JP2002258619A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JP2002258619A
JP2002258619A JP2001054737A JP2001054737A JP2002258619A JP 2002258619 A JP2002258619 A JP 2002258619A JP 2001054737 A JP2001054737 A JP 2001054737A JP 2001054737 A JP2001054737 A JP 2001054737A JP 2002258619 A JP2002258619 A JP 2002258619A
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developing roller
image forming
developing
forming apparatus
carrier
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JP2001054737A
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English (en)
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Toru Nakano
徹 仲野
Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
Yuusuke Takeda
有介 武田
Noriyasu Takeuchi
則康 竹内
Yoshie Yoshino
美枝 吉野
Tsutomu Sasaki
努 佐々木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体現像剤を用いた湿式画像形成装置におい
て、潜像担持体と現像剤担持体との間に安定した現像電
界を形成して濃度ムラのない高品質な画像を形成すると
ともに、電気的効率を向上させる。 【解決手段】 現像ローラ106上に担持する液体現像
剤によって感光体ドラムとの対向部である現像領域で潜
像を現像する湿式画像形成装置において、感光体ドラム
の表面移動方向における上記現像領域の下流側に感光体
上の現像後の余剰トナーを除去する除去手段を設け、か
つ、現像ローラと感光体との間に電界を形成するための
電圧を現像ローラの回転軸107に当接する電極130
より印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、プリンタ、ファクシミリなどの湿式画像形成装置
に係り、詳しくは、キャリア液中にトナーを分散した液
体現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体に
該液体現像剤を塗布する塗布部材とを有し、該現像剤担
持体に担持した液体現像剤により潜像担持体上に形成さ
れた潜像を現像する湿式画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、キャリア液中にトナーを分散した
液体現像剤を用いて現像を行う湿式画像形成装置は種々
知られている(例えば、特開平7−209922号公
報、特開平7−152254号公報、特開平7−219
35号公報等参照)。また、本出願人は、特願平11−
38447号において、弾性層を有する現像剤担持体を
潜像担持体に当接させて現像ニップ部を形成する画像形
成方法を提案している。この画像形成方法では、現像剤
担持体上に液体現像剤の薄層を形成し、薄層中のキャリ
ア液とトナーとが現像ニップ部を形成する上記潜像担持
体上の潜像の画像部に静電的に転移して現像を行う。一
方、現像ニップ部を通過する上記潜像担持体上の地肌部
(非画像部)には、トナーを付着させないでキャリア液
が少しだけ転移するようになっている。また、仮に上記
地肌部にトナーが付着したとしても、上記現像ニップ部
を通過する間に、このトナーを上記現像剤担持体側に移
動させて除去することが可能である。
【0003】しかしながら、非画像部のトナーを現像剤
担持体側に移動させて除去する方法では、現像ニップ部
を通過する上記潜像担持体上の地肌部(非画像部)にト
ナーが付着し余剰トナーとなって残留してしまう場合が
あり、この余剰トナーによって画像のカブリが生じるお
それがあった。
【0004】そこで、本出願人は先に、余剰トナーによ
る画像のカブリを防いで高品質な画像を形成するため、
潜像担持体表面移動方向における現像ニップ部より下流
側に、潜像担持体上の現像後の余剰トナーを除去するた
めの除去部材を設けたものを提案した(特願2000−
42582号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記湿式画
像形成装置では、潜像担持体と現像剤担持体との間に現
像電界を形成するための電圧印加手段によっては、画像
品質にばらつきが生じやすいことが判明した。例えば、
上記特願平11−38447号公報では、電圧印加手段
として現像担持体の表面に電圧を印加する手段を提案し
ている。この電圧印加手段は、回転している現像担持体
の弾性層表面に電圧を印加するため、電圧印加手段と現
像担持体表面との接触状態が不安定になりやすく、現像
電界が不均一となる場合がある。この影響が上記湿式画
像形成装置では画像に顕著に現われ、濃度むらを生じる
ことがある。
【0006】また、現像担持体の表面に電圧を印加する
手段では、現像剤担持体と潜像担持体との間に生じる異
常放電を防止するために、電圧印加手段はある程度の電
気的抵抗を有する必要があり、電気的効率としては悪く
なる。
【0007】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、液体現像剤を用いた湿
式画像形成装置において、潜像担持体と現像剤担持体と
の間に安定した現像電界を形成して濃度ムラのない高品
質な画像を形成するとともに、電気的効率を向上させる
ことのできる湿式画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、表面に潜像を担持する潜像担持
体と、表面にキャリア液中にトナーを分散した液体現像
剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体に該液体
現像剤を塗布する塗布手段とを有し、該現像剤担持体と
潜像担持体との間に電界を形成することにより、該現像
剤担持体上に担持する液体現像剤によって該潜像担持体
との対向部である現像領域で該潜像を現像する湿式画像
形成装置において、上記潜像担持体表面移動方向におけ
る上記現像領域の下流側に該潜像担持体上の現像後の余
剰トナーを除去する除去手段を設け、かつ、上記現像剤
担持体が導電性弾性体からなる現像ローラであり、上記
現像剤担持体と潜像担持体との間に電界を形成するため
の電圧を該現像ローラの回転軸に当接する電圧印加部材
より印加することを特徴とするものである。
【0009】請求項1の湿式画像形成装置においては、
現像ローラの回転軸に当接する電圧印加部材より現像ロ
ーラの回転軸に電圧を印加して、現像ローラと潜像担持
体との間に電界を形成する。このように、回転軸に電圧
を印加するものは、回転している導電性弾性体層表面に
電圧を印加するものに較べ、電圧印加部材との接触状態
が安定する。よって、安定した現像電界を形成して濃度
ムラのない高品質な画像を形成することができる。ま
た、電圧印加部材がある程度の電気的抵抗を有する必要
がないので、抵抗を小さくし、電気的効率を向上させる
ことができる。
【0010】ところで、現像ローラの回転軸に当接する
電圧印加部材より電圧を印加するものでは、現像ローラ
の回転により回転軸と電圧印加部材のどちらかが摩耗す
る。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の湿式画像形
成装置において、上記電圧印加部材の硬度が、上記現像
ローラの回転軸の硬度より低いことを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項2の湿式画像形成装置においては、
電圧印加部材の硬度が、回転軸の硬度より低いので、現
像ローラの回転により電圧印加部材側が摩耗する。一
方、電圧印加部材の硬度を高くした場合、現像ローラの
回転軸が傷つき、現像ローラの耐久性が低下した。現像
ローラと電圧印加部材との交換の手間から考えると、潜
像担持体、塗布手段等との位置精度を必要とされる現像
ローラの方が手間を必要とする。また、電圧印加部材が
摩耗することで、電圧印加部材のローラ回転軸との接点
は常に新しい面が露出する事になり、電圧を損失するこ
となく確実に印加できる。このように、現像ローラの回
転により電圧印加部材側が摩耗する方が、電圧の安定し
た印加ができ、かつ、交換が容易というメリットを有し
ている。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2の湿
式画像形成装置において、上記電圧印加部材が上記現像
ローラの回転軸の端面に当接することを特徴とするもの
である。
【0014】請求項3の湿式画像形成装置においては、
電圧印加部材が現像ローラの回転軸の端面に当接するの
で、現像ローラの回転方向に対する抵抗が少なく、現像
ローラの回転を変動させにくいというメリットがある。
ここで、現像ローラの一般的な製法としては、回転軸の
中心部に凹部を作り、その凹部を固定して回転軸の周り
に弾性層を成形する方法が用いられており、回転軸の中
心部は凹になっている。このような凹部があっても接触
が不安定にならないよう、電圧印加部材の押し付け圧力
を強くする必要があるが、電圧印加部材の押し付け圧力
を強くしても、現像ローラの回転方向に対する抵抗が少
なく、現像ローラの回転を変動させ難い。よって、現像
ローラの安定した回転を妨げることがなく、確実に電圧
を印加することができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項3の湿式画像形
成装置において、上記電圧印加部材が上記現像ローラの
回転軸の両端面に当接することを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項4の湿式画像形成装置においては、
現像ローラの回転軸の両端面に電圧印加部材が当接する
ようにし、回転軸の両端から電圧を印加することによ
り、現像ローラが軸方向へ変動しても確実に電圧を印加
することができる。
【0017】請求項5の発明は、請求項1または2の湿
式画像形成装置において、上記電圧印加部材が上記現像
ローラの回転軸の表面に当接することを特徴とするもの
である。
【0018】請求項5の湿式画像形成装置においては、
電圧印加部材を現像ローラの回転軸の表面に当接させる
ので、接触面積が回転軸の端面に当接させる場合に較べ
てせまい。また、一般的に回転軸表面は端面に較べて平
滑なため、押し当ての圧力を小さくできる。これらのこ
とより、電圧印加部材の摩耗量が少なくなる。よって、
電圧印加部材の耐久性を向上させることができる。
【0019】請求項6の発明は、請求項5の湿式画像形
成装置において、上記電圧印加部材が上記現像ローラの
回転軸を挟み、複数箇所で回転軸と当接することを特徴
とするものである。
【0020】請求項6の湿式画像形成装置においては、
電圧印加部材が現像ローラの回転軸を挟み、複数箇所で
回転軸と当接することにより、現像ローラが軸と垂直方
向へ変動しても確実に電圧を印加することができる。
【0021】ところで、湿式画像形成装置では、作像部
は高電圧を使用し、かつ、高精度の部品で構成されてい
る。このため、上記現像ローラの回転軸と電圧印加部材
の当接部で摩耗した摩耗粉が、機内を漂い、高電圧印加
部に付着して異常放電を起こしたり、高電圧印加部接点
に摩耗粉が入りこみ摩耗粉を通じて局所的に電流が流れ
部品を損傷する虞がある。また、摩耗粉が液体現像剤中
に混入すると、現像特性を変化させて画質を劣化させた
り、正常に動作しない虞もある。このため、摩耗粉が機
内を漂い、周辺装置に付着、混入することを防止する必
要がある。
【0022】請求項7の発明は、請求項2、3、4、5
または6の湿式画像形成装置において、上記電圧印加部
材の摩耗した粉体を回収する回収容器を該電圧印加部材
の下方に設けたことを特徴とするものである。
【0023】請求項7の湿式画像形成装置においては、
回収容器を電圧印加部材の下方に設けたことにより、摩
耗粉を容易に回収できる。よって、摩耗粉が機内を漂
い、周辺装置に付着、混入することを防止できる。
【0024】請求項8の発明は、請求項2、3、4、5
または6の湿式画像形成装置において、上記電圧印加部
材が磁性体であり、摩耗した磁性粉を回収する磁界発生
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0025】請求項8の湿式画像形成装置においては、
電圧印加部材を磁性体とし、現像ローラとの当接部で生
じる摩耗粉を磁界発生手段の磁力により確実に回収す
る。よって、摩耗粉が機内を漂い、周辺装置に付着、混
入することを確実に防止できる。
【0026】請求項9の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7または8の湿式画像形成装置において、
上記潜像担持体がa−Siであることを特徴とするもの
である。
【0027】請求項9の湿式画像形成装置においては、
潜像担持体をa−Siとすることにより、現像剤担持体
の当接による損傷、吸油・膨潤による劣化を軽減するこ
とができるので、潜像担持体の寿命を長くすることがで
きる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を湿式画像形成装置
である電子写真複写機(以下、複写機という)に適用し
た一実施形態について説明する。
【0029】まず、複写機の概略構成について説明す
る。図1は、本実施形態に係る複写機の概略構成図であ
る。この複写機は、潜像担持体としての感光体ドラム1
の周りに、帯電器20、露光Lを感光体ドラム1に照射
する図示しない露光装置、湿式現像装置100、中間転
写ベルト31や転写ローラ32等によって構成される転
写装置、除電ランプ40、ドラムクリーニング装置50
などを備えている。
【0030】上記感光体ドラム1は、その表面がアモル
ファスシリコン(a−Si)によって形成され、プリン
ト時には図示しない駆動手段によって図中矢印方向に回
転駆動せしめられる。このように表面がアモルファスシ
リコン(a−Si)によって形成された感光体ドラム1
は、有機感光体(OPC)よりも優れた機械的強度を発
揮し、その寿命が長くなり、安全性も高まる。
【0031】上記帯電器20は、このように回転駆動す
る感光体ドラム1の表面をコロナ放電によって暗中にて
一様に帯電せしめる。なお、帯電器20としては、この
ようにコロナ放電による帯電を実現するものの他、感光
体ドラム1に接触せしめた帯電ローラ等の帯電部材に所
定の帯電バイアスを印加する方式のものを用いてもよ
い。
【0032】上記露光装置は、走査光学系を備えてお
り、このように一様に帯電した感光体ドラム1の表面
を、画像情報に基づいてLED光やレーザ光によって露
光して静電潜像を担持させる。
【0033】上記湿式現像装置(以下、単に現像装置と
いう)100は、このようにして感光体ドラム1の表面
に形成された静電潜像に帯電したトナーを付着させてこ
れを現像し、感光体ドラム1上にトナー像を形成せしめ
る。
【0034】上記転写装置は、図示されている中間転写
ベルト31、これを張架する転写ローラ32や複数の張
架ローラ33の他、転写ローラ32にトナーの帯電極性
とは逆極性の転写バイアスを印加する図示しない電源等
を備えており、プリント時には中間転写ベルト31を図
中矢印方向に無端移動させる。また、この中間転写ベル
ト31を転写ローラ32によって感光体ドラム1に向け
て押圧して転写ニップをする。この転写ニップには、上
記転写バイアスが印加される転写ローラ32と感光体ド
ラム1の表面との電位差によって転写電界が形成され
る。感光体ドラム1の回転に伴って転写ニップに進入し
た上記トナー像は、この転写電界やニップ圧の作用を受
けて中間転写ベルト31上に1次転写される。
【0035】このようにして1次転写された上記トナー
像は、図示しない領域で転写紙に2次転写された後、加
熱加圧定着、溶剤定着、UV定着等の定着方式を用いる
定着装置によって定着せしめられる。トナー像が定着し
た転写紙は、この定着装置から排紙経路を経て機外へと
排出される。
【0036】上記除電ランプ40は、上記転写ニップを
通過した感光体ドラム1の表面の残留電荷を除電する。
【0037】上記ドラムクリーニング装置50は、この
ようにして除電された感光体ドラム1の表面に付着して
いる液体現像剤を、感光体クリーニングブレード51に
よって掻き取り除去する。この除去により、感光体ドラ
ム1の表面は初期化せしめられ、次の作像を実現するこ
とが可能になる。
【0038】次に、上記現像装置100の具体的な構成
について説明する。現像装置100は、タンク部10
1、攪拌スクリュー102、103、アニロクスローラ
104、規制ブレード105、現像ローラ106、クリ
ーニングブレード108等を備える現像部109と、ス
イープローラ110、クリーニングブレード111等を
備えるスイープ部112とから構成されている。
【0039】上記タンク部101には、トナーと液体キ
ャリアとを含有する液体現像剤60が貯留されている。
この液体現像剤60は、一般の湿式現像装置に広く用い
られている低粘性低濃度のものではなく、高粘性高濃度
のものが使用されている。なお、この低粘性低濃度の液
体現像剤とは、例えば、広く市場に出回っているIso
par(商品名:エクソン社製)と呼ばれる絶縁性液体
キャリア中に、1[wt%]程度の濃度のトナーを含有
する1[cSt]程度の粘度の液体現像剤である。ま
た、高粘性高濃度の液体現像剤とは、例えば、シリコー
ンオイル、ノルマルパラフィン、IsoparM(商品
名:エクソン社製)、植物油、鉱物油等の絶縁性液体キ
ャリア中に、5〜40[wt%]程度の濃度のトナーを
含有する50〜10000[cSt]程度の粘度の液体
現像剤である。現像装置100に使用されるこのような
高粘性高濃度の液体現像剤60の揮発性あるいは不揮発
性については、現像装置100の現像性能や複写機の作
像性能などに合わせて調整されている。また、液体現像
剤60中のトナーの粒径についても、同様に調整されて
いる。
【0040】上記攪拌スクリュー102、103は、タ
ンク部101内の液体現像剤60中に浸るように互いに
平行配設され、図中矢印で示されるように、図示しない
駆動手段によって互いに逆方向に回転駆動せしめられ
る。現像装置100が現像動作に入ると、これらスクリ
ュー102、103がこのように互いに逆回転し、タン
ク部101内の液体現像剤60が攪拌せしめられる。こ
の攪拌により、液体現像剤60は、そのトナー濃度や粘
度が均一化する。また、スクリュー102、103が互
いに逆回転することで、両者の間で図示のように液体現
像剤60の液面が盛り上がり、その上方に配設されたア
ニロクスローラ104に付着する。
【0041】現像剤を塗布する塗布手段としての上記ア
ニロクスローラ104は、図示しない駆動手段によって
図中矢印方向に回転駆動せしめられながら、このように
して付着した液体現像剤60を汲み上げる。このアニロ
クスローラ104の周面には、複数の凹部が形成されて
おり、このアニロクスローラ104によって汲み上げら
れた液体現像剤60の一部は、これら凹部内に収容され
る。
【0042】規制部材としての上記規制ブレード105
は、ステンレス等の金属で形成され、回転するアニロク
スローラ104に当接することで、アニロクスローラ1
04によって汲み上げられた液体現像剤60の量を規制
する。この規制により、アニロクスローラ104上の液
体現像剤60の量が計量される。
【0043】現像剤担持体としての上記現像ローラ10
6は、液体現像剤の量が規制された後のアニロクスロー
ラ104表面に接触しながら、アニロクスローラ104
の回転方向に対してカウンター方向に回転するように構
成されている。現像ローラ106とアニロクスローラ1
04との接触位置である塗布位置では、両ローラが互い
にカウンター方向に回転しながら接触し、且つ、アニロ
クスローラ104上の液体現像剤の量が正確に計量され
ているため、高粘性の液体現像剤60が現像ローラ10
6にまとわり付くことなく均一な厚みで塗布される。こ
のような塗布により、現像ローラ106の表面には液体
現像剤60からなる均一な厚みの現像剤薄層が形成され
る。
【0044】また、現像ローラ106は、その周面に導
電性のウレタンゴム等からなる導電弾性層が設けられて
おり、感光体ドラム1と等速に回転しながらこれに接触
して現像ニップを形成している。この現像ニップには、
図示しない電源からトナーの帯電極性と同極性の現像バ
イアスが印加される現像ローラ106と、感光体ドラム
1との電位差によって現像電界が形成される。具体的に
は、この現像ニップでは、現像ローラ106、感光体ド
ラム1の地肌部及び静電潜像がそれぞれトナーと同極性
の電位を帯び、その値が地肌部、現像ローラ106、静
電潜像の順に低くなっている。このため、上記地肌部と
現像ローラ106との間では、トナーを電位のより低い
現像ローラ106に向けて静電的に移動させるような電
界が形成される。また、現像ローラ106と静電潜像と
の間では、トナーを電位のより低い静電潜像に向けて移
動させるような電界が形成される。このような現像電界
が形成される現像ニップでは、上記現像剤薄層中のトナ
ーが、現像ローラ106と上記地肌部との間で現像ロー
ラ106の表面に向けて電気泳動して集結するととも
に、現像ローラ106と静電潜像との間で静電潜像に向
けて電気泳動して付着する。この付着により、静電潜像
が現像されてトナー像となる。ここで、現像ニップは上
記電気泳動による付着がおこなわれるための一定の現像
時間を確保できる幅とする必要がある。現像ニップ幅
は、現像ローラ106の当接圧力によりを調整可能であ
り、プロセス速度と現像時定数との積以上に設定するこ
とで、充分な現像時間を確保し、良好な現像を行う。こ
こで、現像時定数とは、現像量が飽和するまでに要する
時間であって、プロセス速度を現像ニップ幅を除したも
のである。例えば、ニップ幅が3mmでプロセス速度が
300mm/secであれば、現像時定数は10mse
cとなる。
【0045】また、現像ローラ106上に塗布される現
像剤薄層の厚みは、トナー中の顔料含有分が0.1μg
/cm以上、2μg/cm以下となるよう、5〜1
0μmとした。これは、トナー中の顔料含有分が0.1
μg/cm以下では画像部の濃度が薄くなるおそれが
あり、2μg/cm以上では、現像後の地肌部に残留
する余剰トナーが多くなり、後述するスイープローラ1
10による除去が不完全になるおそれがあるためであ
る。
【0046】上記クリーニングブレード108は、金属
やゴム等の部材から構成され、上記現像ニップを通過し
た後の現像ローラ106の表面に当接することで、この
表面から残留現像剤を掻き取り除去する。この除去によ
り、現像ローラ106の表面が初期化せしめられる。除
去された残留現像剤は上記タンク部101に戻る。
【0047】上記現像部109は、このようにして感光
体ドラム1上の静電潜像を現像するように構成されてい
る。
【0048】上記現像ローラ106には、感光体表面電
位(600V)より低い現像バイアス電圧(400V)
が印加されており、露光装置により露光されて50V以
下になった画像面との間に現像電界を生じる。感光体ド
ラム1の画像部では、現像剤中のトナーは上記電界によ
って感光体ドラム1に移動して潜像を顕像化する。一
方、地肌部(非画像部)では、現像バイアス電位と感光
体電位とによって形成される電界により、現像ローラ表
面にトナーを移動させて地肌部分にトナーが付着しない
ようにする。
【0049】しかしながら、地肌部分のトナーの一部
が、現像ローラ表面まで移動しきれずに感光体ドラム1
側に残るとカブリの原因となる。そこで、本実施形態に
係る複写機の現像装置では、このカブリの原因となる余
剰トナーをスィープ(掃除)するため上記スイープロー
ラ110を設けている。このスイープローラ110は、
現像ローラ106に対し感光体ドラム1の回転方向下流
側であって、現像されたトナー層を挟むように、感光体
ドラム1に押圧して設置されている。スイープローラ1
10の表面は、感光体ドラム1の表面と略等速で移動す
る。
【0050】スイープローラ110には、現像後のトナ
ー層からトナーをスイープローラ110に戻さないよう
に、感光体ドラム1上のトナー層表面電位(100〜2
00V)に近いバイアス電圧(250V)が印加されて
いる。地肌部では、感光体ドラム1の地肌部の電位と上
記バイアス電圧による電位との差によって生じる電界に
より、浮遊している余剰トナーをスイープローラ110
に移動させる。この段階での地肌部の現像剤層は現像ロ
ーラ106の現像ニップ部分の厚さの約半分で、且つト
ナーの濃度は現像前の濃度の約20%程度に低下してお
り、余剰トナーの除去は容易に行われる。これにより、
地肌部のカブリを完全に防止することができる。
【0051】また、上記スイープローラ110を設置す
ることによって、現像時に感光体ドラム1上の地肌部に
付着した余分なキャリア液の約半分程度を除去すること
もできる。
【0052】さらに、スイープローラ110により余剰
トナーの除去が効率的にできるため、感光体ドラム1と
現像ローラとの間の現像ニップで余剰トナーが少々残留
してもよく、カブリ除去電界(現像ローラに印加された
現像バイアスと感光体帯電電位との電位差)を低く抑え
ることできる。よって、感光体ドラム1の帯電電位を低
くすることが可能になる。このことにより、感光体ドラ
ム1の耐久性向上、帯電ローラ2の負担軽減、露光パワ
ーの低減等、種々の利点が生じる。
【0053】上記クリーニングブレード111は、金属
やゴム等の部材から構成され、上記除去ニップを通過し
た後のスイープローラ110の表面に当接することで、
この表面から残留現像剤を掻き取り除去する。この除去
により、スイープローラ110表面が初期化せしめられ
る。
【0054】次に、現像ローラ106への現像バイアス
電圧印加手段について説明する。本実施形態の複写機で
は、現像ローラ106の回転軸に当接する電圧印加部材
より現像バイアス電圧(以下、電圧という)を印加す
る。
【0055】図2は、現像ローラ106の回転軸107
の端面から電圧を印加する電圧印加手段の概略構成図で
ある。現像ローラ106の回転軸107の両端面に当接
する電圧印加部材としての板バネ状の電極120を設け
た。この電極120はSUSからなり、回転軸107の
端面と確実に接触するよう、一定の圧力で押し付けられ
ている。この電極120を介して電源125より電圧を
現像ローラ106の回転軸107に印加する。このよう
に、回転軸107に電圧を印加するものは、回転してい
る現像ローラ106の導電弾性層表面に電圧を印加する
ものに較べ、電極との接触状態が安定する。よって、安
定した現像電界を形成して濃度ムラのない高品質な画像
を形成することができる。また、電極120がある程度
の電気的抵抗を有する必要がないので、抵抗を小さく
し、電気的効率を向上させることができる。
【0056】ここで、上記現像ローラ106の一般的な
製法としては、回転軸107の中心部に凹部を作り、そ
の凹部を固定して回転軸107の周りに導電弾性層を成
形する方法が用いられており、図4に示すように、回転
軸107の中心部は凹になっている。このような凹部が
あっても接触が不安定にならないよう、電極120の押
し付け圧力を強くする必要がある。電極120が回転軸
107の端面に接触する場合、現像ローラ106の回転
方向に対する電極120の抵抗が少ないので、電極12
0の押し付け圧力を強くしても、現像ローラ106の回
転を変動させ難いというメリットがある。このように、
電極120の押し付け圧力を強くしても、現像ローラ1
06の安定した回転を妨げることがなく、確実に電圧を
印加することができる。
【0057】また、図3(a)、(b)、(c)に示す
ように、現像ローラ106が軸方向へ変動しても、両側
の端面から電極120を押し当てることによって、確実
に電圧の印加を行うことができる。
【0058】ところで、回転軸107に当接する電極1
20より電圧を印加するものでは、現像ローラ106の
回転により回転軸107と電極120のどちらかが摩耗
する。ここでは、電極120の硬度を回転軸107の硬
度より低くし、現像ローラ106の回転により電極12
0側が摩耗するようにする。一方、電極120の硬度を
回転軸107の硬度より高くした場合、回転軸107が
傷つき、現像ローラ106の耐久性が低下した。現像ロ
ーラ106は、感光体ドラム1、アニロクスローラ10
4等との位置精度を必要とされ、また、機械的な変動を
受けても変動が起きないように固定されている。一方、
電極120は板バネ状部材であり、一定の圧力で回転軸
107の端面に押し付けているものである。このため、
現像ローラ106と電極120との交換の手間から考え
ると、現像ローラ106の方が交換の手間を必要とす
る。また、電極が摩耗することで、電極120と回転軸
107との接点は常に新しい面が露出することになり、
電圧を損失することなく確実に印加できる。このよう
に、現像ローラ106の回転により電極120側が摩耗
する方が、電圧の安定した印加、交換の手間という点か
らメリットを有している。
【0059】図5は、現像ローラ106の回転軸107
の表面から電圧を印加する電圧印加手段の概略構成図で
ある。現像ローラ106の回転軸107の表面に接触す
るよう、電圧印加部材としての板バネ状の電極130を
設けた。電極130は回転軸107の表面と確実に接触
するよう、一定の圧力で押し付けられている。この電極
130を介して電源125より電圧を現像ローラ106
の回転軸107に印加する。このように、電極130を
回転軸107の表面には、回転軸107の端面のような
凹部がなく、平滑なため接触不良を起こすことおそれは
ない。このため、回転軸107の端面に接触させるもの
に較べて押し当ての圧力を小さくでき、また、接触面積
がせまい。そこで、電極130の摩耗量は少なくなる。
よって、電極130の耐久性を向上させることもでき
る。
【0060】また、現像ローラ106は機械的な応力を
受けて、回転軸107に垂直な方向についても変動する
ことがある。そこで、図6(a)、(b)に示すよう
に、電極130が現像ローラ106の回転軸107を挟
み、複数箇所で回転軸107と当接するような構成にす
る。これにより、現像ローラ106が回転軸と垂直方向
へ変動しても確実に電圧を印加することができる。ま
た、このような構成の電極130では、2枚の板バネ自
体の剛性力によって、回転軸107との接触状態が安定
するので、確実に電圧を印加することができる。
【0061】ところで、上記複写機では、画像形成部は
高電圧を使用し、かつ、高精度の部品で構成されてい
る。このため、現像ローラ106の回転軸107と電極
130との当接部で摩耗した摩耗粉が、機内を漂うと、
高電圧印加部に付着して異常放電を起こしたり、高電圧
印加部接点に摩耗粉が入りこみ、摩耗粉を通じて局所的
に電流が流れ部品を損傷する虞がある。また、摩耗粉が
液体現像剤60中に混入すると、現像特性を変化させて
画質を劣化させる。また、図7は、現像装置の液体現像
剤60を攪拌するギアポンプの概略構成図である。この
ギアポンプ150では、、かみ合わせたギア151、1
52間に液体現像剤60を通して攪拌する。このため、
ギア151、152の精度を高くしており、ギア間に摩
耗粉が入り込むと噛んでしまい、回転させることができ
なくなる。2つのギアが回転しないと、アニロクスロー
ラ104へ液体現像剤を送り込むための搬送スクリュ1
02,103へ液体現像剤60が供給されなく、正常に
動作しない虞もある。このように、摩耗粉が、機内を漂
うことを防止する必要がある。
【0062】図8(a)は、摩耗粉を回収する回収容器
の上面図、図8(b)は回収容器の断面図である。図8
(a)、(b)にしめすように、摩耗粉を回収する回収
容器140を電極130の下方に設けることにより、摩
耗粉は重力に従って落下し、回収容器140内に回収さ
れる。
【0063】また、電極130が磁性体である場合、磁
界発生手段により摩耗粉を回収することもできる。図9
(a)、(b)は、摩耗粉が磁性体である場合の摩耗分
回収手段の概略構成図である。電極130に磁界発生手
段としての磁石を設け、摩耗粉を磁石により確実に回収
する。よって、摩耗粉が機内を漂い、周辺装置に付着、
混入することを確実に防止できる。
【0064】
【発明の効果】請求項1乃至9の湿式画像形成装置によ
れば、液体現像剤を用いた湿式画像形成装置において、
潜像担持体と現像剤担持体との間に安定した現像電界を
形成して濃度ムラのない高品質な画像を形成するととも
に、電気的効率を向上させることのできるという優れた
効果がある。
【0065】特に、請求項2の湿式画像形成装置によれ
ば、安定した電圧印加が行え、かつ、交換の手間が少な
いという優れた効果がある。
【0066】特に、請求項3の湿式画像形成装置によれ
ば、現像ローラの安定した回転を妨げることがないとい
う優れた効果がある。
【0067】特に、請求項4の湿式画像形成装置によれ
ば、現像ローラが軸方向へ変動しても確実に電圧を印加
することができるという優れた効果がある。
【0068】特に、請求項5の湿式画像形成装置によれ
ば、電圧印加部材の耐久性を向上させることができると
いう優れた効果がある。
【0069】特に、請求項6の湿式画像形成装置によれ
ば、現像ローラが軸と垂直方向へ変動しても確実に電圧
を印加することができるという優れた効果がある。
【0070】特に、請求項7の湿式画像形成装置によれ
ば、摩耗粉が機内を漂い、周辺装置に付着、混入するこ
とを防止できるという優れた効果がある。
【0071】特に、請求項8の湿式画像形成装置によれ
ば、摩耗粉が機内を漂い、周辺装置に付着、混入するこ
とを確実に防止できるという優れた効果がある。
【0072】特に、請求項9の湿式画像形成装置によれ
ば、潜像担持体の寿命を長くすることができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る湿式画像形成装置の概略構成
図。
【図2】現像ローラの回転軸端面から電圧を印加する電
圧印加手段の概略構成図。
【図3】現像ローラが軸方向へ変動した場合の電極との
接触状態の説明図。
【図4】現像ローラの回転軸端面の断面図。
【図5】現像ローラの回転軸表面から電圧を印加する電
圧印加手段の概略構成図。
【図6】(a)現像ローラの回転軸を挟む電極の正面
図。 (b)現像ローラの回転軸を挟む電極の断面図。
【図7】現像装置の液体現像剤を攪拌するギアポンプの
概略構成図。
【図8】(a)摩耗粉を回収する回収容器の上面図。 (b)摩耗粉を回収する回収容器の断面図。
【図9】(a)摩耗粉を回収する磁石の上面図。 (b)摩耗粉を回収する磁石の断面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 20 帯電器 31 中間転写ベルト 32 転写ローラ 33 張架ローラ 40 除電ランプ 50 ドラムクリーニング装置 51 感光体クリーニングブレード 60 液体現像剤 100 現像装置 101 タンク部 102、103 攪拌スクリュー 104 アニロクスローラ 105 規制ブレード 106 現像ローラ 107 回転軸 108 クリーニングブレード 109 現像部 110 スイープローラ 111 クリーニングブレード 112 スイープ部 120 電極 125 電源 130 電極 150 ギアポンプ 151,152 ギア 153 液体現像剤入口 154 液体現像剤出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 有介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 竹内 則康 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉野 美枝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐々木 努 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H068 DA00 2H074 AA03 AA41 AA44 BB43

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に潜像を担持する潜像担持体と、表面
    にキャリア液中にトナーを分散した液体現像剤を担持す
    る現像剤担持体と、該現像剤担持体に該液体現像剤を塗
    布する塗布手段とを有し、該現像剤担持体と潜像担持体
    との間に電界を形成することにより、該現像剤担持体上
    に担持する液体現像剤によって該潜像担持体との対向部
    である現像領域で該潜像を現像する湿式画像形成装置に
    おいて、 上記潜像担持体表面移動方向における上記現像領域の下
    流側に該潜像担持体上の現像後の余剰トナーを除去する
    除去手段を設け、かつ、上記現像剤担持体が導電性弾性
    体からなる現像ローラであり、上記現像剤担持体と潜像
    担持体との間に電界を形成するための電圧を該現像ロー
    ラの回転軸に当接する電圧印加部材より印加することを
    特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、上
    記電圧印加部材の硬度が、上記現像ローラの回転軸の硬
    度より低いことを特徴とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の湿式画像形成装置にお
    いて、上記電圧印加部材が上記現像ローラの回転軸の端
    面に当接することを特徴とする湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3の湿式画像形成装置において、上
    記電圧印加部材が上記現像ローラの回転軸の両端面に当
    接することを特徴とする湿式画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2の湿式画像形成装置にお
    いて、上記電圧印加部材が上記現像ローラの回転軸の表
    面に当接することを特徴とする湿式画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の湿式画像形成装置において、上
    記電圧印加部材が上記現像ローラの回転軸を挟み、複数
    箇所で回転軸と当接することを特徴とする湿式画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】請求項2、3、4、5または6の湿式画像
    形成装置において、上記電圧印加部材の摩耗した粉体を
    回収する回収容器を該電圧印加部材の下方に設けたこと
    を特徴とする湿式画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項2、3、4、5または6の湿式画像
    形成装置において、上記電圧印加部材が磁性体であり、
    摩耗した磁性粉を回収する磁界発生手段を設けたことを
    特徴とする湿式画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8の湿式画像形成装置において、上記潜像担持体がa−
    Siであることを特徴とする湿式画像形成装置。
JP2001054737A 2001-02-28 2001-02-28 湿式画像形成装置 Withdrawn JP2002258619A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017040679A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2017078743A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017040679A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
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