JP2001084011A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JP2001084011A
JP2001084011A JP25760799A JP25760799A JP2001084011A JP 2001084011 A JP2001084011 A JP 2001084011A JP 25760799 A JP25760799 A JP 25760799A JP 25760799 A JP25760799 A JP 25760799A JP 2001084011 A JP2001084011 A JP 2001084011A
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JP
Japan
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input
output
test
memory
function
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Application number
JP25760799A
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Inventor
Masaru Kobayashi
勝 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作上の混乱を防止でき、テスト時のプログラ
ムを容易に作成する。 【解決手段】入出力データの変換/警報の設定を保存す
るメモリを有し、且つマンマシンインタフェース(MI
F)上でタグをシステム毎に変更可能なタグ番号で表示
及び管理する機能と、タグの設定情報に従い、入出力デ
ータの入出力変換を実施する処理機能と、変換後の入出
力データに関連する警報情報をMIFに通知するための
アラーム検出とメッセージ送信処理機能と、変換後の入
出力データを参照してシステム毎に変更可能なプログラ
ムを命令語に基づき構築するための機能と、実プラント
又はテスト用メモリからの入出力を切換えるための設定
データを保存するメモリとを有するプログラマブルコン
トローラにおいて、MIFにタグ番号表示機能を持たせ
て、タグ内のデータが実プラント又はテスト用メモリの
入出力の変換データかをタグ番号の表示で識別可能にし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセス制御で使
用するプログラマブルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の各種産業のプラントにおいては、
各プラント機器のプロセス制御にプログラマブルコント
ローラが採用されている。
【0003】図10はこのような従来のプログラマブル
コントローラの構成図を示すものである。
【0004】図10において、15はプラント1から各
種の情報を収集して制御に必要なデータ処理を行い、各
プラント機器をプロセス制御するコントローラ、12は
このコントローラ15よりプラント1の監視に必要な情
報を取込んで画面表示すると共に、画面操作によりコン
トローラ15に各種指令を与えるマンマシンインタフェ
ースである。
【0005】上記コントローラ15は、演算処理の中枢
をなすCPU8、マンマシンインタフェース12との間
で、情報を伝送する伝送バッファ11、伝送テキスト処
理部16、メモリ5、予めダウンロードされたユーザア
プリケーション(プログラム)9及びプラント1との間
の入出力信号を変換する入出力変換処理部4とを備え、
CPU8に入出力変換処理部4、メモリ5、ユーザアプ
リケーション9、伝送バッファ11及び伝送テキスト処
理部16が内部バスライン7を介してそれぞれ接続され
ている。
【0006】このような構成のコントローラ15におい
て、プラント1の温度や圧力等の情報はセンサなどによ
り入力信号13に変換され、入力装置2を経由して入出
力変換処理部4よりメモリ5の入力データエリア21に
通知される。この入力データエリア21に通知されたデ
ータは、入出力変換処理部4で入力装置2のデータ形式
(カウント値)から、ユーザアプリケーション9で使用
する温度や圧力等の工学単位形式に変換後、メモリ5の
内部に存在するタグ番号が付された複数のタグ6の内、
該当するタグの中に格納される。
【0007】このタグ6内には入出力データの変換や警
報の設定データが格納され、そのデータは内部バスライ
ン7を経由してユーザアプリケーション9、伝送テキス
ト処理部16等から参照及び変更される。
【0008】また、ユーザアプリケーション9は、CP
U8により起動され、メモリ5内のタグ6を参照して制
御周期で制御演算を実行し、演算結果をメモリ5内の出
力データエリア22にセットする。
【0009】この出力データエリア22にセットされた
情報は、再び入出力変換処理部4を経由して出力装置3
から出力信号14に変換され、プラント1へ返信され
る。
【0010】さらに、マンマシンインタフェース12
は、コントローラ15の伝送テキスト処理部16を経由
して、メモリ5をアクセスすることができる。また、伝
送テキスト処理部16内には、アラーム検出とメッセー
ジ送信機能23が存在し、タグ6内の警報情報の変化を
マンマシンインタフェース12に送信する。
【0011】一方、プラント1へ情報を出力せず、コン
トローラ内で仮想的に試験を行う場合には、ユーザアプ
リーション9内に存するテストメモリ処理機能24によ
りメモリ5内のテスト用メモリ26に仮想データをセッ
トする。そして、入出力変換処理部4は、入出力の設定
情報メモリ27(テストか、入出力かの設定)を参照
し、テスト時はテスト用メモリ26への入出力を実行
し、また実入出力時は入力装置2及び出力装置3への入
出力を実行する。
【0012】また、テスト用メモリ26へのデータセッ
ト以外の特殊処理を行う場合、ユーザアプリケーション
9内に存するテスト中特殊処理機能25により特殊処理
を追加する。
【0013】上記ユーザアプリケーション9は、プラン
ト1毎に異なる処理となる。そして、テストメモリ処理
機能24とテスト中特殊処理機能25の製造又は管理
(実プラントと接続時、特殊処理を削除または停止する
等)も、ユーザがプラント毎に実行する必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の従来
のプログラマコントローラでは、テスト中において次の
ような問題点があった。
【0015】(1)マンマシンインタフェース12にお
いて、メモリ5内に存する複数のタグのタグ番号のみが
画面表示された場合、タグ6がプラント1と接続されて
いるのか、テスト中であるのかが不明であるため、操作
する上で混乱し易い。
【0016】(2)テスト中にタグに対するアラームグ
レードを変更したい場合、該当処理をユーザアプリケー
ション9のテスト中特殊処理機能25により実行する必
要がある。
【0017】(3)ユーザアプリケーション9におい
て、テスト中タグと実I/Oタグを混在して使用する場
合、特殊処理をユーザアプリケーション9のテスト中特
殊処理機能25により実行する必要がある。
【0018】(4)テスト中の指定方法がタグ単位であ
るため、点数が多いシステムではテスト中と実I/Oの
切換操作を行う上で混乱し易い。
【0019】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、操作上の混乱を防止でき、テスト時のユーザ
アプリケーションを容易に構築できるプログラマブルコ
ントローラを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段によりプログラマブルコン
トローラを構成する。
【0021】請求項1に対応する発明は、入出力データ
の変換や警報の設定データを保存する複数のタグ、テス
ト用のデータがセットされるテスト用メモリ及びテスト
中か入出力かの設定情報が保存された入出力の設定情報
メモリを備えたメモリと、マンマシンインタフェースに
前記各タグをシステム毎に変更可能なタグ番号で表示及
び管理する機能と、前記設定情報メモリに保存された設
定情報に基づいて実プラントからの入出力と前記テスト
用メモリからの入出力を切換える共に、前記タグの設定
情報に従い、入出力データを変換処理する入出力変換処
理機能と、この入出力変換処理機能により変換された入
出力データに関連するアラーム情報を前記マンマシンイ
ンタフェースに通知するためのアラーム検出とメッセー
ジ送信処理機能と、前記入出力変換処理手段により変換
された入出力データを参照して、命令語に基づきユーザ
アプリケーションを構築する機能とを有するプログラマ
ブルコントローラにおいて、前記マンマシンインタフェ
ースにタグ番号表示機能を持たせ、このタグ番号表示機
能は、前記メモリ内のタグを検索し、このタグ内のデー
タが実プラント又は前記テスト用メモリからの入出力を
変換した値であるかをタグ番号の表示で識別可能にした
ものである。
【0022】請求項2に対応する発明は、入出力データ
の変換や警報の設定データを保存する複数のタグ、テス
ト用のデータがセットされるテスト用メモリ及びテスト
中か入出力かの設定情報が保存された入出力の設定情報
メモリとを備えたメモリと、マンマシンインタフェース
に前記各タグをシステム毎に変更可能なタグ番号で表示
及び管理する機能と、前記設定情報メモリに保存された
設定情報に基づいて実プラントからの入出力と前記テス
ト用メモリからの入出力を切換える共に、前記タグの設
定情報に従い、入出力データを変換処理する入出力変換
処理機能と、この入出力変換処理機能により変換された
入出力データに関連するアラーム情報を前記マンマシン
インタフェースに通知するためのアラーム検出とメッセ
ージ送信処理機能と、前記入出力変換処理手段により変
換された入出力データを参照して、命令語に基づきユー
ザアプリケーションを構築する機能とを有するプログラ
マブルコントローラにおいて、アラーム検出とメッセー
ジ送信処理機能にテスト中のアラームグレード変更機能
を追加し、このアラームグレード変更機能は、前記タグ
内のデータがテストデータである場合、アラームの変化
を検出するとプロセスアラームの発生又は回復のメッセ
ージを作成してアラームグレードの変更処理を実施して
前記マンマシンインタフェース送信して表示させるもの
である。
【0023】請求項3に対応する発明は、入出力データ
の変換や警報の設定データを保存する複数のタグ、テス
ト用のデータがセットされるテスト用メモリ及びテスト
中か入出力かの設定情報が保存された入出力の設定情報
メモリとを備えたメモリと、マンマシンインタフェース
に前記各タグをシステム毎に変更可能なタグ番号で表示
及び管理する機能と、前記設定情報メモリに保存された
設定情報に基づいて実プラントからの入出力と前記テス
ト用メモリからの入出力を切換える共に、前記タグの設
定情報に従い、入出力データを変換処理する入出力変換
処理機能と、この入出力変換処理機能により変換された
入出力データに関連するアラーム情報を前記マンマシン
インタフェースに通知するためのアラーム検出とメッセ
ージ送信処理機能と、前記入出力変換処理手段により変
換された入出力データを参照して、命令語に基づきユー
ザアプリケーションを構築する機能とを有するプログラ
マブルコントローラにおいて、前記命令語にテスト中特
殊命令を追加し、このテスト中特殊命令は、タグ内のデ
ータが実入出力データであるか、テストデータであるか
を識別し、テストデータの場合には入力データを指定タ
グに保存しない特殊処理を実行させるものである。
【0024】請求項4に対応する発明は、入出力データ
の変換や警報の設定データを保存する複数のタグ、テス
ト用のデータがセットされるテスト用メモリ及びテスト
中か入出力かの設定情報が保存された入出力の設定情報
メモリとを備えたメモリと、マンマシンインタフェース
に前記各タグをシステム毎に変更可能なタグ番号で表示
及び管理する機能と、前記設定情報メモリに保存された
設定情報に基づいて実プラントからの入出力と前記テス
ト用メモリからの入出力を切換える共に、前記タグの設
定情報に従い、入出力データを変換処理する入出力変換
処理機能と、この入出力変換処理機能により変換された
入出力データに関連するアラーム情報を前記マンマシン
インタフェースに通知するためのアラーム検出とメッセ
ージ送信処理機能と、前記入出力変換処理手段により変
換された入出力データを参照して、命令語に基づきユー
ザアプリケーションを構築する機能とを有するプログラ
マブルコントローラにおいて、テスト中設定のグループ
化機能を設け、このテスト中設定のグループ化機能は、
前記入出力の設定情報メモリに保存されたテスト中か入
出力かの設定情報に対して、実プラントからの入出力
と、テストメモリからの入出力を切換える設定情報をグ
ループ毎に設定可能にしたものである。
【0025】このような構成のプログラマブルコントロ
ーラによれば、従来に比べて操作上の混乱を防止でき、
テスト時のユーザアプリケーションの作成も容易にな
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0027】図1は本発明によるプログラマブルコント
ローラの実施の形態を示す構成図で、図6と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる
点についてのみ述べる。
【0028】本実施の形態では、図1に示すようにマン
マシンインタフェース12にタグ番号表示色変更機能1
7を追加し、テスト中であることをタグ番号の色で識別
可能とするものである。
【0029】また、伝送テキスト処理部16に存するア
ラーム検出とメッセージ送信処理機能23に、テスト中
のアラームグレード変更機能18を追加し、ユーザアプ
リケーション9でアラームグレード変更のための特殊処
理の実施を不要とするものである。
【0030】さらに、ユーザアプリケーション9の構築
を容易にするため、命令語10にテスト中特殊命令19
を追加するものである。
【0031】一方、メモリ5内に存する入出力の設定情
報メモリ27に対して入出力の設定情報登録を容易にす
るため、テスト中設定のグループ化機能20を追加する
ものである。
【0032】次にその各機能について詳細に説明する。
【0033】まず、マンマシンインタフェース12に追
加されたタグ番号表示色変更機能17の作用を図2によ
り述べる。
【0034】マンマシンインタフェース12からコント
ローラ15に対して、タグ検索指令を出すと、コントロ
ーラ15のメモリ5が伝送バッファ11及び伝送テキス
ト処理部16を経由してアクセスされ、メモリ5内に存
する複数のタグ6が検索されて(S17−1)マンマシ
ンインタフェース12に返送される。
【0035】これら検索されたタグ6がマンマシンイン
タフェース12に取込まれると、タグ番号表示色変更機
能17が働き、各タグ6に対して入出力(I/O)か、
テスト中かを識別(S17―2)する。そして、タグ番
号に対する色情報を取込んで、実I/Oであれば例えば
青、テスト中なら例えば赤とする(S17−3)。
【0036】このように検索されたタグ番号を色分けし
てマンマシンインタフェース12の画面に表示する(S
17−4)。
【0037】図3(a)はタグ検索画面でテスト中のタ
グなら赤、実I/Oと接続されているタグならば青色で
タグ番号が表示された場合を示している。
【0038】例えば、タグ番号PID01001〜PID01010が検
索され、その中でPID01001のみがテスト中なら、PID010
01 →赤、PID01002〜PID01010 →青として表示され
る。
【0039】なお、タグ番号表示色は、札掛け文字と同
様の設定で選択される。
【0040】上記の場合は、タグ番号を色分け表示する
場合であるが、タグ検索画面でテスト中ならタグ番号自
体を表示しないようにしても良い。
【0041】図3(b)はタグ検索画面でテスト中なら
タグ番号自体を表示しない場合の例で、マンマシンイン
タフェースの設定により、テスト中のタグは検索結果に
表示されず、例えばタグ検索画面でPID01001がテスト中
なら、該タグ番号は表示されず、PID01002〜PID01010が
表示される。
【0042】従って、マンマシンインタフェース12に
タグ番号表示色変更機能を持たせることで、テスト中で
あることをタグ番号の色で識別できるので、操作上の混
乱をなくすことができる。
【0043】次にコントローラ15内の伝送テスト処理
部16に存するアラーム検出とメッセージ送信処理機能
に追加されたテスト中のアラームグレード変更機能18
について図4により述べる。
【0044】テスト中のアラームグレード変更機能18
がスタートすると、タグ6内のアラームの発生、回復を
一定周期毎に判定し(S18−1)、アラーム変化があ
れば、アラーム発生、回復のメッセージを作成する(S
18−2)。
【0045】そして、アラーム変更タグがテスト中であ
れば、上記で作成したメッセージによりアラームグレー
ドを変化させる(S18−3)。このアラームグレード
を変化させると、S18−2、S18−3で作成したメ
ッセージをマンマシンインタフェース12へ送信する
(S18−4)。
【0046】マンマシンインタフェース12では、S1
8−2、S18−3で作成されたメッセージ内のアラー
ムグレードを参照する。例えば重警報の場合は赤、中警
報の場合は紫、軽警報のときは黄色で表示し、警報がな
い場合にはアラームしない。
【0047】図5(a)は、テスト中と実I/O接続時
のアラームグレードを予めタグ登録する場合の例であ
る。
【0048】図5(b)は、テスト中に警報グレードを
下げる方式を指定する場合の例である。図5(b)にお
いて、テスト中のアラームグレード指定が、 =0(テスト中は、実I/Oと同じアラームグレード) =1(テスト中は以下のようにグレードを下げる 重警報 → 中警報 中警報 → 軽警報 軽警報 → 警報なし) =2(テスト中は以下のようにグレードを下げる 重警報 → 中警報 中警報 → 警報なし 軽警報 → 警報なし =3(テスト中は、アラームを発生させない) 従って、アラーム検出とメッセージ送信処理機能23
に、テスト中のアラームグレード変更機能18を追加す
ることにより、従来のようにユーザアプリケーション9
でアラームグレードを変更する特殊処理の実施を不要に
できる。
【0049】次にコントローラ15内のユーザアプリケ
ーション9を構築する際に用いられる命令語に組込まれ
たテスト中特殊命令による作用を図6により述べる。
【0050】メモリ5内のタグ6を参照しながらテスト
中特殊命令10を用いてユーザアプリケーション9を構
築しているとき、次のような処理が行われる。
【0051】まず、入力データが格納されているタグは
実I/Oか、テスト中かを識別(S19−1)し、その
入力データがテスト中かどうかを判定する(S19−
2)。
【0052】そして、この判定がテスト中であれば、入
力データを指定メモリに格納せず(S19−3)、また
テスト中でなければ入力データを指定メモリに格納する
(S19−4)。
【0053】ここで、テスト中特殊命令としては図7
(a)に示すように、テスト中にしか代入処理を実行し
ない命令と、図7(b)に示すように、最大値を求める
際に、テスト中のデータを除く命令語があり、上記の処
理は図7(a)を用いた場合である。
【0054】図7(b)に示す命令語を用いる場合は入
力データがテスト中であれば、そのデータを選択肢から
外し、テスト中でなければ入力データを選択肢に入れる
処理が行われる。
【0055】従って、このように命令語10にテスト中
特殊命令19を追加することにより、ユーザアプリケー
ションの作成を容易に行うことができる。
【0056】次にコントローラ15内の入出力の設定情
報メモリ27に組入れられるテスト中設定のグループ化
機能20の作用を図8により述べる。
【0057】入出力の設定情報メモリ27から入出力変
換処理部4に入力される入出力の設定情報に対してテス
ト中設定のグループ化機能20により、次のような処理
が行われる。
【0058】まず、入出力設定情報メモリ27から入出
力変換処理部4に入力され、且つ実プラントからの入出
力とテストメモリからの入出力を切換るための設定情報
に対してグループ指定にするか、アプリケーション指定
にするかの要求を判別処理する(S20−1)。そし
て、その判別処理の内容がグループ指定であるか否かを
判定し(S20−2)、グループ指定であれば指定され
たグループのタグに対する処理を実行し(S20−
3)、またグループ指定でなければ指定されたアプリケ
ーションのタグに対する処理を実行する(S20−
4)。
【0059】図9(a)は、テスト中の指定をグループ
分けして設定する例である。
【0060】いま、グルーピングテーブルにグループ
1、グループ2が図示するように設定されているとき、
グループ1に登録したタグを一括してテストモードに指
定可能にしてあるものとすると、入出力指定情報として
グループモード1が一括して指定できる。
【0061】図9(b)はアプリケーションプログラム
に含まれているタグを一括してシミュレーション指定に
変更する場合の例である。
【0062】いま、アプリケーションプログラムにアプ
リケーション1、アプリケーション2が図示するように
設定されているとき、アプリケーション1に登録したタ
グを一括してシミュレーション指定に変更すると、入出
力指定情報として例えばアプリケーション1が一括して
変更できる。
【0063】従って、このように実プラントからの入出
力と、テストメモリからの入出力を切換える設定をグル
ープ毎に設定できるので、入出力の設定情報登録を容易
に行うことができる。
【0064】このような構成のプログラマブルコントロ
ーラとすれば、従来に比べて操作上の混乱を防止でき、
テスト時のユーザアプリケーションの作成も容易にな
る。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、操作
上の混乱を防止でき、テスト時のユーザアプリケーショ
ンを容易に作成できるプログラマブルコントローラを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプログラマブルコントローラの実
施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施の形態におけるタグ番号表示色変更機能
による処理手順を示すフローチャート。
【図3】(a),(b)は同実施の形態におけるタグ番
号表示色変更機能の具体例を示す図。
【図4】同実施の形態におけるテスト中のアラームグレ
ード変更機能による処理手順を示すフローチャート。
【図5】(a),(b)は同実施の形態におけるテスト
中のアラームグレード変更機能の具体例を示す図。
【図6】同実施の形態におけるテスト中特殊命令による
特殊処理手順を示すフローチャート。
【図7】(a),(b)は同実施の形態におけるテスト
中特殊命令の具体例を示す図。
【図8】同実施の形態におけるテスト中設定のグループ
化機能による処理手順を示すフローチャート。
【図9】(a),(b)はテスト中設定のグループ化機
能の具体例を示す図。
【図10】従来のプログラマブルコントローラの一例を
示すブロック図。
【符号の説明】
1……プラント 2……入力装置 3……出力装置 4……入出力変換処理部 5……メモリ 6……タグ 7……内部バスライン 8……CPU 9……ユーザアプリケーション 10……命令語 11……伝送バッファ 12……マンマシンインタフェース 15……コントローラ 16……伝送テキスト処理部 17……タグ番号表示色変更機能 18……テスト中のアラームグレード変更機能 19……テスト中特殊命令 20……テスト中のアラームグレード変更機能 21……入力データエリア 22……出力データエリア 23……アラーム検出とメッセージ送信部 24……テストメモリ処理部 25……テスト中特殊処理部 26……テスト用メモリ 27……入出力設定情報部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力データの変換や警報の設定データ
    を保存する複数のタグ、テスト用のデータがセットされ
    るテスト用メモリ及びテスト中か入出力かの設定情報が
    保存された入出力の設定情報メモリとを備えたメモリ
    と、マンマシンインタフェースに前記各タグをシステム
    毎に変更可能なタグ番号で表示及び管理する機能と、前
    記設定情報メモリに保存された設定情報に基づいて実プ
    ラントからの入出力と前記テスト用メモリからの入出力
    を切換える共に、前記タグの設定情報に従い、入出力デ
    ータを変換処理する入出力変換処理機能と、この入出力
    変換処理機能により変換された入出力データに関連する
    アラーム情報を前記マンマシンインタフェースに通知す
    るためのアラーム検出とメッセージ送信処理機能と、前
    記入出力変換処理手段により変換された入出力データを
    参照して、命令語に基づきユーザアプリケーションを構
    築する機能とを有するプログラマブルコントローラにお
    いて、 前記マンマシンインタフェースにタグ番号表示機能を持
    たせ、 このタグ番号表示機能は、前記メモリ内のタグを検索
    し、このタグ内のデータが実プラント又は前記テスト用
    メモリからの入出力を変換した値であるかをタグ番号の
    表示で識別可能にしたことを特徴とするプログラマブル
    コントローラ。
  2. 【請求項2】 入出力データの変換や警報の設定データ
    を保存する複数のタグ、テスト用のデータがセットされ
    るテスト用メモリ及びテスト中か入出力かの設定情報が
    保存された入出力の設定情報メモリを備えたメモリと、
    マンマシンインタフェースに前記各タグをシステム毎に
    変更可能なタグ番号で表示及び管理する機能と、前記設
    定情報メモリに保存された設定情報に基づいて実プラン
    トからの入出力と前記テスト用メモリからの入出力を切
    換える共に、前記タグの設定情報に従い、入出力データ
    を変換処理する入出力変換処理機能と、この入出力変換
    処理機能により変換された入出力データに関連するアラ
    ーム情報を前記マンマシンインタフェースに通知するた
    めのアラーム検出とメッセージ送信処理機能と、前記入
    出力変換処理手段により変換された入出力データを参照
    して、命令語に基づきユーザアプリケーションを構築す
    る機能とを有するプログラマブルコントローラにおい
    て、 前記アラーム検出とメッセージ送信処理機能にテスト中
    のアラームグレード変更機能を追加し、 このアラームグレード変更機能は、前記タグ内のデータ
    がテストデータである場合、アラームの変化を検出する
    とプロセスアラームの発生又は回復のメッセージを作成
    してアラームグレードの変更処理を実施して前記マンマ
    シンインタフェース送信して表示させることを特徴とす
    るプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】 入出力データの変換や警報の設定データ
    を保存する複数のタグ、テスト用のデータがセットされ
    るテスト用メモリ及びテスト中か入出力かの設定情報が
    保存された入出力の設定情報メモリを備えたメモリと、
    マンマシンインタフェースに前記各タグをシステム毎に
    変更可能なタグ番号で表示及び管理する機能と、前記設
    定情報メモリに保存された設定情報に基づいて実プラン
    トからの入出力と前記テスト用メモリからの入出力を切
    換える共に、前記タグの設定情報に従い、入出力データ
    を変換処理する入出力変換処理機能と、この入出力変換
    処理機能により変換された入出力データに関連するアラ
    ーム情報を前記マンマシンインタフェースに通知するた
    めのアラーム検出とメッセージ送信処理機能と、前記入
    出力変換処理手段により変換された入出力データを参照
    して、命令語に基づきユーザアプリケーションを構築す
    る機能とを有するプログラマブルコントローラにおい
    て、 前記命令語にテスト中特殊命令を追加し、 このテスト中特殊命令は、タグ内のデータが実入出力デ
    ータであるか、テストデータであるかを識別し、テスト
    データの場合には入力データを指定タグに保存しない特
    殊処理を実行させることを特徴とするプログラマブルコ
    ントローラ。
  4. 【請求項4】 入出力データの変換や警報の設定データ
    を保存する複数のタグ、テスト用のデータがセットされ
    るテスト用メモリ及びテスト中か入出力かの設定情報が
    保存された入出力の設定情報メモリを備えたメモリと、
    マンマシンインタフェースに前記各タグをシステム毎に
    変更可能なタグ番号で表示及び管理する機能と、前記設
    定情報メモリに保存された設定情報に基づいて実プラン
    トからの入出力と前記テスト用メモリからの入出力を切
    換える共に、前記タグの設定情報に従い、入出力データ
    を変換処理する入出力変換処理機能と、この入出力変換
    処理機能により変換された入出力データに関連するアラ
    ーム情報を前記マンマシンインタフェースに通知するた
    めのアラーム検出とメッセージ送信処理機能と、前記入
    出力変換処理手段により変換された入出力データを参照
    して、命令語に基づきユーザアプリケーションを構築す
    る機能とを有するプログラマブルコントローラにおい
    て、 テスト中設定のグループ化機能を設け、 このテスト中設定のグループ化機能は、前記入出力の設
    定情報メモリに保存されたテスト中か入出力かの設定情
    報に対して、実プラントからの入出力と、テストメモリ
    からの入出力を切換える設定情報をグループ毎に設定可
    能にしたことを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044833A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Mitsubishi Electric Corp 監視制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044833A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Mitsubishi Electric Corp 監視制御装置

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