JP2002258919A - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置

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JP2002258919A
JP2002258919A JP2001054380A JP2001054380A JP2002258919A JP 2002258919 A JP2002258919 A JP 2002258919A JP 2001054380 A JP2001054380 A JP 2001054380A JP 2001054380 A JP2001054380 A JP 2001054380A JP 2002258919 A JP2002258919 A JP 2002258919A
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JP
Japan
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station
slave station
slave
connection information
transmission path
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Application number
JP2001054380A
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English (en)
Inventor
Muneyuki Mori
宗之 森
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種プラントならびにビルや工場等で用いら
れ、多数の制御対象12および検知手段13を有し、こ
れらの制御対象12および検知手段13を、伝送ループ
14で接続された複数の子局S1〜S4で集約して親局
U1〜U4に接続するようにした監視制御装置11にお
いて、子局S5を増設するにあたって、既設部分のシス
テム定義の変更をなくし、増設作業を簡略化する。 【解決手段】 伝送ループ14を構成し、各子局S1〜
S4間をそれぞれ接続する伝送路H1〜H4に対して、
基点となる子局S3から下流側になるにつれて、順次、
比較的大きな第1の数値「10」ずつ増加してゆく接続
情報※10,※20,※30,※40を付して示し、増
設する子局S5に対応する伝送路H5には、その子局S
5の上流側の子局S1の伝送路H2の接続情報※20
に、前記第1の数値よりも小さい第2の数値「5」を付
加して、接続情報※25を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水処理等のプラン
トを始めとして、ビルや工場等で好適に実施され、多数
の制御対象やデータ検知手段が、子局を介して、制御の
ための情報処理を行う親局に接続される監視制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、前記水処理プラントでは、弁
やポンプ等の制御対象および水位計や流量計等のデータ
検知手段が多数存在している。したがって、それらの制
御対象やデータ検知手段が、直接、親局に接続されるの
ではなく、前記制御対象やデータ検知手段の多数設置さ
れる箇所に子局を設け、光ファイバなどから成るループ
状の伝送路によって相互に接続されるその子局を介し
て、前記親局と信号の送受を行うようにした監視制御装
置が従来から用いられている。
【0003】図4は、典型的な従来技術の監視制御装置
1の構成を示すブロック図である。この監視制御装置1
では、多数の制御対象2や検知手段3が、分散配置され
ている複数の各子局si(i=1,2,…,I、図4の
例では、I=4)のいずれかと接続されている。各子局
siは、前記光ファイバから成る伝送ループ4によって
相互に接続されている。
【0004】一方、1または複数の親局uj(j=1,
2,…,J、図4の例では、J=4)が、伝送ループ5
を介して相互に接続されており、各親局uj毎に前記伝
送ループ4が接続されている(図4の例では、前記伝送
ループ4は親局u4に接続されており、残余の親局u1
〜u3では省略している)。伝送ループ5の少なくとも
いずれか1つの親局(図4の例では、u1)には、キー
ボードなどの入力手段6および陰極線管等で実現される
表示手段7などのマンマシンインタフェイスが設けられ
ている。
【0005】このように構成される監視制御装置1にお
いて、従来技術では、各子局siは、局番iを有してお
り、また伝送ループ4において、各子局si間を接続す
る伝送路hk(k=1,2,…,I)は、アドレスk
(図4において※を付して示す)を有している。各子局
siの局番iは、ユーザによって、相互に重複しないよ
うに任意の番号が付番可能とされている。また、伝送路
hkのアドレスkは、各子局si間に敷設される伝送路
hkの接続順位を表すものであり、所定の子局(図4の
例では、s3)を基点として、前記基点から下流側にな
るにつれて、順次番号が付与されている。
【0006】したがって、親局u4では、図5で示すよ
うなテーブルをストアしており、たとえば伝送路h2で
断線が生じると、親局u4へは、該伝送路h2に対応す
る子局s1に関連して異常が発生したことが報知され、
その局番「1」から、この図5で示すテーブルに基づい
て、アドレス「2」が識別される。こうして、前記表示
手段7では、伝送ループ4を模した画面上で、前記伝送
路h2に対応する位置が点滅し、異常の発生が報知され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来技術
の監視制御装置1では、図6で示すように、伝送路hk
の順位が最後位の伝送路(図4の例では、h4)以外の
伝送路、たとえばh2に、新たに子局s5を増設しよう
とすると、表1で示すような親局u4のシステム定義
を、表2で示すように変更する必要がある。
【0008】
【表1】
【0009】
【表2】
【0010】すなわち、子局s5に対応する伝送路h5
のアドレスを設定するにあたって、該子局s5よりも下
流側となる子局s2,s4に対応する伝送路h3,h4
のアドレスを繰下げて、これらの子局s2,s4に対す
るシステム定義もやり直す必要がある。したがって、作
業が煩雑であり、さらに、信頼性を確保するために、再
定義を行った子局s2,s4に対して、増設した子局s
5と同様の試験を行う必要があり、これによってもまた
作業が煩雑になるという問題がある。
【0011】本発明の目的は、子局の増設を容易に行う
ことができる監視制御装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る監視制御装
置は、親局によって制御される制御対象や、制御に必要
となるデータを検知するためのデータ検知手段の接続さ
れる複数の子局が、データ伝送路によってループ状に接
続されて構成されている監視制御装置において、前記各
子局は、相互に異なる任意の局番を有し、前記伝送路
は、各子局間で、予め定める基点から下流側になるにつ
れて大きくなり、かつ予め定める第1の数値だけ離間し
て設定され、接続順位を表す接続情報を有し、親局で
は、子局の局番と、その子局に個別的に対応する伝送路
の接続情報とをテーブルとしてストアしており、前記子
局間に新たな子局を増設するときには、増設すべき子局
に対応する伝送路の接続情報を、増設箇所よりも上流側
の子局に対応する伝送路の接続情報に、前記第1の数値
より小さい第2の数値を付加した値とし、親局は、所望
とする子局および伝送路の識別を、前記接続情報の大小
判定で行うことを特徴とする。
【0013】上記の構成によれば、ユーザによって任意
に設定可能な局番に対して、伝送路の接続情報は、故障
などがどの地点で発生したかを特定するために重要であ
り、したがってその敷設位置に対応して、接続順位を表
す接続情報が設定されている。本発明では、この接続情
報を、基点から順に下流側に付与してゆくにあたって、
この接続情報の数値を、連続した数値ではなく、第1の
数値だけ離間した値としておく。
【0014】すなわち、子局には、たとえば基点となる
子局から、順次、「3」「1」「2」…等の任意の局番
が付与されているのに対して、これらの子局間を接続す
る伝送路の接続情報は、「10」「20」「30」とい
うように付与される。
【0015】したがって、子局の増設にあたって、その
増設すべき子局の伝送路の接続情報を、上流側の子局の
伝送路の接続情報に、前記第1の数値よりも小さい第2
の数値を付加した値とすることによって、たとえば上流
側の子局に対応する伝送路の接続情報が「20」である
とき、該増設すべき子局の伝送路の接続情報を「25」
としておくことによって、下流側の子局の伝送路の接続
情報「30」と前記上流側の子局の伝送路の接続情報
「20」との間で大小判定を行うと、親局は、増設した
子局およびその伝送路の接続順位を識別することができ
るようになる。
【0016】このようにして、既設の子局に関するシス
テム定義を何ら変更することなく、増設した子局および
その伝送路の識別を行うことができるようになり、増設
作業を簡単に行うことができるとともに、増設後の試験
も、その増設した子局に関してのみ行うだけでよく、こ
れによってもまた増設作業を簡略化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1〜図3に基づいて説明すれば以下のとおりである。
【0018】図1は、本発明の実施の一形態の監視制御
装置11の構成を示すブロック図である。この監視制御
装置11では、多数の制御対象12や検知手段13が、
分散配置されている複数の各子局Sn(n=1,2,
…,N、図1の例では、N=4)のいずれかと接続され
ている。各子局Snは、光ファイバから成る伝送ループ
14に接続されている。
【0019】一方、1または複数の親局Um(m=1,
2,…,M、図1の例では、M=4)が、伝送ループ1
5を介して相互に接続されており、各親局Um毎に前記
伝送ループ14が接続されている(図1の例では、前記
伝送ループ14は親局U4に接続されており、残余の親
局U1〜U3では省略している)。伝送ループ15の少
なくともいずれか1つの親局(図1の例では、U1)に
は、キーボードなどの入力手段16および陰極線管等で
実現される表示手段17などのマンマシンインタフェイ
スが設けられている。
【0020】このように構成される監視制御装置11に
おいて、各子局Snは、局番nを有している。この局番
nは、ユーザによって相互に従属しないように任意の番
号が付番可能とされている。
【0021】注目すべきは本発明では、各子局Sn間を
接続し、伝送ループ14を構成する各伝送路Hr(r=
1,2,…,N)には、基点となる子局(図1の例で
は、S3)から、下流側になるにつれて順次大きくな
り、かつ予め定める第1の数値(図1の例では、「1
0」)だけ離間した接続情報rが付与されている。図1
の例では、※を付して示すように、基点となる子局S3
と次の順位の子局S1とを接続する伝送路H1には「1
0」の接続情報が付与されており、続く子局S1と子局
S2との間の伝送路H2には接続情報「20」が付与さ
れており、子局S2と子局S4との間の伝送路H3には
接続情報「30」が付与されており、子局S4と子局S
3との間の伝送路H4には接続情報「40」が付与され
ている。
【0022】したがって、親局U4でストアされてお
り、各子局Snに対応する伝送路Hrならびに制御対象
12および検知手段13等を設定するシステム定義は、
表3で示すようになる。
【0023】
【表3】
【0024】したがって、たとえば、子局S1と子局S
2との間の伝送路H2に子局S5を増設するにあたっ
て、本発明では、子局S5に対応する伝送路H5には、
前記伝送路H2の接続情報「20」に、前記第1の数値
「10」よりも小さい第2の数値、たとえば「5」だけ
付加した接続情報「25」が設定される。これによっ
て、親局U4でのシステム定義は、表4で示すようにな
る。
【0025】
【表4】
【0026】また、親局U4のメモリ内にストアされて
いる各子局Snのテーブルは、図2(a)から図2
(b)で示すように変化する。なお、この図2におい
て、各子局Snの局番nまたは伝送路Hrの接続情報r
を記憶している各記憶領域の左上には、その記憶領域の
アドレスナンバを付して示している。
【0027】図3は、図2で示すテーブルを用いる異常
発生時の動作を説明するためのフローチャートである。
親局U4は、伝送ループ14を介して各子局S1〜S5
を監視しており、いずれかの子局からステップp1で示
すように異常を表す伝送データが受信されると、ステッ
プp2〜n5で示すようにして、その異常の発生してい
る子局または伝送路の特定を行う。
【0028】すなわち、ステップp2では、該親局U4
内のアドレスカウンタでカウントされるアドレスナンバ
ADDに、先頭局である子局S3の接続情報に関するス
トア領域のアドレス「01」が設定される。ステップp
3では、そのアドレスナンバADDに「1」が加算され
たアドレス、すなわち最初にこのステップp3を行うと
きには「02」のアドレスに記憶されている子局、この
場合にはS3からの入力データであるか否かが判断さ
れ、そうであるときにはステップp4で、そのアドレス
ナンバADDの内容が、マンマシンインタフェイスを備
える親局U1に伝送される。
【0029】これに対して、前記ステップp3におい
て、アドレスナンバがADD+1の領域のストア内容と
入力データとが異なるときには、ステップp5において
アドレスナンバADDが「2」だけ加算された後、前記
ステップp3に戻り、再びそのアドレスナンバADDに
「1」が加算されたストア領域のストア内容と入力デー
タとが対照される。こうして、ステップp1で受信され
た入力データの局に対応する接続情報が親局U1へ伝送
されて、たとえば図1に示すように、表示手段17の伝
送ループ14を模した画面上で、参照符20で示すよう
に、接続情報に対応する伝送路の部分が点滅して表示さ
れる。
【0030】したがって、増設する子局S5以外の残余
の子局S1〜S4に関しては、システム定義は何ら変更
する必要はない。これによって、増設する子局S5に関
連する定義のみを行えばよくなり、増設作業を容易に行
うことができる。また、増設後の試験も、増設した子局
S5のみに関して行うだけで信頼性を確保することがで
き、これによってもまた増設作業を簡略化することがで
きる。
【0031】なお、前記第2の数値は第1の数値よりも
小さい値であればよく、また増設された子局に隣接して
さらに増設を行う場合には、先に増設された子局で用い
られた数値よりも小さな数値を用いることによって、同
様に他の子局のシステム定義を変更することなく、増設
を行うことができる。このようなシステム定義は、各親
局Um間でも適用可能であることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る監視制御装置は、以上のよ
うに、ユーザによって任意に設定可能な局番に対して、
伝送路には、その敷設位置に対応して、接続順位を表す
接続情報を設定し、この接続情報を基点から順に下流側
に付与してゆくにあたって、連続した数値ではなく、第
1の数値だけ離間した値としておき、子局の増設時に
は、その増設すべき子局の伝送路の接続情報を、上流側
の子局の伝送路の接続情報に、第1の数値よりも小さい
第2の数値を付加した値とする。
【0033】それゆえ、既設の子局に関するシステム定
義を何ら変更することなく、増設した子局およびその伝
送路の識別を行うことができるようになり、増設作業を
簡単に行うことができるとともに、増設後の試験も、そ
の増設した子局に関してのみ行うだけでよく、これによ
ってもまた増設作業を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の監視制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の監視制御装置によるシステム定義を説
明するための親局のメモリのストア内容を示す図であ
る。
【図3】図2で示すようにして定義された子局とそれに
対応する伝送路の接続情報とから異常発生箇所を特定す
るための動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】典型的な従来技術の監視制御装置の構成を説明
するためのブロック図である。
【図5】前記従来技術の監視制御装置のシステム定義を
説明するための親局のメモリのストア内容を示す図であ
る。
【図6】前記従来技術の監視制御装置のシステム定義を
説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
11 監視制御装置 12 制御対象 13 検知手段 14 伝送ループ 15 伝送ループ 16 入力手段 17 表示手段 Hr 伝送路 Sn 子局 Um 親局

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親局によって制御される制御対象や、制御
    に必要となるデータを検知するためのデータ検知手段の
    接続される複数の子局が、データ伝送路によってループ
    状に接続されて構成されている監視制御装置において、 前記各子局は、相互に異なる任意の局番を有し、 前記伝送路は、各子局間で、予め定める基点から下流側
    になるにつれて大きくなり、かつ予め定める第1の数値
    だけ離間して設定され、接続順位を表す接続情報を有
    し、 親局では、子局の局番と、その子局に個別的に対応する
    伝送路の接続情報とをテーブルとしてストアしており、 前記子局間に新たな子局を増設するときには、増設すべ
    き子局に対応する伝送路の接続情報を、増設箇所よりも
    上流側の子局に対応する伝送路の接続情報に、前記第1
    の数値より小さい第2の数値を付加した値とし、 親局は、所望とする子局および伝送路の識別を、前記接
    続情報の大小判定で行うことを特徴とする監視制御装
    置。
JP2001054380A 2001-02-28 2001-02-28 監視制御装置 Pending JP2002258919A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010011273A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Toshiba Corp 監視制御システム及び監視制御方法
CN111971629A (zh) * 2018-05-10 2020-11-20 欧姆龙株式会社 控制系统、支持装置及支持程序

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010011273A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Toshiba Corp 監視制御システム及び監視制御方法
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