える。
【0058】このタッチ機能を利用したデータ処理動作
としては、ビデオウインドウ39上に現在表示されてい
る動画像を静止あるいは動画像として外部メモリ27に
取り込み、ファイル番号をつけて保存する機能である。
この様にして取り込まれた静止あるいは動画像は、ビデ
オ制御エリア46中でその画像を特定することにより、
ビデオウインドウ39上での表示に利用される。
【0059】更に、ベース画面33上に同時に表示され
るウインドウが複数枚ある場合にあっては、タッチ動作
をしたウインドウ47が図5(b)の様に最前面に表示
される。その他、ビデオウインドウ39上にホストコン
ピュータ17の画面を表示する場合にあっては、その画
面に対するタッチ動作でホストコンピュータ17の動作
を指示させる様に構成することもできる。
【0060】その他、各ビデオウインドウ39に表示さ
れる動画像あるいは静止画像の大きさ、表示位置あるい
は範囲を、ウインドウに対するタッチ動作あるいは参照
データの変更に対応して、例えば図5(a)のビデオウ
インドウ39aの如く、予め設定した複数段階あるいは
任意に無段階で変更できる様に構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を概略的に示す説明図で
ある。
【図2】本発明を制御システムに実施した一例を示す全
体的な説明図である。
【図3】プログラム式表示装置の一例を示す正面図であ
る。
【図4】表示制御回路の一例を具体的に示すブロック図
である。
【図5】表示画面の一例を示す説明図であって、(a)
は1つの画像表示ウインドウを縮小表示した状態を、
(b)は背面側にあるウインドウを前面側に表示した一
例を示す。
【図6】処理指示語を示す説明図であって、(a)は基
本的な構成を、(b)はタッチ動作検出用の、(c)は
ビデオ画像表示用の構成を各々示す。
【図7】ウインドウの分割状態を示す説明図であって、
(a)〜(d)は基本的な分割状態を、(e)は分割線
を移動した状態を、(f)は使用するウインドウを制限
した状態を各々示す。
【図8】ビデオ画像の表示手順を示す説明図であって、
システム起動時における初期設定状態を示す。
【図9】ビデオ画像の表示手順を示す説明図であって、
ビデオ画面表示開始時における初期設定状態を示す。
【図10】ビデオ画像の表示手順を示す説明図であっ
て、ビデオ画面表示中を示す。
【図11】ビデオ画像の表示手順を説明する流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 制御手段 2 データ通信手段 3 表示制御手段 4 コンピュータ装置 10 PLC 11 ターゲットシステム 12 制御システム 13 表示装置 14 表示画面 15 専用の通信ライン 16 ネットワークライン 17 ホストコンピュータ 18 本体ケース 19 ディスプレイ 20 ディスプレイ画面 21 タッチパネル 22 表示制御回路 25 CPU 26 内部メモリ 27 外部メモリ 30 状態データ格納エリア 31 ビデオカメラ 32 映像処理回路 33 ベース画面 34 画像表示用ウインドウ 35 静止図形 36 機能部品 37 事象データ格納用エリア 38 表示制御部 39 ビデオウインドウ 40 コントロール情報 43 画像ファイル 44 システムファイル 45 ウインドウ枠 46 ビデオ制御エリア 47 他のウインドウ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/00 550 G09G 5/00 550B 5/14 5/14 E Fターム(参考) 5B069 AA01 BA01 BA04 BB16 CA14 CA17 JA01 JA02 5C082 AA02 AA12 BA12 BA27 BA35 BA41 BB02 BB03 BB53 BC02 BC03 BC05 CA56 CA62 DA86 DA89 EA17 MM04 MM09 5E501 AA02 AA20 BA03 BA05 CA02 CB02 CB09 EA05 EA14 EB05 FA06 FA23 FB04 FB34 FB43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御手段に接続された表示装置の画面上
    で、前記制御手段における制御動作に対応した画像表示
    を可能とする画像表示方法であって、 画面上における表示内容に関する情報と、該表示内容に
    対応した画像の表示時期に関する情報と、画像の表示状
    態に関する情報とを予め設定可能とする一方、 前記画像の表示時期が検出されると、前記対応する表示
    内容情報が解読され、該表示内容情報で特定される画像
    の表示動作が、前記表示状態情報に対応して画面上で行
    われる画像表示方法。
  2. 【請求項2】 前記表示内容に関する情報と前記表示状
    態に関する情報の少なくとも一部は、画像の表示時期に
    対応して、表示装置の内部メモリに設定されたビデオ制
    御エリア上に格納されて画像表示時に参照使用される一
    方、 表示装置の内外から前記ビデオ制御エリア内のデータを
    変更可能とする請求項1記載の画像表示方法。
  3. 【請求項3】 前記表示内容情報には、 画像の表示用ウインドウに関する情報と、 該画像表示用ウインドウ上における画面分割情報と、 各分割画面上で表示される画像情報とが含まれる請求項
    1または2記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】 前記表示装置には更に、ビデオカメラ
    と、コンピュータ装置とが接続され、 前記分割画面上で表示される画像には、前記ビデオカメ
    ラから出力される動画像と、前記コンピュータ装置にお
    ける表示画面と、予め設定した静止画像の少なくとも何
    れか1つが含まれる請求項3記載の画像表示方法。
  5. 【請求項5】 所定の選択動作と連動して、前記ビデオ
    カメラから出力される動画像が静止画像として取り込ま
    れる請求項4記載の画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記画面上に表示される表示ウインドウ
    は複数あって、重畳して表示されるとともに、 選択した表示ウインドウが最上層に表示される請求項4
    記載の画像表示方法。
  7. 【請求項7】 前記制御手段はPLCであり、 前記画像の表示は、PLC側のメモリ上に設定された所
    定データの変化を検出することにより行われる請求項1
    乃至6の何れかに記載の画像表示方法。
  8. 【請求項8】 PLCに接続された表示装置の画面上
    で、前記PLCにおける制御動作に対応した画像表示を
    可能とする画像表示方法であって、 実行すべき個別の動作内容を特定する参照情報を備えた
    処理指示語を構成し、表示処理すべき一連の動作内容に
    対応して前記処理指示語を予め1または複数組格納する
    事象データ格納手段と、格納された処理指示語を解読
    し、解読内容に対応した画像表示動作を行う表示制御手
    段とを前記表示装置上に備え、 表示装置の画面上における表示内容に関する情報と、該
    表示内容に対応した画像の表示タイミングに関する情報
    と、画像の表示状態に関する情報とを、処理指示語を介
    して参照可能なデータファイルとして予め設定可能とす
    る一方、 前記表示制御手段により処理指示語が解読されて画像の
    表示時期が検出されると、 対応する処理指示語から参照されるデータファイル中の
    前記表示内容に関する情報と前記表示状態に関する情報
    の少なくとも一部は、表示装置の内部メモリ上に設定さ
    れたビデオ制御エリア上に格納され、 それ以後は、該ビデオ制御エリア上のビデオ表示情報を
    利用して画像の表示動作が表示装置の画面上で行われる
    ことを特徴とする画像表示方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載の画像表
    示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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